「磐梯町農業委員会だより」第8号

−もくじ−
会長挨拶 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
農業者年金 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7
農業委員から一言 ‥‥‥‥‥ 2
農業委員活動報告 ‥‥‥‥‥‥‥ 8
謹んで新年のお喜びを申し上げます
平成二十三年 元旦
皆様方には希望に満ちた新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
また、昨年中は当委員会に対しまして特段のご理解とご協力を頂きましたことに感
謝申し上げます。
昨年を振り返ってみますと春の大雪・
夏の猛暑・
秋の長雨と散々な年でありました。
特に長雨による影響は、収穫作業と米の品質低下に多大な被害をもたらしました。
更に、戸別所得補償制度の影響により米価の大幅な下落となりました。
1
WTO・
EPA・
FTA交渉が平行線・
こう着状態の中、突然のようにTPP参加の話が
改正農地法について ‥‥‥‥ 6
‥‥‥‥‥‥‥ 10
TPPについて
✤全国農業新聞案内
出てきました。わが国農業の崩壊につながるものであり、絶対反対であります。
(四 区)
✤編集後記
✤農業委員会委員選挙人名簿の登載申請書について
食糧自給率向上が叫ばれ、遊休農地・
耕作放棄地の解消、有効利用促進の為、﹁
農地
利用集積円滑化事業﹂を新たに発足し、事業の推進を実施してきましたが、農政、農
産物価格の不安定な現状では成果を見るまでには至りませんでした。早急な対策に
より、安心して農業を営める日の来ることを熱望するのみであります。
七月には、三年に一度の農業委員の改選があります。優良農地・
農業を守りますと
共に農業委員会の活動、重要性を十分ご理解頂きまして新たな委員の方々が選任さ
れますようにお願いを致します。
足利忠江会長
今年一年が穏やかで、幸多く、実り多い一年となりますことを心からご祈念申し上
げまして新年のご挨拶と致します。
磐梯町農業委員会
平成23年1月発行
磐梯町農業委員会だより
第8号
発行:磐梯町農業委員会
福島県耶麻郡磐梯町大字磐
編集:農業委員会だより編集委員
梯字中ノ橋 1855
磐梯町農業委員会だより
鈴木吉一職務代理
金田善憲委員
(源 橋)
(法正尻)
平成23年1月発行
森 敏雄委員
(布 藤)
佐藤孝則委員
鈴木 博委員
卯月勇三委員
(一ノ沢)
(源 橋)
(横 達)
✰ 平成22年を振り返って見ると、春は冷温が続き農作物への影響が心配され、逆に夏は異常高温
によって野菜の生育に響き、生産者も消費者も困りました。秋になると管総理が唐突にTPP(環太
平洋戦略的経済連携協定)に参加表明、今秋の低米価でため息のところへ、追打ちをかけ先行きの見
えない年であった。
(執筆 鈴木吉一職務代理)
✰ 全国農業サミットに参加して
今回で、13 回目の「全国農業担い手サミット in しまね」に全国より、2,000 名が参加して、出雲市
で開催されました。今年のサミットは、
「農で創る人の絆と地域の力!神話の国で語らう、縁の集い」
がテーマでした。全体会の前後には、島根県内 13 の地域で現地研修が有り、私は、
「浜田・江津
地域」に参加しました。出雲市より、山陰本線で 2 時間以上の
ところに在り、中国山脈が目の前に迫り、険しい山々の裾野で農
業を営んでいる姿を研修して、農業を継続する厳しさに身がしま
る思いを、私も又、参加した人達も感じた所です。4 年に 1 回は、
河川の氾濫に見舞われ、農作物は全滅との事、耕作放棄地も目に
付きました。そんな中でも、果敢に取り組んでいる集落営農グル
ープが先頭に立って、地域の農業を支えている姿を研修できた事
も、反面ホッとした所です。
「継続は力なり」の心境で出雲市に戻りました。全体会には、皇太子殿下
にご臨席賜り、
「農村のリーダーとして地域の振興に取り組んでいることを大変心強く感じます。」と
激励を頂きました。続いて、全国優良経営表彰や事例報告など、農業人として、レベルの高い人達が
全国にはいっぱいいるんだと感心した所です。私たち農業者にとって依然として厳しい経営環境の中
ですが、食の安全・安心、また食料自給率の向上も、私たちに与えられた使命と心得を再度心に誓っ
た研修でした。
(執筆 金田善憲委員)
✰ 新年おめでとうございます。昨年の稲作は、育苗・移植時期の低温・日照不足と夏の猛暑に加え、
収穫時の長雨でコンバインは悲痛な叫びで修理代は例年以上、収穫の喜びはあるものの、追打ちをか
けるように、米価の下落が経営を直撃し、生産者泣かせの 1 年でした。異常気象は地球温暖化の影響
で昨年に限ったことで無いと思う。今年は、安心して暮らせる年であるように!!
(執筆 鈴木博委員)
2
磐梯町農業委員会だより
平成23年1月発行
✰ 平成 23 年 新年あけましておめでとうございます。昨年を振り返ってみますと、異常気象による
寒さから猛暑の連続、また刈取り時期の長雨による倒伏等、品質低下の被害が多く発生いたしました。
加えて、米価も著しく下落し、農業所得が減少し、次年度に対する生産意欲が激減しているのが、磐
梯町内においても現実であります。このような厳しい状況の中、県内では一番先に「一反あたり五千
円の農家支援策」を講じてくれた、磐梯町の施策は、町内農家はもちろんの事、商工業の皆様にとっ
ても、大きな励みになった事と思われます。本年こそ、関係各機関の絶大なご支援の下、欲張りでは
ありますが、下落してしまった米価が今まで以上にアップする事と、豊作である事を祈願申し上げ挨
拶とさせて頂きます。
(執筆 森敏雄委員)
✰ 新年おめでとうございます。昨年の農業をめぐる環境は、寅年の名に恥じぬ大荒れでした。まず
農業にとってもっとも大事な天候は、低温長雨の後は、100 年に一度の猛暑に見舞われ、生産のコン
トロールに悩まさられました。米について当磐梯町においては収量・品質とも良かったが、価格の下
落には歴史的ショックを受けました。会津平坦部の高温障害による品質低下は目を覆うばかりです。
加えて民主党政府のトップからは突然のTPP(例外なき関税撤廃を原則とする環太平洋連携協定)
への参加表明もあり、今後の農業がどうなるのか五里霧中に突入です。
新たな農地制度施行から一年がたちましたが、農業生産法人の要件緩和と、農業委員会の自治体に
おける必置規制廃止(農地の許認可権限の国・地方自治体へ移譲)等規制改革への圧力は強まる一方
です。株式会社の農業参入がはたして日本農業、農村の未来につながるだろうか。自然環境に左右さ
れる農業が、投資効果絶対主義の経営で果たして未来永劫続いていくものだろうか。将来耕作放棄地
の拡大や農村集落の崩壊などにつながらないように願うものです。
TPPへの参加は日本で生産される安心、安全、高品質な農産物を、中国や新興国の富裕層へ輸出
して、健康を保障し、逆に日本国民は中国や発展途上国の危険極まりない安い米や野菜を食えという
ことか。食料、農業問題は生産者よりも消費者にとって大問題なのではないでしょうか?消費者はな
ぜ黙っているのだろう。疑問は尽きませんが、本年兎年が一段と飛躍の年となりますよう皆様のご健
勝をご祈念申し上げます。
(執筆 卯月勇三委員)
今年は、3年に1度の農業委員選挙があります!!
農業委員会委員選挙人名簿登載
申請書の提出をお願いします。
農業委員会では、毎年農家の皆様から提出
いただいた登載申請書を 基に﹁農 業委員選
挙人名簿﹂
を作成しております。
日現在で調整さ
1
日から翌年三月三十一日ま
この名簿は、毎年一月
れ、同年四月
1
でに行われる農業委員に関する全ての選挙
において使用されます。
選挙人資格を有する方 ︵
次の資格要件を
満たす方︶
は、申請書に必要事項を記入のう
え、農業委員会事務局までお早めに提出を
お願いします。
資 格 要 件
磐梯町に住所を有し、平成二十三年三月
日までに生まれた方︶
で、
三 十 一 日 現 在 満 年 齢 二 十 歳 以 上 にな る 方
︵
平成三年四月
1
次のいずれかにあてはまる方。
① 一〇アール以上の農地につき耕作の業
務を営んでいる方
② ①の同居の親族またはその配偶者で、
年間おおむね六〇日以上耕作に従事
する方
③ 一〇アール以上の農地につき耕作の業
務 を 営 む 農 業 生 産 法 人 の組 合 員 、社
員 ま た は株 主 で、年 間 お お む ね六 〇
日以上耕作に従事する方
3
磐梯町農業委員会だより
平成23年1月発行
足利忠江会長
秋山美和委員
川井信之委員
家田 正委員
(四 区)
(本 寺)
(二 区)
(四 区)
✰ 2011 の新年を迎え、昨年のように過去に経験したことの(寒い・暑い・米価の下落など)ない、
日本国民の食糧を担う農民が、安心して農業を営むことの出来る年である事を心から念願するもの
であります。まずは、地域農業を守る農業委員として認識を新たに、その職務に専心し、農地を守
り、磐梯町農業発展の為に共に力を合わせて目的達成に邁進して参ります。
(執筆 秋山美和委員)
✰ 昨年 1 年は、春先の低温・夏場の高温、異常気象により農作物、特に稲作への被害が大きかった。
戸別所得補償制度の先行報道により米価の下落は甚だしく、農家の生産意欲もなくなり耕作放棄地
の増加につながると思われます。農地法も改正され、農業委員会の存在意義が問われた 1 年でもあ
りました。
(執筆 川井信之委員)
✰ 新年あけましておめでとうございます。
我々農家にとって、今年も大変緊しくなりそうです。TPPの問題、戸別補償制度の問題等と、世
界の人口は増え続け、ますます食料需要が増加しているにもかかわらず、減反政策に加えて就農者
の高齢化などによる耕作放棄地が増えている。今後農家は、どうやって食料生産を維持していくの
か。ここ磐梯においては、耕作放棄地の増加を防ぐため、農業委員として、各地域の農地の所有者
とその耕作者を基本的に把握する。そして、農業委員と農家間の情報が相互にスムーズに行き通う
よう既成の体質を見直すことが大事だと思います。
日々活動の中で、農業の本来“あるべき姿”を常に原点で考え、自問自答しながら、明るい展望
で、生き生きとした、元気な農家を目指して頑張っていこうと思います。 (執筆 家田正委員)
農家の皆さんに役立つ
全 国 農 業 新 聞
農家の経営と生活に役立つ専門誌です。
是非ご購読ください。
◎ 発行日 毎週金曜日
◎ 購読料 1 ヶ月 600 円 (送料込)
◎ お申し込み・お問い合わせは、
お近くの農業委員又は農業委員会事務局
(☎ 74−1217) まで
4
農業新聞
磐梯町農業委員会だより
平成23年1月発行
穴澤義継委員
鈴木和意委員
加藤喜市郎委員
伊賀次男委員
田部忠一委員
(赤 枝)
(下西連)
(赤 枝)
(上西連)
(上西連)
✰ 長い間農業は、存亡の危機にあるといわれてきましたが、今年の異常天候と大幅な米価の下落は、
益々その危機を深めています。そして、アメリカ等農産物輸出主要国が進めようとしている農産物
貿易の完全自由化(TPP協定)は、農業の存亡から農業を淘汰する道を歩むことになりかねませ
ん。なんとしてもTPP協定をやめさせ、日本の農地と食糧を守るには消費者も参加すると共に、
連携できる農業を探求すべきではないでしょうか。様々な方からの意見を農業委員会にお寄せくだ
さい。
(執筆 鈴木和意委員)
✰ 町内の方々には、色々とご協力を頂きありがとうございます。22 年度は、農地の売買・貸借はあ
りましたが、新たに遊休農地として発生した農地はなく安心しました。すでに遊休農地になってし
まった農地についてはパトロールを実施し、今後の対策について検討しているところです。毎年の
ことですが、農業に対し政府は良い方向へと考えてくれるだろうと期待しております。22 年の米価
は、1 万円を割る価格になってしまったことは非常に残念な事です。そればかりか外国からも農業
を締め付ける様なWTO農業交渉も解決しないままに、TPP(環太平洋戦略的連携協定)問題が
突然発生し、政府も判断つかぬまま年が明けてしまいました。この様な背景の中、新聞に本県では、
平成 17 年から離農軒数が、1 万戸近く減っていると発表されました。今後もこのような農業情勢で
は離農者が多くなることが推測されますが、農業者の皆様、遊休農地にだけはしないで下さいます
ようお願い致します。
(執筆 田部忠一委員)
✰ 新年あけましておめでとうございます。
本年は、年男となり西部地区の農地パトロールや農家相談活動を中心に活発に飛び跳ねる想いで取
り組みたいと思います。
(執筆 穴澤義継委員)
✰ 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
さて、農家は今米価の下落で、経営と暮らしは深刻な事態になっています。それに加えて、管首相
が、輸入関税がゼロになる、自由貿易協定 TPPへの参加検討を突然言い出し、すでに今年 6 月頃
には、参加しようとする動きになっています。農業・米づくりは、食料生産としての役割だけでなく、
自然環境を守り、国土を保全し地域社会を作る事に、大きな役割を担っています。米作りは、工業生
産品と違います。食料を全て外国に依存することは食の安全からも、現在の世界的食糧不足の中で、
出来る事でもありません。安心して、おいしく食べられる食料を求めるものです。米作りが継続して
続けられるためにもTPP参加は絶対許すことが出来ません。改正農地法が一昨年から実施され農業
委員会でも、農地制度実施円滑化事業(耕作放棄地利用状況調査)を行い、今後所有者と相談をしな
がら、少しでも改善するよう努めて参りたいと思います。
5
(執筆 加藤喜市郎委員)
磐梯町農業委員会だより
平成23年1月発行
農地法の改正により、標準小作料が廃止になりました。今後は地域ごとにおける賃借の収集及び
提供を行うことになりますので契約の際は参考にして下さいますようお願い致します。
<平均的賃借料>
農 地 の区 分
田
畑
平均的賃借料(10a当り)
備
第 1 地 域
12,000円
第 2 地 域
9,000円
中部地区(大字磐梯)
第 3 地 域
8,000円
東部地区(大字更科)
全
域
考
西部地区(大字大谷・赤枝)
定
め な い
※ この賃借料は過去の平均値であるため、生産条件を勘案のうえ当事者間で協議し
契約してください。
<その他主な改正内容>
★ 農地法の賃貸借については存続期間最大 50 年以内と改正されました。また、農業法人以外の企業も
参入できます。
★ 農地の権利取得における下限面積の設定は、 30a
になりました。
★ 相続により農地を取得した場合には、農業委員会への届出が必要になります。
★ 許可を受けずに農地を転用したときなどの処分が強化されました。
◇ 農地の売買・賃貸借・相続・転用・斡旋等の相談は、地域の農業委員又は事務局にお問い合わせ
ください。また、農業委員会の定例総会は、毎月 20 日前後に開催予定ですので申請書類等は、当月
の 10 日までに事務局へ提出してください。
磐梯町農業委員会事務局
℡ 0242−74−1217
6
磐梯町農業委員会だより
平成23年1月発行
∼しっかり積み立て、がっちりサポート 安心で豊かな老後を∼
☆ あなたの老後生活への備えは十分ですか?
☆ 年金は家族一人ひとりについて準備することが大切です!
☆ 老後の備えは国民年金プラス農業者年金が基本です!!
①
65 歳の農業者の方の平均余命は
②
男性 22 年(87 歳)
、女性 27 年(92 歳)
こんなにかかる老後生活
(現金支出で年額 272 万円)
老後はお金の心配をせずに暮らしたい
高齢農家世帯(世帯主が 65 歳以上の夫
ものです。その間、予測不可能な経済変動
婦 2 人)の家計費は、現金支出で最低で
があり、思わぬケガや病気もあります。
も月額 23 万円が必要となります。
③ 国民年金の支給額(年額 158 万円)
農業者の皆さんが加入している国民年金
の支給額は、40 年加入で月額約 6 万 6 千
円、夫婦あわせて月額約 13 万 2 千円で
す。
このように国民年金だけでは十分とはいえず、
老後の生活費は自分で準備する必要があります。サラリーマンは国民年金(基礎年金)の上乗せ年金として
厚生年金や共済年金(厚生年金のモデルケースでは夫婦 2 人で年額約 280 万円、月額約 23 万円)を受け
取っています。
農業者の皆様も、メリットがたくさんある農業者年金に加入して安心で豊かな老後を迎えましょう。
農 業 者 年 金 の 特 徴
★ 農業に従事されている方は誰でも加入できます!
60 歳未満の国民年金第 1 号被保険者であって年間 60 日以上農業に従事している方は誰でも
加入できます。配偶者や後継者など家族農業従事者の方も加入できます。
★ 少子高齢時代に強い年金です。年金資産は安全かつ効率的に運用しています!
自ら積み立てた保険料とその運用益(付利)により将来受け取る年金額が決まる「積立方式(確定
拠出型)」の年金です。
★ 終身年金で 80 歳までの保証付きです!
年金は 65 歳から生涯受け取ることができます。仮に加入者や受給者が 80 歳前に亡くなられた
場合でも、受け取るはずだった農業者老齢年金額が死亡一時金として遺族に支払われます。
★ 税制面で大きな優遇措置があります!
支払った保険料は、全額(1人当たり最高年額 80 万 4 千円)が社会保険料控除の対象となります。
★ 保険料の国庫補助があります!
一定の要件を満たす方には、政策支援として国から保険料助成が受けられます。
※詳しくは、農業委員会事務局まで
0242−74−1217
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磐梯町農業委員会だより
(1)
平成23年1月発行
平成 23 年度磐梯町農林業予算確保及び農業の維持発展に関する建議書の提出
本町農業を取り巻く情勢は年々厳しさをましており、
特に平成 22 年産米の仮渡金の大幅な下落は、町内稲作農業経営に
大きな衝撃を与え、生産意欲を失墜させる事態を招いている。
また、農業生産額の減少と相まって農業経営者は疲弊しており、
地域経済にも大きな影響をおよぼしていることから、12 月 10 日
農業委員足利会長から平成 23 年度予算反映されるよう早期に
具体的取り組みについて建議書を五十嵐町長へ提出しました。
この建議書の主な内容は、米価下落に対応した農業振興策に
ついて現在交付されている農業関係の各種補助金及び助成金の
(五十嵐町長に足利会長から建議書を提出)
継続・拡充を図る内容、また、農業委員会の体制整備と財政措置を
含めた支援強化等の要望を協議した。
(2) 平成 22 年度農地利用状況調査の実施
平成 22 年度から農地法改正により農地制度円滑化事業が
開始され農業委員が調査員となり町内農地の監視及び
優良農地の確保と有効利用に向けた遊休農地の発生防止
解消を目的とした調査を実施いたしました。
特に遊休農地に関しては、担い手不足・農業者の
(農業委員による利用状況調査)
高齢化により町内農地の約 45ha におよび今後の
農地集積の推進を図る観点から大きな課題となっております。
(3) 平成 22 年度 磐梯町農業委員会視察研修を実施 (長野・山梨方面) 2泊3日
去る 10 月 27 日(水)∼29 日(金)までの 2 泊 3 日、長野・山
梨両県に視察へ行きました。今回は、わさび園での研修で北アルプス
の美しい山並みが望む長野県安雲野に行きました。この地方は北アル
プスからの伏流水でたくさんの湧水群があり、湧水を使ってのワサビ
栽培が多く見られます。その中でも大規模栽培の「大王わさび農
場」を見学してきました。担当の方の案内によると、この農場は総
面積 45ha・栽培面積 35ha にも及び、大正時代土地を購入して「わ
さび園」を開墾したそうです。1、2 メートルも掘れば、15℃前後の水
(大王わさび園での視察研修)
が湧き出し、わさび栽培には適温との事、夏は遮光を抑えるのに
ダイオシートを張って日陰を作っています。植えてから3年で成長・販売との説明を受け、農場を後
にし我が町は、もっと特産物に力を入れ足腰の強い農業を目指したいものと思い帰路に着きました。
(執筆 鈴木吉一 職務代理)
8
磐梯町農業委員会だより
平成23年1月発行
(4) 平成 22 年(1 年間)の磐梯町農業委員会総会審議事項
月
日
議案番号
審議・協議事項
件数
結果
農用地利用集積計画の承認について
1 件 承認
議案第48号
農用法第3条の規定による許可申請について
1 件 承認
議案第49号
農業委員会選挙人名簿登録申請者の認定について
1 件 認定
議案第50号
農業経営基盤強化促進法(農地保有合理化事業)に
1 件 承認
1.20 議案第47号
基づく農地利用集積計画について
2.19 議案第51号
農用地利用集積計画の承認について
8 件 承認
3.24 議案第52号
農用地利用集積計画の承認について
37 件 承認
議案第53号
農地法第3条の規定による許可申請について
他1件 承認
議案第55号
農地法第4条の規定による許可申請について
1 件 承認
議案第56号
農地法第5条の規定による許可申請について
1 件 承認
4.21 議案第57号
議案第58号
10 件 承認
農用地利用集積計画の承認について
磐梯町農業経営基盤強化促進に関する基本的な構想の
1 件 承認
変更案について
5.21 議案第59号
議案第60号
6.22 議案第61号
農用地利用集積計画の承認について
1 件 承認
農地法第4条第1項の規定による許可申請について
1件 承認
農業経営基盤強化促進法に基づく農地利用集積計画の
2 件 承認
承認について
7.22 議案第62号
議案第63号
他 1 件 承認
農地法第3条の規定による許可申請について
1 件 承認
農業経営基盤強化促進法施行規則第12条の10に
伴う農地利用集積円滑化事業規定の承認について
8.24 議案第64号
1 件 承認
農用地利用集積計画の承認について
他 1 件 承認
議案第65号
農地法第3条に規定による許可申請について
議案第66号
農地移動適正化あっせん基準の一部改正について
1件 承認
9.22 議案第67号
農地法第3条の規定による許可申請について
1件 承認
10.21 議案第68号
農地法第3条の規定による許可申請について
1 件 承認
11.22 議案第69号
農地法第3条の規定による許可申請について
1 件 承認
12.21 議案第70号
農用地利用集積計画のについて
2 件 承認
議案第71号
編 集 後 記
改正農地法に基づき地域農
地管理パトロールをしており
ます。売買・貸借された農地
について所有者が耕作してい
るか利用状況調査をしており
ます。耕作されていない場
合、指導・通知・勧告をする
ようになっております。最終
的には、県知事が裁定により
9
特定利用権により他の方が利
用できるようになります。こ
のような事にならないよう所
有者の方は、耕作してくださ
いますようお願い致します。
︵執筆 田部忠一委員︶
∼編集委員∼
金田善憲
田部忠一
川井信之
鈴木吉一
足利忠江
他 1 件 承認
農地法第3条の規定による許可申請について
磐梯町農業委員会だより
平成23年1月発行
☆これ以上「開国」したら、日本の農業・農村は壊滅し、地域社会は崩壊してしまいます。
●
現在、わが国においては、国内の全ての輸入・輸出品目の関税撤廃を前提とした、環太平洋戦略
的経済連携協定(TPP)に参加を表明しており、協定が締結される事態となれば、海外から安価
な農産物が国内市場に出回ることとなり、本町農業のみならず日本国内の農業は、大きなダメージ
を受けることとなる。
近年の米価の低迷と相まって、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は、農業者にとって耐え
難き事態となることは明白であります。
本町農業委員会は、農業基本政策の確立とあわせ、TPP交渉に当たっては慎重に対処するよう
強く要望いたします。
10