簡易麻酔器アネス(Anes)取り扱い説明書 導入箱 16G 針 注入口に差し込んだところ バルブ 図1 1. 麻酔薬の充填及び排液方法 10ml or 20ml のシリンジを使い,付属の針を取り付けて麻酔薬を適量吸い込み ます。次にシリンジの針を外して、本体の注入口にシリンジを差込みます。 バルブを開き、液面計を見ながらゆっくり液面計の上のライン近くまで入れて 下さい、(約 18ml 入ります。) 注入が終わったら、シリンジを抜きルアーキャップを閉めて下さい。 電源スイッチ 麻酔濃度設定棒 注入口 ルアーキャップ 排液は本体注入口にシリンジを差込み、 シリンジで吸い取って麻酔薬瓶に戻し、 注入口ルアーキャップとバルブを閉め てください。 バルブコックは 45 度位で閉じます。 バルブを閉じないと麻酔薬が蒸発します 注意1:本器は完全密閉構造で無い為、使用後は麻酔薬を抜いて下さい。 注意2:麻酔薬の注入排出時に電源スイッチに麻酔薬が掛からないよう注意し て下さい、故障の原因になります。 注意3:本器は濃度調整していますので、絶対に分解をしないこと! 2. 導入麻酔、維持麻酔方法 電源 麻酔濃度設定棒 バルブ (この写真は、別売の麻酔余剰ガス吸着フィルターを 使用しているところです。6 本入り¥20,000-) 図2 バルブを全開にし、電源を ON にします。 麻酔濃度設定棒を緑色のラインまで上に引き上げます。(約2%の麻酔濃度) 導入麻酔 適当な大きさのタッパーを利用して、動物とチューブをタッパー に入れ麻酔が掛かるのを待ちます。 図1参照 2-3分ラットを観察しながら、麻酔の濃度を麻酔濃度設定棒で最適な濃度 に微調整して下さい。 充分に麻酔が掛かったら、タッパーから動物を取り出し、シリコンマスクに 鼻先を入れて維持麻酔に入ります。 図2参照 (濃度設定は動物の様子を見ながら微調整してください) 注意:電源を入れた直後は、高濃度の麻酔ガス約12%が 20ml 程流れます。 20 秒程放出して下さい。 3. 麻酔の終了 麻酔濃度設定棒を最下部に押し下げ→電源を OFF→麻酔薬を抜き→バルブ コックを閉める。・・・・・終了 上面図 麻酔ガス濃度設定 青ライン 2% 黄 3% 無色 4.5% MAX 6% バルブコック この度は、簡易麻酔装置アネスをお買い上げ頂き誠に有り難うございます。 本器は、実験動物専用の麻酔装置です、診療目的ではご使用できません。 付属品リスト シリコンマスク: 大、小 各 1 個、シリンジ: 1本 ニードル: 1 本、予備キャップ: 1個 チューブ: 1 本、コネクター: Y,ストレート、各 1 個 仕 様 AC100V 1W、流量 300ml/分±10%、麻酔濃度 0~7%±15%、液量 18ml 〒273-0018 千葉県船橋市栄町1-9-1-111 株式会社バイオマシナリー 電話 047-432-0091 Fax047-431-7979 本器はエアーポンプ、パッキン、O リングなどが劣化しますので 年に一度の定期点検を推奨します。基本料金¥25,000-税別送料別
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