２０１５年３月５日各位ＣＫＤ株式会社 http://www.ckd.co.jp/ 国内最高速、世界最小クラスの省スペースを実現したピロー包装機「メディカルピローＨＰＬ－８０Ｅ」発売のお知らせＣＫＤ株式会社（本社：愛知県小牧市、代表取締役社長：梶本一典）は、錠剤やカプセルなどの医薬品を包装するＰＴＰ（※１）システムにおいて、日本国内で８０％以上のシェアを持つトップメーカーであり、製薬会社様より高い評価をいただいております。この度、ブリスター包装機の後工程であるピロー包装機（※２）で、国内最高速の包装能力で世界最小クラスの設置スペースを実現した「メディカルピローＨＰＬ－８０Ｅ」を、株式会社フジキカイと共同開発いたしましたのでお知らせいたします。１．開発の背景２０１０年に業界最速レベル(※３) のブリスター包装機「エコブリスターＦＢＰ－８００Ｅ」を発売し、お客様の生産性向上のニーズにお応えしてまいりました。そして後工程であるピロー包装機において、高能力でありながら安定生産とコンパクト性を両立する装置の開発が求められてきました。お客様の生産体制そのものを改革するこの新たなニーズに、当社はピロー包装機のトップメーカーである株式会社フジキカイと共同開発で、医薬専用ピロー包装機「メディカルピローＨＰＬ－８０Ｅ」を開発いたしました。 ※１ＰＴＰ（Press Through Pack）：包装体を指で押して取り出す包装形態の頭文字の略 ※２ピロー包装：ＰＴＰ包装した医薬品の防湿性をより高めるために、小包装単位（例：１０錠／シート×１０枚を１パックずつ）ごとにポリエチレンやアルミフィルムなどで二次包装したもの。ピロー（pillow：枕）状に密封されたパッケージ。食品などの包装形態にも用いられている。 ※３８０００錠／分（従来機６０００錠／分）写真のデータをご提供いたしますので、ご希望の場合は [email protected] までご連絡下さい。２．特長および新たな取り組み「安全・安心」をキーワードに、日本市場で求められる製品の美しい仕上がり「美観品質」にこだわり、生産性向上とコンパクトさを両立し、包装材料を削減することで環境にも配慮いたしました。（１）国内最高速の包装能力を実現従来機６０００錠／分から８０００錠／分を可能にし、生産能力は約１．３倍アップしました。（２）設置スペースは世界最小クラスピロー機の前工程と後工程のラインを含め従来の７．５ｍから、１ｍ短縮して６．５ｍで設置が可能です（設置面積で１５％削減）。お客様である製薬会社では、クリーンルームで使用する機械のため、少しでもラインの長さを短くする要求が多く、この要望にお応えします。（３）包装材料を１０％削減包装材料を削減することで、環境負荷低減とランニングコストの削減に貢献します。３．狙い「メディカルピローＨＰＬ－８０Ｅ」をラインナップに加えることで、低速から高速まですべての包装ライン全体を自社製で揃えることができ、ライン全体での売上増を目指します。４．主な仕様包装能力処理枚数最大８０袋／分５．定価１台４，０００万円６．販売計画初年度４億円（包装ライン１０ラインで２０億円）３年後６億円（包装ライン１５ラインで３０億円）７．発売日２０１５年３月１０日以上＜お問合せ先＞ＣＫＤ株式会社総務部杉浦または中山メールアドレス [email protected] ＴＥＬ０５６８－７４－１１１１ＦＡＸ０５６８－７７－１１２３