「新規開業、その後」 Vol.21 [PDF/674KB/1ページ]

連載 第21回
地域にあった質の高い獣医療提供を
飼い主さんと一緒に考え地域貢献を目指して
2014年3月、鹿児島県鹿児島市にオープンされた、きくなが動物病院。
院長の菊永先生に開業の経緯と開業されてからの感想をお伺いしました。
きくなが動物病院
院 長:菊永 栄作 先生
開業年月:2014年3月
開業場所:鹿児島県鹿児島市
診療科目:獣医科
医院URL:http://kikunaga-ah.com/
Q1 開業のきっかけは?
大学を卒業後、県公務員の獣医師として食肉検査所・
保健所に勤務していました。
『命の尊さ』についてもっと自分にできることはな
いか、ずっと考えていました。そこで動物病院であれ
ば命を救うことができると考えて、40歳で県公務員を
退職し小動物臨床に進んで、自らが思う獣医療実現に
向け開業を決意しました。
Q2 医師になって本当にやりたいと思っていたことは?
地域の皆さんに親しまれつつ質の高い、また鹿児島
という地域に合ったより良い獣医療を提供できるホー
ムドクターになりたいと思っています。
動物を家族の一員(人生の伴侶)と考え、患者さんと
の対話を大事にしています。わんちゃん・猫ちゃんた
ちにとって何がいちばん大切なのかを患者さんと一緒
に考え、家族の健康管理のお役に立てる動物病院を目
指しています。
Q3 日本光電のコンサルタントの価値は?
先 に 開 業 さ れ た 先 生 か ら の 紹 介 で 東 京( 株 )
の 園 原 さ ん を 紹 介 し て い た だ き ま し た。 鹿 児 島 に
帰ってからは九州(株)の田平さんにお世話になりまし
た。主に医療機器の選定をしていただきましたが、機
器の選定だけでなく開業に関するさまざまなことにつ
いて、アドバイスやサポートをしていただいて、コン
サルタントのお二人には感謝の気持ちでいっぱいです。
また、勤務地と開業場所が離れていましたが東京と
鹿児島間でのお二人の連携が良く、打合せなどがスムー
ズに進んで非常に助かりました。開業準備の際も、ベ
ストな選択をしていただけました。信頼できるお二人
のおかげもあって、あまり開業の苦労は感じませんで
した。今も「何かあったら、日本光電の園原さん、田
平さん」と思っています。
Q4 実際に開業をされた感想をお願いします。
勤務医の頃とは責任が格段に異なります。しかしな
がら、獣医師である前に人として、物事に対して地道
に誠実に接していけば、周りの方にわかっていただけ
るのではないかと思います。そういう意味で人との出
会いはすばらしいと感じています。
『我以外皆我師』の言葉を胸に、これからも精進し
ていきたいと考えています。
菊永院長
受付
ありが とうございました
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