2015 年第 4 回村上春樹国際シンポジウム 大会テーマ 村上春樹文学における「両義性」(pharmakon) 期 日:2015 年 7 月 25 日∼27 日(3 日間) 場 所:日本北九州国際会議場(小倉) 北九州市小倉北区浅野 3 丁目 9 番 30 号 主催者:(台湾)淡江大学村上春樹研究センター・淡江大学日本語学科 共催者:(日本)北九州市 プログラム 2015 年 7 月 25 日(土曜日) 受 0900-1000 1000-1030 1050-1155 1050-1055 開幕式(2 階国際会議室) 曾 秋桂(淡江大学村上春樹研究センター主任) 北橋 健治(日本北九州市市長) 頼 振南(台湾日本語文学会理事長) 頼 錦雀(台湾日本語教育学会理事長) 奧村 訓代(日本比較文化学会会長) 論文口頭発表(1) 第 1 セッション 第 2 セッション 第 3 セッション 第 4 セッション 第 5 セッション 2 階国際会議室 21 会 議 室 22 会 議 室 32 会 議 室 33 会 議 室 司会兼 司会兼 司会兼 司会兼 司会兼 コメンテーター コメンテーター コメンテーター コメンテーター コメンテーター 日高 1055-1115 佳紀 盧 明姫 高橋 龍夫 奧村 訓代 八尋 春海 奈良教育大学 東国大学校 専修大学 高知大学 西南女学院大学 教授 教授 教授 教授 教授 発 表 者 01 発 表 者 03 発 表 者 05 発 表 者 07 発 表 者 09 小林 由紀 落合 由治 奥田 浩司 石川 隆男 楊 炳菁 東呉大学 淡江大学 愛知教育大学 台湾大学 北京外国語大学 兼任助理教授 教授 准教授 兼任講師 副教授 テーマ テーマ テーマ テーマ テーマ 『女のいない男た 村上春樹作品の文 『海辺のカフカ』 『風の歌を聴け』 村上春樹文学にお と江藤淳『成熟と に みる 両 義 性 ける両義性 テクスト的機能の 喪失』 タッチメント&コ ン屋再襲撃」にお 歴史的継承と発展 〈求めること〉の ミットメント け る “学 生 風 の カ ち 』に お け る「 木 野 」 法 の「 両 義 」性 物語 構造連鎖から読み 文型と語彙の 解く 〈母〉を デ 「パ ッ プ ル ”を 中 心 に 両義性 1115-1125 1125-1145 付 質疑応答 発 表 者 02 発 表 者 04 廖 賴 育卿 錦雀 発 表 者 06 山根 由美恵 発 表 者 08 葉 蕙 発 表 者 10 劉 曉慈 淡江大学 東呉大学 広島国際大学 マレーシア・ラー 熊本大学社会文化 助理教授 教授 非常勤講師 マン大学講師 科学研究科 博士後期 テーマ テーマ テーマ 村 上 春 樹「 木 野 」論 『シドニー!』か 「 母 」の 怒 り 「 海 ら見た村上春樹の 辺のカフカ」にお 『羊をめぐる冒 異文化観 ける母と子の両義 険』と聖書との関 性を視座として 連性についての一 「水」と「火」の 考察 要素をめぐって 蛇の持つ「両義 的」意味から見て 日本語 教育への示唆 テーマ 「羊」の両義性 1145-1155 質疑応答 1155-1320 昼 食 (参 加 費 プ ラ ス 予 稿 集 費 申 込 者 の み 弁 当 を 提 供 ) 村上春樹「加納ク レタ」試論 クレタのもつ 1 階メインホール 1320-1420 基調講演(1) 1320-1325 司会者:頼 振南(輔仁大学教授・台湾日本語文学会理事長) 講演者:森 正人(熊本大学名誉教授・尚絅大学学長) テーマ:村上春樹文学における両義性 内界としての外部 1325-1420 テーマ 入場無料 1420-1430 休憩時間 1 階メインホール 1430-1530 基調講演(2) 1430-1435 司会者:頼 錦雀(東呉大学教授・台湾日本語教育学会理事長) 講演者:柴田 勝二(東京外国語大学教授) テーマ:語られるものと語られないものの間 村上春樹における寓意の両義性 1435-1530 入場無料 1530-1540 1540-1640 1540-1545 1545-1640 休憩時間 1 階メインホール 基調講演(3) 入場無料 司会者:彭 春陽(淡江大学副教授) 講演者:小森 陽一(東京大学教授) テーマ:村上春樹文学における両義性と日本の近代 『海辺のカフカ』における『坑夫』の位置 懇親会(リーガロイヤルホテル 2 階のコルベーユにて) 重要無形民俗文化財「戸畑祇園大山笠」見学(各自) 1730-1930 1930- 2015 年 7 月 26 日(日曜日) 論文口頭発表(2) 0900-1005 0900-0905 第 6 セッション 第 7 セッション 第 8 セッション 第 9 セッション 第 10 セ ッ シ ョ ン 2 階国際会議室 21 会 議 室 22 会 議 室 32 会 議 室 33 会 議 室 司会兼 司会兼 司会兼 司会兼 司会兼 コメンテーター コメンテーター コメンテーター コメンテーター コメンテーター 樫原 0905-0925 修 西口 光一 林 裕二 范 淑文 邱 若山 広島大学 大阪大学 西南女学院大学 台湾大学 静宜大学 教授 教授 教授 教授 副教授 発 表 者 11 発 表 者 13 発 表 者 15 発 表 者 17 発 表 者 19 曾 羅 内田 王 沈 秋桂 曉勤 康 佑心 載賢 淡江大学 銘傳大学 淡江大学 銘伝大学 翰林大学校 教授 副教授 助理教授 助理教授 研究員 テーマ テーマ テーマ テーマ テーマ 神話の力が結ぶ夏 中上級日本語作文 村上春樹作品にお 村上春樹『羊をめ 村上春樹作品にお 目漱石と村上春樹 クラスにおける読 ける暴力の両義性 ぐる冒険』におけ ける「井戸」の意 「 木 野 」の 蛇 の 持 つ「両義性」 み取る能力の養成 村上春樹の「小 (pharmakon)に よ る 確幸」を題材とし 男の嫉妬物語 て 0925-0935 0935-0955 『海辺のカフカ』 る「弱さ」の両義 を中心に 味―『ノルウェイ 性について の森』を中心に 質疑応答 発 表 者 12 発 表 者 14 発 表 者 16 発 表 者 18 発 表 者 20 柴田 孫 余 王 汪 稔 寅華 盛延 雅辰 欣慈 梅光学院大学 淡江大学 台北科技大学 淡江大学 台湾大学 大学院生 副教授 教授 修士課程二年 修士課程三年 テーマ テーマ テーマ テーマ テーマ 春樹は両義性を問 「女のいない男た The Exotic and the 村上春樹作品にお 『スプートニクの えるか ち」からのぞく教 Familiar: The 室 活 動 の「 i+1」 Pharmakon of 『世界の終わりと 淡江大学非日本語 Cross-cultural ハードボイルド・ 専攻科目「日本語 Appropriation in ワンダーランド』 三」の試み Haruki Murakami’s を中心に 漱石・芥 川・『 女 の い な い 男 たち』 ける唄の役割 恋人』論 「鏡」 を中心に Kafka on the Shore 0955-1005 質疑応答 1010-1115 論文口頭発表(3) 1010-1015 第 11 セ ッ シ ョ ン 第 12 セ ッ シ ョ ン 第 13 セ ッ シ ョ ン 第 14 セ ッ シ ョ ン 第 15 セ ッ シ ョ ン 2 階国際会議室 21 会 議 室 22 会 議 室 32 会 議 室 33 会 議 室 司会兼 司会兼 司会兼 司会兼 司会兼 コメンテーター コメンテーター コメンテーター コメンテーター コメンテーター 波潟 1015-1035 剛 董 莊敬 米村 みゆき 頼 雲荘 九州大学 文藻外語大学 静岡英和学院大学 専修大学 東呉大学 教授 副教授 准教授 准教授 副教授 発 表 者 21 発 表 者 23 発 表 者 25 発 表 者 27 発 表 者 29 侯 林 陳 彭 元逵 立萍 美瑤 春陽 葉 夌 淡江大学 台湾大学 文藻外語大学 淡江大学 熊本大学 修士課程二年 教授 助理教授 副教授 博士 テーマ テーマ テーマ テーマ テーマ 『 女 の いな い 男 た 台湾で出版された 『アフターダー 村上春樹「螢」論 村上春樹小説にお ち 』 の 第一 作 に お 村上春樹の中訳作 ク』における女性 日本人らしいこ け る 両 義 性 と 2000 け る 男 のト ラ ウ マ 品に見られる人 身体の両義性−ジ だわりの短編小説 名・地名の表記 ェンダー批評を視 もたちはみな踊 座に る』を中心に 1035-1045 1045-1105 蔡 佩青 年代 『神の子ど 質疑応答 発 表 者 22 発 表 者 24 発 表 者 26 発 表 者 28 発 表 者 30 黃 許 楊 范 楊 如萍 均瑞 錦昌 淑文 琇媚 高雄餐旅大学 銘伝大学 輔仁大学 台湾大学 南台科技大学 副教授 副教授 副教授 教授 助理教授 テーマ テーマ テーマ テーマ テーマ 台湾の若者が語る 『 1Q84』 に 見 る 村上文学における 村上春樹「UFO 〈 摂 取 〉の 方 法 村 上 春 樹「 シ ェ エ ラ ザ ード」論 村上春樹 名声と スタイルへの認識 『平家物語』のリ ライトの両義性 都市空間の両義性 が釧路に降りる」 『ノルウェイの 試論 森』を例として 1105-1115 質疑応答 1120-1225 論文口頭発表(4) 1120-1125 第 16 セ ッ シ ョ ン 第 17 セ ッ シ ョ ン 第 18 セ ッ シ ョ ン 第 19 セ ッ シ ョ ン 第 20 セ ッ シ ョ ン 2 階国際会議室 21 会 議 室 22 会 議 室 32 会 議 室 33 会 議 室 司会兼 司会兼 司会兼 司会兼 司会兼 コメンテーター コメンテーター コメンテーター コメンテーター コメンテーター 高橋 1125-1145 由貴 羅 曉勤 平野 和彦 坂元 昌樹 楊 琇媚 福島大学 銘傳大学 山梨県立大学 熊本大学 南台科技大学 准教授 副教授 准教授 准教授 助理教授 発 表 者 31 発 表 者 33 発 表 者 35 発 表 者 37 発 表 者 39 王 嘉臨 豊田 圭子 王 静 中村 祥子 陳 羿潔 淡江大学 北九州工業高等専 名古屋大学 輔仁大学 淡江大学 助理教授 門学校 博士後期 副教授 修士課程二年 講師 テーマ テーマ テーマ テーマ テーマ 村 上 春 樹「 女 の い な 『世界の終りとハ 『色彩を持たない 『国境の南、太陽 『東京奇譚集』に い男たち」の方法 ードボイルド・ワ 多崎つくると彼の の 西 』論 「 島 本 」 ンダーランド』に 巡礼の年』におけ の両義性 おける動詞ヤルの るユートピア共同 用法 体及びその両義性 1145-1155 1155-1215 出来事」の意味 各主人公の視点 から見て 質疑応答 発 表 者 32 周 子軒 発 表 者 34 清水 泰生 発 表 者 36 徐 子怡 発 表 者 38 齋藤 正志 発 表 者 40 張 嘉雯 淡江大学 同志社大学 東京大学 文化大学 淡江大学 修士課程一年 嘱託講師 博士課程三年 副教授 修士課程二年 テーマ テーマ テーマ テーマ テーマ 村上春樹の短編小 村上春樹とランニ 村上チルドレンと 説「 女 の い な い 男 た ち 」に 見 た「 消 し ゴ ング 活字媒体を 中心に し て の 中 国 「 70 後」の作家たち 誘 惑 者 (tempter) と 両 不 思 議 な 出 来 事 の 義 性 (pharmakon) 影響力 「偶然の 短 篇「 独 立 器 官 」の 旅 人 」 と 「 ハ ナ レ 衛 慧 、慶 山( 旧 名: 「 女 」と 長 篇『 国 境 イ ・ ベ イ 」 か ら 見 ム」の意味 安妮宝貝)の村上 受容を中心に の 南、太 陽 の 西 』の 「島本」 1215-1225 質疑応答 1225-1330 昼 食 (参 加 費 プ ラ ス 予 稿 集 費 申 込 者 の み 、 弁 当 を 提 供 ) 1330-1435 論文口頭発表(5) 1330-1335 おける「不思議な 第 21 セ ッ シ ョ ン 第 22 セ ッ シ ョ ン 2 階国際会議室 21 会 議 室 司会兼 司会兼 コメンテーター コメンテーター て 齋藤 1335-1355 正志 楊 錦昌 文化大学 輔仁大学 副教授 副教授 発 表 者 41 発 表 者 43 米村 みゆき 平野 和彦 専修大学 山梨県立大学 准教授 准教授 テーマ テーマ 『色彩を持たない 村上文学を読む一 多 崎 つ く る と 、彼 の 巡 礼 の 年 』に お け る 視点 作品の諸相 から ルーティン主義と 空 虚 さ 「 木 野 」の 両義性を参照して 1355-1405 質疑応答 1405-1425 発 表 者 42 周 玉慧 発 表 者 44 坂元 昌樹 中央研究院民族學 熊本大学 研究所 准教授 研究員 テーマ テーマ 村 上 春 樹『 色 彩 を 持 村上春樹と日本の た な い 多崎 つ く る 戦後文学 『若い と 、 彼 の巡 礼 の 年 』 読 者 の た め の 短 編 に お け る自 我 の 両 義性 小説案内』への視 点 1425-1435 質疑応答 1435-1450 休 憩 時 間 (参 加 費 プ ラ ス 予 稿 集 費 申 込 者 の み 、 飲 み 物 無 料 ) 1450-1510 ショート・ムービー「村上春樹を読む小確幸」発表会 (2 階国際会議室) 司会:曾 1510-1620 秋桂(淡江大学教授・村上春樹研究センター主任) パネルディスカッション (2 階国際会議室) テーマ:村上春 樹文学 における「両義性」 1510-1520 1520-1530 1530-1540 1540-1550 1550-1620 1620-1630 0900-1700 パネル司会:曾 秋桂(淡江大学教授・村上春樹研究センター主任) パネリスト :小森 陽一(東京大学教授) パネリスト :柴田 勝二(東京外国語大学教授) パネリスト :森 正人(熊本大学名誉教授・尚絅大学学長) 総合討論 閉幕式(2 階国際会議室) 曾 秋桂(淡江大学教授・村上春樹研究センター主任) 2015 年 7 月 27 日(月曜日)風土と文学をめぐる見学 (エクスカーション) 後援 公益財団法人交流協会 助成 独立行政法人国際交流基金 協賛 (日本)日本比較文化学会・熊本大学・北九州市立文学館・公益財団法人西 日本産業貿易コンベンション協会・法瀧寺(広島) (台湾)台湾日本語文学会・台湾日語教育学会・致良出版社・瑞蘭国際出版・ 淡江大学日本語学科 OB 会
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