(情報発信編)(pdf) - サイバー脅威対策協議会

参考資料
「悪口やウソの情報・他人の個人情報」
むやみに人を傷つける言葉は刑法(けいほう)で禁止されています。
他人の私的な情報を無断で公開すると裁判になってしまうおそれが
あります。
<具体例>
・SNS に学校の友だちの悪口を投こうした。
→名誉毀損(めいよきそん)や侮辱罪(ぶじょくざい)になる。
・イベント会場で不特定多数の人が写っている写真を SNS
に公開した。
→プライバシー権の侵害(しんがい)で訴(うった)えられる
こともある。
「わいせつ画像」
男女のはだかの画像は刑法(けいほう)などで禁止されています。
<具体例>
・Twitter に自分のはだかの画像を公開した。
・SNS で知り合った人に「はだかの写真を送って」とたのまれたの
で、自撮(じど)りした画像を送信した。
※18才未満の子供のはだかの画像は児童ポルノ
禁止法違反」となります。
※「プライバシー権」
人に知られたくない自分の情報を勝手に他人に公開されない権利
「著作権がある情報」
映画・まんが・音楽などの作品には作者の権利(著作権)があり、作
品の無断使用は著作権法という法律で禁止されています。
<具体例>
・好きな歌の歌詞を SNS で公開した。
・Twitter のアイコン画像にまんがのキャラクターを使用した。
これらは違法(いほう)情報の一例にすぎません。
「ほかの人も公開している」
「だれも見ていないだろう」
「どうせ
つかまらない」など一時の感情にまかせて SNS へ公開したばか
りに、警察に補導されている子どもたちも少なくありません。
SNS に投こうするときは、その言葉や
画像を公開するとどんなことが起こるのか
など、よく考えて行うことが大切です。
情報発信には「責任」がともなうことを
忘れないで下さいね。
<サイバー脅威対策協議会>