行政機関等の保有する個人情 報 の適正か つ効果的な活用に よる新た

行政機関等の保有する個人情 報の適正か つ効果的な活用に よる新たな 産業の創出 並びに活力 ある経済 社会及び 豊かな国民 生活の実現
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商標法(昭和三十四年法律第百二十七号)(抄)
意 匠法(昭和三十四年 法律第百 二十五号) (抄)
特許法(昭和三十四年法律第百二十一号)(抄)
…………………………………………………………………………………………………
航空 法 (昭 和 二十七年法 律第二百三 十 一号) (抄) ………………………………………………………………………………………………
道 路運 送車両法(昭 和二十六年 法律第百八 十五号) ( 抄) ………………………………………………………………………………………
鉱業法(昭和二十五年法律第二百八 十九号)(抄) ………………………………………………………………………………………………
戸籍法(昭和二十二年法律第二百二十四号)(抄)
…………………………………………………………………………………………………
特 定多目的 ダ ム法(昭 和三 十二 年法律第三 十五号) ( 抄) ………………………………………………………………………………………
漁業法(昭和二十四年法律第二百六十七号)(抄)
…………………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………………
鉄道抵当法(明治三 十八年法律 第五十三号)(抄) ………………………………………………………………………………………………
独 立行政法人等の保有す る情報 の公開に関する法律(平成十三年 法律第百四十号) (抄) …………………………………………………
行政機関の保有する情報 の公開に関す る法律(平 成十一年法律第四十二号)(抄) …………………………………………………………
独 立行政法人等の保 有する個人情報の保護に関する法律(平成十五年法律第五十九号) ……………………………………………………
行政機関の保 有する個人情報の保護に 関する法律 (平成十五 年法律 第五十八号 ) ……………………………………………………………
に資するた めの関係法律の整備に関する法律案 参照条文
○
商 業登記法(昭和三 十八 年法律第百二十五 号)(抄) ……………………………………………………………………………………………
目次
○
…………………………………………………………………………………………………
著作権法 (昭和四十五年法律第四十八号)(抄)
だな
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日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸 棚 の南部の共同開発に関する協定の実施に伴う石油及び可燃性天然ガス資源の開
電子情報処理 組織による 登記事務処理の円滑化の ための 措置 等に関する法律(昭和六十年法律第三十三号)(抄)
○
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半導体集 積 回路の 回 路配置に関する法律(昭 和六 十年 法律第四 十三号) (抄) ………………………………………………………………
発 に関する 特 別措置 法 (昭 和五 十三 年法律第 八 十一号) (抄) ……………………………………………………………………………………
○
工業所有権に関する手続等の特例に関する法律(平成二年法律第三 十号)(抄) ……………………………………………………………
…………………
○
種 苗 法 (平 成 十年法 律 第八 十三 号 ) (抄)
…………………………………………………………………………………………………………
○
42 42 42 41 41 41 40 40 40 39 39 39 38 37 19 1
44 44 43 43 43
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個人情報の保護に関する法律(平成十五年法律第五十七号) (抄) ……………………………………………………………………………
日本年金機構 法(平成十九年法律第百九号)(抄)
更生保護法(平成十九年法律第八十八号)(抄)
不 動産登記法 (平 成 十六年法律 第百二十三 号) (抄) ……………………………………………………………………………………………
情報公開 ・個 人情報保護 審査会設置法 (平成十五 年法律第六 十号) (抄) ……………………………………………………………………
小 型船舶の登録等に 関する法律 (平成十三 年法律第百 二号) (抄) ……………………………………………………………………………
後 見登記等に 関する 法律 (平 成 十一年 法律 第百五 十二号 ) (抄) ………………………………………………………………………………
民間資金 等の活用に よる公共施 設等の整備等の促 進に関する 法律(平成 十一年法律 百十七第号 )(抄)
動産及び債権の譲渡の対抗要件に関する民法の特例等 に関する法律(平 成十年法律第百四号)(抄)
…………………………………
○
行 政 手続における特定の 個 人を識別す るた めの番号の 利用 等に関する法律(平 成二十五年法律第二十七号) (抄)
…………………
………………………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………………
………………………………
○
51 48 47 47 46 46 45 45 45 45
○
※
行 政 機関の保 有する個人情報の保護に 関する 法律(平 成十五年法 律第五十八号 )
総 則(第 一条・ 第 二条)
行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関す る法律(平成二十六年法律第六十九号)による改正後のもの。
第一章
行政機関における個人情報の取扱い(第三条― 第九条)
目次
第二章
個 人情報フ ァ イル ( 第十条・第 十一条)
開示(第十二条―第二十六条)
第三 章
第一節
訂正 (第二十七条 ―第三 十五 条)
開示、 訂正及び利用停止
第二節
利用 停止( 第三 十六条 ―第四十一条)
第四 章
第三 節
審査 請求(第四十二条―第四 十四条)
雑 則(第四十五条― 第五 十二条)
第四 節
第五 章
罰 則 ( 第五 十三 条 ― 第五 十 七条 )
総則
第六章
附則
第一章
この 法律は、行 政 機関に おいて個 人情報の利用が拡大して いること にかんがみ 、行政 機関におけ る個人情報 の取扱いに 関する基本
(目 的)
第一条
的 事 項 を 定 め る こ と に よ り 、 行 政 の 適 正 か つ 円滑 な運 営 を 図り つ つ 、 個 人 の 権 利 利 益を 保 護 す る こ と を 目 的と す る 。
(定義)
法律の 規定に基づ き 内閣に置 かれる機関 (内閣府を 除く。 )及び内閣の所轄の下 に置かれる 機関
この法律において「行政機関」とは、次に掲げる 機関をいう。
一
内 閣府 、 宮 内庁 並 びに 内 閣府 設置 法 (平 成十 一 年法 律 第八 十 九号 ) 第四十 九条第 一 項及び第 二項に規定す る機関(こ れら の機関のう
第二条
二
国 家行 政 組 織 法 ( 昭 和 二 十三 年 法律 第 百 二 十 号 ) 第 三 条 第 二 項に 規 定 す る 機 関 ( 第 五号 の 政 令で 定 める 機 関が置 かれ る 機関に あ って
ち 第四 号 の 政 令で 定 め る 機 関 が 置 か れ る 機 関 に あって は 、 当 該 政 令 で 定 め る 機 関を 除 く。 )
三
は 、 当該政 令で 定める 機 関を除 く。)
- 1 -
四
内閣府 設置 法 第三 十九条 及び 第 五十五 条 並びに宮内庁 法(昭 和二 十 二年法律 第七十号)第十六条第二項の 機関並びに内閣府設置法第
国 家 行 政 組 織 法 第 八 条 の 二 の 施 設 等 機 関 及 び 同 法 第 八 条 の 三 の 特 別の 機 関で 、 政 令で 定 める も の
四 十 条 及 び 第 五 十 六 条 ( 宮 内 庁 法 第 十 八 条 第 一 項 に お いて 準 用 す る 場 合 を 含む 。 ) の 特 別 の 機 関 で 、 政 令で 定 め る も の
五
会 計検 査 院
一
前号に 掲げるもの のほか、 一 定の事務の 目的を 達成するた めに氏名、 生年月日、 その他の記 述等により特 定の保 有個 人情 報を容易に
一定の 事 務の目的を 達 成するために 特定の保有 個 人情報を 電子 計算機を用いて 検 索すること ができ るよう に体系 的に 構成したも の
行 政 機関における個 人情報の取扱い
こ の法律に おいて 個 人情報につ いて 「本人」とは、個 人情報によって 識 別される特 定の個 人を いう。
検索することができるように体系的に構成したもの
二
こ の 法 律 に お い て 「 個 人 情 報 フ ァ イ ル 」 と は 、 保 有 個 人 情 報 を 含む 情 報 の 集 合 物で あって 、 次 に 掲 げ る ものを い う。
(平 成十一年法律第四十二号)第二条第二項に規定する行政文書を いう。以下同じ。)に記 録されているもの に限る。
織 的 に 利用 す る も の と して 、 当 該 行 政 機 関 が 保 有 し て い る も の を い う 。 た だ し 、 行 政 文 書 ( 行 政 機 関 の 保 有 す る 情 報 の 公 開 に 関 す る 法 律
この法律において「保有個人情報」とは、行政機関の職員が職務上作 成し、又は取得した個人情報であって 、当該行政 機関の職員が組
の を 含む 。 )を い う 。
特 定 の 個 人を 識 別す る こ と がで き る も の (他 の 情 報 と 照 合 す るこ と がで き 、 それ に よ り 特 定の個 人を 識 別す る こ と がで き ること と な る も
この法律にお いて 「個人情報」とは、 生存する個 人に関する情報で あって、当該情報に含 まれる氏名、生年月日 その他の記述等に より
六
2
3
4
5
第二章
行政 機関は、個 人情報を 保有する に当たって は、法令の 定める所掌 事務を遂行 するた め必要な場 合に限り、 かつ、その 利用の目的
(個 人情報の保有の制限等)
第三条
行 政 機 関 は 、 前 項 の 規定 に よ り 特 定 され た 利用 の 目 的 ( 以 下 「 利用 目 的 」 と い う 。 ) の 達 成 に 必 要 な 範 囲を 超え て 、 個 人情 報 を 保 有 し
をで きる限り特定しなければならない。
2
行 政 機 関 は 、 利 用 目 的を 変 更 す る 場 合 に は 、変 更 前 の 利 用 目 的と 相 当の 関連性を有 す ると合理 的に認めら れ る範 囲を 超えて 行って はな
てはならない。
3
らない。
行政 機関は 、 本人から直接書面( 電子的方式、磁 気的方式その 他人 の 知 覚 に よ っ て は 認 識 す る こ と がで き な い 方 式で 作 ら れ る 記 録
(利用目的の明示)
第四条
( 第 二 十 四 条 及 び 第五 十 五 条 に お いて 「 電磁 的 記 録 」 と い う 。 ) を 含 む 。 ) に 記 録 さ れ た 当 該 本 人 の 個 人情 報 を 取 得 す る と き は 、 次 に 掲
- 2 -
二
一
利用 目 的を 本 人に 明 示 する こ と に よ り、 国 の 機 関 、 独立 行 政 法 人 等 ( 独 立行 政 法 人等の 保有する個 人情報の保 護に 関する 法律 (平 成
利用目的を 本人に明示することにより、本人又は第三者 の 生命、 身体、財産その他の権 利利益を害するおそれがあるとき。
人の 生 命 、 身体 又 は 財 産の保 護の た めに 緊 急 に 必 要 が あると き 。
げる場合を除き 、 あら かじ め、本人に対し、 その 利用 目 的を明示 しなけ れば なら ない。
三
十五年法律第五十九号。以下「独立行政法 人等個人情報保護法」という。)第二条第一項に規定する独立行政法人等をいう。以下同
じ 。 ) 、 地 方 公 共 団 体 又 は地 方 独立 行 政法 人 (地 方 独 立行 政 法人 法 (平 成 十五 年 法 律第 百 十八 号 ) 第 二 条第 一 項 に 規 定する 地 方独 立 行
取 得 の 状 況 から み て 利 用 目 的 が 明 ら かで あ る と 認 め ら れ る と き 。
政法人を いう。以下 同じ。)が行う事務又は 事業の適正な遂行に支障を 及ぼすおそれがあるとき。
四
行政 機関の 長( 第二条第 一項 第四号及び第五号 の 政令で 定める 機関にあって は、 その 機関ごと に政令で 定める者を いう。以下同
(正確性の 確保)
第五条
じ 。 ) は 、 利用 目 的 の 達 成 に 必 要 な 範 囲 内で 、 保 有 個 人 情 報 が 過 去 又 は 現 在 の 事 実 と 合 致 す る よ う 努 め な け れ ば な ら な い 。
行 政 機 関 の 長 は 、 保 有 個 人 情 報 の 漏え い、 滅 失 又 は き 損 の 防 止 そ の 他 の 保 有 個 人情 報 の 適 切 な 管 理 の た め に 必 要 な 措 置 を 講 じ な け
(安全確保の措置)
第六 条
前 項の 規 定 は 、 行 政 機 関 か ら 個 人情 報 の 取 扱 い の 委 託 を 受け た 者 が 受 託 し た 業 務 を 行 う 場 合 に ついて 準 用 す る。
ればならな い。
2
個 人 情 報 の 取 扱 い に 従 事 す る 行 政 機 関 の 職 員 若 し くは 職 員 で あ っ た 者 又 は 前 条 第 二 項 の 受 託 業 務に 従 事 して い る 者 若 し くは 従 事 し
(従事者の 義務)
第七条
て い た者 は 、 その 業 務 に 関 して 知 り 得 た 個 人情 報 の 内容 を み だ り に 他 人 に 知 ら せ 、 又 は 不 当 な目 的 に 利 用 して は な ら な い 。
行 政 機 関 の 長 は 、 法 令 に 基 づ く場 合 を 除 き 、 利 用 目 的 以 外 の 目 的 の ため に 保 有 個 人 情 報 を 自ら 利 用 し 、 又 は 提 供 して は な ら な い 。
(利用及び提供の制限)
第八条
前 項の 規 定 に か かわ ら ず 、 行 政 機 関 の 長は 、 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る と 認 め る と き は 、 利 用 目 的 以 外 の 目 的 の た め に 保 有 個 人情
本人の同意があるとき、又は本人に提供するとき。
2
報を自ら利用し、又は 提供することがで きる。ただし、 保有個 人情 報 を 利 用 目 的 以 外 の 目 的 の た め に 自 ら 利用 し、 又は 提 供す ること に よ
一
行 政 機 関 が 法令 の 定める 所掌 事 務の 遂 行 に 必 要 な 限 度 で 保 有 個 人 情 報を内部で 利用 する場合で あって、当該保有個人情報を利用 する
っ て 、 本 人 又 は 第三 者 の 権 利 利 益 を 不 当 に 侵 害 す る お それ が あ ると 認 めら れ ると き は 、 こ の 限 りで な い 。
二
こ と に ついて 相 当な 理 由 の ある と き 。
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三
他 の 行 政 機 関 、 独 立 行 政 法 人 等 、 地 方 公 共団 体 又 は 地 方独 立 行 政 法 人 に 保 有 個 人 情 報 を 提 供 す る 場 合 に お いて 、 保 有 個 人 情 報 の 提 供
を 受け る 者 が 、 法 令 の 定 め る 事 務 又は 業 務 の遂 行 に 必 要 な限 度で 提 供 に 係る 個 人情 報 を 利 用 し、 か つ 、 当該 個 人 情 報 を 利用 す るこ と に
前三 号 に掲 げ る場 合 の ほ か 、 専ら 統 計の 作 成又 は 学 術 研 究 の目 的 のた め に 保 有 個 人情報 を 提 供す る と き 、 本 人 以外 の 者 に 提 供す るこ
ついて 相当な理由のあるとき。
四
3
行政機関の長は、個 人の 権 利利益を保 護するため特に必要が あると認めるとき は、保有個 人情報の利用目的以外 の目的のた めの行 政 機
前 項の 規定は 、保有 個 人情報の 利用 又は 提 供を制 限す る他の 法令 の 規定 の適用を 妨 げる もので はない。
とが明ら かに本人の利益に なるとき、 その他保有個人情報を 提 供することについて特別の 理由のあるとき。
4
関の 内部におけ る利用を特 定の部 局又は機関に限るものとする。
行政機関の長は、前 条 第二項第三 号 又は第四号の 規定に基づ き 、保有 個 人 情 報 を 提 供 す る 場 合 に お いて 、 必 要 が あ ると 認 める と き
(保 有 個 人 情 報 の 提 供 を 受け る 者 に 対す る 措置 要 求 )
第九条
は 、 保 有個 人 情 報 の 提 供 を 受け る 者 に 対 し、 提 供に 係 る 個 人 情 報 に つ いて 、 その 利用 の 目 的若 し くは 方 法の 制 限 その 他 必 要 な 制 限を 付 し、
個 人情報フ ァ イル
又は その 漏え い の防止その 他の個 人情報 の適 切な管 理の ために必要な 措置を 講ず ることを 求 めるものと する。
第三 章
行政 機 関(会 計検査 院を除 く。 以下こ の条、 第五 十条及び 第 五 十一 条において 同じ。)が 個 人情報フ ァ イルを保有 しよ うと すると
(個人情報 ファ イルの保有 等に関する事前通知)
第十条
き は 、 当該 行 政 機関 の 長は 、 あら か じ め 、 総 務大 臣 に 対 し 、 次 に 掲 げ る 事 項を 通 知 し な け れば な ら な い。 通 知 した 事項を 変 更 し よう と す
三
二
一
個 人 情 報 フ ァ イ ル に 記 録 され る 項 目 ( 以 下こ の 章に お いて 「 記 録 項目 」 と い う 。 ) 及 び 本 人 (他 の 個 人の 氏 名 、 生 年 月日 その他 の 記
個 人情 報 フ ァ イル の 利用 目 的
当該行政機 関の名称及び個人情報 ファイルが利用に 供される事務をつかさど る組織の名称
個人情報ファイル の名称
ると きも、同様とする。
四
述 等 に よ ら な い で 検 索 し 得 る者 に 限 る 。 次 項 第 九 号 に お いて 同 じ。) と して 個 人情 報 フ ァ イル に 記 録 さ れ る 個 人 の 範 囲 (以 下 こ の 章 に
六
五
次条 第三項の 規定に 基 づき 、 記録 項 目の 一部若 し くは 第五 号若 し くは前号に掲げる事項を個人情報ファイル簿に記載しな いこととす
記録情 報を当該行政機関以外の者に経常的に提 供する場合 には、その提供先
個人情報 ファイル に記録され る個人情報 (以下この 章において 「記録情報」という。)の収 集 方法
お いて 「 記 録 範 囲」 と い う 。 )
七
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九
八
その他政令で 定める事項
第二十七条 第一項ただ し書又は第三 十六条第一項ただし書に該当するときは、その旨
第十二条第一項、 第二十七条 第一項又は 第三 十六 条第一項 の規定による請求を受理する組織の名称及び 所在地
るとき、又は個人情報ファイルを個人情報ファイル簿に掲載しないこととするときは、その旨
十
国の安全、外交上 の秘密その 他の国の重大な利益に 関する事項を 記録す る個 人情 報フ ァイル
前 項 の 規 定は 、 次 に 掲 げ る 個 人情 報 フ ァイ ル に つ いて は 、 適 用 し な い 。
一
犯 罪の 捜 査 、 租 税 に 関 す る 法 律 の 規 定 に 基づ く 犯則 事 件の 調 査 又 は 公 訴の 提 起若 し く は 維持 の た めに作成 し、 又は 取 得する個 人 情報
2
二
行 政 機 関 の 職 員 又 は 職 員 で あ っ た 者 に 係 る 個 人情 報 フ ァ イ ルで あ って 、 専ら そ の 人 事 、 給与若 し くは 福 利 厚 生 に 関す る 事 項 又 は こ れ
フ ァイル
三
四
前 項の 規 定 に よ る 通知 に 係る 個 人情 報 フ ァイル に記 録 されて いる 記 録情報 の 全部 又 は 一部を 記 録した個 人 情報フ ァイルで あって 、 そ
専ら 試験的な電子 計算機処理の用に供す るための個人情報ファイル
ら に 準ずる事 項を記録する もの (行政 機関が 行う職員 の採用試験に 関する個 人情報フ ァイルを 含む 。)
五
六
資 料 そ の 他 の 物 品 若 し くは 金 銭の 送 付 又 は 業 務 上 必 要 な 連絡 の た め に 利用 す る 記 録情報 を 記 録 し た 個 人情 報 フ ァイルで あ って 、 送 付
一年以 内に消去することとなる記録情報のみを 記録する個 人情報 ファイル
の 利用目的、記録項目及び記録範囲が当該通知に係る これらの 事項の範 囲内のもの
七
職員 が 学 術 研 究の 用 に 供す る た め そ の 発 意 に基 づ き 作 成 し 、 又 は 取得 す る個 人情 報 フ ァ イルで あっ て 、 記 録情 報を 専ら 当 該学 術 研究
又は連絡 の相手方の 氏名、 住所その他の送付又は 連絡に必要な事項のみを記録するもの
八
九
第三 号 から 前号 まで に 掲 げ る 個 人情 報 フ ァ イル に 準ず る も のと して 政 令で 定 める 個 人情 報 フ ァ イル
本 人 の 数 が 政 令で 定 め る 数 に 満 た な い 個 人 情 報 フ ァ イル
の目的の ために利用 するもの
十
第二条第四項第二号に係る個人情報ファイル
行政機関の長は、第 一項に規定する事項を 通知した個人情報 ファイルに ついて、当該行政機関がその保有をや め たとき、又はその個人
十一
3
情報ファ イルが前項第九号 に該当するに 至ったとき は、遅滞 なく、総 務大臣に対しその旨を 通知しなけ ればならな い。
行 政 機 関 の 長は 、 政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 当 該 行 政 機 関 が 保 有 して いる個 人情 報 フ ァ イル に ついて 、 それぞ れ 前 条 第 一 項 第
(個 人情報フ ァイル簿の作成及び公表)
第十一条
一 号 から 第 六 号 まで 、 第 八 号 及 び 第 九 号 に 掲 げ る 事 項 そ の 他 政 令で 定 める 事 項を 記 載 した帳 簿 (第三項において 「個人情報フ ァイル簿」
- 5 -
という。)を作成し、公表しなければならない。
前 条 第 二 項 第 一号 から 第 十号 まで に 掲 げ る 個 人 情 報 フ ァ イル
前 項 の 規 定は、 次 に 掲 げ る 個 人 情 報 フ ァ イ ル に つ いて は 、 適 用 し な い 。
一
前 項 の 規定 に よる 公 表 に 係 る 個 人 情 報 フ ァ イル に 記 録 さ れ て い る 記 録 情 報 の 全部 又は 一 部 を 記 録 し た個 人情 報 フ ァ イルで あって 、 そ
2
二
第一項の 規定にかかわら ず、行政機関の長は、記 録項目の一部若しくは 前条 第 一項第五号 若 しくは 第 六号に掲げ る 事項を個 人情報 フ ァ
前 号 に 掲 げ る個 人 情 報 フ ァ イ ル に 準 ず る も の と して 政 令で 定 め る 個 人 情 報 フ ァ イ ル
の利用目的、記録項目及び記録範囲が当該公表に 係るこれら の 事項の範 囲内の もの
三
3
イ ル 簿 に 記 載 し 、 又は 個 人情 報 フ ァイ ル を 個 人 情 報 フ ァ イル 簿 に 掲 載す ること に より、 利用目的に係る 事務の性質上、当該事務の適正な
遂行 に 著し い 支 障を 及ぼす お それ が あると 認 めるとき は 、 その 記録 項 目の 一部若 し くは 事項を記載せず、又は その個 人情 報フ ァイル を個
開示
開 示 、 訂 正 及 び 利用 停止
人情 報ファイル 簿に掲載しないことがで きる。
第四章
第一節
何人も、この法律 の定めるところ に より、 行政 機関の 長に 対し、当 該 行 政 機 関 の 保 有す る 自 己 を 本 人と す る 保 有 個 人 情 報 の 開 示
(開 示請求権)
第十二条
未成年者 又は 成年被後見人の法定代理 人は、本人に代わって 前項の 規定による開示の請求 (以下「開 示 請求」と いう。)を するこ と が
を 請 求す ること がで き る。
2
でき る。
(開示請求の手続)
開 示 請 求は 、 次 に 掲 げ る 事 項 を 記 載 し た 書 面 ( 以 下 「 開 示 請 求 書 」 と い う。 ) を 行 政 機 関 の 長 に 提 出 して し な け れば な ら な い 。
開示請求をする者の氏名及び住所又は居所
第十三 条
一
開示請求に 係る保有個 人情報が記録 されて いる行政 文書の名称その他の開示 請求に係る 保有個人情 報を特 定するに足 りる事項
前 項 の 場 合 に お いて 、 開 示 請 求 を す る 者 は 、 政 令で 定 め る と こ ろ によ り 、 開 示 請 求 に 係 る 保 有 個 人 情 報 の 本 人で あ る こ と ( 前 条 第 二 項
二
2
の 規 定 に よ る 開 示 請 求 に あ っ て は 、 開 示 請 求 に 係 る 保 有 個 人情 報 の 本 人 の 法 定 代 理 人で あること )を 示す 書類 を 提示し、 又は 提出 しなけ
行政 機関の長は 、開示請 求書に形式上 の不備があ ると 認めるときは 、開示請求をした者(以下「開示 請求者」と いう。)に対し、相当
れば ならない。
3
の 期 間 を 定 めて 、 そ の 補 正 を 求 め る こ と が で き る。 こ の 場 合 に お い て 、 行 政 機 関 の 長 は 、 開 示 請 求 者 に 対 し 、 補 正 の 参 考 と な る 情 報 を 提
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供す るよう努めなければならない。
行政機関の長は、開示請求があったときは、開示請求に係る保 有個人情報に 次の各号に掲げる情報(以下 「不開 示情報」とい
(保有個人情報の開示義務)
第十四条
開 示 請 求者 (第 十 二条 第 二項の 規定に よ り未 成 年者 又 は成 年被後見 人の法定代理 人が本人に代わって開示請求をする場合 にあっては、
う。)のいずれかが含 まれている場合を除き 、開示請求者に 対し、当該保有個人情報を開示しなければならない。
一
当 該 本 人を い う。 次号及び第三号、 次条第二項並びに 第二 十三条 第 一項 において 同じ。)の生命、健康、生活又は財産を害するお それ
開示 請 求者 以 外の 個 人 に 関 す る情 報 (事 業 を営 む 個 人の 当 該 事 業に 関 す る 情 報 を 除 く。 ) で あって 、 当 該 情 報 に 含 まれ る 氏 名、 生 年
がある情報
二
月 日 そ の 他 の 記 述 等 に よ り 開 示 請 求者 以 外 の 特 定 の 個 人 を 識 別 す る こ と がで き る も の (他 の 情報 と 照 合す る こと に より 、 開 示 請 求 者 以
外 の 特 定 の 個 人 を 識 別 す る こ と がで き るこ と と な る も のを 含む 。 ) 又は 開 示 請 求 者 以外 の 特 定 の 個 人を 識 別 す る こと はでき な い が 、開
イ
人の 生命、健康、生活又は 財 産を 保護するため、開示することが必要で あると 認められる情報
法 令 の 規 定 に よ り 又は 慣 行と して 開 示 請 求者 が 知 る こ と がで き 、 又は 知 る こ と が 予 定 されて い る 情 報
示することにより、 なお開示請求者以外の個人の権 利利益を 害するおそれがあるもの。ただし、 次に掲げる情報を除く。
ロ
当該個人が公 務員等(国家公務員法(昭和二十二 年法律第百二十号 )第二条第一項に規定する国家公 務員(独立行政法人通則法
法 人 そ の 他 の 団 体 ( 国 、 独 立 行 政 法 人 等 、 地 方 公 共 団 体 及 び 地 方 独 立行政 法 人を除 く。以下この号 において 「法人等」と いう。)に
容に係る部分
あ る 場 合 に お いて 、 当 該 情 報 が その 職 務の 遂 行 に 係る 情 報で あ る と き は 、 当 該 情 報 のう ち、 当 該公 務員等の 職 及び 当 該職 務遂行の 内
方 公 務 員 法 (昭 和 二 十 五 年 法 律 第 二 百 六 十 一 号 ) 第 二 条 に 規 定 す る 地 方公 務員 並 びに 地 方独 立 行政 法 人の 役員 及 び職 員 を い う 。 )で
(平 成 十一年法律 第百三号)第二条 第四項に規 定する行政 執行法 人の役員及 び職員を除 く。)、独立行 政法人等の役員及び職員、地
ハ
三
関 す る 情 報 又 は 開 示 請求 者 以 外 の 事業 を 営 む 個 人の 当 該 事業 に 関す る 情 報で あ って 、 次に 掲 げ る も の 。 た だ し、 人 の 生 命 、 健 康、 生 活
開示することに より、当該 法人等又は 当該個人の権利、 競争上の地 位その他正当な利益を害するおそれ があるもの
又 は 財 産を 保 護 す る た め 、 開 示 す る こ と が 必 要で あ る と 認 めら れ る 情 報 を 除 く 。
イ
行 政 機 関 の 要 請 を 受け て 、 開 示 し な い と の 条 件 で 任 意 に 提 供 され た も の で あっ て 、 法 人 等 又 は 個 人に お け る 通 例と して 開 示 し な い
開 示す る こ と に よ り、 国 の 安 全 が 害 さ れ るお そ れ、 他 国若 し くは 国 際 機 関 と の 信 頼 関 係が 損 なわ れ る お そ れ 又は 他 国 若 し くは 国 際 機
ことと されて いるものその他の当該 条件を付す ることが当該情報の 性質、 当 時の状 況等 に 照ら して 合 理 的で あ ると 認めら れる も の
ロ
四
関との交渉上 不利益を 被るおそれがあると 行政機関の 長が認めることにつき 相 当の 理由がある情報
- 7 -
五
開 示 す るこ と に よ り、 犯 罪の 予 防 、 鎮 圧 又は 捜 査、 公 訴の 維 持、 刑 の 執行 そ の 他 の 公 共の 安 全と 秩序 の維 持 に 支障を 及ぼ すお それ が
国 の 機 関 、 独 立 行 政 法 人 等、 地 方公 共 団 体 及 び 地 方 独 立行 政 法 人 の 内部又は相互 間 における審議、検討又は協議に関する情報で あっ
あると行 政機関の長が認めることにつき相 当の理由が ある情 報
六
て 、 開 示 す る こ と に より 、 率直 な 意見 の 交 換若 し くは 意 思 決 定の 中 立性 が 不当 に 損 なわ れ るお そ れ 、 不 当に 国 民 の 間 に 混 乱 を 生 じ さ せ
国の 機 関、 独 立行 政 法 人等 、 地方公 共団体 又は 地 方 独立 行 政法 人 が行 う 事務 又は 事業に 関する情報で あって 、 開示するこ と により、
る お それ 又は 特 定 の 者 に 不 当 に 利 益を 与え 若 し く は 不 利 益を 及ぼ す お そ れ が あ る も の
七
監 査 、 検 査 、 取 締 り、 試 験 又は 租 税の 賦 課若 し く は 徴 収 に 係 る 事 務 に 関し 、 正 確な 事 実の 把 握を 困 難に す る お そ れ 又は 違 法若 し く
次に掲げ るおそれその他当該 事務又は 事業の性質上、当該事 務又は事業の適正な遂 行に支障を及ぼす おそれがあるもの
イ
契約 、 交 渉 又 は 争 訟に 係 る 事務に 関し 、 国、 独 立 行政 法 人等 、 地 方 公 共団体 又は地方独立行政法人の財 産上の利益又は 当事者とし
は不当な行 為を容易にし、若しくは その 発見を困難にするおそれ
ロ
ニ
ハ
独 立 行 政 法 人 等 、 地 方 公 共 団体 が 経営 す る 企 業 又は 地 方 独 立行 政 法 人に 係 る 事 業 に 関 し 、 そ の 企 業経営 上の 正 当な 利 益を 害 す るお
人事管理に係る 事務に関し、公正かつ 円滑な人事の確保に 支障を及ぼすおそれ
調査研究に係る事務に 関し、その公正かつ能率的な遂行を不当に阻害するおそれ
て の地 位を 不当に 害する お それ
ホ
それ
行 政 機 関の 長は 、 開 示 請 求に 係る 保 有 個 人情 報 に 不開 示 情 報 が 含 まれ て い る 場 合 に お い て 、 不 開 示 情 報 に 該 当 す る 部 分 を 容 易 に
(部分開示 )
第十五条
開 示 請求に係る保有個人情報に前 条第二号 の情報(開 示 請求者以外の 特 定の 個 人を 識 別 す るこ と がで き る も の に 限 る 。 ) が 含 まれ て い
区 分 して 除 くこ と がで き る と き は 、 開 示 請 求者 に 対 し 、 当 該 部 分 を 除 い た 部 分 に つき 開 示 し なけ れ ば な ら な い 。
2
る場 合 にお いて 、 当 該 情報 の う ち 、 氏 名 、 生 年 月日 そ の 他の 開 示 請 求 者 以 外 の 特 定 の 個 人を 識 別す るこ と がで き ることと なる 記述等 の部
分を 除くこと に より、開示 して も、開示 請求者以外 の個 人 の権 利利益が 害 され る おそれ がないと 認められると き は 、 当該部分を除いた部
分は、同号 の情報に含 まれないものとみなして、前項の 規定を 適用する。
行 政 機関の長は、開示請求に係る保 有個人情報 に不開示情報が含 まれて いる場合で あって も、個人の 権 利利益を保護するため特
(裁量的開示)
第十六条
に 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 開 示 請 求 者 に 対 し、 当該保有個 人情報を 開 示することができ る。
(保 有個 人情報 の存否に 関する情 報)
- 8 -
第十七条
開 示 請 求に 対 し 、 当 該 開 示 請 求 に 係 る 保 有 個 人 情 報 が 存 在 して い る か 否 か を 答 え る だけ で 、 不開 示 情 報 を 開 示 す る こ と と な ると
き は 、 行 政 機 関 の 長 は 、 当 該 保 有 個 人 情 報 の 存否 を 明 ら か に し な いで 、 当 該 開 示 請 求 を 拒 否 す る こ と がで き る。
行 政 機関の 長 は 、開 示 請 求に 係る保 有個 人情報 の 全部 又は 一部を 開示するときは、その旨の決定を し、開示 請求者に 対し、その
(開示 請求に対する措置)
第十八条
旨、 開 示す る 保 有個 人情報 の 利用 目 的及び開 示の 実施に 関 し政 令で 定 め る 事項を 書面 に より通知 しなければならない。ただし、第四 条 第
行政機関の長は、開 示請求に係る保有個人情報の 全部を開示 しないとき (前条 の規定により開示請求を拒否するとき、及び開示請 求に
二号 又は第三号 に該当する場合における当該 利用目的に ついては、こ の限りで ない。
2
係る 保有個 人情 報 を保 有 して い な いと き を含む 。)は 、開示を しな い旨の 決定を し、開 示 請求者に対し、その旨を 書面により通知しなけ
ればならな い。
前 条 各項の 決 定 (以下 「 開 示 決定等 」と い う。 )は 、 開 示 請求が あった日から三十日以内にしなければならない。ただし、第十
(開 示決定等の期限)
第十九条
前 項 の 規 定 に か かわ ら ず 、 行 政 機 関 の 長 は 、 事 務 処 理 上 の 困 難 そ の 他 正 当 な 理 由 が あ ると き は 、 同 項 に 規 定 す る 期 間を 三 十 日 以 内 に 限
三条 第三 項の規定により補正を 求めた場 合にあって は、 当該補正に要した日数は、当該期間に算入しない。
2
り延 長すること がで き る。こ の場 合 にお いて 、行 政 機関の 長は 、開示 請 求者に 対し、 遅 滞なく、 延長後の期間及び延長の 理由を 書面によ
り通知しなければなら ない。
開 示 請 求に 係る 保 有 個 人 情 報 が 著 し く大量で あ る た め、 開 示 請 求 が あ っ た 日 から 六 十日 以 内に そのす べて に つ い て 開 示 決 定 等を
(開示決定等の期限の 特例)
第二十条
することに よ り 事務の遂行 に著しい支障 が生ずるお それ が ある場合 には、 前 条の 規定にかかわらず 、行政機関の長は、開 示請求に係る保
有 個 人情 報 の う ち の 相 当 の 部 分 に つき 当 該 期 間 内 に 開 示 決 定 等 を し、 残 り の 保 有 個 人 情 報 に つ い て は 相 当の期 間 内 に開 示 決 定 等をす れば
足りる。こ の場合にお いて 、行政 機関の 長は、 同条 第一項に 規定す る期間内に、開 示 請求者 に対し、次に掲げる事項を書面により通知し
一
残 り の 保 有 個 人情報 に つ いて 開 示 決 定 等 を す る 期 限
この条の規定を適用する旨及びその理由
なけ ればならな い。
二
行政機関の長は 、開示請求に 係る保有個 人情報が他の行政 機関から 提 供されたも ので あると き、 その他 他の行政 機関の長 にお
(事案の移送)
第二十一条
いて 開示 決定等を すること につき 正当な 理由 が あると き は、 当該他の 行政 機関の 長と 協議の上、当該他の行政機関の長に対し、事案を移
- 9 -
送 す る こ と がで き る 。 こ の 場 合 に お いて は 、 移 送 を した 行 政 機 関 の 長 は 、 開 示 請 求者 に 対し、 事 案を 移送した 旨を 書面に より 通知 しなけ
前 項の 規定に より事案が 移送されたと き は、 移送を 受け た行政 機 関の長において 、当該開 示 請求につ いて の 開示 決定等 を しなけれ ば な
ればならな い。
2
前 項 の 場 合 に お い て 、 移 送を 受け た行 政 機 関 の 長 が 第 十 八 条 第 一 項 の 決 定 ( 以 下 「 開 示 決 定 」 と いう 。 ) を し た と き は 、 当 該 行 政 機 関
らな い。こ の場合にお いて、移送を した行政 機関の長が 移送前に した行為は、移送を 受け た行政 機関の長がし た ものと み なす 。
3
の 長は、 開 示の 実 施を し なけれ ば なら な い。 こ の場 合 に おいて 、 移 送をした行政機関の長は、当該開示の実施に必要な協力をしなければ
ならない。
行政機関の 長は、開示 請求に 係る保有個 人情報が独 立行政法人等から 提供 された もので あるとき、 その 他独立行政 法人等にお
(独立行政法人等への事案の移送)
第二十二条
い て 独 立 行 政 法 人 等 個 人 情 報 保 護 法 第 十 九 条 第 一 項 に 規 定 す る 開 示 決 定 等 を す る こ と に つき 正 当 な 理 由 が あると き は 、 当 該 独 立 行 政 法 人
等と 協 議の 上 、 当 該 独 立 行 政 法 人 等 に 対 し、 事 案 を 移 送 す る こ と が で きる。 この 場 合 においては、移送を した行 政機関の 長は、開示 請求
前 項 の 規 定 に よ り 事 案 が 移 送 さ れ た と き は 、 当 該 事 案 に つ い て は 、 保 有 個 人 情 報 を 移送 を 受け た 独 立 行 政 法 人等 が保 有 す る 独 立 行 政 法
者に対し、事案を移送した旨を書面により通知しなければならない。
2
人 等 個 人情 報 保 護 法 第 二 条 第 三 項 に 規 定 す る 保 有 個 人情 報 と 、 開 示 請 求 を 移送 を 受け た 独 立 行 政 法 人 等 に 対 す る 独 立 行 政 法 人 等 個 人 情 報
保 護 法 第 十 二条 第 二項 に 規 定す る 開 示 請 求と み な して 、 独立 行 政 法 人 等個 人 情報 保 護 法の 規 定を適用す る。こ の場 合 にお いて 、 独立行 政
第 一項 の 規 定 に よ り 事 案 が 移 送 さ れ た 場 合 にお い て 、 移 送 を 受け た 独 立 行 政 法 人 等 が開 示 の 実 施 を す る と き は 、 移 送 を した 行 政 機 関 の
法人等個人情報保護法 第十九条第一項中 「第十三条 第三項」と あるのは、 「行政 機関個人情報保護法第 十三条第三 項」とする。
3
長は、当該開示の実施に必要な協力をしなければならない。
開示請求に 係る保有個 人情報に 国、独立行政法人等、地方公共 団体、地方独立行政法人及び開示請求者 以外の者(以下この条、
(第三者に対する意見書提出の機会の付与等)
第二十三条
第四 十三 条第 二 項及び 第四 十四条 第 一項に お いて 「 第三 者 」と い う。 ) に 関す る情報 が 含まれて いるときは、 行政 機関の長は 、開示決定
等 を す る に 当 た っ て 、 当 該 情 報 に 係る 第 三 者 に 対し 、 政 令で 定 める と ころ に より 、 当 該 第三 者 に 関す る 情 報 の 内容 その 他 政 令で 定 め る 事
行 政 機 関 の 長 は 、 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当す る と き は 、 開 示 決 定に 先 立ち 、 当 該 第三 者 に 対 し、 政 令で 定 めると こ ろ に よ り 、 開 示 請
項を通知 して 、 意見書を 提 出する 機会を 与え ること がで き る 。
2
求 に 係 る 当 該 第 三 者 に 関す る 情 報 の 内容 そ の 他 政 令 で 定 め る 事 項 を 書 面 に より 通 知 し て 、 意 見 書 を 提出す る 機会を 与え なけ れ ば なら な い 。
ただ し、当該第三者の所 在 が判明 しない場合 は、この限 りで ない。
- 10 -
一
第三 者 に 関 す る情 報 が 含 まれて いる 保 有 個 人情 報を 開 示 し よ うと す る 場合 で あって 、 当該第三者に関する 情報 が第十四条 第二号 ロ又
行 政 機関 の 長は、前 二 項の 規定 に より 意見 書の 提出の 機会を 与えら れ た 第三者 が 当 該 第三者 に 関する情報の 開 示 に 反 対の 意 思を 表 示 し
第三者に関する情報が含まれて いる保有個人情報を第十六条の規定により開 示しようと するとき。
は 同 条 第 三 号 た だ し 書 に 規 定す る 情 報 に 該 当す ると 認 められ ると き 。
二
3
た 意 見 書を 提 出 した 場 合 に お いて 、 開 示 決 定 を す る と き は 、開 示 決定 の 日 と 開 示 を 実 施 す る 日と の 間 に 少 な く と も 二 週 間 を 置 か な け れば
なら ない。この場 合にお いて、 行 政機関の長は 、開 示 決定後直ちに、 当該 意見書 (第四十三 条において 「反対意見書」という。)を提出
した第三者 に対し、開 示決定を した旨及びその理由 並びに開示を実施する日を書面により通知しなければならない。
保 有 個 人 情 報 の 開 示 は 、 当 該 保 有 個 人 情 報 が 、 文 書 又は 図 画 に 記 録 さ れ て い る と き は 閲 覧 又 は写 しの 交 付 に よ り 、 電磁 的 記 録
(開 示の実施)
第二十四条
に 記 録されて いるとき は その種 別、情報 化 の 進展状 況等を 勘案 して行 政 機関が 定 める 方法により行う。ただし、閲 覧の方法に よる保有個
人情 報 の開 示 に あ って は 、 行政 機 関の 長 は 、 当 該保 有 個 人情 報 が記 録 され て いる 文 書 又は 図 画の 保存に 支障を 生 ず るお そ れ が あると 認 め
2
開 示 決 定 に 基 づ き 保 有 個 人情 報 の 開 示 を 受け る 者 は 、 政 令で 定 め ると こ ろ に よ り 、 当 該 開 示 決 定 を し た 行 政 機 関 の 長 に 対し 、 そ の 求 め
行 政 機 関 は 、 前 項 の 規 定 に 基 づ く 電磁 的 記 録に つ いて の 開 示 の 方 法 に 関 す る 定 め を 一 般 の 閲 覧 に 供 し な け れ ば な ら な い 。
ると き、その他 正当な理由 があるときは 、その写 しにより、これを行 うこと がで きる。
3
前項の 規 定による 申出は 、第十八条第 一項に規定する通知が あった日から三十日以内にしなければならない。ただし、当該期間内に当
る開 示の実施の 方法その他の政令で 定める事 項を申し出 なければなら ない。
4
該 申 出 を す る こ と がで き な い こ と に つき 正 当 な 理 由 が あ る と き は 、 こ の 限 りで な い 。
行政 機関の長は 、他の法 令の規定により、開 示請求者に 対し開示請求に係る保 有個人情報が前条第 一項本文に 規定する方法と
(他の法令による開示の実施との調整)
第二十五条
同一の 方法で 開 示す ることと されている場合 (開示の期 間が 定めら れている場合 に あっては、当該期間内に限る。)には、同項本文の規
定に かかわら ず 、当該 保有個 人情 報 について は、 当該同 一の方法による開 示を 行わ な い。ただし、当該他の法 令の 規定に一定の場合には
他 の 法 令 の 規 定 に 定 め る 開 示 の 方 法 が 縦 覧で あ る と き は 、 当 該 縦 覧を 前 条 第 一 項 本 文 の 閲 覧と み な し て 、 前 項 の 規 定を 適 用 す る 。
開 示を しな い旨の 定め が あるとき は、こ の 限 りで ない。
2
(手数料)
開 示 請 求 を す る 者 は 、 政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 実費 の 範 囲内にお いて 政 令で 定める 額の 手数 料を納 めなけれ ば なら な い。
前 項の 手数 料 の 額を 定 める に 当 たって は 、 で き る 限 り 利用 しや す い 額と す る よう 配 慮 しなけ れ ば なら な い。
第二十六条
2
- 11 -
第二節
訂正
何 人 も、 自 己を 本 人と す る 保 有 個 人情 報 ( 次 に 掲 げ る も の に 限る。 第三 十六条第 一項において 同じ。)の内容 が 事実で な いと
(訂正請求権)
第二十 七条
思 料 す る と き は 、 こ の 法 律 の 定 め ると こ ろ に よ り、 当 該 保有 個 人情 報 を 保 有 す る 行 政 機関の 長に 対し、 当該保有個 人情報の 訂 正 (追 加 又
は 削 除 を 含む 。 以下 同 じ。 ) を 請 求 す る こ と がで き る。 た だ し 、 当該 保 有 個 人 情 報 の 訂 正に 関して 他の 法律 又 はこ れ に基 づ く命 令の 規定
一
第 二 十 二 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 事 案 が 移 送 され た 場 合 に お いて 、 独 立 行 政 法 人 等 個 人情 報 保 護 法 第 二 十 一 条 第 三 項 に 規 定 す る 開 示 決
開 示 決 定 に 基 づ き 開 示 を 受け た 保 有 個 人情 報
によ り特別の手 続が定 められて い るときは、この限りで ない。
二
未成年者 又は 成年被後見人の法定代理人は、本人に代わって 前項の 規定による訂正の請求(以下「訂 正請求」と いう。)を すること が
開 示 決 定 に 係る 保 有 個 人情 報 で あっ て 、 第二 十 五 条 第 一 項 の 他 の 法 令 の 規 定 に よ り 開 示 を 受け た も の
定に基づ き 開 示を 受け た保 有個 人情 報
三
2
訂 正 請 求 は 、 保 有 個 人情 報 の 開 示 を 受け た 日 か ら 九 十 日 以 内 に し な け れ ば な ら な い 。
でき る。
3
(訂正請求の手続)
訂正請 求をする者 の氏 名及び住所又は居所
訂 正 請 求 は 、 次 に 掲 げ る 事 項 を 記 載 し た 書 面 ( 以 下 「 訂 正 請 求 書」 と い う 。 ) を 行 政 機 関の 長 に 提 出 して し な け れ ば な ら な い 。
一
訂正請求に 係る保有個 人情報 の開示を受けた日その 他当該保有個 人情報を特 定す るに足りる 事項
第二十八条
二
訂正請 求の趣旨及び理由
前 項の 場 合 に お いて 、 訂 正 請 求を す る者 は 、 政 令で 定 めると ころ に よ り 、 訂 正 請 求 に 係 る 保 有 個 人 情 報 の 本 人で あ る こ と ( 前 条 第 二 項
三
2
の 規 定 に よ る 訂 正 請 求 に あ って は 、 訂 正 請求に 係る 保 有 個 人 情 報 の 本 人の 法 定代 理 人で ある こと )を 示 す 書類 を 提示し、 又は 提出し なけ
行政機関の長は、訂正請求書に 形式上の不備があると認めるときは、訂正請求をした者(以下 「訂正請求者」と いう。)に 対し、相当
れば ならない。
3
の 期 間 を 定 めて 、 そ の 補 正 を 求 め る こ と がで き る 。
行政機関の長は 、 訂正請求が あった場合 において 、 当該訂正請求に理 由 があると 認めるとき は、 当該 訂 正請求に 係る保有 個 人
(保有個人情報の訂正義務)
第二十九条
情 報 の 利 用 目 的 の 達 成 に 必要 な 範 囲 内で 、 当 該 保 有 個 人 情 報 の 訂 正 を し な け れ ば な ら な い 。
- 12 -
行 政 機関の長は、訂正請 求に係る保 有個人情報の訂正をするとき は、 その 旨 の 決定を し 、 訂正請 求者 に 対 し、 その 旨 を 書面 に よ
(訂正請求に対する措置)
第三 十条
行 政 機関の長は、訂正請求に係る保有個人情報の訂正をしな いときは、 その 旨の 決 定を し、 訂 正 請求者 に 対 し、 そ の 旨を 書 面 に より通
り通知 しなければならない。
2
知しなければなら ない。
前条各項の 決定 (以下「訂正 決定等」と いう。)は 、 訂正請求 があっ た日から三 十日以内に しなければ ならない。 ただし、第
(訂正決定等の期限)
第三 十一条
前 項 の 規 定 に か かわ ら ず 、 行 政 機 関 の 長は 、 事 務 処 理 上 の 困 難 そ の 他 正 当な 理 由 が あると き は 、 同 項 に 規 定す る 期 間を 三 十 日 以 内に 限
二十八条第三項の規定により補正を求めた場 合にあって は、当該補正に要した日数は、当該期間に算入しない。
2
り延長すること ができ る。この場合において 、行政 機関の 長は、 訂正請求者に 対し、遅滞なく、 延長後の期間及び延長の理由を書面によ
り通知しなければなら ない。
行 政 機 関 の 長は 、 訂 正 決 定 等 に 特 に 長 期 間 を 要 す る と 認 め る と き は 、 前 条 の 規 定 に か かわ ら ず 、 相 当 の 期 間 内 に 訂 正 決 定 等 を
(訂正決定等の期限の特例)
第三 十二条
す れ ば 足 り る 。 こ の 場 合 に お いて 、 行 政 機 関 の 長 は 、 同 条 第 一 項 に 規 定 す る 期 間 内に 、 訂正 請求 者 に 対し、 次 に掲 げ る 事 項を 書 面 に より
一
訂正決定等をする期限
この条の規定を適用する旨及びその理由
通知 しなければ ならな い。
二
行政 機関の長は 、訂正請求に係る 保有個人情 報が第二十 一条第三項の 規定に基づ く開 示に係るもので あるとき 、その他他の行
(事案の移 送)
第三十三条
政 機 関 の 長 に お いて 訂 正 決 定等 を す る こ と に つ き 正 当 な 理 由 が ある と き は 、 当該 他 の 行 政 機 関の 長と 協 議の上 、 当該他の 行 政 機関の 長に
対 し 、 事 案を 移 送す る こと がで き る 。こ の 場 合 に お いて は 、 移 送 を し た 行 政 機 関 の 長 は 、 訂 正 請 求者 に 対 し、 事案 を 移 送 し た 旨を 書 面 に
前 項 の 規定 に よ り 事 案 が 移送 さ れ た と き は 、 移 送 を 受け た行 政 機 関の 長 に お い て 、 当 該 訂 正 請 求 に つ いて の 訂 正 決 定 等 を し な け れ ば な
より通知しなければならない。
2
前 項 の 場 合 に お いて 、 移 送を 受け た 行 政 機 関の 長 が 第 三 十条 第 一 項 の 決 定 ( 以 下 「 訂 正 決 定 」 と いう 。 ) を し た と き は 、 移 送 を し た 行
ら な い 。 こ の 場 合 に お い て 、 移 送 を し た 行 政 機 関 の 長 が 移送 前 に し た 行 為 は 、 移 送 を 受け た 行 政 機関 の 長 が し た も の と み な す 。
3
政機関の長は、 当該訂正 決定に基づき 訂正の 実施をしなければならな い。
- 13 -
行政機関の 長は、訂正 請求に係る 保有個 人情報が第 二十七条第 一項第二号 に掲げるもので あるとき、その他独立行 政法人等に
(独立行政法人等への事案の移送)
第三 十四条
お いて 独立 行 政 法人 等 個 人 情 報 保 護 法第 三 十 一条 第 一項 に 規定 す る 訂 正 決 定等 を する こ と に つき 正当な理由が あるときは 、 当 該 独立行政
法 人 等と 協 議の 上 、 当 該 独 立行 政 法 人 等 に 対 し 、 事 案 を 移送 す るこ と がで き る 。 こ の 場 合 に お いて は 、 移 送を し た 行 政 機 関の 長は、 訂正
前 項の 規定に より事 案 が移送されたときは 、 当該事案 について は 、 保 有 個 人 情 報 を 移送 を 受け た 独 立 行 政 法 人等 が 保 有 す る 独 立行 政 法
請求者 に 対 し、 事 案を 移送 した旨を 書面 に より通知 しなけ れば なら な い 。
2
人 等 個 人情 報 保 護 法 第 二 条 第 三 項 に 規 定 す る 保 有 個 人情 報 と 、 訂 正 請 求 を 移送 を 受け た 独 立 行 政 法 人 等 に 対 す る 独 立 行 政 法 人 等 個 人 情 報
保 護 法第 二 十七条 第二 項 に 規定 す る 訂 正 請求と みな して 、 独 立 行政 法人 等 個 人 情 報 保 護 法の 規 定を適用 する。この 場合 にお いて 、 独立行
第 一 項 の 規 定 に よ り 事 案 が 移 送 さ れ た 場 合 にお いて 、 移 送 を 受け た 独 立 行 政 法 人等 が 独 立 行 政 法 人 等 個 人 情 報 保 護 法 第 三 十三 条 第 三 項
政法 人等個 人情報保 護 法第三 十一条 第一項中 「第二十八条第三 項」と あるのは、 「行政機関個人情報 保護法第二十八条第三項」とす る。
3
に規定する 訂正決定を したときは 、移送をした行政 機関の長は 、当該訂正 決定に基づき 訂正の実施をしなければならない。
行 政 機 関 の 長は 、 訂 正 決 定 ( 前 条 第三 項 の 訂 正 決 定 を 含む 。 ) に 基 づ く保 有個 人 情 報 の 訂 正 の 実 施 を し た 場 合 に お いて 、 必 要
(保有個人情報の提供先への通知)
第三 十五条
利用 停 止
があると認 めるときは、当該保有個人情 報の提供先に対し、遅 滞なく、その旨を 書面により通知するものとする。
第三 節
何 人 も 、 自 己 を 本 人と す る 保 有 個 人情 報 が 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る と 思 料 す る と き は 、 こ の 法 律 の 定 め る と こ ろ に よ り 、
(利用停止 請求権)
第三 十六条
当該 保 有個 人情 報を 保 有す る 行政 機 関の 長 に 対し、 当該 各号に 定める 措置 を 請求す ること ができ る 。 ただし、 当該保有個 人情報の 利用の
停止、消去又は 提 供の 停止 (以下 「利用 停止 」と いう。)に関して他 の 法 律又はこれ に 基づ く命 令の規 定により特 別の手続が 定められて
当 該 保 有 個 人情 報 を 保 有 す る 行 政 機 関 に よ り 適 法 に 取 得 さ れ た も ので な いと き 、 第三 条 第 二 項 の 規 定 に 違 反 し て 保 有 され て い る と き 、
いるときは 、この限りでない。
一
当該保有個人情報の利用の停止又は消去
当該保有個 人情報の提 供の停止
未 成年者 又は 成年被 後見人の法 定代理人は 、本人に代わ って 前 項の 規定による利用 停止の請求 (以下「利用 停止請求」と い う。)をす
第 八 条 第 一 項 及 び 第 二 項 の 規 定 に 違 反 して 提 供 され て い ると き
又 は 第 八 条 第 一 項 及 び 第 二 項 の 規 定 に 違反 して 利用 さ れて い ると き
二
2
利用停止請求は、保有個人情報 の開示を受け た日から 九十日以内にしなければなら ない。
ること がで き る。
3
- 14 -
利用停止請求をす る者の氏名及び住所又は居所
利 用 停 止 請 求は 、 次 に 掲 げ る 事 項 を 記 載 し た 書 面 ( 以 下 「 利 用 停 止 請 求 書 」 と い う 。 ) を 行 政 機 関の 長 に 提出 して しなけ れ ば
(利用停止請求の手続)
第三 十七条
一
利用 停 止 請 求 に 係 る 保 有 個 人情 報 の 開 示 を 受け た日 その 他 当 該 保 有 個 人 情 報 を 特 定 す る に足 り る 事 項
ならな い。
二
利用停止請 求の趣 旨及び理由
行 政 機関の長は、利用停止請求書に形式上 の 不備があると 認めると きは、利用 停止請求を した者(以下 「利用停止請求者」と いう。)
又は 提出しなければならない。
条第 二項の 規 定 に よる 利用 停止 請 求にあって は、 利用 停 止 請 求 に 係 る 保 有 個 人 情 報 の 本 人 の 法 定 代 理 人で あ る こ と ) を 示 す 書 類 を 提 示 し 、
前 項 の 場 合 に お いて 、 利 用 停 止 請 求を す る 者 は 、 政 令で 定 め る と ころ に より、 利用 停止 請 求に 係る 保 有個 人情 報 の 本 人で あ るこ と (前
三
2
3
に 対 し、 相 当の 期 間を 定 めて 、 そ の 補 正を 求 めるこ と がで き る 。
行政機関の 長は、利用 停止請求が あった場合 において、当該利 用 停止請求に理由があると 認めると きは 、当該行政 機関におけ
(保 有個人情報 の利用停止 義務)
第三 十八条
る 個 人 情 報 の 適 正な 取 扱 い を 確保 す る た め に 必 要 な 限 度 で 、 当 該 利用 停 止 請求 に 係る 保 有 個 人情 報 の 利用 停止 を しなけ れ ば なら ない。 た
だ し 、 当 該 保 有 個 人 情 報 の 利用 停 止 を す る こ と に よ り 、 当 該 保 有 個 人情報 の 利用 目 的に係る 事務の性質上、当該事 務の適正な遂行に著 し
い支障を及ぼすおそれ があると認められるときは、この限りで ない。
行政機関の 長は、利用停止請 求に係る保 有個人情報 の利用停止をするとき は、その旨の決定を し、利用 停止請求者 に対し、そ
(利用停止請求に対する措置)
第三 十九条
行政機関の長は、利用停止請求に係る保 有個 人情 報 の 利用 停 止を しな い と き は 、 そ の 旨 の 決定を し、 利用 停止 請 求者に 対 し 、 その旨を
の旨を書面により通知しなければならない。
2
書面 により通知 しなければ ならない。
前条各 項の 決定( 以下 「利用 停 止 決定等」 と いう 。)は、 利用 停止 請求 があっ た日 から三 十日 以内にし なければ なら ない。 ただ
( 利用 停止 決定等の期 限)
第四十条
前 項 の 規 定 に か かわ ら ず 、 行 政 機 関 の 長は 、 事 務 処 理 上 の 困 難 そ の 他正 当 な 理 由 が あ る と き は 、 同 項 に 規 定 す る 期 間 を 三 十日 以 内 に 限
し、 第三十七条第三項の規定により補正を求 めた場合に あって は、 当該補 正に要した 日数は、当 該期間に算入 しない。
2
り 延 長 す る こ と が で き る 。 こ の 場 合 に お いて 、 行 政 機 関 の 長 は 、 利 用 停止 請 求者 に 対 し 、 遅 滞 な く、 延 長 後 の 期 間 及 び 延 長 の 理 由 を 書 面
- 15 -
により通知しなければなら ない。
行政 機関の長は、利用停止決定等に特に 長期間を要すると認めるとき は、前条の 規定にかかわらず、相当の期 間内に利用 停止
(利用停止 決定等の期限の特例)
第四十 一条
決 定 等を す れば 足 りる 。 こ の場 合 にお いて 、 行 政 機 関 の 長は 、 同条 第 一項 に 規定 す る 期 間内 に、 利用 停 止 請求者に 対し、 次に 掲 げる 事項
この条の規定を適用する旨及びその理由
を書面により通知 しなければならない。
一
利用停止決定等を する期 限
審査請求
二
第四 節
開示 決定等、訂正決定等、利用停止決定等又は開示請求、訂正請求若 しくは利用 停止 請求に係る不作為に係る 審査請求に つい
(審理員に よる審理手続に関する 規定の適用除外等)
第四十二条
て は 、 行政 不 服審査法 (平 成二 十六年 法 律第六 十八 号 ) 第九条 、第 十 七条 、 第二 十四 条、第 二章第三 節 及び第四 節並びに 第五 十条第 二項
開示決定 等、 訂正決 定等、 利用 停止決定等 又 は 開 示 請 求、 訂 正 請 求若 し くは 利用 停 止 請 求に 係 る 不作 為 に 係 る 審 査 請 求に つ いて の 行 政
の規定は、適用 しない。
2
不服審査法第二章の規定の適用については、同法第十一条第二項中「第九条第一項の規定により指名された者(以下「審理員」とい
う 。 )」 と ある の は 「 第 四 条 ( 行 政 機 関 の 保 有 す る 個 人 情 報 の 保 護 に 関す る 法律 (平 成十五 年法律第五 十八号)第 四十四条第 二項の 規 定
に 基 づ く政 令 を 含む 。 ) の 規 定に よ り 審 査 請 求が さ れ た 行 政 庁 ( 第 十 四 条 の 規 定 に よ り 引 継ぎを 受け た行 政 庁 を 含む 。 以 下 「 審査 庁 」と
い う 。 ) 」 と 、 同 法 第 十 三 条 第 一 項 及 び 第 二 項 中 「 審 理 員 」 と あ る の は 「審査庁」と 、 同法 第二十五条 第七項中「あったとき 、又は審理
員 か ら 第四 十 条 に 規 定 す る 執 行 停 止 を す べ き 旨の 意 見書 が 提出 され たとき 」 と あ る の は 「あ っ たと き 」と 、 同 法 第四 十四 条 中「行政 不服
審査会等」とあるのは 「情報公開・個 人情報保護審査会 ( 審査 庁が会 計検査院長である場合にあっては、別に法律で定める審査会。第五
十条 第 一項 第 四 号 に お いて 同じ 。 )」 と 、 「 受け たと き (前 条 第一 項 の 規 定 に よ る 諮 問を 要 しない場合 (同項 第二号 又は 第三号 に該 当す
る 場 合 を 除 く 。 ) に あ って は 審理 員 意見 書 が 提出 さ れ た と き 、 同 項 第 二号 又は 第三号 に 該当する場合にあって は同 項第二号又は第三号に
規 定 す る 議 を 経 た と き ) 」 と あ る の は 「 受け た と き 」 と 、 同 法 第 五 十 条 第 一 項 第 四 号 中 「 審 理 員 意 見 書 又 は 行 政 不 服 審 査 会 等 若 し く は 審
議会等」と あるのは「情報 公開・個人情 報保護審査会」とす る。
開示決 定等、訂 正決定等、利用停止決定等又は開示 請求、 訂正 請求若 しくは 利用 停止請求に 係る不作為 について 審査請求があ
(審査会への諮問)
第四十三条
っ た と き は 、 当 該 審査 請 求 に 対 す る裁 決 を す べ き 行 政 機 関の 長 は 、 次 の各号のいずれ かに該 当する場合を除き、情報公開・個 人情報保護
- 16 -
審 査 会 ( 審 査 請 求 に 対 す る 裁 決を す べ き 行 政 機 関 の 長が 会 計 検 査 院長 で あ る 場 合 に あ っ て は 、 別 に 法 律で 定め る 審 査 会 ) に 諮 問 し な け れ
一
裁決で 、審査 請求の 全部を 認容し、当該審査請求に 係る保有個 人情 報 の 全部を 開 示することとする場合(当該 保有個人情 報の開 示に
審 査 請 求 が 不適 法で あ り 、 却下 す る 場 合
ばならない。
二
裁 決で 、 審 査 請 求 の 全 部 を 認 容 し 、 当 該 審 査 請 求 に 係る 保 有 個 人 情 報 の 訂 正 を す るこ と と す る 場 合
ついて反 対意見書が提出されている場合を除く。)
三
裁 決で 、 審 査 請 求 の 全部 を 認 容 し 、 当 該 審 査 請 求に 係る 保 有 個 人 情 報 の 利 用 停 止 を す る こ と と す る 場 合
審査 請求人及び参加人(行政不服審査法第十三条第四項に規定する参加人をいう。以下この項及び次条第一項第二号において同
前 項の規定に より諮問を した行 政機関の長は、次に掲 げる者に対 し、諮問を し た旨を通知しなければならな い。
四
2
一
二
当 該 審 査 請 求に 係 る 保 有 個 人 情 報 の 開 示 に つ い て 反 対 意 見 書 を 提 出 し た 第 三 者 ( 当 該 第三 者 が 審査 請 求 人 又は 参 加 人で あ る場 合 を 除
開 示 請 求者 、 訂 正 請 求者 又 は 利用 停 止 請 求者 ( こ れ ら の 者 が 審査 請 求 人 又は 参 加 人で ある場 合 を 除 く 。 )
じ。)
三
く。)
(第三者からの 審査請求を 棄却する場合 等における 手続等)
第 二 十三 条 第三 項 の 規 定 は 、 次 の 各号 の い ず れ か に 該 当 す る 裁 決を す る 場 合 に つ いて 準用す る 。
開示決 定に対する 第三 者からの審査 請求を却下 し、又は棄 却する裁決
第四十四条
一
審査 請 求に 係 る開 示 決 定等 (開示 請 求に 係 る保 有 個 人情 報 の 全 部 を開 示 する 旨の 決 定を 除 く。)を 変更 し、 当 該審査 請求 に 係る保有
開 示 決 定等、 訂 正 決 定等 、 利用 停 止 決 定等 又は開 示 請 求、 訂 正 請 求若 し くは 利 用 停止 請 求に 係 る 不作 為 に つ いて の 審査 請求に つ い て は 、
個 人情 報 を 開 示 す る 旨 の 裁 決 ( 第 三 者 で あ る 参 加 人 が 当 該 第 三 者 に 関 す る 情 報 の 開 示 に 反 対 の 意 思 を 表 示 して い る 場 合 に 限 る。 )
二
2
雑則
政 令で 定 め る と こ ろ に よ り 、 行 政 不 服 審 査 法 第四 条 の 規 定 の 特 例を 設け る こ と が で き る。
第五章
前章の規定は、 刑事事件若し くは少年の 保護事件に係る裁判、検察官、検察事務官若しくは 司法警察職員が行 う処分、刑若し
(適用除外等)
第四十五 条
く は 保 護 処 分の 執 行 、 更 生 緊急 保 護 又 は 恩 赦 に 係る 保 有 個 人 情 報 ( 当 該裁 判 、処 分 若 し くは 執行を 受け た者 、更 生 緊急 保 護の 申出を した
保有個人情報 (行政 機関の保有する情報の公開に関す る法律第五 条に規定する不開 示情報を専ら記録する行政文書に記 録されて いるも
者又は 恩赦の上申が あった者に係るもの に限る。) については 、適用しない。
2
- 17 -
の に 限る 。 )の う ち 、 まだ 分 類 そ の 他の 整 理 が行わ れて い ない も ので 、同 一の 利用 目 的 に 係るも の が著しく大 量に ある ためその 中から特
定 の 保 有 個 人情 報 を 検 索 す る こ と が著 し く 困 難 で あ る も の は 、 前 章 ( 第 四 節を 除 く 。 ) の 規 定 の 適 用 に つ いて は 、 行政 機 関 に 保 有 さ れ て
いない ものとみ なす。
行政 機関の長は、政令(内閣の所轄の下に置かれる 機関及び会計検査 院にあって は、当該機関の命令)で定めるところに より、
(権限又は 事務の委任)
第四十六条
前三 章(第十条 及び前 章第四節を除く。)に 定める権限 又は事務を 当該行政 機関の職員に委任す ることがで き る。
行政 機関の長は 、開示 請求、訂正 請求又は 利 用停止請求 (以下こ の 項 に お いて 「開 示 請 求 等 」 と い う 。 ) を し よ うと す る 者 が
(開示請求等をしようとする者に対する情報の提供等)
第四十 七条
それ ぞ れ容 易 か つ的 確に開 示 請求 等をす るこ と ができ る よう 、 当該 行 政 機 関 が保 有 す る保有 個 人情報 の特定に 資する情報 の提供その 他開
総務大臣は、この法律の円滑な運用を確保するため、総合 的 な案内所を 整 備するものとする。
示請 求等をしようとする者 の利便を考慮 した適 切な措置 を講ずるものとする。
2
行政機関の 長は、行政 機関におけ る個人情報 の取扱 いに関す る 苦 情 の 適 切 か つ 迅 速 な 処 理 に 努 め な け れ ば な ら な い 。
(苦情処理)
第四 十八条
(施行の状 況の公表)
総 務大臣は 、行政機関の長に対し、この法律の施行の状 況について 報告を 求めること がで きる。
総 務大 臣 は 、 毎 年 度 、 前 項 の 報 告 を 取 り まと め、 その概 要 を 公 表 す る も のと す る 。
第四十九条
2
総 務大臣は、 前条第一項に定めるもののほ か、この法律の目的を 達成するた め必要 があると認 めるときは 、行政機関の長に対し、
(資 料の提出及び説明の要 求)
第五十条
行政 機関におけ る個人情報 の取扱いに 関する 事務の実施 状況に ついて 、 資 料の 提 出 及び 説明 を 求 めること がで き る。
総務大臣は、こ の法律の目的を達成するため 必要があると 認めるとき は、行政機 関の長に 対し、行 政機関における個人情 報の
(意見の陳 述)
第五十 一条
取扱いに関し意見を述べることができる。
行 政 機 関 の 職 員 若 し く は 職 員 で あ っ た 者 又 は 第 六 条 第 二 項の 受 託 業 務に 従 事 して い る 者 若 し くは 従 事 して い た 者 が、 正 当な 理
罰則
この法律に定めるもののほか、この法律の実施のため必要な事項は、政令で定める。
(政令への委任)
第五十二条
第六章
第五十三条
- 18 -
由がないのに、個 人の 秘密に属する 事項が記 録され た第二条第四項第一号に係る個人情報ファイル(その全部 又は 一部を複製 し、又は加
前 条 に 規 定 す る 者 が 、 そ の 業 務に 関 して 知 り 得 た保 有 個 人情 報 を 自 己 若 し く は 第 三 者 の 不 正 な 利 益 を 図 る 目 的 で 提 供 し 、 又 は
工 し た も の を 含む 。 ) を 提 供 し た と き は 、 二 年 以 下 の 懲 役 又 は 百 万 円 以 下 の 罰 金 に 処 す る 。
第五十四条
行 政 機 関 の 職 員 が そ の 職 権 を 濫用 して 、 専 ら そ の 職 務の 用 以 外 の 用 に 供す る 目 的 で 個 人 の 秘 密に 属 す る 事 項 が 記 録 さ れ た 文 書 、
盗用 したと きは、一年 以下の懲役 又は五十万 円以下の罰 金に処す る。
第五十五条
前三 条の 規 定は 、 日 本国外 に お いて こ れ ら の 条の 罪 を 犯した者 に も適 用 す る。
図画 又は 電磁 的 記 録を 収集 したと きは、 一年 以下の 懲役 又は 五 十万 円 以下 の 罰 金 に 処 す る 。
第五十六条
偽 り そ の 他 不 正 の 手 段 に よ り 、 開 示 決 定 に 基 づ く 保 有 個 人情 報 の 開 示 を 受 け た 者 は 、 十 万 円 以 下 の 過 料 に 処 す る 。
則
第五十 七条
附
こ の 法 律 は 、 公 布 の 日 か ら 起 算 して 二 年を 超 え な い 範 囲 内に お い て 政 令で 定 め る 日 か ら 施 行 す る 。
(施 行期日)
第一条
(経 過措置)
こ の 法 律 の 施 行 の 際 現 に 行 政 機 関 が 保 有 して い る 個 人 情 報 フ ァ イ ル に つ い て の 改 正 後 の 行 政 機 関 の 保 有 す る 個 人 情 報 の 保 護 に 関 す
この法律の施行前に した行為 及び前項の規定によりなお従前 の例に よることと され る場合 におけ るこ の 法律の施 行 後に した 行 為に 対す
に よ り され た 請 求 に つ いて は 、 な お 従前の 例 に よ る 。
この法律の施行前に改正前の行政機関の保有する 電子計算機処理に係る 個 人情 報の保護に 関する法律 第十三条第 一項又は 第 二項の 規定
「こ の法律の施 行後遅 滞なく」と する。
る 法 律 第 十 条 第 一 項 の 規 定 の 適 用 に つ い て は 、 同 項 中 「 保 有 し よ う と す る 」 と あ る の は 「 保 有 して い る 」 と 、 「 あ ら か じ め 」 と ある の は
第二条
2
3
前三 項に 定 める もの の ほ か、こ の 法律の 施 行 に 関 し 必要な経 過 措置 は 、 政 令で 定 め る。
る罰 則の適用に ついて は、 なお従前の 例による。
4
独立行政法人等の保有す る個人情報の 保護に関す る法律 (平成十五年法律第五 十九号)
貿易保 険 法及 び特 別会 計に関する法 律の 一部を 改 正する法 律(平 成 二十七年 法律第五 十 九号)によ る改 正後の もの。
○
※
目次
- 19 -
第二章
第一章
個人情報ファイル (第十一条)
独立行政法人等における個人情報の取扱い(第三条―第十条)
総則(第一条・第二条)
開示(第十二条―第二十六条)
第三 章
第一節
訂正 (第二十 七条―第三 十五条)
開 示 、 訂 正 及 び 利用 停止
第二節
利用 停止( 第三 十六 条―第四 十一条)
第四 章
第三 節
審査 請求(第四十二条― 第四十四条)
雑 則(第四十五条― 第四 十九条)
第四節
第五章
罰則(第五十条― 第五十四条)
総則
第六 章
附則
第一章
こ の 法 律 は 、 独 立行 政 法 人等 に お いて 個 人情 報 の 利用 が 拡大 して いる こ と に か ん が み 、 独 立 行 政 法 人 等 に お け る 個 人情 報 の 取 扱 い
(目 的)
第一条
に 関 す る 基 本 的 事 項を 定 め るこ と に よ り 、 独 立 行政 法 人 等の 事 務及 び 事業 の 適 正 か つ 円滑 な運 営 を 図り つつ、個 人 の 権 利利益を 保 護す る
ことを目的とする。
この 法律において 「独立行政法人等」とは、 独立行政法 人通則法(平成十一年 法律第百三号)第 二条第一項に規定する 独立行政法
(定義)
第二条
この法律において 「個人情報」とは、生存す る個 人に関する情報で あって、当該情報に含まれる氏名、生年月日 その他の記述等により
人及び別表に掲げる法人を いう。
2
特 定 の個 人を 識 別す る こと ができ る もの (他 の情 報と 照合 するこ と がで き 、 それ により 特 定の個 人を識別すること ができるこ ととなるも
この 法律にお いて 「保有個人情報」と は、独立行 政法人等の役員 又 は職員が職 務上作成し、又は取得 した個人情報で あって、当該 独立
の を 含む 。 )を い う。
3
行 政 法 人 等 の 役 員 又は 職 員 が 組 織 的に 利 用 す る もの と して 、 当 該 独 立 行政 法 人 等 が 保 有 して い る も の を い う 。 た だ し、 独 立 行 政 法 人 等 の
保 有 す る情 報 の 公 開 に 関す る 法 律 ( 平 成 十 三 年 法 律 第百 四 十号 ) 第 二 条 第 二 項 に 規 定 す る 法 人文 書 (同 項 第四 号 に 掲 げ る ものを 含む 。 以
下単 に「法人文 書」という。)に 記録されて いるものに 限る。
- 20 -
こ の 法律にお いて 「個人情報ファイル 」とは 、保有個 人情 報 を 含 む 情 報 の 集 合 物で あっ て 、 次 に 掲 げ る も の を い う 。
一定の 事 務の目的を 達成する た めに特定の保有個 人情報を 電子計算機を用いて 検 索すること ができ るよ うに体 系 的に構成 したもの
4
一
前 号に 掲 げ るも の のほ か 、 一 定の 事 務の 目的を 達成す るた め に氏 名、 生年 月 日、 その他の記 述等により特 定の保有個 人情 報を容易に
独立行政法人等における個 人情報の取扱い
この法律において個人情報について「本人」とは、個人情報によって識別される特定の個 人をいう。
検 索す るこ と がで き る ように体 系 的に構 成 したもの
二
5
第二章
独立行政 法人等は、個人情報を保有するに当たっては、法令の定める業務を遂行するため必要な場合に限り、かつ、その利用の目
(個人情報の保有の制 限等)
第三条
独 立 行 政 法 人 等 は 、 前 項 の 規 定 に よ り 特 定 され た 利用 の 目 的 ( 以 下 「利用 目 的 」と い う。 ) の 達 成に 必要な 範 囲を 超え て 、 個 人情 報 を
的をできる限り特定しなければならない。
2
独 立行 政 法 人 等 は 、 利 用 目 的 を 変 更 す る場 合 に は 、 変 更 前 の 利 用 目 的と 相 当 の 関 連 性 を 有 す る と 合 理 的に 認 め ら れ る 範 囲を 超え て 行 っ
保 有 して は なら な い 。
3
て は ならな い。
独立行 政 法 人等 は 、 本 人か ら 直接 書面 (電子 的方 式、磁 気 的 方式 そ の 他 人の知 覚に よって は 認識す るこ と がで き な い 方 式で 作ら れ
(利用目的の明示)
第四条
る 記 録 ( 第 二 十 四 条 及 び 第 五 十二 条 に お い て 「 電磁 的記 録 」と い う。 ) を 含む 。 ) に 記 録 され た 当該 本 人の 個 人情 報 を 取 得 す ると き は 、
二
一
利 用 目 的を 本人 に 明 示 す る こ と に よ り 、 国 の 機 関 、 独立 行 政 法 人 等、 地 方公 共 団 体又は 地方独立行 政法人 (地方独立行政法人法 (平
利用 目的を 本人に明示することに より、 本人又は第三者の生命、 身体、財産その他の権 利利益を害するお それがあるとき。
人の 生 命 、 身体 又 は 財 産の保 護の た めに 緊 急 に 必要 が あると き 。
次に掲げる場合を除き、あらかじめ、本人に 対し、その 利用目的を明示しなければならない。
三
成 十 五 年 法 律 第 百 十 八 号) 第 二 条 第 一 項に 規 定す る 地 方独 立 行政 法 人を い う。 以 下 同じ 。 ) が 行 う 事 務又 は 事業 の 適 正 な 遂 行に 支 障を
取得 の状況 からみて 利 用目的が明ら かで あると 認 められ るとき。
及ぼすお それがあるとき。
四
独 立 行 政 法 人等 は 、 偽 り そ の 他 不 正の 手 段 に よ り 個 人 情 報 を 取 得 して は な ら な い 。
(適 正な取得 )
第五条
(正確性の確保)
- 21 -
第六条
独 立 行 政 法 人 等 は 、 利用 目 的 の 達 成に 必 要 な 範 囲 内で 、 保 有 個 人 情 報 が 過 去 又は 現 在 の 事 実 と 合 致 す る よ う 努 め な け れ ば なら な い 。
独 立 行 政 法 人 等 は 、 保 有 個 人 情 報 の 漏え い 、 滅 失 又 は き 損の 防 止 そ の 他 の 保 有 個 人 情 報 の 適 切 な 管理 の た め に 必 要 な 措 置 を 講 じ な
(安全確保の措置)
第七条
前 項 の 規 定は 、 独 立 行 政 法 人 等 から 個 人情 報 の 取 扱 い の 委 託 を 受け た者が受託 した業務を 行う場合に ついて 準用 する。
ければなら ない。
2
(従事者の義務)
個 人情報の 取扱いに従 事する 独立行政法 人等の役員 若 しくは職員 又はこれら の職に あった者
次 に 掲 げ る 者 は 、 そ の 業 務に 関 し て 知 り 得 た 個 人情 報 の 内容 を み だ り に 他 人に 知 ら せ 、 又 は 不 当 な 目 的 に 利 用 して は な ら な い 。
一
前 条 第 二 項 の 受 託 業 務 に 従 事 して い る 者 又 は 従 事 して い た 者
第八条
二
(利用及び提供の制限)
独 立 行 政 法 人 等 は 、 法 令 に 基 づ く 場 合 を 除 き 、 利 用 目 的 以 外 の 目 的 の た めに 保 有個 人情 報 を 自ら 利用 し、 又 は 提 供 して は なら な い 。
前 項の 規 定 に か かわ ら ず 、 独 立 行 政 法 人等 は 、 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る と 認 め る と き は 、 利 用 目 的 以 外 の 目 的 の た め に 保 有 個 人
第九条
2
情 報 を 自 ら 利用 し 、 又 は 提 供す る こと がで き る 。 た だ し 、 保 有 個 人 情 報を 利用 目 的 以 外 の 目 的の た め に 自 ら 利用 し 、 又は 提 供す るこ と に
一
独 立行 政 法 人等 が 法令 の 定め る 業 務 の 遂 行 に 必 要な 限 度で 保 有個 人 情 報を 内 部で 利 用 す る場 合で あって 、 当該保有個 人情報を 利 用 す
本人の同意があるとき、又は本人に提供するとき。
よって、本 人又は第三者の 権利利益を不当に侵害す るお それ が あると 認 めら れ る と き は 、こ の 限 りで な い。
二
行政機 関(行政機 関の 保有す る個 人情報 の保護 に関する法律(平 成十五年法律第五十八号。以下「行政 機関個 人情報保護法」と い
ることについて相当な理由のあるとき。
三
う 。 ) 第 二 条 第 一 項 に 規定す る 行政 機 関を い う。 以 下 同じ。 )、 他 の 独 立 行政 法 人 等、 地 方公 共 団体 又 は 地 方 独 立行 政 法人 に 保有 個 人
情 報 を 提 供 す る 場 合 にお いて 、 保 有個 人 情 報 の 提 供を 受け る 者 が、 法 令 の 定 め る 事 務 又は 業 務の 遂 行 に 必 要 な 限 度 で 提 供に 係 る個 人 情
前三 号 に掲 げ る場 合 の ほ か 、 専ら 統 計の 作 成又 は 学 術 研 究 の目 的 のた め に 保 有 個 人情報 を 提 供す る と き 、 本 人 以外 の 者 に 提 供す るこ
報 を 利用 し、 か つ 、 当 該 個 人情報 を 利 用 す るこ と に つ いて 相 当 な 理 由 の あ ると き 。
四
3
独立行政 法人等は、個人の権利利益を 保護するた め特に必要 がある と認めると きは、保有個人情報の 利用目的以外の目的のための 独立
前 項の 規 定は、保有 個 人情報の 利用 又は 提 供を制 限す る他の 法 令の 規定 の適用を 妨 げる もので はない。
とが明ら かに 本人の利益に なるとき、 その他保有個人情報を 提 供す ることについて特別の 理由のあるとき。
4
行政 法人等の内部におけ る利用を 特定の役員 又は職員に 限るものとす る。
- 22 -
独立行政法人等は、前条第二項第三号 又は第四号の規定に基づき、 保有個 人情 報を 提供す る場合に おいて 、 必要があると 認めると
(保 有個 人情報 の提供を 受け る者に対す る措置要 求)
第十条
き は 、 保 有 個 人 情 報 の 提 供 を 受け る 者 に 対 し 、 提 供 に 係 る 個 人 情 報 に つ い て 、 そ の 利 用 の 目 的 若 し くは 方 法 の 制 限 そ の 他 必 要 な 制 限 を 付
個 人情報 フ ァイル
し、 又は その 漏え いの 防止その他 の個 人情報 の適 切な管 理のため に必要な 措置を 講ず ることを 求 めるものとす る。
第三 章
独 立行 政 法 人 等 は 、 政 令で 定 め る と こ ろ に より 、 当 該 独 立 行 政 法 人 等 が 保 有 して い る 個 人 情 報 フ ァ イ ル に つ いて 、 そ れ ぞ れ 次に
(個 人情報ファ イル簿の作成及び公表)
第十一条
三
二
一
個 人情 報 フ ァ イ ル に 記 録 され る 項目 ( 以 下こ の 条に お いて 「 記 録 項 目 」と い う。 ) 及び 本 人 (他の個 人の 氏 名、 生年 月日 その他の 記
個 人情 報 フ ァ イル の 利用 目 的
当 該 独 立 行 政 法 人 等 の 名 称 及 び 個 人 情 報 フ ァ イ ル が 利用 に 供 さ れ る 事 務 を つ か さど る 組 織 の 名 称
個人情報ファイル の名称
掲げ る事項を記 載した帳簿 (第三 項において 「個人情報 フ ァイル簿」という。) を作成 し、公表 しなければならない。
四
述 等 に よら な いで 検 索し 得 る者 に 限る 。 次 項 第 七 号 に お いて 同 じ。 ) と して 個 人 情 報フ ァ イル に 記 録 さ れ る 個 人 の範 囲 (以 下 こ の 条 に
七
六
五
第二十七条第一項ただし書又は第三 十六条第一項ただし書に該当するときは、その旨
次条第一項、第二十七条第一項又は第三 十六条第一項の 規定による請求を 受理する組織の名称及び所在地
記録情 報を当該独 立行 政法人等以外 の者に経常 的に提供す る場合には 、その 提供先
個人情報フ ァイル に記録され る個人情報 (以下この 条において 「記録情報」という。)の収 集 方法
お いて 「 記 録範 囲」 と い う 。 )
八
その他政令で 定める事項
独立行政 法 人等の 役員 若 しくは 職員 又はこれら の職 に あっ た者に 係 る 個 人 情 報 フ ァ イルで あ って 、 専ら そ の 人 事、 給 与若 し くは 福 利
前 項 の 規 定は、 次 に 掲 げ る 個 人 情 報 フ ァ イ ル に つ いて は 、 適 用 し な い 。
九
2
一
厚生に関する事項又はこれらに準ずる事項を記録するもの(独立行政法人等が行う職員の採用試験に関する個人情報ファイルを含
二
前 項の 規 定 に よ る 公 表 に 係る 個 人情 報 フ ァイル に記 録 されて いる 記 録情報 の 全部 又 は 一部を 記 録した個 人 情報フ ァイルで あって 、 そ
専ら 試験 的な電子 計算機処理の用に供す るための個 人情報ファイル
む。)
三
の 利用目的、 記録項目及び記録範囲が当該公表に係る これらの事項の範囲内の もの
- 23 -
五
四
資料 そ の他 の 物品 若 し くは 金 銭の 送 付 又 は 業 務上 必 要な 連絡の た めに 利用す る 記 録情報 を 記 録した 個 人情報フ ァイルで あって 、 送付
一年以内に消去することとなる記録情報のみを記録する個人情報ファイル
役員 又 は 職 員 が学 術 研 究の 用 に 供 す る た め その 発 意 に基 づ き 作 成 し、 又 は 取 得 す る 個 人 情 報 フ ァ イ ルで あって 、 記 録情報 を 専ら 当 該
又は連絡の相 手方の氏名、 住所その他の送付又は 連絡に必要な事項のみを記録するもの
六
本 人 の 数 が 政 令で 定 め る 数 に 満 た な い 個 人 情 報 フ ァ イル
学術研究の目的のために利用するもの
七
前 各 号 に 掲 げ る 個 人 情 報 フ ァ イ ル に 準 ず る も の と して 政 令 で 定 め る 個 人情 報 フ ァ イ ル
第 一 項 の 規 定 に か かわ ら ず 、 独 立 行 政 法 人 等 は 、 記 録 項 目 の 一部 若し くは 同 項 第五 号 若 し くは 第六号 に 掲 げ る 事 項を 個 人情 報 フ ァ イル
八
3
簿に 記 載し、 又は個 人情報 フ ァイル を個 人情 報フ ァイル 簿に 掲 載す ること に より、 利用目的に係る事務又は事業の性質上、当該事務又は
事 業 の適 正 な遂 行 に著 し い 支障 を 及 ぼす お そ れ が あ ると 認 める と き は 、 そ の 記 録 項目 の 一部若 し くは 事項を 記 載せ ず、又は そ の個 人情報
開示
開示、訂正及び利用 停止
ファイルを個人情報ファイル簿に掲載しないことができる。
第四章
第一節
何 人 も、こ の 法 律 の 定 め ると ころ に よ り 、 独 立 行 政 法 人 等 に 対 し 、 当 該 独 立 行 政 法 人 等 の 保 有 す る 自 己を 本 人と す る 保 有 個 人 情
(開示請求権)
第十二条
未 成年者又は 成年被後 見人の法 定代理人は 、本人に代わ って 前項の 規定による開示 の 請求(以下「開示請求」と いう。 )をするこ と が
報の開示を 請求することができる。
2
できる。
(開 示請求の手 続)
開 示請求は、 次に掲げる 事項を記 載した書面(以下「開示請求書」と いう。 )を独立行 政法人等に提出して しなければならない。
開示請求をする者の氏 名及び住所又は居所
第十三条
一
開示請求に係る保有個人情報 が記録されている法人文書の 名称 その他の開示請求に係る保有個人情報を特 定す るに足りる 事項
前 項 の 場 合 に お いて 、 開 示 請 求を す る 者 は 、 政 令 で 定め る と こ ろ に より、開示 請求に 係る 保有個 人情 報 の本人で あるこ と (前条第 二項
二
2
の 規 定に よ る開 示 請求に あって は 、開 示 請求に 係る 保 有 個 人情 報の 本 人の 法 定代 理 人で ある こと )を示 す書類を 提 示 し、又は 提出し なけ
独 立行政法人 等は、 開示請求書 に形式上の 不備があると 認めると きは、開 示請求を した者 (以下 「開示請求者」と いう 。)に対 し、相
ればならな い。
3
- 24 -
当の期間を 定めて 、その補正を求めるこ と ができ る。この場合において 、 独立行 政法 人等は、開 示請求者に対 し、 補正の参考となる情報
を 提 供する よう努 めなけ れば なら な い。
独 立行政 法 人 等は、開 示 請求が あっ たとき は 、 開 示 請 求に 係る保 有個人情報 に次の各号 に掲げる情報 (以下 「不開示情報」とい
(保有個人情報の開示義務)
第十四条
開 示 請 求者 ( 第 十 二 条 第二 項 の 規 定 に よ り 未 成 年 者 又は 成 年被後 見 人の 法 定 代 理 人が本 人に代わ っ て 開 示 請求をす る 場 合 に あっ て は 、
う。)のいずれかが含まれて いる場合を 除き、開示 請求者に対し、当該 保有個人情報を開示 しなければ ならない。
一
当 該 本 人 を い う 。 次 号 及 び 第三 号 、 次 条 第 二項 並 びに 第 二 十三 条 第 一 項 にお い て 同 じ 。 ) の 生命 、 健 康、 生 活 又 は 財 産 を 害 す る お それ
開 示 請 求者 以外 の 個 人 に 関す る 情報 ( 事 業を 営む 個 人の 当 該 事 業 に関 す る 情 報 を 除 く。 )で あっ て 、 当 該 情 報 に 含 ま れ る 氏 名、 生年
が ある情報
二
月 日 その 他 の 記 述 等 に より 開 示 請求者 以外 の 特定の 個 人を 識 別す ること がで き る も の ( 他 の 情 報 と 照 合 す る こ と に よ り 、 開 示 請 求 者 以
外 の 特 定の 個 人を 識 別す ること ができ るこ とと な るも の を 含む 。) 又は 開示 請 求者 以 外の 特 定の 個 人を識 別す ること はでき な いが 、 開
イ
人の 生命、 健康、 生活 又は 財 産を 保護するた め、開示す ること が必要で あ ると 認めら れる情報
法令 の 規 定に よ り 又は慣行 と して 開 示 請 求者 が知 ること が でき 、 又 は知ること が 予定されて い る情報
示 す る こ と に よ り 、 な お 開 示 請 求者 以 外 の 個 人 の 権 利 利 益を 害す る お それ が あ る も の 。 た だ し 、 次 に 掲 げ る 情 報 を 除 く 。
ロ
当 該 個 人 が 公 務 員 等 ( 国 家 公 務員 法 ( 昭 和二 十 二 年 法 律 第 百 二 十号 ) 第 二 条 第 一 項 に 規定 す る 国 家 公 務 員 ( 独 立 行 政 法 人 通 則 法 第
法 人 そ の 他 の 団 体 ( 国 、 独 立 行 政 法 人 等 、 地 方 公 共 団 体 及 び 地 方 独 立行政 法 人を除 く。以下この号 において 「法人等」と いう。)に
その職務の遂行に係る情報で あるときは 、当該情報の うち、当該公務員等の職及び当該職務遂 行の内容に 係る部分
第二百 六 十一号)第二条 に 規定する 地方公 務員 並びに 地方独立行 政 法 人 の 役 員 及 び 職員 を い う 。)で ある 場 合 にお いて 、 当 該情 報 が
二 条 第 四 項 に 規 定す る 行 政 執 行 法 人の 役 員 及 び 職 員 を 除 く 。 ) 、 独 立 行 政 法 人 等 の役 員 及び 職 員、 地 方公 務員 法 (昭 和 二十五 年 法律
ハ
三
関 す る 情 報 又 は 開 示 請求 者 以 外 の 事業 を 営 む 個 人の 当 該 事業 に 関す る 情 報で あ って 、 次に 掲 げ る も の 。 た だ し、 人 の 生 命 、 健 康、 生 活
開示することに より、当該 法人等又は 当該個人の権利、 競争上の地 位その他正当な利益を害するおそれ があるもの
又 は 財 産を 保 護 す る た め 、 開 示 す る こ と が 必 要で あ る と 認 めら れ る 情 報 を 除 く 。
イ
独 立 行 政 法 人 等 の 要 請を 受けて 、 開 示 し ないと の 条件で 任 意 に 提 供 され た もの で あって 、 法 人 等 又は 個 人に お け る 通 例と して 開 示
国の 機関、 独 立行政 法 人等、地方公 共団体 及び地方独立行政法人の内部 又は 相互 間における審議、 検討又は協議に関する情報であっ
もの
し な い こ と と さ れ て い る も の そ の 他 の 当 該 条 件 を 付 す る こ と が 当 該情 報 の 性 質 、 当 時の 状 況等 に 照 ら して 合 理 的で あ る と 認 めら れる
ロ
四
- 25 -
て 、開示 すること により、 率直な意見の交換若しくは 意思決定の中 立性 が 不当に 損なわ れ るお それ、 不 当に 国 民の 間に 混 乱を生 じ させ
国 の 機 関 、 独 立 行 政 法 人 等、 地 方公 共 団 体 又 は 地 方 独 立行 政 法 人 が 行 う 事 務 又は 事 業に 関す る情 報で あっ て 、開示す るこ と に より、
る お それ 又は 特 定の 者 に 不 当 に 利 益を 与え 若 し くは 不 利 益を 及ぼ す お そ れ が あ る も の
五
国 の 安 全 が 害 さ れ る お そ れ 、 他 国 若 し くは 国 際 機 関 と の 信 頼 関 係 が 損なわ れ る お それ 又 は 他 国 若 し く は 国際 機 関と の 交 渉上 不 利 益
次に掲げるおそれその他当該事 務又は事業の性質上、 当該事務又は事業の適正な遂行に支障を及ぼすおそれ があるもの
イ
ロ
監 査 、 検 査 、 取 締 り、 試 験 又は 租 税の 賦 課若 し く は 徴 収 に 係 る 事 務 に 関し 、 正 確な 事 実の 把 握を 困 難に す る お そ れ 又は 違 法若 し く
犯罪の予防、鎮 圧又は捜査その他の公共の安 全と秩序の 維持に支障 を 及ぼすお それ
を被るおそれ
ハ
契約 、 交 渉 又 は 争 訟に 係 る 事務に 関し 、 国、 独 立 行政 法 人等 、 地 方 公 共団体 又は地方独立行政法人の財 産上の利益又は 当事者とし
は不当な行 為を容易にし、若しくは その 発見を困難にするおそれ
ニ
ヘ
ホ
独 立 行 政 法 人 等 、 地 方 公 共 団体 が 経営 す る 企 業 又は 地 方 独 立行 政 法 人に 係 る 事 業 に 関 し 、 そ の 企 業経営 上の 正 当な 利 益を 害 す るお
人事管理に係る 事務に関し、公正かつ 円滑な人事の確保に 支障を及ぼすおそれ
調査研究に係る事務に 関し、その公正かつ能率的な遂行を不当に阻害するおそれ
て の地 位を 不当に 害する お それ
ト
それ
独立行 政 法人等は、開示 請求に係る 保有個人情 報 に不開示情報が含 ま れて い る 場 合 に お いて 、 不開 示 情 報 に 該 当 す る 部 分 を 容 易
(部分開示 )
第十五条
開 示 請求に係る保有個人情報に前 条第二号 の情報(開 示 請求者以外の 特 定の 個 人を 識 別 す るこ と がで き る も の に 限 る 。 ) が 含 まれ て い
に 区 分 して 除 くこ と が で き ると き は 、 開 示 請 求者 に 対 し、 当 該 部 分を 除 い た 部 分 に つ き 開 示 し なけ れ ば なら な い 。
2
る場 合 にお いて 、 当 該 情報 の う ち 、 氏 名 、 生 年 月日 そ の 他の 開 示 請 求 者 以 外 の 特 定 の 個 人を 識 別す るこ と がで き ることと なる 記述等 の部
分を 除くこと に より、開示 して も、開示 請求者以外 の個 人 の権 利利益が 害 され る おそれ がないと 認められると き は 、 当該部分を除いた部
分は、同号 の情報に含 まれないものとみなして、前項の 規定を 適用する。
独 立行政法人等は、開示 請求に係る 保有個人情 報に不開 示情報が 含 まれて い る場合で あ って も、個 人 の権 利利 益を 保 護するため
(裁量的開示)
第十六条
特に 必要が あると 認 めると き は、開示 請 求者に 対 し、当該保有個人情報 を開示す ることがで き る。
(保 有個 人情報 の存否に 関する情 報)
- 26 -
第十七条
開 示 請 求に 対 し 、 当 該 開 示 請 求 に 係 る 保 有 個 人 情 報 が 存 在 して い る か 否 か を 答 え る だけ で 、 不開 示 情 報 を 開 示 す る こ と と な ると
きは、独立行政法人等は、当該保有個人情報の存否を明ら かに しないで 、 当該開示請 求を拒否す ること がで きる。
独 立行政法人等は、開示 請求に係る 保有個人情 報の全部又は一部を開示するときは、その旨の決定を し、開 示請求者 に対し、そ
(開示 請求に対する措置)
第十八条
の 旨 、 開 示 す る 保 有 個 人情 報 の 利 用 目 的 及 び 開 示 の 実施 に 関 し 政 令で 定め る 事 項 を 書 面 に より通 知 しなけ れば なら な い。 ただ し、 第 四条
独立行政 法人等は、開示 請求に係る保 有個人情報 の全部を開 示しないと き (前 条の規定に より開示請求を拒否す るとき、及び開示 請求
第 二 号 又は 第三 号 に 該 当す る 場 合 に おけ る 当 該 利用 目 的 に つ いて は 、 こ の 限 りで な い 。
2
に 係 る 保 有 個 人 情 報 を 保 有 して い な い と き を 含む 。 ) は 、 開 示 を し な い 旨 の 決 定 を し 、 開 示 請 求者 に 対 し、 その 旨 を 書 面 に よ り通 知 しな
ければなら ない。
前 条 各項の 決 定 (以下 「 開 示 決定等 」と い う。 )は 、 開 示 請求が あった日から三十日以内にしなければならない。ただし、第十
(開 示決定等の期限)
第十九条
前 項 の 規 定 に か かわ ら ず 、 独 立 行 政 法 人 等 は 、 事 務 処 理 上 の 困 難 そ の 他 正 当 な 理 由 が あ る と き は 、 同 項 に 規 定 す る 期 間 を 三 十日 以 内 に
三条 第三 項の規定により補正を 求めた場 合にあって は、 当該補正に要した日数は、当該期間に算入しない。
2
限り 延 長す る こ と がで き る 。 こ の 場 合 に お いて 、 独 立行 政 法 人 等 は 、 開 示 請求 者 に 対 し 、遅 滞な く、 延長後の 期 間及び 延 長の理 由を 書面
により通知しなければ ならない。
開 示 請 求に 係る 保 有 個 人 情 報 が 著 し く大量で あ る た め、 開 示 請 求 が あ っ た 日 から 六 十日 以 内に そのす べて に つ い て 開 示 決 定 等を
(開示決定等の期限の 特例)
第二十条
するこ とに よ り 事務の 遂行 に 著し い 支障 が 生ずる お それ が ある 場合 に は、 前 条の 規 定にかかわらず 、独立行政 法人等は、 開示請求に 係る
保 有 個 人 情 報 の う ち の 相 当 の部 分 に つ き 当該 期 間 内 に開 示 決定 等 を し 、 残 りの 保 有個 人 情報 に つ いて は 相 当の 期 間 内に開 示 決 定等を すれ
ば 足 り る。 こ の 場合 に お いて 、 独 立行 政 法 人 等 は 、 同 条 第一 項 に 規 定する期間内に、開示請求者に対し、次に掲げる事項を書面により通
一
残 り の 保 有 個 人情報 に つ いて 開 示 決 定 等 を す る 期 限
この条の規定を適用する旨及びその理由
知しなければならない。
二
独立行 政法人等は、開示請求に係る保有個人情報が他の独 立行政法人等から 提供 されたもので あるとき 、その他 他の独立行政
(事案の移送)
第二十一条
法 人 等に お いて 開 示 決 定 等 を す る こと に つき 正 当な 理 由 が あ る とき は 、 当 該 他の 独 立 行政 法 人等と 協 議 の上 、 当該 他の 独立行 政 法 人等に
- 27 -
対 し 、 事 案 を 移 送 す る こと がで き る 。こ の 場 合 に お いて は 、 移 送 を し た 独 立行 政 法 人 等 は 、開 示 請求者 に 対し 、 事 案を 移送し た旨を 書面
前 項の 規定に より事案が 移送されたと き は、 移送を 受け た独立行 政 法人等にお いて 、 当該 開示 請求に ついて の開示 決定 等を しなけ れば
により通知 しなければ ならない。
2
前 項 の 場 合 に お いて 、 移 送を 受け た 独 立 行 政 法 人 等 が 第 十 八 条 第 一 項の決定(以下「開示 決定」と い う。)を し たとき は 、当該独 立行
なら ない。 この場合に おいて 、 移 送を した独 立行政法人 等が移送 前にした 行為は、 移 送を 受け た 独立行政法人 等がした ものと みなす。
3
政 法 人等 は 、開 示 の 実 施 を しな け れば な ら な い 。こ の 場 合 に お いて 、 移送 を した 独 立 行政 法 人等は、 当 該開 示の 実 施 に 必要な 協力を しな
ければなら ない。
独立行政法 人等は、次に掲げる場合には 、行政機関の長(行政 機関個人情 報保護 法第五条に 規定する行 政機関の長をいう。以
(行 政機関の長への事案の 移送)
第二十二条
下 こ の 条 及 び 第 三 十 四 条 に お い て 同 じ 。 ) と 協 議 の 上 、 当 該 行 政 機関 の 長 に 対 し 、 事 案 を 移送す ること がで き る。 こ の場 合 に お いて は 、
開 示 請 求 に 係る 保 有個 人情報 を 開示 す る こと に より 、 国の 安 全が 害される お それ 、 他国若 し くは国際 機関との信 頼関係が 損なわ れる
移送をした 独立行政法 人等は、開 示請求者に 対し、 事案を移送 した旨を書面により通 知しなければならな い。
一
開 示 請 求 に 係る 保 有 個 人 情 報 を 開 示 す る こ と に より 、 犯 罪 の 予防 、 鎮 圧 又 は 捜査 そ の 他 の 公 共 の 安 全と 秩 序 の 維 持 に 支障 を 及 ぼ す お
お それ 又 は 他 国 若 し くは 国 際 機 関と の 交 渉 上 不 利 益を 被 る お そ れ が あ る と 認 め る と き 。
二
開示請 求に係る保 有個 人情報が行政 機関から 提 供されたもので あると き。
それがあると 認めるとき。
三
その 他 行政 機 関の 長 に お いて 行政 機 関個 人 情報 保 護 法第 十 九条 第 一項に 規定 する開 示 決 定等をする こと に つき 正当な 理由が ある とき 。
前 項 の 規 定 に よ り 事 案 が 移 送 され た と き は 、 当 該 事 案 に つ い て は 、 保 有 個 人 情 報 を 移送 を 受け た 行 政 機関 が 保 有 す る 行 政 機 関 個 人 情 報
四
2
保 護 法第二条第三 項に 規定する保有個 人情報と、開 示請求を移送を受け た行政 機関の 長に対する行政機関個人情報 保護法第十二条第二項
に 規 定 す る 開 示 請 求 と み な して 、 行 政 機 関 個 人 情 報 保 護 法の 規 定 を 適 用 す る 。 こ の 場 合 に お いて 、 行 政 機 関 個 人情 報 保 護 法 第 十 九 条 第 一
第一項の 規定により 事案が移送 された場合 において 、 移送を 受け た行政 機関の長が開示の実施 をするとき は 、移 送を した独 立行政法人
項中 「第十三条 第三項」と あるのは、「独立行政 法人等個人情報保護 法第十三条 第三項」と する。
3
等は、当該開示の実施に必要な協力をしなければならない。
開示請求に係る保有個人情報 に国、独立行政法人等、地方公共団体、 地方独立行政法人及び開示請求者 以外の者 (以下こ の条、
(第三者に対する意見書提出の機会の付与等)
第二十三条
第 四 十三 条 第 二 項 及び 第 四 十四 条 に お い て 「 第 三 者 」 と いう 。 ) に 関 す る情 報が 含 まれて いるときは、 独立行政法 人等は、開 示決定等を
- 28 -
す る に 当 た って 、 当該 情 報 に 係る 第 三 者 に 対 し、 政 令で 定 める と ころ に よ り、 当 該 第 三 者 に 関す る情 報 の 内容 その 他政 令で 定 める 事項を
独 立行政法人等は、次の 各号のいずれ かに該当す るとき は、開示 決定に先立ち 、当該第三 者に対し、 政令で 定めるところ により、 開示
通 知 して 、 意 見 書 を 提 出 す る 機 会 を 与え る こ と がで き る 。
2
請 求 に 係 る 当該 第 三 者 に 関 す る 情 報 の 内 容 そ の 他 政 令 で 定 め る 事 項 を 書 面 に より 通 知 して 、 意 見 書を 提 出 す る 機会 を 与え なけ れば な ら な
第三 者 に関す る情 報 が 含まれて い る 保有 個 人情 報 を 開示 し ようと する場合で あって、当該第三者に関する情報が第十四条第二号ロ又
い。ただし、当該 第三者の 所在が判明しない場合は 、この限りでない。
一
独 立 行 政 法 人 等 は 、 前 二 項 の 規 定 に よ り 意 見 書 の 提 出 の 機 会 を 与え ら れ た 第 三 者 が 当該 第 三 者 に 関 す る情 報 の 開 示 に 反 対 の 意 思 を 表 示
第三者に関する情報が含まれている保有個人情報を 第十六条の規定により開 示しようとするとき。
は 同 条 第 三 号 た だ し 書 に 規 定 す る 情 報 に 該 当す る と 認 められ ると き 。
二
3
し た 意 見 書 を 提 出 し た 場 合 に お い て 、 開 示 決 定 を す ると き は 、 開 示 決 定 の 日と 開 示 を 実 施 す る 日 と の 間 に 少 な くと も 二 週 間 を 置 か な け れ
ば な ら な い 。 こ の 場 合 に お いて 、 独 立 行 政 法 人 等は 、 開 示 決 定 後直 ち に、 当 該 意 見 書 (第四 十三 条 にお いて 「反 対意見書 」と いう。 )を
提出 した第三者 に対し、開 示決定をした旨及びその 理由 並びに開示を 実施する日を書面により通知しなければ ならない。
保 有 個 人 情 報 の 開 示 は 、 当 該 保 有 個 人 情 報 が 、 文 書 又は 図画 に 記 録 さ れ て い る と き は 閲 覧 又 は写 し の 交 付 に よ り 、 電磁 的 記 録
(開 示の実施)
第二十四条
に 記 録 さ れ て い る と き は そ の 種 別 、 情 報 化 の 進 展状 況 等 を 勘 案 して 独 立行 政 法 人 等 が 定 める 方 法に より 行 う。 ただ し、 閲 覧の 方 法に よ る
保 有 個 人 情 報 の 開 示 に あ っ て は 、 独 立 行 政 法 人 等 は 、 当 該 保 有 個 人情 報 が 記 録 さ れ て い る 文 書 又 は 図 画 の 保 存 に 支 障 を 生 ず る お そ れ が あ
2
開 示 決 定 に 基 づ き 保 有 個 人情 報 の 開 示 を 受 け る 者 は 、 政 令で 定 め ると こ ろ に よ り 、 当 該 開 示 決 定 を し た 独 立 行 政 法 人 等 に 対 し 、 そ の 求
独 立 行 政 法 人 等 は 、 前 項 の 規 定 に 基 づ く 電磁 的 記 録 に つ いて の 開 示 の 方 法 に 関す る 定 めを 一 般の 閲 覧 に 供 しなけ れ ば なら な い。
ると 認めるとき 、その他正 当な理 由があると きは、その写 しにより、これを行うこと ができる。
3
前 項の 規定に よる申出は 、 第十八条第 一項に 規定する 通知があっ た日から三十日以内にしなければ なら ない。ただし、当該期間内に当
める開示の 実施の 方法 その他の政 令で 定 める 事項を 申 し出なけ れば なら な い。
4
該 申出を す ること がで き な いこと に つき 正当 な理由 が あ るとき は、こ の 限 りで な い。
独立行政法人等は、他の法令の規定により、開示請求者に対し 開示請求に 係る保有個 人情報が前条 第一項本文に規定する方法
(他の法令による開示の実施との調整)
第二十五条
と同 一の方法で 開示す ること と されて い る場 合(開 示の 期 間が 定 めら れ て いる場 合に あっては、 当該期間内に 限る。)には、同項本文の
規 定 に か かわら ず 、 当 該 保 有個 人 情報 に ついて は 、 当 該 同 一 の 方法 による開 示を 行わ ない。 ただし、当該他の法令の規定に一 定の場合に
- 29 -
他 の 法 令 の 規 定 に 定 める 開 示 の 方 法 が 縦 覧 で あ る と き は 、 当 該 縦 覧を 前 条 第 一 項 本 文 の 閲 覧と み な して 、 前 項 の 規 定を 適 用 す る 。
は開示をしない旨の定めがあるときは、この限りでない。
2
(手数 料)
開示請求を する者は、 独立行政法 人等の定めると ころにより、 手数 料を納 めなけ れば なら ない。
前 項の 手 数 料 の 額は 、 実 費 の 範 囲 内に お いて 、か つ、行政機関個人情報保護法 第二十六条 第一 項 の 手 数 料 の 額を 参 酌 し て 、 独 立 行 政 法
第二十六条
2
訂正
独立行政 法人等は、 前二 項の規定による定めを一 般の閲覧に 供しなければなら ない。
人等が定める。
3
第二節
何 人 も、 自 己を 本 人と す る 保 有 個 人情 報 ( 次 に 掲 げ る も の に 限 る。 第三 十六条第 一項 において 同じ。)の内容 が 事実で な いと
(訂正請求権)
第二十 七条
思料す ると き は 、 こ の 法 律 の 定 め ると こ ろ に よ り、 当 該 保有 個 人情 報 を 保 有 す る 独 立 行政法 人等に対し、 当該保 有個 人情 報 の 訂正( 追 加
又は 削 除 を 含む 。 以 下 同 じ 。 ) を 請 求す る こ と が で き る 。 ただ し 、 当 該 保 有個 人 情 報 の 訂 正に 関 して 他 の 法 律 又はこ れ に 基づ く命 令の 規
一
第二 十 二条 第 一項 の 規 定に よ り 事 案 が 移 送 され た 場 合 に お いて 、 行政 機 関個 人 情 報 保 護 法 第 二 十 一 条 第三 項 に 規定す る 開 示 決 定に 基
開 示 決 定 に 基 づ き 開 示 を 受け た 保 有 個 人情 報
定に より特 別の手続が 定められて いるときは 、この限りで ない。
二
未成年者 又は 成年被 後見人の 法定代理 人は、本人に代わ って 前項の規定による訂正の請求 (以下「訂 正請求」と いう。)を すること が
開示決定に 係る保有個 人情報で あって、 第二十五条 第一項の他の 法令の規定により開示を受けたもの
づ き 開 示 を 受け た保 有個 人 情 報
三
2
訂 正 請 求 は 、 保 有 個 人情 報 の 開 示 を 受け た 日 か ら 九 十 日 以 内 に し な け れ ば な ら な い 。
でき る。
3
一
訂 正 請 求 に 係 る 保 有 個 人 情 報 の 開 示 を 受け た 日 その 他 当 該 保 有 個 人 情 報 を 特 定 す る に 足 りる 事 項
訂正請求をする者の氏名及び住所又は居所
訂 正 請 求 は 、 次 に 掲 げ る 事 項 を 記 載 し た 書 面 ( 以 下 「 訂 正 請 求 書 」 と い う 。 ) を 独 立 行 政 法 人 等 に 提 出 して しな け れ ば な ら な
(訂正請求の手続)
第二十八条
二
訂正請求の趣旨及び理由
い。
三
- 30 -
2
前 項の場合に おいて 、 訂 正請求をする 者は、 政令で 定 めるところ により、 訂正 請求に係る 保有個 人情報の本 人で あるこ と (前条第 二項
の 規 定に よ る 訂 正 請求 に あ って は 、 訂 正 請求 に 係る 保 有 個 人 情 報の 本 人の 法 定代 理 人で あること)を示 す 書類を 提 示 し、 又は 提出 し なけ
独 立行政 法人等は、 訂正請求書 に形式上の 不備があると 認めるときは、 訂正請求を した者 (以下「訂正請求者」と いう。) に対し、相
ればならない。
3
当の期間を 定めて 、 その 補 正を 求めるこ と ができ る 。
独立行政法 人等は、訂正請求があった場 合において 、 当該訂正 請求に 理由があると認めると き は、当該 訂正請求に 係る保 有個
(保有個人情報 の訂正義務)
第二十九条
人 情 報 の 利 用 目 的の 達 成 に 必 要 な 範 囲 内で 、 当 該 保 有 個 人情 報 の 訂 正 を し な け れ ば な ら な い 。
独立行政法人等は 、訂正請求に 係る保有個人情報の訂正を する ときは、 その旨の決定を し、訂正請求者に対し、 その旨を書面に
(訂正請求に対する措置)
第三 十条
独 立行政法人 等は、 訂正 請求に 係る保 有個 人情報 の 訂 正を しない とき は、 その 旨の 決定を し、 訂正請 求者 に 対し、 その 旨を 書面に より
より通知しなければならない。
2
通知 しなけ ればならな い。
前 条各項の 決定(以下 「訂正決定等」という。)は、訂 正請求 があった日から三十日以内にしなけ ればならない。 ただし、第
(訂正決定等の期限)
第三 十 一条
前 項の 規 定 に か かわ ら ず 、 独 立 行 政 法 人 等 は 、 事 務 処 理 上 の 困 難 そ の 他 正 当 な 理 由 が あ る と き は 、 同 項 に 規 定 す る 期 間 を 三 十 日 以 内 に
二十八条第三項の規定により補正を 求めた場合にあっては、当該補正に要した日数は、当該期間に算入しない。
2
限り 延 長す る こ と がで き る 。 こ の 場 合 に お いて 、 独 立行 政 法 人 等は 、 訂正 請 求者 に 対 し、遅 滞な く 、 延長後の 期 間及び 延 長の理由を 書面
により通知しなければなら ない。
独立行政法人等は、訂正決定等に特 に長期間を要すると 認めるときは 、前条の規定にかかわらず、 相当の期間 内に訂正決定等
(訂正決定等の期限の特例)
第三 十 二条
を す れば 足 りる 。 この 場 合 にお いて 、 独 立行 政 法人 等 は 、同 条 第一 項 に 規 定する 期 間 内に、 訂正請求者 に 対し、次 に掲げ る事項を書 面に
一
訂正決定等をす る期限
この条の 規定を適用する旨及びその理由
より通知 しなけ ればならな い。
二
(事案の移送)
- 31 -
第三十三条
独立行政法人等は、訂正請求に係る 保有個人情報が第二 十一条 第三項の規定に基づ く開 示に係るもので あると き 、その他 他の
独立行政 法 人等において 訂正決定等を す ること につき 正当な 理 由が あると き は、 当該 他の独 立行政法人等と協議の上、当該他の独立行政
法 人 等 に 対 し 、 事案 を 移 送 す るこ と がで き る 。 こ の 場 合 に お い て は、 移 送 を し た 独 立 行 政 法 人 等 は 、 訂 正 請 求 者 に 対 し 、 事案 を 移 送 し た
前項の 規 定に より事案が 移送されたと き は、 移送を 受け た 独 立行政 法 人 等 に お いて 、 当 該 訂 正 請 求 に つい て の 訂 正 決 定 等 を し な け れ ば
旨を 書面に より通知しなければならない。
2
前項の場 合において 、 移 送を 受け た 独 立行政法人等が第三 十条第一項の 決定(以下「訂正 決定」と い う。)を し たときは、 移送を した
なら ない。この 場合に おいて 、 移 送を した独 立行政法人 等が移送前に した行 為は、 移 送を 受け た 独立行政法人 等がしたも のと みな す。
3
独立行政法人等は、当該訂正決定に基づき 訂正の実施を しなければならない。
独立行政法人等は、訂正請求に係る保有個人情報が第二 十七条 第一項 第二号に掲 げる もので あると き、その他行政機関の 長に
(行政機関の長への事案の移送)
第三 十四条
お いて 行政 機 関個 人情 報 保 護法 第三 十 一 条 第 一 項に 規 定 する 訂 正決 定 等を す るこ と に つき 正 当な理由が あるとき は、 当該 行政 機関の 長と
協 議 の 上 、 当 該 行 政 機 関の 長 に 対 し 、 事 案 を 移送 す るこ と がで き る。 こ の 場 合 に お い て は 、 移 送 を し た 独 立 行 政 法 人 等 は 、 訂 正 請 求 者 に
前項の 規定に より事案が 移送されたと きは、当該 事案について は 、保有個 人情 報を 移送を 受け た行政 機関が保有 する行 政 機関個 人情報
対し、事案を移送した旨を書面に より通知しなければならない。
2
保 護 法第二条第三 項に 規定する保有個 人情報と 、訂正請求を 移送を 受けた行政機関の 長に対する行政機関個人情報 保護法第二 十七条第二
項に 規 定す る 訂 正 請 求 と み な して 、 行 政 機 関 個 人 情 報 保 護 法の 規 定を 適 用 す る 。 こ の 場 合 に お い て 、 行 政 機 関 個 人 情 報 保 護 法 第 三 十 一 条
第 一 項 の 規 定 に よ り 事案 が 移 送 さ れ た 場 合 に お い て 、 移 送 を 受け た行 政 機 関 の 長 が 行 政 機 関 個 人 情 報 保 護 法 第 三 十三 条 第 三 項 に 規 定 す
第一項中「第二 十八条第三 項」と あるのは、 「独立行政 法人等個人情報保護法第二十八条第三項」とする。
3
る訂 正決定を し たときは、 移送を した 独立行 政法人等は 、 当該訂正決 定に基づき 訂正の実施 を しなければなら ない。
独 立 行 政 法 人 等 は 、 訂 正 決 定 (前 条 第 三 項 の 訂 正 決 定 を 含む 。 ) に 基 づ く 保 有 個 人 情 報 の 訂 正 の 実 施 を し た 場 合 に お い て 、 必
(保有個人情報の提供先への通知)
第三 十五条
利用 停 止
要 があると 認めるとき は、当該保 有個 人情報 の提供先に 対し、 遅滞なく、 その旨を書 面により通 知するものと する 。
第三 節
何人も、自己を 本 人と する保 有個人情報 が次の各号 の いずれかに該 当 す ると 思 料 す ると き は 、 こ の 法 律 の 定 める と ころ に よ り 、
(利用停止請求権)
第三 十六条
当 該 保 有 個 人情 報 を 保 有 す る 独 立 行 政 法 人 等 に 対し 、 当 該 各 号 に 定 め る 措 置 を 請 求 す る こ と がで き る 。 た だ し 、 当 該 保 有 個 人 情 報 の 利 用
- 32 -
の 停 止 、 消 去 又 は 提 供 の 停 止 (以 下 「 利 用 停 止 」 と い う 。 ) に 関 して 他 の 法 律 又 は こ れ に 基 づ く 命 令 の 規 定 に より 特 別 の 手 続 が 定 め ら れ
第三条 第 二 項の 規 定に 違反 して 保有 されて い るとき 、 第五 条 の 規 定 に 違反 して 取 得 されたも ので あるとき 、又は 第九 条第 一項及び第
て いるとき は、こ の 限 りで ない。
一
当該保有個人情報の 利用の 停止又は消 去
当該保有個 人情報の提 供の停止
未 成年者又は 成年被 後見人の法 定代理人は 、本人に代わ って 前項の 規定による利用 停止の請求 (以下「利用 停止請求」と いう。)をす
第 九 条 第 一 項 及 び 第 二 項 の 規 定 に 違 反 して 提 供 され て い る と き
二 項の 規定 に 違反 して 利用 されて いるとき
二
2
利用停止請求は、保有個 人情報 の開示を受け た日から 九十日以内にしなければ なら ない。
ること がで き る。
3
利用 停止請求は、次に掲げる 事項を記載した書面(以下 「利用停止請求書」という。 )を独立行政 法人等に提出して しなけれ
(利用停止 請求の手続)
第三 十 七条
一
利 用 停 止 請 求 に 係 る 保 有 個 人 情 報 の 開 示 を 受け た 日 そ の 他 当該 保 有 個 人情 報 を 特 定 す る に 足 りる 事 項
利用 停止 請 求をする者 の氏名及び住 所又は居所
ばならない。
二
利用停止請 求の趣旨及び理由
前 項の場合 において 、 利用 停止 請求をする 者は、政令で 定めると ころ に より、 利用 停止 請求に 係る保有個 人情報の本人で あ ること (前
三
2
条 第 二 項の 規 定 に よ る 利用 停 止 請 求 に あ っ て は 、 利 用 停 止 請 求 に 係る 保 有 個 人情 報 の 本 人の 法 定 代 理 人で あ るこ と ) を 示 す 書 類 を 提示 し、
独立行政 法人等は、利用停止請求書に形式上の不備があると 認めるときは、利用停止請求をした者(以下「利用停止請求者」とい
又は 提出しなけ ればならな い。
3
う 。 ) に 対 し 、 相 当 の 期 間 を 定 めて 、 その 補 正 を 求 め る こ と がで き る 。
独立行政法人等は、利用停止 請求が あった場 合において 、 当該 利用停止請求に理 由があると認めるときは、当該独立行政 法人
(保有個人情報の利用 停止義務)
第三 十八条
等 に おけ る 個 人 情 報 の 適 正 な 取 扱 いを 確 保 す る た め に 必 要 な 限 度で 、 当該 利 用 停 止 請 求に 係 る 保 有個 人 情 報 の 利用 停止を しなけ れば なら
ない 。 ただ し 、 当該 保 有個 人情報 の 利用 停 止 をす る こと に より 、 当該 保 有 個 人 情 報 の 利 用 目 的に 係る 事 務又は 事業の 性 質 上 、 当該 事 務又
は事業の適正な遂行に 著しい支障を及ぼすお それ が あ る と 認 めら れ る と き は、 こ の 限 りで な い 。
独 立 行 政 法 人等は、 利 用 停止 請 求 に 係る 保 有 個 人情 報 の 利用 停止 を す ると き は 、 その 旨 の 決 定を し 、 利用 停止 請 求者に 対 し、
(利用停止 請求に対する措置)
第三 十 九条
- 33 -
独立行政 法人等は、 利用停止請求に係る保 有個人情報の利用 停止を しな いときは、 その旨の決定をし、 利用 停止 請求者に対し、その旨
その 旨を書面に より通知しなければなら ない。
2
を書面により通知しなければならない。
前 条各 項の 決定( 以下 「利用 停 止 決定等」 と いう。) は、 利用 停止 請求 があっ た日 から三 十日 以内にしなければ なら ない。 ただ
(利用停止 決定等の期 限)
第四十条
前 項 の 規 定 に か かわ ら ず 、 独 立 行 政 法 人等 は 、 事 務 処 理 上 の 困 難 その 他 正 当 な 理 由 が あ る と き は 、 同 項に 規 定 す る 期 間 を 三 十日 以 内 に
し、 第三 十七条第三項の規定により補正を求めた場合にあって は、当該補正に要した日数は、当該期間に算入しない。
2
限 り 延長す ること がで き る 。こ の場合 に おいて 、 独 立 行 政 法 人 等は 、利用 停止 請 求者 に 対し、 遅滞なく、延長後の 期 間及び延 長の理由を
書面により通知しなけ ればならな い。
独 立行 政 法 人等は 、 利 用 停止 決 定 等 に 特 に 長期 間を 要す ると 認 め る と き は 、 前 条 の 規 定 に か かわ ら ず 、 相 当 の 期 間 内に 利用 停
(利用停止決定等の期限の 特例)
第四十一条
止 決 定 等を す れ ば 足 り る 。 こ の 場 合 に お い て 、 独 立 行 政 法 人 等 は 、 同 条 第 一 項 に 規 定 す る 期 間 内 に 、 利用 停止 請求者 に 対し、 次に掲げる
この条の規定を適用する旨及びその理由
事項を書面 により通知 しなければ ならない。
一
利用停止決 定等を する期限
審査請求
二
第四節
開示決定等、訂正決 定等、利用停止決定等又は開示 請求、訂正 請求若 し く は 利用 停止 請 求に 係る 不作 為 に つ いて 不 服 が ある 者
(審査請求及び 審理員による審理 手続に関す る規定の適用除外等)
第四十二条
開示決定 等、 訂正決 定等、 利用 停止決定 等又 は 開 示 請 求、 訂 正 請 求若 し くは 利用 停 止 請 求に 係 る 不作 為 に 係る 審 査 請 求に つ いて は 、 行
は 、 独 立 行 政 法 人等 に 対 し 、 審 査 請 求 を す る こ と がで き る。
2
開示決定 等、 訂正決 定等、 利用 停止決定等 又 は 開 示 請求、 訂 正 請 求若 し くは 利用 停 止 請 求に 係 る 不作 為 に 係る 審 査 請 求に つ いて の 行 政
政 不 服審査法(平成二十六 年法律第六十八号)第九条、 第 十七条、第二 十四条、第 二章第三 節及び第五 十条第二項の規定は、 適用しない。
3
不服審査法第二章の規定の適用については、同法第十一条第二項中「第九条第一項の規定により指名された者(以下「審理員」とい
う 。 ) 」 と ある の は 「 第 四 条 の 規 定 に よ り 審 査 請 求 が さ れ た 行 政 庁 ( 第 十 四 条 の 規 定 に よ り 引 継 ぎ を 受 け た 行 政 庁 を 含む 。 以 下 「 審 査 庁
」 と い う 。 ) 」 と 、 同 法 第 十 三 条 第 一 項 及 び 第 二 項 中 「 審 理 員 」 と あ る の は 「 審 査庁 」 と 、 同法 第二 十五条 第 七項中「あ っ たとき 、 又は
審 理 員 か ら 第四 十 条 に 規 定 す る 執 行 停 止 を す べ き 旨 の 意 見 書 が 提 出 さ れ た と き 」 と あ る の は 「あっ たと き 」 と 、 同 法 第 四 十 四 条 中 「 行 政
- 34 -
不 服 審査 会 等」 と ある のは 「情報 公 開・ 個 人情報 保 護審 査 会」 と 、 「 受け たと き (前 条 第一項の 規定に よる 諮 問を 要 しな い場 合 (同項 第
二号 又は 第三号 に 該当する場合を除く。)に あって は 審理員 意 見書が 提 出 されたと き 、同項 第二号又は 第三号に該 当する 場合にあって は
同 項 第 二 号 又 は 第三 号 に 規 定 す る 議 を 経 た と き ) 」 と あ る の は 「 受け た と き 」 と 、 同 法 第五 十条 第 一項 第四号 中 「審理員 意見 書 又は 行 政
不服審査会 等若しくは 審議会等」とあるのは 「情報公開 ・個人情報保護審査会」とす る。
開 示 決 定等 、 訂 正 決 定 等、 利用 停 止 決 定等又 は 開 示 請 求 、 訂 正 請求若 しくは 利用 停止 請求に 係る 不 作為について 審査 請求があ
(情報公開 ・個人情報保護 審査会への諮問)
第四十三条
一
裁 決で 、 審 査 請 求 の 全 部 を 認 容 し 、 当 該 審 査 請 求 に 係る 保 有 個 人 情 報 の 全 部 を 開 示 す る こ と と す る 場 合 ( 当 該 保 有 個 人情 報 の 開 示 に
審査 請求が 不適 法で あ り、 却下する場合
っ た と き は 、 独 立行 政 法 人 等 は 、 次 の 各 号 の いず れ かに 該 当す る 場合を除き、情報公開・個人情報保護審査会 に諮問しなければならない。
二
三
裁 決で 、 審 査 請 求 の 全 部 を 認 容 し 、 当 該 審 査 請 求 に 係る 保 有 個 人 情 報 の 利 用 停止 を す る こ と と す る 場 合
裁 決で 、 審 査 請 求 の 全部 を 認 容 し 、 当 該 審 査 請 求 に 係 る 保 有 個 人 情 報 の 訂 正 を す る こ と と す る 場 合
つ いて反 対意 見書が提出されて いる場 合を除 く。)
四
一
開 示 請 求 者 、 訂 正 請 求 者 又 は 利用 停 止 請 求 者 ( こ れ ら の 者 が 審 査 請 求 人 又 は 参 加 人で あ る 場 合 を 除 く 。 )
審査 請 求 人 及び 参 加 人 (行政 不服 審 査 法 第 十三 条 第四項に 規定す る 参 加 人を いう。 以下 こ の 項 及び 次条 第二号 にお い て 同 じ。)
前項の規定により諮問をした独立行政法人等は、次に 掲げる者に対し、 諮問をした旨を通知しなければなら ない。
二
当 該 審 査 請 求に 係 る 保 有 個 人 情 報 の 開 示 に つ い て 反 対 意 見 書 を 提 出 し た 第 三 者 ( 当 該 第三者 が 審査 請 求 人 又は 参 加 人で ある場合 を 除
2
三
く。)
(第三者からの審査請求を棄却す る場合 等における 手続)
開示決 定に対する 第三者から の審査請求を却下 し、又は棄 却する裁決
第 二 十三 条 第三 項の 規 定 は 、 次 の 各号 の い ず れ か に 該 当 す る 裁 決を す る 場 合 に つ いて 準用す る 。
一
審査 請 求 に 係る 開 示 決 定 等 ( 開 示 請 求 に 係る 保 有個 人情 報 の 全部 を開 示す る 旨の 決定を除く。)を変更し、当該審査請求に係る保有
第四十四条
二
雑則
個 人情報 を開示する 旨の裁 決( 第三者で ある参加人が 当該第三者に関す る情報の開 示に反 対の意 思を表示して い る場合に限 る。)
第五章
保有個 人情報(独立行政法人等の保有す る情報の公 開に関する法律第五条に規定する不開示情報を専ら 記録する 法人文書 に記
(保 有個 人情 報の保有 に関する特 例)
第四十五条
録 されて い るもの に限 る。 )の うち、 まだ分類 その 他 の 整理 が行わ れて い な いもので 、同一の利用目的に係るもの が著しく大 量にあるた
- 35 -
め そ の 中 か ら 特 定 の 保 有個 人 情報 を 検 索 す る こと が 著 し く 困 難で ある も の は 、 前 章 ( 第 四 節を除 く。 )の 規定 の適 用 に ついて は 、 独立行
政法人等に保有されて いないものとみなす。
独立行政法 人等は、開 示請求、訂 正 請求又は 利用停止請求(以 下この項において 「開 示請求等」と いう。)をしようとする者
(開示 請求等を しようとする者に対する情報の提供等)
第四十六条
がそれ ぞれ 容 易 かつ 的 確に 開 示 請 求 等を す る こと ができ る よう 、 当該 独 立 行政 法 人等 が 保有する 保有個 人情報 の特 定に資する情報の 提供
総 務大 臣 は 、 こ の 法 律 の 円滑 な運 用 を 確保 す る た め、総合 的 な案 内所を 整 備す る ものと す る。
その 他開示請求等をしようとする者の利便を 考慮 した適 切な措置を講ずるものとする。
2
独立行政法 人等は、独 立行政 法人等における個人情 報の取扱いに関する苦情の適 切かつ迅速な処理に努 めなければ ならない。
(苦情処理)
第四十七条
(施 行の状況の公表)
総務大臣は 、 独立行政 法人等に対し、こ の法律の施 行の状況に ついて報告を求めることがで き る。
総 務大 臣 は 、 毎 年 度 、 前 項 の 報 告 を 取 り まと め、 その 概 要 を 公 表 す る も のと す る 。
第四十八条
2
こ の 法 律 に 定 め る も の の ほ か 、 こ の 法 律 の 実 施 の た め 必 要 な 事 項 は 、 政 令で 定 め る 。
(政 令への委任)
第四十九条
罰則
次に掲げる者が、 正当な理由がないのに、個 人の秘密に属する 事項が記 録された第二条 第四項第一号に係る個人情報ファイル
第六章
第五十条
独立行政法人等の役員若しくは職員 又はこれら の職にあっ た者
( そ の 全 部 又 は 一部 を 複 製 し 、 又 は 加 工 し た も の を 含む 。 ) を 提 供 し たと き は 、 二 年 以 下 の 懲 役 又は 百 万 円 以 下 の 罰 金 に 処 す る 。
一
第 七 条 第 二 項の 受 託 業 務 に 従 事 し て い る 者 又 は 従 事 して い た 者
前条 各号 に 掲 げる者 が 、 その 業 務に 関して 知 り得 た 保 有個 人情 報を 自己若 し くは 第三 者の 不 正な 利 益を 図る目 的で 提 供し、 又
二
第五十一条
独立行政法 人等の役員 又は職員が その職権を濫用して、専らその職務の用 以外の用に 供する目的で個人の秘密に属 する事項が
は盗 用 したとき は、 一年以 下の 懲役又は 五 十万 円 以下の 罰金に処する 。
第五十二条
前三条の規 定は、日本 国外においてこれらの 条の罪を 犯した者 にも適用す る。
記 録 さ れ た 文 書 、 図 画 又 は 電磁 的 記 録 を 収 集 し た と き は 、 一 年 以 下 の 懲役 又 は 五 十 万 円 以 下 の 罰 金 に 処 す る 。
第五十三条
偽 り そ の 他 不 正 の 手 段 に よ り 、 開 示 決 定 に 基 づ く保 有 個 人情 報 の 開 示 を 受け た 者 は 、 十 万 円 以 下 の 過 料 に 処 す る 。
則
第五十四条
附
- 36 -
この 法律は、行 政 機関個人情報保護法の 施行の日 から施 行する。
農水 産業協同組合貯金保険 機構
日本年金機構
日本中央競馬会
日本私立学校振興・共済事業団
日本司法支援センター
日本銀行
大学共同利用機関法人
国立大学法人
原子力損害賠償・廃炉等支援機構
株式会社日本貿易保険
株式会社日本政策金融公庫
株式会社国際協力銀行
沖縄振興開 発金融公庫
沖縄科学技術大学院大学学園
放 送 大学学 園 法 (平 成 十四 年 法 律 第百 五 十六号)
農水産業 協同組合貯金保険法(昭和四十八年 法律 第五十三号 )
日本年金機構法 (平成十九年法律第百 九号)
日本中央競馬会法(昭和二十九年法律第二百五号)
日本私立学校振興・共済事業団 法(平成九年法律第四十八号)
総合法律支援法(平 成十六 年法律第七 十四号)
日本銀行法(平 成九年法律第八 十九号)
国立大学 法人法
国立大学 法人法(平 成十五年法律第百十二号 )
原子力損害賠償・廃炉等支援機構法(平成二十三 年法律第九十四号)
貿易保険 法(昭和二 十五年法律 第六十七号)
株式会社日本政 策金融公庫 法(平成十九年法律 第五十七号)
株式会 社 国際 協力 銀 行 法 (平 成 二 十三 年 法律 第三 十九号)
沖縄 振興開発金 融公庫法(昭和四十七年法律 第三 十一号)
沖縄科学技術大学院大学学園法(平 成二十一年法律第七十六号)
根拠法
放送大学学 園
預 金保険 法 (昭 和四 十六 年法律 第三 十四号)
行政機関の保有する情報の公開に関する法律(平成十一年法律第四十二号)(抄)
預金保険機構
名称
別表(第二条 関係)
○
行政 機関の 長は、開 示 請求があっ たときは、 開示請求に 係る行 政文書に次の各号に掲 げる情報 (以下「不開 示情報」と いう。 )の
(行政文書の開示義務)
第五条
いずれかが記録されて いる場合を除き、開示 請求者に対し、当該行政文書を開示しなければなら ない。
- 37 -
一
個 人 に 関す る 情 報 ( 事 業 を 営 む 個 人 の 当 該 事 業 に 関 す る 情 報 を 除 く。 )で あ って 、 当 該 情 報 に 含 まれ る 氏 名、 生 年 月 日 そ の 他 の 記 述
等 に よ り 特 定の 個 人 を 識 別す る こ と がで き る も の (他 の 情 報 と 照合す る こ と に よ り 、 特 定の 個 人を 識 別す る こ と がで き るこ と と な る も
のを含む。) 又は特定の 個 人を識別す ることはで きないが、 公に す ること に よ り 、 な お 個 人の権 利 利 益を 害す る お それ が ある もの 。 た
(略)
(略)
だ し、 次に 掲げる情 報を除 く。
イ~ハ
二~六
(公 益上の理由による裁量的開示)
行政機関の長は、開示請求に係る行政文書に不開示情報が記 録されている場合で あっても、公益上特に 必要があると認めるときは、
独 立行政法人等の保有す る情報の公開 に関する法律(平成十三年 法律第百四十号)(抄)
開示請求者 に対し、当該行政文書を開示することができる。
第七条
○
独立行 政法人等は、開示請 求があったときは、開 示請求に係る法人文書に次の 各号に掲げる情報(以下 「不開示情報」という。)
(法人文書の開 示義務)
第五条
個 人 に 関 す る 情 報 ( 事 業 を 営 む 個 人 の 当 該 事 業 に 関 す る 情 報 を 除 く。 ) で あ っ て 、 当 該 情 報 に 含 ま れ る 氏 名 、 生 年 月 日 そ の 他 の 記 述
のいずれかが記録されている場合を除き 、開示請求者に対し、 当該法人文 書を開 示しなければならない。
一
等 に よ り 特 定の 個 人 を 識 別す る こ と が で き る もの (他の 情 報 と 照合す る こ と に よ り 、 特 定 の 個 人を 識 別す るこ と がで き るこ と と な る も
の を 含む 。 ) 又は 特 定の 個 人を 識 別す るこ と はで き な い が 、 公 に す るこ と に よ り 、 な お 個 人の 権 利 利 益を 害 す る お それ が ある もの 。 た
(略)
(略)
だし、次に掲げる情報を除く。
イ~ハ
二~六
独立行政法人等は、開示請求に係る法 人文書に不開示情報 が記録さ れて いる場 合で あって も、公 益上特 に必要が あると 認めるとき
(公益上 の理由 による裁量 的開示)
第七条
は 、 開 示 請 求者 に 対 し 、 当 該 法 人 文 書 を 開 示 す る こ と がで き る 。
- 38 -
○
(略)
鉄道抵当法(明治三 十八年法律 第五十三号)(抄)
第三 十八条ノ 二
②(略)
戸籍法(昭和二十二年法律第二百二十四号)(抄)
レタル保有個人情報(同法第二条第三項 ニ規定スル 保有個 人情 報ヲ 謂フ) ニ付テ ハ 之ヲ適用セズ
③ 行 政 機 関 の 保 有 す る 個 人情 報 の 保 護 に 関 す る 法 律 ( 平 成 十 五 年 法 律 第五 十 八 号 ) 第 四 章ノ 規 定 ハ 鉄 道 抵 当 原 簿 及 鉄 道 財 団 目 録 ニ 記 録セ ラ
○
戸籍及び除かれた戸籍の副 本並びに第四十八条第二項に規定する書類に記録されている保有個人情報(行政 機関の保有する
(略)
漁業法(昭和二十四年法律第二百六十七号)(抄)
規定は、適用しない。
個人情報の 保護に関す る法律(平 成十五年法律第五十八号)第二条第三 項に規定する保有個人情報をいう。)については、同法第四章の
第百二 十九条
○
(登 録)
第五十条
(略)
(略)
第三項に 規定す る保有個人情報をいう。 )について は、同法 第四章の規定は、適用しない。
免許漁 業 原 簿に 記 録 されて いる 保有個 人情 報 (行政 機関の保 有す る個 人 情報の 保 護 に 関する 法 律 (平 成 十 五 年法 律 第五 十八 号 ) 第二条
2・3
4
5
- 39 -
○
(略)
鉱業法(昭和二十五年法律第二百八十九号)(抄)
(登録)
第五十 九条
(略)
道 路運 送車 両 法 (昭 和 二 十六 年 法 律 第 百 八 十五 号 ) ( 抄)
項に規定す る保有個人情報を いう。)に ついては、 同法第四章の規定は、適用しな い。
鉱 業原簿に記 録されて いる保有個人情報(行政機関の 保有する個 人情報の保護に関する法律(平成十五年法律第五十八号)第二条第三
2~5
6
○
(略)
(他の法律の適用除外)
第三 十六条の 四
(略)
航空法(昭和二十七年法律第二百三十一号)(抄)
第二条第三 項に規定す る保有個人情報を いう。)に ついては、 同法第四章の規定は、適用しない。
自 動車登録ファイル に記録されて いる保有個人情報(行政機関の 保有 する個人情報の保護に関する法律(平 成十五年法律第五十八号)
2・3
4
○
(他の法律の適用除外)
(略)
航空 機登録原 簿に記録されて いる保有個人情報(行政機関の保有する 個人情報の保護に関する法律(平成十五 年法律第五十八号) 第二
第八条の五
2
条第三項に規定する保 有個人情報 を いう。) について は 、 同法第四 章の規定は、適用 しない。
- 40 -
○
特 定多目的ダ ム法(昭和三 十二年法律 第三 十五号) ( 抄)
(登録)
(略)
(略)
第二十六条
2~4
ダ ム使用権登 録簿に 記録されて いる保有個 人情報(行 政機関の保 有する個人情報の 保護に関す る法律(平成 十五年法律 第五十八号)第
(略)
5
6
特許法(昭和三十四 年法律第百 二十一号) (抄)
二条第三項に規定する 保有個 人情報をいう。)に つ いて は 、 同 法 第四 章の 規定は、 適 用 しな い。
○
(略)
(証明等の 請求)
第百八十六条
(略)
意匠法(昭和三十四年法律第百二十五号)(抄)
適用しない。
の 保 護 に 関す る 法 律 (平 成 十五 年 法 律 第五 十 八号 ) 第 二 条 第三 項に 規 定す る 保 有 個 人 情 報 を い う 。 ) に つ いて は、 同 法 第 四 章 の 規 定 は 、
特 許 に 関 す る 書 類 及 び 特 許 原 簿 の う ち 磁 気 テ ー プ を も つて 調 製 し た 部 分 に 記 録 され て い る 保 有 個 人 情 報 ( 行 政 機 関 の 保 有 す る個 人 情 報
2・3
4
○
(略)
(証明等の請求)
第六十三条
(略)
意 匠登 録に 関 す る 書 類 及び 意 匠 原 簿の うち 磁 気テー プ を も つて 調 製 し た 部 分に 記 録 され て い る 保 有 個 人 情 報 ( 行 政 機 関 の 保 有 す る個 人
2・3
4
- 41 -
○
情 報 の 保 護 に 関 す る 法 律 ( 平 成 十五 年 法 律 第五 十 八 号 ) 第二 条 第三 項 に 規 定 す る 保 有 個 人 情 報 を い う 。 ) に つ いて は 、 同 法 第四 章の 規定
は、適用しない。
商標法(昭和三十四年法律第百二十七号)(抄)
(略)
(証明等の 請求)
第七十二条
(略)
商 業登記法 (昭和三 十八年法律 第百二十五 号)(抄)
同法第四章の規定は、適用 しない。
関の保有す る個人情報 の保護に関する法律(平成十五年法律第五十八号) 第二条第三 項に規定す る保有個 人情報を いう。)に ついては、
商 標 登 録 又は 防 護 標 章 登 録に 関す る 書 類 及 び 商 標原 簿 の う ち 磁 気 テー プを も つ て 調 製 し た 部 分 に 記 録 さ れ て い る 保 有 個 人情 報 ( 行 政 機
2・3
4
○
(行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の適用除外)
登記簿及びその附 属書類に 記録されて いる保有個 人情報(行 政機関の保 有する個人情報の 保護に関す る法律(平 成十五年法
著作権法 (昭和四十五年法律第四十八号) (抄)
律第五十八号) 第二条第三 項に規定す る保有個人情報を い う。)に ついては、同法第四章の 規定は、適用しな い。
第百四十一条
○
(登録手続等)
(略)
(略)
第七十八条
2~8
- 42 -
9
○
著作権登録原 簿及びその附属書類に記 録されて いる保 有個人情報 (行政機関の 保有する個 人情報 の保護に関する法律(平成十五年 法律
第五十八号 ) 第二条第三項に規定する保有個 人情報を いう。) に ついては 、同法第四 章の規定は 、適用しな い。
(略)
だな
日本国と大韓民国との 間の両国に 隣接する大 陸 棚 の 南部の共同開 発に関する協定の実施に伴う石 油及び可燃性天然ガス資源の開発に
(略)
関する特別措置法(昭 和五十三年法律第八十一号) (抄)
(登録)
第三 十 二条
(略)
電子情報処理 組織による登記事 務処理の円滑化のための措置等に 関する法律 (昭和六十年法律 第三十三号) (抄)
(略)
第三 項に規定する保有個人情報を いう。)に ついては、 同法第四章の規定は、適用しない。
特 定鉱業原簿に記録されて いる保有個 人情報(行 政機関の保有す る個人情報の 保護に関す る法律(平 成十五 年法律第五 十八号)第二条
2~5
6
7
○
(他の法律の適用除外)
(略)
半導体集積回路の回路配置に関する法律(昭和六 十年法律第四十三号)(抄)
第三項に規定する保有個人情報を いう。)に ついては、同法第四章の規定は、適用しない。
登記ファイル に記録されて いる保有個 人情報 (行政機関の保有す る個人情報の 保護に関す る法律(平成十五 年法律第五 十八号)第二条
第六条
2
○
- 43 -
10
(謄本等の交付 及び閲覧等の請求)
(略)
(略)
第四十八条
2
回 路配置 原簿又は 第三条第二項 の申請書若 しくはこれ に添付 した図面その他の資料に記録されて いる保有個 人情報 (行政機関の保有す
工業所有 権に関する 手続等の特 例に関する法律(平成二年法 律第三 十号 ) (抄)
の規定は、適用 しない。
る個人情報 の保護に関する 法律(平 成十五年法律第五十八号) 第二条 第 三 項 に 規 定 す る 保 有 個 人 情 報 を いう 。 ) に つ いて は 、 同 法 第 四 章
3
○
(略)
(ファイル に記録されて いる事項の閲覧等の 請求)
第十二条
(略)
種苗法(平成十年法律第八十三号)(抄)
項に 規定する保有個人情報をいう。)については、同法 第四章の規定は、適用しない。
ファイルに記 録されて いる保有個人情 報 (行政機関の保有す る個 人情報の保護に関する法律(平成十五年法律第五十八号)第二条 第三
2~4
5
○
(証明等の 請求)
(略)
(略)
2
品種 登録簿等に記録されて いる保有個 人情報(行 政機関の保有す る個 人情報の 保護に関す る法律(平 成十五年 法律第五 十八号) 第 二条
第五十三条
3
第三 項に規定する保有個人情報を いう。)については、 同法第四章の規定は、適用しない。
- 44 -
○
動産及び債権の譲渡の対抗要件に関する民法の特例等 に関する法律(平 成十年法律第百四号)(抄)
(行政 機関の保有する個人情報の保護に 関する法律の適用除外)
動 産譲渡 登記 フ ァイル若 しくは 債権 譲渡 登記フ ァイル 又は 登記事 項概要フ ァ イルに記録 されて いる保 有個 人情報 (行 政 機関の保
民間資金 等の活用に よる公共施 設等の整備等の促 進に関する 法律(平成 十一年法律 百十七第号)(抄)
四章の規定は、適用しない。
有する個人情報の 保護に関する法律(平 成十五年法律第五十八号)第二 条第三項に規定する保有個人情 報をいう。)については、同法第
第十八条
○
(登録)
(略)
(略)
第二十 七条
2~4
公 共 施 設等運 営 権 登 録 簿 に 記 録 さ れ て いる 保 有 個 人情 報 ( 行 政 機 関 の 保 有 す る 個 人 情 報 の 保 護 に 関 す る 法 律 ( 平 成 十 五 年 法 律 第 五 十八
(略)
5
6
後 見登記等に 関する法律 (平 成十 一年法律 第百五 十二号) (抄)
号) 第二条第三 項に規定する保有個人情報を いう。)については、 同法第四章の規定は、適用しない。
○
(行政機関の保有する個人情報の保護に 関する法律の適用除外)
後見登記等フ ァイル及び閉鎖登記ファイルに記録されて いる保有個人情報(行政機関の保有する個 人情報の保護に関する法律
小 型船舶の登 録等に 関する法律 (平成十三 年法律第百 二号)(抄)
(平 成十五年法 律第五 十八 号)第二条第三項に規定する保有 個 人情 報 をいう。) については 、同法第四 章の規定は 、適用 しない。
第十四条
○
- 45 -
(略)
(他の法律の適用除外)
第三 十 一条
(略)
情報公開 ・個人情報 保護審査会 設置法 (平成十五 年法律第六 十号)(抄)
規定する保有個 人情報 をいう。) については 、同法第四 章の規定は 、適用しない。
原簿に記 録されて いる保 有個人情報(行政機関の 保有する個 人情報 の保護に関する法律(平成十五年 法律第五十八号) 第二条第三 項に
2・3
4
○
(定義)
(略)
(略)
第八条
2
不動産登 記法(平成 十六年法律 第百二十三 号)(抄)
(略)
報 と み な され る 法 人 保 有 個 人情 報 ( 同 法 第 二 条 第 三 項 に 規 定 す る 保 有 個 人情 報 を い う 。 次 号 に お いて 同 じ。 ) を 含む 。 )
じ。)(独立行政法人等の保有する個人情報の保護に 関する法律第二十二条第二項又は第三十四条第二項の 規定により行政保有個 人情
正決定等又は利用停止決定等に係る行政保有個人情報(同法第二条第三項に規定する保有個人情報をいう。以下この項において同
行政機関の 保有す る個人情報 の保護に関する法律第 十九条第一 項、 第三十一条第一項又は第四十条第一項に規定する開示決定等、 訂
この章において 「保有個 人情報」とは 、次に掲げ るものをいう。
一
二
3
○
登記 簿等に記 録されて いる 保有個人情 報 (行政機 関の保 有する個 人 情 報 の 保 護 に 関す る 法 律 (平 成 十 五 年 法 律 第五 十八 号 )
(行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の適用除外)
第百五 十五条
第二条第三項に 規定する保有個人情報をいう。)については、同法 第四章の規定は、適用しない。
- 46 -
則
(略)
附
第四条
(略)
行政不服審査法の施行 に伴う関係法 律の 整備等に関する法律(平成二十六年 法律第六十 九号) による改正 後のもの。
更 生保護法(平成十九年法律第八十八号) (抄)
人情報をいう。) について は、同法第四 章の規定は 、適用しな い。
第一項の 閉鎖登記簿に記録されている保有個人情報(行政機関の保有す る個人情報 の保護に関する法律第二条第三 項に規定する保有個
2・3
4
○
※
この法律の 規定による処 分又はその 不作 為について の審査 請求に 係る行政不服審査法第三十八 条第一項に 規定する提出書
(行政不服 審査法の特 例)
第九十六条の二
類 等 又 は 同 法 第 七 十 八 条 第 一 項 に 規 定 す る 主 張 書 面 若 し くは 資 料で あ っ て 、 行 政 機 関 の 保 有 す る 個 人 情 報 の 保 護 に 関 す る 法 律 ( 平 成 十 五
年法律第五 十八号)第四十五条第一項の 規定により 同法第四章の規 定を適用しな いことと された同法第二条第三項に規定する保有個 人情
報 が 記 載 され、 又は 記 録 され た も の に つ いて の 行 政 不 服 審 査 法 の 規 定の適 用 に つ いて は 、 同 法 第 三 十八条 第 一 項 前 段 中 「 又は 当 該 書 面 若
し くは 当 該 書 類 の写 し 若 し くは 当 該 電磁 的 記 録 に 記 録 さ れ た 事 項 を 記 載し た 書 面 の 交 付 を 求 める 」 と あ る の は 「 を 求 め る 」 と 、 同 項 後 段
及び 同法第七十八条第一項 後段中 「閲覧又は 交付」と あるのは「閲 覧」と、同法 第三 十八条第二 項及び第七十八条第二項 中「閲覧を させ、
又は同項の 規定による 交付をしようとす るときは、 当該閲覧又は交付」と あるのは「閲覧を させようと するときは 、当該閲覧」と、同条
第 一 項 前 段 中 「 若 し く は 資 料 の 閲 覧 」 と あ る の は 「 又 は 資 料 の 閲 覧 」 と 、 「 又 は 当 該 主 張 書 面 若 し く は 当 該 資 料の写 し 若 し く は 当 該 電磁
的記録に記録された事項を記載した書面の交付を求める」と あるのは 「を 求める」と し、同法第三十八条第四項及び第五項並びに第七十
2
日本年金 機構法 (平成十九年法律第百 九号)(抄)
(略)
八条 第四項及び 第五項の規定は、適用しない。
○
- 47 -
第三 十八条
(略)
(略)
個人情報の保護に関する法律及び行政手続におけ る特定の個人を識別するための番号の 利用 等に 関する法律の 一部を改正する法律
個 人情報の保 護に関する 法律(平成十五年法律第五十 七号)(抄)
年法律第百 九号) 第三 十八条 第四 項 及び 第五 項」と す るほ か、 同法の 規 定 の 適 用 に 関 し 必 要 な 技 術 的 読 替 え は 、 政 令で 定 め る 。
同法 第三十六条 第一項各号 の規定の適用について は、同 項 各号中「 第九 条 第 一 項 及 び 第 二 項」と ある の は 、 「 日 本 年 金 機 構 法 (平 成 十 九
年金個 人情報が独立行政法人 等の保有 する個 人情 報の保護に 関する 法律 第二条第三 項に規定する保有個人情報に 該当する場 合における
政令で定める。
本年金機構 法(平 成十九年 法律第百九号 )第三 十八 条第四項及び第五項 」とする ほか、同法の規定の適 用に関し必要な技術 的読替え は、
に該 当する 場合におけ る同法第三 十六条第一 項各号の 規 定の適用 に ついて は 、 同 項 各 号 中 「 第 八 条 第 一 項 及 び 第二 項 」 と あ る の は 、 「 日
年金個人情報 が行政機関の保有する個 人情報の保 護に関する法律 (平成十五年 法律第五十八号)第二条第三 項に規定す る保有個人情報
2~8
9
○
※
(平 成二十七年法律第六 十五号)による改正後の もの。
当 該 情 報 に 含 まれ る 氏 名、 生 年 月日 その 他 の 記 述 等 (文 書 、 図画 若 し くは 電磁 的 記 録 ( 電磁 的 方 式 ( 電子 的 方 式 、磁 気 的 方 式 その 他
この法律 において 「個人情 報」とは、 生存する個 人に関する情 報で あって、次の各号のいずれかに該当するものを いう。
(定義)
一
二
こ の 法律 において 「個人識別符 号」とは、 次の各号の いずれかに該 当 す る 文 字 、 番 号 、 記 号 そ の 他 の 符 号 の う ち 、 政 令で 定 め る も の を
個人識別符号が含まれ るもの
別 す る こ と がで き る こ と と な る も の を 含む 。 )
う。以下 同じ。)により特定の個人を 識別することができるもの (他の情報と 容易に照合 すること ができ、 それにより 特定の個人を識
て 同じ。 )に記載され、若しくは記録され、又は音声、動作 その他の 方法を用いて 表された一 切の事項(個人識 別符号を除 く。)をい
人 の 知 覚 に よ って は 認 識 す る こ と がで き な い 方 式 を い う 。 次 項 第 二号 に お いて 同 じ。 )で 作 ら れ る 記 録を い う 。 第 十 八 条 第 二 項 に お い
第二条
2
特定の個人の身体の 一部の特 徴を電子計算機の用に 供するために変換した文字、 番号、記号 その他の符号であって、 当該特定の個人
いう。
一
- 48 -
10
3
4
5
二
を 識 別す るこ と がで き る もの
個人に 提供される 役務の利用 若 しくは個 人に販売 される商 品の購入に 関し割り当てられ、又は個人に発行され るカードその他の書類
に記載 され、 若 しくは 電磁 的方式によ り記録され た文字、 番号、 記 号その他の符号で あって、その利用者若しくは購入者又は発行を受
け る者ごと に 異な る ものと な る よう に 割り 当て ら れ 、 又は 記 載 さ れ 、 若 し くは 記 録 され ること に より、 特 定 の 利用 者 若 し く は 購 入者 又
は 発 行 を 受け る 者 を 識 別 す る こ と がで き る も の
こ の法律にお いて 「要配慮個人情報」とは 、本人の人 種、信条、 社会 的 身分、 病 歴 、 犯 罪の経 歴、 犯 罪によ り 害を被っ た 事実 その 他 本
人 に 対 す る 不当 な 差 別 、 偏 見 その 他 の 不 利 益 が 生 じ な い よ う に そ の 取 扱 い に 特 に 配 慮 を 要 す る も の と して 政 令で 定 める 記 述 等 が 含 ま れ る
個人情報をいう。
この法律 において 「個人情報 データベース等」と は、個人情 報を含む 情 報 の 集 合 物 で あっ て 、 次に掲 げ る もの ( 利用 方 法 か ら みて 個 人
一
前 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 特 定の 個 人情 報 を 容 易 に 検 索す るこ と がで き る よ う に 体 系 的 に 構 成 し た も のと して 政 令で 定 め る も の
特 定の 個 人情報 を 電 子 計 算 機 を 用 いて 検 索す る こ と がで き る よ う に 体 系 的 に 構 成 し た も の
の 権 利 利 益 を 害 す る お そ れ が少 な い も の と し て 政 令で 定 め る も の を 除 く 。 ) を い う 。
二
こ の 法 律 に お い て 「 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 」 と は 、 個 人 情 報 デ ー タ ベ ー ス 等 を 事 業 の 用 に 供 して い る 者 を い う 。 た だ し、 次 に 掲 げ る 者 を
二
一
独立行政法 人等(独立行政法 人等の保有する個人情 報の保護に 関す る法律(平成十五年法律第五十九号)第二条第一項に規定する独
地方公 共団体
国の機関
除 く。
三
立行政法人等をいう。以下同じ。)
地方独立行政法人(地方独立行政法人法(平成十五年法律第百 十八号) 第二条第一項に 規定する地方独立行政 法人をいう。以下同
こ の 法律にお いて 「個人 データ」とは 、個人情報 デー タベース等を構成する個 人情報をい う。
四
6
この法律 において 「保有個人データ」とは 、個人情 報取扱事業者が、開 示、内容の 訂正、追加 又は削除、 利用の 停止、消去 及び第三者
じ。)
7
への提供の停止を行うこと のできる権限を有する個 人デー タで あって、 その存否 が明らかに なることに より公 益その他の 利益が害される
8
こ の 法 律 に お い て 「 匿 名 加 工 情 報 」 と は 、 次の 各 号 に 掲 げ る 個 人 情 報 の 区 分に 応 じ て 当 該 各 号 に 定 め る 措 置 を 講 じて 特 定の 個 人 を 識 別
この法律において個人情報について「本人」とは、個人情報によって識別される特定の個 人をいう。
も の と して 政 令で 定 め る も の 又は 一 年 以 内の 政 令で 定 め る 期 間 以 内 に 消 去 す るこ と と な る も の 以 外 の も の を い う 。
9
- 49 -
当該個 人情 報に含まれる記 述等の一部を 削除すること (当該一部の記述 等を復元することのでき
す る こ と がで き な い よ う に 個 人情 報 を 加 工 して 得 ら れ る 個 人 に 関 す る 情 報で あっ て 、 当該個 人情報を 復 元する こ と がで き ないように し た
第一項第二号 に該当する個人情報
当該個 人情 報に含まれ る個 人識 別符号の 全部を削除 すること ( 当該個 人識 別符号を 復元すること
る 規則性を 有しない方法により他の記述等に置き換え ることを含む。)。
第一項第一号に該当す る個 人情報
ものをいう。
一
二
の で き る 規 則 性 を 有 し な い 方 法 に よ り 他 の 記 述 等 に 置 き 換え る こ と を 含む 。 ) 。
この法律 において 「 匿名加工 情報取扱 事業者」と は、匿名加工情報を含む情報の集 合物で あって、特 定の匿名加工情報を 電子計算機を
用 い て 検 索す る こ と がで き る よ う に 体 系 的 に 構 成 し た も の その 他 特 定の 匿名加工情報を 容易に検 索することができるよう に体系的に 構 成
し た も の と して 政 令で 定 め る も の ( 第 三 十 六 条 第 一 項に お い て 「 匿 名 加 工 情 報 デー タ ベ ー ス 等 」 と い う 。 ) を 事 業 の 用 に 供 し て い る 者 を
いう。ただし、 第五項各号 に掲げる者を 除 く。
匿名加工情報取扱事業者は、 匿名加工情 報を 取り扱うに 当たって は、 当該匿名加工情報の作 成に用 いられた個 人情報に係る本
(識別行為の禁止)
第三 十八条
人を 識別す るために、 当該個人情 報 から削除 された記述 等若し くは個人識 別符号若し くは第三 十六条第一項の 規定に より行わ れた加工の
方 法 に 関す る 情 報 を 取 得 し 、 又は 当 該 匿 名加工 情 報 を 他 の 情 報 と 照 合 して は な ら な い 。
(所掌事務)
基本方針の策定及び推 進に関すること。
委 員 会 は 、 前 条 の 任 務 を 達 成 す る た め 、 次 に 掲 げ る 事 務 を つ か さど る 。
一
個人情 報 及び匿名加工情報の 取扱いに関する監 督 並びに苦情の申出 に ついて の 必 要な あ っ せん 及び その処 理を 行 う 事業者 への 協力 に
第六十一条
二
三
特 定個 人情 報 ( 番号 利用 法 第 二 条 第 八 項 に 規定する 特 定個 人情報を いう。 第六 十三条 第四項にお いて同じ。)の取扱 いに 関する監
認定個 人情報保護団体に関す ること。
関 すること ( 第四号 に掲 げる ものを除 く。 )。
四
七
六
五
所掌事務に 係る国際 協力に関すること。
前各号に掲げる 事務を 行うために必要な調査及び研究に関すること。
個人情報 の保護及び適正かつ効果的な活用について の広報及び 啓発に 関すること 。
特定個人情報保護評価 (番号利用法 第二十七条 第一項 に 規定す る特定個人情報保護評 価をいう。 )に関すること。
視 又 は 監 督 並 び に 苦 情 の 申 出 に つ いて の 必 要 な あ っ せ ん及び その処理を 行う事業者 への協力に 関すること。
八
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10
○
九
※
前 各号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 法 律 ( 法 律 に 基 づ く命 令を 含む 。 ) に 基 づ き 委 員 会 に 属 さ せ ら れ た 事 務
行 政 手続における特 定の個人を 識別するた めの番号の 利用 等 に 関する 法 律 (平 成二 十五 年 法律 第二十 七号 ) (抄)
個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための 番号の 利用等に関する法律の 一部を改正する法律
(平成二十七年法律第六十五号)による改 正後のもの。
(略)
(定義)
第二条
(略)
この法律において 「個人情報フ ァイル」と は、行政機関個人情報 保護法 第二条第四項に規定す る個人情報ファイルで あって 行政機関が
2・3
4
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保有するもの、 独立行政法 人等個人情報 保護法第二条第四項に規定する個人情報ファイルで あって 独立行政法 人等が保有するもの又は個
(略)
人情 報 保護 法第二条 第 四項に 規定 する個 人情 報 デー タベ ー ス等で あって行 政 機関及び 独立行政法 人等以外の者 が保有するものをいう。
5~
15