RIDA黄色ブドウ球菌毒素A-E_150911

AZmax 食品・飼料・環境・農業 の検査キット
RIDA スクリーン黄色ブドウ球菌エンテロトキシン(SET A,B,C,D,E)
ELISA 法による黄色ブドウ球菌エンテロトキシン(A,B,C,D,E)の同定検査
ELISA 法により、様々な食品・牛乳や培養液における黄色ブドウ球菌エンテロトキシン A,B,C,D,E そ
れぞれを検出、同定します。各毒素に対する特異抗体を個別ウェルに配置、全毒素の検出と同定を約3
時間 45 分で行うことが可能です。感度も約 0.25ng/mL(ppb)と高く、多くの検査室で採用されています。
品名
コード№
仕様・価格
キット内容
RIDA スクリーン 黄色ブドウ球菌エンテロトキシン(SET ABCDE)キット (製造:r-Biopharm 社)
(4412P)
12 テスト 40,000 円
マイクロタイタープレート:8ウェルストリップ×12本、陽性コントロール、複合体1液、複合体2
液、発色基質液、反応停止液、洗浄バッファー原液:各1本
目的・用途
食品・牛乳・菌培養液等の黄色ブドウ球菌毒素(SET A,B,C,D,E)の同定、スクリーニング定性検査
原理と
検出限界
ELISA 法
約 0.25ng/mL(ppb)(但し検体や前処理によります。)
所要時間
保存条件
約3時間 45 分
4~8℃、露光厳禁
前処理
牛乳:
3,500G で 10 分間(原乳の場合 10℃)の遠心分離で脱脂、100μL をとる
培養液: 3,500G で5分間遠心分離、上清をさらに無菌ろ過、100μL をとる
すべての場 食品:
試料 10~25gに試料1g当たりPBS(pH7.4)1.5mL を加え、15 分間振とう。
合において
3,500G で 10 分間遠心分離、脂肪層を取り除き、上清 100μL をとる
試料を滅菌 油脂 40%以上の食品:
試料 10~25gに試料1g当たりPBS(pH7.6)1.5mL を加え、振とう、
フィルター
3,500G で 10 分間遠心分離、上清 2mL をとりヘプタン 2mL と激しく振とう、3,500G
でろ過
で5分間遠心分離、水層 100μL をとる
操作
①ウェルA~Gに試料、Hに陽性コントロール液を 100μL
↓35~37℃で 60 分インキュベート
抗毒素 A が゙コート
②ウェル内の液を廃棄後、希釈洗浄液 300μL で洗浄(5回) 抗毒素 B がコート
③複合体1液 100μL を加えて手で緩やかに振とう
抗毒素 C がコート
↓35~37℃で 60 分インキュベート
抗毒素 D がコート
④ウェル内の液を廃棄後、希釈洗浄液 300μL で洗浄(4回) 抗毒素 E がコート
陰性コントロール
⑤複合体2液 100μL を加えて手で緩やかに振とう
↓35~37℃で 30 分インキュベート
陰性コントロール
⑥ウェル内の液を廃棄後、希釈洗浄液 300μL で洗浄(4回) 陽性コントロール
⑦発色基質液 100μL を加えて手で緩やかに振とう
↓アルミホイルで覆って 35~37℃で 15 分インキュベート
⑧反応停止液 100μL を加えて手で緩やかに混合、
↓30 分以内に、フォトメーター(450nm)で吸光度を測定
⑨ウェルF,Gの陰性コントロールの吸光度平均値+0.15 を閾値として判断
その他必要 フォトメーター(450nm)、遠心分離機、ホモジナイザー、100μL 用マイクロピペット、メスピペット、
機器・試薬 滅菌フィルター(孔径 0.2μM)、りん酸緩衝生理食塩水(PBS)、n-ヘプタン(油脂 40%以上の食品
で使用)、インキュベーター、マイクロプレート・リーダー、BHI 培地(培養液の分析で使用)
その他
A-E のエンテロトキシンを総量として検出する RIDA スクリーン SET トータル(4105)もございます。
本品は食品衛生・環境等に関わる自主検査用キットであり、臨床検査等診断に用いることはできません。 必ず取扱説明書等を
ご覧頂き、使用・保管・廃棄等の方法には充分ご注意下さい。 なお、価格・仕様など、内容を予告無く変更する場合があります。
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