-1- 議 事 日 程 (第1号) 平成26年11月28日(金曜日)午前10時 開議

議
事 日
程
(第1号)
平成26年11月28日(金曜日)午前10時
開議
日程第1 会議録署名議員の指名について
日程第2 会期の決定について
日程第3 諸般の報告について
行政報告
報 第 20号
委員長報告及び議員派遣報告
報 第 2 1 号 馬瀬総合観光株式会社の経営状況の報告について
日程第4 請願第3号 地域振興・地域林業の確立に向けた「山村振興法」の延長と施策拡充に
係る請願
日程第5 承 第 1 2 号 専決処分の承認について(平成26年度下呂市一般会計補正予算(第
6号))
日程第6 承 第 1 3 号 専決処分の承認について(平成26年度下呂市一般会計補正予算(第
7号))
日程第7 議 第 100号
下呂市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
日程第8 議 第 101号
下呂市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につ
いて
日程第9 議 第 102号
下呂市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部
を改正する条例について
日程第10
議 第 10 3 号 平成26年度下呂市一般会計補正予算(第8号)
日程第11
議 第 10 4 号 平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算
(第4号)
日程第12
議 第 10 5 号 平成26年度下呂市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)補正
予算(第3号)
日程第13
議 第 10 6 号 平成26年度下呂市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第
3号)
日程第14
議 第 107号
平成26年度下呂市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
日程第15
議 第 108号
平成26年度下呂市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
日程第16
議 第 109号
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(診療施設勘定)補正予算
(第3号)
日程第17
議 第 110号
平成26年度下呂市水道事業会計補正予算(第3号)
日程第18
議 第 111号
平成26年度下呂市下呂温泉合掌村事業会計補正予算(第3号)
日程第19
議 第 112号
平成26年度下呂市立金山病院事業会計補正予算(第2号)
日程第20
議 第 113号
字の区域の変更について
日程第21
議 第 114号
下呂市立萩原南保育園の指定管理者の指定について
-1-
日程第22
議第115号 指定金融機関の指定について
日程第23
議第116号 下呂市基金条例の一部を改正する条例について
日程第24
議第117号 下呂市特別会計条例の一部を改正する条例について
日程第25
議第118号 下呂市国民健康保険条例の一部を改正する条例について
日程第26
議第119号 下呂市税条例の一部を改正する条例について
日程第27
議第120号
下呂市福祉事務所設置条例及び下呂市福祉医療費助成条例の一部を改正
する条例について
日程第28
議第121号
下呂市介護保険法に基づく指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並
びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に
係る基準に関する条例について
日程第29
議第122号
下呂市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備
及び運営に係る基準に関する条例の一部を改正する条例について
日程第30
議第123号
下呂市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人
員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予
防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正す
る条例について
日程第31
議第124号
下呂市介護保険法に基づく指定地域密着型介護老人福祉施設の指定に係
る入所定員等に関する条例の一部を改正する条例について
日程第32
議第125号
下呂市介護保険法に基づき地域包括支援センターの設置者が遵守すべき
基準に関する条例について
日程第33
議第126号
下呂市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額に関
する条例について
日程第34
議第127号
下呂市道の駅南飛騨小坂はなもも条例について
日程第35
議第128号
下呂市農林水産物等生産加工展示販売施設条例の一部を改正する条例に
ついて
日程第36
議第129号
下呂市緑地等利用施設条例ついて
日程第37
議第130号
下呂市市営住宅条例の一部を改正する条例について
日程第38
議第131号
下呂市学校給食センター条例の一部を改正する条例について
日程第39
議第132号
下呂市附属機関設置条例の一部を改正する条例について
日程第40
議第133号
平成26年度下呂市一般会計補正予算(第9号)
日程第41
議第134号
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第
5号)
日程第42
議第135号
平成26年度下呂市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)補正予算
(第4号)
日程第43
議第136号 平成26年度下呂市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第
-2-
4号)
日程第44
議第137号
平成26年度下呂市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
日程第45
議第138号
平成26年度下呂市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
日程第46
議第139号
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(診療施設勘定)補正予
算(第4号)
日程第47
議第140号
平成26年度下呂市水道事業会計補正予算(第4号)
日程第48
議第141号
平成26年度下呂市下呂温泉合掌村事業会計補正予算(第4号)
出席議員(15名)
議長
中
島
達 也
1番
田
中
副
武
2番
今
井
政 良
3番
今
井
美
好
4番
今
井
政 嘉
5番
各
務
吉
則
6番
山
川
博 己
7番
中
島
博
隆
8番
伊
藤
嚴 悟
9番
一
木
良
一
10番
服
部
秀 洋
11番
吾
郷
孝
枝
12番
中
島
新 吾
14番
中
野
憲太郎
16番
二
村
勝 己
欠席議員(なし)
欠
員(1名)
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職・氏名
市
長
野 村
誠
教
育
長
大
屋
哲 治
監
査
委
員
杉
山 好
巳
会 計 管 理 者
川
口
太 三
総
務
部
長
星
屋 昌
弘
経営管理部長
桂
川
国 男
市
民
部
長
二
村 尚
彦
福
祉
部
長
松
村
勝 久
健康医療部長
熊
﨑 武
司
農
林
部
長
中
島
義 彦
観光商工部長
二
村 文
裕
建
設
部
長
齋
藤
和 弘
上下水道部長
今
井 雅
彦
環
境
部
長
今
井
弘 司
教
育
部
長
中
川 好
美
消
長
熊
﨑
守
金
事
山
務
病
局
院
長
今
井 能
和
萩
事
原
務
振
所
興
長
今
井
藤 夫
小
事
坂
務
振
所
興
長
土
川 正
文
下
事
呂
務
振
所
興
長
大
谷
克 己
-3-
防
金
事
山
務
振
所
興
長
加
藤 和
男
馬
事
治
書
瀬
務
振
所
興
長
藤
森
充
記
大
坪
仁 文
本会議に職務のため出席した者の職・氏名
議会事務局長
中
書
田 立
記
丸 修
雅
宏
-4-
午前10時00分
開会
◎開会及び開議の宣告
○議長(中島達也君)
おはようございます。御苦労さまでございます。
ただいまの出席議員は15名で定足数に達しています。
よって、平成26年第7回下呂市議会定例会を開会いたします。
本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
なお、報道機関、広報「げろ」及び下呂ネットサービスより取材の申し込みがございましたの
で、これを許可いたします。
また、本日は副市長が公務のため欠席であります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎会議録署名議員の指名について
○議長(中島達也君)
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、3番
今井美好君、4番
今井政嘉
君を指名いたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎会期の決定について
○議長(中島達也君)
日程第2、会期の決定についてを議題とします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日から12月9日までの12日間といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から12月9日までの12日間に決定いた
しました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎諸般の報告について
○議長(中島達也君)
日程第3、諸般の報告について行います。
市長行政報告、議長報告、例月現金出納検査報告及び専決処分事項は、お手元に配付のとおり
でありますので、ごらん願います。
報第20号
委員長報告及び議員派遣報告を行います。
閉会中において総務教育民生常任委員会並びに産業経済常任委員会で行政視察が行われており
ます。また、議員派遣も行われましたので、それぞれの報告を求めます。
-5-
総務教育民生常任委員会委員長
一木良一君。
○総務教育民生常任委員長(一木良一君)
総務教育民生常任委員会で行政視察を行いましたので、委員長報告をさせていただきます。
当委員会では、当初から小・中学生の情報教育、いわゆるスマホ等の利用関係ですね。そして、
少子化対策として未婚者支援対策事業、そして高齢化に伴う認知症対策といった、以上の3点に
ついて問題意識を認識しておりました。そういう内容で、当年10月22日から23日の2日間、視察
を行ってまいりました。
視察先は先進地であります愛知県刈谷市、東海市、そして滋賀県近江八幡市の3カ所でありま
す。出席者は、委員6名、健康福祉部長、教育部長、議会事務局主任主査、計9名でございます。
まず、愛知県の刈谷市におきましては、小・中学生情報教育について調査をいたしました。刈
谷市では、平成26年4月から市内全小・中学生、児童を対象に、午後9時以降のスマートフォン、
携帯電話の利用禁止を決定しております。児童が情報通信機器によるいじめ、トラブル、犯罪に
巻き込まれる事例が多発している状況を鑑み、それを少しでも防ぐための処置であります。当委
員会において、下呂市児童・生徒においても同様の事案が発生する危惧を覚え、先進地刈谷市か
ら取り組みの経緯やその後の反応、関係者への影響や実態、効果等について学んでまいりました。
結果につきましては、市全体にスマホ、携帯の使用制限を呼びかけたことは、小学校保護者に
おいては95%が望ましいと思うとの結果であったそうです。また、中学校でも多数が賛同的であ
ったと。感触からしますと、各家庭におおむね好意的に受け入れられているということでありま
した。
現在、刈谷市の取り組みは県内外へ徐々に浸透しつつありますし、また今後についてはこの取
り組みをなお一層保護者や生徒会等の協力を得て進めていきたいとのことでありました。
続きまして、未婚者の支援対策事業、愛知県東海市であります。
全国的にも、下呂市においても、また大変深刻な問題である少子化問題、その問題の原因の一
つでもあります若者の未婚化問題、先進地における支援対策の中身や効果と現状について学んで
まいりました。
調査結果であります。
東海市では、未婚者の出会いの場の創出だけにとどまらず、企業、各種団体、行政で構成する
未婚者支援対策協議会を設置し、平成21年3月より精力的に取り組んでいるということでありま
した。平成23年度には結婚応援センターを開設し、その事業内容では委託事業として、婚活応援
セミナーと交流会、また自主事業として本人向け講座、サポーター事業としては本人や親への講
座や各種相談、メルマガ配信、ホームページの運営など、年間相当な数の事業を実施しておられ
ました。今後の課題として、メルマガ登録者が現在762名おられるという状況の中、精力的に各
種事業を実施しておりますが、カップルの成立率が低いということと、女性の参加率が低いこと、
また東海市においても適齢期の未婚女性人口が男性と比較しまして、20歳から24歳が約1,000人、
25歳から29歳が約1,100人、30歳から34歳で約1,000人、男性と女性を比較した人口が、女性のほ
-6-
うが1,000人、1,100人、1,000人という人数が少ないということが挙げられ、この差を減らすこ
とも大きな課題であるということでありました。
続きまして、認知症対策であります。
滋賀県近江八幡市では、平成14年度より認知症対策に取り組み、今日までさまざまな事業を実
施しているということでありました。認知症の人も、またその家族も安心して暮らせるためには、
介護者や家族並びに近隣や各事業所などが支援者、理解者となることが必要ということでありま
す。助け合い、支え合いの輪を広げることが重要と考え、その啓発や認知症サポーター、キャラ
バンメイト等の養成に力を入れてきたということでありました。平成16年度からは、地域の各種
団体や企業だけでなく、若年層に対する認知症啓発も必要とし、以降平成25年までに市内全ての
小・中学校で一貫した認知症啓発事業を実施してきたということであります。
また、市役所職員に対しても研修会を実施されております。医師会にも協力を仰ぎ、物忘れ相
談会を開催したり、事後フォロー体制の確立を進めてきたということであります。
この3地区を視察いたしました総括として、刈谷市の小・中学生情報教育、また東海市の未婚
者支援対策事業、近江八幡市の認知症対策など、各視察先での意見交換会ではそれぞれの市担当
者から詳しく説明を受け、私どもの常任委員、市担当者所管部長からも積極的に質問など、やり
とりが交わされました。今後の下呂市の各所管事案の課題に対する進行と取り組み方についても、
また議会の提言や今後の活動に対して大変有意義で参考となる視察であったというふうに確信し
ております。
以上で総務教育民生常任委員会の委員長報告とさせていただきます。
○議長(中島達也君)
産業経済常任委員会委員長
各務吉則君。
○産業経済常任委員長(各務吉則君)
10月21日、22日の2日間にわたる産業経済常任委員会行政視察について報告いたします。
10月21日午前7時45分、下呂市庁舎を出発し、視察メンバーは委員全員と、執行部から中島農
林部長、二村観光商工部長、随行者として議会事務局、大坪課長の同行を得て、4カ所の行政視
察に向かいました。
午前中、小水力発電の取り組みとして、郡上市白鳥町石徹白地区の取り組みである、過疎化、
少子化、高齢化、人口減少に悩む同地区が、行政ではなく地元住民が中心となり、農業用水を利
用した小水力発電を地域づくりのシンボルとして取り組んできた状況を、郡上市佐藤農務水産課
長と、水力を利用した山間部の地域づくりのNPO法人やすらぎの里いとしろ、久保田理事長の
案内で説明を受けました。石徹白地区では2008年1月から小水力発電の実験的導入が進み、2013
年11月から現在2基のらせん型水車と1基の上がけ水車が稼働中で、らせん型水車の1基はNP
Oの事務所の電気を賄っており、もう1基はLEDの街灯用で利用され、上がけ水車による小水
力発電は農産物加工場の電気の一部を賄っているとのことでありました。
本年4月、石徹白農業用水農業協同組合を設立し、農業用水を活用した小水力発電の導入によ
-7-
って、石徹白地域の農村振興に役立っていることを目的としたものであります。小水力発電所建
設における売電収益は年間200万円を見込み、農産物加工、特産品開発、新規就農者研修、農業
経営などに活用していくとの説明でありました。石徹白の取り組みは、30年後も小学校を残そう
という地域づくり活動のスローガンの一つと受けとめました。
午後になりますけれども、次の視察先である市街地活性化として福井県大野市を訪れ、大野市
庁舎において、中心市街地活性化については、商工観光振興課中心市街地活性化室の嶋田室長か
ら、越前大野おもてなし事業、歴史的建造物保存整備事業、中心市街地商店街にぎわい集客施設
整備事業、歴史の道再生事業及び新にぎわい商業ゾーン形成事業、市民ホール整備事業、バス停
留所整備及び城下町南広場整備事業、高齢化ゆうゆう購買促進事業の各事業の説明を受け、事業
の中の越前大野のブランド戦略については、企業財政課結の故郷推進室長から説明を受け、ブラ
ンド戦略の取り組みの課題から、平成25年2月、ブランドコンセプトとしてキャッチコピー「結
の故郷越前おおの」の名称で戦略が立てられ、ブランド戦略の概要と推進状況の詳しい説明を受
けました。このブランド戦略は官民一体で行われ、越前大野のブランド「結の故郷」を全国に発
信するということで、交流人口の増加につなげるということでありました。
2日目の22日は、午前中、有害鳥獣処理加工施設として福井県若狭町産業課加藤主査の案内で、
三方上中郡若狭町海士坂にある福井県嶺南6市町、敦賀市、小浜市、美浜町、若狭町、大飯町、
高浜町が共通する課題である有害鳥獣の処理及び活用利用について、嶺南連携事業推進協議会を
設立し、その課題解決のため協働して有害鳥獣処理施設及び食肉加工施設を完成し、焼却施設は
平成24年4月から運用開始され、食肉処理施設は平成25年9月から運用開始されたということで
ありました。総事業費は5億8,817万円で、財源内訳は国庫1億8,067万円、核燃料税で4億750
万円で、平成25年9月から平成26年3月までに7,500頭のニホンジカ、イノシシ、猿、ハクビシ
ン、アライグマなどを処理し、うち1%であるニホンジカ、イノシシの67頭を食肉処理、ジビエ
として加工処理したという説明でありました。当日は、ニホンジカの処理状況と環境に配慮した
焼却処理状況を見学いたしました。
午後からは、4番目の冬春トマトの新規就労者育成研修施設として、岐阜県海津市海津町のこ
とし4月から運用開始された県の施設である岐阜県就農支援センターを県農政部農業経営課の川
瀬課長の案内で見学を行いました。トマト独立ポット耕栽培のハウス内の状況を見、ことし4月
から4名の研修生が実習されているとのことで、来年5月までの14カ月間研修を受けるとの説明
でありました。
トマト独立ポット耕栽培施設は、県の農業技術センターで開発された技術で、収穫位置が高く、
作業姿勢が改善された人に優しい、培地量が少なく土壌消毒の必要のない環境に優しい、病原菌
の侵入を抑制し、培地の温度調整が容易なので気候の影響を受けにくい等の認識を得ました。
以上、4カ所の視察研修で調査・研究を終えて、今後の議会活動に役立てていきたいと思って
おります。
以上、報告といたします。
-8-
○議長(中島達也君)
続いて、議員派遣報告について、副議長
服部秀洋君。
○副議長(服部秀洋君)
おはようございます。
それでは、議長にかわりまして議員派遣報告をさせていただきます。
平成26年11月6日、長野県下伊那郡下條村に行政視察に研修に伺いました。
出席者は議員14名、執行部より議会事務局長、金山振興事務所長、小坂、萩原、下呂、馬瀬振
興事務所の各地域振興課長、経営管理部地域振興課主任主査、以上であります。
研修は13時30分より開催され、初めに下條村総務課長兼議会事務局長より、若者定住施策、子
育て支援施策、行財政改革等の村が先進的に取り組んだ政策について説明を受けました。その後、
伊藤喜平村長に御同席をいただき、議員による質疑応答がなされました。
なお、当日は北海道の弟子屈町議会も視察にお見えになっており、合同での研修会となりまし
た。
役場での研修後、村が取り組んでいる若者定住施策を目的とした村営集合住宅の現地視察を行
いました。今後、効率的に市政を運営するための大切なポイントを学んだ大変有意義な研修視察
となりました。
以上、11月6日に実施いたしました下條村視察研修報告といたします。
○議長(中島達也君)
報第21号
馬瀬総合観光株式会社の経営状況の報告についての報告を求めます。
観光商工部長。
○観光商工部長(二村文裕君)
おはようございます。
それでは、議案書1ページをお開きください。
報第21号
馬瀬総合観光株式会社の経営状況の報告について。
馬瀬総合観光株式会社の経営状況について、地方自治法第243条の3第2項の規定により、別
紙のとおり報告するものでございます。平成26年11月28日提出。
次ページの決算報告書により御説明をさせていただきます。
決算報告書第20期、決算期間が平成25年10月1日から平成26年9月30日まででございます。
決算報告書の2ページをお開きください。総括の概要を説明させていただきます。
前期から見ますと、総売り上げが2億6,272万3,000円と減少し、前年比90.2%、大変厳しい数
字となっております。前半の10月―1月期までは前年並みで推移をしておりますが、2月の関東
方面を中心とする大雪により売り上げが500万円ほど落ち込みを見せております。4月、5月期
では消費税増税による利用控え、6月、7月期に入り、ようやく増税の影も潜めましたが、年間
に一番の売り上げが計上できる8月に入りますと、ほとんど日が差すことがなく、馬瀬川の洪水
等もございまして、釣り、川遊びもできず、集客に大きな影響が出ております。9月にようやく
-9-
日差しが戻りましたが、月末には御嶽山の噴火などが起こり、自然災害に泣かされた1年であり、
これほど身をもって感じた年はなかったとのことでございます。
その一方で、消費税増税に伴う減収はある程度覚悟して経費の削減に努め、前年対比で1,400
万円ほどの削減ができております。特に人件費では退職者の補充は行わず、体制の変更などによ
り740万円ほどの削減をしておりますが、売り上げの落ち込みは予想以上に厳しく、中期での予
想では1,000万円以上の落ち込みを覚悟しておりましたが、何とか500万円ほどにとどめることが
できております。
そうした中で、前年より地域の活性化のためにいろいろな地域づくりにかかわり、馬瀬観光協
会の事務委託を受けるとともに、馬瀬川の花火大会やふるさと祭りなどの事務委託も設けて、積
極的に地域に取り組んでおられます。そして、火ぶりやかがり火の夕食、体験モニターツアー、
薪能などの実施によりまして9月は昨年並みの計上ができ、効果があらわれつつございます。
そして、訪れた方からは天候には恵まれませんでしたが、宿のサービスがカバーしてくれまし
たなどの口コミ情報をいただいております。
今後も身の丈に合った田舎のよさを求めていただく方をターゲットとして、スタッフ一同が危
機感を持って取り組んでいくとされております。
以上が事業総括の概要でございます。
次に4ページをごらんいただきまして、貸借対照表でございます。
資産の部といたしまして、流動資産合計が6,118万2,524円でございます。次に、固定資産合計
が7,770万592円でございます。流動、固定合わせますと、資産合計が1億3,888万3,116円となり
ます。
その下が負債の部でございまして、次の5ページの上段、負債の部合計が2,408万2,814円でご
ざいます。
そして、その下、資本金が7,300万円、利益剰余金の合計が4,180万302円でございまして、資
本合計が1億1,480万302円となります。負債及び純資産合計が1億3,888万3,116円となります。
続きまして、6ページの損益計算書をお開きください。
売上高が2億6,272万2,812円でございまして、売上原価の合計6,933万589円を差し引きますと、
売上総利益が1億9,339万2,223円となります。
次に、販売費及び一般管理費でございますが、合計で、7ページに移りまして、2億187万
7,271円となり、先ほどの金額からこれを差し引きますと営業損失が848万5,048円となります。
次に、その下の営業外収益でございますが、合計で278万5,798円となります。先ほどの営業損
失にこれを加えますと、税引き前の当期純損失が569万9,250円となります。法人地方税等が18万
5,000円ございますので、これを差し引きますと当期純損失が588万4,250円となります。
以上が帳票関係の説明でございまして、8ページ、9ページは販売費及び一般管理費の明細、
監査報告でございまして、10ページ以降は資料といたしまして期別の損益計算、月別の稼働状況
を記載しておりますので、お目通しをいただければと思います。
-10-
以上、報告とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
○議長(中島達也君)
これより、報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔挙手する者あり〕
11番 吾郷孝枝さん。
○11番(吾郷孝枝君)
お尋ねします。
7ページのところで、営業外収益というのが出ておりますけれども、営業外経費というのはな
かったのか。短期借入金が1,000万ほどあるので、支払い利息とか、そういうものはどういうこ
とになっているのか。その点だけお尋ねしておきます。
○議長(中島達也君)
観光商工部長。
○観光商工部長(二村文裕君)
営業外収益でございますが、これは家賃等々のものでございまして、営業外の費用はそれに伴
うものはございません。
あと、借入金の分は営業でございますので、営業費用のほうに入りますが、資産のほうに入り
ますが、よろしくお願いをいたします。
〔挙手する者あり〕
○議長(中島達也君)
11番 吾郷孝枝さん。
○11番(吾郷孝枝君)
済みません。営業外経費は発生してないということですね。そういうことになりますと、支払
い利息もないということですかね。部長に聞くのもおかしいかと思いますけれども、そこがちょ
っと気になりましたので、済みません、この点だけ指摘していきます。
○議長(中島達也君)
観光商工部長。
○観光商工部長(二村文裕君)
借入金の分の支払い利息については、営業外費用には当たらないと私は思うんですが、以上で
ございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(中島達也君)
11番 吾郷孝枝さん。
○11番(吾郷孝枝君)
済みません。あと答弁はよろしいですけれども、では支払い利息は全然発生しないのか。ずっ
-11-
と見ましたけど、支払い利息というのが全然ないもんですから、ちょっとその点だけ指摘してお
きます。
○議長(中島達也君)
答弁はいいですか。
観光商工部長。
○観光商工部長(二村文裕君)
申しわけございません。確認して、また後ほど御説明申し上げます。
○議長(中島達也君)
ほかに質疑はありませんか。
〔挙手する者あり〕
8番 伊藤嚴悟君。
○8番(伊藤嚴悟君)
私が一番懸念をいたしますところは、宿泊数が非常に減少しておると。これはやっぱり必然的
にこういうことが進んでいくと、経営に大きな問題を残していくということになろうかという想
像をいたします。やはりこの対策をしっかりしないと、ただ数字の語呂合わせだけでは今後大変
じゃないかな、こういうことを思いますが、その辺についてのお考えはいかがですか。
○議長(中島達也君)
観光商工部長。
○観光商工部長(二村文裕君)
議員おっしゃるとおりでございまして、根本的な対策をしていかないと経営が成り立たない状
況に陥っております。また、今年度につきましては、先ほど概要のほうで御説明を申し上げまし
たが、2月の大雪等々、あと自然災害等々が入りまして、どうしても集客が見込めなかったこと
がございます。
昨年度前期におきましては、何とか減価償却のほうも入れながらやって上向き状態でおったん
ですが、今年度につきましてはそういうことでございますので、今後とも私どもも含めまして一
層の経営努力をしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いをいたします。
〔挙手する者あり〕
○議長(中島達也君)
8番 伊藤嚴悟君。
○8番(伊藤嚴悟君)
私は、経営をするということは今の施設の特徴をしっかりPRするという努力が大事であろう
と。今、非常にグリーンツーリズム等と言われております。したがって、そういうような全体感
に立って今の施設をいかにPRし、理解をしていただくか。もちろんこれは地元の方々の熱意も
さることながら、やはり行政が絡んでおる以上、行政としてしっかりその位置づけを考えていく
責任もあろうかと、こういうふうに思いますので、市長の考え方を伺いたいと思います。
-12-
○議長(中島達也君)
市長。
○市長(野村
誠君)
自然災害のことは別といたしましても、これはいつ起こるかわからないわけでありますから、
今言われます根本的な誘客対策であるとか、また経営につきましてもしっかりとした経営戦略と
いうのは必要だろうと思います。今、グリーンツーリズムのお話もございましたが、先般、下呂
市のグリーンツーリズム協議会も立ち上げられましたし、また馬瀬地域におきましても、先般も
名古屋市から来ていただいて、これは泊まりやなかったわけですけれども、西村地域を散策して
いただきながら、ごみ拾いもしていただきながらということで、大勢来ていただいたわけであり
ます。そういった馬瀬ならではの特色を生かしながら誘客に努めていくことが大切でないかとい
うことで、こういった考え方で進めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(中島達也君)
8番 伊藤嚴悟君。
○8番(伊藤嚴悟君)
一例を申し上げますと、高山に非常に外人の方の観光客がふえておるというようなことをよく
テレビで言っております。その中の一つのメーンとして、そういう田舎を外人さんが自転車で回
ったり、そして我々としてはごく普通の景観を非常に楽しまれる。この間見ますと、墓地をずっ
と回ってみえるような報道もありました。だから、我々が日常普通だと思うことが非常に彼らに
とっては新鮮であるという角度からも、いろんな知恵を出す必要性があるんではないかと御提言
申し上げておきます。以上です。
○議長(中島達也君)
ほかに質疑ありませんか。
〔挙手する者あり〕
9番 一木良一君。
○9番(一木良一君)
まず、販売費、一般管理費の中で、水道光熱費が支出に占めるウエートが非常に大きいわけで
すが、この水道代は、今現在一般の家庭の水道料金と比較しまして、どういった優遇策がとって
おられるのか。下呂町におきましては、各旅館関係、そういった優遇が多少認められておるとい
うこともあると思いますが、その辺、馬瀬の美輝の里に関してはどうなのかということと、そし
てボイラー燃料費も相当な金額を占めております。年間2,600万ほどになっております。美輝の
里に関しましては、原油が高騰した折にペレットを利用するということで、ペレット用のボイラ
ーを新設しまして、そういった設備をされました。原油とペレットとの比較が今どんな状況なの
かということ、そしてペレットを導入した効果がどの程度上がったのかということをお聞きした
いと思います。
○議長(中島達也君)
-13-
観光商工部長。
○観光商工部長(二村文裕君)
水道代のほうについてはちょっとわかりませんので、水道部長のほうで答えます。
ペレット関係につきましては、昨年も申し上げましたけれども、灯油代が84円以上でしたか、
換算しますと、ペレットのほうが今比較的いい状態でございます。
そして、このペレットボイラーにつきましては、使用削減量に対するクレジット代金等々が入
ってきますので、今回400トンぐらいのものでございますけれども、12万6,000円ほどの売り上げ
というか、代金を回収しておることもございます。以上です。
○議長(中島達也君)
上下水道部長。
○上下水道部長(今井雅彦君)
今ほどの水道の優遇ということでございますが、下呂管内には似たような施設とかがあるわけ
でございますけれども、現在のところ、特別な優遇措置をとっておるということはありませんの
で、報告をさせていただきます。以上です。
〔挙手する者あり〕
○議長(中島達也君)
9番 一木良一君。
○9番(一木良一君)
今、ボイラー燃料のペレットについては、灯油代に比較して良好であるという答弁でございま
したが、水道代に関して優遇策というものはないということであれば、これはほかと同じような
ことをやっていくべきじゃないかと。公平性を欠くようなことはまずいんじゃないかということ
を思います。
ただ、その辺に関してはもう一度確認をする必要があろうかと思いますが、確認をしてからで
結構でございますので、また後から報告をしていただきたいと思います。
それと、三セクに関しましては、固定資産税等免除をされております。そういった中で、民間
の企業は固定資産税を相当負担しておるということですので、その辺を三セクの優位性というも
のがあるにもかかわらず、こういった厳しい状況であるということは、経営的なことを根本的に
相当大なたを切って、相当な経営を変えていかないと、相当突っ込んだ内容で切り込んでいかな
いと改善されていかないんじゃないかと。また、いろいろ天変地異が多発しておりますし、こと
しあったから来年はゼロであるということは限りません。また来年も再来年も続くかもしれませ
んので、これが3年ほどこういった状況が続きますと、経営にかなりのインパクトが与えてくる
と思います。存続にも関係してくると思います。そういうことですので、その辺を再度原点に戻
って経営の見直しを図っていくと。投資をするところは先行投資をして、先ほどほかの議員も言
われましたように、広告等に関しても力を入れまして、黒字体質に持っていくような努力をされ
るべきであるというふうに思いますので、よろしくお願いします。
-14-
○議長(中島達也君)
観光商工部長。
○観光商工部長(二村文裕君)
議員おっしゃるとおりでございまして、ただこの施設につきましては、もともと旧町村がつく
ったものですから、生産性のないような施設でございまして、100人の収容人数に対して風呂場
面積が4,000平米ほどございます。通常100人ですと10坪か、多くても30坪ぐらいであると思うん
ですけれども、そのようなことがございましたので、そうした中でこの株式会社におかれまして
も、先ほど伊藤議員からもございましたが、いろいろと自然に触れ合うような取り組みをされな
がら、一生懸命努力をされておりますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。
〔挙手する者あり〕
○議長(中島達也君)
9番 一木良一君。
○9番(一木良一君)
いろいろ美輝の里としましても、大変な努力はされておると思います。
観光を馬瀬におきましては、美輝の里の占めるウエートというのは非常に大きいものであると
思います。地元の雇用とか、そして地産地消の関係も非常に役に立っておるという観点から、や
はり存続していただきたいということを思います。しっかり頑張って経営を見直しながら、黒字
化を目指してやっていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○議長(中島達也君)
ほか質疑はありませんか。
〔挙手する者なし〕
これで質疑を終結いたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎請願第3号について(委員会付託)
○議長(中島達也君)
日程第4、請願第3号 地域振興・地域林業の確立に向けた「山村振興法」の延長と施策拡充
に係る請願を議題といたします。
お諮りいたします。ただいまの請願第3号につきましては、お手元に配付しております請願委
員会付託文書表のとおり、産業経済常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませ
んか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
異議なしと認めます。よって、請願第3号については、請願委員会付託文書表のとおり、産業
経済常任委員会に付託することに決定いたしました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎承第12号及び承第13号について(議案説明・質疑・討論・採決)
-15-
○議長(中島達也君)
日程第5、承第12号
専決処分の承認について(平成26年度下呂市一般会計補正予算(第6
号))、日程第6、承第13号
専決処分の承認について(平成26年度下呂市一般会計補正予算
(第7号))、以上2件を一括議題といたします。
承第12号及び承第13号について、提案理由の説明を求めます。
経営管理部長。
○経営管理部長(桂川国男君)
それでは、議案書の2ページをお開きいただきたいと思います。
承第12号
専決処分の承認について御説明申し上げます。
平成26年度下呂市一般会計補正予算(第6号)につきまして、地方自治法第179条第1項の規
定により別紙のとおり専決処分しましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、その承認
を求めるものでございます。平成26年11月28日提出。
提案理由でございますが、高山税務署の行政指導によりまして、平成22年1月からことしの8
月までの間に建築士などにお支払いをしました報酬、料金などに係る源泉徴収税の徴収漏れにつ
いて、早急に納付をする必要がございましたので、平成26年10月7日付で一般会計の補正予算を
専決処分したものでございます。
それでは、専第11号 平成26年度下呂市一般会計補正予算(第6号)の1ページをごらんいた
だきたいと思います。
専第11号
平成26年度下呂市一般会計補正予算(第6号)でございます。
第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,453万5,000円
を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出とも204億3,701万1,000円とするものでございます。
事項別明細書により説明いたしますので、予算書の4ページをごらんいただきたいと思います。
歳入でございます。
20款諸収入、5項雑入、1目雑入の総務雑入につきましては、下呂市から委託料を支払う際に
源泉徴収税の徴収漏れがあった事業者からの源泉徴収税の返還金2,453万5,000円でございます。
今回の不適切な事務処理の対応としまして、市は徴収漏れのありました2,453万5,000円を高山税
務署へ納付いたしますが、関係の事業者の皆様からは既に平成25年度までに確定申告を済まされ
ておられます。改めて所管の税務署へ更正の手続をしていただいた上で、市へ返還していただく
こととしておりまして、それに伴います歳入でございます。
続いて、5ページは歳出でございます。
2款総務費、1項総務管理費、4目会計管理費でございますが、源泉所得税として源泉徴収漏
れの額と同額の2,453万6,000円に対します延滞税95万8,000円、不納付加算税117万8,000円、総
額で2,667万2,000円でございます。
14款予備費におきましては、延滞税及び不納付加算税に対する不足財源を調整するため、213
万7,000円を減額しております。
-16-
この専決によりまして、源泉所得税の2,453万6,000円の予算に係ります実際の数字は2,453万
5,205円でございますが、こちらにつきましては翌日の10月8日に高山税務署のほうへ納付をし
ております。
それから、延滞税と不納付加算税につきましては、その後、額が確定いたしまして納付書が参
りましたので、本日支払いをするということで処理をしております。不納付加算税につきまして
は、予算どおりの117万8,000円でございます。延滞税につきましては92万4,800円ということで、
少し早目に納めたということでの差の部分については減額になっておりますので、よろしくお願
いいたします。
続きまして、議案書の4ページをお開きいただきたいと思います。
承第13号
専決処分の承認について御説明を申し上げます。
承第13号、平成26年度下呂市一般会計補正予算(第7号)につきまして、地方自治法第179条
第1項の規定により別紙のとおり専決処分しましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、
その承認を求めるものでございます。平成26年11月28日提出。
提案理由でございますが、11月21日の衆議院の解散に伴いまして、本年12月14日に第47回衆議
院議員総選挙及び第23回最高裁判所裁判官国民審査が執行されますため、早急に予算を補正し対
応する必要がございましたので、平成26年11月21日付で専決処分しましたので、報告し、その承
認を求めるものでございます。
それでは、専第14号 平成26年度下呂市一般会計補正予算(第7号)の1ページをごらんくだ
さい。
第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,842万9,000円
を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出とも204億5,544万円とするものでございます。
事項別明細書により説明をいたしますので、予算書の4ページをごらんいただきたいと思いま
す。
歳入でございます。
15款県支出金、3項委託金、1目の総務費委託金につきましては、第47回衆議院議員総選挙及
び第23回最高裁判所裁判官国民審査の執行に係る県からの交付金、合わせて1,842万9,000円でご
ざいます。
続いて、5ページは歳出でございます。
2款総務費、4項選挙費、3目の国政選挙費でございます。主な補正内容といたしましては、
衆議院議員選挙の執行に係ります選挙管理委員会委員報酬及び投開票立会人、投開票管理者に対
します非常勤職員報酬として268万6,000円、それから投開票事務に従事します職員の時間外勤務
手当など、職員手当等としまして1,092万7,000円、投開票資材など消耗品の購入費や選挙啓発チ
ラシの印刷製本費など需用費で227万6,000円、選挙人名簿の電算処理やポスター掲示場の設置及
び撤去業務に係ります委託料としまして332万7,000円、6ページにございます最高裁判所裁判官
国民審査の執行経費と合わせまして、総額で2,392万9,000円の増額補正でございます。
-17-
14款の予備費につきましては、歳入歳出額の調整のため550万円を減額しております。
7ページにつきましては、特別職の給与費明細書でございます。下段の比較欄をごらんくださ
い。
今ほど説明いたしました選挙管理委員会委員など、その他特別職の報酬268万6,000円の増額、
8ページは一般職員の給与費明細書でございまして、上の表の比較欄、選挙事務従事者の時間外
勤務手当など職員手当1,092万7,000円の増額でございます。
以上で説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。
○議長(中島達也君)
これより、質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔挙手する者なし〕
質疑なしと認めます。
これより討論を行います。
まず、本件に反対者の発言を許可いたします。
討論はありませんか。
〔挙手する者なし〕
次に、本件に賛成者の発言を許可いたします。
討論はありませんか。
〔挙手する者なし〕
討論なしと認めます。
これで討論を終結いたします。
これより採決を行います。
承第12号
専決処分の承認について(平成26年度下呂市一般会計補正予算(第6号))、本件
を承認することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、承第12号については、承認することに決定いたしました。
承第13号
専決処分の承認について(平成26年度下呂市一般会計補正予算(第7号))、本件
を承認することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、承第13号については、承認することに決定いたしました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第100号から議第102号までについて(議案説明・質疑・討論・採決)
○議長(中島達也君)
日程第7、議第100号
第8、議第101号
下呂市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、日程
下呂市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、
-18-
日程第9、議第102号
下呂市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部
を改正する条例について、以上3件を一括議題といたします。
議第100号から議第102号について提案理由の説明を求めます。
市長。
○市長(野村
誠君)
ただいま一括上程されました議第100号から102号につきまして、一言御説明を申し上げます。
本議案はさきに示されました人事院勧告を踏まえて、本年の職員及び特別職職員並びに市議会
議員の俸給、報酬、手当等の改正を行うための条例改正案でございます。
従来、下呂市は国準拠を基本とし、人事院勧告を踏まえて見直しを行ってきた経緯がございま
す。このたびもこれに倣い改正を行うものでありますが、今回の人事院勧告は本年の給与改定と
あわせ、来年度からの給与制度の総合的見直しも示されております。来年度から職員の俸給表の
水準を平均で2%引き下げるという給与制度の総合的見直しにつきましては、今後職員組合との
協議を行うこととしておりますが、今回の改正とあわせて取り組んでいきたいと考えております
ので、よろしくお願いしたいと思います。
以下、詳細につきましては、総務部長、経営管理部長から説明いたしますので、よろしくお願
いいたします。
○議長(中島達也君)
それでは、議第100号から議第102号までについて詳細説明を求めます。
総務部長。
○総務部長(星屋昌弘君)
私から条例の改正について、御説明させていただきたいと思います。
議案書の6ページをお開きください。
議第100号
下呂市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について。
下呂市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。平成26年11月28
日提出。
提案理由、平成26年度の人事院勧告を踏まえ、下呂市職員の給与の適正な水準を確保するため、
当該条例の一部を改正するものでございます。
少し飛びますが、要綱のほうで説明させていただきますので、31ページをお開きください。
下呂市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例要綱。
1.改正理由。平成26年度の人事院勧告を踏まえ、下呂市職員の給与に関し必要な事項を変更
するため、当該条例の規定を整備するものでございます。
2番、概要でございます。
(1)医療職給料表(一)の改定状況を勘案し、医師等に対する初任給調整手当の上限を41万
2,200円に引き上げるものでございます。第13条の3第1項関係でございます。
(2)民間の支給状況を勘案し、勤勉手当支給率を次の表のとおり改定するものでございます。
-19-
なお、上段の表が平成26年度分、下段が平成27年度、これは参考でございますが、支給率となっ
ております。上段につきまして、改定前の一番下のところが3.95とございます。これが右の改定
後で4.1に変わるものでございます。0.15ポイントの上昇というものでございます。こちらの調
整につきましては、勤勉手当の12月期分で調整をするというものでございます。下の参考の資料
につきましては、来年度の分でございますが、6月期と12月期それぞれに分けて調整するという
ものの資料でございます。
(3)番ですが、55歳を超える職員に対する勤勉手当の減額に適用する率を改定するものでござ
います。
(4)番ですが、各給料表を引き上げ改定するものでございます。平均0.3%となります。世代間
の給与配分の見直しの観点から、若年層に重点を置いて改定をするというものでございます。
(5)この条例は、公布の日から施行し、平成26年4月1日から適用するものでございます。こ
れは附則の第1項関係でございます。
(6)平成26年4月1日(適用日)前に職務の級が異動となった職員の号給に、1枚めくってい
ただきまして、ついては、適用日に異動したものとして必要な調整を行うことができることとす
るものでございます。これは附則第2項関係でございます。
(7)改正後の下呂市職員の給与に関する条例の規定を適用する場合においては、改正前の給与
条例の規定に基づき支給された給与は、改定後の給与条例の規定による給与の内払いとみなすこ
ととするものでございます。これは附則第3項関係でございます。
(8)この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定めることとするものでございます。附
則第4項関係でございます。
続きまして、33ページをお開きください。
議第101号
下呂市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について。
下呂市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。平
成26年11月28日提出。
提案理由ですが、平成26年度の人事院勧告を踏まえ、下呂市職員の勤勉手当の支給率を改定す
ることに伴い、常勤の特別職職員の期末手当支給率についても職員と同様の改定を行うため、当
該条例の一部を改正するものでございます。
こちらも要綱のほうで説明しますので、36ページをお開きください。
下呂市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例要綱。
1.改正理由。平成26年度の人事院勧告を踏まえ、下呂市職員の月額給料及び勤勉手当の支給
率を改定します。これまで特別職の期末手当の支給率については、職員の期末手当及び勤勉手当
の支給率の合算支給率を踏まえつつ改定してきたことから、今回も職員の支給率を踏まえた改定
を行うものでございます。
2.概要です。(1)期末手当の支給率を6月は「100分の195」に、12月は「100分の210」とし
ます。第5条第2項関係でございます。
-20-
(2)この条例は、公布の日から施行します。附則第1項関係でございます。
(3)平成26年12月に支給する期末手当において、支給率「100分の210」の部分については「100
分の217.5」とします。附則第2項関係でございます。
続きまして、37ページをお開きください。
議第102号
下呂市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正す
る条例について。
下呂市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例を別紙
のとおり定める。平成26年11月28日提出。
提案理由、平成26年度の人事院勧告を踏まえ、下呂市職員の勤勉手当の支給率を改定すること
に伴い、市議会議員の期末手当支給率についても職員と同様の改定を行うため、当該条例の一部
を改正するものでございます。
こちらも要綱で説明させていただきます。40ページをお開きください。
下呂市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例要綱。
1.改正理由。平成26年度の人事院勧告を踏まえ、下呂市職員の月額給料及び勤勉手当の支給
率を改定します。これまで議会議員の期末手当の支給率については、議員の期末手当及び勤勉手
当の支給率の合算支給率としてきたことから、今回も職員に合わせた期末手当の支給率に改定す
るものでございます。
2.概要でございます。
1、期末手当の支給率を6月は「100分の197.5」に、12月は「100分の212.5」とします。第5
条第2項関係でございます。
(2)この条例は、公布の日から施行します。附則第1項関係でございます。
(3)平成26年12月に支給する期末手当において、支給率「100分の212.5」の部分については
「100分の220」とします。附則第2項関係でございます。
説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(中島達也君)
これより、本3件に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔挙手する者あり〕
12番 中島新吾君。
○12番(中島新吾君)
この議会に上程されましたこの3つの議案については反対するものではありませんが、今回の
人勧の勧告の内容が、先ほど市長の報告にありましたように、来年度からの総合的見直しがベー
スになっています。これでいくと、来年は平均の2%全国で下げるということになります。
それともう1つ、この総合的見直しの大きなポイントが、今回もそういうことをやられている
んですが、若い人に重点を置いて55歳というような線を引いた給与の、それこそ本来あるべき職
-21-
務給の原則に反するようなことをさらに拡大しようとしています。職員の給与というのは、その
職務と責任に応じてこれをなすということが原則ですよね。それが今度は反して、拡大が広がる
ということが1点あります。
それからもう1つ、職務給の原則により全国共通、地域共通であるべき給与が今度の総合的見
直しで地域手当という地域格差が持ち込まれて、地方が余計給与水準を下げられるということに
なるわけですね。まさに今国が地方創生とか言っているんですが、地域間格差を国のほうで拡大
する、ますますひどくする、そういう給与体系にしようとしています。こういうことが総合的見
直しとして、今度人勧が勧告として出されたわけですが、私は先ほども言いましたように、これ
ではますます地方の元気がなくなっちゃうんじゃないかという思いで受けとめています。これに
ついての市長のお考えをお聞かせください。
○議長(中島達也君)
市長。
○市長(野村
誠君)
いろいろ問題点、課題があろうかと思います。そういったことも踏まえながら、先ほど言いま
したけれども、職員組合との協議を進めていくということで御理解いただきたいと思います。
〔挙手する者あり〕
○議長(中島達也君)
12番 中島新吾君。
○12番(中島新吾君)
職員組合と話し合いをするというのは当然のことでやってください。市長の考えを今回の人事
院勧告をどう捉えておられるんですかという質問に答えてください。
○議長(中島達也君)
市長。
○市長(野村
誠君)
やはり今までの議会でも言いましたように、地方がまだまだいわゆるアベノミクスの効果を得
ておらない状況の中で、地方経済というのは疲弊しておるということでありまして、こういった
景気の悪いときに、来年になりますけど、そういった総合的見直しをされるということが私とい
たしましても若干の懸念を持っておるということでございまして、今のところそういった見解で
あるということだけ御理解いただきたいと思います。
○議長(中島達也君)
ほかに質疑はありませんか。
〔挙手する者なし〕
これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま説明いただきました議第100号から議第102号については、会議規
則第37条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
-22-
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
異議なしと認めます。よって、議第100号から議第102号までの3件については、委員会付託を
省略することに決定いたしました。
これより討論を行います。
まず、本件に反対者の発言を許可いたします。
討論はありませんか。
〔挙手する者なし〕
次に、原案に賛成者の発言を許可いたします。
討論はありませんか。
〔挙手する者なし〕
討論なしと認めます。
これで討論を終結いたします。
これより採決を行います。
議第100号
下呂市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、本件を原案のと
おり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議第100号については、原案のとおり可決されました。
議第101号
下呂市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、本
件を原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議第101号については、原案のとおり可決されました。
議第102号
下呂市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正す
る条例について、本件を原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議第102号については、原案のとおり可決されました。
休憩いたします。再開は11時20分といたします。
午前11時10分
休憩
午前11時20分
再開
○議長(中島達也君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
先ほど説明されました議第100号について、総務部長より訂正の申し出がありましたので、こ
れを許可いたします。
総務部長。
○総務部長(星屋昌弘君)
失礼します。
-23-
先ほど御説明させていただきました議案書の31ページをお開きください。
参考資料として、来年の改定予定ということでお示ししました表の中で、改定前の勤勉手当の
合計額でございますけれども、1.5の後に括弧の中にまた1.5とございますが、こちらは1.9の間
違いでございますので、申しわけございませんでした。おわびをし、訂正申し上げます。以上で
ございます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第103号から議第112号までについて(議案説明・質疑・討論・採決)
○議長(中島達也君)
日程第10、議第103号 平成26年度下呂市一般会計補正予算(第8号)、日程第11、議第104号
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)、日程第12、議
第105号
平成26年度下呂市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)補正予算(第3号)、
日程第13、議第106号
平成26年度下呂市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3
号)、日程第14、議第107号
程第15、議第108号
第109号
平成26年度下呂市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、日程第16、議
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(診療施設勘定)補正予算(第3号)、
日程第17、議第110号
号
平成26年度下呂市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)、日
平成26年度下呂市水道事業会計補正予算(第3号)、日程第18、議第111
平成26年度下呂市下呂温泉合掌村事業会計補正予算(第3号)、日程第19、議第112号
平
成26年度下呂市立金山病院事業会計補正予算(第2号)、以上10件を一括議題といたします。
議第103号から議第112号までの提案理由の説明を求めます。
経営管理部長。
○経営管理部長(桂川国男君)
それでは、議第103号から議第112号の補正予算につきまして、今ほど可決をいただきました条
例に基づくものでございます。主に人事院勧告を踏まえた人件費に関連する補正でございますの
で、私のほうで一括で説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、議第103号
平成26年度下呂市一般会計補正予算(第8号)の詳細説明を申し上げ
ます。
補正予算書の1ページをお開きいただきたいと思います。
平成26年度下呂市一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによる。
第1条は歳入歳出予算の補正でございます。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,900万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出とも204億
9,444万円とするものでございます。
款項の区分、金額等は第1表によるものでございます。平成26年11月28日提出。
2ページをお開きいただきたいと思います。
第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございます。
18款繰入金は、今回の補正に伴いまして不足します財源を調整するため、財政調整基金3,900
-24-
万円を繰り入れるものでございます。
続いて、3ページからは歳出でございます。
歳出補正の主なものでございますが、2款総務費につきましては829万3,000円の増額、4款衛
生費につきましては1,168万5,000円の増額、6款農林水産業費343万6,000円の増額、4ページへ
参りまして、9款消防費におきましては1,117万2,000円の増額など、職員の月額給料及び期末・
勤勉手当の支給率の改定、常勤、特別職及び議会議員の期末手当支給率の改定に伴います補正が
主な内容でございます。
5ページからは今ほど申し述べました歳入歳出補正予算の事項別明細書となっております。
給与費の明細書により説明をいたしますので、少し飛びますが32ページをお開きいただきたい
と思います。
こちらは特別職についての給与費明細書でございます。下段の比較欄をごらんください。
長等の期末手当でございますが、平成26年度の人事院勧告を踏まえまして、常勤の特別職の期
末手当支給率を0.15カ月引き上げ、年3.95カ月を4.10カ月とすることに伴いまして、21万3,000
円を増額いたします。
その下の議員の期末手当72万1,000円の増額につきましても、常勤の特別職と同様、期末手当
支給率の改定によるものでございます。
続きまして、33ページは一般職員の給与費明細書でございます。上の表、総括の比較欄をごら
んください。
職員数1名の減は、中途退職や会計官の異動に伴いますものでございます。給料につきまして
は65万9,000円の減額でございますが、平成26年度の人事院勧告を踏まえた給与改定に伴う673万
6,000円の増額のほか、職員の中途退職等によります739万5,000円の減額によるものでございま
す。職員手当は2,746万4,000円の増額でございます。主に人事院勧告を踏まえた期末・勤勉手当
支給率の引き上げによるものでございますが、職員の中途退職や会計間の移動、育児休業の取得
などに伴いまして、扶養手当や住居手当など職員手当の調整も行っております。
34ページから36ページには、今ほど申し述べました一般職員の給料及び職員手当の増減額の明
細、37ページ以降には給料及び職員手当の状況をお示ししております。
続きまして、議第104号
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算
(第4号)の詳細説明を申し上げます。
補正予算書の41ページをお開きいただきたいと思います。
議第104号
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)。
平成26年度下呂市の国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)は、次に定め
るところによる。
第1条は歳入歳出予算の補正でございます。
歳入歳出予算の総額からそれぞれ63万6,000円を減額し、歳入歳出総額を歳入歳出とも44億781
万7,000円とするものでございます。
-25-
款項の区分、金額等は第1表によるものでございます。平成26年11月28日提出。
42ページをお開きいただきたいと思います。
第1表 歳入歳出予算補正。
歳入につきましては、9款繰入金。今回の補正に伴いまして、一般会計からの繰入金を63万
6,000円減額するものでございます。
続いて歳出でございますが、平成26年度の人事院勧告を踏まえた職員の月額給料及び期末・勤
勉手当支給率の改定に伴います増額補正、職員の人事異動に伴います会計間の移動によります減
額補正が主な内容でございまして、総額63万6,000円の減額でございます。
43ページからは今ほど申し述べました歳入歳出補正予算の事項別明細書、47ページからは給与
費明細書となっております。
続きまして、議第105号
平成26年度下呂市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)補正
予算(第3号)の詳細説明を申し上げます。
補正予算書の53ページをお開きいただきたいと思います。
議第105号
平成26年度下呂市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)補正予算(第3
号)。
平成26年度下呂市の介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)補正予算(第3号)は、次に
定めるところによる。
第1条は歳入歳出予算の補正でございます。
歳入歳出予算の総額からそれぞれ28万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出とも
2億1,039万円とするものでございます。
款項の区分、金額等は第1表によるものでございます。平成26年11月28日提出。
54ページをお開きいただきたいと思います。
第1表 歳入歳出予算補正。
歳入につきましては、6款繰入金。今回の補正に伴いまして一般会計からの繰入金を28万
5,000円減額するものでございます。
続いて歳出でございますが、平成26年度の人事院勧告を踏まえ、職員の月額給料及び期末・勤
勉手当支給率の改定に伴います増額補正及び職員の人事異動に伴います会計間の移動、育児休業
からの復帰に伴います増額が主な内容でございまして、総額28万5,000円の減額でございます。
55ページからは今ほど申し述べました歳入歳出補正予算の事項別明細書、60ページからは給与
費明細書となっております。
続いて、議第106号
平成26年度下呂市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3
号)の詳細説明を申し上げます。
補正予算書の67ページをお開きいただきたいと思います。
議第106号
平成26年度下呂市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)。
平成26年度下呂市の介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)は、次に定めると
-26-
ころによる。
第1条は歳入歳出予算の補正でございます。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ125万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出とも34
億4,372万3,000円とするものでございます。
款項の区分、金額等は第1表によるものでございます。平成26年11月28日提出。
68ページをお開きいただきたいと思います。
第1表 歳入歳出予算補正。
歳入につきましては、4款国庫支出金は今回の補正によります地域支援事業、包括的支援事業
でございますが、これに係ります人件費が増額となることに伴いまして、事業に対する国庫補助
金35万3,000円を増額するものでございます。
6款県支出金につきましても、同様の理由により17万7,000円を増額いたします。
10款繰入金は、一般会計からの繰入金72万6,000円の増額でございます。
続いて歳出でございますが、平成26年度の人事院勧告を踏まえました職員の月額給料及び期
末・勤勉手当支給率の改定に伴います増額補正が主な内容でございまして、総額125万6,000円の
増額でございます。
69ページからは今ほど申し述べました歳入歳出補正予算の事項別明細書、74ページからは給与
費明細書となっております。
続きまして、議第107号
平成26年度下呂市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の詳細
説明を申し上げます。
補正予算書の79ページをお開きいただきたいと思います。
議第107号
平成26年度下呂市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)。
平成26年度下呂市の簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
第1条は歳出予算の補正でございます。
歳出予算の款項の区分、金額等は第1表によるものでございます。平成26年11月28日提出。
80ページをお開きいただきたいと思います。
第1表 歳出予算補正でございます。
1款の総務費につきましては、平成26年度の人事院勧告を踏まえました職員の月額給料及び期
末・勤勉手当支給率の改定に伴います増額補正が主な内容でございまして、66万6,000円の増額
でございます。
7款予備費につきましては、歳入歳出額調整のため66万6,000円を減額しております。
81ページからは今ほど申し述べました歳出補正予算の事項別明細書、83ページからは給与費明
細書となっております。
続きまして、議第108号
平成26年度下呂市下水道事業特別会計補正予算(第3号)の詳細説
明を申し上げます。
89ページをお開きいただきたいと思います。
-27-
議第108号
平成26年度下呂市下水道事業特別会計補正予算(第3号)。
平成26年度下呂市の下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
第1条は歳出予算の補正でございます。
歳出予算の款項の区分、金額等は第1表によるものでございます。平成26年11月28日提出。
90ページをお開きいただきたいと思います。
第1表 歳出予算補正でございます。
1款総務費につきましては、平成26年度の人事院勧告を踏まえた職員の月額給料及び期末・勤
勉手当支給率の改定に伴います増額補正及び職員の人事異動による会計間の移動に伴います減額
補正が主な内容でございまして、145万7,000円の減額でございます。
6款予備費につきましては、歳入歳出額の調整のため145万7,000円を増額しております。
91ページからは今ほど申し述べました歳出補正予算の事項別明細書、93ページからは給与費明
細書となっております。
続きまして、議第109号
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(診療施設勘定)補正
予算(第3号)の詳細説明を申し上げます。
補正予算書の99ページをお開きいただきたいと思います。
議第109号
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(診療施設勘定)補正予算(第3
号)。
平成26年度下呂市の国民健康保険事業特別会計(診療施設勘定)補正予算(第3号)は、次に
定めるところによる。
第1条は歳入歳出予算の補正でございます。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ499万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出とも2
億7,282万5,000円とするものでございます。
款項の区分、金額等は第1表によるものでございます。平成26年11月28日提出。
次の100ページをお開きいただきたいと思います。
第1表 歳入歳出予算補正。
歳入につきましては、6款繰入金。今回の補正に伴いまして、一般会計からの繰入金を499万
8,000円増額するものでございます。
続いて歳出でございますが、平成26年度の人事院勧告を踏まえ、職員の月額給料及び期末・勤
勉手当支給率の改定及び職員の人事異動に伴います会計間の移動によるものが主な補正内容でご
ざいまして、総額で499万8,000円の増額でございます。
101ページからは今ほど申し述べました歳入歳出補正予算の事項別明細書、105ページからは給
与費明細書となっております。
続いて、議第110号
平成26年度下呂市水道事業会計補正予算(第3号)の詳細説明を申し上
げます。
補正予算書の111ページをお開きいただきたいと思います。
-28-
議第110号
平成26年度下呂市水道事業会計補正予算(第3号)。
第1条は、平成26年度下呂市水道事業会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるも
のでございます。
第2条は、予算第3条に定められました収益的支出の予定額の補正でございまして、第2款水
道事業費用から28万7,000円を減額し、補正後の予定額を2億6,256万1,000円とするものでござ
います。
主な補正内容につきましては、平成26年度の人事院勧告を踏まえました職員の月額給料及び期
末・勤勉手当支給率の改定及び職員の人事異動に伴います会計間の移動によるものでございます。
第3条は、予算第7条に定めた職員給与費の補正で29万円を減額し、補正後の予定額を3,137
万5,000円とするものでございます。平成26年11月28日提出。
113ページからは実施計画、キャッシュフロー、給与費の明細書などでございます。
続いて、議第111号
平成26年度下呂市下呂温泉合掌村事業会計補正予算(第3号)の詳細説
明を申し上げます。
補正予算書の125ページをお開きいただきたいと思います。
議第111号
平成26年度下呂市下呂温泉合掌村事業会計補正予算(第3号)。
第1条は、平成26年度下呂市下呂温泉合掌村事業会計補正予算(第3号)は、次に定めるとこ
ろによるものでございます。
第2条は、予算第3条に定めた収益的支出の予定額の補正でございまして、第1款下呂温泉合
掌村事業費用に45万1,000円を追加し、補正後の予定額を4億7,090万円とするものでございます。
主な補正内容につきましては、平成26年度の人事院勧告を踏まえた職員の月額給料及び期末・
勤勉手当支給率の改定によるものでございます。
第3条は、予算第6条に定めた職員給与費の補正で43万8,000円を追加し、補正後の予定額を
3,636万8,000円とするものでございます。平成26年11月28日提出。
127ページからは実施計画、キャッシュフロー、給与費の明細書などでございます。
続きまして、議第112号
平成26年度下呂市立金山病院事業会計補正予算(第2号)の詳細説
明を申し上げます。
補正予算書の139ページをお開きいただきたいと思います。
議第112号
平成26年度下呂市立金山病院事業会計補正予算(第2号)。
第1条は、平成26年度下呂市立金山病院事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところに
よるものでございます。
第2条は、予算第3条に定めた収益的支出の予定額の補正でございます。
第1款病院事業費用に61万2,000円を追加し、補正後の予定額を15億4,299万2,000円とするも
のでございます。
主な補正内容につきましては、平成26年度の人事院勧告を踏まえた職員の月額給料及び期末・
勤勉手当支給率の改定及び職員の年度途中退職、中途採用によるものでございます。
-29-
第3条は、予算第7条に定めました職員給与費の補正で36万9,000円を追加し、補正後の予定
額を7億6,671万8,000円とするものでございます。平成26年11月28日提出。
141ページからは実施計画、キャッシュフロー、給与費の明細書などでございます。
以上で議第103号
下呂市一般会計補正予算(第8号)から、議第112号 下呂市立金山病院事
業会計補正予算(第2号)までの説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。
○議長(中島達也君)
これより、本10件に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔挙手する者なし〕
質疑なしと認めます。
これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま説明いただきました議第103号から議第112号については、会議規
則第37条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
異議なしと認めます。よって、議第103号から議第112号までの10件については、委員会付託を
省略することに決定いたしました。
これより討論を行います。
まず、本件に反対者の発言を許可いたします。
討論はありませんか。
〔挙手する者なし〕
次に、原案に賛成者の発言を許可いたします。
討論はありませんか。
〔挙手する者なし〕
討論なしと認めます。
これで討論を終結いたします。
これより採決を行います。
議第103号
平成26年度下呂市一般会計補正予算(第8号)、本件を原案のとおり決すること
に賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議第103号については、原案のとおり可決されました。
議第104号
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)、
本件を原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議第104号については、原案のとおり可決されました。
議第105号
平成26年度下呂市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)補正予算(第3
-30-
号)、本件を原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議第105号については、原案のとおり可決されました。
議第106号
平成26年度下呂市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)につい
て、本件を原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議第106号については、原案のとおり可決されました。
議第107号
平成26年度下呂市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)、本件を原案のとお
り決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議第107号については、原案のとおり可決されました。
議第108号
平成26年度下呂市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、本件を原案のとおり
決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議第108号については、原案のとおり可決されました。
議第109号
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(診療施設勘定)補正予算(第3
号)、本件を原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議第109号については、原案のとおり可決されました。
議第110号
平成26年度下呂市水道事業会計補正予算(第3号)、本件を原案のとおり決する
ことに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議第110号については、原案のとおり可決されました。
議第111号
平成26年度下呂市下呂温泉合掌村事業会計補正予算(第3号)、本件を原案のと
おり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議第111号については、原案のとおり可決されました。
議第112号
平成26年度下呂市立金山病院事業会計補正予算(第2号)、本件を原案のとおり
決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議第112号については、原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第113号から議第132号までについて(議案説明・質疑・委員会付託)
○議長(中島達也君)
日程第20、議第113号 字の区域の変更について、日程第21、議第114号 下呂市立萩原南保育
-31-
園の指定管理者の指定について、日程第22、議第115号
指定金融機関の指定について、日程第
23、議第116号 下呂市基金条例の一部を改正する条例について、日程第24、議第117号
特別会計条例の一部を改正する条例について、日程第25、議第118号
の一部を改正する条例について、日程第26、議第119号
ついて、日程第27、議第120号
下呂市
下呂市国民健康保険条例
下呂市税条例の一部を改正する条例に
下呂市福祉事務所設置条例及び下呂市福祉医療費助成条例の一
部を改正する条例について、日程第28、議第121号
下呂市介護保険法に基づく指定介護予防支
援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方
法に係る基準に関する条例について、日程第29、議第122号
下呂市介護保険法に基づく指定地
域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の一部を改正する条例に
ついて、日程第30、議第123号
下呂市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの
事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果
的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例について 、日程第31、議第
124号
下呂市介護保険法に基づく指定地域密着型介護老人福祉施設の指定に係る入所定員
等に関する条例の一部を改正する条例について、日程第32、議第125号
下呂市介護保険法に基
づき地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準に関する条例について、日程第33、議第
126号
下呂市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額に関する条例につい
て、日程第34、議第127号 下呂市道の駅南飛騨小坂はなもも条例について、日程第35、議第128
号 下呂市農林水産物等生産加工展示販売施設条例の一部を改正する条例について、日程第36、
議第129号
下呂市緑地等利用施設条例ついて、日程第37、議第130号 下呂市市営住宅条例の一
部を改正する条例について、日程第38、議第131号
する条例について、日程第39、議第132号
下呂市学校給食センター条例の一部を改正
下呂市附属機関設置条例の一部を改正する条例につ
いて、以上20件を一括議題とします。
それでは最初に、議第113号について提案理由の説明を求めます。
農林部長。
○農林部長(中島義彦君)
それでは、議案書の41ページをごらんください。
議第113号
字の区域の変更について。
土地改良法による県営土地改良事業の施行に伴い、別紙のとおり字の区域の変更をしたいので、
地方自治法第260条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。平成26年11
月28日提出。
提案理由、県営中山間地域総合整備事業、これは下呂北部地区上杉谷工区でございます、の施
行に伴い、字の区域を変更しようとするものでございます。
2ページ、2枚めくってください。
位置図がついております。大きく楕円で囲ってあります中に、四角く太字で書いてある部分で
ございまして、萩原北中学校の北側から尾崎小学校までの広い範囲でございますけれども、複数
-32-
の団地を整備いたしたものでございます。
1枚戻ってください。42ページをごらんいただきまして、中段の変更調書で説明をいたします。
(1)萩原町尾崎字森田に変更する区域といたしまして、萩原町尾崎西田123の3、154の2、154
の4、155の1、以上の土地及びこれらの区域に隣接する水路である市有地の全部並びに萩原町
尾崎字西田の156の2、157の1に隣接する水路である市有地の全部を萩原町尾崎字森田に変更す
る。
(2)萩原町尾崎字上辺原に変更する区域。萩原町尾崎大洞434の63の一部、434の69の一部、434
の70、434の71の一部、434の74から434の77までの各一部、以上の土地を萩原町尾崎字上辺原に
変更する。
(3)萩原町尾崎字坂之上に変更する区域。萩原町尾崎字大洞434の54に隣接する水路である市有
地の全部並びに萩原町尾崎字上辺原370の63、370の64、370の72、370の73、370の125、370の126
に隣接する水路である市有地の全部を萩原町尾崎字坂之上に変更するものでございます。
44ページ以降に字絵図がついてございますので、またごらんいただきたいと思います。
以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(中島達也君)
続いて、議第114号についての提案理由の説明を求めます。
福祉部長。
○福祉部長(松村勝久君)
47ページをお開きください。
議第114号
下呂市立萩原南保育園の指定管理者の指定について。
次の施設について、指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定によ
り、議会の議決を求める。平成26年11月28日提出。
1.施設の名称、下呂市立萩原南保育園。
2.指定管理者となる団体の名称、住所、岐阜県下呂市萩原町萩原600番地1、特定非営利活
動法人サン・はぎわら、理事長
松山則樹。
3.期間の指定、平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間でございます。
御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(中島達也君)
続いて、議第115号についての提案理由の説明を求めます。
会計管理者。
○会計管理者(川口太三君)
議案書の48ページをごらんください。
議第115号
指定金融機関の指定について。
下呂市指定金融機関について、平成28年10月1日から益田信用組合、飛騨農業協同組合の順に
3年交代の輪番制により指定することについて、地方自治法第235条第2項及び地方自治法施行
-33-
令第168条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。平成26年11月28日提出。
提案理由、下呂市公金の収納及び支払いの事務を取り扱わせるため、下呂市指定金融機関を指
定するものでございます。
御審議のほど、よろしくお願いします。
○議長(中島達也君)
続いて、議第116号及び議第117号についての提案理由の説明を求めます。
経営管理部長。
○経営管理部長(桂川国男君)
それでは、議案書の49ページをお開きいただきたいと思います。
議第116号
下呂市基金条例の一部を改正する条例について。
下呂市基金条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定めるものでございます。平成26年11月
28日提出。
提案理由でございますが、下呂市育英資金基金の運用に係る積立額の変更が必要なため、当該
条例の一部を改正するものでございます。
条例要綱で説明をいたしますので、52ページをお開きいただきたいと思います。
下呂市基金条例の一部を改正する条例要綱。
改正理由といたしまして、下呂市育英資金基金は、現在1億2,800万円の定額運用基金ですが、
ここ数年の貸付者の増加によりまして、平成27年度以降の貸し付けに必要な基金の額が不足する
見込みであり、条例で定める積立額を増額し同基金の運用を図るため、当該条例の一部を改正す
るものでございます。
概要といたしまして、(1)下呂市育英資金基金の積立額を1億2,800万円から2億1,800万円に
変更します。第3条第2項関係でございます。
(2)この条例は、公布の日から施行します。附則関係でございます。
続きまして、次の53ページをお開きいただきたいと思います。
議第117号
下呂市特別会計条例の一部を改正する条例について。
下呂市特別会計条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定めるものでございます。平成26年
11月28日提出。
提案理由でございますが、学校給食費会計を公会計化し、経理の適正化を図るため、当該条例
の一部を改正するものでございます。
条例要綱で説明いたしますので、56ページをお開きいただきたいと思います。
下呂市特別会計条例の一部を改正する条例要綱。
改正理由でございますが、学校給食費に係る会計については、透明性や経理の適正化を目的に、
学校ごとの私会計から市で予算管理をする公会計へ移行するため、当該条例の一部を改正するも
のでございます。
概要としまして、(1)下呂市学校給食費特別会計を設置します。第1条関係でございます。
-34-
(2)この条例は、平成27年4月1日から施行します。附則関係でございます。
以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(中島達也君)
休憩いたします。再開は13時といたします。
午後0時00分
休憩
午後1時00分
再開
○議長(中島達也君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
先ほど報告がありました報第21号 馬瀬総合観光株式会社の経営状況の報告について、11番
吾郷議員の質問に対して観光商工部長より答弁の申し出がありましたので、これを許可いたしま
す。
観光商工部長。
○観光商工部長(二村文裕君)
先ほどの吾郷議員の支払い利息の御質問に答弁並びに御訂正を申し上げます。
私の少し説明不足がございましたので、申しわけございませんでした。
実はこの借入金につきましては、味の景勝地、里山ミュージアム、グリーンツーリズムなどに
よりまして馬瀬地区の観光地域づくりのために今年度から水産省の交付金を馬瀬地方自然公園づ
くり委員会などの団体が受けられております。
ただ、この団体には十分な資源がないことから、今年度から美輝の里が委託料をいただきまし
て、観光協会の事務委託を受けておりますので、このお金を一時借入金として交付金が納入され
るまで立てかえ金として支払われております。私、支払い利息は直接その団体が支払われると思
いましたので、これは営業外費用に含まれるものではないと申し上げましたが、事務委託料にこ
の利息も含まれておりますので、この支払い利息は営業外費用として今後発生をいたします。
ただ、今回においてはこの一時借り上げ金が8月に行われておるため、利息自体がまだ現在ま
で発生をしておりませんので、訂正しておわびを申し上げます。以上でございます。
○議長(中島達也君)
議第118号及び119号についての提案理由の説明を求めます。
市民部長。
○市民部長(二村尚彦君)
それでは、議案書の57ページをお開きください。
議第118号
下呂市国民健康保険条例の一部を改正する条例について。
下呂市国民健康保険条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。平成26年11月28日提出。
提案理由でございます。健康保険法施行令(大正15年勅令第243号)の一部改正により、出産
育児一時金の金額の見直しが行われたことに伴い、当該条例の一部を改正するものでございます。
60ページをお開きください。
-35-
条例要綱にて御説明申し上げます。
下呂市国民健康保険条例の一部を改正する条例要綱。
1.改正理由でございます。今回の改正は、出産育児一時金の支給のもととなっている健康保
険法施行令が11月19日に一部改正されたことに伴い、関係条文を整備するため当該条例の一部を
改正するものでございます。
2の概要でございます。(1)出産育児一時金制度につきましては、現在基本額が39万円、加算
額が3万円の合計42万円の2段階支給となっています。加算額の根拠となっている産科医療補償
制度の掛金が3万円から1万6,000円に引き下げになったことから、加算額を1万6,000円に引き
下げるとともに、出産育児一時金の基本額を引き上げることによって、加算後の支給総額をこれ
までと同額の42万円に維持するものでございます。第8条第1項関係です。
(2)条例の施行日は、平成27年1月1日からです。附則第1項関係です。
(3)条例の施行日前の出産につきましては、改正前の規定を適用いたします。附則第2項関係
です。
続いて、61ページをお開きください。
議第119号
下呂市税条例の一部を改正する条例について。
下呂市税条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。平成26年11月28日提出。
提案理由でございます。固定資産税が第1期に全額納付となる基準額を改正するため、及び宿
泊を伴わない入湯客の一部を入湯税の課税対象者とするため、当該条例の一部を改正するもので
ございます。
64ページをお開きください。
条例要綱にて御説明申し上げます。
下呂市税条例の一部を改正する条例要綱。
1.改正理由。今回の改正は主に2点ございます。1点目は、来年4月から固定資産税の納期
が現在の年間5期制から4期制に変更となるのに伴い、第1期に税額の全額を納めていただく基
準額の改正でございます。もう1点は、宿泊を伴わない入湯客に対する入湯税、いわゆる日帰り
入湯税について下呂市はこれまで課税免除としてきましたが、観光振興施策の財源をより充実す
べく、観光客を中心とした利用者から日帰り入湯税をいただくよう関係条文の改正を行うもので
ございます。
なお、このことにつきましては、下呂市観光商工振興協議会に諮問し、日帰り入湯税を課税す
べきとの答申をいただいております。
2.概要でございます。(1)固定資産税について、地方税法の定めに基づいて、市では納期の
数で割った金額が1,000円未満の場合は、その固定資産税の全額を第1期で徴収しています。27
年度から納期数が5期から4期に変更となることに伴い、全額を第1期に納付していただく基準
となる固定資産税額を4,900円以下から3,900円以下に改めるものでございます。条例第67条第3
項関係でございます。
-36-
(2)第142条第3号関係は、字句の誤りを訂正するものでございます。
(3)入湯税の課税免除の規定でございます。これまでは単に宿泊を伴わず、鉱泉浴場に入湯す
る人を課税免除としていましたが、今後は入湯にかかわる料金に飲食料等が含まれる場合は、消
費税等を含まないその総額が1,000円以下で、宿泊を伴わず入湯する場合に課税免除とするもの
でございます。142条第5号関係です。
(4)宿泊を伴わない入湯にかかわる税率を1人1日100円と定めます。なお、宿泊を伴う入湯に
つきましては、現行どおり1日150円のままでございます。143条関係です。
(5)この条例は、平成27年4月1日から施行します。附則第1項関係です。
(6)、(1)の改正につきましては、平成27年度以降の年度分の固定資産税について適用いたしま
す。26年度分までの固定資産税については、改正前の規定を適用いたします。附則第2項関係で
す。
(7)、(3)(4)の改正につきましては、平成27年4月1日以降の入湯にかかわる入湯税について
適用し、同日前の入湯については改正前の規定を適用いたします。附則第3項関係です。
以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(中島達也君)
続いて、議第120号から議第126号までの7件について提案理由の説明を求めます。
福祉部長。
○福祉部長(松村勝久君)
議案書の65ページをお開きください。
議第120号
下呂市福祉事務所設置条例及び下呂市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例
について。
下呂市福祉事務所設置条例及び下呂市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例を別紙のとお
り定める。平成26年11月28日提出。
提案理由であります。母子及び寡婦福祉法の一部改正により、母子及び父子並びに寡婦福祉法
へと改称されたことに伴い、当該各条例の一部を改正するものでございます。
条例要綱にて説明させていただきます。
68ページをお開きください。
1.改正理由でございます。ひとり親家庭支援施策として父子家庭への支援を拡充するととも
に、母子及び寡婦福祉法が母子及び父子並びに寡婦福祉法に改称されたことに伴い、当該各条例
の一部を改正するものです。
2.概要。(1)下呂市福祉事務所設置条例の一部を改正。引用する法律を母子及び父子並びに
寡婦福祉法に改めます。第3条第1号関係でございます。
(2)下呂市福祉医療費助成条例の一部改正。母子家庭等の定義について、引用する法律を母子
及び父子並びに寡婦福祉法に改めます。また、父子家庭の定義について、母子及び寡婦福祉法の
配偶者のない女子の定義を男子に読みかえて引用していましたが、母子及び父子並びに寡婦福祉
-37-
法において配偶者のない男子が定義されることに伴い、直接引用するように改めます。第2条第
1項第3号、第4号関係でございます。
(3)この条例は、公布の日から施行します。附則関係です。
続いて、69ページをお開きください。
なお、69ページの議第121号から、102ページ、議第125号については、地域の自主性及び自立
性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第3次地域主
権一括法において、介護保険の一部が改正されたために条例の制定、一部改正をするものでござ
います。
まず、議第121号
下呂市介護保険法に基づく指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並び
に指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例につ
いて。
下呂市介護保険法に基づく指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援
等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例を別紙のとおり定める。
平成26年11月28日提出。
提案理由、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に
関する法律において、介護保険法の一部が改正されたため、当該条例を制定するものです。
条例要綱にて説明させていただきます。
86ページをお開きください。
制定理由でございます。地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係
法律の整備に関する法律により、介護保険法の一部が改正され、指定介護予防支援に係る基準及
び基準該当介護予防支援に関する基準を市町村の条例で定めることとなったため、当該条例を制
定するものでございます。
2.概要でございます。今回定める各基準については、これまで厚生労働省の指定介護予防支
援等基準省令により定めていたものを条例として定めるものでございます。
86ページ、(1)(2)第1条関係、第2条関係でありますが、第1章として、総則で趣旨、基本方
針を規定しております。
(3)(4)第3条関係、第4条関係でありますが、第2章として人員に関する基準として、従業者
の員数、管理者について規定しております。
(5)から、88ページ、(29)までについては、第5条関係から第29条関係で、第3章として運営
に関する基準として、指定介護予防支援事業者として業務を実施する上での手続、利用者への対
応、運営規定の整備、秘密保持、苦情解決、事故発生時の対応等について規定しています。
89ページ、(30)から(32)については、第30条関係から第32条関係で、第4章として介護予防の
ための効果的な支援の方法に関する基準として、指定介護予防支援の基本取扱方針、具体的取扱
方針、介護予防支援の提供に当たっての留意点を規定しています。
同じく89ページ、(33)は33条関係についてで、第5章として基準該当介護予防支援に関する基
-38-
準として準用規定とし、基準該当介護予防支援の事業について準用する規定や読みかえ規定を設
けています。
附則については、(34)施行期日で、この条例は、平成27年4月1日から施行します。附則関係
です。
続きまして、90ページをお開きください。
議第122号
下呂市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営
に係る基準に関する条例の一部を改正する条例について。
下呂市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に
関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。平成26年11月28日提出。
提案理由、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に
関する法律において、介護保険法の一部が改正されたため、当該条例の一部を改正するものです。
条例要綱にて説明させていただきます。
93ページをお開きください。
1.改正理由です。地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律
の整備に関する法律により、介護保険法の一部が改正され、居宅介護支援に関する基準及び基準
該当居宅介護支援に関する基準を県の条例で定めることとなったため、当該条例の一部を改正す
るものです。
2.概要。(1)介護支援専門員が居宅サービス計画を作成する際は、これまで規則で定める具
体的取扱方針に沿って行うこととしていたものを、岐阜県指定居宅介護支援等の事業の人員及び
運営等に関する基準を定める条例第16条の規定に沿って行うこととします。第93条第2項関係で
ございます。
(2)この条例は、平成27年4月1日から施行します。附則関係でございます。
続きまして、94ページをお開きください。
議第123号
下呂市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備
及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に
係る基準に関する条例の一部を改正する条例について。
下呂市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並び
に指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関
する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。平成26年11月28日提出。
提案理由、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に
関する法律において、介護保険法の一部が改正されたため、当該条例の一部を改正するものでご
ざいます。
条例要綱にて説明させていただきます。
97ページをお開きください。
1.改正理由でございます。地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための
-39-
関係法律の整備に関する法律により、介護保険法の一部が改正され、指定介護予防支援に関する
基準及び基準該当介護予防支援に関する基準を市の条例で定めることとなったため、当該条例の
一部を改正するものです。
2.概要。(1)介護支援専門員が指定介護予防サービス等の利用に係る計画を作成する際は、
これまで規則で定める具体的取扱方針及び介護予防支援の提供に当たっての留意点に沿って行う
こととしていたものを、下呂市介護保険法に基づく指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並
びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例で
定める具体的取扱方針及び介護予防方針の提供に当たっての留意点に沿って行うこととします。
第67条第2号関係でございます。
(2)この条例は、平成27年4月1日から施行します。
続きまして、98ページをお開きください。
議第124号
下呂市介護保険法に基づく指定地域密着型介護老人福祉施設の指定に係る入所定
員等に関する条例の一部を改正する条例について。
下呂市介護保険法に基づく指定地域密着型介護老人福祉施設の指定に係る入所定員等に関する
条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。平成26年11月28日提出。
提案理由、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に
関する法律において、介護保険法の一部が改正されたため、当該条例の一部を改正するものです。
条例要綱にて説明させていただきます。
101ページをお開きください。
1.改正理由。地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整
備に関する法律により、介護保険法の一部が改正され、指定介護予防支援事業者の指定に関する
基準のうち、申請者の法人格の有無に関する基準を厚生労働省令で定める基準に従い、市町村の
条例で定めることになったため、当該条例の一部を改正するものです。
2.概要。(1)指定介護予防支援事業者の指定に関する基準(申請者の法人格の有無)を規定
するに当たって、根拠及びその趣旨を追加します。第1条関係です。
(2)指定介護予防支援事業者として指定できる申請者を法人とします。第5条関係です。
(3)この条例は、平成27年4月1日から施行します。附則関係です。
続きまして、102ページをお開きください。
議第125号
下呂市介護保険法に基づき地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準に関
する条例について。
下呂市介護保険法に基づき地域包括支援センターの設置者が遵守すべき基準に関する条例を別
紙のとおり定める。平成26年11月28日提出。
提案理由、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に
関する法律において、介護保険法の一部が改正されたため、当該条例を制定するものです。
条例要綱にて説明させていただきます。
-40-
105ページをお開きください。
1.制定理由。地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整
備に関する法律により、介護保険法の一部が改正され、地域包括支援センターの設置者が遵守す
べき基準を市町村の条例で定めることとなったため、当該条例を制定するものです。
概要。(1)趣旨。この条例の趣旨を規定しています。第1条関係です。
(2)職員に係る基準及び当該職員の員数。地域包括支援センターに置かなければならない職員
の有すべき保健師等の資格や当該資格を有する職員の員数を規定しています。第2条関係です。
(3)その他の事項に関する基準。地域包括支援センターの職員は、被保険者が住みなれた地域
で自立した日常生活を営むことができるようにし、地域包括センターは適切、公正かつ中立な運
営を確保しなければならないこととしています。第3条関係です。
(4)施行期日。この条例は、平成27年4月1日から施行します。附則関係です。
続きまして、106ページをお開きください。
議第126号
下呂市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額に関する条例
について。
下呂市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額に関する条例を別紙のとお
り定める。平成26年11月28日提出。
提案理由、子ども・子育て支援法の施行に伴い、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業
の利用に係る利用者負担額を定めるため、当該条例を制定するものです。
条例要綱にて説明させていただきます。
108ページをお開きください。
1.制定理由。子ども・子育て支援法が施行されることに伴い、法に基づき特定教育・保育施
設(認定こども園、幼稚園及び保育所)または特定地域型保育事業所(小規模保育、家庭的保育、
居宅訪問型保育及び事業所内保育を実施する事業者)が教育・保育給付に係る教育または保育を
行ったときの利用者負担額及びその減免等について定めるために、当該条例を制定するものです。
2.概要。(1)趣旨。この条例の趣旨を規定しています。第1条関係です。
(2)定義。この条例の用語の意義は、法の例によることとします。第2条関係です。
(3)利用者負担額。利用者負担額の上限、利用者負担額を受けることのできる施設及び事業者
に係る規定等を設けます。第3条関係です。
(4)利用者負担額の減免。市長が特に必要があると認めたときにおいては、利用者負担額の減
額または免除をすることができることとします。第4条関係です。
(5)委任。この条例の施行に関し必要な事項については、規則で定めることとします。第5条
関係です。
(6)施行期日。この条例は、法律の施行の日から施行します。附則関係です。
以上、御審議のほどよろしくお願いします。
○議長(中島達也君)
-41-
続いて、議第127号及び議第128号についての提案理由の説明を求めます。
小坂振興事務所長。
○小坂振興事務所長(土川正文君)
それでは、議案書の109ページをお開きください。
議第127号
下呂市道の駅南飛騨小坂はなもも条例について。
下呂市道の駅南飛騨小坂はなもも条例を別紙のとおり定める。平成26年11月28日提出。
提案理由でございます。下呂市道の駅南飛騨小坂はなももを指定管理施設とし、民間の能力を
最大限に活用し経営を行うため、当該条例を制定するものでございます。
条例要綱にて御説明を申し上げます。
114ページをお開きください。
下呂市道の駅南飛騨小坂はなもも条例要綱。
1.制定理由につきましては、提案理由と同じですので省略をさせていただきます。
2.概要。
(1)(2)は設置並びに名称、位置を定めるものでございまして、第1条、第2条関係でございま
す。
(3)(4)は道の駅に設置する施設並びに行う事業を定めるものでございまして、第3条、第4条
関係でございます。
次に(5)から(8)までは、指定管理による管理、指定の手続、管理者が行う業務、管理者の責務
などを規定するものでございまして、第5条から第8条関係まででございます。
次に(9)(10)は、道の駅の利用時間、休館日を設けないことを規定するものでございまして、
第9条、第10条関係でございます。
次に(11)から、次のページ、(15)までは道の駅の有料施設の利用許可、利用許可の変更、権利
の譲渡の禁止、利用料、利用料の減免などを規定するものでございまして、第11条から第15条関
係でございます。
次に(16)と(17)は、原状回復、それから損害賠償などの義務を規定するものでございまして、
第16条、第17条関係でございます。
次に(18)は、この条例の施行に関して必要な事項は規則で定めることとしておりまして、第18
条関係でございます。
最後になりますが、(19)はこの条例の施行を平成27年4月1日としております。(20)におきま
しては、指定管理者の指定の手続の行為をこの条例の施行日の前においても行えることとしてお
ります。附則の第1項、第2項関係でございます。
続きまして、議案書116ページをお開きください。
議第128号
下呂市農林水産物等生産加工展示販売施設条例の一部を改正する条例について。
下呂市農林水産物等生産加工展示販売施設条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定めるも
のでございます。平成26年11月28日提出。
-42-
提案理由でございます。下呂市道の駅南飛騨小坂はなももを指定管理施設とする下呂市道の駅
南飛騨小坂はなもも条例を制定することに伴い、当該条例の一部を改正するものでございます。
条例要綱にて御説明をいたしたいと思います。
119ページをお開きください。
下呂市農林水産物等生産加工展示販売施設条例の一部を改正する条例要綱。
1.改正理由でございます。下呂市道の駅南飛騨小坂はなももを指定管理施設とし、民間の能
力を最大限に活用し経営を行うために、下呂市道の駅南飛騨小坂はなもも条例を制定することに
伴い、当該条例の一部を改正するものでございます。
2番、概要でございます。(1)は施設の名称及び位置の表から、下呂市道の駅南飛騨小坂はな
ももの項を削ります。第2条関係でございます。
(2)は、この条例は、平成27年4月1日から施行としておりまして、附則関係でございます。
御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(中島達也君)
続いて、議第129号についての提案理由の説明を求めます。
観光商工部長。
○観光商工部長(二村文裕君)
それでは、議案書120ページをお開きください。
議第129号
下呂市緑地等利用施設条例ついて。
下呂市緑地等利用施設条例を別紙のとおり定めるものでございます。平成26年11月28日提出。
提案理由でございますが、下呂市緑地等利用施設の設置及び管理について、指定管理者による
管理に移行するため、下呂市緑地等利用施設条例の全部を改正するものでございます。
では、条例要綱で説明をいたしますので、127ページをお開きください。
下呂市緑地等利用施設条例の要綱。
1.改正理由につきましては、先ほど御説明をしておりますので省略をさせていただきます。
2の概要でございますが、(1)(2)は設置並びに名称、位置を定めるものでございまして、第1
条、2条関係でございます。
(3)から(7)までは、開設期間、使用時間、使用の承認、承認の取り消し、権利の譲渡等の禁止
などを規定するものでございまして、第3条から7条関係でございます。
次に(8)から(10)までは、使用料、その減免、還付を定めるものでございまして、第8条から
10条関係まででございます。
次に(11)(12)は、原状回復、損害賠償などの義務を規定するものでございまして、第11条、12
条関係でございます。
次に(13)から(18)までは、指定管理者による管理、指定の手続、管理者が行う業務、管理者の
責務、準用規定、委任などを規定するものでございまして、第13条から18条関係でございます。
最後になりますが、(19)はこの条例の施行を平成27年4月1日としております。(20)におきま
-43-
しては、指定管理者の指定の手続などの行為をこの条例の施行日の前においても行えることとし
ております。附則の第1、第2項関係でございます。
御審議のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(中島達也君)
続いて、議第130号についての提案理由の説明を求めます。
建設部長。
○建設部長(齋藤和弘君)
それでは、129ページのほうをお願いします。
議第130号
下呂市市営住宅条例の一部を改正する条例について。
下呂市市営住宅条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。平成26年11月28日提出。
提案理由、下呂市市営住宅の三原住宅(木造平家建て)6棟12戸のうち、1棟2戸については
空き家となり、耐用年数を経過し老朽化が著しいことなどから廃止するため、当該条例の一部を
改正するものであります。
条例要綱で説明させていただきますので、132ページをお開きください。
下呂市市営住宅条例の一部を改正する条例要綱。
1.改正理由。下呂市市営住宅の三原住宅(木造平家建て)6棟12戸のうち、1棟2戸につい
ては空き家となり、耐用年数を経過し老朽化が著しいことから廃止にするため、当該条例の一部
を改正するものであります。
2.概要です。(1)三原住宅の戸数を12戸から10戸に改めるものであります。
(2)この条例は、公布の日から施行をします。
以上、御審議いただきますようよろしくお願いをいたします。
○議長(中島達也君)
続いて、議第131号及び議第132号についての提案理由の説明を求めます。
教育部長。
○教育部長(中川好美君)
133ページをごらんください。
議第131号
下呂市学校給食センター条例の一部を改正する条例について。
下呂市学校給食センター条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。平成26年11月28日
提出。
提案理由、給食の供給対象を実態と合わせるため、当該条例の一部を改正するものでございま
す。
136ページをごらんください。
条例要綱で説明をいたします。
1.改正理由。現在は給食の供給対象が市立の小学校及び中学校の児童・生徒並びにこれらの
機関に属する職員となっていますが、実際には下呂特別支援学校への給食提供も受託しているた
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め、実態に合わせて改正するものでございます。
2.概要。(1)供給対象を広げる旨を追加します。第3条関係。
(2)供給の対象を広げたことに伴う経費の負担の対象も同様に広げる旨を追加します。第4条
関係。
(3)この条例は、公布の日から施行します。附則関係でございます。
続いて、137ページをごらんください。
議第132号
下呂市附属機関設置条例の一部を改正する条例について。
下呂市附属機関設置条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。平成26年11月28日提出。
提案理由、岐阜県教育委員会による教育支援の手引の制定により、附属機関名と所掌事務を改
めるため、当該条例の一部を改正するものでございます。
140ページをごらんください。
条例要綱で説明をいたします。
1.改正理由。平成26年4月に岐阜県教育委員会が就学指導の手引を改訂し、新たに教育支援
の手引を制定したことに伴い、教育委員会の附属機関の名称と所掌事務を変更することとなった
ため、当該条例の一部を改正するものでございます。
2.概要。(1)「下呂市障がい児就学指導委員会」を「下呂市障がい児教育支援委員会」に改
め、所掌事務を教育委員会の諮問に応じ、障害のある子供に対し、一貫した教育支援を行うに改
めます。別表関係でございます。
(2)この条例は、公布の日から施行します。附則第1項関係でございます。
(3)下呂市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例別表中、「障がい児就学指導
委員会委員」を「障がい児教育支援委員会委員」に改めます。附則第2項関係でございます。
以上、御審議よろしくお願いいたします。
○議長(中島達也君)
これより、本20件に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔挙手する者なし〕
質疑なしと認めます。
これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議第113号から議第132号までの上程20議案について、お手元に配付してお
ります付託表のとおり、所管の常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
異議なしと認めます。よって、議第113号から議第132号までの20議案については、付託表のと
おり、所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎議第133号から議第141号までについて(議案説明・質疑・委員会付託)
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○議長(中島達也君)
日程第40、議第133号 平成26年度下呂市一般会計補正予算(第9号)、日程第41、議第134号
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第5号)、日程第42、議
第135号
平成26年度下呂市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)補正予算(第4号)、
日程第43、議第136号
平成26年度下呂市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第4
号)、日程第44、議第137号
程第45、議第138号
第139号
平成26年度下呂市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)、日
平成26年度下呂市下水道事業特別会計補正予算(第4号)、日程第46、議
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(診療施設勘定)補正予算(第4号)、
日程第47、議第140号
平成26年度下呂市水道事業会計補正予算(第4号)、日程第48、議第141
号 平成26年度下呂市下呂温泉合掌村事業会計補正予算(第4号)、以上9件を一括議題といた
します。
議第133号から議第141号までの提案理由の説明を求めます。
市長。
○市長(野村
誠君)
ただいま一括上程されました議第133号から議第141号までの補正予算につきまして、提案理由
の説明を申し上げます。
今回の補正予算につきましては、各会計とも国庫補助金、県補助金などの交付決定による歳入
歳出の増減や今年度中に実施が必要となった事業の追加計上、また事業費の確定による歳出予算
の減額などが主な内容でございます。
議第133号の一般会計補正予算においては、歳入で今年度の市民税の賦課結果や固定資産税滞
納繰越分の収入実績に基づきます市税の増額、歳出では議第116号で説明いたしました育英資金
基金の積立額の増額についても予算計上しております。
議第134号から議第141号までの各特別会計、企業会計の補正予算につきましても、冒頭で説明
申し上げました内容が主なものでございます。
詳細につきましては各担当部長が説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中島達也君)
それでは、議第133号について詳細説明を求めます。
経営管理部長。
○経営管理部長(桂川国男君)
それでは、補正予算書の1ページをお開きいただきたいと思います。
議第133号
平成26年度下呂市一般会計補正予算(第9号)。
平成26年度下呂市の一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによる。
第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額にそれぞれ6,155万8,000円
を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出とも205億5,599万8,000円とするものでございます。
款項の区分、金額等は第1表によるものでございます。
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第2条は、債務負担行為の補正で、債務負担行為の追加は第2表によるものでございます。
第3条は、地方債の補正で、地方債の変更は第3表によるものでございます。平成26年11月28
日提出。
次の2ページをお開きいただきたいと思います。
第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございます。主な内容につきまして、御説明をいたします。
1款市税のうち、1項市民税につきましては、市民税の個人分の現年課税分について平成26年
度の調定額が当初予算編成時の見込み額を上回ったことなどにより、5,012万3,000円の増額をし
ます。
2項の固定資産税につきましては、滞納分の収入実績が10月末現在で当初予算編成時の見込み
額を上回っておりますので、4,500万円を増額いたします。
飛びまして、14款国庫支出金2,873万円の減額。こちらにつきましては、言葉の教室利用者数
の増加に伴います自立支援給付費負担金337万8,000円の増額、社会保障税番号システム整備費補
助金が配分されたことに伴います668万1,000円の増額、補助金の交付決定に伴います社会資本整
備総合交付金3,312万円の減額、防災・安全交付金660万円の減額などでございます。
15款県支出金139万5,000円の増額につきましては、補助金の交付決定や事業費の確定に伴いま
す岐阜県市町村振興補助金350万円の増額、元気な農業産地構造改革支援事業補助金340万7,000
円の増額、野生生物保護管理事業補助金7,500万円の減額などでございます。
18款繰入金は、財政調整基金からの繰入金4,400万円の減額でございます。
20款諸収入のうち、1項延滞金・加算金及び過料につきましては、固定資産税の滞納分に係る
延滞金1,400万円の増額、5項の雑入1,957万円の増額は平成25年度からの繰越事業であります次
世代自動車充電インフラ整備促進事業に対する財団法人の次世代自動車振興センターからの補助
金334万円の増額、言葉の教室利用者数の増加に伴います児童デイサービス利用料752万3,000円
の増額、萩原南保育園及び金山保育園の指定管理料の過年度精算に伴います返還金687万2,000円
などでございます。
21款の市債440万円の増額につきましては、国庫補助事業であります社会資本整備総合交付金
事業、防災安全交付金事業の補助金交付決定に伴いまして、対象事業費や充当財源を調整したこ
とによる道路橋梁整備事業債の増額でございます。
続きまして、3ページからは歳出でございます。
同じように主な内容を説明させていただきます。
2款総務費は1,156万5,000円の減額。旧下呂温泉病院の立体駐車場解体工事の完了によりまし
て事業費が確定しましたことに伴います1,066万8,000円の減額が主なものでございます。
3款民生費1,204万7,000円の増額でございます。来年4月からの介護保険制度の改正に対応す
るため、認定審査会システムなどの大幅な改修が必要となっておりますので、これに対する介護
保険特別会計(保険事業勘定)への繰出金309万9,000円の増額のほか、児童福祉費では先ほど歳
入でも説明させていただきました利用者数の増加に伴いますことばの相談室開設費759万6,000円
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の増額、公設民営事業では今年度の年度協定の締結に伴いまして、萩原南保育園及び金山保育園
の指定管理料582万円の減額、また来年4月から萩原北保育園を指定管理に移行することに伴い
まして、施設の修繕工事費など508万4,000円の増額でございます。
6款農林水産業費は645万1,000円の減額。事業費の確定に伴いますわな捕獲体制モデル事業
675万円の減額、県営林道開設事業、坂本から弓掛トンネル電気設備の負担500万円の減額のほか、
来年度に予定しておりました事業を前倒ししたことに伴います元気な農業産地構造改革支援事業
681万5,000円の増額が主なものでございます。
8款の土木費5,791万5,000円の減額でございます。先ほど歳入の国庫支出金でも説明させてい
ただきました補助金の交付決定に伴いまして、個別の事業費を調整の上、社会資本整備総合交付
金事業で5,207万1,000円、防災・安全交付金事業で1,270万円をそれぞれ減額いたします。また、
住宅費では市が管理する公営住宅の維持補修費につきまして500万円を増額しております。
4ページへ参りまして、10款教育費のうち、1項教育総務費9,000万円の増額は、本定例会に
おいて先ほど説明させていただきました基金条例の一部を改正をお願いしております。育英資金
基金の額を1億2,800万円から2億1,800万円に増額するために、必要な積立金9,000万円を予算
計上するものでございます。
14款予備費につきましては、今後降雪の時期を迎えるに当たりまして、除雪費用の増大など不
測の事態に備えまして3,082万8,000円を増額補正するものでございます。
5ページのほうをお開きいただきたいと思います。
第2表 債務負担行為補正でございます。まず、萩原北保育園と萩原南保育園につきましては、
来年4月以降の指定管理者の指定に伴いまして、指定管理料の債務負担行為を追加するものでご
ざいます。
小学校指導用教材の購入費につきましては、4年に1度、教科書の更新が行われております。
平成27年度がその年に当たるということで、年度当初に教科書が納品されていないと学校の授業
に支障が出ますので、今年度内に購入の手続が必要となることから、契約締結のために債務負担
行為を追加するものでございます。
また、小学校校務員業務と中学校校務員業務につきましては、現在日々雇用職員により実施を
しておりますが、平成27年から民間委託する予定でございますので、業者選定等の準備が今年度
内に必要なことから、債務負担行為の追加補正をお願いするものでございます。
次の6ページをお開きいただきたいと思います。
第3表 地方債補正でございます。土木債の道路橋梁整備事業につきまして、国庫補助金の交
付決定を受け、個別の事業費を調整したことに伴いまして、限度額を440万円増額し5,760万円と
するもので、起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同じでございます。
7ページからは、今ほど申し述べました歳入歳出補正予算の事項別明細書となっております。
少し飛んでいただきまして、31ページをお開きください。
こちらは債務負担行為の調書で、先ほど説明したとおりでございます。
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次のページ、32ページをお開きください。
地方債の調書でございます。表の右下でございますが、平成26年度末の残高見込み額でござい
ます。241億2,538万2,000円となる見込みでございます。
以上で平成26年度下呂市一般会計補正予算(第9号)の説明を終わります。御審議よろしくお
願いいたします。
○議長(中島達也君)
続いて、議第134号について詳細説明を求めます。
市民部長。
○市民部長(二村尚彦君)
補正予算書の33ページをお開きください。
それでは、議第134号
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算
(第5号)の詳細説明を申し上げます。
平成26年度下呂市の国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第5号)は、次に定め
るところによる。
第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,802万3,000円
を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出とも44億2,584万円とするものでございます。
款項の区分、金額等につきましては第1表によるものです。平成26年11月28日提出。
次のページ、34ページをお開きください。
第1表 歳入歳出予算補正でございます。
歳入の国庫支出金、国庫負担金では、療養給付費、高額療養費が伸びていることにより、療養
給付費等負担金2,518万9,000円の増額を見込んでおります。
療養給付費等交付金のところでは、社会保険診療支払基金からの変更交付決定等により1,423
万円を減額するものでございます。
県支出金、県補助金の629万6,000円の増額につきましても、療養給付費等の伸びによるもので
ございます。
次のページ、35ページでございます。歳出でございます。
保険給付費の療養諸費で4,954万4,000円の増額を、それから高額療養費で3,245万2,000円の増
額を計上しておりますが、10月までの支払い状況から今後推測して増額したものでございます。
予備費の6,734万8,000円の減額は、保険給付費の増額に対する財源調整を行ったものでござい
ます。
以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(中島達也君)
続いて、議第135号及び議第136号について詳細説明を求めます。
福祉部長。
○福祉部長(松村勝久君)
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補正予算書の45ページをお開きください。
議第135号
平成26年度下呂市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)補正予算(第4
号)。
平成26年度下呂市介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)補正予算(第4号)は、次に定
めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ23万9,000円を追加
し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,062万9,000円とする。
款項の区分、金額は第1表による。平成26年11月28日提出。
46ページをお開きください。
第1表 歳入歳出予算補正でございます。
歳入につきましては、まず一般会計からの繰入金で、小坂老健施設分24万6,000円の増と居宅
予防サービス計画事業分7,000円の減、合わせまして23万9,000円の増額となります。
歳出につきましては、主なものとして、総務費、総務管理費24万6,000円の増で、小坂老健の
渡り廊下屋根修繕の増でございます。
続きまして、51ページをお開きください。
議第136号
平成26年度下呂市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第4号)。
平成26年度下呂市の介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第4号)は、次に定めると
ころによる。
(歳入歳出予算の補正)第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ462万6,000円を追加
し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億4,834万9,000円とする。
款項の区分、金額につきましては第1表による。平成26年11月28日提出。
続きまして、52ページをお開きください。
第1表 歳入歳出予算補正でございます。
まず歳入でございますけれども、主なものとして、国庫支出金、国庫補助金152万7,000円の増
額でございます。これは国庫補助金で介護保険システムの改修事業に関する補助金でございます。
繰入金、一般会計繰入金309万9,000円の増です。これは一般会計からの事務費の繰入金でござ
います。
続きまして歳出の主なものとしては、総務費、介護認定審査会費462万6,000円の増額です。こ
れは介護保険制度の改正に伴うシステム改修の委託金507万円と備品購入の不用額が44万4,000円
ありましたので、その差し引きして462万6,000円でございます。
保険給付費、介護サービス等諸費260万円の減です。これは地域密着型介護サービス給付費460
万円の減と居宅介護福祉用具購入費60万円、居宅介護住宅改修費140万円の増額による差額の減
です。
続きまして、介護予防サービス等諸費260万円の増につきましては、介護予防住宅改修費260万
円の増となります。
-50-
以上、両特別会計につきまして御審議よろしくお願いいたします。
○議長(中島達也君)
続いて、議第137号及び議第138号について詳細説明を求めます。
上下水道部長。
○上下水道部長(今井雅彦君)
それでは、補正予算書の57ページをお願いいたします。
議第137号
平成26年度下呂市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)。
平成26年度下呂市の簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,441万7,000円を
減額し、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ7億4,532万9,000円とする。
2.歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の
金額は、第1表 歳入歳出予算補正による。
(地方債の補正)第2条、地方債の変更は、第2表
地方債補正による。平成26年11月28日提
出。
58ページをお願いします。
第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございます。主な内容につきまして、御説明をさせていた
だきます。
第2款の使用料及び手数料の使用料でございますが、1,282万5,000円の減額でございます。こ
れは人口の減少や漏水の修繕等によります水道使用料の減額でございます。
第9款市債の310万円の減額でございます。これは土木工事の舗装工の延期に伴い、小坂町大
垣内線配水管布設工事の延期による減額でございます。
次に、下段の歳出でございます。
3款の施設整備費の313万2,000円の減額でございます。これも同じく舗装工延期に伴います小
坂町大垣内線の配水管布設がえ工事の延期による減額でございます。
7款の予備費の1,144万の減額でございます。これは水道料金の収入の減額に伴い、その財源
の不足の補填として予備費の減額を行ったものでございます。
次に、下段の59ページでございます。
第2表 地方債の補正でございます。
小坂地内の簡易水道整備事業の延期に伴い、財源となる地方債の減額を行い、6,110万円に減
額変更したものでございます。
次のページからは、今ほど申し上げました歳入歳出予算の事項別明細書となっておりますので
説明は省略させていただきます。
少し飛びまして、65ページをお願いいたします。
地方債に関する調書でございます。
表右下の37億2,489万8,000円が平成26年度末残高見込みでございます。
-51-
次、67ページをよろしくお願いします。下水関係でございます。
議第138号
平成26年度下呂市下水道事業特別会計補正予算(第4号)。
平成26年度下呂市の下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ763万円を減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ23億5,468万5,000円とする。
2.歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の
金額は、第1表 歳入歳出予算補正による。
(地方債の補正)第2条、地方債の変更は、第2表の地方債補正による。平成26年11月28日提
出。
次のページをお願いします。
68ページ、第1表の歳入歳出予算補正の歳入でございます。主な内容について御説明をさせて
いただきます。
第9款市債の580万の減額でございます。これは幸田処理施設の更新工事実施設計業務委託を
当初計画しておりましたが、下呂南部処理区との統廃合の中であわせて計画実施することによる
減額と、金山地区下原地内の国道41号線トンネル終末付近の工事の変更に伴い、同地内での下水
道管布設がえ工事の取りやめを行ったことによる市債の減額を行ったものでございます。
続いて、下段69ページの歳出でございます。
第2款施設管理費の1,184万9,000円の増額でございます。これは各処理施設の電気料金の増額
や公共ますの設置工事に伴う増額、また機械器具の修繕に伴う増額でございます。
続いて、第3款施設整備費1,871万4,000円の減額でございます。これは幸田処理施設と下呂南
部処理施設の統廃合に伴う設計業務委託の減額と、金山地内、下原地内の国道41号線トンネル工
事終末付近の工事の変更に伴い、下水道管の布設がえ工事を行うことによる工事費の減額でござ
います。
次に、次ページの70ページをお願いいたします。
第2表 地方債の補正でございます。
金山地内の国道41号線トンネル工事終末付近の工事の変更に伴う下水道管の管路の工事の変更
の取りやめと、幸田処理場と下呂南部処理場の統廃合に伴う設計業務委託を取りやめたことによ
る減額で、地方債の減額を6,940万円に減額変更するものでございます。
次のページからは今ほど申し上げました歳入歳出予算の事項別明細となっておりますので、説
明は省略をさせていただきます。
少し飛びますが、77ページをお願いいたします。
地方債に関する調書でございます。表の右下でございます。168億7,704万9,000円が平成26年
度末残高見込みの金額でございます。
以上2会計について、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(中島達也君)
-52-
続いて、議第139号について詳細説明を求めます。
健康医療部長。
○健康医療部長(熊﨑武司君)
それでは、予算書79ページをお開きください。
議第139号
平成26年度下呂市国民健康保険事業特別会計(診療施設勘定)補正予算(第4
号)でございます。
平成26年度下呂市の国民健康保険事業特別会計(診療施設勘定)補正予算(第4号)は、次に
定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ20万円を追加し、歳入歳出予
算の総額を歳入歳出それぞれ2億7,302万5,000円とする。
2.款項の区分及び金額につきましては、第1表
歳入歳出予算補正によります。平成26年11
月28日提出。
次のページをお開きください。
第1表 歳入歳出予算補正でございます。
歳出のほうに掲げてございます総務費の20万円でございますが、看護師の新規採用を予定して
おりますので、就職準備金の貸し付けに必要な予算を計上したもので、その財源を歳入のほうで
寄附金と、それから一般会計からの繰入金で充当するものでございます。
以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(中島達也君)
続いて、議第140号について詳細説明を求めます。
上下水道部長。
○上下水道部長(今井雅彦君)
補正予算書の85ページをお願いします。
議第140号
平成26年度下呂市水道事業会計補正予算(第4号)。
第1条、平成26年度下呂市水道事業会計の補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
第2条、平成26年度下呂市水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を、次のとお
り補正する。
科目、第2款水道事業費用の第1項営業費用でございますが、補正予定額としまして4万
3,000円の減額でございます。これは水道料金の検針を検針員さんにお願いをしておったところ、
できない月がございまして、その分の委託料を減額したものでございます。
第2項の営業外費用4万3,000円の増額でございます。これは平成25年度の水道事業の借入金
の確定による支払い利息の増額でございます。平成26年11月28日提出でございます。
次ページ以降は、実施計画、キャッシュフロー、予定貸借対照表などになってございますので、
説明を省略させていただきます。
以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
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○議長(中島達也君)
続いて、議第141号について詳細説明を求めます。
観光商工部長。
○観光商工部長(二村文裕君)
それでは、予算書93ページをお開きください。
議第141号
平成26年度下呂市下呂温泉合掌村事業会計補正予算(第4号)。
第1条、平成26年度下呂市下呂温泉合掌村事業会計の補正予算(第4号)は、次に定めるとこ
ろによるものでございます。
第2条、平成26年度下呂市下呂温泉合掌村事業会計予算の予定額を次のとおり補正するもので
ございます。
第1款の下呂温泉合掌村事業収益をJR80周年記念事業の協賛金などにより70万円の増額補正
をいたしまして、補正後の金額が2億7,854万2,000円となります。
次に、同じく営業費用を当期の電力不足を補うための増額やJR記念事業に係るイベントなど
がふえたことによりまして320万2,000円の増額補正をいたしまして、補正後の金額が4億7,410
万2,000円となります。
次のページをお願いいたします。
第3条は、予算第4条本文括弧書きの中の資本的収入額が支出額に対して不足する額3,651万
2,000円を3,931万2,000円に、過年度分損益勘定留保資金3,169万7,000円を3,440万1,000円に、
消費税資本的収支調整額481万5,000円を491万1,000円に改め、予定額を次のとおり補正するもの
でございます。
第1款の資本的収入を、合掌の里改修工事に対する県補助金の採択がかなわなかったため、
150万の減額補正をいたしまして、補正後の金額が2,701万円となります。
次に同じく資本的支出でございますが、森の滑り台の保守点検により早急な改修が必要となっ
たため130万円の増額補正をいたしまして、補正後の金額が6,632万2,000円となります。平成26
年11月28日提出。
95ページ以降の説明につきましては実施計画、キャッシュフロー、予定貸借などでございます
ので、よろしくお願いをいたします。
御審議のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(中島達也君)
ここで経営管理部長より、平成26年度下呂市一般会計補正予算(第9号)の説明の訂正の申し
出がありましたので、これを許可いたします。
経営管理部長。
○経営管理部長(桂川国男君)
先ほど説明いたしました平成26年度下呂市一般会計補正予算(第9号)の中で、第1表の歳入
歳出予算補正の歳入のところで、15款の県支出金139万5,000円の増額の内訳の中で、野生生物保
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護管理事業補助金7,500万円の減額と申し上げましたが、正しくは750万円の減額でございますの
で、訂正しおわびを申し上げます。よろしくお願いいたします。
○議長(中島達也君)
これより、本9件に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
質疑なしと認めます。
これで質疑を終結いたします。
お諮りします。議第133号から議第141号までの上程9議案について、お手元に配付しておりま
す付託表のとおり、予算特別委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
異議なしと認めます。よって、議第133号から議第141号までの9議案については、付託表のと
おり、予算特別委員会に付託することに決定いたしました。
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◎散会の宣告
○議長(中島達也君)
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
明日29日、明後日30日は休会となります。
次の会議は12月1日午前10時より本会議となります。
本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでございました。
午後2時18分
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散会
以上会議の次第を記載し、その相違ないことを証するためここに署名する。
平成26年11月28日
議
長
中
島
達
也
署名議員 3番
今
井
美
好
署名議員 4番
今
井
政
嘉
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