農業法人 株式会社三鷹ファームの事業概要 1 平成 22 年度事業概要 (1)

農業法人 株式会社三鷹ファームの事業概要
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平成 22 年度事業概要
(1)
会社設立について
平成 22 年 3 月 2 日、会社設立登記申請を行う。設立時の取締役として、
株主である岡田源治、伊藤定男、高橋喜末、根岸稔、森屋昭男、冨澤幸浩の
6 名が就任した。代表取締役には岡田源治が就任した。設立時の資本金は、
200 万円で、本店の所在地は、三鷹市下連雀 3 丁目 38 番 4 号三鷹産業プラ
ザ内に置く。
(2) 「都市農地の保全等に関するパートナーシップ協定」の締結について
当社は、後継者不足や高齢化などにより毎年減少する生産緑地や道路など
の公共事業等で交換される代替農地(候補地を含む)を保全するため、平成 22
年 3 月 8 日付にて三鷹市と「都市農地の保全等に関するパートナーシップ協
定」を締結した。この協定基づき、通年管理地を保全しながら農業活動を実
施した。
本年収穫した主な野菜は、トウモロコシ、サツマイモ、サトイモ、ホウレ
ン草、大根、白菜、カブ、ブロッコリー、キャベツなど。本年は猛暑が続い
たが、社員の努力により、立派な出来となった。
(3) 「菜園インストラクター養成講座」の開設について
当社が耕作・管理する畑を農業実習地として、市民の方に約 30 種類の野菜
づくりの技術や知識を身につけていただき、菜園インストラクターとして養
成することを目的として、(有)田舎の学校(代表:田中直枝)と共同で「菜園イ
ンストラクター養成講座」を 9 月より開設した。10 名定員のところ 5 名の
応募があり、秋冬野菜の栽培に取り組んだ。
(4) 地域住民との市民交流事業について
11 月6日からサツマイモ堀り体験を行い、保育園・幼稚園6団体が参加
した。
12 月5日から大根・サトイモ堀り体験を行い、7 家族・グループが参加
した。
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12 月 12 日、当社で耕作・管理する畑で収穫されたサトイモ等の野菜を用
いて、当社事業の理解・親睦・PRを兼ねて、
「芋煮会」を実施し、約 90 名
が参加した。
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平成 23 年度事業概要
(1) 「菜園インストラクター養成講座」の継続
「菜園インストラクター養成講座」を昨年度に引き続き開設した。
当講座は、昨年 9 月からの前期実習生 4 人に、2 月からの後期実習生 8
人を加え、12 人で多品種の野菜づくりに取り組んでいる。
2 月から6月にかけて、畑の土作りから始まり、ジャガイモ、タマネギ、
カブ、エンドウ、そら豆の植付けと収穫を行ったほか、ナス、トウモロコ
シ、キュウリ、レタス、トマト、ピーマン、枝豆、カボチャ、サツマイモ、
ニンジン、サトイモの植え付けを実施した。
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*昨年の秋からの受講生(1期生)の修了式
1 年間の菜園インストラクター養成講座を修了した 4 人に対し、8 月 10 日(水)
に、初級コースの修了書を交付した。その内1名を、8 月 28 日、
「菜園インスト
ラクター」に認定した。その内1名を、8 月 28 日、
「菜園インストラクター」に
認定した。
また、平成 23 年2月から、同講座初級コース(第2期生)を、新入生8名の
受講生によりスタートした。あわせて、9月から同講座応用コースを、第1期
生1名により開始した。
(2) 農地管理の受託【新規事業】
三鷹市井口の市民農園(三鷹市井口5丁目)の管理を受託し、8 月に通路防草シ
ート張請負作業を実施した。
また、個人農業者より農地の管理の委託を受け、草刈作業を実施した。
(3) 農作物の生産・流通・販売の促進
・生産・流通・販売の促進事業として、当社で耕作・管理する畑にて生産された
農作物を、7月 16 日、17 日のみたか商工まつり、11 月 12・13 日の三鷹市農
業祭で販売した。
・合同会社プラスソイルと委託販売契約を結び、12 月より市内スーパー、東
日本応援ショップ店頭等で当社農産物の販売を開始した。
(4) 地域住民との市民交流事業について
地域住民との交流を目的に、当社で耕作・管理する畑にて収穫されたサトイモ
等を用いて「いも掘り」と「いも煮会」を 11 月に実施した。
・「いも掘り」
市内外の保育園・幼稚園から多数お問合せをいただいたが、今年はサツマイ
モの生育が悪く、2件(園児 117 名、職員 10 名)の実施となった。
・「いも煮会」
11 月 19 日(土)11:30~ 三鷹ファーム圃場での開催予定だったが、雨天
のため、作業所での実施となった。清原慶子三鷹市長をはじめ地域住民、関係
者を含め、約 30 名の方にご参加いただいた。
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「都市農業を育てる市民のつどい」
7月9日(土)、「都市農業を育てる市民のつどい」にて、三鷹ファーム圃場
でのジャガイモの収穫体験を実施した。
(5) 視察・研修の受け入れ
・2月、三鷹市農業委員会の視察として、和光市が三鷹ファーム圃場を訪れ、
岡田社長が事業説明を行った。
・10 月 24 日(月)、西・南多摩職務代理者の研究会が来訪。圃場にて、岡田
社長が事業説明を行った。
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