道徳研究だより 豊橋市立羽根井小学校 平成27年7月15日 第3号 蒸し暑い中ですが,子どもたちは道徳の授業をがんばっていました。 「ぼくは一輪車を見て,どうすると思いますか」 尾崎教諭(2年1組)の授業より 7月8日(水)第5時間目, 『いいのかな』という資料を使い,2年1組で道徳の研究授業が行われ ました。今,学校で人気のある一輪車。休み時間に一輪車置き場へ行くと1台もありません。そのと き,たつや君が「こんなときのために」と言って,体育館裏に駆け出しました。あとを追いかけてい くと草むらから一輪車を取り出し, 「交代で乗ろうよ」と声をかけられました。この後ぼくがどうする と思うか話し合いました。 子どもたちは,一輪車に「乗る」 「乗らない」をキーワードに自分の 考えを積極的に発言していました。「乗らないで,返しに行く」「乗ら ないで,注意する」という意見だけでなく, 「一輪車をとっておくこと はやってはいけないことだけれど,せっかくたつや君がとっておいて くれから,乗ってから返す」と友達を気遣いつつも,きまりを守ろう とする子どもの素直な姿も見られました。本音を出し,相手の意見を 認め合いながら話し合いをすすめることができました。 「どうして世界一美しい体そうせん手になれたのか」 山内教諭(3年2組)の授業より 7月9日(木)第5時間目、 『世界一うつくしい体そうをめざして―内村航平―』という資料を使い, 3年2組で道徳の授業が行われました。山内教諭の「子どもたちに自分に自信をもって生活してほし い。 」という願いのもと、 『自分のよさ』をテーマに授業が展開されました。授業の導入では,隣の子 のよいところをペアトークで教え合い,自分のよいところ を知るきっかけになりました。その後,内村選手がどうし て世界一美しい体操選手になれたのかをグループで話し合 い、内村選手のよさを探っていきました。活発なグループ トークの後,意見交換が行われました。自分に合った練習 により、世界一になった内村選手のよさを知ることで、自 分のよさに目を向けるきっかけになりました。31人中 26人が発言し,多くの児童が自分のよさに気づくきっか けになる授業となりました。
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