Spark series User Manual SP-20000M-USB SP-20000C-USB 20M CMOS Digital Progressive Scan Monochrome and color Camera Document Version: 1.4 SP-20000-USB_Ver.1.4_May2015 注:本マニュアル記載の内容は、改善その他の理由でお断りなく変更することがあります 1051J-1312 はじめに このたび は、 弊社の CMOS カメラを お買い上げい ただ きありが とう ございま す。 このマニ ュア ルには、 CMOS カメ ラを お使いい ただ くための 内容を良 くお 読みにな り、 正しくお 使いください 。 設置方法を 記載してあり ます 。 安全上の注意 絵表示について このマニュアル 及び製品への表示では、製品を正しくお使いいただき、あなたや他の人への危害や財 産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をしております。その表示と意味は 次のよう になって いま す。 内容を よくご理 解の上本文を お読みくださ い。 警告 この表示 を無 視して 、誤っ た取り扱 いを すると 、人が死亡又は重症を追う 可能性が想定される内 容を 示してい ます 。 注意 この表示 を無 視して 、誤っ た取り扱 いを すると 、人が損害を負 う可 能性が 想定され る内 容、又は 物的損害の発生が想定され る内 容を示し てい ます 。 絵表示の例 この記 号は、 カメラ の内部に絶縁されて いない 危険な 電圧が存在すること を警告 し て います。 人に電気ショ ック を感じさ せる に十分な 量の電圧です 。 この記 号は、 警告を 表すも のです 。 こ の表示を無視 して誤 った取 り扱い をする と 、 人が死亡もし くは重 傷を負 う可能 性があるか、 物的損害が発生する 発生する可能 性が あります 。 この記 号は、 禁止の行為で あるこ とをお 知らせ するも のです 。 的な禁止内容(左図の 場合は 分解禁止)が描か れています。 図の中や近傍に具体 この記 号は、 行為を 強制し たり指 示する 内容を 告げる もので す。図 の中に具体的な 指 示内容( 左図の場合は電源プラグを コン セントか ら抜 け)が描 かれています 。 警告 万一、 煙が出ている、 変なにおいが する などの 異常状態のま ま使用す ると 、 火災・ 感電の原因 となりま す。 すぐに電 源を 切り、 必ず電源プラ グをコン セン トから抜 くか 、又はブ レー カーを 切ってく ださ い。 煙が出なくなるの を確 認して 販売店にご依頼くださ い。 機器のふたは外さない でく ださい 。 内部には 電圧の高い部分があり 、感電の原因とな ります 。 内部の点検・ 調整・ 修理は販売店にご依頼くだ さい。 万一、 水や異物が機器の内部に入った場合 は、 まず機器 の電源を切り 、電源プラグ をコ ンセン トから抜 くか 、又はブレー カーを切 って 販売店 にご相談 くだ さい。そ のま ま使用す ると 火災・ 感電の原因になります 。 万一、この機 器を落と した り、 破損した 場合は、 機器本体の電源を切り 、電源プラグ をコ ンセン トから抜 くか 、又はブレー カーを切 って 販売店 にご相談 くだ さい。 そのまま使用 する と、 火 災・感電 の原因となり ます 。 この機器 に水が入った り、 ぬらさな いよ うご注 意くださ い。火災・ 感電の原因とな りま す。 雨 天、 降雪中、 海岸、 水辺でのご使用は特にご注 意くださ い。 風呂場では使用しない でく ださい 。 電の原因とな ります 。 この機器 の開口部(通風 孔、 調整穴など ) から 内部に金属類や燃えや すいものな ど 異物を 差し込ん だり 、落とし 込んだりしな いで くださ い。 火災・ 感電の原因とな ります 。 特に小さい お子様がいる 場所ではご注意くださ い。 火災・ 感 表示され た電 源電圧以外の電圧では 使 用しない でく ださい。 火災・ 感電の原因と なり ます 。 この機器 の裏ぶた、キ ャビ ネット、 カバーは 絶対にはずさ ない でくださ い。 火災・感電の原因となります 。内 部の 点検・ 調整・ 修理は販売店にご依頼 くだ さ い。 設置する 場合は、工事業者にご依頼 くだ さい。 内部の設定を変更する場合や修理は販 売店にご 依頼ください 。 極端に高温( 又は低温) のところに 設置 しないで くだ さい。マ ニュ アル に 従って使 用し てくださ い。 AC アダプ タ ーを使用 の際は当社の AC アダプタ ー( 専用電源)を 使用し て く ださい。カ メラ に合わな い AC アプタ ーを使用し た場合、 カメ ラが 発熱し 、火災の原因になる ことがあ りま す。 注意 ぐらつ いた 台の上や傾いたと ころ など不 安 定な場所に置 かないでくだ さい。落ちた り、 倒れたり し て怪我の 原因となる こ とがあり ます。 電源コー ド を熱器具 に 近づけな いでくださ い。 コード の被ふくが 溶けて、 火災・ 感電の 原因とな るこ とがあり ます 。 湿気やほこ りの多い と ころに置 かないでく ださい 。 火災・ 感電の原因となるこ とが あり ます。 長時間、 こ の機器をご 使用にならな いと きは、 安全のた め必ず電源プ ラグをコ ン セントか ら抜くか、 ま たはブレ ーカ ーを切っ てく ださ い。 お手入れの際は、 安全のため電源プ ラグ をコ ンセント から 抜くか、 又はブレーカ ーを 切っ てくださ い。 濡れた手 で 電源プラ グ を抜き差 し しないで ください。 感電の原因とな ることが あり ます 注意 電源プ ラグ を抜くと きは 、電源コ ード を 引っ張ら ない でくださ い。 コードに 傷がつき 火災・ 感電の原因と なる ことがあ りま す。必ず 電源プラグ を持 って 抜いてく ださ い。 ケーブルの配線に際して、電灯やテレビ 受像機の近くにある場合、映像・雑音 が 入る場合があります。 その場合は配線 や位置を変えてください。 画面の一部にスポット光のような強い光が あると、ブルーミング・スメアを生じる ことがあります。 また強い光が入った場合、 画面に縦縞が現れ ることがありますが故障ではありません。 詳しくは「C CD の代表的な特性」の項を ご覧ください。 カメラケーブルを取り扱う時 ケーブルの着 脱時にはコネ クタ部を保持 し、 ケーブルにス トレスを加え ないでくださ い。 断線やショー トの原因 にな ります 。 カメラ本 体と カメラケ ーブ ルの着脱は コネクタ のガイドを確 認の上、行ってください。 コ ネク タピンが 傷傷する原因 とな ります。 ケーブル に荷重を加え ない でくださ い。 断線 の原因と なり ます。 ケー ブルの着脱時 には必ずカメ ラの電源を切 っ てくださ い。 注意 カメラの設置について 三脚マウントを使う場合 三脚マウントをカメラにとりつける場合、ネジは付属の 専用ネジ 又はシャーシを含めた深さが5mm以下と なるものをお使いください。カメラ内部を破損する恐れ があります。 適応マウントは MP-41 です。 注意 三脚マウントを使わない場合 カメラを壁やシステムに取り付ける場合、ネジは シャーシを含めた深さが5mm以下となるものを お使いください。カメラ内部が破損する恐れが あります。 レンズの取り付けについて ごみの付着にご注意ください レンズをカメラに装着する際 浮遊ごみ等がセンサー面やレンズ背面に付着する恐れがあります。 レンズを装着する場合は その直前までカメラやレンズのキャップをはずさずに クリーンな環境の下で作業をお願いします。カメラ・レンズは下に向けごみ 等が付着しないように またレンズの面に手など触れないよう注意しながら 取り付けてください。 注意 レンズの後面の突き出し量は ニコンFマウントは 14mm 以内のものを お使いください レンズについて CMOS イメージセンサーの代表的な特性 以下の現象がビデオモニター画面に現れる場合があります。 これはCMOSイメージセンサーの特性によるものであり、 カメラ自体の故障ではありません。 エイリアシング ストライプや直線や類似のパターンを撮影すると、モニタ上に縦エイリアシング(ジグザグ状)が 現れる場合があります。 ブルミッシュ 強い光が入射したとき、CMOSイメージセンサー内のセンサーエレメント(ピクセル)の配列による 影響でブルミッシュが発生する場合があります。ただし これは実際の動作には支障をきたしません。 パターンノイズ CMOSイメージセンサーカメラが高温時、暗い物体を撮影すると、ビデオモニター画面全体に固定のパターンノイズ(ド ット)が現れる場合があります。 画素欠陥 CMOSイメージセンサーの画素欠陥は工場での出荷基準に基づき管理されて出荷されております。 しかしながら画素欠陥(白点、黒点)は、使用周囲温度や カメラ設定(感度アップや長時間露光)などによっても影 響されますので カメラの規格範囲でお使いになるようお願いいたします。 保証規定 本商品の保証期間は 工場出荷後1年間です。 保証期間中に正常な使用状態の下で、万一故障が発生した場合は無償で修理いたします。 ただし下記 事項に該当する場合は無償修理の対象外です。 ◎ 取扱説明書と異なる不適当な取り扱いまたは使用による故障。 ◎ 当社以外の修理や改造に起因する故障(EEPROM データ変更も対象になります)。 ◎ 火災、地震、風水害、落雷その他天変地異などによる故障。 ◎ お買い上げ後の輸送、移動、落下などによる故障および損傷。 ◎ 出荷後に発生した CCD 画素欠陥。 本商品を輸出する場合の注意事項 本商品を輸出する場合は 「輸出貿易管理令 別表1」ならびに「外国為替管理令 別表 1」で定める品目(リスト 規制) および 「補完的輸出規制(キャッチオール規制)」に基づき 貨物の該非判定、客観用件(用途、顧客)の 該非判定をお願いします. SP-20000M-USB / SP-20000C-USB - 目次 - はじめに・・本カメラ使用上のご注意 ..................................................... - 5 1. 概要 ......................................................................................... - 6 2. カメラの構成 ................................................................................ - 6 3. 主な特長 .................................................................................... - 7 4. 各部の名称と機能 ......................................................................... - 8 4.1 各部の名称と機能 .............................................................................................. - 8 4.2 リアパネル .................................................................................................... - 9 - 5. 入力および出力............................................................................ - 10 5.1 USB 3.0 インターフェース規格 ............................................................................ 5.2 コネクタとピン配置 ......................................................................................... 5.2.1 デジタル映像出力用コネクタ (USB 3.0 マイクロ B コネクタ).................................... 5.2.2 12Pin コネクタ ........................................................................................ 5.2.2.1 平面図 ............................................................................................ 5.2.2.2 ピン配置 .......................................................................................... 5.2.3 AUX 用 HIROSE 10-Pin コネクタ .................................................................... 5.3 デジタル入出力インターフェース .......................................................................... 5.3.1 Line Selector ......................................................................................... 5.3.2 Line Source ........................................................................................... 5.3.3 Line Mode ............................................................................................. 5.3.4 Line Inverter .......................................................................................... 5.3.5 Line Status ............................................................................................ 5.3.6 Line Format ........................................................................................... 5.3.7 GPIO .................................................................................................... 5.3.7.1 基本ブロック ...................................................................................... 5.3.7.2 入出力マトリクス表 .............................................................................. 5.3.7.3 GenICam レジスタ情報.......................................................................... 5.4 オプチカルインターフェース ................................................................................. 5.4.1 外部入力回路 推奨参考例 ...................................................................... 5.4.2 外部出力回路推奨参考例 ............................................................................ 5.4.3 オプチカルインターフェースの特性 .................................................................. 5.5. Pulse Generator .......................................................................................... 5.5.1 Clock Pre-scaler...................................................................................... 5.5.2 Pulse Generator Selector ........................................................................... 5.5.3 Pulse Generator Length ............................................................................ 5.5.4 Pulse Generator Start Point ....................................................................... 5.5.5 Pulse Generator End Point ......................................................................... 5.5.6 Pulse Generator Repeat Count .................................................................... 5.5.7 Pulse Generator Clear Activation ................................................................. 5.5.8 Pulse Generator Clear Sync Mode................................................................. 5.5.9 Pulse Generator Clear Source ..................................................................... 5.5.10 Pulse Generator Inverter ......................................................................... 5.5.11 Pulse Generator の設定パラメータ ............................................................... 5.5.12 関連 GenICam レジスタ情報 ....................................................................... 6. - 10 - 10 - 10 - 10 - 10 - 11 - 11 - 12 - 12 - 12 - 13 - 13 - 13 - 13 - 14 - 14 - 15 - 16 - 16 - 17 - 17 - 17 - 18 - 18 - 18 - 19 - 19 - 19 - 19 - 19 - 19 - 21 - 22 - 22 - 23 - センサーレイアウト及び出力フォーマット、タイミング ....................... - 24 - 6.1 センサーレイアウト ......................................................................................... 6.1.1 白黒センサー .......................................................................................... 6.1.2 Bayer センサー ........................................................................................ 6.2 カメラの出力フォーマット(Tap Geometry) ............................................................... -2- - 24 - 24 - 24 - 25 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 6.2.1 1X – 1Y ................................................................................................. - 25 6.2.2 Pixel Type ............................................................................................. - 25 6.3 出力タイミング .............................................................................................. - 26 6.3.1 水平タイミング ......................................................................................... - 26 6.3.1.1 Continuous Trigger 時の 水平フォーマット (1/2) .......................................... - 26 6.3.1.2 Continuous Trigger 時の 水平フォーマット (2/2) ......................................... - 27 6.3.2 垂直タイミング ......................................................................................... - 27 6.3.2.1 Continuous Trigger 時の垂直フォーマット (1/2) ........................................... - 28 6.3.2.2 Continuous Trigger 時の垂直フォーマット (2/2) ........................................... - 29 6.3.3 ROI ..................................................................................................... - 30 6.3.3.1 Continuous Trigger 時の ROI 設定例 ....................................................... - 31 6.3.4 Mirroring 機能 ........................................................................................ - 32 6.3.5 Mulit ROI 機能 ........................................................................................ - 33 6.3.5.1 Multi ROI 設定パラメータ ....................................................................... - 33 6.3.5.2 関連 GenICam レジスタ ......................................................................... - 35 6.4 デジタル出力 ビットアロケーション ...................................................................... - 35 - 7. 動作モード .............................................................................. - 36 - 7.1. Acquisition コントロール ................................................................................. - 36 7.1.1 Acqusition Mode ..................................................................................... - 36 7.1.1.1 SingleFrame ........................................................................................ - 36 7.1.1.2 MultiFrame ...................................................................................... - 37 7.1.1.3 Continuous ....................................................................................... - 38 7.1.2 AcquisitionStart ...................................................................................... - 38 7.1.3 AcquisitionStop ....................................................................................... - 38 7.1.4 Acquisition コントロール(フレームレートの変更) ................................................. - 39 7.1.4.1 設定時の Frame Rate 上限 .................................................................... - 39 7.1.4.2 フレームレート周期計算式(Continuous Trigger 時) ........................................ - 40 7.2. 露光の設定 ................................................................................................ - 42 7.2.1 露光モード ............................................................................................. - 42 7.2.2 ExposureTime ........................................................................................ - 43 7.2.3 ExposureAuto (ASC) ................................................................................. - 44 7.3. トリガの制御 ............................................................................................... - 44 7.3.1 Trigger Selector ...................................................................................... - 45 7.3.2 Trigger Mode.......................................................................................... - 46 7.3.3 TriggerSource......................................................................................... - 46 7.3.4 TriggerActivation .................................................................................... - 46 7.3.5 Triggeroverlap ........................................................................................ - 47 7.4. 通常連続動作(Timed Exposure Mode/Trigger Mode OFF) ......................................... - 47 7.5. Timed モード .............................................................................................. - 48 7.5.1 Overlap 設定が OFF の場合 ....................................................................... - 48 7.5.1.1 タイミング ......................................................................................... - 48 7.5.1.2 Timed, Trigger Overlap=OFF 時のトリガ周期最短値計算式 .............................. - 50 7.5.2 Overlap 設定が Readout の場合 .................................................................. - 52 7.5.2.1 タイミング ......................................................................................... - 52 7.5.2.2 Timed, Trigger Overlap=Readout 時のトリガ周期最短値計算式 ........................ - 53 7.5.3 Timed 、Trigger Overlap= OFF 時 GPIO TTL Out 出力時 .................................... - 55 7.5.4 EPS Trigger、Trigger Overlap= Readout 時 GPIO TTL Out 出力時 .......................... - 57 7.6 Trigger width モード ...................................................................................... - 60 7.6.1 Overlap 設定が OFF の場合......................................................................... - 61 7.6.1.1 タイミング ......................................................................................... - 61 7.6.1.2 最短トリガ周期(Trigger Overlap が OFF の場合) ........................................... - 62 7.6.2 Overlap 設定が Readout の場合 ................................................................... - 64 - -3- SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.6.2.1 タイミング ......................................................................................... 7.6.2.2 最短トリガ周期(Trigger Overlap が Readout の場合) ..................................... 7.7 PIV(Particle Image Velocimetry) ....................................................................... 7.8 Sequence ROI Trigger モード ............................................................................ 7.8.1 Sequence ROI Trigger モード....................................................................... 7.8.2 Video Send モード セレクタ ........................................................................ 7.8.2.1 Trigger Sequenxce ............................................................................. 7.8.2.2 Command Sequence ........................................................................... 7.8.3 Sequence ROI Trigger モードでのトリガ最短周期 ................................................ 7.8.4 Sequence Trigger Index 初期値.................................................................... 7.8.5 Sequence Trigger 設定パラメータ ................................................................. 7.8.6 関連レジスタ ........................................................................................... 7.9. Acqusition Transfer Start Trigger ..................................................................... 7.10. 動作・機能マトリックス ................................................................................... 8. - 64 - 65 - 67 - 73 - 73 - 73 - 73 - 74 - 74 - 75 - 75 - 79 - 80 - 83 - 機能 ...................................................................................... - 84 - 8.1 ブラックレベルコントロール ................................................................................ 8.1.1 Black Level Selector................................................................................. 8.1.2 Black Level ............................................................................................ 8.1.3 Auto Black Control .................................................................................. 8.1.4 関連 GenICam レジスタ .............................................................................. 8.2 ゲインコントロール ......................................................................................... 8.2.1 Gain Selector ......................................................................................... 8.2.2 Gain .................................................................................................... 8.2.3 Gain Auto ............................................................................................. 8.2.4 Balance White Auto ................................................................................. 8.2.5 関連 GenICam レジスタ ............................................................................. 8.3. LUT およびガンマ......................................................................................... 8.3.1 LUT Enable ............................................................................................ 8.3.2 LUT Index ............................................................................................. 8.3.3 LUT Value ............................................................................................. 8.3.4 Gamma ................................................................................................ 8.3.5 関連レジスタ ........................................................................................... 8.4 シェーディング補正 ......................................................................................... 8.4.1 シェーディング補正の概念 ........................................................................... 8.4.2 関連 GenICam レジスタ .............................................................................. 8.5 キズ補正 .................................................................................................... 8.5.1 キズ補正の概念 ...................................................................................... 8.5.2 関連 GenICam レジスタ .............................................................................. 8.6 ALC .......................................................................................................... 8.6.1 ALC 動作 ............................................................................................... 8.6.2 関連 GenICam レジスタ .............................................................................. 8.7 HDR (High Dynamic Range)機能 (オプション) ......................................................... - 84 - 84 - 84 - 84 - 85 - 85 - 86 - 86 - 86 - 86 - 87 - 87 - 88 - 88 - 88 - 88 - 89 - 89 - 89 - 90 - 90 - 90 - 91 - 91 - 91 - 92 - 93 - 9. カメラの設定 ............................................................................. - 95 9.1 9.2 10. 11. 11.1. 11.2. カメラコントロール .......................................................................................... - 95 カメラの初期設定........................................................................................... - 95 - 外観寸法図 ........................................................................... - 96 仕様 ..................................................................................... - 97 カメラ分光特性 ........................................................................................... - 97 仕様一覧 ................................................................................................. - 98 - 変更履歴 ...................................................................................... - 101 - -4- SP-20000M-USB / SP-20000C-USB はじめに・・本カメラ使用上のご注意 EMVA1288 SP-20000-USB では S/N 並びに感度に関し EMVA1288 で規定された数値を従来の数値と併記しております。 EMCA1288 は種々のノイズ発生源、ランダムノイズ、パターンノイズ、シェーディング等考慮したより正確な測定手 段です。 更に EMVA1288 は 100 フレームのデータを取り込んでの時間的変動並びに取り込んだ映像の RMS 変 動の演算をとりいれています。 ノイズの分析の総合的性質と時間軸での RMS の変動のため、EMVA1288 による 測定結果は本質的に従来型の S/N 測定結果より低くなっています。 しかしながら EMVA1288 での標準化した測 定方法により、異なるカメラの比較をより確実に行うことができるようになります。 インターフェース SP-20000-USB は映像のインターフェースに USB3.0 を採用しております。 USB3.0 では転送速度の最大は 5.0Gbps ですが 8 ビット/10 ビット変換で 4Gbps となります。 SP-20000-USB では使用している PHY の制限によ り実行最大転送速度は 2.6Gbps となっております。 また USB コネクターには USB 3.0 に対応したマイクロ B コネクタを採用しております。 USB 2.0 も使用できるイン ターフェースになっておりますが SP-20000-USB では使用できません。 電源 SP-20000-USB は+12V から+24V と+5V の 2 電源を使用しています。 したがって USB 3.0 インターフェースの VBUS +5V と 12P コネクタより供給される+12V から+24V の電源を常時供給する必要があります。 使用パソコンの注意点 使用になるパソコンは USB3.0 のポートを持ったものをお使いください。 PC Express 2.0 x 8 以上のスロットを持 ったもののご使用をお勧めいたします。 また使用するパソコンのチップセットによっては正しく動作しないものも あります。 -5- SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 1. 概要 SP-20000M-USB および SP-20000C-USB は JAI の新しい Spark シリーズの一つで、高解像度、高感度でしかも高 フレームレートを実現したマシンビジョン用として最適の画質を持ったカメラです。 SP-20000M-USB はモノクロ、 SP-20000C-USB はカラーバーバージョンでいずれも CMOS, 有効画素 2000 万画素の 4:3、35 ㎜フルサイズのイ メージセンサーを搭載しております。 モノクロ、Bayer カラー出力の場合の最大フレームレートは 5120 x 3480 の 全画素読み出しで 16 フレーム/秒です。 デジタル出力はモノクロ、Bayer 出力とも、8-bit, 10-bit 及び 12-bit が選択できます。 インターフェースには USB3.0 を採用しております。 出力映像のフォーマットとしては、全画素読み出し、部分読み出し、垂直・水平の ビニングから用途に応じて選択が可能です。 SP-20000M-USB および SP-20000C-USB ともマシンビジョン用として必要とされるさまざまな機能を装備しておりま す。 外部トリガ、 露光設定、 映像レベルコントロールに加えルックアップテーブル、シェーディング補正、キズ 補正といったプリプロセス回路を搭載しております。 最新版の取扱説明書と JAI SDK/カメラコントロールツールソフトウェアは www.jai.com よりダウンロードできま す。 2. カメラの構成 カメラの標準構成は以下の通りです。 カメラ本体 センサー保護キャップ お客様各位(シート) x 1 x 1 x 1 オプションユニット 三脚ベース 電源ユニット MP-42 VA-044B -6- SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 3. 主な特長 新Sparkシリーズのプログレッシブスキャンカメラ 設置性を考えた機能的な筺体設計 インターフェースにはUSB3.0を採用 アスペクトレシオ 4:3, 有効5120(H) x 3480(V) 20百万画素,グローバルシャッタ 35mm大型CMOSセン サー採用 6.4μm の大型正方形画素 最低実用照度 白黒0.075LX, カラー0.79Lxの高感度 白黒53dB、カラー51dBの高S/N 8ビット, 10ビット 及び12ビット出力(白黒、ベイヤー出力) 全画素読み出しで16フレーム/秒(連続モード時)(HQモード) より早いフレームレートを実現するために多様な読出しモードを装備 0dB ~ +24dBのゲインコントロール 1μsステップで299μs から 8秒までの可変可能なシャッタスピード 自動露光機能 外部トリガモードは EPS、トリガ幅、PIVおよびシークエンスモードに対応 AGCと自動露光の連動により広範囲の照度変化に対応するALC機能搭載 HDR(ハイダイナミックレンジ機能)搭載(オプション) 多様なプリプロセス機能を装備 プログラマブルLUT ガンマコレクション(0.45~1.0) シェーディング補正(フラットフィールド、カラーシェーディング) BAYERホワイトバランス キズ補正 新AUXI/FコネクタとしてHirose10Pを搭載 (TTL IN/OUT, LVDS IN) レンズマウントはFマウント Windows XP/Vista/7 に対応したシリアル通信によるカメラ設定 -7- SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 4. 各部の名称と機能 4.1 各部の名称と機能 レンズマウント 10-ピン コネクタ LED 12-ピン コネクタ USB3.0 コネクタ 取り付け穴 注 1: 注 2: F-マウント (注 1) AUX コネクタ(TTL IN/OUT, LVDS IN) 電源、トリガ表示 DC 入力 及び トリガ入力 USB3.0 インターフェース用コネクタ 三脚アダプタ取付またはカメラの設置用穴 深さ 5mm (注 3) F マウントレンズのカメラ取り付け部の溝の深さは 14.0mm 以下のものをご使用ください。 適用する三脚アダプタは MP-42 です(オプション). また直接カメラをこの取り付け穴を使用して設置する 場合はビスの長さは 5mm 以下にしてください。5mm 以上の場合はビスの先があたってしっかりと取り 付きません。 図 1. 各部の名称 -8- SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 4.2 リアパネル リアパネルにある LED は以下の状況を表示します。 POWER/TRIG 橙点灯: 電源投入直後の初期化状態を示します。 ただし一度消灯します。 緑点灯: カメラが連続モードで動作中 緑点滅: カメラにトリガが入力中 注:点滅の間隔と外部トリガの入力間隔は一致しません。 図 2. リアパネル -9- SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 5. 入力および出力 5.1 USB 3.0 インターフェース規格 SP-20000-USB は映像・データのインターフェースに USB3.0 を採用しております。 USB 3.0 は現在広く使われて りる USB 2.0 の上位規格で転送速度は USB2.0 が 480Mbps に対し 5Gpbs と約 10 倍の高速化が実現されてい ます。また通信モードも送信と受信を同時に実行できる全二重方式を採用しています。 USB 3.0 は USB 2.0 に 対して下位互換を持っておりまが、SP-20000-USB では USB 2.0 では性能が確保できないため使用できません。 また使用しているコネクタはマイクロ B 型コネクタを採用しております。 5.2 5.2.1 コネクタとピン配置 デジタル映像出力用コネクタ (USB 3.0 マイクロ B コネクタ) 形式:ZX3600-B-10P 又は同等品) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 図 3. USB3.0 マイクロ B コネクタ 表 1. USB3.0 ピン配置 No I/O Name Note 1 I VBUS IN Power(VBUS) +5V I/O 2 DM USB2.0 Differential pair(D-) I/O 3 DP USB2.0 Differential pair(D+) 4 OTG ID USB OTG ID for identifying lines 5 GND GND O 6 FX3 SSTXM USB3.0 Signal Transmission line (-) O 7 FX3 SSTXP USB3.0 Signal Transmission line (+) 8 GND GND I 9 FX3 SSRXP USB3.0 Signal Receiving line (-) I 10 FX3 SSRXM USB3.0 Signal Receiving line (+) 注記 1: 電源は USB 3.0 コネクタに加え、別に電源を用意し12Pコネクタより供給してください。 注記 2: USB2.0 はサポートしておりません。 5.2.2 12Pin コネクタ 5.2.2.1 平面図 形式: HR-10A-10R-12PB(72) Hirose male 又は同等品. 図 4. 12-pin コネクタ - 10 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 5.2.2.2 ピン配置 表 2. 12Pコネクタ ピン配置 Pin no. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 Signal GND DC input GND NC OPTO INOPTO IN+ OPTO OUT OPTO OUT+ TTL out 1 Remarks +12V ~ +24V Line 5 Line 2 Line1(注1) TTL In 1 Line4(注2) DC input +12V ~ +24V GND 注1) 工場出荷設定は Exposure Active, 負信号です。 注2) 工場出荷設定はトリガ入力です。 5.2.3 AUX 用 HIROSE 10-Pin コネクタ Type:HIROSE 10-Pin Connector 3260-10S3(55) 8 1 表 3. No 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 図5 Hirose I/O O O I I I Hirose 10P コネクタ 10Pコネクタ ピン配置 Name Note TTL OUT2 TTL OUT3 TTL IN2 NC GND LVDS IN1+ LVDS IN1- Line8 Line9 Line10 Line11 NC GND GND - 11 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 5.3 デジタル入出力インターフェース SP-20000-USB ではデジタル入出力にシステムで必要な信号を用途に応じて設定することができます。 5.3.1 Line Selector Line Selector では下記の入力・出力の設定を行うことができます。 表 4. Line Selector Line Selector 項目 概要 Line 1 - TTL OUT 1 Line 2 - OPT OUT 1 Line 8 - TTL OUT 2 Line 10 - TTL OUT 3 NAND 0 In 1 NAND 0 in 2 NAND 1 In 1 NAND 1 in 2 リアパネル“DC In/Trigger” HIROSE 12 Pin コネクタ 9 ピン TTL 出力 リアパネル“DC In/Trigger” HIROSE 12 Pin コネクタ 7、8 ピン Optical 出力 リアパネル “AUX” HIROSE 10Pin コネクタ 1 ピン TTL 出力 リアパネル “AUX” HIROSE 10Pin コネクタ 2 ピン TTL 出力 GPIO にある NAMD 第 1 GATE の第 1 入力 GPIO にある NAMD 第 1 GATE の第 2 入力 GPIO にある NAMD 第 2 GATE の第 1 入力 GPIO にある NAMD 第 2 GATE の第 2 入力 [注記] Line Source に NAND Gate 以外に Input I/F も表示されますが、ここでは Line Source 設定は出来ません。 ここでは、Line Selector で設定する Output I/F と NAND Gate のみ記載しています。 Input I/F は、Trigger Source 並びに Pulse Generator Source にて設定する事になります。 5.3.2 Line Source Line selector で選択した Line 項目に対して Line Source 信号となる以下の項目を選択し接続します。 - 12 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 表 5. Line Source Line Source 項目 Low High Acquisition Trigger Wait Acquisition Active Frame Trigger Wait Frame Active Exposure Active FVAL LVAL PulseGenerator0 Out PulseGenerator1 Out Line 4 - TTL IN 1 Line 5 - OPT IN 1 UserOutput0 UserOutput1 UserOutput2 UserOutput3 NAND 0 Out NAND 1 Out Line 10 - TTL IN 2 Line 11 - LVDS IN 概要 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Low Level 信号を接続する。 デフォルト設定 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、High Level 信号を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Acquisition Trigger Waite 信号を接続 する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Acquisition Active 信号を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Frame Trigger Waite 信号を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Frame Active 信号を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Exposure Active 信号を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、内部 FVAL 信号を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、内部 LVAL 信号を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Pulse Generator 0 の出力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Pulse Generator 1 の出力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、TTL IN 1 入力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、OPT IN 入力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、UserOutput0 を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、UserOutput1 を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、UserOutput2 を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、UserOutput3 を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、NAND 0 出力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、NAND 1 出力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、TTL IN 2 入力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、LVDS IN 入力を接続する。 [注記] (1) User Output は ホスト側PCからカメラに対して、ソフトウェア的に発生できる Trigger です。 (2) LVAL については、接続できない、Line Selector 項目があります。5.3.7.2 GPIO Matrix にてご確認 ください。 5.3.3 Line Mode Line Selector で選択した Line 項目の入出力の状態(入力か出力か)を表示します。 5.3.4 Line Inverter Line Selector で選択した Line 項目の信号の極性を変更できます(True=Positive, False=Negative)。 5.3.5 Line Status Line Selector で選択した Line 項目の入力または出力信号の状態(True=High, False=Low)を表示します。 5.3.6 Line Format Line Selector で選択した Line 項目の入力または出力の I/F を表示します。 カテゴリー:No Connect, TTL, LVDS, Opt Coupled - 13 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 5.3.7 GPIO カメラのトリガ信号やバリッド信号の入出力の操作とパルスジェネレータなどで構成されております。この機能に より、直接外部光源を操作したり、外部トリガに対して遅延調整したり、パルス幅トリガを併用して事細かな露光 制御を行ったりすることが可能です。 アプリケーションに応じて設定いただけます。 5.3.7.1 基本ブロック 基本ブロックは以下の通りです。 SP-20000-USB ではピクセルクロックは使用する Quality Mode によって 40MHz と 25MHz に岐路変わりますが Pulse Generator のクロックソースとしての Pixel Clock は 40MHz 固定です。 Sel Bit (5,0) Sel Bit (7) Soft Trigger Trigger 0 (Acquisition Start) Trigger 1 (Acquisition End) Trigger 2 (Frame Start) Trigger 3 (Acquisition Transfer Start) GPIO 1 (TTL OUT 1) GPIO 2 (OPT OUT 1) GPIO 8 (TL OUT 2) GPIO 9 (TTL OUT 3) INV FVAL IN Exposure Active Acquisition Trigger Wait Sel Bit (7) Acquisition Active Frame Trigger Wait Frame Active INV INV N User output 0 User output 1 User output 2 Cross Point Switch Gate 1 Gate 2 NAND User output 3 Sel Bit (7) INV Non INV GPIO 4 (TTL IN 1) Pulse Generator 0 Pulse Generator 1 GPIO 5 (OPTO IN 1) GPIO 10 (TTL IN2) Clear IN GPIO 11 (LVDS IN) Pulse Generator 20 bit counter x 2 CLR Clock IN Pixel Clock 12 bit Counter 図6 GPIO iインターフェース - 14 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 5.3.7.2 入出力マトリクス表 入出力のマトリックス表は以下の通りです。 入出力マトリックス表 Line Selector Gener ator Selector Line 9 - TTL OUT 3 NAND 1 In 1 NAND 1 In 2 NAND 2 In 1 NAND 2 In 2 Pulse Generator 0 Pulse Generator 1 Line 8 - TTL OUT 2 Line 2 OPTO OUT 1 Acquisition End Line 1 - TTL OUT 1 Acquisition Start Source signal (Cross point switch input) Low High Soft Trigger Acqusition Trigger Wait Acqusition Active Exposure Active Frame Trigger Wait Frame Active FVAL LVAL Pulse Generator 0 Pulse Generator 1 Line 4 - TTL In1 Line 5 - OPTO IN 1 NAND 0 Out NAND 1 Out 1 User Output 0 User Output 1 User Output 2 User Output 3 Line 10 - TTL IN 2 Line 11 - LVDS IN Pulse Trigger Selector Frame Start Selector (Cross point switch output) Acquisition Transfer Start 表 6. Pulse Trigger Source Line Source Gener ator Clear Sour ce - 15 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 5.3.7.3 GenICam レジスタ情報 GenICam Name Line Selector Access R/W Line Mode Line Inverter RO R/W Line Status RO Line Source R/W Line Format RO Values Line1,2,4,5,7~11 NAND 0 In1 to 2 NAND 1 In1 to 2 Output Input False True False True Low High Acquisition Trigger Wait Acquisition Active Frame Trigger Wait Frame Active Exposure Active FVAL Pulse Generator0 Pulse Generator1 User Out0 User Out1 User Out2 User Out3 TTL In1 Opt In Nand0 Nand1 TTL In2 LVDS In TTL Opto Coupled Category Digital I/O Digital I/O Digital I/O Digital I/O Digital I/O Digital I/O 5.4 オプチカルインターフェース SP-20000-USB では GPIO の入出力に フォトカップラーを採用したオプチカルインターフェースを搭載しておりま す。 フォトカップラーは一般的には発光ダイオードとフォトトランジスタの組み合わせで構成されております。 電 気信号は発光ダイオードで光に変換され その光でフォトダイオードが導通します。 下図は フォトカップラーの概念図です。 図7 フォトカップラー 入力と出力は電気的に絶縁されており カメラとは異なる基準電圧を 外部の入力または出力回路に使用するこ とが出来ます。 SP-2000-USB は 外部入力回路として DC+3.3V から DC+24V、また外部出力回路として DC+5V から DC+24V を使用することが出来ます。 - 16 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 外部入力回路 推奨参考例 User side JAI SP Series CAMERA side BF545C HIROSE_12PIN 180CS S D USER POWER +3.3V to +24V G 180CS HIROSE_12PIN 6 5 3 図8 5.4.2 TLP2366 1 1SS400 5.4.1 TC7WG14FK 3 5 IN 4 外部入力回路例 外部出力回路推奨参考例 User side JAI SP Series CAMERA side 7 TLP109(TPR,E) HIROSE_12PIN 6 USER POWER 1 180BS HIROSE_12PIN 1SS400 5 +5V to +24V 220BS 1 4 3 TC7WG14FK 100KBS OUT 270 2SC6033 220BS 図9 外部出力回路例 5.4.3 オプチカルインターフェースの特性 オプチカルインターフェースを経由したカメラからの出力の入・出力の関係は以下のとおりです。 - 17 - OUT SP-20000M-USB / SP-20000C-USB User Power(VCC) ※270Ω の終端時 SP-20000 3.3V 5V 12V 24V Time Delay Rise TDR (us) 0.54 0.54 0.62 0.68 Rise Time RT (us) 1.2 1.2 2 3 Time Delay Fall Fall Time TDF (us) FT (us) 1.5 3.6 1.5 3.4 2.4 4.5 2.1 6.8 User Power 270Ω Output line Voltage 図 10 オプチカルインターフェース特性 5.5. Pulse Generator SP-20000-USB は、1 つの Pixel Clock をベースクロックした分周器と 2 つの Pulse Generator を搭載しています。 この Pulse Generator は Clear 入力と出力が、GPIO に接続されています。 表 7. Pulse Generator 設定値(デフォルト値) Pulse Generator 設定 Default 値 Display Name Clock Pre-scaler Vale 1 Pulse Generator Length Start Point End Repeat Clear Clear Clear Clear Pulse Generator Point Count Source Inverter Activation Sync Selector Mode 1 0 1 0 Off True Off Async Mode - Pulse Generator 0 - Pulse Generator 1 1 0 1 0 Off True Off Async Mode [注記] Pulse Generator Repeat Count = “0” と設定した時、Free Running となります。 ただし、上記の Default 設定の Length=1、Start Point=0、End Point=1 によって、Pulse Generator は、High 出力で停止 しています。本来、Start Point =0、End Point=1 する場合、Length は“2”として最小アクティブ幅設定となります。 5.5.1 Clock Pre-scaler Clock Pre-scaler (Divide Value)によって、Pixel Clock をベースクロックとした分周器(12Bit 長)に対して、 分周数を設定します。 分周器の出力は、2 つある Pulse Generator すべての共通動作クロックとなります。 SP-20000-USB では Clock Pre-scaler へのピクセルクロックは 40MHz固定です。 5.5.2 Pulse Generator Selector Pulse Generator Selector にて、 4つ の あ る Pulse Generator の何れ か選 択し 、選択 した Pulse Generator の設定を行います。 表 8. Pulse Generator 設定項目 Trigger 項目 Selector Pulse Generator 0 Pulse Generator 1 概要 Pulse Generator 0 を選択すると Pulse Generator 0 の Length、Start Point、End Point、Repeat Count、Clear Source、Clear Inverter、 Clear Activation、Clear Sync Mode がセレクタ下に表示されます。 Pulse Generator 1 を選択すると Pulse Generator 1 の Length、Start Point、End Point、Repeat Count、Clear Source、 Clear Inverter、Clear Activation、Clear Sync Mode がセレクタ下に表示されます。 - 18 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB Pulse generator Clear source IN (Clear activation = Rising edge Clear SYNC mode = Async) Pulse generator repeat count = N (Pulse generator length x N) Pulse generator length Pulse generator length Pulse generator length Pulse generator Output 0 0 0 Pulse generator End point Pulse generator Start point 図 11 5.5.3 パルスジェネレータ構成 Pulse Generator Length Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator のカウントアップ値を設定します。 Repeat Count 値が“0”の時は、Pulse Generator Clear 入力が無い場合は、 無制限にこのカウントアップ値までを 繰り返し動作をします。 5.5.4 Pulse Generator Start Point Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator のアクティブ出力開始カウント値を設定します。 ただし、Pulse Generator の Clear 入力に対して最大、Clock Pre-scaler で分周した1クロック分の受付ジッ タが発生します。 5.5.5 Pulse Generator End Point Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator のアクティブ出力終了カウント値を設定します。 5.5.6 Pulse Generator Repeat Count Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の繰り返し回数を設定します。 Trigger Clear 入力後に Repeat Count 設定数の Length のカウントを行います。 したがって、Start Point と End Point で設定したアクティブ出力をこの繰り返し回数分出力する事が出来ます。 ただし、Repeat Count が“0”設 定時は、Free Running カウンタとして動作します。 5.5.7 Pulse Generator Clear Activation Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator のカウントクリア入力に対するクリア信号条件を設 定します。 5.5.8 Pulse Generator Clear Sync Mode Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator のカウントクリア入力に対するカウントクリア方法 を設定します。 Async Mode 時は、カウンタが、Length 設定の値の途中に、クリア入力があった場合、クリア 入力に従ってカウントをクリアします。 Sync Mode 時は、カウンタが、Length 設定の値の途中に、クリア入力 があった場合、Length 設定の値までカウントが終了した後、カウンタをクリアします。 両モードとも、カウンタ クリア時に Repeat Count をクリアしています。 - 19 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB (例 1) Clear Activation = Rising Edge, Clear Sync Mode = Async Mode, Clear Inverter = False Pulse Generator Clear Source In Pulse Generator Output Clear ↓ 0 図 12 Counter clear (Async モード) (例 2) Clear Activation = Rising Edge, Clear Sync Mode = Sync Mode, Clear Inverter = False Pulse Generator Clear Source In Pulse Generator Output 0 Clear ↓ 0 Pulse Generator Length 図 13 [注意] Repeat Count も Reset されています Counter clear (Sync モード) - 20 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 5.5.9 Pulse Generator Clear Source Pulse Generator Clear Source にて、Pulse Generator Selector で選択した Pulse Generator に対する Clear Source Signal を以下の表から選択し接続します。 表 9. Pulse Genrator Clear Source Pulse Generator Clear Source 項目 Low High Software Acquisition Trigger Wait Acquisition Active Frame Trigger Wait Frame Active Exposure Active FVAL PulseGenerator0 Out PulseGenerator1 Out Line 4 - TTL IN 1 Line 5 - OPT IN 1 NAND 0 Out NAND 1 Out User Output 0 User Output 1 User Output 2 User Output 3 Line 10 TTL IN 2 Line 11 LVDS IN [注記] 概要 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 Low Level 信号を接続する。 デフォルト設定 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 High Level 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 Software 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 Acquisition Trigger Wait 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 Acquisition Active 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 Frame Trigger Waite 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 Frame Active 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 Exposure Active 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 FVAL 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator 0 の出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator 1 の出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 TTL IN 1 入力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 OPT IN 1 入力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 NAND 0 出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 NAND 1 出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 User Output 0 の出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 User Output 1 の出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 User Output 2 の出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 User Output 3 の出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 TTL IN 2 入力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の Clear Source に対して、 LVDS IN 入力を接続する。 同じ番号の Pulse Generator 出力を Clear 入力として設定できません。詳しくは 5.3.7.2 GPIO Matrix にてご 確認ください。 - 21 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 5.5.10 Pulse Generator Inverter Pulse Generator Inverter にて、Pulse Generator Selector で選択した Pulse Generator に対する Clear Source Signal の信号極性反転の無効・有効設定を行います。 5.5.11 Pulse Generator の設定パラメータ 表 10. Pulse Generator 設定パラメータ Display Name Vale Clock Pre-scaler Pulse Generator Clock (MHz) Pulse Generator Selector 1 to 4096 [Clock Source :40.00MHz]÷[Clock Per-scaler] - Pulse Generator 0 - Pulse Generator 1 1 to 1048575 ([Clock Source]÷[Clock Per-scaler])-1 x [Pulse Generator Length] - Pulse Generator Length - Pulse Generator Length (ms) [Pulse Generator Length (ms)]-1 0 to 1048574 ([Clock Source]÷[Clock Per-scaler])-1 x [Pulse Generator Start Point] 1 to 1048575 ([Clock Source]÷[Clock Per-scaler])-1 x [Pulse Generator End Point] [ Pulse Generator End Point (ms)]-[ Pulse Generator Start Point (ms)] 0 to 255 - Off - High Level - Low level - Rising Edge - Falling Edge - Pulse Generator Clear Sync Mode - Async mode - Sync mode - Pulse Generator Clear Source - Low - High - Software - Acquisition Trigger Wait - Acquisition Active - Frame Trigger Wait - Frame Active - Exposure Active - FVAL - PulseGenerator0 - PulseGenerator1 - Line 4 - TTL IN 1 - Line 5 - OPT IN 1 - NAND 0 Out - NAND 1 Out - Line 10 - TTL IN 2 - Line 11 - LVDS IN - User Output 0 - User Output 1 - User Output 2 - User Output 3 - Pulse Generator Inverter(Polarity) - False Pulse Generator Clear Inverter - True [注記] (1) Pulse Generator Repeat Count = “0” と設定した時、Free Running となります。 (2) 同一 Pulse Generator の出力を Clear 入力に接続できない様に設定制限があります。 (3) Pulse Generator の Clock Source としての Pixel Clock は 40.00MHz が使われます。 - Pulse Generator Frequency (Hz) - Pulse Generator Start Point - Pulse Generator Start Point (ms) - Pulse Generator End Point - Pulse Generator End Point (ms) - Pulse Generator pulse-width (ms) - Pulse Generator Repeat Count - Pulse Generator Clear Activation Clear Mode for the Pulse Generators - 22 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 5.5.12 関連 GenICam レジスタ情報 表 11. GenICamレジスタ情報 GenICam Name Pre-scaler Pulse Generator Selector Pulse Generator Length Pulse Generator Start Point Pulse Generator End Point Pulse Generator Repeat Count Access Category R/W 1 to 4096 Pulse Generators R/W PG0 PG1 Pulse Generators R/W 0 to 1048575 Pulse Generators R/W 0 to 1048575 Pulse Generators R/W 0 to 1048575 Pulse Generators R/W 0 to 255 Pulse Generators Pulse Generator Clear Activation R/W Pulse Generator Clear Source R/W Pulse Generator Invertor Pulse Generator Sync Mode Values R/W R/W Free Run High Level Low Level Rising Edge Falling Edge Low High Soft Acquisition Trigger Wait Acquisition Active Frame Trigger Wait Frame Active Exposure Active FVAL PG0 PG1 User out0 to 3 TTL in Opto1 in Nand0 to 1 True False Async Mode Sync Mode - 23 - Pulse Generators Pulse Generators Pulse Generators Pulse Generators SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 6. センサーレイアウト及び出力フォーマット、タイミング 6.1 センサーレイアウト SP-20000-USB に搭載している CMOS センサーのタップならびに画素配列は以下の通りです。 6.1.1 白黒センサー Pixel (0,0) 3840 Pixels F 5120 Pixels 図 14 白黒センサーレイアウト 6.1.2 Bayer センサー Pixel (0,0) 3840 Pixels F 5120 Pixels 図 15 カラーセンサーレイアウト - 24 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 6.2 カメラの出力フォーマット(Tap Geometry) 表 12. カメラの出力フォーマット カメラの出力フォーマット 1X – 1Y ピクセルフォーマット 8bit, 10bit, 12bit, 10bit_Packed, 12bit_Packed 注: カメラ出力フォーマットの表記は GenIcam SFNC Ver.1.5.1 による 6.2.1 参照図 6.2.1 1X – 1Y 1X – 1Y は GenICam Tap Geometry で決められた1タップの読み出し方式のことで下図のように出力します。 Step X = 1 Tap 1 X2 Y1 X3 Y1 X4 Y1 X5 Y1 X6 Y1 X7 Y1 X8 Y1 X5113 Y1 X5114 Y1 X5115 Y1 X5116 Y1 X5117 Y1 X5118 Y1 X5119 Y1 X5120 X5120 Y1 Y1 X1 Y2 X5120 Y2 X1 Y3839 X5120 Y3839 Height = 3840 Pixel Pixel(0,0) X1 Y1 Step Y = 1 X1 Y3840 X2 Y3840 X3 Y3840 X4 Y3840 X5 Y3840 X6 Y3840 X7 Y3840 X8 Y3840 X5113 Y3840 X5114 Y3840 X5115 Y3840 X5116 Y3840 X5117 Y3840 X5118 Y3840 Width = 5120 Pixels 図 16 6.2.2 1X – 1Y 読み出し方式 Pixel Type SP-20000-USB では ピクセルタイプは AIA USB Vision 規格に準拠しています。 SP-20000M-USB Mono8 Mono10, Mono10_Packed Mono12, Mono12_Packed SP-20000C-USB BayerRG8 BayerRG10, BayerRG10_Packed Bayer12, Bayer12_Packed - 25 - X5119 Y3840 X5120 X5120 Y3840 Y3840 SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 6.3 出力タイミング 6.3.1 水平タイミング FVAL Active Internal FVAL (a) LVAL Active (b) Internal LVAL (c) H-Offset DVAL Active Internal DVAL Internal DATA (d) Exposure Active 図 17 6.3.1.1 水平タイミング Continuous Trigger 時の 水平フォーマット (1/2) 表 13. Continuous Trigger / 水平フォーマット (1/2) Camera Settings ROI Binning 3840 0 5120 0 1920 0 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 Vertical 0 Horizontal Height Offset Y Offset X Width 5120 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) (a) (b) (c) (d) Exposure Active Start to LVAL Active Start LVAL Active LVAL Non-Active H-Offset [Unit: Clock] [Unit: Clock] [Unit: Clock] [Unit: us] LSB 640 1 0 7.8 16 640 642 0 320 321 0 320 962 0 7.8 or 23.8 or 16 16 7.8 7.8 Step (Typ.) 23.8 16 [注記] (1) SP-20000M-USB では、水平 Binning On (Binning Horizontal=2)時でも、水平周波数は2倍になりませ ん。 (2) SP-20000M-USB では、垂直 Binning On (Binning Vertical=2)時には、水平周波数が 1/2 になります。 また垂直 Binning On 時には、LVAL の Active 中の DVAL の Non- Active 範囲(H-Offset の範囲)には 無効データが出力されています。 (3) H-Offset は LVAL Active Start から DATA Active Start の期間を言います。 (4) V-Binnig On の映像読み出し中に次 Frame の露光をする場合、露光制御は 0.5 Line 単位で増減しま す。 (5) “(d)Exposure Active Start to LVAL Active Start”には LVAL Non Active 期間のジッタによって、1clock 差異が発生します。 (6) GPIO 接続されているの“LVAL”信号は [Binning Horizontal]、[Binning Vertical]設定によって変化しま せん。SP-20000M-USB の Binning はビデオプロセス処理に行われている為です。 - 26 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 6.3.1.2 Continuous Trigger 時の 水平フォーマット (2/2) 表 14. Continuous Trigger / 水平フォーマット (2/2) Camera Settings ROI Horizontal Frequency Horizontal Period [Unit: Clock] [Unit: kHz] [Unit: us] Offset X Height Offset Y Horizontal Vertical 5120 0 3840 0 1 (Off) 1 (Off) 641 62.402 16.025 5120 0 1920 0 1 (Off) 2 (On) 1282 31.201 32.050 2560 0 3840 0 2 (On) 1 (Off) 641 62.402 16.025 2560 0 1920 0 2 (On) 2 (On) 1282 31.201 32.050 Width 6.3.2 1Line Total Clock Binning 垂直タイミング Continuous Trigger 時の出力は以下の様になります。 また、SP-20000M-USB では H-Binnig 並びに VBinning 機能選択可能です。 ただし、Frame Rate は早くなりません FVAL Active (A) (B) Internal FVAL (C) V-Offset 0 Line Internal LVAL Internal DVAL DVAL Active (A) Internal DATA (F) Exposure End to FVAL Active Start Exposure Active (E) Exposure time (Max) (D) Exposure time (Min) 図 18 垂直タイミング - 27 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 6.3.2.1 表 15 Continuous Trigger 時の垂直フォーマット (1/2) Continuous Trigger / 垂直フォーマット (1/2) Camera Settings 0 3840 0 5120 0 1920 0 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 5120 0 3840 0 5120 0 1920 0 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 5120 0 3840 0 5120 0 1920 0 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 5120 0 3840 0 5120 0 1920 0 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 16 8 12.8 10.6667 Vertical 5120 Horizontal Offset Y Height 12 Bit Monochrome Packed / 12 Bit Bayer Bayer Packed (A) (B) (C) (D) FVAL Active FVAL Non -Active V -Offset Exposure Time (Min) [Unit: Line] [Unit: Line] [Unit: Line] [Unit: us] 3840 60.28 1920 30.14 0 10.0 3840 60.28 1920 30.14 3840 3960.41 1920 30.14 0 10.0 3840 60.28 1920 30.14 3840 1035.31 1920 30.14 0 10 3840 60.28 1920 30.14 3840 2010.35 1920 30.14 0 10 3840 60.28 1920 30.14 Binning Offset X 10 Bit Monochrome Packed / 10 Bit Bayer Packed Width 10/12 Bit Monochrome / 10/12 Bit Bayer Acquisition Frame Rate Pixel Format 8 Bit Monochrome / 8 Bit Bayer ROI 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) - 28 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 6.3.2.2 表 16 Continuous Trigger 時の垂直フォーマット (2/2) Continuous Trigger / 垂直フォーマット (2/2) Camera Settings 0 3840 0 5120 0 1920 0 16 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 5120 0 3840 0 5120 0 1920 0 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 5120 0 3840 0 5120 0 1920 0 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 5120 0 3840 0 5120 0 1920 0 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 8 12.8 10.66 67 Vertical 5120 Horizontal Offset Y Height 12 Bit Monochrome Packed / 12 Bit Bayer Bayer Packed (E) (F) Frame Rate Exposure Time (Max.) Exposure End to FVAL Active Start [Unit: Hz] [Unit: us] Binning Offset X 10 Bit Monochrome Packed / 10 Bit Bayer Packed Width 10/12 bit Mono chrome / 10/12 bit Byer Acquisition Frame Rate Pixel Format 8 bit Mono chrome / 8bit Bayer ROI 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 16.000 7.9999 16.000 16.000 16.000 12.800 16.000 16.000 16.000 16.667 16.000 16.000 16.000 [Unit: Line] [Unit: us] 19.0 305.225 9.5 305.225 = 62500-250 = 62250 19.0 305.225 9.5 305.225 ROUNDDOWN( [Acquisition Frame Rate Raw] - 250us 19.0 305.225 9.5 305.225 5120(H)x3840(V)の場合 = 125000-250 = 124750 19.0 305.225 9.5 305.225 ROUNDDOWN( [Acquisition Frame Rate Raw] - 250us 19.0 305.225 9.5 305.225 5120(H)x3840(V)の場合 = 78125-250 = 77875 19.0 305.225 9.5 305.225 ROUNDDOWN( [Acquisition Frame Rate Raw] - 250us 19.0 305.225 9.5 305.225 5120(H)x3840(V)の場合 = 93750-250 = 93500 19.0 305.225 9.5 305.225 ROUNDDOWN( [Acquisition Frame Rate Raw] - 250us 注記 (1) SP-20000-USB の Frame Rate 制御は 1Step 当たり 1us 間隔なので、上記の FVAL Non-Active 換算は 誤差を含みます。 (2) SP-20000-USB では、水平 Binning On (Binning Horizontal=2)時には、水平周波数は2倍になりません。し たがって、垂直周波数も上がりません。 (3) SP-20000-USB では、垂直 Binning On (Binning Vertical=2)時には、水平周波数が 1/2 になるため、Height 値が 1/2 になっても垂直周波数は2倍になりません。 (4) SP-20000-USB では、Frame Rate 設定を 1us 単位で可変です。上記の表の(B) FVAL Non-Active 期間が 可変する様になります。 (5) V-Offset:FVAL Active Start から 1st LVAL Active Start の期間。 - 29 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 6.3.3 ROI SP-20000-USB では、Width、Height、Offset_X 及び Y を設定する事で、画像の一部を切り出して読み出す事が 出来ます。 特に Heght 設定値を減らす事により、読み出し Line を減り、Frame Rate を上げる事が可能です。 水平 ROI では、Width 値が小さい値になっても、水平周波数は変化しません。 SP-20000-USB では、Width の最小値は、“8”です。Height の最小値は ”2”です。 設定例(2) Binning Horizontal = 2 Binning Vertical =2 Mirroring = Off 設定例(1) Binning Horizontal = 1 Binning Vertical =1 Mirroring = Off 読み出し領域 読み出し領域 Width OffsetX Width 1920 Height Max OffsetX OffsetY OffsetY 3840 Height Max Height Height 2560 Width Max [注記] 本例ではビニングを水平並びに垂直の両方を有効 にしていますが、どちらか片方の有効で ROI 機能を 動作させることも可能です。 ビニングは SP-20000M-USB だけの機能です 5120 Width Max 図 19 垂直タイミング - 30 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 6.3.3.1 Continuous Trigger 時の ROI 設定例 表 17. Continuous Trigger / ROI 設定 参考例 Camera Settings ROI Vertical Width and Offset X Step Max Offset Y Value Height Offset Y Step Horizontal Max Offset X Value Offset Y 2/3 Screen - Center 1/2 Screen - Center 1/4 Screen - Center 1/8 Screen - Center Height Max Height 2/3 Screen - Center 1/2 Screen - Center 1/4 Screen - Center 1/8 Screen - Center Full Line Width Max Offset X Full Line Binning Width 設定 参考 5120 0 3840 0 1 (Off) 1 (Off) 5120 3840 0 8 0 2 2 3408 856 2560 640 1 (Off) 1 (Off) 5120 3840 1712 8 1280 2 2 2560 1280 1920 960 1 (Off) 1 (Off) 5120 3840 2560 8 1920 2 2 1 (Off) 5120 3840 3840 8 2880 2 2 Step 1280 1920 960 1440 1 (Off) 640 2240 480 1680 1 (Off) 1 (Off) 5120 3840 4480 8 3360 2 2 2560 0 1920 0 2 (On) 2 (On) 2560 1920 0 8 0 2 2 1712 424 1280 320 2 (On) 2 (On) 2560 1920 856 8 640 2 2 2 (On) 2560 1920 1280 8 960 2 2 1280 640 960 480 2 (On) 640 960 480 720 2 (On) 2 (On) 2560 1920 1920 8 1440 2 2 320 1120 240 840 2 (On) 2 (On) 2560 1920 2240 8 1680 2 2 注記 (1) [Width Max] = 5120 、[Height Max] = 3840 (H 及び V Binning Off 時、On 設定側がそれぞれ 1/2 の値になります) (2) [Max Offset X Value] = [Width Max] - [Width] :Offset X が設定できる最大値です (3) [Max Offset Y Value] = [Height Max] - [Height]:Offset Y が設定できる最大値です (4) [Width and Offset X Step]:Width 増加ステップ数 並びに水平方向のオフセットの移動可能ステップ数です。 (5) [Height Step]:Height 増加 ステップ数です。 (6) [Offset Y Step]:垂直方向のオフセットの移動可能ステップ数です。 - 31 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 6.3.4 Mirroring 機能 SP-20000-USB では設定により、垂直方向の反転、水平方向の反転、水平・垂直の両方向の反転読み出しが 可能です。ただし、ROI 機能による読み出し前に、反転機能が動作します。 設定例(2) Binning Horizontal = 1 Binning Vertical =1 Mirroring = Horizontal 設定例(1) Binning Horizontal = 1 Binning Vertical =1 Mirroring = Off OffsetX OffsetX Width Width 3840 Height Max Height 3840 Height Max OffsetY OffsetY Height 5120 Width Max 5120 Width Max 設定例(4) Binning Horizontal = 1 Binning Vertical =1 Mirroring = Horizontal & Vertical 設定例(3) Binning Horizontal = 1 Binning Vertical =1 Mirroring = Vertical Width 3840 Height Max OffsetY OffsetX Height Width OffsetY 3840 Height Max OffsetX Height 5120 Width Max 5120 Width Max 表 18. Color 時 開始 Pixel と開始 Line 開始 Line OFF R&G Horizontal R&G Vertical B&G Horizontal & Vertical B&G 図 20 ミラー機能設定例 - 32 - 開始 Pixel R G G B SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 6.3.5 Mulit ROI 機能 Multi ROI 機能を有効にすると、1Frame の画像を垂直方向に最大 8 分割して、部分読み出しが可能です。 ただし、最大 8 か所の ROI 領域を 1frame として出力する仕様のため、[Width]は関しては、共通となります。 Multi ROI 機能を有効にするには、[Video Sending Mode] =“Mulit ROI”を選択してください。 表 19. Multi ROI:ROI Index テーブル 初期値 Multi ROI Index Max 1 Multi ROI Width 5120 Multi ROI Offset Multi ROI Index Selector - 6.3.5.1 Index Index Index Index Index Index Index Index 1 2 3 4 5 6 7 8 Height 1 1 1 1 1 1 1 1 X Y 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 Multi ROI 設定パラメータ (1) Multi ROI Index Max: 設定値 1 ~ 8 1Frame の最大 8 か所の ROI 領域を設定した。Multi ROI Index テーブルを Index 1 から幾つまで実行する か設定します。Multi ROI 機能を有効にした場合、最低で Mulit ROI Index 1 に設定した、ROI 領域を読み出 す事になります。 (2) Multi ROI Width 設定可能範囲及び Step 数は、[Video Send Mode] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様で、[Width]と[Offse X]との合計が、[Width Max]である必要があります。ただし、Multi ROI の場合 Index 1~8 の中で、最大の [Offset X]値が、この計算の対象となります。 (3) Multi ROI Index Selector: Index 1 ~ 8 を選択する事で、その選択した Multi ROI Index の [Height]、[Offset X]、[Offset Y]が表示さ れ設定が可能になります。 (4) Multi ROI Offset X: Multi ROI Index 1 ~ 8 のそれぞれの ROI 領域に対して、Offset X の設定が可能です。 設定の Step 等の制限に関しては、[Video Send Mode] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 前述の通り、Multi ROI 内では、Mulit ROI Width が、Multi ROI Index 1 ~ 8 の共通の Width 設定となりま す。 (5) Multi ROI Height: Mulit ROI Index 1 ~ 8 のそれぞれの ROI 領域に対して、Height の設定が可能です。 設定の Step 数等の制限に関しては、[Video Send Mode] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 (6) Multi ROI Offset Y: Multi ROI Index 1 ~ 8 のそれぞれの ROI 領域に対して、Offset Y の設定が可能です。 設定の Step 等の制限に関しては、[Video Send Mode] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 ただし、Mulit ROI Index 1 ~ 8 内の実行 Index 内の Muliti ROI Height 値の合計が、その動作設定の Height Max 以下である必要があります。 - 33 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB Multi ROI Index Max = 4 時での ROI 領域設定説明図 Index 4 Offset X Index 2 Offset X Index 1 Offset X Index 3 Offset X Index 1 Offset Y Index 1 Height Index 2 Offset Y Index 2 Height Index 3 Offset Y Index 3 Height Index 4 Offset Y V-Binning Off Height Max = 3840 Index 4 Height H-Binning Off Width Max = 5120 図 21 Multi ROI の設定 下図は上記設定例での映像出力です。 Multi ROI 設定例の映像出力 [Width]= [Multi ROI Width] ] [Height]= [Index 1 Multi ROI Height]+ [Index 2 Multi ROI Height]+ [Index 3 Multi ROI Height]+ [Index 4 Multi ROI Height] [注記] Multi ROI 機能の実行時には、水平画素数を[Multi ROI Width]、垂直画素数は[Multi ROI Max]設 定し実行する Index 内の[Multi ROI Height]の総和を設定してください 図 22 Multi ROI 設定例と出力映像 - 34 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 6.3.5.2 関連 GenICam レジスタ 表 20. GenICam レジスタ GenICam Name Video Send Mode Selector R/W Multi ROI Multi ROI Multi ROI Multi ROI Multi ROI Multi ROI R/W R/W R/W R/W R/W R/W Index Width Offset X Height Offset Y Index Max デジタル出力 Values Normal Mode Trigger Sequence Command Sequence Multi Mode Index 1 to Index 8 8 to 5120 0 to 5120 – Multi ROI Width 2 to 3840 0 to 3840 – Multi ROI Height 1 to 8 ビットアロケーション 表 21. 出力ビットアロケーション CCD out 8bit Black 0% 8LSB 白黒 100% 222LSB カラー 白黒 115% 255LSB カラー 1023 Digital Out 10bit 32LSB 12bit 128LSB 890LSB 3560LSB 1023LSB 4095LSB White Clip Level 890 100% Level Digital Out [LSB] 6.4 Access 32 0 図 23 Black Level 25 Analog Out [mV] 700 800 ビットアロケーション(10 ビットの場合) - 35 - Category JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7. 動作モード 7.1. Acquisition コントロール 7.1.1 Acqusition Mode SP-20000-USB では以下の 3 通りの Acqusition モードを持っています。 ・SingleFrame: ・MultiFrame: ・Continuous: 7.1.1.1 AcquisitionStart により、1Frame の画像を出力します。 AcquisitionStart により、AcquisitionFrameCount で設定したフレームを出力 します。 AcquisitionStart により、AcquisitionStop を設定するまで連続的に出力します。 SingleFrame AcquisitionStart のコマンド入力に対して、1Frame だけ取り込むことができます。AcquisitionStart 後、1Frame 読み出しが行われると自動的に出力が停止します。再度、取り込みを行うには、AcquisitionStart のコマンド入力 を行う必要があります。BlockID は、AcquisitionStop コマンドが入らないとリセットされず、AcquisitionStart コマ ンドを受け付けると増加していきます。 JAI_PIV を設定した時は動作しません。 通常動作 1. Acquisition Start 入力 2. Acquisition Active が True(取り込みを許可) 3. 1Frame 映像出力 4. Acquisition Active が False(取り込みを不可) 5. 出力を停止 ※この図は、トリガ OFF の場合で、トリガ ON の時は、FrameActive は、 AcquisitionActive が異なったタイミングで True になります。 図 24 Single Frame 動作 - 36 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 強制停止 AcquisitionActive が True ( 取 り 込 み を 許 可 ) の と き 、 途 中 で AcquisitionStop が 設 定 さ れ る と AcquisitionActive は、false(取り込みを不可)になります。ただし、AcquisitionStop を実行した場合、カ メラ側が受け付けた時点で映像出力を 開始している場合、その映像出力が送信を 完了した後、 AcquisitionActive が False(取り込みを不可)になります。 関係する機能:AcquisitionStart、AcquisitionStop 7.1.1.2 MultiFrame AcquisitionStart のコマンド入力に対して、AcquisitionFrameCount で設定した Frame 数の取り込みができま す複数 Frame を連続的に取り込む時に使用します。 JAI_PIV を設定した時は偶数 Frame を設定してください。 通常動作 1. Acquisition 2. Acquisition 3. Acquisition 4. Acquisition 5. Acquisition 6. Start の入力 Trigger Wait Active が True(取り込みを許可 Frame Count で設定した Frame 数を映像出力 Active が False(取り込みを不可)。この時点で出力は停止。 ※この図は、トリガ ON の場合を表しており、トリガ OFF の時は、FrameActive は、 AcquisitionActive と同じタイミングで True になります。 図 25 Multi Frame 動作 強制停止 AcquisitionActive が True(取り込みを 許可)のとき、途中で AcquisitionStop が設定されると AcquisitionActive が False(取り込みを不可)になります。ただし、AcquisitionStop を実行した場合、 カメラ側が受け付けた時点で映像出力を開始している場合、その映像出力が送信を完了した後、 AcquisitionActive が False(取り込みを不可)になります。 一度 False(取り込みを不可)の状態に戻ると、内部の FrameCount はクリアされます。 AcquisitionFrameCount は、1~255 Frame の範囲で設定することができます。 関係する機能:AcquisitionStart、AcquisitionFrameCount、AcquisitionStop - 37 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.1.1.3 Continuous AcquisitionStart が設定されることにより、制限なく連続して取り込むことができます。 出荷設定では、このモードに設定されています。 通常動作 1. Acquisition Start の入力 2. Acquisition Trigger Wait 3. Acquisition Active が True(取り込みを許可) 4. 連続して無制限に映像の出力 5. Acquisition Stop の入力 6. Acquisition Active が False(取り込みを不可)。この時点で出力は停止。 但し、映像出力期間中に Acquisition Stop コマンドが入力されると、映像出力フレーム終了後に Acquisition Active は、false(取り込みを不可)になります。 ※この図は、トリガ ON の場合の図でトリガ OFF の時は、FrameActive は、AcquisitionActive と 同じタイミングで True になります。 図 26 Continuous 動作 強制停止 AcquisitionStop を実行した場合、カメラ側が受け付けた時点で映像出力を開始している場合、その 映像出力が送信を完了した後、AcquisitionActive が False(取り込みを不可)になります。 関係する機能:AcquisitionStart、AcquisitionStop 7.1.2 AcquisitionStart Acquisition のスタートをするコマンドになります。 7.1.3 AcquisitionStop Acquisition のストップをするコマンドになります。 - 38 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.1.4 Acquisition コントロール(フレームレートの変更) 自走動作(トリガが OFF)(7.2.1 章参照)をしているときに、ROI で設定したエリアに対し全画素を読み出すのに必 要なライン数より長い周期に設定することができます。 設定は AcquisitionFrameRate で行います。 この場合 設定したフレーム周期がセンサーの 1 フレームの周波数となります。 設定できる範囲は 最短 ~ 最長 設定 ROI エリアに対し CMOS の ~ 0.125 Hz (8 秒) 駆動に必要な時間の逆数 又は 1 フレームデータ量を転送する ために必要な時間の逆数 のいずれか小さい方 設定上の留意事項 1.トリガを ON にするとこの機能は働きません。 2.設定値の値はライン数です。 3.フレームの最短周期は読み出すライン数によって変わります。 設定した値が「最短周期のライン数」 以下に設定された場合は、設定は無視され自動的にカメラの最短周期のライン数になります。 自走動作(トリガ OFF)は下記の設定の時、動作します。 Exposure Mode が OFF Exposure Mode が Timed で Frame Start が OFF。 Exposure Mode が Trigger Width で Frame Start が OFF。 7.1.4.1 設定時の Frame Rate 上限 表 22 設定時の Frame Rate 上限 Pixel Forma 8 Bit Monochrome 10/12 Bit Monochrome 10 Bit Monochrome Packed 12 Bit Monochrome Packed Binning Width Horizontal Vertical 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 1 2 2 1 1 2 2 1 1 2 2 1 1 2 2 5120 2560 5120 2560 5120 2560 5120 2560 5120 2560 5120 2560 5120 2560 5120 2560 Height 3840 3840 1920 1920 3840 3840 1920 1920 3840 3840 1920 1920 3840 3840 1920 1920 Sensor Clock [Unit: MHz] H-Clock 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 641 641 1282 1282 641 641 1282 1282 641 641 1282 1282 641 641 1282 1282 [Unit: Clock] Acquisition Frame Rate (Max. Value) Payload Size 16 16 16 16 8 16 16 16 12.8 16 16 16 10.6667 16 16 16 19660800 9830400 9830400 4915200 39321600 19660800 19660800 9830400 24576000 12288000 12288000 6144000 29491200 14745600 14745600 7372800 画像データ 1pixel に使用 する 1Byte 数 (注 3) 1 Byte 1 Byte 1 Byte 1 Byte 2 Byte 2 Byte 2 Byte 2 Byte 1.25 Byte 1.25 Byte 1.25 Byte 1.25 Byte 1.5 Byte 1.5 Byte 1.5 Byte 1.5 Byte [注記] (1) SP-20000-USB では、H-Binning 並びに Width 値の減数により、表示される水平画素数は可変しますが、カメラ内部の水平周波 数は変化しません。したがって、Frame Rate は上がりません。 (2) SP-20000-USB では、V-Binning 設定すると Height Max は 1/2 になりますが、1Line の水平周波数が 1/2 になります。したがっ て、Frame Rate は上がりません。 (3) [Pixel Format]= 8bit Monochrome では、画像データ 1Pixel に 1Byte 使用するが、その他の[Pixel Format]では、それ以上に Byte 数を使用する事になる。 Full Screen 設定の 5120(H)x3840(V)の場合、その Byte 数の増加分を Frame Rate を落としている。 (4) [Expousre Mode]=Off 設定時 - 39 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.1.4.2 フレームレート周期計算式(Continuous Trigger 時) 表 23. Continuous Trigger 時 Frame Rate 周期計算式 Camera Settings Pixel Binning Format Vertical 8 bit Mono chrome / 8bit Bayer 1 (Off) 最小値 設定 計算式 [Unit:us] USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps とします。 ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Frame Rate ] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Frame Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) [Frame Rate Raw] = 1/ [Frame Rate] 2 (On) ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Trigger Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Frame Rate] = 1/((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) [Frame Rate Raw] = 1/ [Frame Rate] 10/12 bit Mono chrome / 10/12 bit Bayer 1 (Off) USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps とします。 ROI 設定値のみでの Data Rate [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) x 2 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Frame Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 ÷ 2 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Frame Rate] = ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) [Frame Rate Raw] = 1/ [Trigger Rate] 2 (On) ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 12205) ÷ 40MHz) x 2 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Frame Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 ÷ 2 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Frame Rate] = 1/((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) [Frame Rate Raw] = 1/ [Frame Rate] - 40 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 表 23(続) Continuous Trigger 時 Frame Rate Raw 周期計算式 Camera Settings Pixel Format 10 bit Monochrome Packed / 10 bit Bayer Packed Binning Vertical 1 (Off) 最小値 設定 計算式 [Unit:us] USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps とします。 ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.25 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Frame Rate ] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 ÷ 1.25 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Frame Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) 2 (On) [Frame Rate Raw] = 1/ [Frame Rate] ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.25 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Frame Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 ÷ 1.25 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Frame Rate] = 1/((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) 12 bit Monochrome Packed / 12 bit Bayer Packed 1 (Off) [Frame Rate Raw] = 1/ [Frame Rate] USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps とします。 ROI 設定値のみでの Data Rate [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.5 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Frame Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 ÷ 1.5 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Frame Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) 2 (On) [Frame Rate Raw] = 1/ [Trigger Rate] ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.5 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Frame Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 ÷ 1.5 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Frame Rate] = 1/((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) [Frame Rate Raw] = 1/ [Frame Rate] - 41 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.2. 露光の設定 露光の制御を設定することができます。 7.2.1 露光モード 露光方法を下記の3通りから選択することができます。 Exposure Mode 設定 OFF Timed Trigger Width 露光動作 露光制御はしません(自走動作)。 Exposure Time で設定された値で露光動作を行います。設定値は usec 単位です。 ・Trigger Mode 設定が OFF の時は、自走動作となります。 ・Trigger Mode 設定が ON の時は、Trigger Option の設定で露光動作を選択します。 トリガ入力信号のパルス幅で露光時間を制御します。 ・Trigger Mode 設定は強制的に ON となります。 トリガ入力で使用する場合は、Exposure Mode を OFF 以外に設定し、FrameStart の Trigger Mode を ON に設定します。 また Exposure Mode = Timed に限り、Trigger Option 設定により露光動作を下記のように変更することができます。 Trigger Option 設定 OFF PIV 露光動作 Timed(EPS)モードとなります。 Particle Image Velocimetry モードとなります。 1 回のトリガ入力で 2Frame 分の画像を取得可能となります。 光源としてはストロボフラッ シュを使用します。 各露光時間は、1st Frame が Exposure Time 値、2nd Frame は Exposure Mode OFF 時の値となります(値は Frame Rate に依存します)。 Exposure Mode、Trigger Option、および Trigger Mode の組み合わせで動作は下表のようになります。 Exposure Mode OFF Trigger Option Trigger Mode (Frame Start) 無効 無効 OFF OFF Timed ON Trigger Width 表 24. PIV 強制 ON 無効 強制 ON 露光関連の GenICam レジスタ GenICam Name Access Exposure Mode R/W Trigger Mode Trigger Option R/W R/W Values Off Timed TriggerWidth Off On Off PIV Category Acquisition Control Acquisition Control JAI-Custom - 42 - 動作 自走動作、 Exposure Time による露光 制御はできません 自走動作、 Exposure Time による露光 制御が可能です Timed(EPS)動作、 Exposure Time に よる露光制御が可能です PIV 動作、Exposure Time による露光制 御が可能です トリガパルス幅による露光制御を行いま す SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.2.2 ExposureTime この機能は ExposureMode が Timed に設定されているときのみ有効になります。 露光時間を設定することがで きます。 露光時間の設定時間のステップは、1us/Step になります。 最小:10u (注記:実露光時間:299µs) 最大:8sec (Frame Start trigger Mode が ON の時) 注記: 実際の露光時間はセンサーの特性によりカメラにて設定された Exposure Time 値に対し て、下記表の期間を足したものとなります。 但し出力される Exposure Active 信号は実露 光時間ではなく Exposure Time 設定値同等のものが出力されます。 センサーの実露光時間=Exposure Time + 289µs [注記] Frame Start Trigger Mode Off 設定の Continuous Trigger 動作時には、Exposure Time の設定できる最大 値は Frame Rate 設定にて制限されます。 Frame Rate 設定)の最大値の 8 sec に対して、250us 短い、 7999750 us が設定可能な Exposure Time 設定上限値になります。Frame Start Trigger Mode On 設定の EPS Trigger 動作時には、Frame Rate 設定の影響を受けないので、Exposure Time 設定上限値は 8sec と なります。 使用センサーの特性上、長時間露光時及びセンサー温度に依存して黒が持ち上がる傾向があります。黒の変 動をカメラ内部で補正していますが、ダイナミックレンジが確保できる MAX 8sec 露光時の性能保証は下記の通 りとなります。 SP-20000M-USB:外気温 25℃まで SP-20000C-USB:外気温 15℃まで 表 25. 露光時間関連の GenICam レジスタ GenICam Name Access Exposure Mode R/W Exposure Time Exposure Time Raw R/W R/W Values Category Off Timed TriggerWidth 10 to 8000000 [us] 10 to 8000000 [us] Acquisition Control Acquisition Control Acquisition Control SP-20000-USB では、映像読み出し中に次 Frame の露光を開始する動作となる場合、カメラ内部で露光時間 の可変量が、1 水平周期間隔になる様に切り替わります。 これは、カメラ内部で映像読み出し中に露光開始信号がオーバーラップする際に出力画像に影響を与えないた めの動作です。 ただし、オーバーラップ時、映像に露光開始部の Shutter キズが入ります。(Max で 24dB 時に 約 70LSB/10Bit) 表 26. 読み出しと露光がオーバーラップする際に Exposure Time による露光制御が 1Line 制御になるモード設定 JAI Custom Naming Trigger Mode Trigger Overlap Continuous Trigger Off 無視 EPS Trigger / LVAL SYNC Reset HDR On Off / On Readout Trigger mode =“On”時 Read Out - 43 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 表 27. Continuous Trigger 時 Exposure Time Max 式 Continuous Trigger 時 [Exposure Time Max] 設定 計算式 [Unit:us] Camera Settings Binning Vertical 1 (Off) [Acquisition Frame Rate Raw ] - 250us 2 (On) [Acquisition Frame Rate Raw ] - 250us [注記] 本カメラに使用するセンサーには Shutter Off 動作が無いため、[Frame Start]-[Trigger Mode]=”Off”、[Expousre Mode]=”Off”時には、上記の式に準じて最大露光時間で動作しま す。 7.2.3 ExposureAuto (ASC) Exposure による自動露光制御機能です。 この機能は、Exposure Mode が Timed(EPS)のみで動作します。 ALC Reference にて明るさの制御を行なうことができます。 OFF/Once/Continuous を選択できます。 OFF: Once: Continuous: 露光制御が動作しません。 設定した時、1度だけ露光制御を行ないます。 連続的に露光制御を行ないます。 自動露光では以下の詳細設定を行なうことができます。 ALC speed: 制御速度と設定することができます(Gain Auto と共用)。 ASC Max: ExposureTime の制御範囲の最大値を設定することができます。 ASC Min: ExposureTime の制御範囲の最小値を設定することができます。 ALC Reference: 露光制御のターゲットレベルを設定することができます (Gain Auto と共用)。 ALC Channel area: 露光制御のエリアを設定することができます。 表 28. Exposure Auto 関連の GenICam レジスタ GenICam Name 7.3. Access Values Category ExposureAuto R/W Off Continuous Once ExposureAuto Max R/W 100 to 8000000 JAI-Custom ExposureAuto Min R/W 100 to 8000000 JAI-Custom Acquisition Control トリガの制御 トリガは trigger Mode, Exposure Mode, Trigger Option の各設定により様々な制御が可能となります。 下記 表はその組み合わせを表しております。 - 44 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 表 29. トリガモードの設定 Camera Settings Frame Frame JAI Custom Trigger Mode Name 概要 Continuous Trigger 現在設定されている Frame Rate に おける露光時間最大設定での自走 連続出力動作 Exposure Time 値による露光制御 可能な自走連続出力動作 Trigger Exposure Mode Mode Off Off Trigger Option Off Acquisition Acquisition Acquisition Start End Transfer Start Trigger Trigger Trigger Mode Mode Mode Off Off Off Off Timed Off Off Off Off On Timed Off Off Off Off On Timed PIV Off Off Off On Trigger Width Off / Timed Off Off Off Off Off On Off Off Off Off / Timed Off On Off Off Continuous Trigger Off Off / Timed Off On On Off Continuous Trigger Off Off / Timed Off On Off On Continuous Trigger Off 7.3.1 Continuous Trigger EPS Trigger PIV Trigger PWC Trigger Continuous Trigger Trigger Selector トリガとして下記動作を選択することができます。 表 30. Trigger Selector Trigger Selector 項目 Frame Start Acquisition Start Acquisition End Acqusition Transfer Start 概要 Frame Start Trigger 動作 Acquisition 開始 Trigger 動作 Acquisition 停止 Trigger 動作 Acqusition Transfer Start Trigger Source 入力による 画像遅延読み出し動作 - 45 - Exposure Time 値による露光制御 可能な外部 Trigger 動作 Particle Image Velocimetry 用外部 Trigger 動作 詳細は PIV Trigger の項を参照。 Trigger Pulse 幅に よ る露光制御 可能な外部 Trigger 動作 Acquisition Start の Trigger Source 入力で Continuous Trigger 動作を 開始します Acquisition Start の Trigger Source 入力で Continuous Trigger 動作を 開始します Acquisition Start の Trigger Source 入力で Continuous Trigger 動作を 開始します Acquisition Mode = Continuous 時 に Acquisition End の Trigger Source 入力で Acquisition を停止 することが出来ます Acquisition Start の Trigger Source の入力取得した画像をメモ リ で 保 持 し 、 Transfer Start の Trigger Source 入力で遅延して読 み出す事が出来る。ただし、連続で メモリできる Frame 数は2Frame で す。 SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.3.2 Trigger Mode Trigger Mode では 自走連続動作(Continuous)と外部トリガ動作を選択します。 OFF: 自走連続動作 ON: 外部トリガ動作 7.3.3 TriggerSource Trigger Select で選択したトリガ動作に対して以下の信号の中からトリガ信号ソースとして選択します。 表 31. Trigger Source Trigger Source 概要 項目 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、Low Level 信号を接続しま Low す。デフォルト設定 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、High Level 信号を接続しま High す。 Trigger Selector にて選択した Soft Trigger を接続します。 Soft Trigger Trigger Software を Execute を実行する事で Trigger を手動で入力する事が出来 ます。 Trigger Software は各 Trigger Souse 毎に存在します。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、Pulse Generator 0 の出力を PulseGenerator0 Out 接続します。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、Pulse Generator 1 の出力を PulseGenerator1 Out 接続します。 Line 4 - TTL IN 1 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、TTL 1 In 入力を接続します。 Line 5 - OPT IN 1 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、OPT 1 In 入力を接続します。 NAND 0 Out Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、NAND 0 出力を接続します。 NAND 1 Out Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、NAND 1 出力を接続します。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、User Output 0 の出力を接続 User Output 0 する。 HOST 側の PC から User Output 0 コマンドにより、0 もしくは 1 の状態を送 る事が出来る。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、 User Output 1 の出力を接 User Output 1 続する。HOST 側の PC からの User Output 1 コマンドにより、0 もしくは 1 の状態 を送る事が出来る。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、 User Output 2 の出力を接 User Output 2 続する。HOST 側の PC からの User Output 2 コマンドにより、0 もしくは 1 の状態 を送る事が出来ます。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、 User Output 3 の出力を接 User Output 3 続する。HOST 側の PC からの User Output 3 コマンドにより、0 もしくは 1 の状態 を送る事が出来る。 Line 10 - TLL IN 2 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、TTL IN 2 入力を接続します。 Line 11 - LVDS IN Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、LVDS IN 入力を接続します。 7.3.4 TriggerActivation トリガ信号のトリガ動作方法の設定を行います。 RisingEdge: 信号の立ち上がりのエッジにてトリガ動作します。 FallingEdge: 信号の立下りのエッジにてトリガ動作します。 LevelHigh: 信号の High レベルの期間トリガ動作します。 LevelLow: 信号の Low レベルの期間トリガ動作します。 - 46 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 表 32. Trigger Activation Camera Settings Trigger Selector Frame Start Trigge r Mode Exposure Mode Trigger Option Trigger Activation Setting Rising Falling Level Edge Edge High Level Low Timed Off × × ○ ○ Timed PIV × × ○ ○ Trigger Off × × ○ ○ Width 注記:TriggerWidth を使用するときには LevelHigh または LevelLow に設定する必要があります。 7.3.5 On On On JAI Custom Trigger Mode Name EPS Trigger PIV Trigger PWC Trigger Triggeroverlap この機能は、FrameStart トリガが ON の時、外部信号によりトリガを受け付けられるタイミングをデータの読出し 中に行なえるか否かを設定する機能です。 Off: ReadOut: 7.4. センサーが読出し中にはオーバーラップしてトリガを受け付けません。 センサーが読出し中にオーバーラップしてトリガを受け付けられます。 通常連続動作(Timed Exposure Mode/Trigger Mode OFF) 外部からのトリガを必要としないアプリケーションで使用します。 映像のタイミングに関しては 6.3 章を参照くださ い。 表 33. 短繰返し周期 Trigger Mode Readout Mode Full ROI Center 2/3 Timed Exposure Mode Trigger Mode OFF ROI Center 1/2 ROI Center 1/4 ROI Center 1/8 V Binning ON (Full) (Note1) 8bit Time (Min. Trigger Period) 10bit/12bit 10bit_Packed 12bit_Packed 62.500 ms 16.000 fps 41.990 ms 23.815 fps 31.734 ms 31.512 fps 16.231 ms 61.612 fps 8.658 ms 115.50 fps 125.002 ms 8.000 fps 8.000 ms 18.028 fps 31.734 ms 31.512 fps 16.350 ms 61.162 fps 8.658 ms 115.50 fps 78.125 ms 12.800 fps 41.990 ms 23.815 fps 31.734 ms 31.512 fps 16.350 ms 61.162 fps 8.658 ms 115.50 fps 93.747 ms 10.667 fps 41.990 ms 23.815 fps 31.734 ms 31.512 fps 16.350 ms 61.162 fps 8.658 ms 115.50 fps 62.500 ms 16.000 fps 62.500 ms 16.000 fps 62.500 ms 16.000 fps 62.500 ms 16.000 fps 注 1: SP-20000M-USB だけです - 47 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.5. Timed モード 外部トリガによってあらかじめ設定した露光時間で映像を取り込みます。 又外部トリガを露光中に受け付けるか どうかに関してはあらかじめ設定しておくことができます。 このモードを使用する場合の基本設定 Trigger Mode = ON Exposure Mode = Timed Trigger Option: OFF 表 34. 最短繰り返し周期 Trigger Mode Readout Mode Timed Exposure Mode Trigger Mode On Full ROI Center 2/3 ROI Center 1/2 ROI Center 1/4 ROI Center 1/8 V Binning ON (Full) (Note 1) Time (Min. Trigger Period) 10bit/12bit 10bit_Packed 8bit 12bit_Packed ≧62.53 ms ≧42.02 ms ≧31.75 ms ≧16.35 ms ≧ 8.66 ms ≧125.03 ms ≧ 55.50 ms ≧ 31.76 ms ≧ 16.38 ms ≧ 8.70 ms ≧78.16 ms ≧42.02 ms ≧31.76 ms ≧16.38 ms ≧ 8.69 ms ≧93.78 ms ≧42.02 ms ≧31.76 ms ≧16.38 ms ≧ 8.69 ms ≧62.55 ms ≧ 62.55 ms ≧62.55 ms ≧62.55 ms 注 1:SP-20000M-USB だけです 注 2:上記は Trigger Overlap が Readout の場合の繰返し周期です。 7.5.1 Overlap 設定が 7.5.1.1 タイミング OFF の場合 t1 Frame Start Trigger Frame Trigger Wait Frame Active CMOS Exposure t2 Exposure Active 露光期間 FVAL t3 注 注:Trigger Overlap が OFF の時は Frame Trigger Wait が Active 期間に受付けが可能となります。 Trigger 受付け後は Frame Trigger Wait は Read Out 完了まで In-Ative となります。 図 27 Timed, Overlap=OFF 時 タイミング - 48 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB Timed (EPS) Mode、Trigger Overt Lap = Off 時 Camera Settings Exposure Vertical Active Binning Signal source t1 - t2 - 1 (Off) t3 2 (On) Pixel Format = 8/10/12 bit Monochrome、 8/10/12 bit Bayer Color 2L(Min.) TTL Out 1.820 us ~ 1.850 us カメラ 内部 490 ns ~ 520 ns TTL Out 306,050 us カメラ 内部 305.200 us TTL Out 306,050 us カメラ 内部 305.200 us [注記] (1) Trigger 受付ジッタがあるため、t2 は間幅を持ちます。 (2) Exposure Active 信号 を TTL Out した場合は、カメラ内部の Exposure Active 信号よりも遅延します。特に、立ち上がりについて は位相の遅れが大きくなります。 - 49 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.5.1.2 Timed, Trigger Overlap=OFF 時のトリガ周期最短値計算式 表 35. Timed(EPS)、[Trigger Overlap]=Off 時 Trigger Period 最小値計算式 Camera Settings Pixel Binning Format Vertical 8 bit Mono chrome / 8bit Bayer 1 (Off) Trigger Mode=“On”、Exposure Mode=“Timed”、Trigger Overlap=“Off” Trigger Period 最小値 設定 計算式 [Unit:us] USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps とし、 ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Trigger Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Trigger Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) 2 (On) [Trigger Period] = (1/ ([Trigger Rate])+[Exposure Time:10us ~8s] + 16.025 us ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Output Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Output Rate] = 1/((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) 10/12 bit Mono chrome / 10/12 bit Bayer 1 (Off) [Trigger Period] = (1/ [Output Rate])+[Exposure Time:10us ~8s] + 32.050 us USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps とし、 ROI 設定値のみでの Data Rate [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) x 2 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 ÷ 2 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) 2 (On) [Trigger Period] = (1/ [Readout Rate])+[Exposure Time:10us ~8s] + 16.025 us ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) x 2 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 ÷ 2 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (1/ [Readout Rate]) + [Exposure Time:10us ~8s] + 32.050 us - 50 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 表 35(続). Timed(EPS)、[Trigger Overlap]=Off 時 Trigger Period 最小値計算式 Camera Settings Pixel Format 10 bit Monochrome Packed / 10 bit Bayer Packed Binning Vertical 1 (Off) Trigger Mode=“On”、Exposure Mode=“Timed”、Trigger Overlap=“Off” Trigger Period 最小値 設定 計算式 [Unit:us] USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps とし、 ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.25 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 ÷ 1.25 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (1/ [Readout Rate])+[Exposure Time:10us ~8s] + 16.025 us 2 (On) ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.25 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 ÷ 1.25 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (1/ [Readout Rate]) + [Exposure Time:10us ~8s] + 32.050 us 12 bit Monochrome Packed / 12 bit Bayer Packed 1 (Off) USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps とし、 ROI 設定値のみでの Data Rate [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.5 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 ÷ 1.5 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (1/ [Readout Rate])+[Exposure Time:10us ~8s] + 16.025 us 2 (On) ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.5 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 ÷ 1.5 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (1/ [Readout Rate]) + [Exposure Time:10us ~8s] + 32.050 us - 51 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.5.2 Overlap 設定が 7.5.2.1 タイミング Readout の場合 t1 Frame Start Trigger Frame Trigger Wait Frame Active CMOS Exposure t2 Exposure Active 露光期間 FVAL t3 注 注: Trigger Overlap が Readout の時は Frame Trigegr Wait が前トリガの FVAL 期間まで Active となります。この Frame Trigger Wait の Active 期間中に次のトリガの受付が可能となり、前トリガ 入力による Readout 中に次のトリガの入力が可能となります。 次のトリガを受け付けた後は Frame Trigger Wait は In-active となり次のトリガの Readout 中に再び Active となります。 図 28 Readout EPS Trigger Mode、Trigger Overt Lap = Off 時 (Read OUT ??) Camera Settings Exposure Vertical Active Binning Signal source t1 - t2 - 1 (Off) Pixel Format = 8/10/12 bit Monochrome、 8/10/12 bit Bayer Color 2L(Min.) TTL Out 1,870 us ~ 1.870 us + 1 Line(16.025ms) カメラ 内部 490 ns ~ 490 ns + 1 Line(16.025ms) TTL Out 306,100 us カメラ 内部 305.200 us TTL Out 306,100 us カメラ 内部 305.200 us t3 2 (On) [注記] (1) Trigger 受付ジッタがあるため、(a)部は時間幅を持ちます。 (2) Exposure Active 信号 を TTL Out した場合は、カメラ内部の Exposure Active 信号よりも遅延します。特に、立ち上がりについては位相の遅れ が大きくなります。 - 52 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.5.2.2 Timed, Trigger Overlap=Readout 時のトリガ周期最短値計算式 表 36. Timed(EPS)、Trigger Overlap =“Readout”時 Trigger Period 最小値計算式 Camera Settings Pixel Binning Format Vertical 8 bit Mono chrome / 8bit Bayer 1 (Off) Trigger Mode=“On”、Exposure Mode=“Timed”、Trigger Overlap=“Off” Trigger Period 最小値 設定 計算式 [Unit:us] もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) +16.025us + 10us - 260us ≧ [Exposure Time] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 16.025us + 10 us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) +16.025us+ 10us - 260us < [Exposure Time] ならば 2 (On) = [Exposure Time] + 260 us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) +32.050 us+ 10us - 260us ≧ [Exposure Time] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050 us + 10us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Output Rate]) + 32.050 us + 10us - 260us < [Exposure Time] ならば = [Exposure Time] + 260 us 10/12 bit Mono chrome / 10/12 bit Bayer 1 (Off) もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Output Rate]) +16.025 us+ 10us - 260us ≧ [Exposure Time] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Output Rate]) + 16.025us + 10us もし、 [Trigger Overlap=“Off”時 Output Period] +16.025 us+ 10us - 260us < [Exposure Time] ならば 2 (On) = [Exposure Time] + 260 us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Output Rate]) +32.050 us + 10us - 260us ≧ [Exposure Time] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Output Rate]) +32.050us + 10us もし、 [Trigger Overlap=“Off”時 Trigger Period] +32.050 us + 10us - 260us < [Exposure Time] ならば = [Exposure Time] + 260 us - 53 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 表 36(続). Timed(EPS)、Trigger Overlap =“Readout”時 Trigger Period 最小値計算式 Camera Settings Pixel Format 10 Bit Monochrome Packed / 10 Bit Bayer Packed Binning Vertical 1 (Off) Trigger Mode=“On”、Exposure Mode=“Timed”、Trigger Overlap=“Off” Trigger Period 最小値 設定 計算式 [Unit:us] もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) +16.025us + 10us - 260us ≧ [Exposure Time] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 16.025us + 10 us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) +16.025us+ 10us - 260us < [Exposure Time] ならば 2 (On) = [Exposure Time] + 260 us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) +32.050 us+ 10us - 260us ≧ [Exposure Time] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050 us + 10us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Output Rate]) + 32.050 us + 10us - 260us < [Exposure Time] ならば = [Exposure Time] + 260 us 12 Bit Monochrome Packed / 12 Bit Bayer Packed 1 (Off) もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Output Rate]) +16.025 us+ 10us - 260us ≧ [Exposure Time] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Output Rate]) + 16.025us + 10us もし、 [Trigger Overlap=“Off”時 Output Period] +16.025 us+ 10us - 260us < [Exposure Time] ならば 2 (On) = [Exposure Time] + 260 us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Output Rate]) +32.050 us + 10us - 260us ≧ [Exposure Time] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Output Rate]) +32.050us + 10us もし、 [Trigger Overlap=“Off”時 Trigger Period] +32.050 us + 10us - 260us < [Exposure Time] ならば = [Exposure Time] + 260 us - 54 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.5.3 Timed 、Trigger Overlap= OFF 時 GPIO TTL Out 出力時 Frame Start -Trigger Mode =“On” Exposure Mode =“Timed” Trigger Overlap = OFF Frame Start Trigger (a) (k) Frame Trigger Wait (i) (c) (f) Frame Active (j) Exposure Active (h) (d) (b) (e) FVAL Active 図 29 GPIO TTL Out 出力タイミング (Overlao=OFF) 表 37. Timed、Trigger Overlap= Off 時 GPIO TTL Out 出力時のタイミング 参考値 (1/1) 備考 Pixel Format 箇所 8bit Mono/Bayer 10bit /12bit Mono/Bayer (a) Frame Start Trigger to Frame Trigger Wait Falling Edge 1.00 us (b) Exposure Active Falling Edge to FVAL Raising Edge 同左 (c) Frame Active Falling Edge to Frame Trigger Wait Raising Edge 306.60 us (305.20 us) 1.40 us 8.60 us (10.00000us) 61.53430 ms (61.53570 ms) 62.510 ms 同左 125.010 ms [Exposure Mode] = Timed、[Exposure Timed]=10 658.80 us (659.10 us) 63.160 ms (63.160 ms) この部分は Binning 並びに ROI 設定によっ て若干異なる。 FVAL Active End に対して Frame Active End Edge は 1us 程度位相が 変わる。 (d) (e) (f) Exposure Active FVAL Active Frame Active (h) FVAL Falling Edge to Frame Active Falling Edge Pixel Format () は Camera 内 部 で の 露 光 時 間 と FVAL 位相関係 同左 同左 Exposure Time = 10 時 ( )内は、Camera 内部での露光時間 Binning off、[Height]=3840 時 (Height 値による垂直 ROI にて可変) (i) Frame Trigger wait Falling Edge to Frame Active Raising Edge 1.120us 同左 (j) Frame Active Raising Edge to Exposure Active Raising Edge 0.1 us 同左 2.10 us (0.50 us) 同左 1.70 us 同左 TTL I/F 出力の Exposure Active ( )内は、Camera 内部での露光動作位 相関係 極性を Active High に合わせた場合 0.30 us 同左 極性を Active High に合わせた場合 (k) Frame Start Trigger to Exposure Active Raising Edge - Exposure Active Start Edge : Internal / TTL Out 位相差 Exposure Active End Edge: Internal / TTL Out 位相差 [注記] (1) ( )カッコ内の数値は内部の露光信号 と Exposure Active との位相比較時のものです。 - 55 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 表 37(続). Timed、Trigger Overlap= Off 時 GPIO TTL Out 出力時のタイミング 参考値 (1/1) 備考 Pixel Format 箇所 10bit Mono/Bayer Packed 12bit Mono/Bayer Packed (a) Frame Start Trigger to Frame Trigger Wait Falling Edge 1.00 us (b) Exposure Active Falling Edge to FVAL Raising Edge 同左 (c) Frame Active Falling Edge to Frame Trigger Wait Raising Edge 306.60 us (305.20 us) 1.40 us 8.60 us (10.00000us) 61.53430 ms (61.53570 ms) 78.130 ms 同左 93.760 ms [Exposure Mode] = Timed、[Exposure Timed]=10 16.280 ms (16.280 ms) 31.910 ms (31.910 ms) この部分は Binning 並びに ROI 設定によっ て若干異なる。 FVAL Active End に対して Frame Active End Edge は 1us 程度位相が 変わる。 (d) (e) (f) Exposure Active FVAL Active Frame Active (h) FVAL Falling Edge to Frame Active Falling Edge Pixel Format () は Camera 内 部 で の 露 光 時 間 と FVAL 位相関係 同左 同左 Exposure Time = 10 時 ( )内は、Camera 内部での露光時間 Binning off、[Height]=3840 時 (Height 値による垂直 ROI にて可変) (i) Frame Trigger wait Falling Edge to Frame Active Raising Edge 1.11900us 同左 (j) Frame Active Raising Edge to Exposure Active Raising Edge 0.1 us 同左 2.10 us (0.50 us) 同左 1.70 us 同左 TTL I/F 出力の Exposure Active ( )内は、Camera 内部での露光動作位 相関係 極性を Active High に合わせた場合 0.30 us 同左 極性を Active High に合わせた場合 (k) Frame Start Trigger to Exposure Active Raising Edge - Exposure Active Start Edge : Internal / TTL Out 位相差 Exposure Active End Edge: Internal / TTL Out 位相差 [注記] (1) ( )カッコ内の数値は内部の露光信号 と Exposure Active との位相比較時のものです。 - 56 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.5.4 EPS Trigger、Trigger Overlap= Readout 時 GPIO TTL Out 出力時 Frame Start Trigger Frame Start -Trigger Mode =“On” Exposure Mode =“Timed” Trigger Overlap =“Readout” (a) (k) EPS Trigger / [Trigger Overlap] = “Readout”設定時の Frame Trigger Wait の Active 開始位置について Frame Trigger Wait (i) (l) (g) (c) (f) Frame Active (j) Exposure Active (h) (d) EPS Trigger / [Trigger Overlap] = “Readout” 設定時の Frame Trigger Wait の Active 開始位置は、[Exposure Time] 設定値に より変化します。 こ の Active 期 間 が Exposur Time 値 で 変 化 す る と い う 事 は [Exposure Time]値が小さいと前 Trigger 読み出し中にオーバーラ ップできる次の Trigger の露光期間が短く [Exposure Time]値が長 いと次の Trigger の前 Trigger 読み出し中にオーバーラップできる 期間が長くできるからです。 (b) (e) FVAL Active 図 30 GPIO TTL Out 出力タイミング (Overlap = Readout) - 57 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 表 38. Timed、Trigger Overlap= Readout 時 GPIO TTL Out 出力時 参考値 (1/1) 表 38. Timed、Trigger Overlap= Readout 時 GPIO TTL Out 出力時 参考値 (1/1) 箇所 備考 Pixel Format 8bit Monochrome 10bit /12bit Monochrome (a) Frame Start Trigger to Frame Trigger Waite Falling Edge 1.00 us 同左 (b) Exposure Active Falling Edge to FVAL Raising Edge 306.70 us (305.20 us) 同左 Tap Geometry 設定により切り替わります。 (c) Frame Trigger Wait Raising Edge to Frame Active Falling Edge 6.90 us 同左 [Exposure Time]=10us 時の位相 (d) Exposure Active 8.60 us (10.00 us) 同左 [Exposure Time]=10us 時 ( )内は、Camera 内部での露光時間 (e) FVAL Active 同左 Binning off、[Height]=3840 時 (Height 値による垂直 ROI にて可変) (f) Frame Active 61.530 ms (61.540 ms) 62.510 ms 125.010 ms [Exposure Mode] = Timed、 [Exposure Time]=10us 時 (g) Exposure Active Falling Edge to Frame Trigger Wait Raising Edge 同左 (h) FVAL Falling Edge to Frame Active Falling Edge 4.10 us (4.40 us) 658.80 us (659.00 us) (i) Frame Trigger wait Falling Edge to Frame Active Raising Edge Frame Active Raising Edge to Exposure Active Raising Edge Frame Start Trigger to Exposure Active Raising Edge 1.20 us 同左 0.10 us 同左 2.20 us (0.50 us) 62.490 ms 同左 TTL I/F 出力の Exposure Active 125.000 ms [Exposure Time]値にて可変 1.70 us 同左 0.30 us 同左 (j) (k) (l) - Frame Trigger Wait Raising Edge Variableness Exposure Active Start Edge : Internal / TTL Out 位相差 Exposure Active End Edge: Internal /TTL Out 位相差 63.150 ms (63.150 ms) この部分は Binning 並びに ROI 設定によっ て若干異なる。FVAL Active End に対して Frame Active End Edge は 2us 程度位相が 変わる。 [注記] (1) 本表のタイミングは、説明のため Frame Tarigger Wait 及び Frame Active 信号の位相説明のため、Trigger 入力が、前 Trigger に映像信号の読み出しが、オーバーラップしない条件下のものです。 (2) ( )カッコ内の数値は内部の露光信号 と Exposure Active との位相比較時のものです。 - 58 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 表 38(続). Timed、Trigger Overlap= Readout 時 GPIO TTL Out 出力時 参考値 (1/1) 箇所 備考 Pixel Format 8bit Monochrome 10bit /12bit Monochrome (a) Frame Start Trigger to Frame Trigger Waite Falling Edge 1.00 us 同左 (b) Exposure Active Falling Edge to FVAL Raising Edge 306.70 us (305.20 us) 同左 Tap Geometry 設定により切り替わります。 (c) Frame Trigger Wait Raising Edge to Frame Active Falling Edge 6.90 us 同左 [Exposure Time]=10us 時の位相 (d) Exposure Active 8.60 us (10.00 us) 同左 [Exposure Time]=10us 時 ( )内は、Camera 内部での露光時間 (e) FVAL Active 同左 Binning off、[Height]=3840 時 (Height 値による垂直 ROI にて可変) (f) Frame Active 61.53420 ms (61.53560 ms) 78.130 ms 93.760 ms [Exposure Mode] = Timed、 [Exposure Time]=10us 時 (g) Exposure Active Falling Edge to Frame Trigger Wait Raising Edge 同左 (h) FVAL Falling Edge to Frame Active Falling Edge 4.10 us (4.40 us) 16.280 us (16.280 us) (i) Frame Trigger wait Falling Edge to Frame Active Raising Edge Frame Active Raising Edge to Exposure Active Raising Edge Frame Start Trigger to Exposure Active Raising Edge 1.20 us 同左 0.10 us 同左 2.20 us (0.50 us) 78.110 ms 同左 TTL I/F 出力の Exposure Active 93.740 ms [Exposure Time]値にて可変 1.70 us 同左 0.30 us 同左 (j) (k) (l) - Frame Trigger Wait Raising Edge Variableness Exposure Active Start Edge : Internal / TTL Out 位相差 Exposure Active End Edge: Internal /TTL Out 位相差 31.920 ms (31.910 ms) この部分は Binning 並びに ROI 設定によっ て若干異なる。FVAL Active End に対して Frame Active End Edge は 2us 程度位相が 変わる。 [注記] (1) 本表のタイミングは、説明のため Frame Tarigger Wait 及び Frame Active 信号の位相説明のため、Trigger 入力が、前 Trigger に映像信号の読み出しが、オーバーラップしない条件下のものです。 (2) ( )カッコ内の数値は内部の露光信号 と Exposure Active との位相比較時のものです。 - 59 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.6 Trigger width モード このモードでは露光時間はトリガパルスの幅と同じになります。 したがって長時間露光が可能となります。 又 外部トリガを露光中に受け付けるかどうかに関してはあらかじめ設定しておくことができます。 このモードを使用する場合の基本設定 Trigger Mode = ON Expsoure Mode = Trigger Width 表 39.最短繰り返し周期 Trigger Mode Trigger Width Exposure Mode Readout Mode Full ROI Center 2/3 ROI Center 1/2 ROI Center 1/4 ROI Center 1/8 V Binning ON (Full) (Note 1) Time (Min. Trigger Period) 10bit/12bit 10bit_Packed 8bit 12bit_Packed ≧62.53 ms ≧42.02 ms ≧31.75 ms ≧16.35 ms ≧ 8.66 ms ≧125.03 ms ≧ 55.50 ms ≧ 31.76 ms ≧ 16.38 ms ≧ 8.70 ms ≧78.16 ms ≧42.02 ms ≧31.76 ms ≧16.38 ms ≧ 8.69 ms ≧93.78 ms ≧42.02 ms ≧31.76 ms ≧16.38 ms ≧ 8.69 ms ≧62.55 ms ≧ 62.55 ms ≧62.55 ms ≧62.55 ms 注 1:SP-20000M-USB だけです 注 2:上記は Trigger Overlap が Readout の場合の繰返し周期です。 - 60 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.6.1 Overlap 設定が OFF の場合 7.6.1.1 タイミング t1 t4 Frame Start Trigger Frame Trigger Wait Frame Active CMOS Exposure t2 Exposure Active 露光期間 FVAL t3 注 注:Trigger Overlap が OFF の時は Frame Trigger Wait が Active 期間に受付けが可能となります。 Trigger 受付け後は Frame Trigger Wait は Read Out 完了まで In-Ative となります。 図 31 Overlap=OFF Trigger Width Mode, Trigger Overlap=OFF 時 Camera Settings Exposure Vertical Active Signal Binning source t1 t2 - 1 (Off) t3 2 (On) t4 - 実露光時間 差異 - TTL Out Pixel Format 8/10/12 Monochrome, 10/12 Monochrome_Packed 8/10/12 Bayer, 10/12 Bayer_Packed 10µs (min) 1.700 us ~ 1.720 us カメラ 内部 370 ns ~ 390 ns TTL Out 306.04000 us カメラ 内部 305.22300 us TTL Out 306.04000 us カメラ 内部 TTL Out カメラ 内部 TTL Out 305.22300 us 3110 us ~ 3140 us 2600 us ~ 2630 us 1.390 us ~ 1.440 us カメラ 内部 2.210 us ~ 2.260 us [注記] (1) 露光開始側と露光完了側に Trigger 受付ジッタが存在します。 (2) 露光時間差異は TTLTrigger 入力パルスに対して実際の露光時間の増加分です。「(t4)-(t2)≒実 露光時間差異」関係になります。 - 61 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.6.1.2 最短トリガ周期(Trigger Overlap が OFF の場合) 表 40. PWC Trigger/ Trigger Overlap = Off 時最短 Trigger 周期計算式 Camera Settings Pixel Binning Format Vertical 8 bit Mono chrome / 8bit Bayer 1 (Off) PWC Trigger / Trigger Overlap = Off 時 最短 Trigger 周期 計算式 [Unit:us] USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps とします。 ROI 設定値のみでの Data Rate [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) とし、[USB Limit]と比較し 2 (On) (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (1/ ([Readout Rate] + [Trigger Pulse Width: 10us~] )) + 16.025 us ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (1/ ([Readout Rate] + [Trigger Pulse Width: 10us~] )) + 32.050 us 10/12 bit Mono chrome / 10/12 bit Bayer 1 (Off) USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps とします。 ROI 設定値のみでの Data Rate [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) x 2 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 ÷ 2 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) 2 (On) [Trigger Period] = (1/ ([Readout Rate] + [Trigger Pulse Width: 10us~] )) + 16.025 us ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) x 2 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 ÷ 2 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (1/ ([Readout Rate] + [Trigger Pulse Width: 10us~])) + 32.050us - 62 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 表 40(続) PWC Trigger/ Trigger Overlap = Off 時最短 Trigger 周期計算式 (2/2) Camera Settings Pixel Binning Format Vertical 10 Bit Monochrome Packed / 10 Bit Bayer Packed 1 (Off) USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps とします。 ROI 設定値のみでの Data Rate [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.25 として、[USB Limit]と比較し 2 (On) 12 Bit Monochrome Packed / 12 Bit Bayer Packed PWC Trigger / Trigger Overlap = Off 時 最短 Trigger 周期 計算式 [Unit:us] 1 (Off) (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 ÷ 1.25 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (1/ ([Readout Rate] + [Trigger Pulse Width: 10us~] )) + 16.025 us ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.25 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 ÷ 1.25 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (1/ ([Readout Rate] + [Trigger Pulse Width: 10us~])) + 32.050us USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps とします。 ROI 設定値のみでの Data Rate [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.5 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 ÷ 1.5 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) 2 (On) [Trigger Period] = (1/ ([Readout Rate] + [Trigger Pulse Width: 10us~] )) + 16.025 us ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.5 として、[USB Limit]と比較し (1) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 ÷ 1.5 (2) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Readout Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (1/ ([Readout Rate] + [Trigger Pulse Width: 10us~])) + 32.050us - 63 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.6.2 Overlap 設定が Readout の場合 7.6.2.1 タイミング t1 t4 Frame Start Trigger Frame Trigger Wait Frame Active CMOS Exposure t2 Exposure Active 露光期間 FVAL t3 注 注: Trigger Overlap が Readout の時は Frame Trigegr Wait が前トリガの FVAL 期間まで Active となります。この Frame Trigger Wait の Active 期間中に次のトリガの受付が可能となり、前トリガ 入力による Readout 中に次のトリガの入力が可能となります。 次のトリガを受け付けた後は Frame Trigger Wait は In-active となり次のトリガの Readout 中に再び Active となります。 図 32 Readout Trigger Width Mode, Trigger Ovrelap=Readout 時 Camera Settings Vertical Binning Exposure Active Signal source Pixel Format 8/10/12 Monochrome, 10/12 Monochrome_Packed 8/10/12 Bayer, 10/12 Bayer_Packed t1 t2 t3 1 (Off) 2 (On) t4 - (t4)-(t2): 露光時間差 異 - 10 us (min) 1.710 us ~ 1.710 us + 1Line(16.025 us) TTL Out カメラ 内部 370 ns ~ 370 ns + 1Line(16.025 us) TTL Out 306.030 us カメラ 内部 305.220 us TTL Out 306.030 us カメラ 内部 TTL Out カメラ 内部 305.220 us 3.110 us ~ 3.140 us 2.600 us ~ 2.630 us TTL Out -14.260 us ~ 1.430 us カメラ 内部 -13.790 us ~ 2.260 us [注記] (1) 露光開始側と露光完了側に Trigger 受付ジッタが存在します。 (2) 露光開始側は映像信号に露光開始信号の影響を与えないために 1Line の受付ジッタを持ちます。 - 64 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.6.2.2 最短トリガ周期(Trigger Overlap が Readout の場合) 表 41. PWC Trigger/ Trigger Overlap = Readout 時最短 Trigger 周期計算式 Camera Settings PWC Trigger / Trigger Overlap = Readout 時 Pixel Binning 最短 Trigger 周期 計算式 Format Vertical [Unit:us] 8 bit Mono chrome / 8bit Bayer 1 (Off) もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Read Rate]) + 16.025us + 10us - 260us ≧ [Trigger Pulse Width] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Read Rate]) + 16.025us + 10us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) +16.025us + 10us - 260us <[Trigger Pulse Width] ならば = 2 (On) [Trigger Pulse Width]+260us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050us + 10us - 260us ≧ [Trigger Pulse Width] ならば =(1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050us + 10us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050us + 10us - 260us <[Trigger Pulse Width] ならば = 10/12 bit Mono chrome / 10/12 bit Bayer 1 (Off) [Trigger Pulse Width] + 260us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 16.025us + 10us - 260us ≧ [Trigger Pulse Width] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 16.025us + 10us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 16.025us + 10us - 260us < [Trigger Pulse Width] ならば =[Trigger Pulse Width] + 260us 2 (On) もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050us + 10us - 260us ≧ [Trigger Pulse Width] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050us + 10us もし、 (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050us + 10us - 260us <[Trigger Pulse Width] ならば =[Trigger Pulse Width] + 260us - 65 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 表 41(続) PWC Trigger/ Trigger Overlap = Readout 時最短 Trigger 周期計算式 (1/2) Camera Settings PWC Trigger / Trigger Overlap = Readout 時 Pixel Binning 最短 Trigger 周期 計算式 Format Vertical [Unit:us] 10 Bit Monochrome Packed / 10 Bit Bayer Packed 1 (Off) もし、 (1/ [Trigger Overlap=Off 時 Read Rate]) + 16.025us + 10us - 260us ≧ [Trigger Pulse Width] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Read Rate]) + 16.025us + 10us もし、 (1/ [Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) +16.025us + 10us - 260us <[Trigger Pulse Width] ならば 2 (On) = [Trigger Pulse Width]+260us もし、 (1/ [Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050us + 10us - 260us ≧ [Trigger Pulse Width] ならば =(1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050us + 10us もし、 (1/ [Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050us + 10us - 260us <[Trigger Pulse Width] ならば 12 Bit Monochrome Packed / 12 Bit Bayer Packed 1 (Off) = [Trigger Pulse Width] + 260us もし、 (1/ [Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 16.025us + 10us - 260us ≧ [Trigger Pulse Width] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 16.025us + 10us もし、 (1/ [Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 16.025us + 10us - 260us < [Trigger Pulse Width] ならば 2 (On) =[Trigger Pulse Width] + 260us もし、 (1/ [Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050us + 10us - 260us ≧ [Trigger Pulse Width] ならば = (1/[Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050us + 10us もし、 (1/ [Trigger Overlap=Off 時 Readout Rate]) + 32.050us + 10us - 260us <[Trigger Pulse Width] ならば =[Trigger Pulse Width] + 260us - 66 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.7 PIV(Particle Image Velocimetry) PIV(Particle Image Velocimetry 粒子像速度)モードは 2 つの映像を短時間でキャプチャーするような用途で使 用されます。照明としてはストロボ照明が使用されます。 最初の露光時間は 10us ~ 56ms です。 後に 2 回 目の露光がスタートします。 蓄積はLVAL非同期です。 最初の露光はトリガの立ち上がり(立ち下がり)でスタ ートします。 最初のストロボは最初の露光期間内、2 回目のストロボは最初のフレームが読みだされている間に 発光させます。 これにより 2 回のストロボで露光した 2 つのフレームが読みだされます。 このモードの基本設定 Trigger Mode: ON Exposure mode : Timed Trigger Option: PIV Trigger Overlap 設定は無効となります 表 42. トリガ最短周期 Trigger Mode Time (Min. Trigger Period) 8bit 10bit/12bit Readout Mode Full ROI Center 2/3 ROI Center 1/2 ROI Center 1/4 ROI Center 1/8 V Binning ON (Full) (注 1) PIV mode ≧125.16 ms ≧ 84.14 ms ≧ 63.63 ms ≧ 32.86 ms ≧ 17.47 ms ≧125.18 ms 10bit_Packed 12bit_Packed ≧156.26 ms ≧ 84.14 ms ≧ 63.63 ms ≧ 32.86 ms ≧ 17.47 ms ≧ 125.18 ms ≧187.51 ms ≧ 84.14 ms ≧ 63.63 ms ≧ 32.86 ms ≧ 17.47 ms ≧ 125.18 ms ≧250.01 ms ≧110.95 ms ≧ 63.63 ms ≧ 32.86 ms ≧ 17.47 ms ≧125.18 ms 注 1: SP-20000M-USB のみ Trigger Period (Min.) Frame Start Trigger IN a Frame Trigger Wait Frame Active b Exposure Timing Exposure Active 1st Frame Readout Delay FVAL tframe1 2nd Frame Readout Delay tframe2 DVAL td te1 ift te2 FVAL Non-Active 図 33 PIVモード 注記: 1) 1st Frame の Exposure Time(te1)は、露光時間設定によって可変が可能です。 2) 2nd Exposure Time (te2)の露光時間は ROI 設定並びに V-Binning 設定で変化しますが、Exposure Time の設定には影響を受けません。 - 67 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB PIV Mode Timing spec (共通) time name td te1 Description Exposure Beginning delay First exposure time period itf Inter framing time te2 Second exposure time tframe1 First Frame read out Exposure Active Signal Source TTL Out Internal - Time Pixel Format = 8/10/12bit Monochrome、8/10/12 Bayer 10/12 Monochrome, Bayer _Packed 2.1100us 403.00 ns~ 427.00 ns 10us ~ ≒1 Frame ([Height]=3840 時: us Max) = [Exposure Time Settings] TTL Out 8.624us ~ 66.415377ms Internal TTL Out Internal TTL Out 10.050us ~ 66.416815ms 307.010 us 305.575 us ≒1 frame (1) V-Binning Off 時 =((([Height]×641) - 1) ÷ 40MHz) - 2.050 us + 128.773 us Internal =((([Height]×641) - 1) ÷ 40MHz) - 0.348 us + 128.780 us TTL Out (2) V-Binning On 時 =((([Height]×1282) - 2) ÷ 40MHz) - 2.050 us + 128.773 us Internal =((([Height]×1282) - 2) ÷ 40MHz) - 0.348 us + 128.780 us - (1) V-Binning Off [FVAL Active] =((([Height]×641) - 1) ÷ 40MHz - (2) V-Binning On [FVAL Active] =((([Height]×1281) - 2) ÷ 40MHz tframe2 Second Frame read out Internal [FVAL Active] (tframe1 と同じ) - 1st Frame Readout Delay TTL Out V-Binning Off / V-Binning On 共に = 304.971 us Internal V-Binning Off / V-Binning On 共に = 305.224 us TTL Out V-Binning Off / V-Binning On 共に = 304.971 us Internal V-Binning Off / V-Binning On 共に = 305.224 us - - 2nd Frame Readout Delay FVAL Non-Active - V-Binning Off / V-Binning On 共に = 433.999 us (1) V-Binning Off 時 = 27.0826 Line (2) V-Binning On 時 = 13.5413 Line - 68 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB PIV Mode Timing spec time name - (8bit) Description Exposure Active Signal Source Time Pixel Format = 8bit Monochrome、8bit Bayer USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps として (1) V-Binning Off ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) として、[USB Limit]と比較し Trigger Period (Min.) a) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Output Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 b) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Output Rate Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (2/ ([Output Rate])+[Exposure Time:10us ~8s]) + 130us + 16.025 us (2) V-Binning On ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) として、[USB Limit]と比較し a) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Output Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 b) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Output Rate] = 1/((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (2/ ([Output Rate])+[Exposure Time:10us ~8s]) + 130us + 32.050 us (a) 2nd FVAL Active End ~ Frame Active End - (1) V-Binning Off = (2/ ([Output Rate]) - (2 x ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) (2) V-Binning On = (2/ ([Output Rate]) - (2 x ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) (b) Frame Active End ~ Frame Trigger Wait Restart - 2.10 us - 69 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB PIV Mode Timing spec time name - (10bit/12bit) Description Exposure Active Signal Source Time Pixel Format = 10bit Monochrome、10bit Bayer USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps として (1) V-Binning Off ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) x 2 として、[USB Limit]と比較し a) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Output Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 ÷ 2 Trigger Period (Min.) b) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Output Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (2/ ([Output Rate])+[Exposure Time:10us ~8s]) + 130us + 16.025 us (2) V-Binning On ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) x 2 として、[USB Limit]と比較し a) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Trigger Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 ÷ 2 b) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Output Rate] = 1/((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (2/ ([Output Rate])+[Exposure Time:10us ~8s]) + 130us + 32.050 us (a) 2nd FVAL Active End ~ Frame Active End - (1) V-Binning Off = (2/ ([Output Rate]) - (2 x ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) (b) Frame Active End ~ Frame Trigger Waite Restart - 2.10 us - 70 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB PIV Mode Timing spec time name - (10bit_Packed) Description Exposure Active Signal Source Time Pixel Format = 10 Bit Monochrome Packed、10 Bit Bayer Packed USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps として (1) V-Binning Off ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.25 として、[USB Limit]と比較し a) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Output Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 ÷ 1.25 Trigger Period (Min.) b) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Output Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (2/ ([Output Rate])+[Exposure Time:10us ~8s]) + 130us + 16.025 us (2) V-Binning On ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.25 として、[USB Limit]と比較し a) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Trigger Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 ÷ 1.25 b) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Output Rate] = 1/((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (2/ ([Output Rate])+[Exposure Time:10us ~8s]) + 130us + 32.050 us (a) 2nd FVAL Active End ~ Frame Active End - (1) V-Binning Off = (2/ ([Output Rate]) - (2 x ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) (b) Frame Active End ~ Frame Trigger Waite Restart - 2.10 us - 71 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB PIV Mode Timing spec (12bit_Packed) time name - Description Exposure Active Signal Source Time Pixel Format = 12 Bit Monochrome Packed、12 Bit Bayer Packed USB の最大帯域を [USB Limit] = 5120 x 3840 x 8bit x 16.00 fps = 2516582400 bps として (1) V-Binning Off ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.5 として、[USB Limit]と比較し a) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Output Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ [Height] ÷ 8 ÷ 1.5 Trigger Period (Min.) b) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Output Rate] = 1/((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (2/ ([Output Rate])+[Exposure Time:10us ~8s]) + 130us + 16.025 us (2) V-Binning On ROI 設定値のみでの Data Rate を [USB Rate] = [Width] x [Height] x 8 ÷ ((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) x 1.5 として、[USB Limit]と比較し a) [USB Limit] < [USB Rate] の場合 [Trigger Rate] = [USB Limit] ÷ [Width] ÷ ([Height] x 2) ÷ 8 ÷ 1.5 b) [USB Limit] > [USB Rate] の場合 [Output Rate] = 1/((([Height] x 1282) + 38580) ÷ 40MHz) [Trigger Period] = (2/ ([Output Rate])+[Exposure Time:10us ~8s]) + 130us + 32.050 us (a) 2nd FVAL Active End ~ Frame Active End - (1) V-Binning Off = (2/ ([Output Rate]) - (2 x ((([Height] x 641) + 38580) ÷ 40MHz) (b) Frame Active End ~ Frame Trigger Waite Restart - 2.10 us - 72 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.8 7.8.1 Sequence ROI Trigger モード Sequence ROI Trigger モード Trigger 毎に事前に Sequence Index テーブルに設定した ROI , Exposure Time, Gain 等の設定に準じて、露光 した画像を取り出すモードです。 このモードは Video Send Mode Selector で選択します。 このモードの設定 Acqusition Mode: Trigegr Selector: Trigger Mode: Exposure Mode: Video Send Mode Selector: 7.8.2 Video Send モード Continuous Frame Start ON Timed Trigger Sequence または Command Sequence セレクタ Video Send モードには Normal, Trigger Sequence、Command Sequence と Multi ROI があります。 Multi ROI に関しては、6.3.5 章を参照ください。 Sequence ROI Trigger を実行するには Video Send モードセレクタで Trigger Sequence 又は Command trigger を選択します。 7.8.2.1 Trigger Sequenxce 本モードは前 Trigger 動作(Index Table)実行中に、次 Trigger をオーバーラップする事は出来ません。 Trigger Sequence では Acquisition 開始後に、必ず Index 0 を経由し、Index 0 の実行完了後に Index 0 の Next Index に設定される Index に移行します。 Frame Start Trigger In Sequence 動作 Index 0 Index 1 Index 2 Index 3 Index 4 Frame count =1 Next Index = Index 1 Frame count =1 Next Index = Index 2 Frame count =1 Next Index = Index 3 Frame count =1 Next Index = Index 4 Frame count =1 Next Index = Index 5 図 34 Sequence trigger の基本タイミング - 73 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.8.2.2 Command Sequence Command Sequence の場合は、Acquisition 開始後に[Next Sequence Index]コマンドにより送信される Index 値に従い、入力される Trigger で Index Table を実行します。 Command Sequence の場合、実行される Index Table 内の [Sequence ROI Frame Count] と [Sequence ROI Next Index] は無効となり無視されま す。 “TL Params Locked = 1” + “Acquisition Start” Next Sequence Index Command Set “ Index 9” Set “ Index 5” Frame Start Trigger In シーケンス動作 Index 0 Index 9 Next Index = Index 0 Index 9 Next Index =Index 9 7.8.3 Next Index = Index 5 Acquisition Start 後 に Next Sequence Index Command よる Index 変更が無いため前回 Index を再度実行 Acquisition Start 後 に Next Sequence Index Command よ る Index 変 更 が 無 い た め 、 Index 0 実行 図 35 Index 5 Command Sequence の動作 Sequence ROI Trigger モードでのトリガ最短周期 表 43. トリガ最短周期 Trigger Mode Readout Mode Sequential Timed Exposure Mode (Note 1) Full ROI Center 2/3 ROI Center 1/2 ROI Center 1/4 ROI Center 1/8 V Binning ON (Full) (Note 2) Time (Min. Trigger Period) 10-bit/12-bit 10bit_Packed 8-bit 12bit_Packed ≧62.53 ms ≧42.02 ms ≧31.75 ms ≧16.35 ms ≧ 8.66 ms ≧125.03 ms ≧ 55.50 ms ≧ 31.76 ms ≧ 16.38 ms ≧ 8.70 ms ≧78.16 ms ≧42.02 ms ≧31.76 ms ≧16.38 ms ≧ 8.69 ms ≧93.78 ms ≧42.02 ms ≧31.76 ms ≧16.38 ms ≧ 8.69 ms ≧62.55 ms ≧ 62.55 ms ≧62.55 ms ≧62.55 ms 注: 1) このモードでは Trigger Overlap の Readout は使用できません。 露光のタイミングが Readout にならないようご注意ください。 2) SP-20000M-USB のみ 3) Sequential Trigger 時の最短保証条件としてはシ ャッター速度がすべてのシークエ ンス で同じであることです。 もし違う場合はその差分以上を加算してください。 シャッター値を変える場合高速に動作させるための推奨としては小さい値から大きい値に変化 するように設定してください。 4) 上記表は露光時間が 10µs を最小値に設定した時の値です。 - 74 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.8.4 Sequence Trigger Index 初期値 表 44 Trigger Sequence 時の Sequence Index テーブル 初期値 Video Send Mode Selector Trigger Sequence Sequence ROI 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 180000 180000 180000 180000 180000 180000 180000 180000 180000 180000 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) Next Index 3840 3840 3840 3840 3840 3840 3840 3840 3840 3840 Frame Count 7.8.5 5120 5120 5120 5120 5120 5120 5120 5120 5120 5120 LUT Enable - Index 0 - Index 1 - Index 2 - Index 3 - Index 4 - Index 5 - Index 6 - Index 7 - Index 8 - Index 9 Sequence Repetition Next Sequence Index Vertical 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 Sequence ROI Index Binning Horizontal 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 Black Level 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 Exposure Time Y Blue X Red Gain Selector Gain (ALL) Height Width Offset Off Off Off Off Off Off Off Off Off Off 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 1 Index 0 Sequence Trigger 設定パラメータ Sequence ROI のための設定項目は以下の様になります。 (1) Sequence ROI Index Selector Sequence ROI Index Selector では、Index 0~9 の 10 の Index テーブルが選択できます。 Sequence ROI Index Selector で選択している Index の Sequence ROI - Width、Height、Offset X、Offset Y、Gain Selector - Gain 、Red、Blue、Exposure Time、Black Level、Binning Horizontal、Binning Vertical、 LUT Enable、Frame Count、Next Index が表示されます。 (2) Sequence ROI Width Sequence 動作の ROI 機能の Width 値を設定します。設定可能範囲は 8~5120 Pixel 設定可能範囲及び Step 数は、[Video Send Mode Selector] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 (3) Sequence ROI Height Sequence 動作の ROI 機能の Height 値を設定します。設定可能範囲は 2~3840 Line 設定可能範囲及び Step 数は、[Video Send Mode Selector] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 (4) Sequence ROI Offset X Sequence 動作の ROI 機能の Offset X 値を設定します。 Sequence ROI Binning Horizontal =1 (Off)時 設定可能範囲は、0 ~ 5120 - [Sequence ROI Width] で す。 Sequence ROI Binning Horizontal =2 (On)時 設定可能範囲は、0 ~ 2560 - [Sequence ROI Width] です。 Step 数等の制限は、[Video Send Mode Selector] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 (5) Sequence ROI Offset Y Sequence 動作の ROI 機能の Offset Y 値を設定します。 Sequence ROI Binning Vertical =1 (Off)時 設定可能範囲は、0 ~ 3840 - [Sequence ROI Height] です。 Sequence ROI Binning Vertical =2 (On)時 設定可能範囲は、0 ~ 1920 - [Sequence ROI Height] です。 Step 数等の制限は、[Video Send Mode Selector] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 - 75 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB (6) Sequence ROI Gain Selector Sequence ROI Gain Selector では、Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index Table における GAIN の設定が可能 です。 Color センサの SP-20000C-USB の場合、Gain(ALL)、Red 、Blue の設定が可能です。 Monochrome センサの SP-20000M-USB の場合は、Gain のみ表示され、設定が可能です。 (7) Sequence ROI Black Level Sequence 動作の Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index テーブルにおける Black Level の設定が可能です。 (8) Sequence ROI Exposure Time Sequence 動作の Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index テーブルにおける Exposure Time の設定が可能で す。 (9) Sequence ROI Binning Horizontal Sequence 動作の Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index テーブルにおける水平 Binning 動作の無効・有効設 定の設定が可能です。 (10) Sequence ROI Binning Vertical Sequence 動作の Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index テーブルにおける垂直 Binning 動作の無効・有効の 設定が可能です。 (11) Sequence ROI LUT Enable Sequence 動作の Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index テーブルにおける LUT 機能の無効有効の設定が可 能です。 (12) Sequence ROI Frame Count Sequence 動作の Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index テーブルにおいて、何回その Index の内容を繰り返 すかを設定が可能です。Frame Count 設定数分 Trigger 受付をして実行した後、Next Index で指定される Index テーブルへ移行します。 したがって、次の Index テーブルに移行する場合には、Frame Count 設定 分の Trigger 入力を必ず入力する必要があります。 (13) Sequence ROI Next Index [Video Send Mode Selector] =Trigger Sequence を設定した時に限り、現在実行している Index テーブル の次に実行する Index を設定が可能です。 [Video Send Mode Selector] =Trigger Sequence を選択し、Acquisition Start 後に EPS Trigger にて Trigger 入力開始すると必ず、Index 0 の Index テーブルから実行されます。 従って、Index 0 の Frame Count 設定回数終了後に、Index 0 の Next Index 設定が、最初の Index 分岐 す る 設 定 と な り ま す 。 た だ し 、 [Sequence ROI Next Index] に “ Off ” を 設 定 し た 場 合 、 [Sequence Repetition]設定を参照する様になります。 - 76 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB “TL Params Locked = 1” + “Acquisition Start” “Acquisition Stop” + “TL Params Locked = 0” “TL Params Locked = 1” + “Acquisition Start” “Acquisition Start” Acquisition Active “Non-Active” Sequence Index 内変更可 “Non-Active” “Active” Sequence Index 内変更可 Sequence Index 変更不可 Sequence Index Index 0 よ り 実行 Sequence Next Index =Off 設 定 検 知 Seque nce Index Index 0 より 実行 Sequence Index Pointer & Repetition Count Clear “Active” “Non-Active” “Active” Sequence Index 内変更不可 Sequence Repetition ディク リメント値=0 検知 Sequence Index Index 0 より実行 Sequenc e Index Index 0 より実行 Frame Start Trigger In Frame Active Out Sequence Index 停止 Sequence Index 逐次実行中 図 36 Sequence Index 停止 Sequence Index 逐次実行中 Sequence Index 停止 Sequence Index 逐次実行 Sequence Trigger モードのタイミング (14) Sequence ROI Reset Command [Video Send Mode Selector] =Trigger Sequence を選択した場合で、逐次実行される Index Table の中の [Sequence ROI Next Index] に“Off”設定された Index Table がある場合、[Sequence Repetition] 値が有 効となります。 [Sequence Repetition]値が有効になる事で、有限回数の Index Table の実行が可能となります。 Acquisition 開始後に Trigger 入力で [Index 0] から Index Table 開始します。 そして、 [Sequence ROI Next Index] =“Off”設定がある Index Table の実行を完了すると[Sequence Repetition] 値を内部的にディクリメントします。 ディクリメントした結果が、“0”でない場合は、[Index 0]から実行を再び開始します。 ディクリメントした結果が、“0”の場合は、Acquisition Stop 状態でとなり、Trigger 入力を受付けなくなります。 図 33 は Trigger Sequence のフローチャートです。 - 77 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB Acquisition Start Set “Index 0” Trigger In No Input Input Index Table の実行 [Sequence ROI Frame Count]ディクリメント値 -1 >≠ 0 [Sequence ROI Frame Count]ディクリ メント値 Next Index に Off 設定が全くないと Index Table をルー プする事になる。 =0 ≠ Off Next Index Next Index 設定の Index Set = Off [Sequence Repetition] デ ィ クリメント値 -1 >≠ 0 [Sequence Repetition] デ ィクリメント値 =0 Acquisition Stop 図 37 Sequence Mode 1 の フローチャート (15) Sequence ROI Index Read Command [Video Send Mode Selector] =Command Sequence 設定時に [Next Sequence Index]使用できます。 [Next Sequence Index]Selector 内で Index 切り替える事で、[Next Sequence Index]コマンド値が、 GENICAM 設定から手動でカメラに送信する事が出来ます。 [Next Sequence Index]コマンドで送られる Index Table 値が次の Trigger 入力で実行される Index Table となります。 ただし、[Video Send Mode Selector] =Command Sequence 設定時には、実行される Index Table 内 の [Sequence ROI Frame Count] と [Sequence ROI Next Index] は無効となり無視されます。 - 78 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB [Video Send Mode Selector]=Command Sequence 設定の場合、Acquisition 開始後に[Next Sequence Index]コマンドが送られていないで、Trigger が入力された場合、Index 0 が実行されます。 また、[Next Sequence Index]コマンドで送られた Index が Trigger 入力により実行され、次の[Next Sequence Index]コマンドが送られてこないで、Trigger 入力された場合、同じ Index が実行されます。 7.8.6 関連レジスタ 表 45. GenICam レジスタ GenICam Name Access Values Category Video Send Mode Selector R/W Normal Mode Trigger Sequence Command Sequence Multi Mode Sequence ROI Index R/W Index 0 to Index 9 JAI-Custom Sequence Repetition Sequence ROI Frame Count R/W R/W JAI-Custom JAI-Custom Sequence ROI Next Index R/W Sequence ROI Width Sequence ROI Height R/W R/W Sequence ROI OffsetX R/W Sequence ROI OffsetY R/W Sequence ROI Gain R/W Sequence Exposure Time R/W Sequence ROI H Binning Sequence ROI V Binning Sequence ROI LUT Enable Sequence ROI Black Level Sequence ROI Gain Red (for Color Model) Sequence ROI Gain Blue (for Color Model) Next Sequence Index R/W R/W R/W R/W 1 to 255 1 to 255 Index 0 to Index 9 Off 8 to 5120 2 to 3840 0 to (5120 – Sequence ROI Width) 0 to (3840 – Sequence ROI Height) 100 to 1600 10 to Acquisition Frame rate Raw 1 or 2 1 or 2 0 or 1 -256 to 255 R/W -4533 to 17713 JAI-Custom R/W -4533 to 17713 JAI-Custom R/W Index 0 to Index 9 JAI-Custom - 79 - JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.9. Acqusition Transfer Start Trigger Acquisition Transfer Start Trigger 機能は、カメラ内部メモリからの画像読み出しを外部 Trigger よって制 御する JAI Custom 機能です。 本機能は、Frame Start もしくは Acquisition Start で Trigger Mode を 「ON」に設定することにより使用できる機能です。 Frame Start 又は Acquisition Start で Trigger Mode を「ON」に設定し、Acquisition Transfer Start の Trigger Mode を「ON」にすることで、Acquisition Transfer Start の Trigger Source に入力されたトリガ信号 で読み出しが可能となります。 SP-20000–USB は、連続保持可能な Frame 数は 4 Frame です。 次ページの参考例図は、1 発の外部 Trigger 入力 対して、カメラ内部のセンサーが、露光 並びに 出力を行う のに [Frame Start] –[Trigger Mode]=“On”設定を使用しています。 [Acquisition Start]-[Trigger Mode]=“On”の場合、[Acquisition Mode]=“Single Frame”を設定した場合、近似し た動作となります。 [Acquisition Start]-[Trigger Mode]=“On”で、[Acquisition Mode]=“Single Frame”以外の設定の場合、本機種 の画像保持メモリ数:4Frame であること留意してお使いください。 カメラの設定 [Acquisition Mode]=“Continuous” [Frame Start] -[Trigger Mode]=“On” -[Trigger Overlap]=“Off” [Exposure Mode]=“Timed [Acquisition Transfer Start]-[Trigger Mode]=“On” - 80 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 例 1,2 Acquisition Start Readout Delay Time 1st 3rd 2nd 5th 4th [Frame Start] – [Trigger Source] Input [Acquisition Transfer Start] – [Trigger Source] Input 4th 3rd 2nd 1st 5th [Exposure Active] out [Internal FVAL] out 1st 2nd “Hold” “Hold” 3rd 4th 5th [Internal DATA] out Frame Memory 1 “Hold” Frame Memory 4 Readout Readout “Hold” Frame Memory 3 Data Stream Packet out Readout “Hold” Readout Frame Memory 2 1st 2nd 3rd 4th 5th “Output” “Output” “Output” “Output” “Output” 1. [Frame Start] - [Trigger Source] 入力後に [Acquisition Transfer Start] - [Trigger Source] 入力させる例 2. 最大保持 Frame 数を保存し、後から順次読み出す例 (1) [Frame Start Trigger]-[Trigger Source] Trigger 最短周期規則に準じて 4 発入力します。 本機種の最大メモリ保持 Frame 数は 4Frame です。 し た が っ て [Frame Start Trigger]-[Trigger Source] の Trigger 入力は連続 4 発までです。 - 81 - 2. 最大保持 Frame 数を保存し、後から順次読み出す例 (2) [Accusation Transfer Start]-[Trigger Source] 入力により画像出力を順次で読み出します。 この時読み出せるのは、4 つあるメモリの最初に書き込まれ た画像から読み出されます。 SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 例3 Acquisition Start 2nd 1st 5th 4th 3rd [Frame Start] – [Trigger Source] Input [Acquisition Transfer Start] – [Trigger Source] Input 2nd 1st 3rd 4th 5th [Exposure Active] out [Internal FVAL] out 1st 2nd 3rd 4th 5th [Internal DATA] out Frame Memory 1 Readout “Hold” 1st Data Stream Packet out “Output” Readout Frame Memory 4 “Hold” Readout Frame Memory 3 “Hold” Readout Frame Memory 2 “Hold” “Hold” 2nd “Output” 3rd “Output” 4th “Output” 5th “Output” 3. 4つのメモリが画像読み出し後、画像保持が可能となる例 (1) [Frame Start Trigger]-[Trigger Source] Trigger 最短周期規則に準じて 4 発入力します。 SP-20000-USB の最大メモリ保持 Frame 数,4Frame です。したがって[Frame Start Trigger][Trigger Source] の Trigger は連続 4 入力までです。 (2) [Accusation Transfer Start]-[Trigger Source] 入力を 1 回入力します。 これにより、1 番目の[Frame Start Trigger]-[Trigger Source]入力の画像が出力されます。 そして、画像を保持していたメモリが解放され、[Frame Start Trigger]-[Trigger Source]の入力による画像出力に対する保存が可能となります。 (3) [Frame Start Trigger]-[Trigger Source] 入力を 1 発入力します。(5 回目の Trigger) これにより、(2)で解放されたメモリに 5 番目の[Frame Start Trigger]-[Trigger Source]入力の画像 が保存されます。 (4) [Accusation Transfer Start]-[Trigger Source] 入力を 2 回入力します。 最初の Trigger で、4 番目の[Frame Start Trigger]-[Trigger Source]入力の画像が出力され、次の Trigger で 5 番 目の[Frame Start Trigger]-[Trigger Source]入力の画像が出力されます。 - 82 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 7.10. 表 46. Exposure Mode OFF (注 3) Timed (注 3) Timed (EPS) 動作・機能マトリックス 動作・機能マトリックス Trigger Mode OFF OFF ON ON (注 4) (注 1) (注 2) (注 3) (注 4) (注 5) ON Auto Gain Auto Expsoure ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 ○ ○ 1 1 ○ 2 2 1 1 1 × ○ 2 2 × 1 1 2 (部分読 み出し) Video Sending Mode HDR Multi ROI Sequence ROI (注 5) × ○ × × × × ○ × × ○ ○ × ○ × ○ ○ ○ ○ × ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 × ○ × × × ○ ○ × × 2 2 × ○ × × × ○ ○ × × 1 1 × ○ × × × × ○ × × 2 2 × ○ × × × × ○ × × (注 2) OFF OFF OFF OFF (注 4) Timed (PIV) Auto White Balanc e Trigger Overla p 露光制 御 (注 4) Trigger Width ROI 垂直 水平 Trigegr ビニング ビニング Option (注 1) (注 1) PIV SP-20000M-USB のみ動作 SP-20000C-USB のみ動作 Continuous Trigger 動作 外部トリガ動作 HDR はオプション機能です - 83 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 8. 機能 8.1 ブラックレベルコントロール カメラのセットアップレベルを調整する機能です。 映像レベル可変範囲: -256 ~ +255LSB(12 ビット出力時) 8.1.1 Black Level Selector 下記の項目の設定が可能です。 白黒: Black Level All カラー: Black Level All/ Black Level Red/ Black Level Red 8.1.2 Black Level 下記の範囲で設定することができます。 白黒: Black Level All : -256 ~+255 カラー: Black Level All : -256 ~+255 Black Level Red: -128 ~+127 Black Level Red: -128 ~+127 8.1.3 Auto Black Control Auto Black Control は、温度や露光時間の変化により変動しやすいセンサーの黒レベルを自動調整する機能で す。 最大で映像出力の 30%までの黒レベル変動を調整することができます。 制御には Auto/Limit/Fix の3種類の設定方法があり、各モードを使い分けることにより補正量を変えることがで きます。 黒レベルの設定を適正値にした場合、センサーのダイナミックレンジも増減しますので、最適なダイナミ ックレンジを得るためには、30℃以下、且つ露光時間が1フレーム以内の条件でご使用になることをお勧めしま す。 各動作モードは以下の通りです。 Auto Limit Fix :黒レベルの補正量は、最大 30%まで動作します。 ダイナミックレンジは、最小の条件になり ます。 :黒レベルの適正量の上限を 0%から 30% , 1%ステップで設定することができます。 カメラを使用する環境温度や露光時間が変化はするがその変化量が比較的少ない場合に 黒レベルの補正量の上限を制限することで、黒レベルの補正量とダイナミックレンジの最 適なバランスを自動的に設定します。 :黒レベルの補正量は固定となります。 Fix を設定した時点で、カメラは、その時点の温度、 直前の露光時間の設定の状態を記憶し、その条件に合った最適な補正量及び最大のダイ ナミックレンジを自動設定します。 環境温度、露光時間が安定しているときは、この設定を 使用することをお勧めします。 環境温度や、露光時間がの変化により黒レベルが変動し た場合は、再度 Fix モードを選び直して新しい環境条件を記憶させ直す必要がありますの で、あらかじめ環境条件の変動が予測される場合には、Auto もしくは Limit のモードのご 使用をお勧めいたします。 自動調整後、その時の補正設定量(%)を読み出すことができます。 - 84 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 8.1.4 関連 GenICam レジスタ 表 47. GenICam レジスタ GenICam Access Name Values Category Black Level Selector R/W Digital All Analog Control Black Level Raw R/W -256 to 255 Analog Control 8.2 ゲインコントロール SP-20000M-USB では Master Gain は出荷標準感度(1 倍=0dB)を基準にゲインを 1 倍(0dB)から 16 倍(24dB) の範囲で、また SP-20000C-USB では出荷標準感度(1 倍=0dB)を基準に Master Gain は 1 倍(0dB)から 16 倍 (+24dB), Blue/Red は Master Gain の設定値に対して 0.45 倍(-7dB)から 3.16 倍(+10dB)の範囲でゲインを可 変することができます。 分解能: Master Gain : 0.01 倍(0.035dB)/step Blue/Red Gain : 0.00017 倍/step SP-20000-USB ではゲイン調整にデジタルゲインが使用されます。 したがってゲインを高く設定した場合ヒスト割 れを起こす場合があります。 また SP-20000C-USB カラーカメラにおいてはダイナミックレンジを確保する為に、色温度範囲を最低限保証で きるようにしていますが、下記の色温度よりも小さい Gain 設定にした場合、センサー出力の制限によりカメラ出 力の飽和前にクリップする場合があります。 ・センサーがクリップする目安の設定 Master Gain 0dB 時 :-2995 (約 0.6 倍) 各仕様限度の色温度での R/B Gain の目安 R Gain B Gain 色温度 3000K -2110(約 0.74 倍) 16828(約 3 倍) 9000K 18057(約 3.2 倍) -2993(約 0.6 倍) ゲイン 指令値 ゲイン 増幅度 ゲイン調整範囲 (Monochrome) ゲイン 指令値 ゲイン 倍率 Master Master x50.56 1600 100 x16 X50.56 24dB 1600 X7.15 x3.16 X3.16 0 x1 34dB 24dB 10dB 0dB X1 0dB -7dB -7dB ゲインコントロール - 85 - 0dB 10dB X0.45 図 40 R&B Blue -7dB 0dB x0.45 Red 10dB X16 x7.15 ゲイン 指令値 (倍率) ゲイン調整範囲 (Bayer Color) 17713 (X3.16) 0 (X1) -4533 (X0.45) 17713 (X3.16) 0 (X1) -4533 (X0.45) SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 8.2.1 Gain Selector 下記の項目の設定が可能です。 白黒: Digital All カラー: Digital All / Digital Red/ Digital Blu 8.2.2 Gain 下記の範囲で設定することができます。 白黒: Digital All : 100 ~ 1600 (0dB ~24dB) カラー: Digital All : 100 ~ 1600 (0dB ~24dB) Digital Red: -4533 ~ +17713 (-7dB ~ +10dB) Digital Blue: -4533 ~ +17713 (-7dB ~ +10dB) 8.2.3 Gain Auto Gain による自動レベル制御機能です。 ALC Reference にて明るさの制御を行なうことができます 動作は OFF/ Once / continuous から選択できます。 OFF: GAIN AUTO 制御が動作しません。 Once: 設定した時、1度だけ Gain AUTO 制御を行ないます。 Continuous:連続的に Gain AUTO 制御を行ないます。 また動作の詳細設定を行なうことができます。 ALC speed :Gain AUTO の制御速度と設定することができます(Exposure Auto と 共用)。 GainAuto Max :Gain AUTO の制御範囲の最大値を設定することができます。 GainAuto Min :Gain AUTO の制御範囲の最小値を設定することができます。 ALC Reference :Gain AUTO 制御のターゲットレベルを設定することができます (Expsoure Auto と共用)。 ALC Channel area :Gain AUTO 制御のエリアを設定することができます(Exposure Auto と 共用)。 全エリアまたは個別。 High Mid-left High Mid-right High Right Mid-High Left Mid-High Mid-left Mid-High Mid-right Mid-High Right Mid-Low Left Mid-Low Mid-left Mid-Low Mid-right MidLow Right Low Mid-left Low Mid-right Low Right High Left Low Left 図 41 検出エリア 8.2.4 Balance White Auto R/B Gain による自動ホワイトバランス制御機能です。 OFF/Once/Continuous を選択できます。 OFF: BALANCE WHITE AUTO 制御が動作しません(MANUAL 設定で動作します)。 Once: 設定した時、1度だけ BALANCE WHITE AUTO 制御を行ないます。 Continuous: 連続的に BALANCE WHITE AUTO 制御を行ないます。 AWB Channel area :BALANCE WHITE AUTO 制御のエリアを設定することができます。 AWB チャンネルエリアは、図 34 ALC チャネルエリアと同じです。 - 86 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 8.2.5 関連 GenICam レジスタ 表 48. GenICam レジスタ GenICam Name Gain Auto R/W ALC Speed ALC Reference Gain Auto Max Gain Auto Min R/W R/W R/W R/W ALC Channel Area ALL R/W ALC Channel Area Low Right ALC Channel Area Low Middle Right ALC Channel Area Low Middle Left ALC Channel Area Low Left ALC Channel Area Middle Low Right ALC Channel Area Middle Low Middle Right ALC Channel Area Middle Low Middle Left ALC Channel Area Middle Low Left ALC Channel Area Middle High Right ALC Channel Area Middle High Middle Right ALC Channel Area Middle High Middle Left ALC Channel Area Middle High Left ALC Channel Area High Right ALC Channel Area High Middle Right ALC Channel Area High Middle Left ALC Channel Area High Left 8.3. Access R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W Values Off Continuous Once 1 to 8 1 to 100 100 to 1600 100 to 1599 Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Category Analog Control JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom LUT およびガンマ この機能は CMOS から出力される Linear な信号を任意の特性カーブに変換する機能です。 ユーザーは 256 の 設定ポイントにより任意の特性カーブを設定することができます。 - 87 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 8.3.1 LUT Enable LUT 機能を OFF, Gamma 及び LUT Table から選択できます。 8.3.2 LUT Index LUT のテーブルデータは 256 個あります。 一番レベルが低いところから Index0 、レベルが一番大きいところが Index255 です。 8.3.3 LUT Value LUT のデータは、4096 個あり、最小 LUT(0)、最大 LUT(4095)になります。 各データ間はその上下の LUT デー タから補間されます。カラーの場合は RGB 同一の特性カーブが設定されます。 ない場合は 左右隣の画 画素欠陥が データを平均値して補間データ 出力データの計算式 図 42 8.3.4 Video Out = Video(In) × LUT Data LUT データ補間 Gamma このコマンドは Gamma 0.45 から Gamma 1.0(OFF)に設定します。 8 段階の設定が可能です。 尚ガンマ特性 は近似値です。 図 43 ガンマ補正 - 88 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 8.3.5 関連レジスタ 表 49. GenICam レジスタ GenICam Access Name 8.4 8.4.1 Values Category Gamma R/W 0 to 15 Analog Control JAI LUT Mode R/W Analog Control LUT Selector R/W LUT Index LUT Value R/W R/W Off / Gamma /LUT Mono (for mono) Red/Green/Blue (for Color) 0 to 255 0 to 4095 LUT Control LUT Control LUT Control シェーディング補正 シェーディング補正の概念 この機能はレンズや照明で発生する光量の不均一性(シェーディング)を補正する機能です。 この補正は画面中 心(H,V)に対し上下左右が対象にシェーディングが発生していない場合でも補正が可能です。 補正には以下の 二通りの方法があります。 Flat shading: 補正方法は画像内の輝度レベルが一番高い部分を基準とし他の部分をこの輝度レベルに合わせるよ うに補正します。 補正ブロックのサイズは 20(H) x15(V)ブロックで、各ブロックは 256 x256 ピクセルで 構成されています。 小さいブロックで補間することにより誤差の少ない補正データを算出します。 調整範囲 30%以内 図 44 Flat shading 補正概念図 Color shading(SP-20000C-USB のみ) Gチャネルのシェーディング特性を基準にRチャネル、Bチャネルの特性を合わせます。 補正ブロックのサイズは 20(H) x15(V)画素で、各ブロックは 256 x 256 ピクセルで構成されています。 小さいブロックで補間することにより誤差の少ない補正データを算出します。 図 45 Color shading 補正概念図 注意事項:下記状態では正しく補正できませんのでご注意ください。 ・画面内の一部に補正の基準となる輝度レベルから 30%以上輝度レベルが低い部分がある場合 ・画像の一部又は全体の輝度レベルが飽和状態の場合 ・画像内の輝度レベルが一番高い部分が 300LSB(10bit 映像出力時)以下の場合 - 89 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 8.4.2 関連 GenICam レジスタ GenICam Name Access Shading Mode (Only Color Model) Perform Shading Correct R/W WO Shading Mode 8.5 8.5.1 R/W Values Flat Shading Color Shading True Off User1 User2 User3 Category JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom キズ補正 キズ補正の概念 CMOS の欠陥画素を画素補完する機能です。補正は水平に隣接した画素のデータをもとに補正します。 補正可 能な欠陥数は最大 1000 画素です。この機能は SP-20000M-USB, SP-20000C-USB 共に有効で、白黒は欠陥画素 の左右の画素を平均したデータをその補正データとし、Bayer Color は欠陥画素の左右の同色フィルターの画素 を平均したデータを欠陥画素の補正データとします。 補間方法は Monochrome、Bayer Color とも左右の一番端の画素とそれ以外では異なり下図のように補正 します。 また、自動検出機能があり、閾値を設定してから実行すると欠陥傷を検出し、カメラ内部の ROM に記録され ます。 実行後に機能を On にすると調整した値が設定されます。 白傷の補正は再設定することができますが、黒傷は、出荷時工場で設定され再設定はできません。 Defective Pixel B/W Color 図 46 キズ補正概念図 もし欠陥画素が水平方向に連続している場合、白黒では3画素、カラーでは同色2画素まで補正が可能です。 Avaraging Avaraging Defective pixels Defective pixels 図 47 連続した欠陥画素の補間 - 90 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 8.5.2 関連 GenICam レジスタ 表 50. GenICam レジスタ GenICam Name 8.6 Access Blemish Reduction Enable R/W Blemish Reduction Calibration Blemish Detect Threshold Blemish Detect Position Index Blemish Detect Position X Blemish Detect Position Y WO R/W R/W R/W R/W Values Category False True True 0 to 100 0 to 1000 0 to 5119 0 to 3839 JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom ALC 8.6.1 ALC 動作 SP-20000M-USB 及び SP-20000C-USB では AGC 並びに Exposure Auto(AIC)を結合して様々な明るさの変化 に対し対応できる ALC 機能を備えました。 この機能は下図に示すような流れで動作しま す。 2 つの中の一つを使わない場合は それぞれ単独で 動作します。 明るさが明るいほうから暗い方へ変化した場合は 逆に暗いほうから開かる方へ変化した場合は 暗い AGC の動作 オートシャッタ動作 AGC Max ASC ― AGC AGC ― ASC 明るさの変化 AGC 動作 Max ~ Min (ユーザーセット) オートシャッター最大で固定 明るい Gain は Min で固定 オートシャッター動作 Max ~ Min (ユーザー設定) 明るさが暗い方から明るく なる場合の動作 オートシャッタ最小で固定 明るさが明る砲から暗くな る場合の動作 図 48 ALC 機能概要 ALC Referecne でターゲット出力のレベルを設定します。 例えば GainAutoReference を 100%ビデオレ ベルに設定した場合は AGC 並びに CCD アイリス(ASC)は出力ビデオレベルを 100%に保つよう機能しま す。 - 91 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 8.6.2 関連 GenICam レジスタ 表 51. GnICam レジスタ GenICam Name Access Exposure Auto R/W Gain Auto R/W ALC Speed ALC Reference ASC Max ASC Min AGC Max AGC Min R/W R/W R/W R/W R/W R/W ALC Area Enable ALL R/W ALC Channel Area Low Right ALC Channel Area Low Middle Right ALC Channel Area Low Middle Left ALC Channel Area Low Left ALC Channel Area Middle Low Right ALC Channel Area Middle Low Middle Right ALC Channel Area Middle Low Middle Left ALC Channel Area Middle Low Left ALC Channel Area Middle High Right ALC Channel Area Middle High Middle Right ALC Channel Area Middle High Middle Left ALC Channel Area Middle High Left ALC Channel Area High Right ALC Channel Area High Middle Right ALC Channel Area High Middle Left ALC Channel Area High Left R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W - 92 - Values Off Continuous Once Off Continuous Once 1 to 8 1 to 100 101 to 8000000 100 to 999999 100 to 1600 100 to 1599 Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Off On Category Acquisition Control Analog Control JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom JAI-Custom SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 8.7 HDR (High Dynamic Range)機能 (オプション) [Exposure Mode] =“Timed”時に [HDR Mode] =“On”する事で、High Dynamic Range モードへ移行します。 本モードでは、Exposure Time で設定した露光時間を基本として、Knee Point の入力レベル位置を決める事が 可能です。 また、Knee Point の数は、1 から 2 に変更する事が可能です。 これらを設定するのに、Knee Point 1、Knee Point 2、Knee Slope 2、Knee Slope 3 の 4 つの設定項目を調整し ます。 HDR 時の Knee Point 設定概念図 読み出し期間 露光期間 LVAL FVAL Exposure Active [Exposure Time] Knee Slope 1 Time = [Exposure Time]-[Knee Slope 2 Time]-[Knee Slope 3 Time] Knee Slope 2 Time = ([Exposure Time] ÷ [Knee Slope 2]) - [Knee Slope 3 Time] Knee Slope 3 Time = [Exposure Time] ÷ [Knee Slope 3] Output 2nd Knee Point 1st Knee Point 120% 100% [Knee Point 2] 設定範囲 [Knee Point 1] 設定範囲 10% 1/2 → Input [Exposure Time]÷[Knee Slope 2] 以下 図 49 HDR動作 - 93 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 設定項目 HDR Mode 設定値 On / Off Exposure Time 10 ~ 8000000 10 ~ 120 (Step=1) Knee Point 1 Knee Point 2 Knee Slope 2 10 ~ 120 (Step=1) 2~ 16 (Step =1) 設定内容 [Exposure Mode] =“Timed”時に [HDR Mode] =“On”にする事で、HDR 動作へ移行します。 [Unit: us] [Unit: %] [Unit: %] HDR 動作の露光時間を決めます。 HDR 動作時の Knee Point は Exposure Time を基準に決まりま す。 Knee Point 1 の 出力レベルを調整します。 設定には [Knee Point 1] ≦ [Knee Point 2] 関係を守る必要があります Knee Point 2 の 出力レベルを調整します。 Exposure Time 値を元にして Knee Pont 1 の位置を決定しま す。 [Knee Slope 2]の値自身は[Exposure Time]の分割数を意味し ます。 Knee Point 2 の位置は [Exposure Time Vale]-([Exposure Time Vale]÷[Knee Slope 2 Vale]) という関係が成立します。 Knee Slope 3 2 ~ 16 (Step =1) Exposure Time 値を元にして、Knee Pont 2 の位置を決定しま す。 [Knee Slope 3]の値自身は[Exposure Time]の分割数を意味し ます。 Knee Point 2 の位置は [Exposure Time Vale]-([Exposure Time Vale]÷[Knee Slope 3 Vale]) という関係が成立します。 なお、Knee Point 数と Knee Slope 2 と 3 の関係は以下の通りで す (1) Knee Point が 2 つ、Knee Slope が 3 つとなる設定 [Knee Slope 2] ≦ [Knee Slope 3] (2) Knee Pint が 1 つ、Knee Slope が2つとなる設定 [Knee Slope 2] > [Knee Slope 3] かつ [Knee Point1] > [Knee Point 2] (3) Knee Pint が無く、Knee Slope が 1 つとなる設定 [HDR Mode] =“Off” Read Slope Number Command - [Knee Point 1]、[Knee Point 2]、[Knee Slope 2]、[Knee Point 3]の設定にて、生成される Knee Point 数をカメラから[Read Slope Number] Command で読み出す事が出来ます。 - 94 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 9. 9.1 カメラの設定 カメラコントロール SP-20000M-USB 並びに SP-20000C-USB ではカメラのコントロールは JAI SDK で行うようになっております。 すべての機能は XML ファイルで記述されカメラに保存されております。 JAI SDK は www.jai.com よりダウン ロードできます。 9.2 カメラの初期設定 カメラを PC に接続し JAI_SDK_2.0 を立ち上げるとカメラに保存されたデフォルト設定(XML ファイル)が SDK にダ ウンロードされます。 SP-20000-USB の基本設定のデフォルト値は以下のとおりです。 Image Format Acquisition Control Bit allocation Width Height Binning Horizontal Binning Vertical Acquisition mode Acquisition Frame Rate Trigger Selector Trigger Mode Trigger Activation Trigger Source Trigger Overlap Exposure Control Gain Exposure Mode Gain Gain Auto Gamma Video Send Mode - 95 - 8-bit 5120 3840 1(OFF) 1(OFF) Continuous 16 Acquisition Start OFF Rising Edge Low OFF OFF 1 OFF 1 Normal SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 10. 外観寸法図 外形許容寸法誤差:±0.3 ㎜ 表示寸法単位:㎜ 図 50 外観図 - 96 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 11. 11.1. 仕様 カメラ分光特性 図 51 図 52 SP-20000M-USB 分光特性 SP-20000M-USB 分光特性 (IRカットフィルター含む) - 97 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 11.2. 仕様一覧 Specifications SP-20000M-USB 走査方式 同期方式 インターフェース 撮像素子 アスペクト比 イメージサイズ(有効映像) セルサイズ 有効映像出力画素数 ピクセルクロック SP-20000C-USB プログレッシブスキャン 内部同期 USB3.0(USB3Vision 1.0) 35mm 白黒 CMOS 35mm ベイヤーカラー CMOS 4:3 32.77 (h) x 24.58 (v) mm 41mm 対角 6.4 (h) x 6.4 (v) m 5120 (h) x 3840 (v) 5120 (h) x 3840 (v) 40 MHz 16 fps (最大) ~0.125fps (最小) : 8bit 16 fps (最大) ~0.125fps (最小) : 8bit Acquisition フレームレート 8 fps(最大) ~0.125fps (最少):10bit 8 fps(最大) ~0.125fps (最少):10bit 8 fps(最大) ~0.125fps (最少):12bit 8 fps(最大) ~0.125fps (最少):12bit 12.8fps( 最 大 ) 10bit_Packed 12.8fps(最大) ~0.125fps (最少):10bit_Packed ~ 0.125fps ( 最 少 ) : 10.666fps( 最 大 ) ~ 0.125fps ( 最 少 ) : 10.666fps( 最 大 ) 12bit_Packed 12bit_Packed ~ 0.125fps ( 最 少 ) : 標準被写体照度 30.5Lx(IR カット無).195lx(IR カット有) (Gain 0dB, Shutter OFF, F8, 100% video, フレームレート 16fps ) 390Lx(IR カット有) (Gain 0dB, Shutter OFF, F8, 100% Green, 4600K, フレームレート 16fps) 最低被写体照度 0.075lx(IRカット無)、0.45Lx(IR カット有) (Gain 24dB, Shutter OFF, F2.0, 50% video,フレームレート 16fps) 0.79Lx(IR カット有) (Gain 24dB, Shutter OFF, F2.0 50% Green, 4600K, フレームレート 16fps) 53 dB (標準) (0dB gain, Black)) 51 dB (標準) (0dB gain, Green Pixel Black) 10-bit 出力時 16.05 p (λ = 525 nm) 40.24dB 10-bit 出力時 18.14 p (λ = 530 nm) SN 比 EMVA 1288 パラメータ 絶対感度 最大 SN 比 全画素 高さ OFFSET Y ROI 幅 映像 OFFSETX 出力形式 デジタル H-1 H-2 ビ ニ ング V-1 V-2 ピクセルフォーマット Trigger Sequence Video Command Sequence Send Mode Multi Mode Acquisition モード 5120 (h) x 3840(v) 38.32dB Bayer 5120(h) x 3840 (v) 2 ~3840 ライン、2 ライン/ステップ 2 ~3840 ライン、2 ライン/ステップ 0 ~3838 ライン、2 ライン/ステップ 8 ~ 5120 ピクセル, 8 ピクセル/ステッ プ 0 ~ 5112 ピクセル, 8 ピクセル/ステッ プ 5120 pixels (H) 0 ~3838 ライン、2 ライン/ステップ 8 ~ 5120 ピクセル, 8 ピクセル/ステップ 0 ~ 5112 ピクセル, 8 ピクセル/ステップ 5120 pixels (H) 2560 pixels (H) フレームレートは変わりません — 3840 lines (V) 3840 lines (V) 1920 lines (V) フレームレートは変わりません — 8bit , 10bit ,12-bit, 10bit_Packed, 12bit_Packed 10のインデックステーブルを事前に設定し、ROI,Gain,露光時間をトリガの入力ごとに実行 8bit , 10bit ,12-bit Trigger Sequenceで設定した10のインデックステーブルのうち1つをトリガの入力で実行 1フレームの中に最大8つのROI枠を設定し1つの画像として出力 Continuous /Single Frame/ Multi Frame - 98 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB Trigger Selector Acquisition Trigger Exposure Selector Transfer Trigegr Option Trigger Overlap トリガー入力信号 Exposure モード Timed Trigger Width Acqusition Start/ Acquisdition End/ Frame Start/Acquisition Transfer Start Acquisition Start, Acquisition End Frame Start Acqusition Transfer Start OFF(Timed), JAI_ PIV(Timed PIV) OFF, Readout(Frame Strat のみ) Line4(TTL 1), Line 5 (Opt In 1), Pulse Generator 0/1,Soft Trigger, Line 10 (TTL 2), Line 11 (LVDS), User Output 0/1/2/3 299μs(最小) ~ 8 秒(最大)、 可変単位:1μs 299 μs(最小) ~ ∞(最大) OFF / Once / 連続 自動露光 1 ~ 8 2 つの Kee Point 設定が可能 スロープは 2 から 16 倍で設定可 自動露光応答スピード HDR (オプション) デジタル I/O Line Selector (12P 及び AUX 10P): GPIO IN / GPIO OUT 基準レベル 黒レベル 調整 ゲイン調整 可変分解能 Auto Black マニュアル可変 範囲 WB ゲイン WB エリア 0dB ~+24dB, x0.01/ステップ — — Limit: 0~30% 0dB ~+24dB、x0.01/ステップ R / B : -7dB から+10dB, 0.001dB/ステップ 4x4 4600K, 5600K, 6500K — 3000K ~ 9000K ホワイトバランス — OFF, Once, 連続 補正方法 補正可能数 ガンマ LUT シェーディング補正 電圧入力範囲 消費電流 (連続動作) 消費電力 (連続動作) レンズマウント フランジバック 光学フィルタ 動作温度/湿度(性能保証) 動作温度/湿度 保管温度/湿度 規格 寸法 Mode: Auto/limit/Fix, — ALC 電源 -256 ~ 255LSB 10bit 1 STEP = 1LSB 色温度プリセット WB 範囲 検出方式 キズ補正 33.5LSB 10bit (100*100 の平均値) 可変範囲 閾値により白キズ画素を検出 (黒キズ補正は工場出荷時のみ) 水平近傍の画素データで補間(連続キズは補正不可) 1000 ピクセル AGC 及び 自動露光を連動して露光制御が可能 0.45 ~ 1.0 (16 段階の設定が可能) OFF: γ=1.0, ON= 256 ポイント任意設定 フラットフィールド フラットフィールド、カラーシェーディング ブロック補正(256 x 256 ピクセル) ブロック補正(256 x 256 ピクセル) DC+12V to +24V ± 10% (カメラ電源入力端子にて) VBUS IN:5V ± 10% 450mA (12V 入力時、全画素)、 480mA (12V 入力時 8 ライン部分読み出し時) 5.4W (12V 入力時、全画素)、 5.8W (12V 入力時 8 ライン部分読み出し時) F マウント 装着可能なレンズはレンズのマウント面からのカメラへの挿入寸法が 40mm 以内 F マウント : 46.5 mm, 公差 0 to -0.05 mm 光学ローパスフィルタ + 保護ガラス 無 IR カットフィルタ(半値 670nm) -5C to +45C / 20 – 80% (ただし結露なきこと) -45C to +70C / 20 – 80% (ただし結露なきこと) -45C to +70C / 20% - 80 % (ただし結露なきこと) CE (EN61000-6-2 and EN61000-6-3), FCC part 15 class B, RoHS, WEEE 62 x 62 x 84.5 mm (W x H x D) (リア突起部は含まず) - 99 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 350g 質量 注1) 本仕様を満足させるためには 5 分ほどのプリヒートトが必要です。 注 2) 本仕様は改善等の理由でお断りなく変更する場合があります。 - 100 - SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 変更履歴 Date Dec. 2013 Mar. 2014 July 2014 Sept. 2014 Oct. 2014 Mar. 2015 May 2015 Revision Preliminary Preliminary 2 Ver.1.0 Ver.1.1 Ver. 1.2 Ver. 1.3 Ver. 1.4 Changes 新規リリース 第2版 正式リリース 分光特性修正 白黒分光特性修正(波長範囲拡大) 12 ビット機能追加、HDR はオプション機能 オプチカル I/F 説明追加 - 101 - SP-20000M-USB Supplement The following statement is related to the regulation on “ Measures for the Administration of the control of Pollution by Electronic Information Products “ , known as “ China RoHS “. The table shows contained Hazardous Substances in this camera. mark shows that the environment-friendly use period of contained Hazardous Substances is 15 years. 嶷勣廣吭並㍻ 嗤蕎嗤墾麗嵎賜圷殆兆各式根楚燕 功象嶄鯖繁酎慌才忽佚連恢匍何〆窮徨佚連恢瞳麟半陣崙砿尖一隈〇云恢瞳ゞ 嗤蕎嗤 墾麗嵎賜圷殆兆各式根楚燕 〃泌和 桟隠聞喘豚㍉ 窮徨佚連恢瞳嶄根嗤議嗤蕎嗤墾麗嵎賜圷殆壓屎械聞喘議訳周和音氏窟伏翌 亶賜融延、窮徨佚連恢瞳喘薩聞喘乎窮徨佚連恢瞳音氏斤桟廠夛撹冢嶷麟半 賜斤児繁附、夏恢夛撹冢嶷鱒墾議豚㍉。 方忖仝15々葎豚㍉15定。 SP-20000C-USB Supplement The following statement is related to the regulation on “ Measures for the Administration of the control of Pollution by Electronic Information Products “ , known as “ China RoHS “. The table shows contained Hazardous Substances in this camera. mark shows that the environment-friendly use period of contained Hazardous Substances is 15 years. 嶷勣廣吭並㍻ 嗤蕎嗤墾麗嵎賜圷殆兆各式根楚燕 功象嶄鯖繁酎慌才忽佚連恢匍何〆窮徨佚連恢瞳麟半陣崙砿尖一隈〇云恢瞳ゞ 嗤蕎嗤 墾麗嵎賜圷殆兆各式根楚燕 〃泌和 桟隠聞喘豚㍉ 窮徨佚連恢瞳嶄根嗤議嗤蕎嗤墾麗嵎賜圷殆壓屎械聞喘議訳周和音氏窟伏翌 亶賜融延、窮徨佚連恢瞳喘薩聞喘乎窮徨佚連恢瞳音氏斤桟廠夛撹冢嶷麟半 賜斤児繁附、夏恢夛撹冢嶷鱒墾議豚㍉。 方忖仝15々葎豚㍉15定。 SP-20000M-USB / SP-20000C-USB 221-0052 10-35 Phone 045-440-0154 Fax 045-440-0166 Visit our web site on www.jai.com - 102 -
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