・愛川町立愛川中原中学校 ≪4月の行事予定≫ ・愛川町角田210 ・4月 6日(月)始業式・着任式・入学式 ・4月24日(金)授業参観・学級懇談会 ・℡(286)2710 ・4月 7日(火)離退任式・対面式・生徒会説明会 ・発行責任者 中 村 PTA総会・部活動保護者会 正 ・4月21日(火)3年全国学力状況調査 ・4月27日(月)・28日(火)・30日(木) ・編集責任者 波塚 浩司 ・4月21日(火)2年県学習状況調査 5月1日(金)家庭訪問 ・2015.3.12(NO11) 人生の片道切符「千と千尋の 千尋の神隠し 神隠し」より・・・ 二年生の力 ~立志式に寄せて~ 立志式担当 二学年職員 松本 光 立志式とは…? 立志式は武士社会の元服という行事に由来します。数え年の14歳の立春の日を境に、一人前 3学年主任 菊地原 智 の大人として認められ、人生の大きな節目としていました。愛川町では、学校最高学年を間近に 控えた二年生のこの時期に、将来の自分の進路や生き方を見つめ、決意を新たにする式として立 志式を行い、今年で47回を迎えました。 3年生を担当し、この時期になるとこんな話しをよくしました。 2月6日に愛川町文化会館で行われた立志式。 10 歳の少女千尋 千尋(ちひろ)はごく普通の女の子。夏のある日、両親と千尋は引越し先の町に向 千尋 かう途中で森の中に迷い込み、そこで奇妙なトンネルを見つける。千尋は「帰ろう」とせがむが、 両親は好奇心からトンネルの中へと足を進めてしまう。後を追いかける千尋、出口の先には見た こともない世界が広がっていた。両親は呪いをかけられ豚になってしまい・・・ 千尋は両親を助けようと決心、油屋で「千 千」という新しい名を与えられ下働きとして働きながら、 様々な出来事に遭遇しつつもその困難に立ち向かう・・・ 本校の二年生は2学期の終わりに、国語の時間に「14歳の決意を立てよう」というテーマで 一人一人が自分の生き方について見つめ、これから自分が目指す理想の姿を作文にしました。そ れらをもとにして「誓いの言葉」を作成し、学年合唱の「翼を広げて」とともに、3学期が始ま ってから、練習に打ちこんできました。合唱も誓いの言葉も、練習を重ねるごとにその完成度を 高め、素晴らしいものになっていきました。堂々と誓いの言葉を述べ、精一杯歌う姿に、観覧に 来ていた多くの保護者の方も感動していました。最後の「ありがとうございました」の直後に響 いた拍手は、他のどの学校よりも大きかったと思います。本当に素晴らしい発表を見せてくれた 最後のシーンで、橋の下を海原電鉄が走っている。両親を助けるために片道切符を手に入 れて『沼の底」駅に向かいます。・・・ 二年生に感謝したいと思います。立志式で見せた立派な姿、二年生の持つ力を感じました。これ から続く学校生活でも、そして社会に巣立ったあともこの力を発揮して、最上級生として学校を リードしていってください。 油屋にいる釜爺から「昔は戻りの電車もあったんだが、近頃は行きっぱなしだ」と・・・ 愛川中原中学校 中学校では電車に乗る片道切符は全員に配りますが、行き先や帰りの切符は、これからあな たたち自分の手で手に入れてください。どんな行き先が待っているのか、努力次第でいくらでも変 わります。 さあ!夢に向かって行ってらっしゃい!! 14歳の誓い(一部抜粋) 私たちが目標とする人、それは 「一つのことに挑戦し続け、一生懸命努力できる人」 「自分の責任を果たして、多くの人の役に立てる人」 「進んであいさつができる、礼儀正しい人」 「仲間と助け合い、協力しあえる人」 「社会で立派に働いて、家族を支えられる人」 「自分の意思を持ち、自分の意見を堂々と言える人」 「何事にも積極的に取り組み、あきらめず、最後までやり遂げます。」 「仲間を認め、思いやりの心を持ち、安心して過ごせる学校を、創ります。」 「自分たちの可能性を信じ、全力で挑戦しつづけます。」 今日の決意を胸にして、愛川町で育った誇りとともに、自分たちの目標とする姿を目指し て、努力していくことを、ここに誓います。
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