※両国駅北口地区地区計画区域内において建築計画等を行う場合は、東京都と事前協議を行う必要があります。 両国駅北口地区地区計画の内容 はじめに 地区計画 の方針 両国地区は、副都心錦糸町とともに商業・業 務の集積が高く、にぎわいのあるまちです。区で は、「副都心ゾーンの広域総合拠点」として位置 づけ、新しいまちづくりを進めています。 この地区は、江戸時代から栄え下町人情の色 濃い江戸文化の発祥地でもあり、歴史や伝統あ る歴史的資産も多く残っており、国技館、江戸東 京博物館を中心として、江戸・東京文化の拠点 計画の目標 区域面積 約 14.9ha 整備を進めています。 また、地場産業としてのファッション関連産 業等人々の生活に密着した産業の集積も高 く、これからの時代にふさわしいファッションタ ウンとして、複合型都市文化拠点の形成を目 指し、ファッション文化の街として地域の活性 化を図っていきます。 ●錦糸町とともに「副都心ゾーンの核の一つとしての広域総合拠点」の形成 を図ります。 ●新しいファッションタウンのシンボルとして、「複合型都市文化拠点」の形 成を図ります。 ●回遊性のあるまちづくりの促進を図ります。 ●ゆとりあるオープンスペースの確保と防災性の向上を図ります。 ●「ファッション文化・コンベンション地区」「業務地区」「教育施設地区」「宿泊 地区」等に分け、都市機能の更新と合理的な土地利用の促進を図りま す。 (再開発等促進区) ●オープンスペースの確保、土地の高度利用、道路や通路の整備により、 回遊性のある快適な都市環境を創出します。また、災害時の避難と安全 を図ります。 土地利用の 基本方針 主要な公 共施設の 配置及び 規模 公共施設等の 整備方針 ●コミュニティ道路、歩行者用通路の新設整備や、既存道路の歩車分離を 図ります。 ●歩道状空地を確保し、公共空間と一体となった空間整備を図ります。 ●高齢者や障害者等が利用しやすい公共公益施設の整備を図ります。 ●中水道施設やオープンスペース、防災備蓄倉庫等の整備を図ります。 ●駅前の広場機能や駅南北方向への自由な通路動線機能等の確保を図り ます。 建築物等の 整備方針 ●壁面後退等により、歩行者空間・緑化空間の確保を図ります。 ●オープンスペースを十分確保し、緑化の推進及びにぎわいの創出を図り ます。 ●地区全体の調和に配慮した両国らしい都市景観の形成を図ります。 ●適正な規模の駐車場施設の整備を図ります。 ●建築物の不燃化を促進し、防災性の向上を図ります。 名称 幅員 延長 地区幹線道路 15m 約 320m 緑道 1 号 8∼15m 約 170m 緑道 2 号 4.5m 約 225m 再開発地 区整備計 画 地区施設の配置及び規模 名称 幅員 延長 区画道路 12m 5m 2m 約 130m 約 450m 約 110m 歩道状空地 区域面積 面積 広場 約 570 ㎡ 約 3.1ha 建築物の用途の制限 ファッション文化・ コンベンション地区 (約 0.8ha) 建築物の 用途の制限 容積率の 最高限度 壁面の位置の制限 建築物の形態 又は意匠の制限 業務地区 (約 0.9ha) 以下の建築物(風俗は除く)以外は建築しては なりません。[事務所、店舗又は飲食店、ホテ ル、診療所、ファッション関連研究施設、教育・ 研修施設、集会場、美術館及び展示場、第一 種電気通信事業施設、巡査派出所等公益上 必要な建築物、供給処理施設、防災備蓄倉 庫、及びこれらに付属する建築物] 10 分の 78 10 分の 71 (10 分の 75 を超える部分 は、地域冷暖房、中水道施 設及び防災備蓄倉庫としま す。) 教育施設地区 (約 0.8ha) 宿泊地区 (約 0.6ha) 学 校 及 びこ れ に 付属する建築 物、水 泳場以 外 の建築物は建築 し て は な りま せ ん。 風俗営業等の規制及び 業務の適正化等に関す る法律第 2 条第 1 項及 び第 6 項から第 10 項ま で に掲 げる営 業の用 に 供 する建 築物 は建 築し てはなりません。 10 分の 40 10 分の 70 (10 分の 70 を超え る 部 分 は 、 中水 道 施設及び防災備蓄 倉庫とします。) 建築物の壁又はこれに代わる柱は、計画図に示す壁面線を越えて建築してはなりません。但 し、地下鉄出入口と地下駐車場出入口はこの限りではありません。 建築物の外壁又はこれに代わる柱の色彩は、周辺環境に配慮した色調とし、屋外広告物は都 市景観を十分に配慮したものとしなければなりません。 地区の 計画図 問い合わせ先 ○東京都 都市整備局 都市づくり政策部 土地利用計画課 再開発等促進区担当 電話:5388−3318 ○墨田区 都市整備部 立体化推進担当 拠点整備課 電話:5608−6262
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