熱伝達 - Low-E 節能複層玻璃

ガラス低輻射玻璃
熱伝達
Low-Eガラスを使用して窓が行う熱伝達を減らすことができる。熱伝達の代表係数はU値(熱貫流
率)で、小さいほど熱伝達阻止能力がいいことを表わす。その理論計算式は以下の通り:
U=
室內側
輻射
室外側
輻射
=
1
室外側熱輻射+ガラス熱伝導+室内側熱輻射
1
1
d
1
+ +
4.9 × ε1 + 16.3 K 5.4 × ε2 + 4.1
ε1 &2 :ガラス内外側輻射率
d:ガラス厚み (m)
K :ガラス熱伝導係数 (W/ m℃ )
ガラス
熱伝導
普通ガラスと比べて、Low-Eガラスの室内側輻射率は比較的低い(0.84:0.05)、上の式の丸で囲
んだ部分が大きくなると、全体計算でU値が小さくなり、Low-Eガラスが比較的良い熱伝導阻止能
力を備えていることを意味する。
Low-E合わせとLow-E複層比較
複層にしたガラスは、熱伝達はもともとの伝導、輻射以外、対流が増える。理論計算式と図は以
下のように修正される:
U=
=
1
室外側輻射+室外側ガラス熱伝導+中空層熱対流+室内側ガラス熱伝導+室内側熱輻射
1
d
d
1
1
1
+ 1 +
+ 2 +
4.9 × ε1 + 16.3 K 1 h s K 2 5.4 × ε2 + 4.1
もし貼り合わせガラスと比べると、下の図の通り
複層ガラス
貼り合わせガラス
室外側
輻射
室內側
輻射
室內側
輻射
熱伝導
PVB
熱伝導
熱伝導
熱伝導
熱伝導
中空層
熱対流
室外側
輻射