nara通信 vol.327

放送日時
チャンネル
番
組
名「副
題」
(祝日は除く)
18:30~
19:00
3/14(月)
大和は国のまほろば
奈良県立大学客員教授
岡本 彰夫さん
総合テレビ
(リモコン1チャンネル)
インタビュー
薬師寺・恩師の姿追い続け
~日本画家・千住博さん~
☆奈良のみ
3/16(水)
セレクション①
刻字に込める思い
&
“灯芯ひき”を後世に
3/18(金)
7:45~8:00
総合テレビ
(番組内)
☆関西地区
※3/17 の「ならナビ」
でひと足先に放送!
容
奈良の「いま」をナビゲートする、NHK奈良のニュ
ース・情報番組『ならナビ』。県内各地を取材し、奈
良の魅力をお伝えするとともに、たくさんのコーナー
で県民の皆さまをご紹介します!また、わかりやすい
ニュース・解説や詳しい気象情報で、一層親しみやす
く役立つ番組を目指します!ぜひご覧ください!
月~金
3/15(火)
内
朝ごはんで街を元気に
~奈良市(ならまち)~
奈良の様々な分野で活躍する人や奈良ゆかりの人に
インタビューするコーナー。今回は、去年 6 月まで春
日大社の権宮司を務め、現在は奈良県立大学客員教授
の岡本彰夫さんにお話をうかがいます。20 年に 1 度
の「式年造替」が進められている春日大社に 40 年近く
奉職してきた岡本さん。古文書などを丹念に調べ、明
治以降に失われてしまった古儀や神楽の再興に尽力
してきました。また、神事に関することだけでなく、
郷土に伝わる“大和古物”にも造詣が深く、全国各地
で講演を行うほか執筆活動も精力的に行っています。
“春日若宮おん祭”や“お水取り”など、奈良の人々
の暮らしに息づく祭祀や宝物の魅力について荒木ア
ナウンサーが伺います。
日本画家として世界的な活躍を続ける千住博さん。滝
をモチーフにした代表作「ウォーターフォール」は 20
年前、ベネチア・ビエンナーレ絵画部門で名誉賞を受
賞しました。その千住さんに大きな影響を与えたのが
恩師・武田成功さんです。日本画家でありながらガラ
ス工芸作家として多くの人を魅了する作品を遺し 5 年
前に亡くなった恩師の背中を今も追い続けていると
話す千住さん。今月、奈良・薬師寺の東院堂に、武田
さんのガラス作品とともに千住さんの新作が展示・奉
納されることになり、念願の“恩師との共演”が実現
しました。国宝・聖観世音菩薩の背後には、壮麗な滝
と淡いガラスの光が幻想的に浮かび上がります。作品
展に特別な思いを抱く千住さんに、日本画や恩師への
思いをたっぷりと伺います。
地域の魅力的な人たちの活動を通して、“奈良の今”
をお伝えするコーナー。今回から3週にわたり、今年
度の放送分からご好評いただいた内容を再構成して
お届けします。まず、杉やヒノキに刻まれたカラフル
な“刻字”の作品です。文字の筆圧の強いところは深
く、かすれたところは浅く彫り、その上に顔彩などで
色をつけていきます。美しい木目をいかした作品を通
じて木材の魅力を発信する、書家・土井一成さんの思
いをお伝えします。続いて、灯明や和ろうそくに使わ
れる“灯芯”の話題です。原料となる“いぐさ”の茎
からスポンジ状の芯を取りだす技術「灯芯ひき」が去
年、安堵町の無形民俗文化財に指定されました。勉強
会を開いて技術を磨くほか、地元の小学生向けに体験
教室を開くなど、地域の伝統産業を継承しようと奮闘
する“灯芯保存会”の取り組みを改めてお伝えします。
古い町家が並ぶ情緒溢れる“ならまち”に去年 11 月、
食堂を併設した新たな観光案内施設がオープンしま
した。特に人気を集めるのが“おいしい朝ごはん”。
昔ながらのかまどで炊いた、ツヤツヤでふっくらとし
たご飯や、伝統野菜を使った料理などを味わうことが
できます。割り箸にも吉野ヒノキを使うなど奈良の魅
力が詰まった、“ならまち”の風情を楽しめる新名所
の魅力をお伝えします。
*緊急報道等に伴い、番組が変更される場合があります。
〒630-8540 奈良市鍋屋町 27 NHK奈良放送局
http://www.nhk.or.jp/nara/
★NHK奈良放送局へのご意見・情報提供は、(電話)0742-26-3411 (FAX)0742-23-5411
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