「安全管理措置」6項目チェック内容(PDF)

安全管理措置に関する6項目
項目
チェック内容
対応のタイミング(優先順位)
従業員100人以下の
従業員101人以上
中小規模事業者
・特定個人情報等の適正な取扱いの確保について組織
として取り組むために、基本方針を策定
A:基本方針の策定(任意)
・従業者に周知徹底する
プライバシーポリー的なものです。任意となっています
が、それほど難しくはないので作成したほうが望ましいで
す。
△
△
(任意)
(任意)
◎
○
◎
○
◎
◎
◎
◎
○
○
「取扱規程」等を策定
B:取扱規程等の策定(義務的)
なお、従業員100人以下の中小規模事業者は、規程の策
定は義務ではありません。以下の2つを行うのみで良いと
されています。
・特定個人情報等の取り扱い等を明確化する
・事務取扱担当者が変更となった場合、確実な引継ぎを
行い、責任にある立場の者が確認する
・以下のa~eの措置をすべて講じなければいけません
C:組織的安全管理措置(義務的)
a. 組織体制の整備
b. 取扱規定等に基づく運用
c. 取扱状況を確認する手段の整備
d. 情報漏えい等事案に対応する体制の整備
e. 取扱状況の把握および安全管理措置の見直し
*従業員100人以下の中小規模事業者には
軽減措置あり
・事務取扱担当者の監督・教育
D:人的安全管理措置(義務的)
従来の個人情報保護法の取り扱いとほとんど変わりませ
ん。
・特定個人情報等を取り扱う区域の管理
・機器および電子媒体等の盗難等の防止
・電子媒体等を持ち出す場合の漏えい等の防止
・個人番号の削除、機器及び電子媒体等の廃棄
E:物理的安全管理措置(義務的)
例えば個人番号が記載された扶養控除等申告書をカギ
の掛かるキャビネットに保管するなど、個人番号が漏え
い等しないような保管体制を作りましょう。
また、不要になった個人番号は廃棄しましょう。
・アクセス制御
・アクセス者の識別と認証
・外部からの不正アクセス等の防止
・情報漏えい等の防止
F:技術的安全管理措置(義務的)
*従業員100人以下の中小規模事業者には
一部軽減措置あり
紙で管理し、情報をデジタル化していなければ、対応は
不要となります。