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嵐山町立菅谷中学校だより
第9号
学校教育目標
「自ら学ぶ生徒、心豊かな生徒、身体をきたえる生徒」
《自ら考え判断し、正しい行動のできる生徒》 平成27年1月
◎目指す学校像
【絆のもと、挨拶と笑顔あふれる元気な学校】
新年明けましておめでとうございます。保護者の皆様、地域の皆様に置かれましては、
益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。お陰をもちまして、昨年度菅谷中学校は大変落
ち着いた中で授業、学校行事、部活動に取り組むことができ、成果を上げることができま
した。これも皆様の教育活動へのご理解とご協力のおかげであると感謝申し上げます。現
在菅谷中学校がどのような状態にあるのか「知・徳・体」の様子をお知らせいたします。
学習面においては、3年生の「全国学力テスト」で県平均、全国平均を全て大きく上回
り県内でも上位に位置していることがわかりました。又、各学年とも落ち着いた雰囲気で
授業に取り組んでいます。2学期の期末テストにおいても2年生は1学期の中間や期末テ
ストの平均点より上がっています。これは問題や学習内容が難しくなったにも関わらず努
力して学習している生徒が増えてきたことの表れであると考えます。1年生は中学校生活
にも慣れ、自主性が出てきました。授業態度も真剣になり学習意欲が高まった生徒が増え
ています。テスト週間で朝練習のない日には、上級生を見習い学校に早く登校し、いわゆ
る「朝勉」をしている生徒が各クラス10人位います。
学習面は大変良くなっていますが、全ての生徒が良くなっているわけでは
ありません。我々教員も「わかりやすい授業」を工夫し、全ての生徒を
やる気にさせ、学力が向上するよう努力しますのでご協力お願いいたしま
す。
心の面においては各学年とも大きなトラブルや問題行動は見受けられませんでした。私
が今まで見てきて、菅谷中学校の良い面は「足を引っ張る生徒がいない」ということで
す。学級や行事において、リーダーがやることに皆が協力して成果を上げています。修学
旅行や林間学校でも大変素晴らしい体験となりました。これから1年生の「川越めぐり」
があります。どんな成果を上げてくれるか大変楽しみです。また、菅谷中学校では先輩後
輩の仲が大変うまくいっています。けじめを大切にしながら、先輩の良い面をしっかり見
習い、後輩の面倒をしっかり見る。これぞ「菅谷中学校の伝統」です。挨拶もほとんどの生
徒がしっかりでき、地域の人からもお誉めの言葉をいただいています。子どもたちにも
「中学生は地域から守られるのではなく、信頼され頼られる存在になること」と話しています。
より良い菅谷中学校を作っていきたいと考えます。
体力面においては体育の授業、体育的行事、部活動を中心として、
「たくましい体と心の育成」に取り組んでいます。体力テストの平均値では
3分の2の項目で県平均を上回ることができました。部活動では多くの種目で比企地区で入賞
し毎回2~3の部が県大会に出場しています。上位入賞できなくとも毎日の活動は大変真
剣に取り組んでいます。昨年の新人戦陸上においては陸上部がないにもかかわらず2年生
男子の選抜チームは男子400Mリレー優勝、女子400Mリレー3位で総合4位という
比企でもトップクラスの成績を収め、菅谷中の運動面のレベルの高さを証明してくれまし
た。その他でも文化部の取組、合唱、絵画、英語弁論、そして習い事のダンス等大変素晴らしい
成果を上げています。
今年度もあと3カ月となりました。3学期はまとめの学期です。より良い
菅谷中学校を作り上げますので、本年もよろしくお願いいたします。
自転車通学者のヘルメット着用
昨年12月の嵐山町議会において、中学生の自転車使用時におけるヘルメットを町で予
算化していただきました。それを受け教育委員会と町内中学校では平成27年度から自転
車通学者及び部活動等学校関係で自転車を使用する場合はヘルメットの着用を義務化いた
します。これは中学生の自転車使用による交通事故の増加を受け、より安全意識の向上を
図る取り組みです。本校でも4月から実施します。これに伴い自転車通学の規定や範囲も
見直す予定です。3月には詳細をお伝えできると思います。又、ヘルメットの着用につい
ては学校だけでは指導が難しいところもありますので、保護者の皆様、地域の皆様のご協
力をお願いいたします。