研修２０１６（平成２８）年度前期弁護士研修講座「女性のための法律相談」担当者認定研修本講座は、東京弁護士会弁護士研修センター運営委員会が実施する前期弁護士研修講座のうち、両性の平等に関する委員会のご協力を得て企画した講座であり、これを受講することが「女性のための法律相談」の担当者の認定要件とされているものです。下記要領をよくご確認の上、ご受講ください。なお、来場者が多数の場合、入場できないことがございます。誠に申し訳ございませんが、予めご了承ください。 ◆受講料：１講座各１,０００円(当日支払） ◆配信「有」の講座は、「東弁ネット研修」にてご視聴いただけます。動画・レジュメの配信は講義実施月の翌月を予定しております。 ◆「女性のための法律相談」担当者認定の要件当会の両性の平等に関する委員会で指定する研修講座等の受講状況等を参考にさせていただきます。ただし、「東弁ネット研修」での視聴は研修出席にはカウントされません。テーマ：「女性と労働～セクハラ・マタハラを中心とした労働事件実務」日時：４月２７日（水）午前１１時～午後１時（当日は午前１０時４０分から受付開始）場所：弁護士会館３階３０１会議室講師：板倉由実氏（東京弁護士会会員）内容：昨年は、マタハラ事案で最高裁判例が出たことや、女性活躍推進法が成立内容：したことで、労働分野でも女性の問題が世間の注目を集めました。内容：この研修では、セクハラやマタハラを中心として、女性労働者からの労働関連の相談でよくある事案を取り上げ、最新判例を踏まえて実務の流れを説明します。また、講師のアメリカ留学の経験から、日本の労働問題に対する司法的解決の展開についても取り上げていただきます。定員：１５０名（事前申込制）配信：有（５月以降、「東弁ネット研修」で配信予定）テーマ：「ＤＶの離婚に関する実務」日時：５月１９日（木）午後６時～午後８時（当日は午後５時４０分から受付開始）場所：弁護士会館２階講堂クレオ講師：金澄道子氏（東京弁護士会会員）＊＊次ページへ続く＊＊－ 36 －内容：ＤＶの主張を伴う離婚事件は、一般の離婚に比べて感情的対立も根深く、子どもへの配慮も必要であることから、事件処理が長期化したり困難化することも多いものです。また,当事者の安全の確保にも気を遣わなければなりません。加えて、医療関係者、行政の相談員、警察とも連携が必要なケースもあります。近年は、ＤＶ事案でも面会交流の実施をめぐって対立することもあり、事件処理に悩むことも多いのではないでしょうか。ＤＶ事案について、主に被害者側代理人としての立場から、被害者心理にも配慮した実務の流れに沿って整理します。 ※本講義は、家庭問題法律相談担当者認定の研修でもあります。定員：５００名（事前申込制）配信：有（６月以降、「東弁ネット研修」で配信予定）テーマ：「被害者の心理と犯罪被害者に対するカウンセリング技法ついて」日時：５月２７日（金）午後６時～午後８時（当日は午後５時４０分から受付開始）場所：弁護士会館３階３０１会議室講師：齋藤梓氏（目白大学人間学部心理カウンセリング学科専任講師臨床心理士）内容：本講義は、犯罪被害者、特に性犯罪被害者や年少者からの弁護士による事情聴取やカウンセリング技術、また犯罪直後、一定時間経過後を問わずに犯罪被害者の心理を解説していただくとともに、性犯罪被害者支援における弁護士と公益社団法人被害者支援都民センターとの連携例などについても取り上げていただきます。 ※本講義は、犯罪被害者法律相談担当者認定の研修でもあります。定配員：１５０名信：有（６月以降、「東弁ネット研修」で配信予定） ◆申込方法東京弁護士会ホームページ会員専用ページ内の「マイページ」にてお申込ください。マイページからお申込みいただいた方を優先的に受け付けさせていただきます。【お申込手順】 ① 「会員専用ページ」→「マイページ」→「研修情報検索」の順で画面を開く。 ② 「研修情報検索」画面のタイトル欄へ、『前期弁護士研修』と入力し、検索する。もしくは、「開催期間」へ希望の講座の日程の日付を入力し（例：４月２７日の講座であれば、2016/4/27 と入力）、検索する。 ③ 「研修情報一覧」に講座が表示されたら、ご希望の講座を選択の上、「詳細/申込」ボタンをクリック。 ④ 続けて「研修申込画面へ」ボタンをクリックして、申込画面を開く。 ⑤ 申込画面へ受講票の送付先となるメールアドレスを入力し、申込確定ボタンをクリック。－ 37 － ◆注意事項 ※お申し込みが完了すると、「受講票」がメールで送付されます。受講票を印刷の上、研修会当日ご持参ください。担当委員会東京弁護士会弁護士研修センター運営委員会問い合わせ先東京弁護士会業務課ＴＥＬ：０３－３５８１－３３３２－ 38 －