検査内容変更のお知らせ - 一般社団法人 広島市医師会臨床検査センター

平成28年3月8日
NO.2016-8_変更
検査内容変更のお知らせ
謹啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
このたび、下記の検査項目について、検査内容を変更させていただきたくご案内いた
します。
何卒ご了承賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
敬白
記
■実施日 平成2
平成28年 3月 31日
31日(木) ご依頼分より
■変更
変更項目
変更項目
案内書
掲載頁
項目
コード
93
4406-02
抗ヘリコバクターピロリIgG抗体
P2
78
0502-02
MMP-3(マトリックスメタプロテイナーゼ-3)
P2
47
2988-02
β2-マイクログロブリン〔血液〕
P2
38
2031-02
副甲状腺ホルモン(PTH)-インタクト
P2
83
0137-02
遊離脂肪酸(FFA、NEFA)
P3
83
0133-02
リン脂質(PL)
P3
38
2134-02
オステオカルシン
P4
34
2041-02
2041-03
コルチゾール〔ECLIA〕
P5
44
0145-02
RLP-C (レムナント様リポ蛋白コレステロール)
P6
111
1074-03
プロテイン C 活性
P7
検 査 項 目
ページ
変更内容の詳細については次頁以降をご覧ください。
一般社団法人広島市医師会
臨床検査センター
代表電話
(082)247-7191
0120-14-7191
http://www.labo.city.hiroshima.med.or.jp
フリーダイヤル
抗ヘリコバクターピロリIgG抗体
同一試薬メーカーのラテックス法の測定試薬に変更し所内導入いたします。これにより、総合報告書による
翌日報告が可能となります。なお、基準値の変更はございません。
案内書
掲載頁
93
項目コード
検 査 項 目
4406-02
抗ヘリコバクターピロリIgG
抗体
変更内容
新
現
検査方法
ラテックス法
EIA
所要日数
1~2 日
2~5 日
■現法と新法の比較
現法
新法
計
計
陽性
陰性
陽性
64
5
69
陰性
0
51
51
64
56
120
陽性一致率100%、陰性一致率91%、全体一致率96%
MMPMMP-3(マトリックスメタプロテイナーゼ3(マトリックスメタプロテイナーゼ-3)
β2-マイクログロブリン〔血液〕
マイクログロブリン〔血液〕
副甲状腺ホルモン(PTH)副甲状腺ホルモン(PTH)-インタクト
委託先と同一検査方法、同一
一測定試薬にて所内導入いたします。これにより、総合報告書による翌日報告
が可能となります。なお、基準値の変更はございません。
案内書
掲載頁
項目コード
78
0502-02
MMP-3(マトリックスメタプロテイ
ナーゼ-3)
47
2988-02
β2-マイクログロブリン〔血液〕
38
2031-02
副甲状腺ホルモン(PTH)-インタ
クト
検 査 項 目
2
変更内容
新
現
所要日数
1~2 日
2~5 日
遊離脂肪酸(FFA、NEFA)
診療報酬算定経過措置*2)の終了に伴い未保険収載項目となります。受託数僅少により外部委託させてい
ただきます。
案内書
掲載頁
83
項目コード
0137-02
検 査 項 目
遊離脂肪酸
(FFA、NEFA)
変更内容
新
現
検査方法
140~850 μEq/L
360~760 μEq/L
所要日数
2~5 日
1~2 日
*2)前回(平成 26 年 4 月)の診療報酬改定において、平成 28 年 3 月 31 日までの間に限り、下記の
経過措置の検査項目(11 項目)が設けられました。(検査センターインフォメーション NO.2014-48)
今回、その経過措置が終了し未保険収載項目となります。
■経過措置 検査項目
・肺サーファクタント蛋白-A(SP-A)(羊水)
・エステル型コレステロール
・遊離脂肪酸
・前立腺酸性ホスファターゼ
・不飽和鉄結合能(UIBC)(RIA法)
・総鉄結合能(TIBC)(RIA法)
・カタラーゼ
・シスチンアミノペプチダーゼ(CAP)
・溶連菌エステラーゼ抗体(ASE)
・リウマトイド因子(RF)半定量
・LEテスト定性
リン脂質(PL)
受託数僅少のため外部委託させていただきます。
案内書
掲載頁
83
項目コード
0133-02
検 査 項 目
変更内容
新
現
基準値
160~260 mg/dL
160~280 mg/dL
所要日数
2~5 日
1~2 日
リン脂質(PL)
3
オステオカルシン
現測定試薬の販売中止に伴い、Non-RIA試薬に変更させていただきます。新基準値は文献値*1)です。
オステオカルシン(OC)は骨芽細胞から分泌され、血中では完全分子のインタクトオステオカルシンのほ
かに、様々なフラグメント(断片)として存在します。現RIA法ではインタクトオステオカルシンを測定対象とし
ていますが、新法では、インタクトオステオカルシンとフラグメント(N-MID)の双方を認識部位としていま
す。
*1)吉村典子 他: 一般住民における血清 β-Isomerized Cross-Linked C-Teropeptide of Type-I Collagen(β-CTX)
および Total Osteocalcin(Total OC)の性・年齢別分布からみた基準値設定の試み.Osteoporosis Japan 13(3) 237-243,
2005
案内書
項目コード
掲載頁
38
検 査 項 目
変更内容
新
現
項目コード
2406-02
2134-02
検査方法
ECLIA
RIA 固相法(IRMA)
所要日数
2~5 日
3~6 日
2134-02 オステオカルシン
閉経前女性
7.8~30.8
閉経後女性
基準値(単位)
14.2~54.8
男性 8.4~33.1
ng/mL
■現法と新法の比較
(ng/mL)
250.0
200.0
新 150.0
法
n=113
Y=3.285X-6.513
r=0.965
100.0
50.0
0.0
0.0
50.0
100.0
150.0
200.0
250.0
(ng/mL)
現
法
4
2.5~13 ng/mL
コルチゾール〔ECLIA
コルチゾール〔ECLIA〕
ECLIA〕
ステロイドホルモンとの交差反応性を低減した改良試薬に変更させていただきます。新基準値はメーカー設
定値です。
案内書
掲載頁
項目コード
検 査 項 目
変更内容
新
血漿 6.24~18.0
血清 6.24~18.0
μg/dL
基準値
(単位)
2041-02
2041-03
34
現
血漿 6.2~19.4
血清 6.2~19.4
μg/dL
コルチゾール
〔ECLIA〕
プレドニゾロン、メチルプレ
ドニゾロンと交差反応性が
あり、投与中では高値に測
定される可能性がありま
す。デキサメタゾンは影響
ありません。
(記載なし)
備考
■現試薬と新試薬の比較
コルチゾール[血漿]
コルチゾール[血清]
(μg/dL)
n=125
65.0
Y=0.723X+0.413
r=0.965
52.0
(μg/dL)
65.0
新 39.0
試
薬 26.0
新 39.0
試
薬 26.0
13.0
13.0
0.0
0.0
13.0
26.0
39.0
n=119
Y=0.753X+0.140
r=0.979
52.0
0.0
52.0 65.0
(μg/dL)
0.0
13.0
26.0
39.0
現試薬
現試薬
5
52.0 65.0
(μg/dL)
RLPRLP-C (レムナント様リポ蛋白コレステロール)
レムナント様リポ蛋白コレステロール)
より特異性の高い測定試薬に変更し、所要日数を短縮いたします。なお、基準値の変更はございません。
案内書
掲載頁
項目コード
44
0145-02
検 査 項 目
RLP-C
(レムナント様リポ蛋白
コレステロール)
変更内容
新
現
検査方法
酵素法
免疫吸着法
所要日数
2~5 日
■現法と新法の比較
(mg/dL)
40.0
n=128
Y=0.993X+0.662
r=0.951
32.0
新 24.0
法
16.0
8.0
0.0
0.0
8.0
16.0
24.0
32.0
40.0
(mg/dL)
現
法
6
3~6 日
プロテインC
プロテインC活性
測定機器および測定試薬の変更に伴い、所要日数を短縮いたします。
なお、基準値の変更はございません。
案内書
掲載頁
111
項目コード
1074-03
検 査 項 目
プロテイン C 活性
変更内容
新
現
検査方法
表記名称
凝固時間法
APTT 凝固時間法
所要日数
2~5 日
2~6 日
■現試薬と新試薬の比較
プロテインC活性
(%)
150
120
新
試
薬
90
60
n=90
Y=0.991X+3.078
r=0.935
30
0
0
30
60
90
120
150
(%)
現試薬
7