1 Unit 3 セルフ・ラポール ~自己催眠の法則~ あなたは

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Unit 3
セルフ・ラポール ~自己催眠の法則~
あなたは自分が好きですか?
人間、誰でも自分が一番可愛いものです。自分を他人や周囲と比べ「何であいつはあん
なにイイ思いをしているのに、いつも俺ばかり損をするんだ!」「あいつのドコがイイん
だ? 俺だって見劣りする訳じゃないのに…」「俺はこんなに誠実で優しい男なのに、どう
して分かってくれないんだ!」などなど、あなたも一度や二度は思った事があるでしょう。
人間は基本的に自分が一番可愛いのです。
ところが「自分の事が好きですか?」
「自分を愛せていますか?」と問われると、答えは
変わってきます。自分で自分の嫌なところも知っているし、少なからず今の自分に問題を
感じているからです。あなたも意思の力だけじゃどうしてもコントロールできない自分が
いる事に、もう既に気がついているのではないかと思います。
あなたは自分を信じていますか?
※ セルフ = 自分
※ ラポール = 信頼関係
上記だとするならば、セルフ・ラポールとは「自分と信頼の関係を築く事」といえます。
つまりセルフ・ラポールを直訳すると、
“自信”と言い換える事ができるでしょう。では;
※ なぜ人は自分を信じる事が大切なのでしょうか?
(詭弁・自己欺瞞はダメ)
※ どのようにすれば、自分を信じる事が出来るようになるのでしょうか?
自分に自分を任せきる
カウンセリングや催眠療法では「ラポールが大切だ」と繰り返し教えられます。それは
クライアントが治癒されるためには、セラピストにある意味、自分の身も心も任せ切らな
くてはならないからです。
では、セルフ・カウンセリングをしたり、自己催眠を施術したりする際にはどうでしょ
うか? やはりラポールがなくてはなりません。
「自分を信じて、自分を自分に任せきる」
、
という事ができなければ、効果的な自己催眠による自己変革は遂げられないでしょう。
注意点;
※ 自己催眠による自己変革には、気が付く事が極めて難しい
※ 現状維持の法則により、必ず潜在意識的な抵抗(顕在意識的な言い訳)が生じる
※ 結果は意図しない形で現われる事が多い(神は我々が知る以上の方法を知っている)
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催眠と脳波
催眠と、脳波についての基礎知識を得ておきましょう。人間の脳の電磁気的な活動は脳
波計を使って測定できる。脳内には約 10 ワットの電流が流れ、脳波計はそれを脳波として
測定する。脳波には基本的に4つの種類がある。ベータ波、アルファ波、シータ波、デル
タ波だ。これはすべて毎秒 0~40 サイクル(CPS)のエネルギー領域にふくまれる。近年、
「脳波療法」といった種類の本が数多く出版されている。右脳と左脳を同調させるための
電気的な光と音を、ヘッドフォンで脳に送りこむという商品もある。脳には波長を変える
力があり、それによって個人のふるまいや体内の非随意機能にもはたらきかけるであろう
可能性がこれでわかる。催眠が脳波に変化を与える事は、実験データから検証されている。
β ベータ波(14~33CPS)
覚醒時の脳波。肉体も顕在意識も機敏にはたらいている。目覚めて活動しているほとん
どの時間を私たちはこの状態ですごしている。緊張感に関連する。批判的な思考レベル。
手紙を書いたり、買物リストを作ったり、数学の問題を解いたりしているのはこの時であ
る。ベータ状態の平均値は 21CPS。
苦痛、怒り、恐怖、歓喜などの感情が高まった状能では 30CPS まであがる場合もある。ベ
ータ状態では、私たちは時間と空間の枠内で生きているのを感じる。
α アルファ波(8~13CPS)
想像性を高め身体的なリラックスをさそう脳波。催眠および深い瞑想状態をつくりだす。
学習に効果的な状態。選択した対象に意識を集中できる。「ひとつ」にしぼりこんで集中す
ることも「全体」に集中することもできる。研究によれば、私たちは自分でも知らないうち
に1分間に5回から30回、アルファ状態に入っては出てきている。
「そういえば、昨日は
どうやって家まで車を運転して帰ったのだろう?」という時はそういう状態かもしれない。
アルファ状態は頭を活発に働かせている状態と睡眠とのあいだにある、脳の「空ぶかし」状
態と研究者は説明する。アルファ波状態にいる時、緊張はしていないが知覚は敏感になる。
心拍数も落ちる。
θ シータ波(4~7CPS)
睡眠と覚醒のさかい目。私たちは朝と夜、少なくとも1日に2回シータ状態を通過する。
筋肉活動、心拍数、血圧は制御されている。科学者、発明家、作家、詩人など、創造力を
使う職業の人はしばしばこのレベルで活動している。まどろんで空想しているような状態
を利用して発見や答えを得ているのだ。
δ デルタ波(3~7CPS)
ぐっすりと眠っている状態。脳内の活動はさらに深く休息する。夢を見ている。私たち
は身体的、精神的に必要な処理を夢のなかでする。休息と再生のとき。新たな細胞が生産
されるときでもある。睡眠がたりないとデルタ状態を体験していないので心身の不調の原
因にもなる。
(「ヒプノセラピー」A・M クラウズナー博士著 VOICE 出版より引用)
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意識変化(脳波変化)の自覚
真っ暗闇で自分の手を動かしても、自分の手なのに正確にどこにあるかよくわかりませ
ん。生まれつき耳の聞こえない人は、自分の声を聞いた事がない為に正しい発音ができま
せん。モニターを消していてはテレビゲームを楽しむ事はできません。
人間が自分の行動を(内的行動も含め)コントロールする為にはフィードバック機構が必要
なのです。人間は自分のしている事の客観的な観察ができて、初めてコントロールができ
るようになってくるのです。ですから自分の脳波をコントロールする為には、自分が今ど
のような脳波状態にあるかを、客観的に分かっている必要があります。つまり、自分に目
覚めている状態。文字通り自分の意識を自覚している必要があるのです。
客観的に自覚した状態で練習し身体に憶え込ませれば、真っ暗闇でも正確な行動がとれ
るようになります。事故や病気などで後天的に全聾になった人は、自分の声をフィードバ
ックして聞いた経験があるので、耳が聞こえなくなっても正確な発音ができます。同じよ
うに、ゲームでも多くの回数を重ね身体(イメージ)にしみ込ませれば、モニターを消した状
態でも、ある程度クリアできるようにすらなります。
下記が、意識(脳波)が変化した時に自覚できる主観的な感覚です。
脳波変化の主観的感覚
β波:時系列で理論的思考をします。イメージに筋が通っており言葉を使うのが特徴です。
冷静なつもりでも感情や衝動に支配されているので、理論が自己正当化的です。
α波:言葉を離れ視覚・聴覚・触覚でイメージします。感情や衝動にとても冷静です。
θ波:イメージが自分のコントロールを離れ一人歩きをし、強い感情が噴き出してきます。
δ波:記憶のサイクルがドンドン短くなって、一瞬前のイメージも思い出せなくなります。
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