豪ドルは底堅さを増す展開 (PDF/499KB)

2016/
為替トピックス
3/9
投資情報部
FX ストラテジスト
由井 謙二
豪州景気に明るさ、豪ドルは底堅さを増す展開

豪州で資源から非資源への経済のリバランスが進展。2015 年 10-12 月期実質 GDP 成長率
は前年比+3.0%と過去の長期平均並みの水準に回復した。資源投資ブーム一巡による民間
設備投資の減少を個人消費や純輸出の伸びが下支えしている。

豪準備銀行(RBA)は 3 月の金融政策決定会合でも政策金利を据え置いた。声明文では、
国内景気に前向きな見方を示しており、差し迫って利下げを行う必要性はうかがえない。た
だ、インフレ率に落ち着きがみられるなか、外部環境の悪化で国内景気の下振れが懸念さ
れる状況となれば、利下げを行うというスタンスだろう。

豪ドルの対ドル相場は、鉄鉱石価格をはじめとする商品市況の持ち直しもあって堅調な値
動きになっている。200日移動平均線を約1年半ぶりに上抜けてきた。我々は、国内景気が
明るさを取り戻しつつあるなか、豪ドルは底堅さを増す展開を想定している。
豪州経済に明るさ、
昨年10-12月期実質
GDP成長率は 前年
比+3.0%に
豪州経済は資源投資ブームの一巡による民間投資の鈍化等から、長期平均成長
率(前年比+3.0%程度)を下回る成長が続いている。ただ、2015年後半にかけては、
これまでの豪準備銀行(RBA、中銀)による金融緩和(2011年から累計で2.75%の利
下げ)や豪ドル安の効果が住宅市場や観光業等のサービス業等に波及。経済のリ
バランス(資源から非資源へ)の進展が顕在化しつつある。
豪州統計局が3/2に発表した2015年10-12月期実質GDP成長率は前期比+0.6%と
市場予想の同+0.4%を上回った。また、7-9月期(以下、前期)は同+0.9%から同+1.1%
へと上方修正された。前年比では+3.0%と市場予想(同+2.5%)および上方改定され
た前期(同+2.7%)を上回り、長期平均並みの水準まで成長率が高まった。個人消費
や純輸出(輸出-輸入)が民間投資の落ち込みを補い、豪州景気の底堅さにつな
がっている。
2015年10-12月期実質GDPの需要項目別寄与度(前年比)をみると、個人消費は
+1.6%と前期(+1.6%)に続いて豪経済のけん引役となった(図1)。雇用者数の増加
等の雇用環境の改善やガソリン価格の下落が追い風になったとみられる。一方で、
民間投資は▲1.2%と前期(同▲0.7%)からマイナス幅を拡大させた。民間投資の内
訳をみると、低金利を受け住宅投資が+0.5%とプラス寄与となったが、資源投資の減
この資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資に関する
最終決定はご自身の判断でお願いいたします。また、本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成したものですが、その正確性、完全
性を保証したものではありません。本資料に示された意見や予測は、資料作成時点での当社の見通しであり今後予告なしに当社の判断で随
時変更することがあります。最終ページに金融商品取引法に係る重要事項を掲載していますのでご覧ください。
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為替トピックス
少を受け非住宅の民間投資が▲1.7%と大きく落ち込んだ。純輸出は輸入が増加に
転じたことから+1.0%と前期(+1.7%)からはプラス寄与を縮小させたものの、成長を下
支えした。
図1:民間投資の落ち込みを個人消費や純輸出が補う格好で底堅い成長が継続
(%)
豪州の実質GDP成長率と今後の見通し(前年比)
(四半期:2005/3~2018/6)
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
▲1
▲2
▲3
その他
民間投資
実質GDP
RBAスタッフ予想(16/2時点)
05
06
07
08
09
10
11
(注)実質GDP成長率は2015年10-12月期時点
出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成
2016 年 も 個 人 消 費
や輸出が豪州景気を
下支えしていく可能
性が高い
12
13
純輸出
個人消費
1990年からの平均成長率
14
15
16
17
18
(年)
RBAによる金融緩和の効果は消費者・企業マインドの改善等といった形で表れてい
る。雇用情勢は堅調に推移しており、2016年も個人消費は底堅い動きを続けるとみ
られる(図2、図3)。
輸出面では、これまでの資源投資プロジェクトの完成により、生産増加から輸出量
が拡大。資源投資の落ち込みの影響を和らげている。天然ガスの生産設備は2015
年以降に稼働を開始するプロジェクトが多く、2018年にかけて2014年比で産出能
力、輸出量ともに倍増することが予想されている(図4)。
また、観光業や教育等のサービス業が資源セクターに代わる成長分野として注目さ
れている。豪ドル安の進行等を背景に、豪州への観光客や高い教育を求めてアジ
ア等からの留学生が大幅に増加しており、サービス輸出は2014年以降、前年比で
+10%前後の伸びを続けている(図5)。
豪州の輸出に占める主要貿易品目の割合(2013/2014年度)は、1位が鉄鉱石で約
22.6%、2位が石炭で12.1%であり、鉱物資源が輸出に占める割合が大きい。ただ、直
近公表された2016年1月の貿易収支では、旅行サービス輸出が全体の13.8%を占め
るまでに拡大している。このサービス部門の好調が雇用面にも波及し、豪経済の安
定成長に寄与しているとみられる。
この資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資に関する
最終決定はご自身の判断でお願いいたします。また、本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成したものですが、その正確性、完全
性を保証したものではありません。本資料に示された意見や予測は、資料作成時点での当社の見通しであり今後予告なしに当社の判断で随
時変更することがあります。最終ページに金融商品取引法に係る重要事項を掲載していますのでご覧ください。
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為替トピックス
図2:消費者信頼感指数は2014年後半を底に緩やかに回復
図3:企業景況感は回復し、雇用情勢は堅調を維持
豪州小売売上高と消費者信頼感指数
(千人)
豪州の雇用者数(前年比)と企業景況感
(中立=0)
(月次:2008/1~2016/2)
20
450
16
400
2.0
108
12
350
(右目盛、中立=0の水準)
(右目盛、中立=100の水準)
8
300
1.5
104
4
250
0
200
1.0
100
150
▲4
0.5
96
100
▲8
50
▲ 12
0.0
92
0
▲ 16
88 ▲ 50
▲ 0.5
▲ 20
12
13
14
15
16 (年)
08
09
10
11
12
13
14
15
16
(年)
雇用者数 前年差(左目盛)
企業景況感指数(右目盛)
小売売上高 前期比(左目盛)
消費者信頼感指数(右目盛)
(注)雇用者数は2016/1まで
(注)小売売上高は2015/12まで、消費者信頼感の直近は2016/1~2の平均
出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成
出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成
(%)
2.5
(中立=100)
112
(四半期:2012/3~2016/3)
図4:天然ガスの輸出が拡大していく見込み
図5:豪ドル安が観光等のサービス輸出の増加に寄与
豪州の天然ガス生産と輸出の見通し
(100万トン)
100
80
産出能力(左目盛)
輸出量(左目盛)
輸出金額(右目盛)
300
40
200
20
100
0
0
(年)
2014
2015
2016
2017
2018
2019
(月次:2008/1~2016/2)
豪ドル安
12
8
(1970/5
=100)
50
55
60
豪ドル高
4
65
0
70
▲4
75
80
▲8
08
(注)産出能力は計画中のプロジェクトが全て稼働した場合の想定値(2015/10)
輸出量、輸出金額はBREEによる推定値(2015/9)で年度ベース
2014年度までは実績、15年度は予想、その後は計画
出所:豪州資源エネルギー経済局(BREE)の資料よりみずほ証券作成
交易条件は悪化、民
間設備投資は 景気
の抑制要因に
豪州実効為替レートとサービス輸出
16
400
60
2013
(%)
(億豪ドル)
500
(年次:2013~2019)
09
10
11
12
13
14
15
16 (年)
サービス輸出(前年比、左目盛)
名目実効為替レート(右逆目盛)
(注)サービス輸出は2016/1まで
出所:豪準備銀行(RBA)、ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成
一方で、2016年も民間設備投資の落ち込みは続く公算が大きい。貿易の有利・不
利を示す交易条件は、2015年10-12月期で80.6と2005年10-12月期(80.6)以来約
10年ぶりの水準に低下した。商品価格の下落による採算悪化等が、鉱業部門の投
資抑制につながっている(図6)。
豪州統計局が2/25に発表した民間設備投資計画では、2016/17年度の見通しが
826億豪ドルと、2015/16年度の見通しである1,240億豪ドルから3割以上落ち込む
見通しが示された。民間設備投資計画は当初は保守的に見積もられ、徐々に上方
修正される傾向はあるものの、非常に弱い見通しといえよう。
今後も、民間投資の落ち込みを個人消費や純輸出が補い、豪州経済は+2%台後半
での成長が続くとみられる。長期平均成長率である+3%程度を超える水準に回復す
るのは、民間投資の落ち込みが一巡してきた後になろう。RBAは、2018年にかけて
+3%程度を上回る成長に回帰すると予想している。
この資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資に関する
最終決定はご自身の判断でお願いいたします。また、本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成したものですが、その正確性、完全
性を保証したものではありません。本資料に示された意見や予測は、資料作成時点での当社の見通しであり今後予告なしに当社の判断で随
時変更することがあります。最終ページに金融商品取引法に係る重要事項を掲載していますのでご覧ください。
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為替トピックス
図6:交易条件の悪化等を背景に2016年も設備関連投資の低迷は続く可能性
豪州の交易条件と資源関連投資
(億豪ドル)
280
(2013-14=100)
130
(四半期:2005/3~2015/12)
鉱業の設備投資(左目盛)
鉱業以外の設備投資(左目盛)
交易条件(右目盛)
240
200
120
110
160
100
120
90
80
80
40
70
60
0
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
(年)
(注)交易条件は2四半期先行させて表示
出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成
RBAは3月の会合で
も政策金利を据え置
き。当面、様子見姿
勢を続ける公算
16
豪州景気に明るさが見られ始めるなか、RBAの金融政策スタンスは、様子見姿勢が
続いている。RBAは3/1に開催された金融政策理事会において、政策金利を過去
最低の2.00%に据え置くと発表した(図7)。据え置きは2015年6月以来9会合連続と
なる。
理事会後の声明では、①賃金の伸び率は抑制されており、インフレ圧力が高まって
いないこと、②住宅ローン規制等により、投機的な住宅投資の動きも抑制されている
ことから、必要に応じて追加緩和の可能性を示唆する文言も残された(図8、図9)。
ただ、「インフレ率は目標に近く、経済には成長を続ける合理的な見通しがあると判
断した」と述べる等、実体経済に対しては前向きな見方を示しており、RBAが差し
迫って利下げを行う必要性はうかがえない。インフレ率に落ち着きがみられるなか
で、外部環境の悪化で国内景気の下振れが懸念される状況となれば、利下げを行
うというスタンスとみられる。そのため、当面の間、RBAは中国景気等の海外情勢を
注視しつつも、中立的な金融政策運営を続けると予想している。
図7:RBAは海外情勢を注視しつつ、中立的な金融政策運営を続ける方針
(%)
5.5
5.0
4.5
4.0
3.5
3.0
2.5
2.0
1.5
1.0
0.5
0.0
豪ドル相場と政策金利
(日次:2011/1/3~2016/3/7)
政策金利(左目盛)
オーバーナイトインデックススワップ(1年物、左目盛)
豪ドル(右目盛)
11/1
11/7
12/1
12/7
13/1
13/7
出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成
14/1
14/7
15/1
(1豪ドル=ドル)
1.15
1.10
1.05
1.00
0.95
0.90
0.85
0.80
0.75
0.70
0.65
15/7
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(年/月)
この資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資に関する
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為替トピックス
図8:賃金コストは抑制され、インフレ率は低水準に
図9:住宅融資規制により、投機的な住宅投資は抑制
豪州の賃金コストと基調インフレ率
(%)
5
4.5
4
(%)
(四半期:2005/3~2015/12)
豪州の住宅融資に占める投資用比率
(月次:2000/1~2015/12)
45
RBAインフレ目標
(+2%~+3%)
賃金コスト指数(前年比)
基調インフレ率(前年比)
住宅融資に占める投資用比率
2000年以降平均
40
3.5
35
3
2.5
2
30
1.5
1
05 06 07 08 09 10 11 12 13 14
(注)基調インフレ率はトリム平均値と加重中央値の平均値
出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成
15
25
16
00
(年)
02
04
06
08
10
12
出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成
14
16
(年)
豪ドルは国内景気が 豪ドルの対ドル相場は2015年10-12月期実質GDPの予想比上振れにともなうRBA
持ち直しの動きをみ の利下げ観測の後退や、鉄鉱石価格をはじめとする商品市況の持ち直しを背景に
せるなか、底堅さを 堅調な展開となっている(図10)。
増す展開を想定
シカゴマーカンタイル取引所(CME)が発表した国際通貨先物市場(IMM)の豪ドル
の非商業用(投機筋)ポジションをみると、豪ドルのロング(買い)ポジションが増加す
る一方で、ショート(売り)の手仕舞いもあり、差し引き(ネット)でロングポジションに転
換している(図11)。投機筋の豪ドルへの弱気の見方が変化しつつあるようだ。テク
ニカル的にも、豪ドルの対ドル相場は3月に入って、これまで上値のめどとみられて
いた200日移動平均線を2014年9月以来、約1年半ぶりに上抜けてきた。今後は同
移動平均線が下値の支持線として機能していくことが見込まれる(図12)。
中国経済が急激に悪化した場合は商品市況の下落を通じて、豪州経済にも悪影響
が及ぶ公算が大きい。また、低水準のインフレを背景にRBAの利下げ観測がくすぶ
るなか、豪ドルについても上値追いの展開にはなりにくいとみられる。ただし、豪州
で経済のリバランスが進展しつつあるなか、商品価格の下落による耐久力は以前よ
りも高まっていよう。国内景気は明るさを取り戻しつつあり、豪ドルも底堅さを増しつ
つあると評価している。
対円では、下向きの200日移動平均線が上値の抵抗になるとみられ、当面は80円
台での値固めが続くとみている(図13)。年明け以降の円買いの動きに巻き戻しが
みられるようであれば、一段と値を戻す展開も見込まれよう。
この資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資に関する
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2016/3/9
為替トピックス
図10:鉄鉱石価格の反発もあり、豪ドルは持ち直しの動き
図11:IMM通貨先物市場では、豪ドルがネットロングポジションに
豪ドル相場と鉄鉱石価格の推移(1豪ドル=ドル)
(1トン=ドル)
180
(週次:2012/1/6~2016/3/4)
1.10
160
1.05
140
1.00
120
0.95
100
0.90
80
0.85
60
0
12/1
0.70
0.65
12/7
13/1
13/7
14/1
14/7
15/1
15/7
出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成
12
8
4
0
16/1
▲4
▲8
12/1
(年/月)
豪ドルの対ドル相場
(日次:2014/1/2~2016/3/7)
1.00
0.95
105
0.95
100
0.90
0.85
0.85
100日移動平均線
0.80
(1豪ドル=円)
1.00
0.90
14/7
15/1
15/7
16/1
(年/月)
豪ドルの対円相場
(日次:2014/1/2~2016/3/7)
(1豪ドル=円)
200日移動平均線
105
100
90
90
0.80
85
0.70
0.70
80
0.65
75
0.65
14/7 14/10 15/1
14/1
95
0.75
14/4
13/7
95
0.75
14/1
13/1
図13:対円では長期移動平均線が上値を抑制、下値固めへ
(1豪ドル=ドル)
200日移動平均線
12/7
出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成
図12:豪ドルの対ドル相場は200日移動平均線を上抜ける動き
(1豪ドル=ドル)
差し引き(買い-売り)
買い
売り
0.75
豪ドル/対ドル(右目盛)
20
(週次:2012/1/3~2016/3/1)
16
0.80
中国輸入鉄鉱石価格(左目盛)
40
IMM通貨先物豪ドルポジション
(万枚)
15/4
出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成
80
75
14/1
15/7 15/10 16/1
85
100日移動平均線
14/4
14/7 14/10 15/1
15/4
15/7 15/10 16/1
出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成
(年/月)
(年/月)
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2016/3/9
為替トピックス
金融商品取引法に係る重要事項
当社取り扱いの商品等(外貨建商品等も含む)にご投資いただく際には、各商品等に所定の手
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えて当社が決定した為替レートによるものとします。また、売却時等の為替相場の状況によっ
ては為替差損が生じ、損失を被るおそれがあります。
商品ごとに手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目
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商 号 等 : みずほ証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 94 号
加入協会 : 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
広告審査番号 : MG5690-160309-12
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