「展望」 (2016年3月7日号)

Weekly Market Research Report
2016年3月7日号
今週の
POINT
国内株式市場
ドラギマジックに期待、原油安定とSQ需給加わり相場の転換点にも
今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 -
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム【 JASDAQ 4281 】ほか
テーマ別分析
今度こそ延期なしか、LINE上場観測で関連銘柄に注目
話題のレポート
期中に増配を発表した銘柄に注目!
スクリーニング分析
期末株価を意識した企業戦略への思惑
ROE上昇を意識した株価対策に期待
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
目次
週刊相場観測誌
Market
1
展望
今週の市場見通し
Vol. 158 Weekly
2016 03 07
国内株式市場
マーケット概観
3
新興市場
4
米国株式市場
2
3
マーケットを読む
今週の分析銘柄
為替市場
米ドル/円予想レンジ
6
債券市場
債券先物・長期国債利回り予想レンジ
6
今週のポイント
7
日経平均株価
8
FISCO Selection
読者の気になる銘柄
テクニカル妙味銘柄
4
5
カテゴリー考察
5
常磐開発〈1782〉JASDAQ
9
ブイキューブ〈3681〉東証 1 部
10
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム〈4281〉JASDAQ
11
テクノプロ・ホールディングス〈6028〉東証 1 部
12
フリークアウト〈6094〉東証マザーズ
13
サトーホールディングス〈6287〉東証 1 部
14
サン電子〈6736〉JASDAQ
15
トランス・コスモス〈9715〉東証 1 部
16
アルプス電気〈6770〉東証 1 部
17
熊谷組〈1861〉東証 1 部
17
サイバネットシステム〈4312〉東証 1 部
18
ソフトバンクグループ〈9984〉東証 1 部
18
テーマ別分析
19
スクリーニング分析
20
先週の話題レポート
21
信用需給動向
22
連載コラム
2
23
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国内株式市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 158 Weekly
2016 03 07
今週の市場見通し
国内株式市場 マーケット概観
ドラギマジックに期待、原油安定と SQ 需給加わり相場の転換点にも
■日経平均は約 1 ヶ月ぶりに 17000 円を回復
示している。依然として先行きに対する不透明感が強いもの
の、
一部のヘッジファンドなどは底入れからの反発を想定した
先週の日経平均は上昇。週末には 2 月 8 日以来、約 1 ヶ月ぶ
ポジションに切り替える動きもみられているようである。3 月
りに 17000 円を回復した。注目された G20 財務相・中央銀行総
20 日に産油国会談がロシアで開催される予定であり、それま
裁会議の声明では、
「機動的に財政政策を実施する」と明記さ
でにはポジション調整的な流れからの上昇が意識されやすく、
れ、
金融安定化への期待から週明けの日経平均は大幅に続伸し
株式市場へは政府系ファンドによる売り圧力が低減するとの
て始まった。しかし、中国・上海指数が終値ベースの昨年来安
見方につながろう。
値を更新したことが重しとなったほか、テクニカル面では 25
日線が上値抵抗に。その後も中国 PMI の悪化や円高が嫌気され
■ECB 理事会での金融安定化に向けた手段に注目
る格好から、一時 16000 円を割り込む場面もみられた。
ただし、日経平均は 15800-16400 円辺りでのもち合いが続く
また、中国の全国人民代表大会(全人代)が 5 日から始まっ
中、
米国市場では ISM 製造業など予想を上回る経済指標の発表
た。中国は景気の減速が鮮明となっており、2020 年までの新
を受けて 1 日の NY ダウが 350 ドルに迫る上昇に。これが好感
たな 5 ヵ年計画で経済政策の基本方針や社会の発展に向けた
される格好から、2 日の日経平均は 660 円超の上昇となり、こ
重点事業といった内容が注目される。さらに、7 日に EU 首脳
れまでのもち合いレンジを上放れた。その後も米 ADP 雇用報告
会議、ユーロ圏財務相会合が開催される。10 日に ECB が政策
が予想を上振れたほか、地区連銀経済報告(ベージュブック)
金利を発表し、ドラギ総裁が会見を行う。ECB は既に、刺激策
で大半の地区で経済活動が拡大したとの認識が示されたこと
を「見直し、再検討する可能性」があると言明しており、金融
などが好材料視される格好からリバウンドが強まると、3 日の
安定化に向けた、手段が注目される。先週の米雇用統計への期
日経平均は今年初の 3 日続伸を達成。そして米雇用統計への期
待が高まっていた状況から、今週は ECB への期待が株式相場の
待が高まった週末は、4 日続伸で節目の 17000 円を回復してい
手掛かり材料といった形になりそうである。
る。
■相場の転換点を迎える可能性
■米雇用統計は“好いとこ取り”
、原油相場に底入れ感
そのほか、需給面では週末に先物・オプション特別清算指数
まずは米雇用統計の結果が週明けの市場に影響を与えるこ
算出(メジャーSQ)を控えている。3 月期末要因から大きく振
とになろう。市場コンセンサスは、雇用者数 19.5 万人増(前
れてはほしくないところでもあり、17000 円辺りで落ち着きた
月は 15.1 万人増)だったが、結果はこれを大幅に上回る 24.2
いところか。ただし、翌週 14、15 日には日銀金融政策決定会
万増だった。失業率は 4.9%で前月と同水準にとどまった。利
合、15、16 日には FOMC を控えている。金融安定化に向けた各
上げ見通しに影響を与える可能性はあるが、平均時給が下落し
国の舵取りに市場の関心が集まりやすく、原油相場の安定に
たことで 3 月の利上げは困難との見方。4 月もしくは 6 月の
SQ の需給も加わることで、相場の転換点を迎える可能性もあ
FOMC で政策行動を取る可能性はあるが、一先ず今回の雇用統
りそうだ。なお、先週は価格帯別出来高で大きく膨らんでいた
計と市場反応については、
“好いとこ取り”といったところで
16000-16200 円を突破し、その次に積み上がっている
ある。
16900-17100 円レベルを捉えている。2 月の戻り高値水準辺り
そのほか、原油相場に底入れが意識されてきている。先週、
サウジアラビアは、原油相場のボラティリティーを抑制するた
までそれ程厚みはなく、売り方は買い戻しを迫られやすい需給
状況であろう。
め、
主要産油国と引き続き協力して取り組んでいくとの見解を
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新興市場
週刊相場観測誌
Market
展望
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2016 03 07
今週の市場見通し
国内株式市場 新興市場
需給良好で堅調な展開が続くか、ブラスとフィットが IPO
■LINEが夏前にも上場との観測、関連銘柄の動向注視
マザーズ指数
今週の新興市場は、堅調な展開が続くことが想定される。
相場全体としては、米2月雇用統計が良好な内容だったうえ、
3月5日から始まった中国の全国人民代表大会や10日に控え
る欧州中央銀行(ECB)定例理事会で政策等への期待感が持
続するだろう。新興市場では、マザーズ指数が利益確定売り
をこなしながら商いを伴って上昇しており、需給面は良好と
言える。
前週末には、無料対話アプリのLINEが夏前にも東京とニュ
ーヨークで上場するとの観測が報じられている。テーマ株へ
の循環物色の流れが続くなか、週明けはネットイヤーグルー
プ<3622>などLINE関連銘柄の動向をマークしておきたい。な
お、今週は3月7日にアスカネット<2438>、9日にアキュセラ・
インク<4589>、10日に鎌倉新書<6184>、11日にフルスピード
<2159>、フリービット<3843>、アイリッジ<3917>などが決算
発表を予定している。
ネットイヤーグループ<3622>
■9日にブラス、11日にフィットが新規上場
IPO関連では、3月9日にブラス<2424>がマザーズ及び名証
セントレックスへ、11日にフィット<1436>がマザーズへそれ
ぞれ新規上場する。ともにIPOで人気の高い事業内容ではな
いが、ブラスは需給良好でしっかりした初値形成が見込まれ
る。フィットは公開規模がやや大きいものの、IPOラッシュ
の影響はまださほど大きくなく下値不安は小さいだろう。な
お、先週はハイアス・アンド・カンパニー<6192>(4月5日、
マザーズ)の新規上場が発表されている。
円
フルスピード<2159>
円
4
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米国株式市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 158 Weekly
2016 03 07
今週の市場見通し
米国株式市場
海外の重要イベントに注目
7 日にはフィッシャーFRB 副議長の講演も予定されており、
■先週の動き
注目が集まる。
週初は中国人民銀行が預金準備率を引き下げたものの、2
短期的には引き続きエネルギーや金融関連銘柄が、原油価
月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下振れたことが嫌気
格の影響を受けやすい展開が予想される。先週、原油先物価
され、軟調推移となった。その後、2 月 ISM 製造業景況指数
格は 36 ドル台にまで回復、10 年債利回りは一時 1.90%にま
が予想を上振れたことで米経済の減速懸念が後退したほか、
で上昇したが、不安定な動きが続いているため予断を許さな
堅調な原油価格や 2 月新車販売台数も好感され、大幅上昇。
い。一方でマイクロソフトやアップルなどのオールドテック
原油相場の下落や、地区連銀経済報告(ベージュブック)に
と呼ばれるハイテク大手は、マクロ要因による直接的な業績
おいて大半の地区で経済活動が拡大したとの認識が示され、
への影響は限定的であり、現預金の保有比率や利益の観点か
2 月 ADP 雇用統計が予想を上振れたことも好感され緩やかに
ら相対的に割安な銘柄も多く、優良な投資先として見直され
上昇した。週末の雇用統計では非農業部門雇用者数が 24 万
る可能性がある。
2000 人増と予想を大幅に上回ったほか、失業率も前月比横ば
経済指標では 1 月卸売在庫(9 日)
、2 月輸入物価指数(11
いの 4.9%と好調な内容となったものの、平均時給が下落した
日)などの発表が予定されている。また中国の 2 月貿易収支
ことで 3 月の利上げは困難との見方から上昇。結局、主要株
(8 日)や 2 月消費者物価指数(10 日)なども、株価動意材
価は週を通じて上昇した。
料となりそうだ。輸入物価指数は 1 月に 1.1%のマイナスとな
り、7 ヶ月連続のマイナス成長が続いている。同指数はイン
フレ率に影響を与えるため、利上げ判断において重要な指標
■来週の見通し
となるが、依然として原油安が続いており、低調となる可能
2 月雇用統計が予想を上回る好調な内容となったことか
性が高い。
ら、FF 金利の先物取引から算出される利上げ確率は 9 月まで
個別銘柄では、アパレルのアーバン・アウトフィッターズ
53%、11 月は 56%、12 月は 67%(4 日時点)に上昇。年後半の
(7 日)やディスカウントストアのダラー・ゼネラル(10 日)
追加利上げが現実味を増してきた。今週は 5 日から 16 日に
の決算発表が予定されている。先週、スポーツ用品小売のス
わたり、中国の全国人民代表大会(全人代)が開催されるほ
ポーツ・オーソリティが経営破綻したほか、会員制卸売のコ
か、10 日には欧州中央銀行(ECB)理事会が開催予定だが、
ストコ・ホールセールやディスカウントストアのダラー・ツ
何らかの金融緩和策が発表されれば株式相場に追い風とな
リーの決算が予想を下回ったこともあり、警戒感が広がって
るだろう。来週に連邦公開市場委員会(FOMC)を控える中、
いる。
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為替/債権市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 158 Weekly
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今週の為替/債券市場見通し
為替/債券市場
為替市場
米ドル・円 予想レンジ
今月 15-16 日の連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、調整目
的のドル買い・円売りがやや多くなりそうだ。8 日発表の日本
の 10-12 月期実質国内総生産(GDP)改定値は、速報値から下
方修正される見込みだが、これによって日本銀行による追加金
融緩和への期待は高まりやすくなり、円売りがやや強まる見通
し。
欧州中央銀行(ECB)が 10 日の理事会で一段の量的緩和を決
定した場合、ユーロ売り・ドル買いが強まりそうだが、この影
響でドル買い・円売りの取引が増えるとの見方が出ている。た
だし、1 ドル=115 円台では利益確定を狙ったドル売りが増え
るとの指摘もあり、ドル買いは 115 円台で一服する展開も想定
しておきたい。
債券市場
112.50
~
115.50
円
【日・10-12 月期 GDP 改定値】
(8 日発表予定)
10-12 月期実質国内総生産(GDP)改定値(年率換算)は速報
値-1.4%に対し-1.6%への下振れが予想される。日銀による追
加金融緩和への期待が高まりやすく、円売り材料となる可能性
がある。
【米・2 月輸入物価指数】
(11 日発表予定)
2 月輸入物価指数(前月比)は 1 月実績の-1.1%から-0.8%に
改善する見込み。15-16 日の連邦公開市場委員会(FOMC)を控
え、輸入物価の下落に歯止めがかかっていることが確認された
場合、追加利上げへの期待からドル買い材料となりそうだ。
債券先物予想レンジ
長期国債利回り予想レンジ
■先週の動き
債券先物は 1 日に 152 円 28 銭まで買われたが、米長期金利
の下げ渋りや国内株の堅調地合いを意識して 3 日の取引で 151
円 65 銭まで反落し、151 円 87 銭でこの週の取引を終えた。
日本銀行による早期追加緩和への思惑はやや後退し、米国の
追加利上げ観測が再浮上したことで債券先物の上値は重くな
った。2 月の米雇用統計の改善が予想されていたことも、債券
先物の上昇を抑える一因となった。
なお、1 日に行われた 10 年国債入札では、最低落札価格は
101 円 16 銭、平均落札価格は 101 円 25 銭、応札倍率は 3.20
倍となった。最高利回りは-0.015%、平均利回りは-0.024%と
なり、いずれも史上初のマイナスとなった。最低落札価格は事
前予想をやや下回った。
円
151.70
円
~
152.30
円
-0.10
%
~
-0.03
%
■今週の見通し
8 日に発表される 10-12 月期国内総生産(GDP)改定値と同
日行われる 30 年国債入札の結果を見極める展開となりそう
だ。10-12 月期 GDP 改定値は下方修正される可能性がある。日
本銀行による早期追加観測はやや後退したが、将来的な追加緩
和の可能性は残されており、長期債や超長期債の利回り水準は
やや低下する見込み。
国内外の株式・為替相場の動向は無視できないが、30 年国
債入札が順調な結果となった場合、10 年以降の年限の気配は
総じて強含み(利回り水準はやや低下)となりそうだ。債券先
物は 151 円台後半で下げ渋る展開を予想する。
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今週のポイント
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展望
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2016 03 07
マーケットを読む
今週のポイント
商いを伴わないリターン・リバーサルが継続
今週の株式市場は、来週にかけて日米欧の金融政策発表が
相次ぐことから引き続き売買は低調となりそうだが、過度な警戒
感後退に伴うリターン・リバーサルは継続となろう。足元売られて
いた資源関連や銀行が買われる一方、情報・通信、食料品、医
薬セクターは伸び悩む展開が続きそうだ。銀行株や商社など時
価総額が大きい銘柄が戻りを試すことで TOPIX 優勢となりそう
だが、同じく時価総額が大きい情報・通信がさえないことから NT
で目立った動きは入らないと見る。一方、週末に 3 月のメジャー
SQ を控えていることから、「中日は荒れる」とのアノマリーが意識
されそうだが、オプション市場の建玉や裁定買い残がさほど積
み上がっていないことから、ボリュームは小さくなり指数へのイ
ンパクトは小さいと見られる。
注目は 8 日の 10-12 月期GDP 改定値および 2 月の景気ウオ
ッチャー調査、10 日に開催される ECB 理事会など。GDP や景
気ウオッチャー調査でネガティブな内容となれば、14-15 日に
開催される日銀金融政策決定会合での追加の金融緩和期待が
高まり、不動産やその他金融株が買われるような日銀ラリーが入
ろう。一方、ECB 理事会では追加の金融緩和実施となる公算が
大きいことで、ユーロは円高に振れる可能性がある。マツダ、ニ
コンなど欧州での売上高が大きい銘柄は弱含むかもしれない
が、ECB によるマネー供給は金融市場の安定化につながること
からユーロ安・円高は瞬間的な動きに留まるとの見方。
先週の株式市場は、米国経済指標が相次いで強かったこと
から先行きに対する過度な警戒感が後退し、売られ過ぎ感が強
い銘柄を中心に上昇。日経平均は今年初となる 4 連騰で約 1 ヶ
月ぶりに 17000 円台を回復した。
業種別では、陸運、水産・農林、空運の 3 セクター以外全て上
昇。とりわけ、原油価格の上昇を背景に鉱業が 15%の大幅高と
なったほか、マイナス金利導入後きつい下げとなっていた銀行
や、日本株の下落が嫌気されて売られていた証券などの上げも
目立った。
個別では、仮想通貨の法案作成が材料視されて買われてい
たマネパ G が、閣議で仮想通貨を通貨として認定する方向性が
決定したことから週末一段高となった。ゲンキー、enishは好調な
月次動向が材料に。日本通信は、同社会長のツイートに思惑が
先行した。ベクトルは一部証券による目標株価引上げが買い要
因に。大型株では、東芝、シャープは経営再建に向けた動きが
評価されて短期資金が流入する展開となったほか、日産、日東
電工などが自社株取得枠の設定したことで買われた。マザーズ
市場ではそーせいが上場来高値を更新。週末の全市場売買代
金ランキングでは 3 位に入る大商いとなった。
一方、熊谷組は横浜マンション問題で今後の受注への影響
が懸念されたほか、業績見通しの下方修正でNECが売られた。
大阪チタニウムは今期赤字転落見通しが影響。
先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く)
上昇率上位銘柄
コード
銘柄
8732
マネーパートナーズG
2772
ゲンキー
3660
アイスタイル
2372
アイロムグループ
4312
サイバネットシステム
下落率上位銘柄
終値(円)
騰 落 率 ( %)
コード
銘柄
879.0
62.48
1861
熊谷組
4,240.0
35.03
8114
業種別騰落率
終値(円)
騰 落 率 ( %)
256.0
-13.22
デサント
1,577.0
-8.95
2,567.0
887.0
-8.68
上位セクター
騰 落 率 ( %)
鉱業
15.42
海運業
12.28
-8.91
銀行業
10.79
-8.74
鉄鋼
9.74
証券業
9.09
950.0
31.94
1377
サカタのタネ
1,095.0
29.59
3151
バイタルケーエスケーHD
872.0
27.30
9468
カドカワ
1,725.0
1,112.0
-8.40
非鉄金属
8.56
847.0
-7.53
卸売業
7.32
2,486.0
-7.51
458.0
-7.10
陸運業
-1.84
9424
日本通信
216.0
25.58
3179
シュッピン
3656
KLab
604.0
25.05
8097
三愛石油
3667
enish
579.0
21.64
6055
ジャパンマテリアル
7608
エスケイジャパン
458.0
21.49
6791
日本コロムビア
6058
ベクトル
2,738.0
21.04
4678
秀英予備校
440.0
-6.98
水産・農林業
-0.97
6941
山一電機
675.0
20.75
6701
日本電気
268.0
-6.94
空運業
-0.30
3048
ビックカメラ
1,039.0
20.67
4246
ダイキョーニシカワ
1,506.0
-6.75
食料品
1.52
下位セクター
騰 落 率 ( %)
6502
東芝
209.3
20.36
9031
西日本鉄道
795.0
-6.58
繊維業
1.86
2120
ネクスト
1,187.0
20.14
3397
トリドール
2,162.0
-6.16
情報・通信業
2.04
2359
コア
1,467.0
19.17
6054
リブセンス
409.0
-5.76
医薬品
2.36
7
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テクニカル分析
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 158 Weekly
2016 03 07
マーケットを読む
日経平均株価
13 週移動平均線 17406 円で反発一服か
優待狙いの投資家の参戦も期待できることから需給面は良好と
言えよう。
日足チャートでは、昨年 12 月以降、上値抵抗ラインとして意
前週の日経平均株価は週間ベースで 826.37 円の上昇。3 週続
伸となった。米国経済指標が相次いで市場予想を上回ったこと 識されていた 25 日移動平均線をようやく上抜き、17000 円台も
などから、米国景気および世界経済に対する過度な警戒感が後 一ヶ月ぶりに回復。日足の一目均衡表では、基準線、転換線を
退し、VIX は 16p 台と今年最低水準まで低下。ボラティリティ低 ともに上抜き雲への突入を試す展開となっている。遅行スパン
下でリスク資産を見直す動きが強まり、足元売り込まれていた も実線を捉えていることから投資家心理は改善に向かいつつあ
銀行、資源関連などを中心としたリターン・リバーサルの流れ ると言えよう。一方、週足チャートでは、13 週移動平均線 17406
が鮮明となった。
4 日続伸で約 1 ヶ月ぶりに 17000 円台を回復し 円をターゲットとした形状となっている。買戻し主体で商いが
盛り上がらないことを考慮すると、この 13 週移動平均線辺りで
た。
銀行株や資源関連、自動車、海運株が買われた一方、足元強 反発は一服か。17400 円まで上昇した後は利益確定が強まり
かった情報・通信、食料品などは弱く、全業種がそろって上昇 17000 円でもみ合い。26 週移動平均線レベルを試すのは、来週
する展開は見られず、東証一部の売買代金は 2.5 兆円ほどに留 の日米金融政策の発表後と考える。なお、ドル建て日経平均は、
まっている。日米欧中各国の金融政策がはっきりしないことに 2 月 2 日の 147.87 ドルを突破しているほか、日足の一目均衡表
は本格的なリスクオンは難しい。来週の日銀金融政策決定会合、 では、雲上限 150.13 ドルが目前に迫るなど反発基調は円建て日
米国 FOMC を通過するまでは商い低迷が続きそうだ。ただ、期末 経平均よりも強い。欧米のボラティリティ低下で海外投資家の
に向けて GPIF のアセットアロケーションが進み国内債券売り、 リスク許容度が高まっている状況を考えると、円建てよりもド
国内株買いの流れが強まる可能性はある。また、時期的に配当、 ル建ての動向を注視した方が良さそうだ。
■ボラティリティ低下でリターン・リバーサルの流れ強まる
一目均衡表(日経平均)
■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲)
円
8
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週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 158 Weekly
2016 03 07
今週の分析銘柄 -1-
常磐開発〈1782〉JASDAQ
通期業績見通しの上方修正で割安是正の展開に
■工事の採算好転が相次ぐ
福島県いわき市を中心に建設や環境測定分析、産業廃棄物処
理などを展開している。4 日の引け後に、通期各利益見通しの上
方修正と増配を発表していることから注目したい。売上高は計画
よりも工事進行基準適用工事の出来高が減少したことで下方修
正しているが、採算が好転した工事物件があったことで工事総利
益が増加したとのこと。今期予想 PER は 3.7 倍台、PBR は 0.7 倍
台と割安感は非常に強い。増配によって配当利回りが 3%台後
半まで高まったことから、期末の配当取りなどを意識した買いも
入ろう。割安是正の展開を想定する。
■週明けは上値抵抗ライン突破を試す展開に
足元の株価は 2 月 12 日の安値 388 円をボトムとしたリバウンド
相場となっている。75 日移動平均線が位置する 490 円、26 週移
動平均線の 501 円、2 月戻り高値 506 円などが上値抵抗ラインと
売買単位
1000
株
3/4 終値
472
円
目標株価
550
円
業種
建設
なりそうだが、週明けにギャップ・アップで取引を開始すれば上
へのバイアスは強まろう。日足の一目均衡表では雲に突入して
おり、切り下がる雲上限突破が期待できる。節目の 550 円をター
ゲットに。
★リスク要因
流動性の低さ。
1782:日足
25 日移動平均線を突破し 75 日、200
日移動平均線の突破を試す格好に。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
15,518
47.9%
736
695
1098.3%
427
54.49
2013/3連
14,627
-5.7%
868
851
22.4%
456
58.20
2014/3連
16,332
11.7%
1,100
1,103
29.6%
694
88.46
2015/3連
18,507
13.3%
1,453
1,466
32.9%
851
108.46
2016/3連予
19,500
5.4%
1,600
1,600
9.1%
1,000
127.45
9
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Vol. 158 Weekly
2016 03 07
今週の分析銘柄 -2-
ブイキューブ〈3681〉東証 1 部
今期からの配当開始を検討、18 年に営業利益 9 倍目指す
■Web会議・テレビ会議のクラウドサービスでシェアトップ
Web 会議・テレビ会議のクラウドサービスを提供。社内会議だ
けではなく、オンライン研修、遠隔教育/教育 ICT、遠隔医療、ド
ローン/災害対策、インバウンド/クラウド通訳など、用途は多岐に
渡る。同市場でシェアトップ。ベネッセ、JR東日本、日本生命など
5,000社以上に導入実績。国内だけではなく、海外が順調に拡大
している。2 月 2 日には、日本マイクロソフトとクラウド分野で協業
することを発表。「Office 365」との連携ソリューションを開発、同月
より提供を開始したほか、今後はアジア市場での展開も視野に
入れている。
■18年に営業利益30億円(15年12月期比約9倍)を目指す
2016 年 12 月期は、売上高・各利益ともに大幅伸長を計画。クラ
ウドの堅調な成長、オンプレミスの国内金融分野と中国・タイでの
成長を見込むほか、M&A も視野に入れている。今期はこれまで
売買単位
100
株
3/4 終値
1250
円
目標株価
1500
円
業種
情報・通信
の投資を回収する第一次収穫期を目指し、引き続き積極的な投
資を継続するものの、来年以降の更なる成長にも備えるとしてい
る。また、配当性向 20%を軸に配当開始も検討。中期経営計画
では、2018 年に売上高 139 億円、営業利益 30 億円を目指す。
目標株価は昨年来高値水準の 1500 円とする。
★リスク要因
人材獲得難航による成長スピードの減速。
3681:日足
2 月中旬からの上昇で各線を一気に
上抜け。25 日線は 75 日・200 日線とゴ
ールデンクロス。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/12連
2,005
18.9%
105
107
723.1%
116
3820.88
2013/12連
2,525
25.9%
276
263
145.8%
230
69.66
2014/12連
4,681
85.4%
403
594
125.9%
261
57.32
2015/12連
6,083
30.0%
348
179
-69.9%
93
10.02
2016/12連予
8,500
39.7%
839
771
330.7%
650
34.62
10
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Vol. 158 Weekly
2016 03 07
今週の分析銘柄 -3-
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム〈4281〉JASDAQ
LINE 上場観測を材料に大台目指す展開へ
■メッセージング管理ツールがLINE対応
インターネット広告関連事業を総合的に展開する。先週末に一
部で LINE 社の今夏上場観測が報じられたことから関連銘柄とし
て注目したい。DAC 社のメッセージング管理ツール「DialogOne」
は「LINE ビジネスコネクト」に対応しており、LINE 公式アカウント
をより高度に活用することができるようになっている。昨今、LINE
はピザの出前注文や宅配便の不在管理、タクシーの手配など幅
広い分野で応用されている。チャットアプリでの圧倒的なシェア
を背景に今後も大企業を中心に LINE 関連ソリューションのニー
ズは高いとみられ、業績面での寄与にも期待したいところ。
■スマホ広告の好調で上方修正期待も
2 月上旬に発表された第 3 四半期累計(2015 年 4-12 月期)決
算では、動画広告やメッセージングなどが牽引するスマホ向け
広告への注力が奏功し、売上高が前年同期比 19.7%増、営業利
売買単位
100
株
3/4 終値
774
円
目標株価
1000
円
業種
サービス
益が同 96.9%増と好調。同時に通期計画を上方修正している
が、それでも営業利益の進捗率は 85.6%と高水準で、利益水準
の 4 半期ベースでの成長を考慮すれば更なる上方修正も期待さ
れよう。株価は足元で年初来高値を更新し続ける強い動き。LINE
上場観測を材料として大台突破となる 1000 円を目標としたい。
★リスク要因
度重なる LINE 上場延期による失望感の台頭。
4281:日足
2 月以降は年初来高値を上回る強い
値動きが継続。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
82,785
6.2%
2,234
2,295
-24.0%
1,369
2726.61
2013/3連
96,319
16.3%
1,658
1,704
-25.8%
804
1657.00
2014/3連
105,335
9.4%
1,980
2,017
18.4%
2,022
41.66
2015/3連
117,463
11.5%
2,246
2,518
24.8%
1,050
21.64
2016/3連予
143,500
22.2%
4,400
4,400
74.7%
1,800
37.07
11
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Vol. 158 Weekly
2016 03 07
今週の分析銘柄 -4-
テクノプロ・ホールディングス〈6028〉東証 1 部
好業績人材関連銘柄として注目、株主還元姿勢も評価
■あらためて人材関連に関心向かう公算
先週末の報道では、人材派遣大手が来年度の派遣料金引き上
げを顧客企業に要請し始めたと報じられている。人手不足で派
遣社員の賃金が上昇していることが背景だが、正社員と非正規
社員の待遇格差是正に向けた機運が高まっていることも追い風
に。人材関連銘柄には改めて良好な事業環境が確認される状況
となろう。幅広い領域で人材派遣や請負事業を展開、技術系人
材サービスでは国内最大級となる同社にも期待感の波及が想定
される。16 年 6 月期上半期業績は 2 ケタ増収増益と順調推移、
技術者純増数は前年同期の 265 名に対して 410 名増と拡大、期
中平均稼働率も 95.5%増と高水準になっている。また、売上単価
も前年同期比で 1.5%上昇へ。中期計画では 18 年6 月期営業利
益 100 億円を掲げているが、前倒し達成の可能性も高いだろう。
売買単位
100
株
3/4 終値
3200
円
目標株価
3600
円
業種
サービス
前年度の 1 株当たり配当額を確保としている。現在の会社計画
EPS を前提とすれば、配当利回りは 3.5%程度の水準となる。ち
なみに、実効税率の低い状況は 17 年 6 月期も継続することが見
込まれる。好業績の割安株として、中期的な水準訂正の動きを期
待、昨年後半のトリプルトップ手前の水準となる 3600 円を目標株
価とする。
■配当政策などにも評価余地
★リスク要因
リターン・リバーサル相場の継続。
配当政策としては、原則 50%の配当性向を維持し、少なくとも
6028:日足
今後上向きに転じる25日線に沿っ
た上昇で、75 日線、200 日線の突破
を想定。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
2012/6単
596
-
2013/6連I
69,479
-
2014/6連I
74,172
2015/6連I
2016/6連I予
経常利益
-
前期比
当期利益
1株益(円)
-559
-
-570
5,136
3,824
-
3,703
2173.60
6.8%
5,688
4,201
9.9%
4,027
2363.93
81,241
9.5%
7,283
6,832
62.6%
6,874
201.76
88,000
8.3%
8,100
7,700
12.7%
7,600
223.04
12
-
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Vol. 158 Weekly
2016 03 07
今週の分析銘柄 -5-
フリークアウト〈6094〉東証マザーズ
LINE 関連の好業績銘柄として注目
■LINE上場観測で週明けは関連銘柄に物色
無料対話アプリの LINE が夏前にも東京とニューヨークで上場
するとの観測が報じられている。IPO に伴う資金調達額は最大30
億ドルという。これまで上場計画が浮上しては延期していた LINE
だが、今回の件が実現すれば 2016 年の注目 IPO の 1 つとなり
そうだ。この上場観測を受けて、週明けはアドウェイズ<2489>や
ネットイヤーグループ<3622>といった関連銘柄に物色が向かうと
みられるが、まだ関連銘柄との見方が定着していないものの狙
い目の企業としてフリークアウトに注目したい。
■LINEとの連携発表、業績や需給面も良好
同社は 1 月 28 日、子会社の M.T.Burn が LINE と広告プラット
フォーム事業における共同事業推進を目的とした資本業務提携
契約の締結で合意したと発表。また、同社 DSP「FreakOut」は、
LINE広告プラットフォームに RTB 接続し、広告枠買い付けを行う
売買単位
100
株
3/4 終値
4125
円
目標株価
5000
円
業種
サービス
国内唯一の認定 DSP ベンダーとして選定されている。業績は足
元で急拡大しており、第 1 四半期(15 年 10-12 月)の進捗は順
調。株価も 25 日線をサポートとした上昇トレンドが続き需給良好
と言える。当面の目標株価は節目の 5000 円に設定する。
★リスク要因
PER 等で見たバリュエーションの高さ。
6094:日足
昨年 9 月末に付けた上場来安値をボ
トムに25日線をサポートとした上昇トレ
ンドが続いている。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/9連
944
1330.3%
179
174
-
74
148.53
2013/9連
2,162
129.0%
253
251
44.3%
86
161.86
2014/9連
3,224
49.1%
191
172
-31.5%
49
8.70
2015/9連
4,217
30.8%
96
95
-44.8%
65
10.46
2016/9連予
6,300
49.4%
400
400
321.1%
197
31.24
13
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2016 03 07
今週の分析銘柄 -6-
サトーホールディングス〈6287〉東証 1 部
「省力」ソリューションに注目、配当にも積極的
■幅広い分野で「省力」ソリューションを手掛ける
バーコードや 2 次元コード、RFID などの自動認識技術を駆使
し、様々な現場の「物」や「人」の情報(データ)を収集、情報処理
系のシステムに届けるビジネスモデルを展開。プリンタ、ハンデ
ィターミナルなどの製品販売や各業種向けの「省力」ソリューショ
ンを手掛ける。4日に、政府はサービス業の成長力強化に向けた
包括的な対策を打ち出す、と報じられている。同社のビジネスは
サービス業を含む幅広い分野の「省力」であるほか、米国子会社
SATO Global Solutions, LLC で、インテルと連携し小売業向けの
IoT ソリューションを開発、16 年第 2 四半期中に欧米市場から提
供を開始するとしており、関心が向かいそうだ。
売買単位
100
株
3/4 終値
2627
円
目標株価
3000
円
業種
機械
(15年10-12月)では、海外でのベースビジネス伸長やコストダウ
ンなどが奏功し増収増益となっている。また、09 年 3 月期、10 年
3 月期を除いて増配を行っており、配当に積極的であることも注
目。目標株価は昨年に節目として意識された 3000 円とする。
■四半期ベース(15年10-12月)では増収増益
第 3 四半期(15 年 4-12 月)決算は、増収も円安の影響や新基
幹システムの稼動等で営業減益となった。ただ、四半期ベース
★リスク要因
直近高値水準 2800 円処での売り圧力。
6287:日足
抵抗が意識されていた 75 日線を突
破。200 日線が次の上値抵抗となるか
見極め。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
80,536
2.8%
4,652
4,171
12.9%
1,953
64.87
2013/3連
87,256
8.3%
5,452
5,429
30.2%
2,726
90.56
2014/3連
96,773
10.9%
6,758
7,084
30.5%
4,295
141.57
2015/3連
99,831
3.2%
7,444
7,484
5.6%
3,763
113.96
2016/3連予
110,000
10.2%
7,600
7,500
0.2%
4,500
134.33
14
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2016 03 07
今週の分析銘柄 -7-
サン電子〈6736〉JASDAQ
M2M や AR、クラウドなど成長分野に注力
■成長分野への投資で成長実現を目指す
情報通信関連事業とエンターテインメント関連事業を 2 本柱と
する IT 機器メーカーである。携帯電話関連機器が、米国を中心
に急成長している。特に世界中で需要が拡大している犯罪捜査
機関向けが成長をけん引している。一方で、厳しい業界環境に
置かれているエンターテインメント関連事業が縮小傾向にある。
また、導入実績が増えてきた M2M 市場のほか、AR(拡張現実)
市場、クラウドビジネス市場など、情報通信分野における新たな
成長市場へ参入。現在は中長期の成長を見据えた投資のフェー
ズとなるが、今後の収益成長への期待が高まる。
■株価4分の1で見直し余地大きい
株価はパチンコ業界全体の低迷を受け、ホール向けのシステ
ム事業の落ち込みによる影響等が嫌気されていたが、足元では
AR のテーマ性を手掛かりとした物色がみられている。また、直近
売買単位
100
株
3/4 終値
690
円
目標株価
923
円
業種
電気機器
では国内投信の大量保有が伝わり、4 日にはストップ高をつけて
いる。これにより上値抵抗として意識されていた 25 日線を突破。
13 週線もクリアしており、ボトム圏からの反転が期待される。昨年
来高値からの 4 分の 1 程度まで下げており、見直し余地は大き
い。1 月戻り高値 923 円を目標とする。
★リスク要因
戻り待ちの売り圧力。
6736:日足
上値抵抗の 25 日線を突破し、一気に
75 日線を捉える。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
16,131
17.7%
557
568
143.8%
86
8.31
2013/3連
18,667
15.7%
1,577
1,730
204.6%
1,359
131.00
2014/3連
24,313
30.2%
2,195
2,368
36.9%
1,413
65.00
2015/3連
27,347
12.5%
2,284
2,052
-13.3%
1,497
67.77
2016/3連予
24,000
-12.2%
600
400
-80.5%
400
17.90
15
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2016 03 07
今週の分析銘柄 -8-
トランス・コスモス〈9715〉東証 1 部
LINE 関連サービスの事業可能性に注目
■コンタクトセンターなどBPO大手
コンタクトセンター(コールセンター)を中心に IT を活用したア
ウトソーシングを展開。遠隔地との通信手段が電話から PC(メー
ル)、スマホ(チャット)へと移り変わるなか、同社は LINE ビジネス
コネクトパートナーとして企業向けの LINE 統合サービスも展開。
LINE は国内ではほぼ全てのスマホユーザーに行き渡ったと言
え、今後はLINEをプラットフォームとしたCRMなどビジネス分野
での応用可能性がさらに広がることが想定される。先週末には
LINE の今夏上場観測が伝わるなか、LINE 関連サービスを手掛
ける BPO 大手として同社の事業拡大の可能性に注目したい。
売買単位
100
株
3/4 終値
2627
円
目標株価
3000
円
業種
サービス
最終利益が7.5%増と増収増益を達成。通期業績は非開示となっ
ているが、過去2期の四半期業績の実績を当てはめると、売上高
は大幅増、最終利益も増益着地となろう。株価は足元で 5 日線が
25 日線を上回るゴールデンクロスを形成、LINE 上場も材料に物
色が進めば大台の 3000 円突破も視野に入ろう。
■主力のBPOサービスの業績は堅調推移
1 月下旬に発表された第 3 四半期累計(2015 年 4-12 月期)業
績は、主力の BPO サービスの需要拡大やコスト適正化による収
益性の改善の効果などにより、売上高が前年同期比 12.9%増、
★リスク要因
足元の出来高はやや低水準。
9715:日足
足元では 5 日線をサポートに強い動
き。25 日線を突破でゴールデンクロス
が意識される。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
161,208
6.3%
8,719
8,970
37.7%
4,969
120.77
2013/3連
166,335
3.2%
7,253
8,507
-5.2%
4,919
119.57
2014/3連
186,503
12.1%
9,541
10,082
18.5%
6,289
152.87
2015/3連
199,178
6.8%
9,166
9,603
-4.8%
7,349
178.65
2016/3連予
-
-
-
-
-
16
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読者の気になる
週刊相場観測誌
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Vol. 158 Weekly
2016 03 07
読者の気になる銘柄
アルプス電気 東証 1 部〈6770〉/買戻し優勢で反発を試す展開に
昨年来安値圏からの反発を試す展
開となっている。同社のほか村田製、
航空電子など電子部品の一角が強い
動きを見せるなど買戻しの動きが優
勢。
昨年 11 月に上場来高値 4205 円を
つけた後はきつい下げが続き株価は
半分以下に叩き売られた。ただ、欧米
市場でボラティリティが低下したこ
とからリスク許容度が増しショート
カバーが入ったとの観測。また、米ア
ップルの株価続伸なども安心感につ
ながったもよう。
同社に関してはみず
ほ証券が、目標株価を 3300 円に引き
下げているものの投資判断「買い」を
継続。
カメラアクチュエータは売上拡
大余地があり、
来期業績は足踏みとな
るものの、18.3 期の業績は好転する
との見方を維持している。株価は 25
日移動平均線を上抜いており反発基
調は継続しそうだ。13 週移動平均線
の 2589 円を意識した展開へ。
円
(株)
熊谷組 東証 1 部〈1861〉/マンション鉄筋切断問題でマドを伴う急落に
大きなマドを伴い急落。同社が施工
し、住友不動産が販売した横浜市マン
ションで鉄筋が切断されていたとさ
れる問題が嫌気された。同社は全 5 棟
の建て替えを公表。今回の案件に係る
損失見込額は特別損失処理により「偶
発損失引当金」を計上しているが、追
加損失額は現在精査中とのこと。今期
最終損益予想を大幅に変更すること
はないとしているが、今後の受注減少
への警戒感が先行した。
この問題が報じられたことで、株価
は大きなマドを伴う急落となった。そ
の後リバウンドを見せたが、勢いは弱
く 5 日移動平均線レベルでのもみ合
いとなっている。25 日移動平均線と
の乖離率は-17%と大きいが、業績へ
の懸念などが払拭されない限り本格
的な反発は入りにくいと見る。マド埋
めには時間がかかりそうだ。
円
(株)
17
株式会社フィスコ
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今週のテクニカ
週刊相場観測誌
Market
展望
サイバネットシステム
Vol. 158 Weekly
2016 03 07
東証 1 部 〈4312〉
日足ベースの一目均衡表。今年 1 月以
降、これまでの 400 円処での狭いもち合
いから、一気に水準訂正をみせた。その
後は往って来い状態にもなったが、ここ
にきて三角もち合いを形成。雲のねじれ
の局面で割り込むかにみえたが、これを
サポートに切り返しており、基準線、転
換線を捉えている(点線・四角A)。遅行
スパンはいったん下方シグナル発生も、
高値ピークを通過することから、早い段
階で上方シグナルを発生させよう(点
線・丸B)。三角もち合いを上放れる格好
でのトレンドに期待。
ソフトバンクグループ
今週のテクニカル妙味銘柄
基準線 転換線 先行スパンA 先行スパンB 遅行スパン
B
A
東証 1 部 〈9984〉
日足ベースの一目均衡表。雲下限での
攻防が続いていたが、これをクリアする
と 5500 円辺りでのもち合いを経て、雲
上限を突破してきている(点線・四角
A)。遅行スパンは、実線を突破し、上
方転換シグナルを発生させてきている
(点線・丸B)。上ひげを形成した直近の
戻り高値を回復し、いったんは達成感も
出やすい。しかし、横ばい推移としても
雲から上放れる形状となるため、形状は
一段と強気となる。
基準線 転換線 先行スパンA 先行スパンB 遅行スパン
B
18
A
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テーマ別分析
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 158 Weekly
2016 03 07
カテゴリー考察
テーマ別分析
今度こそ延期なしか、LINE 上場観測で関連銘柄に注目
■コンテンツ提供からビジネスアライアンスまで多彩
先週 4 日、韓国 NAVER 社の傘下にある無料対話アプリ会社 LINE が、NY 市場と東京市場で IPO を計画しているとの観測が報じら
れた。資金調達額は 30 億ドル規模で、早ければ今夏にもローンチの見通しと伝わっている。これを受けて週明けの日本株では中
小型の LINE 関連株が動意づく展開も想定されることから、今週は LINE 関連銘柄をおさらいしてみたい。LINE へのスタンプやゲー
ム、ニュースといったコンテンツを提供している企業が関連株の代表格。一方で、近年 LINE 社は、ヤマト運輸との宅急便での連
携など、その圧倒的なシェアを使って大企業とのビジネス面での取り組みを強化しており、今後はこういった報道も材料となりう
るだろう。また、IoT/5G 時代を控えて、LINE のプラットフォームとしての潜在性から、LINE 向けソリューション開発を手掛ける
企業にも恩恵か。ただし、LINE の上場については、2-3 年ほど前から観測が出てはそのたびに延期してきた経緯があるため、今回
もどうなるかは予断を許さない。また、関連銘柄の関連度合いもまちまちであることには注意が必要。
■LINE 関連銘柄
コード
2121
2220
2352
2371
2389
2449
2489
2497
3031
3092
3396
3622
3627
3632
3639
3655
3661
3678
3686
3769
3773
3807
3815
3845
3903
4281
4644
4716
4751
4784
4800
4819
4824
6048
6094
6460
8136
9064
9449
9715
銘柄
コメント
ミクシィ
亀田製菓
エイジア
カカクコム
オプトHD
プラップJ
アドウェイズ
ユナイテッド
ラクーン
スタートトゥ
フェリシモ
ネットイヤーG
ネオス グリー ボルテージ
ブレインパッド
エムアップ
メディアドゥ
DLE GMO-PG
AMI フィスコ
メディア工房
アイフリーク
gumi
DAC イマジニア
日本オラクル
サイバーAG
GMOアドパ
オリコン
デジタルガレジ
メディアシーク
デザインワン
フリークアウト
セガサミーHD
サンリオ
ヤマトHD
GMOインター
トラコス
「LINE POP」と「モンスト」の共同企画実績
LINEアカウントで柿の種などのプロモーション展開
LINE ビジネスコネクト活用のメッセージングシステム
LINEと業務提携、「LINE@」と「食べログ」の連携
LINEビジネスコネクト配信ツール「TSUNAGARU」提供
「LINEニュース」にコンテンツ提供
LINEと代理店契約し「LINEフリーコイン」販売
出資先企業と共同で「LINEゲーム」向けゲーム開発
後払い決済サービス「Paid」で「LINE@」に対応
アパレル店向けビーコン活用でLINEと提携
「LINE MALL」の商品配送を代行(5月末終了予定)
「LINEビジネスコネクト」を利用したソリューション開発
水森亜土のLINE公式スタンプなど提供
LINEと共同出資したEpic Voyage社でLINEゲーム提供
「LINE GAME」初の恋愛ドラマアプリを提供
「LINEビジネスコネクト」との連携ソリューションを提供
LINEでも使えるアニメーションスタンプなど
LINEらと合弁で台湾版「LINE Manga」を展開
2015年のヒットLINEスタンプ20選に「鷹の爪」
決済処理サービスに「LINE Pay」をラインナップ
人工知能活用の対話ソリューションとLINEとの連携
LINEニュースにコンテンツ提供
「LINE占い」に占いコンテンツ提供
「ボンバヘッm.c.A.T.」LINEスタンプなど販売
LINEと資本業務提携、LINEゲーム提供など
LINEビジネスコネクト対応のメッセージ管理を提供
「リラックマ」LINEスタンプなど世界に販売
カスタマーサポート向け「LINE ビジネスコネクト」連携
LINEとJV設立、LINEビジネスコネクト向けツール提供
子会社の広告ツールが「LINEビジネスコネクト」対応
LINEニュースにコンテンツ提供
2016年春頃を目処にLINE Pay決済への対応を開始
LINEクリエイターズスタンプを提供
LINEと提携し「エキテン」の「LINE@」版を展開
子会社がLINEと資本業務提携、LINE広告にRTP接続
子会社がゲーム事業のパートナーとしてLINEと協業
3月付けで同社の常務がLINEの社外取締役に就任
LINEで宅急便の不在リスクを減らす取り組み
子会社GMOコマースが「LINE@」の登録代理店
LINE向け統合サービスを提供
市場
マザーズ
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
JASDAQ
マザーズ
マザーズ
マザーズ
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
マザーズ
JASDAQ
マザーズ
JASDAQ
東証1部
JASDAQ
JASDAQ
東証1部
東証1部
JASDAQ
JASDAQ
JASDAQ
マザーズ
マザーズ
マザーズ
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
3/4終値(円)
4,210.0
4,485.0
1,951.0
2,141.0
587.0
1,100.0
580.0
1,550.0
510.0
3,990.0
989.0
787.0
463.0
554.0
1,414.0
750.0
544.0
1,457.0
1,069.0
7,360.0
812.0
378.0
485.0
174.0
629.0
774.0
1,044.0
5,760.0
4,745.0
455.0
217.0
1,893.0
432.0
1,672.0
4,125.0
1,263.0
2,371.0
2,376.0
1,392.0
2,627.0
時価総額(億円)
売買代金25日平
均(百万円)
3,548.84
1,000.99
45.38
4,700.78
175.98
51.46
241.18
366.86
92.37
4,287.28
99.33
54.14
39.57
1,335.32
73.26
50.50
40.52
144.72
179.25
2,734.27
129.34
139.28
54.80
20.49
187.13
413.64
111.17
7,338.72
2,999.47
76.24
32.81
895.18
42.19
124.22
264.64
3,362.47
2,111.73
10,101.84
1,639.87
1,281.81
6,179.08
136.72
142.36
4,489.21
35.98
2.08
343.95
569.86
1,172.70
3,181.73
7.55
71.59
9.35
1,559.39
188.10
124.98
25.99
77.90
244.70
3,103.50
48.96
1,603.39
17.13
20.29
545.24
650.68
75.79
984.27
5,106.21
16.70
6.41
912.72
7.21
45.87
310.11
1,959.08
1,424.80
6,359.60
1,983.49
269.68
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スクリーニング
展望
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Market
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カテゴリー考察
スクリーニング分析
期末株価を意識した企業戦略への思惑
■ROE 上昇を意識した株価対策に期待
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、日本株式の買い増し余地が 5 兆円超まで拡大しているとの見方が報じられた。要
因としては、今年に入り株安と金利低下が一段と進んでいるため。一部証券では、2 月末時点で国内株は約 21%に低下したと試算
しており、3 月末までに目標値の 25%まで引き上げるには、最大 5 兆円超の日本株買いが期待できるとみている。3 月期末に向け
た企業による株価対策への思惑等も高まりやすいだろう。そこで最近はめっきり関心が薄れているが、改めて ROE に注目。10%以
下の企業などは、ROE 上昇を意識した増配や自社株買いなども意識されてくる。株式分割なども流動性向上からの株価対策になる。
スクリーニング条件としては、
(1)2 期連続で ROE 上昇が予想されている、
(2)ROE10%以下、
(3)時価総額 200 億円以上、
(4)最
低取得価額 50 万円以上、
(5)有配予想銘柄を挙げている。
■2 期連続で ROE 上昇が予想される ROE10%以下の銘柄
ROE(%)
コード
市場
銘柄
2期前
3/4株価
(円)
時価総額
(億円)
利回り
(%)
売買単位
(株)
最低取得
価額(円)
予想
実績
2801 キッコーマン
8.08
6.90
6.35 東証1部
3910.0
8,226
0.61
1,000
3,910,000
6454 マックス
5.43
5.06
4.48 東証1部
1185.0
587
3.12
1,000
1,185,000
1968 太平電業
5.88
5.41
2.49 東証1部
1088.0
443
2.29
1,000
1,088,000
9008 京王電鉄
6.34
5.75
5.67 東証1部
1033.0
6,640
0.82
1,000
1,033,000
9006 京浜急行電鉄
5.16
4.70
4.60 東証1部
1019.0
5,620
0.58
1,000
1,019,000
3402 東レ
9.13
7.70
7.53 東証1部
935.2
15,258
1.28
1,000
935,200
8173 上新電機
6.14
5.23
5.04 東証1部
895.0
515
1.78
1,000
895,000
4118 カネカ
6.71
6.30
5.10 東証1部
877.0
3,070
2.05
1,000
877,000
4927 ポーラオルビス
9.54
7.82
5.87 東証1部
8250.0
4,726
2.42
100
825,000
4617 中国塗料
8.28
7.04
5.67 東証1部
787.0
544
1.90
1,000
787,000
4471 三洋化成工業
6.71
5.57
5.16 東証1部
752.0
885
2.12
1,000
752,000
1980 ダイダン
6.20
5.86
3.66 東証1部
729.0
335
2.74
1,000
729,000
6762 TDK
8.80
7.20
2.72 東証1部
6870.0
8,903
1.74
100
687,000
2815 アリアケJPN
9.63
8.73
8.68 東証1部
6330.0
2,077
0.86
100
633,000
4218 ニチバン
6.32
5.00
3.93 東証1部
617.0
256
1.29
1,000
617,000
4063 信越化学工業
7.14
6.89
6.78 東証1部
6055.0
26,164
1.81
100
605,500
4114 日本触媒
9.42
7.61
4.65 東証1部
6030.0
2,460
2.32
100
603,000
1833 奥村組
5.33
3.65
3.00 東証1部
600.0
1,370
3.00
1,000
600,000
2331 ALSOK
9.40
7.98
7.01 東証1部
5880.0
6,000
0.68
100
588,000
5481 山陽特殊製鋼
6.65
6.09
4.09 東証1部
582.0
973
1.89
1,000
582,000
5803 フジクラ
6.86
5.93
1.73 東証1部
568.0
2,050
1.40
1,000
568,000
9613 NTTデータ
7.24
4.43
3.51 東証1部
5620.0
15,764
1.24
100
562,000
8388 阿波銀行
5.36
5.34
5.09 東証1部
553.0
1,278
2.16
1,000
553,000
9048 名古屋鉄道
7.71
7.03
6.60 東証1部
547.0
5,031
0.91
1,000
547,000
9065 山九
9.56
8.63
7.35 東証1部
536.0
1,748
1.86
1,000
536,000
2501 サッポロHLD
6.65
3.89
0.22 東証1部
534.0
2,104
1.31
1,000
534,000
8334 群馬銀行
5.31
5.30
4.43 東証1部
525.0
2,472
2.09
1,000
525,000
6302 住友重機械工業
7.50
7.09
5.82 東証1部
514.0
3,159
2.72
1,000
514,000
4027 テイカ
9.72
7.82
5.78 東証1部
509.0
262
1.96
1,000
509,000
8078 阪和興業
8.49
6.88
6.56 東証1部
500.0
1,058
3.20
1,000
500,000
出所:フィスコ作成
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先週の話題レポ
週刊相場観測誌
Market
展望
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2016 03 07
カテゴリー考察
先週の話題レポート
期中に増配を発表した銘柄に注目!
■岡三証券では増配発表は業績面に対する自信の表れと
岡三証券では、高配当銘柄のなかでも今期中に増配を発表している企業に注目している。注目する背景として、国内株式市場の
先行き不透明感が強いなかで投資家の高配当銘柄に対する関心が高まっていると同時に、企業側も好業績を背景に稼いだ利益を配
当や自社株買いなど株主還元策へ回す姿勢を強めている点を指摘している。期中における増配姿勢は企業の業績面に対する自信の
表れともいえ、業績面での買い安心感が株価の下支え要因にもなるとみている。また、足元の急速な円高進行や資源安を受けて、
外需関連企業を中心に来期業績に対する懸念が台頭しているなか、期中の増配銘柄は減配リスクが低い点も評価ポイントと。
■期中に増配を発表した銘柄(岡三証券)
コード
銘柄
9831
1720
4042
4183
6146
6473
3401
1941
1925
4118
6103
7988
9432
9531
3231
4521
6201
9744
6113
9021
ヤマダ電
東急建
東ソー
三井化学
ディスコ
ジェイテクト
帝人
中電工
ハウス
カネカ
オークマ
ニフコ
NTT
東ガス
野村不HD
科研薬
豊田織
メイテック
アマダHD
JR西日本
今期予想
今期予想
今期予想
今期予想
修正率
修正率
1株当たり配当
1株当たり配当
営業利益
営業利益
(%)
(%)
(期初予想、円) (直近予想、円)
(期初予想、百万円) (直近予想、百万円)
6
14
133.3
41,620
60,700
45.8
13
20
53.8
8,000
14,400
80.0
10
14
40.0
67,000
71,000
6.0
6
8
33.3
52,000
70,000
34.6
218
275
26.1
26,100
30,100
15.3
34
42
23.5
78,000
82,000
5.1
6
7
16.7
47,500
65,000
36.8
62
72
16.1
6,300
10,200
61.9
70
80
14.3
200,000
240,000
20.0
16
18
12.5
36,000
39,000
8.3
16
18
12.5
19,000
21,000
10.5
90
100
11.1
24,000
25,500
6.3
100
110
10.0
1,200,000
1,250,000
4.2
10
11
10.0
140,000
188,000
34.3
50
55
10.0
73,000
76,000
4.1
102
112
9.8
21,000
32,200
53.3
110
120
9.1
125,000
130,000
4.0
116
126
8.6
9,800
10,000
2.0
32
34
6.3
34,000
38,000
11.8
130
135
3.8
148,500
171,500
15.5
予想配当
利回り
(%)
2.72
2.50
3.31
2.06
2.65
2.71
1.86
3.07
2.70
2.04
2.12
1.93
2.25
2.06
2.89
2.19
2.48
3.24
3.14
2.07
出所:岡三証券作成、2/25 現在
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信用需給動向
週刊相場観測誌
Market
展望
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カテゴリー考察-信用需給動向
Market Data
マネパGは大相場に発展
信用残高 金額ベース 単位:百万円
26 日申し込み現在の 2 市場信用残高は、金額ベースで
買い残高が 397 億円減の 2 兆 4872 億円、売り残高が 92
億円増の 5414 億円だった。
買い残高は 3 週連続で減少し、
売り残高は 2 週連続で増加した。信用倍率(買い残高÷
売り残高)は前週の 4.75 倍から 4.59 倍に低下。買い方
の信用評価損益率は-17.91%から-16.73%に改善。売り
方の評価損益率は+5.31%から+4.66%に低下している。
この週(2 月 22-26 日)の日経平均株価は、前週末比
221.24 円高の 16188.41 円だった。原油先物相場や為替市
場の動向に振らされる展開となったが、26-27 日に開催さ
れる 20 カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に
関心が集まるなか、各国の協調姿勢による金融安定化へ
信用倍率(倍)
の思惑等から底堅さが意識された。
個別ではマネパG<8732>の信用倍率が 155.05 倍から
1.50 倍への厚みが増している。初めて導入する仮想通貨
の法規制において、金融庁では仮想通貨が「貨幣の機能」
を持つと認定すると伝わり、法規制をきっかけに事業拡
大につながるとの期待から買いが集中。ストップ高を交
えての大相場が続く中、売り買い共に積み上がっている。
全国保証<7164>は 2.50 倍から 0.44 倍と売り長の需給状
況に。マイナス金利を背景に住宅ローン保証の需要が増
えるとの見方からリバウンドが強まっており、戻り売り
を狙った新規売りが積み上がっている。
取組みが改善した銘柄
コード
市場
銘柄
3/4終値
(円)
信用買残
(2/26:株)
信用売残
(2/26:株)
信用倍率
(2/26:倍)
信用買残
(2/19:株)
信用売残
(2/19:株)
信用倍率
(2/19:倍)
8732
東証1部 マネパG
879.0
5,827,000
3,886,900
1.50
1,953,600
12,600
155.05
7164
東証1部 全国保証
3,695.0
163,800
371,300
0.44
172,200
68,800
2.50
2269
東証1部 明治HD
8,990.0
213,000
282,800
0.75
239,800
143,700
1.67
9202
東証1部 ANA
331.3
9,608,000
3,444,000
2.79
10,961,000
1,776,000
6.17
1802
東証1部 大林組
1,057.0
1,721,300
1,171,800
1.47
2,237,600
719,500
3.11
5401
東証1部 新日鉄住
2,209.0
2,156,500
584,600
3.69
2,255,800
293,700
7.68
9041
東証1部 近鉄GHD
3769
東証1部 GMOPG
6869
東証1部 シスメックス
4922
東証1部 コーセー
2914
東証1部 J T
9501
東証1部 東 電
9984
東証1部 ソフトバンクG
7453
東証1部 良品計画
6506
東証1部 安川電
483.0
553,000
2,216,000
0.25
880,000
1,942,000
0.45
7,360.0
222,600
417,500
0.53
274,800
288,900
0.95
7,280.0
269,900
147,300
1.83
325,900
102,000
3.20
10,330.0
162,400
99,600
1.63
199,200
71,600
2.78
4,700.0
209,100
334,800
0.62
349,500
330,800
1.06
630.0
22,990,200
8,015,700
2.87
24,574,700
5,031,500
4.88
5,861.0
7,640,400
1,902,000
4.02
9,087,500
1,331,700
6.82
23,290.0
96,900
61,900
1.57
109,600
41,400
2.65
1,406.0
1,767,000
827,600
2.14
1,954,200
580,500
3.37
22
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連載コラム
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 158 Weekly
2016 03 07
連載コラム
上海 G20 の開催意義は?
2 月 26-27 日に中国・上海で開催された 20 カ国財務相・中
央銀行総裁会議(G20)では、「通貨安競争」を回避することで
参加国は一致しました。昨年 8 月や今年の年初に中国が通貨
安に誘導し市場に混乱を招いたことを念頭に置いたようです
が、この会議の翌日から中国は人民元安基調を維持していま
す。G20 開催の意義は一体何だったのでしょうか。
上海 G20 が採択した声明は、昨年 9 月にトルコ・アンカラで
開催された前回同様、為替の競争的切り下げを回避するとの
立場を確認しました。実際、中国の政策当局者らは今回の会
議で意図的な元安を繰り返し否定したと報じられたほか、李克
強首相は 2 月 26 日の会議の冒頭で、今後元の下落が継続す
る根拠はないとの認識を表明しました。それにもかかわらず、
G20 後の最初の取引となった 29 日午前10 時15 分、人民元の
対ドル基準値を安値方向に設定しました。
G20 は、米国や英国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日
本の主要 7 カ国が定期的に開催していた財務大臣・中央銀行
総裁会議(G7)をベースにロシアや中国、インドなど 12 カ国が
加わり形成されました。国際通貨基金(IMF)や欧州中央銀行
(ECB)など関連の国際機関も参加する現在の規模になったの
は 2000 年代の後半です。これら 20 カ国の国内総生産(GDP)
を合計すると世界の GDP の約 90%を占めており、各国の財務
相・中銀総裁が顔をそろえる国際会議は本来なら非常に意義
のあるものにみえます。
2008 年 9 月のリーマン・ショック直後、金融市場の混乱の震
源地でありながら、開催されたのは米国の首都ワシントンだっ
たことに違和感を覚えたことがあります。意義深いものに感じ
られないのは、G20 は米国主導で運営されているからではな
いかと勘ぐってしまいます。
というのも、中国経済の台頭でこれまでのように黙っていて
も世界中が米国債を保有する時代ではなくなりました。しか
し、ドルの基軸通貨体制を維持するためには米国内にマネー
を呼び込む仕組みを温存しなければなりません。米国の利上
げはそのためのインセンティブと考えられます。そして、中国
の通貨安政策への露骨な批判は、ドルのライバルにのし上が
った人民元をたたきたい、という米国の意図を感じないではい
られません。
23
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今週のマーケットデータ
Vol. 158 Weekly
2016 03 07
1
2
3
スケジュール
レーティング
投資主体別売買動向
資料編
今週のMarket Data
経済カレンダー
2-4
決算カレンダー
5
格上げ・買い推奨
6
格下げ・売り推奨
7
総括コメント
8
市場別データ
9
4
新規上場銘柄
結果とスケジュール
10-11
5
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証 1 部)
12-13
雲下抜け銘柄(東証 1 部)
14
1
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Vol. 158 Weekly
2016 03 07
経済カレンダー - 1
Market Data
3 月 7 日~3 月 12 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
時間
3月7日
月
08:50
日本銀行の対政府取引(2月)
08:50
マネタリーベースと日本銀行の取引(2月)
12:40
黒田日銀総裁が講演
14:00
景気動向指数(1月)
15:00
コール市場残高(2月、日本銀行)
16:00
独・製造業受注(1月)
20:25
ブ・週次景気動向調査
24:00
米・労働市場情勢指数(2月)
29:00
内容
米・消費者信用残高(1月)
決算発表 ピジョン
中・外貨準備高(2月)
米・ブレイナードFRB理事が講演
米・FRB副議長が講演
欧・ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)
欧・欧首脳会議(ブリュッセル)
印・株式市場は祝日のため休場
3月8日
火
08:50
GDP改定値(10-12月)
08:50
国際収支(1月)
08:50
貸出・預金動向(2月、日本銀行)
08:50
対外債務(12月末一次推計、9月末二次推計、日本銀行)
08:50
対外資産負債残高(12月末一次推計、9月末二次推計、日本銀行)
13:30
企業倒産(2月)
14:00
消費者態度指数(2月)
14:00
移動電話国内出荷(1月)
15:00
景気ウォッチャー調査(街角景気2月調査)
15:45
スイス・失業率(2月)
16:00
独・鉱工業生産指数(1月)
17:00
南ア・経常収支(10-12月)
17:15
スイス・消費者物価指数(2月)
19:00
欧・ユーロ圏GDP改定値(10-12月)
20:00
ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(2月)
20:00
ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(3月7日まで1カ月間)
中・貿易収支(2月)
欧・欧財務相理事会(ブリュッセル)
3月9日
水
08:50
マネーストック(2月、日本銀行)
12:00
スポットLNG価格調査(2月)
15:00
工作機械受注(2月)
17:00
ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(3月7日まで1カ月間)
18:30
英・鉱工業生産指数(1月)
19:00
亜・マレーシア中央銀行が政策金利発表
21:00
ブ・拡大消費者物価指数(2月)
21:00
米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
24:00
米・卸売在庫(1月)
24:00
米・卸売売上高(1月)
29:00
NZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
ブラスが東証マザーズに新規上場(公開価格:4370円)
2
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2016 03 07
経済カレンダー - 2
Market Data
3 月 7 日~3 月 12 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
時間
3月10日
木
08:50
企業物価指数(2月)
08:50
対外対内証券売買(先週)
10:30
中・消費者物価指数(2月)
10:30
中・生産者物価指数(2月)
11:00
中古車販売台数(2月)
11:00
オフィス空室状況(2月末)
13:30
特定サービス産業動態統計(1月)
16:00
独・貿易収支(1月)
内容
16:00
独・経常収支(1月)
20:00
ブ・FGVインフレ率(IGP-M、1次プレビュー)(3月)
20:30
ブ・金融政策委員会(COPOM)議事録公表
21:00
ブ・小売売上高(1月)
21:00
ブ・広義小売売上高(1月)
21:45
欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ドラギ総裁が記者会見
22:30
米・新規失業保険申請件数(先週)
23:45
米・消費者信頼感指数(先週)
26:00
米・家計純資産(10-12月)
28:00
米・財政収支(2月)
決算発表 積ハウス
中・元建て新規貸出額(2月、15日までに)
中・資金調達総額(2月、15日までに)
中・マネーサプライ(2月、15日までに)
亜・韓国中央銀行が政策金利発表
3月11日
金
08:50
法人企業景気予測調査(1-3月)
08:50
マネタリーサーベイ(1月、日本銀行)
11:00
発受電速報(2月)
15:30
投信概況(2月)
16:00
独・消費者物価指数改定値(2月)
18:30
英・貿易収支(1月)
22:30
米・輸入物価指数(2月)
フィットが東証マザーズに新規上場(公開価格:1890円)
株価指数先物・オプション、特別清算値(SQ)算出
決算発表 東京ドーム
3月12日
土
14:30
中・鉱工業生産指数(2月)
14:30
中・小売売上高(2月)
3
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Vol. 158 Weekly
2016 03 07
スケジュール
日米主要経済指標のポイント
■(米)2 月労働市場情勢指数
3 月 7 日(月)日本時間 8 日午前 0 時発表予定
(前回実績は 0.4) 参考となる 1 月実績は 0.4。非農業部門雇用者数は予想を下回ったことが指数の低下につながったようだ。
2 月については、非農業部門雇用者数が 24.2 万人増加、労働参加率は上昇したことから、1 月実績を多少上回るとみられる。
-------------------------------------------------------------------■(日)10-12 月期国内総生産改定値
3 月 8 日(火)午前 8 時 50 分発表予定
(予想は、前期比年率-1.6%) 参考となる速報値(一次速報値)は前期比年率-1.4%。改定値(二次速報値)については、民
間最終消費支出が上方修正された場合、若干の上方修正が見込まれる。ただし、民間企業設備や民間在庫が下方修正された場合、
成長率は下方修正される可能性が高い。市場予想は妥当か。
-------------------------------------------------------------------■(日)1 月国際収支
3 月 8 日(火)午前 8 時 50 分発表予定
(予想は、+7190 億円) 参考となる 12 月実績は+9607 億円で黒字額は 6 カ月ぶりに 1 兆円を下回った。1 月については、貿易
赤字の増加や配当収入の減少が予想されるため、黒字額は 12 月実績を下回る見込み。
-------------------------------------------------------------------■(日)2 月国内企業物価指数
3 月 10 日(木)午前 8 時 50 分発表予定
(予想は前年比-3.4%) 参考となる 1 月実績は前年比-3.1%で下落率は市場予想を上回った。原油価格が一段安となったこと
が要因。2 月については石油・石炭製品の下落が続いていることや国内需要がやや弱含みであることから、下落率は 1 月実績の
-3.1%をやや上回る可能性がある。
--------------------------------------------------------------------
4
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決算カレンダ
Vol. 158 Weekly
2016 03 07
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
3月7日
3月7日
3月7日
3月7日
3月7日
3月7日
3月7日
3月8日
3月8日
3月8日
3月8日
3月8日
3月8日
3月8日
3月8日
3月9日
3月9日
3月9日
3月9日
3月9日
3月9日
3月9日
3月9日
3月9日
3月9日
3月9日
3月10日
3月10日
3月10日
3月10日
3月10日
3月10日
3月10日
3月10日
3月10日
3月10日
3月10日
3月10日
3月10日
3月10日
3月10日
3月10日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
コード
1873
2301
2438
3180
4824
7856
7956
1840
3657
4996
6097
6654
7901
8142
9075
2373
3161
3770
4238
4589
4989
6669
7435
8068
8842
9444
1766
1928
2751
2830
2923
3169
3418
3658
4026
4924
6184
6387
6905
6966
7640
9692
1383
1427
1844
2159
2776
2929
3038
3070
3134
3246
3248
3269
3282
3318
3320
3361
3399
3441
銘柄
上場部名
時刻
日本ハウスホールディングス
東証1部
学情
東証1部
アスカネット
東証マザーズ
ビューティガレージ
東証マザーズ
メディアシーク
東証マザーズ
萩原工業
東証1部
ピジョン
東証1部
15:00
土屋ホールディングス
東証2部
ポールトゥウィン・ピットクルーホールディン
東証1部
クミアイ化学工業
東証1部
日本ビューホテル
東証1部
不二電機工業
東証1部
マツモト
ジャスダックS
トーホー
東証1部
福山通運
東証1部
ケア21
ジャスダックS
アゼアス
東証2部
ザッパラス
東証1部
ミライアル
東証1部
アキュセラ・インク
東証マザーズ外株
イハラケミカル工業
東証1部
シーシーエス
ジャスダックS
ナ・デックス
ジャスダックS
菱洋エレクトロ
東証1部
東京楽天地
東証1部
トーシン
ジャスダックS
東建コーポレーション
東証1部
積水ハウス
東証1部
15:30
テンポスバスターズ
ジャスダックS
アヲハタ
東証2部
サトウ食品工業
東証2部
ミサワ
東証1部
バルニバービ
東証マザーズ
イーブックイニシアティブジャパン
東証1部
神島化学工業
東証2部
シーズ・ホールディングス
東証1部
鎌倉新書
東証マザーズ
サムコ
東証1部
コーセル
東証1部
三井ハイテック
東証1部
トップカルチャー
東証1部
シーイーシー
東証1部
ベルグアース
ジャスダックS
Misawa Habita
内国株式
大盛工業
東証2部
フルスピード
東証マザーズ
クリムゾン
ジャスダックS
ファーマフーズ
東証マザーズ
神戸物産
東証1部
アマガサ
ジャスダックG
Hamee
東証マザーズ
コーセーアールイー
ジャスダックS
アールエイジ
東証マザーズ
アドバンス・レジデンス投資法人
東証REIT
コンフォリア・レジデンシャル投資法人
東証REIT
メガネスーパー
ジャスダックS
クロスプラス
東証2部
トーエル
東証1部
丸千代山岡家
ジャスダックS
山王
ジャスダックS
日付
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
3月11日
コード
3444
3458
3662
3733
3804
3843
3903
3917
4334
4355
4358
4764
6049
6091
6656
6757
7533
7614
7623
7777
7831
7968
7983
9678
9681
9734
9743
銘柄
菊池製作所
シーアールイー
エイチーム
ソフトウェア・サービス
システム ディ
フリービット
gumi
アイリッジ
ユークス
ロングライフホールディング
ティー・ワイ・オー
デジタルデザイン
イトクロ
ウエスコホールディングス
インスペック
OSGコーポレーション
グリーンクロス
オーエムツーネットワーク
サンオータス
スリー・ディー・マトリックス
ウイルコホールディングス
TASAKI
ミロク
カナモト
東京ドーム
精養軒
丹青社
5
上場部名
ジャスダックS
東証2部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証マザーズ
東証1部
東証マザーズ
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックG
東証マザーズ
東証2部
東証マザーズ
ジャスダックS
福岡
ジャスダックS
ジャスダックS
ジャスダックG
東証2部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
時刻
15:00
株式会社フィスコ
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Vol. 158 Weekly
2016 03 07
レーティング
格上げ・買い推奨
格上げ・買い推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
2月29日
証券会社
コード
社名
レーティング
モルガン
8056
日ユニシス
EQUALWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ
岡三
4208
宇部興
強気新規
目標株価(円)
1300→1600
280
6752
パナソニック
中立→強気格上げ
野村
5413
日新鋼
NEUTRAL→BUY格上げ
1300→1470
3月1日
JPモルガン
6586
マキタ
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
7200→7500
東海東京
2222
寿スピリッツ
OUTPERFORM新規
6980
3月2日
SMBC日興
3048
ビックカメラ
1新規
1300
9045
京阪電
3→2格上げ
9831
ヤマダ電
1新規
8331
千葉銀
NEUTRAL→BUY格上げ
960→760
UBS
3月3日
3月4日
1300
660→730
700
8355
静岡銀
NEUTRAL→BUY格上げ
1270→920
9104
商船三井
NEUTRAL→BUY格上げ
350→300
いちよし
2752
フジオフード
B→A格上げ
岩井コスモ
2384
SBSHD
A新規
三菱UFJ
9682
DTS
UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ
岡三
4902
コニカミノルタ
強気新規
東海東京
3097
物語コーポ
NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ
岩井コスモ
6324
ハーモニック
B+新規
みずほ
6146
ディスコ
買い新規
モルガン
6762
TDK
EQUALWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ
2470→2340
1060
5100→6600
12000
9300→7800
SMBC日興
8354
ふくおか
2→1格上げ
岩井コスモ
7732
トプコン
A新規
7874
レック
A新規
モルガン
4151
協和キリン
OVERWEIGHT新規
2260
4503
アステラス薬
OVERWEIGHT新規
2100
4519
中外薬
OVERWEIGHT新規
4600
4528
小野薬
OVERWEIGHT新規
24800
大和
野村
400→350
-
5012
東ゼネ石
4→3格上げ
-
5017
富士石油
3→2格上げ
-
5021
コスモエネHD
4→3格上げ
-
4681
リゾートトラス
BUY新規
6
3400
株式会社フィスコ
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Vol. 158 Weekly
2016 03 07
レーティング
格下げ・売り推奨
格下げ・売り推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
2月29日
3月1日
3月2日
3月3日
3月4日
証券会社
コード
社名
レーティング
目標株価(円)
CS
7203
トヨタ
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
10000→7000
JPモルガン
2501
サッポロHD
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
SMBC日興
8601
大和証G
2→3格下げ
8604
野村HD
2→3格下げ
900→450
シティ
4114
日触媒
1→2格下げ
8800→6600
みずほ
2191
テラ
中立→UNDERPERFORM格下げ
1000→630
960→490
大和
8020
兼松
2→3格下げ
JPモルガン
6481
THK
NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ
2400→1700
270→190
6506
安川電
NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ
1600→1000
7011
三菱重工
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
820→480
SMBC日興
8327
西日シ銀
1→2格下げ
400→220
8418
山口FG
1→2格下げ
UBS
3283
プロロジス
BUY→NEUTRAL格下げ
三菱UFJ
7732
トプコン
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
CS
5406
神戸鋼
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
6268
ナブテスコ
NEUTRAL→UNDERPERFORM格下げ
6273
SMC
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
37000→30000
6481
THK
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
2800→2100
野村
7832
バンナムHD
BUY→NEUTRAL格下げ
3100→2500
CS
7261
マツダ
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
2800→1800
UBS
8951
日本ビルF
BUY→NEUTRAL格下げ
630000→694000
ゴールドマン
6465
ホシザキ
強い買い→買い格下げ
10000
7906
ヨネックス
買い→中立格下げ
4100
1700→1100
233000→242000
3100→1520
210→100
2600→2000
ドイツ
6740
JDI
BUY→HOLD格下げ
530→350
モルガン
6997
日ケミコン
EQUALWEIGHT→UNDERWEIGHT格下げ
280→120
CS
8050
セイコーHD
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
950→520
SMBC日興
5411
JFEHD
1→2格下げ
2500→1600
シティ
6995
東海理化
1→2格下げ
3900→2500
7282
豊田合
1→2格下げ
1450→980
みずほ
5401
日鉄住金
買い→中立格下げ
2600→1950
三菱UFJ
5711
三菱マ
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
480→380
メリルリンチ
9404
日テレHD
買い→中立格下げ
モルガン
4506
大日住薬
UNDERWEIGHT新規
1100
4541
日医工
UNDERWEIGHT新規
2300
4553
東和薬品
UNDERWEIGHT新規
4300
4568
第一三共
UNDERWEIGHT新規
2000
4581
大正薬HD
UNDERWEIGHT新規
8035
東エレク
2→3格下げ
6800→7200
8036
日立ハイテク
2→3格下げ
3200→3400
大和
7
-
7100
株式会社フィスコ
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2015/9/7
-800
8
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2016/2/22
2016/2/15
2016/2/8
2016/2/1
事業法人
2016/2/22
2016/2/15
2016/2/8
2016/2/1
2016/1/25
2016/1/18
信託銀
2016/1/25
2016/1/12
2016/1/4
2015/12/28
2015/12/21
2015/12/14
2015/12/7
2015/11/30
2015/11/24
2015/11/16
2015/11/9
2015/11/2
2016/2/22
2016/2/15
2016/2/8
2016/2/1
2016/1/25
2016/1/18
2016/1/12
2016/1/4
2015/12/28
2015/12/21
2015/12/14
2015/12/7
2015/11/30
2015/11/24
2015/11/16
2015/11/9
2015/11/2
2015/10/26
2015/10/19
2015/10/13
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
外国人
2016/1/18
2016/1/12
2016/1/4
-400
2015/12/28
2000
2015/12/21
-200
2015/12/14
3000
0
2015/12/7
4000
200
2015/11/30
5000
400
2015/11/24
600
2015/11/16
800
2015/11/9
1000
2015/11/2
単位:億円
2015/10/26
-500
2015/10/19
-300
2015/10/26
-200
2015/10/19
-100
2015/10/13
5000
2015/10/13
100
2015/10/5
6000
2015/9/28
単位:億円
2015/9/24
200
2015/10/5
4000
2015/9/28
-6000
2015/9/7
2000
2015/9/14
-4000
2015/9/7
6000
2015/9/14
4000
2015/9/24
単位:億円
2015/9/14
2016/2/22
2016/2/15
2016/2/8
2016/2/1
2016/1/12
2016/1/18
2016/1/25
2016/2/1
2016/2/8
2016/2/15
2016/2/22
2015/11/16
2015/11/24
2015/11/30
2015/12/7
2015/12/14
2015/12/21
2015/12/28
2016/1/4
2015/9/24
2015/9/28
2015/10/5
2015/10/13
2015/10/19
2015/10/26
2015/11/2
2015/11/9
2015/9/7
2015/9/14
8000
2015/9/7
2016/2/22
2016/2/15
2016/2/8
投信
2016/1/25
2016/1/18
2016/1/12
2016/1/4
2015/12/28
2015/12/21
2015/12/14
2015/12/7
2015/11/30
2015/11/24
2015/11/16
2015/11/9
2015/11/2
2015/10/26
2015/10/19
2015/10/13
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
生・損保
2016/2/1
2015/9/7
2015/9/14
個人
2016/1/25
2016/1/18
2016/1/12
2016/1/4
2015/12/28
2015/12/21
2015/12/14
2015/12/7
2015/11/30
2015/11/24
2015/11/16
2015/11/9
2015/11/2
2015/10/26
2015/10/19
2015/10/13
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
2015/9/14
Vol. 158 Weekly
2016 03 07
投資主体別売買動向 - 1
総括コメント
外国人投資家は総合で売り越し継続
継続となった。また、個人投資家は 508 億円と売り越し継続となった。
2 月第 4 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 3549 億円と売り越し継続となった。現物についても売り越し
その他、投信は 1103 億円、事法は 196 億円、生・損保は 65 億円、都地銀は 366 億円、信託は 3729 億円と買い越し継続となっ
た。自己は TOPIX 先物買いの、現物、225 先物売りで 1805 億円と売り越し継続となった。この週の裁定残は、ネットベースで 938
億円減少の 1 兆 3256 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 1.39%の上昇へ。
単位:億円
-2000
0
2000
0
-4000
-2000
-6000
-10000
-8000
-12000
単位:億円
0
4000
3000
2000
1000
-1000
0
-400
-2000
-3000
9000
単位:億円
1400
1200
8000
7000
6000
1000
-600
-1000
0
株式会社フィスコ
Vol. 158 Weekly
2016 03 07
投資主体別売買動向 - 2
市場別データ
単位:億円
日付
現
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/11/16
3,264
▲4,261
2,447
▲115
1,107
▲414
▲119
▲1,557
15/11/24
▲144
▲230
7
▲6
279
▲138
▲109
247
15/11/30
▲3,141
510
794
375
7,622
▲69
▲37
1,049
15/12/07
▲5,838
1,687
82
924
1,023
20
▲514
1,751
15/12/14
▲700
▲572
▲330
138
200
▲195
▲8
1,071
15/12/21
▲1,596
▲1,023
▲216
827
64
▲128
▲65
1,688
15/12/28
106
▲2,066
14
470
▲155
▲18
▲102
1,904
16/01/04
▲3,765
5,815
▲4,471
272
608
170
80
346
16/01/12
▲2,916
2,566
▲2,109
177
379
61
108
1,201
16/01/18
▲1,165
278
▲1,902
580
239
▲37
▲144
1,822
16/01/25
208
▲686
▲2,073
▲62
▲86
39
▲122
2,708
16/02/01
3,079
1,941
▲6,112
545
312
▲107
▲178
252
16/02/08
2,501
1,886
▲5,735
▲285
1,024
20
▲223
401
16/02/15
▲2,809
25
▲4,053
546
1,385
113
▲276
5,000
16/02/22
▲1,262
▲417
▲4,082
1,174
189
▲37
110
3,848
単位:億円
日付
T
O
P
I
X
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/11/16
▲2,282
106
2,369
▲130
19
▲168
49
▲14
15/11/24
819
4
▲670
▲96
▲0
81
20
▲227
15/11/30
3,234
▲56
▲2,447
▲195
18
▲85
▲28
▲467
15/12/07
9,695
80
▲8,248
▲590
▲0
▲222
91
▲820
15/12/14
1,393
▲154
▲1,140
▲49
▲9
521
▲347
▲189
15/12/21
2,238
▲26
▲1,591
▲98
1
34
▲2
▲520
15/12/28
▲199
▲21
168
78
▲2
▲77
35
68
16/01/04
3,650
▲119
▲1,824
▲149
▲131
▲412
▲123
▲551
16/01/12
3,104
31
▲3,076
▲68
77
134
▲115
▲52
16/01/18
2,454
104
▲2,579
99
9
100
17
▲352
16/01/25
▲308
▲48
523
134
▲4
205
▲106
▲207
16/02/01
▲4,068
▲96
4,424
▲322
▲31
65
49
▲37
16/02/08
▲519
136
1,139
▲785
61
▲116
127
▲410
16/02/15
66
▲92
▲274
134
▲0
▲44
125
43
16/02/22
29
31
▲61
▲166
5
35
125
7
単位:億円
日付
日
経
平
均
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/11/16
20
131
980
▲605
▲25
50
75
15/11/24
328
53
492
▲912
12
0
37
▲235
15/11/30
1,042
400
▲599
▲259
27
▲7
▲406
▲398
15/12/07
1,451
261
▲2,820
1,400
34
19
703
▲1,055
15/12/14
1,571
▲313
▲621
115
2
▲10
▲363
▲516
15/12/21
▲1,188
174
▲761
857
8
0
909
▲26
15/12/28
▲323
105
▲190
513
▲23
0
▲14
26
16/01/04
2,586
188
▲3,709
1,241
66
▲54
▲589
▲127
16/01/12
▲1,232
115
▲1,648
2,218
11
▲22
183
312
16/01/18
▲1,310
100
1,821
707
▲8
▲170
▲1,399
687
16/01/25
232
▲174
▲1,022
916
▲3
28
114
▲242
16/02/01
255
▲192
690
▲1,149
1
15
498
▲309
16/02/08
▲1,174
82
3,878
▲2,100
▲75
▲21
▲52
▲192
16/02/15
2,294
▲483
▲3,172
669
▲11
▲14
710
180
16/02/22
▲572
▲122
594
95
2
67
131
▲126
9
▲631
株式会社フィスコ
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Vol. 158 Weekly
2016 03 07
※
新規上場銘柄
結果とスケジュール
データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。
証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。
銘柄名
バリューゴルフ
事業内容:
中本パックス
コード
市場
上場日
仮条件
(円)
3931
東M
3/2
1,220~1,280
公募株数
(株)
売出株数
(株)
320,000
公募価格
(円)
48,000
初値
(円)
1,280
3,215
主幹事
3/4終値
(円)
東海東京
2,678
ゴルフ事業(「1 人予約ランド」の運営等のASPサービス、ゴルフ情報誌「月刊バリューゴルフ」の発行等の広告・プロモーションサービス、サポー
トサービス)、広告メディア制作事業、メディカル事業
7811
東2
3/3
1,440~1,470
550,000
738,900
1,470
1,480
野村
1,427
880
1,320
大和
1,108
30,000
4,370
-
東海東京
-
100,000
1,890
-
SBI
-
1,448,700
1,000
-
野村
-
1,613,000
759,400
3,000
-
みずほ
-
352,000
457,600
890
-
野村
-
5,660,000
0
-
-
大和
-
200,000
100,000
-
-
大和
-
事業内容: グラビア印刷加工、ドライラミネート加工、コーティング加工及び成型加工による製造販売
2884
ヨシムラ・フード・ホールディングス
東M
3/4
820~880
300,000
45,000
事業内容: 食料品等の製造・販売業を行うグループ会社の経営管理及びそれに付帯する業務
ブラス
2424
東M・名C
3/9
4,000~4,370
200,000
事業内容: 完全貸切のゲストハウスにおける、挙式・披露宴に関する企画・運営等
フィット
1436
東M
3/11
1,750~1,890
1,070,000
事業内容: 規格住宅や規格戸建賃貸住宅の販売及び太陽光発電施設の販売
LITALICO(リタリコ)
6187
東M
3/14
930~1,000
320,000
事業内容: 就労支援事業、児童発達支援事業、学習教室及び幼児教室の運営等
6615
ユー・エム・シー・エレクトロニクス
東1
3/15
3,000~3,100
事業内容: 電子機器の受託製造・開発を行うEMS事業
富士ソフトサービスビューロ
6188
JQ S
3/15
800~890
事業内容: コールセンター及び事務センター等のBPO事業
富山第一銀行
7184
東1
3/15
440~470
JQ S
3/16
1,330~1,350
事業内容: 銀行業
昭栄薬品
3537
事業内容:
アカツキ
天然油脂由来の油脂化学品(オレオケミカル)を主な取扱商品とする化学品事業、家庭用洗剤等の日用品を企画販売する日用品事業、土木建設
関連の薬剤を主な取扱商品とする土木建設資材事業
3932
東M
3/17
1,800~1,930
2,200,000
1,100,000
-
-
野村
-
事業内容: スマートフォン向けソーシャルゲームの企画・開発・運営
ヒロセ通商
7185
JQ S
3/18
800~830
570,000
530,000
-
-
野村
-
3/18
1,900~2,000
600,000
0
-
-
大和
-
事業内容: 外国為替証拠金取引事業
イワキポンプ
6237
東2
事業内容: 化学薬品等の薬液移送に使用されるケミカルポンプ及びポンプ専用コントローラ等の周辺機器の開発、製造、仕入及び販売(輸出入を含む)
フェニックスバイオ
6190
東M
3/18
1,800~2,400
300,000
110,000
-
- SMBC日興
-
1,900~2,000
1,250,000
576,300
-
-
-
事業内容: PXBマウスを用いた受託試験サービス
グローバルグループ
6189
東M
3/18
いちよし
事業内容: 保育所等の運営を通じて次世代を担う子供たちを育成する子育て支援事業
10
株式会社フィスコ
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Vol. 158 Weekly
2016 03 07
銘柄名
アグレ都市デザイン
コード
市場
上場日
仮条件
(円)
3467
JQ S
3/18
1,670~1,730
公募株数
(株)
売出株数
(株)
240,000
公募価格
(円)
初値
(円)
主幹事
3/4終値
(円)
0
-
-
みずほ
-
事業内容: 新築戸建分譲事業、注文住宅・戸建建築請負事業、その他不動産に関連する事業
アイ ドママーケティン グコミュニケーショ ン
9466
東M
3/18
1,300~1,440
700,000
900,000
-
-
みずほ
-
730~810
140,000
317,000
-
-
みずほ
-
200,000
-
-
大和
-
事業内容: 流通小売業の統合型販促支援事業
チエル
3933
JQ S
3/22
事業内容: 教育用ソフトウェア、ネットワークおよびシステムの企画・開発及び販売
ベネフィットジャパン
3934
東M
3/24
1,680~1,980
250,000
事業内容: MVNO(仮想移動体通信事業者)、インターネットオプションサービスならびにコンテンツの提供
ウイルプラスホールディングス
3538
JQ S
3/24
1,730~1,880
400,100
124,000
-
-
みずほ
-
3/31
-
620,000
377,200
-
-
SBI
-
事業内容: 輸入車販売関連事業
エボラブルアジア
6191
東M
事業内容: 主に国内航空券のインターネット販売に特化したオンライン旅行事業、訪日旅行事業、アジアでIT開発を行うITオフショア開発事業
PR TIMES
3922
東M
3/31
-
460,000
300,000
-
-
SBI
-
430,600
39,400
-
- SMBC日興
-
事業内容: プレスリリース配信サイト「PR TIMES」の運営等
ハイアス・アンド・カンパニー
6192
東M
4/5
-
事業内容: 住関連産業に係るASPシステムの提供及び事業ノウハウ等のソリューション提供
11
株式会社フィスコ
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2016 03 07
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証1 部)
雲上抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1899
福田組
1001
991.5
980.5
1914
日基礎
456
448
426
1916
日成ビルド
393
377.25
347.5
1950
日本電設
2182
2166.5
1951.5
1975
朝日工
442
439.5
425
2413
エムスリー
2745
2702.25
2400.5
2531
宝HLD
880
875
865
2664
カワチ薬品
2041
1969.25
1936.5
2678
アスクル
3860
3812.25
3255
2681
ゲオHD
1823
1707.5
1477.5
2698
キャンドゥ
1578
1512.75
1565
2767
フィールズ
1863
1803.25
1791
2784
アルフレッサHD
2202
2119.5
1885
2796
ファーマライズ
594
570
570
2801
キッコマン
3910
3792.5
3236.5
3028
アルペン
1876
1858.5
1823
3064
MRO
2951
2889.25
2390.5
3092
スタートトゥ
3990
3763.5
3276
3244
サムティ
1049
1038
908.5
3276
日本管理
1810
1789.5
1583.5
3626
ITHD
2738
2637.75
2319.5
3635
コーエーテクモ
1846
1813.75
1699
3659
ネクソン
1781
1659.75
1423
3774
IIJ
2376
2283
2229.5
4047
関電化
967
928.75
730
4112
保土谷
193
172.75
184.5
4215
タキロン
554
515.25
525
4282
EPSーHD
1501
1424.5
1363
4301
アミューズ
4460
4260
3805
4368
扶桑化学
1499
1496.5
1367
4452
花王
5861
5792.5
5289.5
4516
日新薬
4175
4068.75
3850.5
4526
理研ビタミン
4230
4006.25
4134
4568
第一三共
2503
2360.25
2162.5
4714
リソー教育
314
276.75
304.5
4726
ソフトバンテク
1439
1272.25
1371
4762
XNET
1532
1530.5
1490.5
4917
マンダム
4895
4755
4565
5015
BPカストロール
1265
1259.5
1243
5337
ダントーHD
196
193.25
173
5413
日新製鋼
1384
1309.25
1290
5481
山陽鋼
582
526.25
487.5
5970
ジーテクト
1315
1240.75
1176
6089
ウィルグループ
6367
ダイキン
8158
7970
7856
6586
マキタ
6632
JVCKW
312
300.5
310.5
6773
パイオニア
6796
クラリオン
6861
キーエンス
6947
図研
7296
FCC
1974
1959
1959
7467
萩原電気
1894
1886
1761
7476
アズワン
4095
3947.5
3721.5
7516
コーナン商事
1654
1574.75
1457.5
7613
シークス
3260
3183.25
2766.5
7818
トランザクショ
650
574.75
594.5
7970
信越ポリ
616
608
582.5
7984
コクヨ
1207
1174.25
1061.5
8028
ファミリーM
5600
5597.5
5107.5
8036
日立ハイテク
3290
3081.75
3260.5
8074
ユアサ商
2707
2692
2447.5
8130
サンゲツ
2066
2062.25
1784.5
8132
シナネンHD
477
466.75
456
8142
トーホー
2370
2294.75
2287.5
8151
東陽テクニカ
1133
1040.5
1089
8182
いなげや
1435
1382.5
1278
995
952.5
841
6960
6807.5
6275
281
231.5
270.5
383
324.5
381
6798
SMK
566
542
503.5
60770
60575
56380
6923
スタンレー電
2620
2521
2572.5
1206
1146
1105
7262
ダイハツ
1656
1603
1630
一目均衡表 雲抜け銘柄
12
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Vol. 158 Weekly
2016 03 07
雲上抜け銘柄(東証1部)
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
8424
芙蓉リース
4905
4787.5
8613
丸三証
1277
1254
1112
8698
マネックスG
316
311.5
304.5
8848
レオパレス21
690
622
661.5
8897
タカラレーベン
618
616.25
596.5
9039
サカイ引越
2773
2623
2397.5
9052
山陽電
9090
丸和運輸機関
2305
2245.5
1954
9364
上組
9600
アイネット
1198
1174
1095
9681
東京ドーム
518
515
501
9747
アサツーDK
3110
2828.5
3015
9749
富士ソフト
2461
2301
2330
9962
ミスミG
1667
1580.5
1419.5
8585
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
銘柄
4570
コード
終値
(円)
コード
オリコ
215
208
211.5
485
480
455
1106
1095.75
1095.5
13
株式会社フィスコ
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Vol. 158 Weekly
2016 03 07
一目均衡表雲抜け銘柄
雲下抜け銘柄(東証1 部)
雲下抜け銘柄(東証1部)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1893
五洋建
455
540.75
471.5
2139
中広
636
731.25
650
2204
中村屋
468
476
476.5
2908
フジッコ
2338
2703
2345
5192
三星ベ
859
950.5
860.5
6073
アサンテ
1508
1621.25
1585
9982
タキヒヨー
434
453.25
445.5
14
株式会社フィスコ
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三 原 支 店 〒723-0014 三原市城町1-5-12
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呉
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浜 田 支 店
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