愛媛県立川之石高等学校 同窓会総会 校長あいさつ 校長の和田真志でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本日、平成27年度川之石高校 同窓会総会が開催される運びとなりました。 お忙しい中、たくさんの方にご出席いただき、校長として大変感謝いたしてお ります。誠にありがとうございます。 昨年度、みなさまに、たくさんの御寄付やさまざまな御助力をいただいたこ とに心より感謝を申し上げます。 本日の会は、100周年に際しましてお力添えをいただきましたことに対す るお礼についても、併せてさせていただくという趣旨であるとのことです。 最初に、川高の近況について、簡単に申し述べます。 部活動では、県総体に139名が出場する実績をあげました。全校生徒33 0名あまりですので、在校生の4割を超える生徒が予選を通過したことになり ます。その中でも、陸上競技部、卓球部、水泳部が四国大会に進出し、ソフト テニス部女子におきましては、四国大会で団体準優勝したほか、まさに今、個 人戦で全国高校総体に出場しているところであります。 野球部もここ数年、公式戦での勝利が遠のいておりましたが、今年度、見事 初戦を突破しております。 文化部でも、先ほどパフォーマンスを披露してくれた書道部を初めとして、 さまざまな成果を上げております。吹奏楽部は、折しも本日がコンテスト当日 でございまして、この会で演奏をご披露できませんでしたが、必死で頑張って いることと思います。 大切なご報告が一点ございます。今年度から、本校福祉サービス系列が、 「福 祉系高校」として文科省の認定を受けました。 簡単に申し上げますと、県下で唯一、高校卒業時に、介護福祉士の国家試験 の受験資格を取得できる高校となりました。他校では、卒業後、専門学校等に 2年以上通うなどの道を経なければなりませんが、そういったことがいらない、 特別な学校ということで認めていただいたわけであります。 この開設・開講にあたりましては、今年10月29日に、南予老人福祉施設 連絡協議会とも連携いたしまして、開講イベント・開講式を開催する予定であ りますので、ご紹介申し上げます。この認定により、地元に留まりながら、こ の八幡浜市に貢献できる生徒、地域を活性化できる生徒を育成できると考えて おります。 さて、みなさまにお支えいただいた川之石高校100周年事業につきまして は、周知のとおりでございますが、これら諸行事が無事に終えられましたこと も、ひとえに全国の諸先輩方のおかげであると心より感謝いたしております。 あらためてお礼を申し上げます。 なお、創立100周年記念事業期成会の事業及び予算を引き継ぐために、昨 年、川之石高等学校教育振興会を立ち上げまして、本校の教育環境の整備等を 計画的・継続的に実施することとしております。 今年度の計画といたしましては、一つに、川之石高等学校100年の歴史を 刻む石碑の建立がございます。これは、本校の起源や沿革を刻み、本校生徒の 愛郷心を育てる教材として活用するというものでありまして、現在、その実現 に向けて諸作業を進めているところでございます。 もう一つに、全国上位入賞の実績があるソフトテニス部の日々の練習や野球 部等の遠征に必要なマイクロバスですが、老朽化してきたため、生徒の安全と 安心を確保するために、中古のマイクロバスを購入し、現在順調に稼働してお ります。このことを合わせて御報告申し上げまして、はなはだ簡単ではござい ますが、私の挨拶とさせていただきます。
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