《 》 あなたの住んでいる街は「元気」ですか。もし元気がないなら、それは なぜですか。そしてあなたは何ができますか。 《 》 20 世紀半ばの戦後復興期から高度経済成長期、さらに低成長期にかけて政府は 全国総合開発計画、日本列島改造論、地方の時代、地域力再生、地方改革特区など、 数十年にわたって過疎と過密の解消、国土の均衡ある発展のためにさまざまな政 策を作り、実施してきました。しかし、それでも 21 世紀の現在、われわれの社会は 人口急減社会を迎え、ジャーナリズムは「限界集落」、「壊死する地方都市」「消滅 する市町村 523リスト」( 中央公論 2014 年6月号 )、 それに伴う 「空洞化する民主主義」 (世界 2014 年2月号)と危機感をあおってきました。 こうした危機感を背景に政府は「まち・ひと・しごと創生法」を 2014 年に制定・ 施行し、それをもとに「まち・ひと・しごと 創生総合戦略」を策定、「すべての女 性が輝く」政策パッケージをはじめ、さまざまな政策パッケージを展開し、地方創 生を担当する内閣府には多額の予算を付けています(表を参照、単位は百万円)。 また、都道府県や市町村に対しても総合戦略の策定を求め、予算の余裕がない市 町村 1700 余に対しては戦略策定のため各 1000 万円の交付金を渡しています。 既に着手されている地方創生戦略の内容は中小企業支援、農業の6次産業化、 子育て支援、医療補助、雇用促進、防災など多種多様であり、それらが私たちの 身の回りでどのように展開されているのか、実はよく知らない。そこで若い皆さん には 20、30 年先を見すえて、今一度この戦略を知り、再考していただきたいのです。 地域再生の推進のための施設設備に 必要な経費 45,118.00 43,068.00 地方創生推進室 一般会計 9,500.00 5,000.00 地方創生推進室 一般会計 地域活性化・効果実感臨時交付金に 必要な経費 0.00 0.00 25年度1次補正予算 87,000百万円 地方創生推進室 一般会計 プロフェッショナル人材事業に必要 な経費 1,510.60 0.00 26年度1次補正予算 1,511百万円 地方創生推進室 一般会計 地域活性化・地域住民生活等緊急支 援交付金に必要な経費 420,000.00 0.00 26年度1次補正予算 420,000百万円 地方創生推進室 一般会計 総合特区の推進調整に必要な経費
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