2015.06 vol.12 (PDF 2.32MBytes)

東洋学園大学
プレス
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NEWSLETTER from TOGAKU
TOGAKU進化中 。
2016年4月、全学部が東京・本郷へ
進化するキャンパス
ICPが2年目に。海外大学との交流も
進化する教育
P.8 INTERVIEW▶︎現代経営学部 須藤 美香穂さん
人間科学部 土肥 由征さん
新たな就職支援プロジェクトが始動
TOGAKU 生が語る
「今、これに挑戦しています!」
進化する就活
INTERVIEW ▶ P.8
2015
TOGAKU
2016年4月から、
すべての学部と大学院が
東京・本郷キャンパスへ。
時代の変化に応えて進化する
TOGAKUの「今」を
お届けします。
TOGAKU PRESS
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4
1
ス
キャンパ
2
1.東京ドームを一望する屋上庭園。晴れた
日の昼休みには、ここでお弁当を食べてい
る学生も/ 2.11階から3層吹き抜けの体
育館は、フットサルやバスケットボールも可
能な広さ/ 3.10階にはクラブ・サークル
の部室やシャワールームも完備/ 4.図書
館は蔵書数約12万冊。千葉・流山キャン
パスの蔵書も取り寄せできる/ 5.授業以
外にもイベントや学会等に活用されるフェ
5 ニックスホール
3
都心にありながら充実した設備が揃う東京・本郷キャンパス
2016年度の入学生から、東京・本郷
のほか、広々とした体育館、蔵書12万冊の
キャンパスに人間科学部を統合し、3学
図書館、学食、学生ホール、屋上庭園など
部と大学院が揃う「一体型都心キャンパ
が揃い、部活動用のスペースも完備してい
ス」がスタート。池袋や新宿、渋谷など主
ます。事務窓口や売店のある4・5号館に
要エリアへのアクセス抜群のキャンパス
は、大教室のほかネイティブ・スピーカーの
で、全ての学生が常に最新情報に触れな
教員や海外からのインターンと英語や国際
がら学べる環境が整います。
交流を楽しめるEnglish Loungeや、自習
12階建ての1号館は2007年に完成し
用のパソコンが並ぶメディアセンターがあ
た都市型のキャンパスで、大小様々な教室
り、
いつも学生たちで賑わっています。
東京・本郷キャンパスがあるのは、オリン
ピックに向けてグローバル化が進む「東京」
の中心地。
来年度のキャンパス統合に向け、
さまざまな「進化」が起こっています。
(左)English Loungeで海外インターンと談笑する学生たち。海外文化や英語に親しめるイベントが開かれることも
(右)レポート作成や自習の学生で賑わうメディアセンター
学食カフェ化、
最新機材やwifiの導入…
キャンパスのリニューアルが進行中!
4月、4・5号館に最新の視聴覚機材を
1
導入した教室が完成!壁一面がスクリーン
兼ホワイトボードというユニークな空間で
す。また、5月からは1号館の学食がコーヒ
ーやパンを楽しめるカフェスペースとして
も利用可能に。さらに、学生が集うフロア
に無料のwifiが導入されるなど、キャンパス
の各所でリニューアルが進んでいます。
2
1.1号館の学食をランチタイム
以外にもカフェとして開放/
2.今年の4月にリニューアルさ
れた4303教室は、壁一面がス
クリーン兼ホワイトボードとして
使えるユニークな空間/ 3.wifi
3 スポッ
トも拡大中
TOGAKU PRESS
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教育
海外大学との交流、学生の自主的な学びの場
作り、高大連携や特別講座の実施・・・。グロー
バル化する時代のニーズに応える力を育むため
に、教育現場も日々進化を続けています。
01
昨年度の模様
サム・ヒューストン州立大学の
サマースクールを実施
6/9(火)~ 7/1(水)、アメリカのサム・ヒューストン
州立大学が東京・本郷キャンパスで昨年夏に続き2回目
となるサマースクールを実施しています。学内のEnglish
Loungeでの日常的な交流のほか、栃木県への一泊旅行
や東京ドームでの野球観戦など多彩な交流イベントが用
意され、本学学生も積極的に参加。
同年代の学生と国際
交流ができる貴重なチャンスとなっています。
02
国際キャリアプログラム
(ICP)が2年目に
「国際キャリアプログラム(ICP)
」が2年目を迎え、4月に2期生が入学しました。同
プログラムはほとんどの授業が英語で行われるほか、1年間の学部留学が必須。昨年
入学した1期生は、
今年9月から各自の専攻に合わせた海外大学へ留学予定です。
03
横浜商業高等学校との
高大連携イベントを開催
横浜商業高等学校と本学との高大連
携イベント「English Shower Camp」を3
月に開催。Boon准教授をはじめとするネ
イティブ・スピーカー教員、インターンの
TamとRyanらが中心となり、
英語のアクテ
ィビティやランチパーティーを行いました。
4
TOGAKU PRESS
04
05
葛飾区の小学校で児童英語教育実習
3/17(火)
、
「児童英語教育ゼミ」の学生と坂
本ひとみ教授が葛飾区の小学校で授業を実施。
アメリカの児童文学を基にした学生自作の教材
を使って、子どもたちに
「友人を大切にする心」
に
ついて英語で伝えました。
現代経営学部の自主ゼミがスタート
現代経営学部で、学生の自主的・自発的な学習を支援するた
めの
「自主ゼミ」
がスタート。
初年度となる今期は、簿記やTOEIC
など資格取得や試験対策を目的とした5つのゼミを開講していま
す。参加費は無料で、講師は現代経営学部の教員が担当。
他学部
本庄ゼミ生らが「ビジネス講演会」を
実施、生きたマネジメントを学ぶ
の学生も参加可能で、
既に多くの学生が勉強に励んでいます。
06
現代経営学部・本庄ゼミでは、仲間と共同しな
がら目標を達成するプロジェクトマネジメント力養
成を狙い、学生主導で「ビジネス講演会」
を実施。
卒業生で起業家として有名な(株)
YUNARI代表
取締役社長の小宮一哲氏を招聘。当日は各界で
活躍するマーケター約20名も訪れ、
運営評価やア
08
ドバイスを頂く学びの機会となりました。
ワンアジア財団助成特別講座を開講、
一般の方も受講可能
2015年度前期科目として特別講座「アジア
『共同知』の探究―アジア共同体入門―」を開
現実の法廷を再現する
「模擬裁判」
07
講。本学の学生に加え、一般からも100名弱の
受講申込みがあり、大変盛況となっています。講
師は元中国駐在大使の宮本雄二氏(写真)ら日
本内外のアジア問題の専門家。一般の方の受講
申込みはwebサイトをご覧ください。
2月、人間科学部の
「人間と犯罪ゼミ」
の学生たちが東京・本郷
キャンパスで
「模擬裁判」
を行いました。
「模擬裁判」は、半日かけ
て実際の裁判を再現する形で進められ、裁判記録をもとに学生
が裁判官、検察官、被告人・弁護士らの役を担当。
それぞれが役を
通して裁判を疑似体験することで、刑事司法制度を理解するだけ
でなく、犯罪者の心理、被害者の心情など、犯罪と人々の関わりに
ついて実感と共に学ぶことができたようです。
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就活
活動解禁が3月に後ろ倒されるな
ど、学生を取り巻く“就活”
が目
まぐるしく変化しています。そん
な中、キャンパス統合に伴い進
化する本学の就職活動支援につ
いてご紹介します。
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TOGAKU PRESS
キャンパス統合を見据え、実務経験豊富な教員陣による
就職支援「就職チャレンジプロジェクト」が始動!
2016年度のキャンパス統 合を見 据
名の
「業界別指導教員」が、それぞれの専
え、就職活動のサポート体制にも大きな
門とする業種・業界を志望する学生をバ
変化が。そのひとつが、1月からスタート
ックアップ。業界の特性に合わせたエン
した
「就職チャレンジプロジェクト」です。
トリーシートの書き方や面接対策など、
「就職チャレンジプロジェクト」
は、
さま
現場出身ならではのツボを押さえたサポ
ざまな業界出身の教員が学生の就活を
ートを行います。
サポートするという、
他大学でも類を見な
プロジェクトの初年度となった今年は
い取り組みです。
大手メーカーや商社、銀
約50人の学生が参加。学部・学科の垣
行、広告代理店、ホテル、IT業界、新聞社
根を越えて、興味ある業界出身の教員に
などの第一線で活躍した経験を持つ13
指導を受けました。
SNSも活用してバックアップ
学生同士のつながりも広がる
2月には、
「就 職チャレンジプロジェ
クト」参加者らが志望業界ごとに少人数
のグループに分かれ、自己分析や業界
研究、模擬面接等のワークショップを実
施。3月の採用活動解禁以降も、フェイ
スブックやメールを活用しながら個別の
指導やアドバイスを行っています。
同プロジェクトに参加し、教員に指導を
受けた結果、志望業界でエントリーシート選
考を全て通過したという学生や、自分の強
みや新たな志望業界の可能性に気づき、
活動開始後すぐに内定を獲得した学生も。
「同じ考えを持った他学部の友人ができ
「就職チャレンジプロジェクト」の教員による組織的な
支援は他大学でも類を見ないとして新聞にも取り上
げられた(紙面は2015年5月18日の毎日新聞)
学生一人ひとりを手厚く支援
資格取得支援の講座も開催
た」
という感想も聞かれ、学生同士のネット
左記のプロジェクト以外にも、職員が
ワークを広げる好機にもなったようです。
学生一人ひとりを担当制で支援したり、
今年度の取り組みを通じて教員の組
都心という立地を活かし、企業の採用担
織的な支援の可能性を計り、来年度以降
当者を招いて行う「学内企業セミナー」
や
はさらに充実したサポートが行えるよう、
就職対策講座をはじめとした、さまざま
プロジェクトを進化させていきます。
な支援を実施しています。
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ALPS(英語特別選抜クラス)
で
英語力に磨きをかける!
経営の勉強をするうえでも、
社会に出ても、
英語は大事。
私が今挑戦しているのは、ALPS(英
現代経営学部でALPSを履修してい
語特別選抜クラス)です。ALPSの授業
る学生は、あまり多くありません。でも、
は週2回あって、毎回、身近なものから環
グローバル化が進む社会では、ビジネス
境問題など社会的な内容まで様々なテ
を学ぶ上でも国内市場だけでなく海外
ーマについて英語でプレゼンテーション
に目を向けること、そのために英語
やディスカッションをします。授業はネイ
力をつけることが絶対に必要だと
ティブ・スピーカーの先生が担当してい
感じ、ALPSに挑戦しようと思った
て、発表も質疑応答もすべて英語。授業
んです。ゼミや専門科目との両立は
時 間 以 外でも、ALPS専 用のfacebook
正直大変ですが、プレゼンスキ
に課題を書き込むなど、日常的に英語を
ルや英語のビジネス用語など、
使っています。高校時代は英語に苦手意
ALPSでの経験は学部での学び
識があったのですが、ALPSに入ってから
にも役立っています。交友関係や
は度胸がついて、失敗を恐れず英語を使
視野も広がり、
得るものがたくさん
うようになりました。他学部のクラスメート
で楽しいです!
との交流も、
とても刺激になっています。
テーマ
TOGAKU生が語る
須藤 美香穂 すどう みかほ
常葉学園菊川高等学校 卒業
現代経営学部3年
「今、これに挑戦しています!」
本郷で学園祭を!
学園祭運営局の挑戦
来年、その先につながるように。
楽しい企画を検討中!
1年生のころから学園祭運営局に所属
東学の学園祭は、毎年僕たち学園祭
していて、去年から局長を務めています。
運営局が中心となって作り上げています。
6 / 28(日)
に、
東京・本郷キャンパスで
運営は1・2年生が中心で、局長は大学や
「プレ本郷祭」を開催することになりまし
地域の方々との調整やいざというときに
た。毎年10月に千葉・流山キャンパ
備えた保険の手続きなど、縁の下の力持
ひれひれまつり
スで 「鰭 鰭祭」を開催していたの
ち的な役割です。
今回の「プレ本郷祭」で
ですが、
来年度のキャンパス統合
は、来場者の方々が参加できるビンゴ大
に向けて、
本郷でも学園祭をや
会などのステージ企画も準備中。さらに、
ひれひれまつり
ってみよう!ということになり
「鰭 鰭祭」
での“地域の子どもたちと交流
ました。
予算も時間も少なく、前
する”という伝統を引継いだ「ちびっ子企
例がなく手探りのことだらけな
画」も開催予定です。子どもから大人まで
のですが、頑張って準備を続け
楽しんでもらえるお祭りにして、来年以降
ています。
の開催につなげたいと思っているので、
皆さんぜひ遊びに来てください!
土肥 由征 どい よしゆき
松戸市立松戸高等学校 卒業
人間科学部3年
東洋学園大学 www.tyg.jp 70120-104-108(入試室直通)
[email protected]
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