世界かんがい施設遺産 つうじゅんようすい 通潤用水 Tsujunyousui Irrigation System 日本最大級の石造アーチ橋に より台地を潤す [熊本県・山都町] ■常に水不足に悩まされ、飢饉すらお きていた白糸 台 地を 灌 漑するため に、1855 年に 通 潤 用 水 が 建 設。こ れにより水田面積が3倍に増加。 ■日本最大の石造アーチ橋 「通潤橋 (国 の重要文化財) 」 をはじめ、高品質の 漆喰、過剰取水防止の分水工、上下 二段構造の水路による水の反復利用 など、日本固有の最先端技術の集大 成。 ■一昼夜毎に上流と下流の受益者がそ れぞれ取水する 「昼夜引き」 による公 平な水分配に加え、環境や景観の面 でも優れた保全・整備。美しい排水 の様子は多くの観光客を魅了。 現在の通潤橋 (撮影:山都教育委員会) 当時の通潤橋 吹上樋の全容 水路トンネル内部 円形分水(撮影:山都教育委員会) 問い合わせ先 山都町農林振興課 TEL. 0967-72-1136
© Copyright 2024 ExpyDoc