「佐賀さいこうアート推進事業」企画運営等業務委託仕様書 1

「佐賀さいこうアート推進事業」企画運営等業務委託仕様書
1
目的
多彩な文化芸術に出会い、楽しむ機会を提供することにより、文化芸術に親しむ人の裾
野を広げるとともに、佐賀県には文化的、歴史的な魅力があることを県民に再発見・再認
識してもらい、また、その魅力を県内外に発信することにより地域の活性化を図ることを
目的として、本件業務を委託する。
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契約期間
契約の日から平成29年3月17日(金)までとする。
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開催内容
名
称
「佐賀さいこうアートプロジェクト2016」
コンセプト
「アートで佐賀を“再興”し、人々に楽しさや感動を与える“最高”の佐賀
をつくりだす」
主
催
佐賀県
開催期間
平成 28 年 8 月~平成 29 年 2 月(予定)
会
場
佐賀城本丸歴史館、佐賀県立美術館、その他県内各地
内
容
佐賀さいこうフェス、体験型イベント、文化芸術イベント(バリアフリー映
画上映会、演劇鑑賞機会創出事業)、県民提案型イベント
※「佐賀さいこうフェス」については、下記の日程で行う。
期
間:平成 28 年 11 月 20 日(日)
会
場:佐賀城本丸歴史館及びその周辺
(佐賀市城内 2-18-1)
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委託業務の内容
(1)「佐賀さいこうアートプロジェクト2016」開催に係る企画・運営業務
ア
指定イベントの実施
①佐賀さいこうフェス
第一線で活躍する県出身アーティスト等が出演するライブイベントを実施する。
・
ライブイベントの企画(内容、会場、出演者の選定、連絡調整 等)
・
ライブイベントの運営(出演者対応、司会・スタッフ手配、進行管理、受付・
案内、人員整理、誘導、安全対策 等)
・
その他ライブイベントの実施に係る業務全般
②体験型イベント
参 加者 と県出 身ア ーティ スト 等が共 同で 作品を 制作 するワ ーク ショッ プを 3本以
上実施する。また、その成果を広く県内外に発信できるよう、
「佐賀さいこうフェス」
等での展示発表、ステージ発表等に繋げるものとする。
・
イベントの企画(内容、日程、会場、講師の選定、連絡調整
等)
・
イベントの運営(司会・スタッフ手配、講師対応、進行管理 等)
・
その他イベントの実施に係る業務全般
③文化芸術イベント
㋐バリアフリー映画上映会
視覚や聴覚に障害のある方でも映画を楽しむことができるよう、副音声と字幕が備
わったバリアフリー映画の上映会を2回以上(全4本以上)実施する。なお、そのう
ち1回は佐賀県立美術館ホールで上映するものとする。
・
映画上映会の企画(内容、日程、会場、映画の選定
等)
・
映画上映会の運営(司会・スタッフ手配、進行管理 等)
・
その他企画・運営に関する業務全般
㋑演劇鑑賞機会創出事業
県が指定する公演に、県内の小中高生等を無料招待する。
※公演期間は12月予定
・
チケットの斡旋(チケットの購入、公演鑑賞希望者の募集、チケットの受け渡し
等)
④県民提案型イベント
県民による新たなアート活動の創出を図るとともに、「佐賀さいこうアートプロジ
ェクト2016」を県民と一体的に推進するため、広く県民からイベント企画を募集
し、その中から優れた企画を選考したうえで、「佐賀さいこうフェス」と同時期に実
施する。
・
県民提案型イベント企画の募集(ちらし作成、募集
等)
・
県民提案型イベント企画を選考するための審査会の実施(審査員の選定、資料の
準備 等)
・
イ
県民提案型イベントの進捗管理
事業ロゴマークの企画・作成
「佐賀さいこうアートプロジェクト2016」の事業コンセプトに合致するロゴマー
クを企画・作成する。
ウ
その他企画・運営業務
・
スケジュール・進行管理マニュアル(進行シナリオ、会場レイアウト図等)の作成
・
「佐賀さいこうアートプロジェクト2016」の実施状況及び広報の状況について
写真撮影を行う。撮影した写真は、県が広報等で使用できるものとする。
・
参加者数のカウント及び参加者によるアンケートを実施し、集計、報告を行う。
・
参加者の誘導及び安全確保を行う。
(2)「佐賀さいこうアートプロジェクト2016」会場設営等業務
会場レイアウト、会場設営・撤去、原状回復に係る一切の業務を行う。
(備品の借り上げ
使用料を含む。)
・
全体装飾(照明・表示板・音響等)
・
各種看板、受付の設置
・
障害者等に配慮した会場設営
―必要に応じ、ステージ等への手話通訳及び要約筆記の配置、磁気ループ設置
―必要に応じ、救護室の設置、サポートスタッフ等の配置
・
会場内外の賑わいづくり
・
撤去及び撤去後の清掃、原状回復(芝生等の復旧等)
・
会場内、会場周辺の警備員の配置
・
その他会場の設営全般
(3)「佐賀さいこうアートプロジェクト2016」広報業務
・
「佐賀さいこうアートプロジェクト2016」の参加者の増加を図るとともに、県民
が佐賀県の文化的、歴史的な魅力を再発見・再認識できるよう、戦略的な広報計画を策
定したうえで、効果的な手法により広報を実施すること。
・
ホームページ、SNS、各種メディア等、各種情報発信媒体の利用を図ること。
・
チラシ、案内状、ポスター等を適宜配布・掲示し、周知を図ること。
・
障害のある人もない人も情報を入手できる手法によるものであること。
(4)上記以外の業務
その他「佐賀さいこうアートプロジェクト2016」の開催に必要な業務全般
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留意事項
・委託業務の内容については、佐賀県及び県が指定する有識者等と、受託者とで協議を行
い、決定する。
・事業の運営に必要かつ適切な人員配置を行うこと。
・本事業の実施に係る関係機関との調整・近隣対策等が必要な場合(申請・届出等含む)
については、受託者によりこれを行う。
・設備・資機材は、特に指示のない限り受託者が調達するものとし、その費用はすべて契
約金額に含めるものとする。
・受託者はイベント保険に加入し、加入後は保険書類の写しをイベント前日までに佐賀県
文化課に提出すること。
・真にやむを得ない理由がある場合は、イベント等の開催の時期及び場所等について変更
する場合がある。その際は佐賀県と受託者との協議によって決定する。
・受託者による会場の汚損及び損負傷又は第三者への損害は、受託者が弁償又は賠償する。
・本事業において、第三者(本県及び受託業者以外の者)が所有する素材を用いる場合に
は、著作権処理等を行うこと。
・本事業において作成される成果物の著作権については、全て佐賀県に帰属する。ただし、
企画競争に応募された著作物についての著作権は除く。本事業において作成された成果
物への著作人格権は行使しないものとする。
・委託業務の完了後、請求書、完了報告書等の関係書類を提出すること。
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特記事項
この委託業務は、平成28年2月佐賀県議会において、当該委託業務に係る予算が成立
しない場合は、実施しないこととする。