http://www.matsuyama-edu.ed.jp/~t-nakaji/ 平成 27 年 3 月 13 日(金) 平成26年度 中島中学校 学校評価 ご協力ありがとうございました。 2学期末、保護者の皆様に今年度の本校教育活動全般に対しましてのアンケート(学校評価)にご協力いただきました。生 徒及び教職員の自己評価と合わせて集計結果をお知らせいたします。合わせて、この集計結果をもとに2月25日(水)に開 催いたしました第2回学校評議員会(学校関係者評価委員会)におきましてアンケート結果を検証し、本校の教育活動に対す るご助言を頂戴いたしました。これらをふまえ改善策を講じ「心の通い合う覇気ある生徒の育成」に邁進いたします。今 後とも地域の皆様、保護者の皆様のご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。 1 アンケート実施時期 平成26年度12月上旬 2 アンケート対象 生徒、保護者(1世帯1人)、教職員 3 回収率 生徒 57人中 56人 98 % 保護者 49人中 49人100 % 教職員 13人中 13人100 % 子 ども と 共 に 第 33 号 《中島中学校学校評議員》 池田 弘 様 (中島公民館長) 金子 房江 様 (元中島小学校長) 三谷二三夫 様 (スポーツ少年団育成委員) 田中 清隆 様 (中島総合文化センター長) 橋村 民生 様 (本校PTA会長) 4 アンケート項目 全27項目 1 学校経営と教育課程編成 ~6項目(教育目標1、特色ある教育活動1、学校行事2、学級経営2) 2 心の教育の推進 ~3項目(道徳教育1、人権・同和教育1、特別支援教育1) 3 学習指導の充実 ~5項目(学習指導3、進路指導1、総合的な学習の時間1) 4 健康安全教育の徹底 ~4項目(保健管理1、安全管理1、部活動1、施設設備1) 5 生徒指導の充実 ~2項目(生徒指導2) 6 寄宿舎教育の充実 ~1項目(寄宿舎1) 7 学社融合・小中連携 ~2項目(家庭や諸機関との連携1、小学校との連携1) 8 教職員の資質向上 ~4項目(研修2、組織・運営2) 発 行 人 中島中学校 校長 井藤 留美 松山市長師817 997-0204 5 集計表(※別紙)の見方 (1) 各評価指標に対し、4段階で評価「4よくあてはまる、3大体あてはまる、 2あまりあてはまらない、1まったくあてはまらない」とし、肯定率が 80%以上 → A 60%~80%未満 → B 40%~60%未満 → C 40%未満を → D と判定した。 (2) 26年度判定の右欄に昨年度(25年度)の判定及び今年度との比較を→で表している。 6 「中島中学校学校評価結果の分析」 アンケート結果集計表からの(1)全体観、(2)低評価の項目、(3)昨年度と比較し評価の下がった、(4)昨年度と比較し評価の上がった項目を整理し分析した。 (1) 評価結果の全体観(生徒、保護者、教職員の合計) 番号 評 価 領 域 Aの数(%) Bの数(%) Cの数(%) Dの数(%) 1 学校経営と教育課程編成 17(94) 1 (6) 0 0 2 心の教育の推進 10(90) 1(10) 0 0 3 学習指導の充実 11(69) 5(31) 0 0 4 健康安全教育の徹底 10(91) 1 (9) 0 0 5 生徒指導の充実 6(86) 1(14) 0 0 6 寄宿舎教育の充実 3(100) 0 0 0 7 学社融合・小中連携 4(80) 1(20) 0 0 8 教職員の資質向上 4(100) 0 0 0 65(87) 10(13) 0(0) 0(0) 昨年62(83) 昨年13(17) 昨年0(0) 昨年0(0) 計 75(100) 0(0) 昨年75(100) 昨年0(0) (2) 低評価(C・D)の項目 ~ なし (3) 昨年度より評価が下がった項目 ~ 7項目 評価(昨年) B(A) 項 目 1「学校行事」保護者5 ポイント↓ B(A) 2「特別支援教育」保護者12 ポイント↓ B(A) B(A) 3「学習指導」保護者14 ポイント↓ 1「学習指導」教職員18 ポイント↓ 3「進路指導」保護者21 ポイント↓ 5「生徒指導」保護者10 ポイント↓ 7「家庭や諸機関との連携」保護者33 ポイント↓ B(A) B(A) B(A) 評 価 指 標 中中は、生徒が主体となった教育活動に努めていると思いますか。 中中は、学校生活や学習をする上で特別な手助けを必要としている生徒に、適切な支援や指導を行って いると思いますか。 中中は、分かる・できる授業を行っていると思いますか。 あなたは、習得したことを活用するための言語活動を積極的に学習に取り入れていますか。 中中は、お子様のニーズに応じた進路に関する指導をしていると思いますか。 中中は、お子様や保護者の悩みや相談に親身になって対応してくれていると思いますか。 中中は、地域行事への参加やボランティア活動に取り組んでいると思いますか。 (4) 昨年度より評価の上がった項目 ~ 8項目 評価(昨年) 項 目 A(B) 1「教育目標」生徒17 ポイント↑ A(B) 1「学級経営」生徒15 ポイント↑ A(B) 1「道徳教育」生徒16 ポイント↑ A(B) 2「人権・同和」生徒14 ポイント↑ A(B) 2「人権・同和」生徒18 ポイント↑ A(B) A(B) A(B) 7 3「学習指導」生徒16 ポイント↑ 5「生徒指導」生徒11 ポイント↑ 6「寄宿舎」生徒18 ポイント↑ 評 価 指 標 あなたは、 「心の通い合う覇気ある生徒」を目指して努力していますか。 あなたの学級には、授業や行事に協力して取り組もうとする雰囲気がありますか。 あなたは、道徳の授業が自分の態度や行動を見直すきっかけになっていると思いますか。 先生は、差別やいじめをなくすような指導をしていると思いますか。 あなたは、差別やいじめをなくすような態度が取れていますか。 あなたは、授業内容に興味・関心・意欲を持つことができていますか。 生徒は、服装や時間などのきまりをきちんと守れていると思いますか。 青潮寮の生活が、家庭生活や学校生活によい影響を与えていると思いますか。 総合評価と考察 (1) 全体的には判定A・Bの合計が100%を占めているので概ね高評価と言える。 (2) 生徒の自己評価は、8項目について昨年度よりポイントが上がっている。一方、昨年度より評価の下がった項目は1項目もなかった。 今年度は、欠席する生徒も極めて少なく、生徒は全体的に充実感を持って学校生活を送れているものと推測できる。 (3) 昨年度より評価が下がった項目について、その原因は次の内容が考えられる。 《保護者》「学校行事」 ~ ・各種行事に自身の子どもが活躍する場面を設定して欲しい。 「特別支援教育」 ~ ・一人一人に対して、より一層きめ細やかな指導を求めている。 「学習指導」 ~ ・学力を定着・向上させるための授業改善を求めている。 「進路指導」 ~ ・個別のきめ細やかな進路指導を求めている。 「生徒指導」 ~ ・個別のきめ細やかな指導を求めている。 「家庭や諸機関との連携」~ ・昨年と同等の活動を行っており、明確な原因が不明である。 《教職員》「学習指導」 ~ ・授業における言語活動の充実の方法に自信が持てない。 8 学校関係者評価委員会(学校評議員会)による所見 (1) 学力の充実について ○ 2年生における学力の二極化については、引き続き個別指導及び習熟度に応じたきめ細やかな指導が必要である。 ○ 生徒一人一人に危機感、競争意識を持たせることも必要である。 ○ 応用問題に対する苦手意識を克服する手立てを講じる必要がある。 (2) 学校行事について ○ 生徒数の減少にともない、小・中学校合同の体育祭にすべきである。 (3) 特色ある教育活動の推進について ○ 地域人材を活用した「俳句集会」・ 「個性を伸ばす日の活動」は、教育的価値が高く、学社融合 の観点からも継続していくのが望ましい。 (4) 部活動について ○ 生徒数減少により、運動部の種目を精選せざるを得ないが、団体種目の有意性、教育的意義及 び地域の実態をふまえ、小学校で活動している女子バスケットボール部を新設してはどうか。 9 学校の対応及び改善策 (1) 学力の充実について ・以下の内容に重点を置き、より一層授業改善及び教科指導に努める。 ① 基礎・基本を徹底して定着させる。(習得) ② 読んで、聞いて、調べて分かる力を育成する。 (活用) ③ 話し合いにより、新たなものをつくる力を育成する。 (活用・探究) ・引き続き個別指導、習熟度に応じた指導の充実を図り、学習につまずきのある生徒の支援に努める。 (2) 学校行事・各種奉仕活動について ・小中合同体育祭の開催に向け、児童生徒、保護者、地域住民の理解を得た上で、小学校と連携を密に し、27年度開催を目指す。 ・各種奉仕活動(海岸清掃、老人ホーム慰問、トライアスロン等)の教育的意義を保護者、地域住民に 啓発するとともに内容の充実に努める。 (3) 特色ある教育活動の推進について ・今後の生徒数の減少を見通した上で、伝統の継承と発展を図るとともに、より一層教育的価値を高め るよう内容の充実に努める。 (4) 部活動について ・生徒の意識調査、部活動検討委員会及びPTA役員会等を通じて関係者と協議していく。 10 保護者からの自由記述に対する回答 〈2年生保護者より〉 ・あいさつのできる子とできない子がいる。できる子は、いつ出会っても気持ちのいいあいさつをしてくれるが、で きない子はすれ違っても無視して通る。 《回答》 爽やかなあいさつができる生徒の育成は、本校の教育目標「心通い合う覇気ある生徒の育成」の根幹であり、人間形成の基礎基本と認識 しています。今後も「明るく元気な声であいさつができる中中生」を目指し、教師率先垂範のもと指導していきます。ご家庭におかれましても ご協力をお願い申し上げます。 〈2年生保護者より〉 ・中島は市内の中学と違い何年も小さな時からクラスも変わる事なく、同じメンバーです。良いこともありますが、 関係が悪いように固まってしまいます。せめて、担任の先生は持ち上がりではなく、変えて戴いて環境を変えてもら えるとありがたいです。先生が悪いという訳ではまったくありません。 《回答》 多様な価値観に触れさせることは、成長期、思春期にある子どもたちの人格形成に大きく影響すると認識しています。このことを十分に配 慮しつつ、新年度の学級編成をいたします。
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