各 位 - 日本自立生活センター

各
位
周年記念事業
車 い す と 仲 間 の 会
日 本 自 立 生 活 セ ン タ ー
NPO法人 日本自立生活センター ワークス共同作業所
NPO法人 日本自立生活センター 自立支援事業所
設立40年
設立30年
設立20年
設立10年
「私 た ち の 活 動 の 理 念 と 歴 史」
~障害者の住みよい街づくり~
今 ま で、今、そ し て 明 日 へ
主 催
車いすと仲間の会
日本自立生活センター
ワークス共同作業所 自 立 支 援 事 業 所
『周年記念事業のご案内とご参加のお願い』
日ごとに暑さが増し、季節も夏へと変わる時期になりました。皆様におかれましては、ますますご
清祥のこととお喜び申し上げます。
この度、故長橋榮一氏らが仲間とともに組織しました、車いすと仲間の会等、関連する団体が設立
以来、表記の通り大きな節目を迎えることとなりました。これも、長い間にわたり活動や運動等に関
わって下さった皆様や、現在も様々な活動に取り組んでおられる方々からの熱い連帯と応援があっ
たればこそと、深く感謝申し上げます。
そこで、
「人として当たり前に生きていける社会」
「完全な社会参加と平等をめざし生きていける、
さまざまな障壁を無くしていくシステムの構築」を改めて進めていくために、共に連帯して歩み、そ
して励まして下さった皆様へ、これまでの活動報告を申し上げますと共に、これから新しく参加し
ていただける方々との交流を深めること、さらにこのことを次世代に、末長く「理念と活動」を継承
していくための機会としての記念事業を開催いたします。
皆さまには、秋の連休という貴重な休日の最中で恐縮ではありますが、キャンプ、福祉まつり、
連続シンポジウム、地下鉄運動、リフトバスの運動、災害救援活動などなど、直接あるいは間接的
に関わって下さった皆様のそれぞれの体験談なども懇親会で語って頂きたく、また次の世代へのご
助言を参加の皆様にお願いできればありがたいです。ぜひぜひご参加下さい。なお、参加申し込み
は9月4日(金)までに FAX 又はハガキでご連絡下さりますようお願い申しあげます。
連絡先
住所:京都市南区東九条松田町28
メゾングラース京都十条101号
TEL:075-671-8484 FAX:075-671-8418
担当:下林(したばやし)
開
日時
会場
催 要 旨
平成27年9月21日(月・祝)13時30分~19時00分
京都テルサ 大ホール(京都市南区東九条下殿田町70番地)
JR 京都駅八条口西口より南へ徒歩15分
/地下鉄九条駅4番出口より西へ徒歩5分
駐車場 会場備付けの有料駐車場がございます
参加費 第1部 記念講演及び活動報告等 1,000円(資料代含む)
第2部 懇親会 2,500円(食事及び酒・ジュース類)
(お酒の提供もございますので自動車等の運転にはご配慮願います)
第1部
記念講演及び活動報告等
12時45分 開場 / 受付開始
13時30分 基調講演「私たちの活動の理念と歴史について」矢吹文敏(日本自立生活センター代表)
14時00分 語り「津軽三味線のルーツ」/津軽三味線演奏 川合絃生・中川弓絃
14時20分 ・車いすと仲間の会の活動を通して「70年代~80年代の活動」を振り返る
報告者 中井敬二(元 だれでも乗れる地下鉄にする運動協議会事務局)
・ワークス共同作業所設立にかかわって~長橋榮一氏とのかかわりから今へ
報告者 大崎雅彦(NPO 法人日本自立生活センターワークス共同作業所 理事長)
15時20分 ・劇団ピープルによる落語「文七元結」
・友志良賀社中による和太鼓演奏 博之丞・町元健太
16時00分 ・1990年代以降の活動について 私たちの活動へのかかわりと意識
報告者 小泉浩子(NPO 法人日本自立生活センター自立支援事業所 所長)
・バークレーを訪ねて~アメリカ研修報告 報告者 下林慶史・渡邉琢
・
「今の自分、20年後の自分」インタビュー報告 報告者 栄井希里
17時00分 休憩 / 第2部受付開始
第2部
懇親会
17時30分 開会の挨拶 香田晴子(日本自立生活センター 事務局長)
・スライド上映(随時)
・コンテンポラリーダンス 帰山玲子・黒子さなえ
・テーブルスピーチ(数名予定しております)
閉会の挨拶 児玉浩一(車いすと仲間の会 事務局長)
19時00分 閉会
『始まりとかかわりの歴史について』
今から60年ほど前、幼少のときに小児マヒを罹患して歩けなかった青年が、車いすも
なく唯一の移動手段であった母の背中から社会を見た。ひげを生やした青年が母に背負わ
れている姿を周囲からは奇異の目で見られ、青年は母の背中の負担を少しでも和らげよう
とバスや電車の吊革に力を入れた。
障害者と呼ばれる人々の存在すら許してはくれない現実の社会を見た青年は、誰もが人
として生きていける社会に変えていかなければならないと決意し、周囲の人々には環境の
改革を呼びかけ、やがて「車いすと仲間の会」などを結成した。その青年の名は長橋榮一
と言い自らは自動車の手動装置を考案し、多くの障害者仲間に免許の取得と自由な移動を
呼びかけた。彼はまた、当時家の中や施設の中でのみの生活を強いられている多くの障害
者には、自らの力で環境を変えていく大切さを訴え、様々な企画を提案し、住みよい街づ
くり運動を市民運動として育て、道路の段差を解消し、トイレの設置を訴えて付けさせ、
誰でも乗れる地下鉄にする運動では全国の先駆となって駅にエレベーターを設置させ、今
では当たり前の設備にしたのであった。
さらに、全国の仲間と連動した車いす市民全国集会をけん引し、啓発学習活動としての
「国際障害者年連続シンポジウム」を開催、世界の仲間たちとの出会いの中で、障害者の
自立生活への理念と具体化を目ざした日本自立生活センター(JCIL)を設立した。
続いて障害者の働く場の研究として「ワークス共同作業所」
、自立生活を確立するための介
助者拡充とより良い制度を目ざすための「自立支援事業所」を設立したのであった。
ボランティアスクールの開催や、リフト付きの路線バス、駅のホームドアの設置、世界
に向けては DPI の設立など多様な活動を発信した。
・・・このように、さまざまな運動が、法律を変え、既成概念を変革し、あらゆることで
の社会空間の公平利用を追求してきたのであった。
今回の記念事業では、車いすと仲間の会が発足した、1970年代からの活動報告か
ら、現在の NPO 法人としての活動や、それを束ねる日本自立生活センター(JCIL)の今の活
動について皆様にご報告申し上げるとともに、長橋榮一氏の理念をいかに次世代に継承し
ていくかを皆様の人との繋がりの中で見いだせていけたらと思っています。
(在りし日のエド・ロバーツ氏と長橋榮一氏)
周年記念事業 参加用紙
FAX: 075-671-8418
ご返事の際に、皆さまの一言を参加・不参加にかかわらず、ご記入いただけたら幸いです。なお、いただいた
文面のみ、参加資料として掲載させていただく場合があることをご了承下さい。
FAX の場合
下記の必要事項を記入の上、FAX でお送りください。
ハガキの場合
同封の私製ハガキに切手を貼ってお送りください。
第 1 部 記念講演及び活動報告等 (13時30分~17時)
参加
・
不参加
第2部 懇親会 (17時30分~19時)
参加
(メッセージ欄)
氏名:
住所:
TEL:
E-mail:
・
不参加