第 181 号 2015 年5月 16 日発行 〒3430015 越谷市花田 4-18-22 Tel 048-964-1184 http://www.hgprojet.com/ Topics 〇 6月の予定 新設授業のお知らせ ○ 学習内容 特別指導と授業のおしらせ 〇自習のための教室利用、習熟度クラスなどについて 〇英検受験者のための過去問解説 ほか 〇言語文化研究 第 3 回内容と報告「光学基礎」 6 月以降の予定 〇ART ボッティチェリ展 / ルーヴル美術館展 ロレンツォの時代 有力市民とパトロネージ 「絵画彫刻アカデミー時代:シャルル・ルブラン」 〇2015 年の検定実施と締切 〇「LED を超える照明は可能か」を受講して 6月の予定 と 締め切り 5 月 24 日 第4回 言語文化研究 「フィレンツェ滞在報告」 14:00 から 6/6(土)第 1 回実用英語検定試験(会場:花田義塾) 6/8(月)~定期試験対策期間 6/22(月)中 3 第 3 回北辰テスト申し込み締め切り(7/12 実施) 5 月 30 日は第五週目土曜日のため休講 となります ★HGNEWS のタイトルログが新しくなりました! ★広報こしがや(季刊版 夏号 )に花田義塾の PR 記事が掲載される予定です。 お知らせ 漢字検定試験は 8 月 21 日(金)実施 数学検定試験は 8 月 22 日(土)実施 〇第4回 申し込み締切は 7/17(金) 申し込み締切は 7/17(金) 東京外語大学イタリア語学科・神間さんによる「フィレンツェ滞在記(仮)」です 2015 年 2 月から一か月間、フィレンツェに滞在し、ローマ他の都市を巡った報告をしてもらいます 「フィレンツェ 滞在報告 ~画家・マザッチオとカルミネ聖堂のフレスコ~」 高校生含む塾生向け・卒業生・元塾生・大学生・一般・塾生保護者対象に実施します。 ぜひお時間を作ってご参加ください。5 月 24 日(日)14:00-17:30 予定です。2 階または 3 階教室。 資料準備のため前日夜(22:30)までに出席連絡をお願いします。 保護者個別面談 全塾生対象 個別面談をご希望の方は、お申し出ください。面談希望申込み用紙をお渡しします。 平日の教室開放時間。(中 3 生・高 3 生の受験生だけでなく、ルールを守れば、どなたでも、利用可能です。) 平日 16:30:-塾閉門時間(22:50 土曜日 13:30-塾閉門時間(23:00) ただし時間帯変更の場合あり 私語(個人のおしゃべり)厳禁/課題やワークテキストを解く時間とする /教室での携帯電話モバイル機器使用禁止 第 181 号 2015 年5月 16 日発行 花田義塾 特別指導と授業のお知らせ =塾生特典です 追加費用はかかりません* 無料で受講できます= 1 数検対策指導・準 2・3 級・4 級 4級対策は中 2 数学授業(木) 3級対策は中 3 数学授業(木) 19:50~20:45 21:45~22:35 準 2 級対策は高校数学授業(金) 21:00~22:40 2 特別授業 中1英語 (英検5級取得の小学英語クラス生) ☆ 月曜日 中1英語授業(19:00~19:55)が受けられます 3 数学補習授業 中学 3 年・数学・補習授業 C 木 (19:30~20:50) 中学 2 年・数学・補習授業、火曜、木曜 (21:00~21:50) 中学 1 年・数学・補習授業・水曜 (21:00~21:50) 中学 1~3 年生・各学年・ 数学・補習指導、金曜 (21:00~22:30) 4難関私立・公立高校入試問題 演習 受験する高校の「過去問」は各自で用意 またこちらでも問題を配布します。 英数中心に過去問に取り組む日です。水・金 21:00-23:00 (中3生) 5 ☆ 特別授業 高校 1 年英語・英検準 2 級・2 級対策 対象:英検 3 級・合格者 6 週1回 (水 21;00-22:30) 特別受講生 英検準2級合格者の高校英語原書講読・受講 ☆ 英検準2級合格者(中学生)は、高校・英語・原書講読授業(土 21:00-23:00)受講を許可します。 受講希望者は必ず、辞書を持参して下さい。 7 英検 4 級合格者で 3 級合格を目指す塾生対象に、過去問題中心(語彙文法、リスニング、長文読解の解 説、演習)を希望者に行います。 水曜 19:00 から 20:30 8 英検5級合格を目指す小学生塾生対象に過去問題練習、勉強の仕方等を行います 金曜授業後半から 20 分延長(※資料・単語集のために希望者は月額別途 600 円が必要です) = 特別授業・特別受講参加者の塾生の皆さんへ = 授業中の私語(おしゃべり)は厳禁。集中することが大切です。質問は挙手してください。 人の迷惑にならないよう、自分の得意科目の学習に励みましょう ~ 本塾では 1 人 1 人の得意科目を伸ばしていくサポートと指導を行います~ 第 181 号 小・中・高 2015 年5月 16 日発行 6 月学習内容 各学年、4 月中旬に新テキスト「標準新演習」を配付しました。授業時には必ず持参してください。 小学生英語クラス 「初めての英語ブック1・2」配布。アルフアベットを正確に書き、単語を覚え、それを書けることを目的としたテキストを、平常教科書と併用します。 初級 (小学生 3/4) NEW CROWN1 NEW HOEION1「Sunshine1」「TOTAL1」「NEW CROWN」英検 5/4 級単語集 中級 (小学生 5・6 年) NEWC ROWN1 NEW HOEION1 英検 5/4 級単語集 上級 (小学生 5/6 年・英検 5 級以上) 中 1 または中 2 英語受講生 NEWCROWN TOTAL1 HORISEN1 英検 5/4 級単語集 小学生(4・5 年・6 年)算数・国語 通年テキスト 「標準新演習」を配付しました。 4 年算数 約数 素因数分解 AB 問題 4 年国語長文読解 5 年算数 約数、倍数、分数の計算、素因数分解、AB 問題 5 年国語 長文読解 6 年算数 約数、倍数、割合、分数の計算、素因数分解,AB 問題 6 年国語 長文読解 声の教育者発行、入試ガイド、中高説明会ガイドを塾生分注文、6 月末頃に配布予定です 中学生全クラスに新テキストを配付しました 「標準新演習」、および「発展新演習」テキストを配付しました。毎回の授業にからなず持参してください。 中1クラス 数学 正負の数、加減乗除 文字と式 中 1 数学補習は水曜日(21:00~21:50) 英語 be 動詞の使い方 一般動詞の使い方 疑問詞 国語 長文読解 中2クラス 数学、文字の計算、連立方程式 英語 不規則動詞、未来 助動詞、不定詞 動名詞、現在完了 英検 4 級・3 級対策 国語 長文読解、 中 2 数学補習は、火曜日・木曜日(21:00~21:50)です 中3クラス 中 3 クラス生は、進学希望票をお渡しします。その情報をもとに必要資料を配布(学校説明会や推薦条件の本年度調査をし、個 別に対応していきますので、現時点での進路希望を記入してください。 「高校入試まるごとブック2015」(北辰図書)を配付しました。 数学 乗法公式、因数分解,平方根 北辰テスト対策 定期試験対策 英語 受動態 現在完了、 北辰テスト対策 国語 長文読解演習文法 品詞、活用、助詞 理科 天気図 電流、磁界、化学式の計算 運動と力 準 2 級・英検対策 定期試験対策 北辰テスト対策定期試験対策 北辰テスト対策 定期試験対策 歴史 明治・大正 日露戦争から第一次世界大戦 第二世界大戦、 中3数学補習は、木曜日(19:30~20:50)です 地理 日本の各地特色 北辰テスト対策 定期試験対策 第 181 号 2015 年5月 16 日発行 高校・英語クラス 1年 英単語、イデオム、長文読解、原書講読 英検 2 級対策 2年 英単語、イデオム、長文読解 原書講読 英検 2 級対策 1 から 3 年 英文読解・原書購読 英検2級・準1級対策含む 土曜日授業前半は、センター試験対策問題。授業後半は原書講読を行います テキスト: Anthony Giddens “Runaway World”を中心に読み進めます。 F. Capra “Turning Point” W.Hawking “LECTURES BY HAWKING” 福翁自伝 英語版 ”“Is Everything Determined?” The Autobiography of Fukuzawa Yukichi 社会学・心理学・物理学・生物学・法学・政治学・哲学などの広範囲の分野の英語原文を読みます。大学 で使用するテキストを丁寧に精読していきます。英検準 2 級取得者は中学生でも聴講可能。 英検2級取得している塾生は、高校3年時には英検準1級を目指してください。 土曜日の原書講読では、大学入試問題演習と同時に、準1級対策も行います。(塾長 佐藤祐輔) ●水曜日 9:00~11:00(英単語:基本英文法・構文) ●土曜日 9:00~11:00(英文読解) 出席者は必ず辞書 を持参してください。 高校生・数学クラス 1 年 問題演習 2年 数Ⅱ/B 問題演習 3年 数Ⅲ 入試問題演習 高校生は数学の予習を進めるために、金曜日高校数学授業以外の日も、教室での自己学習を薦めます。 ○英検準 2 級・2 級を目指す人は水曜日21:00~22:30 高校基礎英語に参加してください。 『試験によく英単語』 森一郎著(青春出版) 『データ・ベース3000 第 4 版』(桐原書店) 『ゲットスル―1500』 『DUO 3.0』 (アイシービー) 進路に関して:中1-中2 高1-高2 進路決定や志望校選びは、中1中2、高1高2から徐々に行うことが大切です。中3、高3になると模試や具体的な過 去問題対策が多くなります。学部の教授がどのような著作を発表しているのか、オープンスクール、文化祭などへ足を運 びましょう。中学生の場合、部活で難しいという悩みや御相談も多く寄せられますが、実際の自宅から学校までの通学距 離、環境、在校生の雰囲気など、保護者の方がまず観に行かれることも大切です。本塾でも、志望校にあわせた資料 提供や推薦条件の確認など6月より具体的な情報収集に努め、提供していきます。 花田義塾では掲示コーナーに、文化祭、体育祭、部活の発表(吹奏楽等)のポスターを掲示できます。(塾長に申し出 てください。適切なスペースに掲示します。塾生のみなさんの学校公開行事に関しての掲示物を後輩たちに知ってもらい ましょう。 (進路情報 佐藤和泉 / 塾長佐藤) 第 181 号 2015 年5月 16 日発行 塾長コラム : 言語文化研究 講座と勉強会 2015 年 2 月 14 日、16:00~19:00 第 1 回講座 「フィレンツェのルネサンス ~キケローからペリクレスのアテナイへ~」(美術史と思想史、文化史)をテーマとして、 の時間花田教室 2 階教室において、第 1 回「言語文化研究講座と勉強会」が行われた。 第 1 回の担当者は佐藤 和泉 (花田義塾/ 慶應義塾大学文学部卒・専門:西洋思想史・日本イタリア学会 JOHA 会員)で、イタリア・フィレンツェのルネッサンス美術とその背景について、絵画資料を通し、文化史と思想史の分かりや すく解説を加えながら、とても楽しく意義ある「講座・勉強会」を行ってくれました。 これはもともと、この数年、高校生や講師と話すうちに、「ほとんどの学生たち、あるいは理系専門分野の学生が美術 史あるいは世界史・文化史についての知識が不足していると感じていたためである。もう一つの理由は、本塾卒業生で あり、現在英語補講を担当している神間さん(東京外国語大 イタリア語学科)が 1 か月 Firenze に滞在することになり、 「どこを訪れたらよいか、また事前予習をしていったほうがいいことはないか」という要望から、正式に講座企画した。 2 回の講習を予定していたが、イタリア発が間近であったため、で思想史部分は次回とし、当時の文化的背景、状況 説明と訪れるべき場所(美術館、博物館、教会、聖堂、資料館等)、作品を紹介した。 講座・勉強会の中で、次の演習が行われました。 演習1「制作年代順に絵画を並べる」 演習2「作品のうち 1 つを選び、ディスクリプションをせよ」 私は演習 1 の答案は出したのですが、演習2の答案は未提出だったので、至急提出したいと思います。意義ある第 1 回の開催であるにもかかわらず、答案の提出が大変に遅れ本当に申し訳ありませんでした。 美術に関して素人同然の出席者たちに、時代と共に変化した絵画の技法と、その見方について、プロジェクターも 使わずに、説明するのは、大変だったと思います。本当にありがとうございました。(プロジェクターは 4 月に購入し、こ れからの発表で使用できるようになりました。ぜひ、「美術史と思想史、文化史」講座の続編を願っています) なぜ、フィレンツェでルネッサンスが開花したのか、その理由は文化史と思想史の面からみて大変に興味深いもので す。この地でプラトンがギリシア語からラテン語に翻訳されたことが重要な契機となったのですが、この問題についての 詳細は次の機会に講師(佐藤和泉)にお願いしたいと思います。 演習 2:ロッソ・フィオレンティーノ を選択 「狭い空間に聖母子と 4 人の聖人が配置され、それぞれの人物の表情と左右の聖人の指先が克明に描かれ、何か 重大な出来事が起きているような切迫感を感じさせる。右側に配置されている、痩せて骨ばった上半身をあらわにして いる聖人が、聖母に何かを語りかけ、それに耳を傾けている聖母の表情が細やかで美しい。聖母に抱かれた子イエス の目の表情と口元に何か不気味なものを感じる。 それとは対照的に、絵の中央下で、しゃがんで、何かに見入る二人の天使が、無心に見えて、何か安心感を与えて くれる。 (佐藤祐輔) 講評> ディスクリプションは実際の作品に基づき、技法、構図、作品画家の特徴、色彩等を記述しながらその作品を自分 の言葉で記述することです。絵画に対峙している人間は「あなた(私)」であり、感想は自由に書くことができますが、他の人がそ の説明をうけて、いかにその作品が魅力があるか、技法や他の画家との違いは何か、特性づけているmのは何かを記述すること で、美術史の中では重要とされます。 通常、美術史の試験を受ける際には、作者、年代、技法、様式などに触れながら細部にわたり描写を行う。そこに観るもの の視点が加わり、審美することが重要である。」 たとえば、ある一定期間「忘れられていた画家 作品」がのちに再評価されることも多いにあるだろう。学術として得た知識を、 自らの言葉で描写していくことは絵画・彫刻・建築において重要な事柄である。 他の参加者には、すでに本紙にも掲載した通りだが、ディスプリクションの練習として 3 分程度でその場で書いていただい た。 ディスプリクションする習慣は、絵画作品、絵画芸術、建築彫刻において「好き嫌い」だけではない観点を養う基礎ともなる ため、今回演習として行ってもらった。 (佐藤和泉 HGNEWS 言語文化研究) 第 181 号 2015 年5月 16 日発行 ART: ボッティチェリ展(渋谷 Bunnkamura) イタリア年の本年は大規模なイタリアからの絵画・収蔵品の展示が数多く企画されている。その中でもサンドロ・ボッティチェリのフレスコ 画<受胎告知>がウフィツィ美術館から特別に出品されており、特筆に値する。フレスコ画は壁面に直接、濡れた漆喰が乾ききるまで の間に描くことが必要で、難しい技法だが、その色彩はほぼ半永久的に鮮やかさを保つことができる。ローマ時代のフレスコも現存する のはそのためであり、これは化学変化を利用している。幅約 5 メートルにおよぶフレスコは通常ウフィツィの閲覧室にはなく間近で見ら える機会は今後ほとんどないだろう。フィレンツェの富はパトロネージという形で、有力市民層がその私財を画家や職人・工房へ以来し て作り出してきたものである。フィレンツェの没落の後は、これら技術はミラノ、やがてフランスへうつっていくのだが、500 年を経ても耀きを 持つこれら作品はぜひ見てほしい。また、フランチェスコ会では貧しい人に必要な分だけの金銭を貸し付けるなど現代の経済とも関連 する制度を作り出した。フィレンツェの金貨はフィオリーノ金貨で国際的な信用を得たことも美術展冒頭で知ることができるだろう。 美術だけではなく、歴史、世界史、そして現代の富の使用方法がただしいのかどうか、さまざまな観点から見ることができる好企画で ある。フラ(ベアート)アンジェリコの作品や音楽写本なども展示。(6 月 27 日まで 渋谷 東急文化村にて 佐藤和泉) ルーブル美術館展 (乃木坂 国立新美術館) ヨハネス・フェルメール<天文学者>が来日していることで注目をあつ めている展示だが、見どころはそれだけではない。特に前半の絵画彫刻 アカデミーにおける絵画ジャンルの例をあつめたギャラリーがすばらしい。当 時、いまだフランスは美術文化的には先進国ではなく、いかにしてイタリア から学びそしてフランス芸術を作るかという問題があった。(唐風から国風 文化成立までのプロセスと類似するかもしれない。)今回の展示には、ア カデミーにおいて歴史画やレオナルドが持っていた人物描写を積極的に アカデミー生徒たちに指導していたシャルル・ルヴランの対策<エルサレムの 入場>が来日している。その作品の大きさ、人物の克明な描写、ドラマ 性豊かなしぐさ、背景の古代建築、あるいは風景、動物の躍動感、子 どもや女神、超越的な存在を描く技法など、およそ歴史画が求められた 要素が盛り込まれた作品である。ぜひじっくりと細部まで見て、発見をし てほしい作品。佐藤和泉 (6/1 まで 中学生まで無料。学割あり。 国立新美術館(乃木坂駅から直結・または六本木駅から徒歩数分) 第 181 号 2015 年5月 16 日発行 言語文化研究 講座・勉教会「言語文化研究 講座・勉教会」 言語文化研究は、花田義塾の教育・出版部門による、講師、塾生とすべての学ぶことに関心のある 方に開かれた講座勉教会です。2005 年に開設。以降、英国大使館主催の学術、オリンピック、芸 術、科学等のイベント出席(招待)、国立国会図書館へのウェブアーカイブ登録、世界天文年への参 加、ロンドンオリンピックにおける環境持続可能性、学会への出席、発表などを行っています。 2015 年より、講師および塾生、卒業生を中心に各専門分野を平易に、明快に説明するという講座・ 学習会を毎月1回行っています。これは、教師とは、学習者の立場と知ること、専門分野外の知識を共有、共学することも 目的としています。 会の指標となる言葉は、ラテン語の DEISCE GAUDERE (ディスケ・ガウデーレ) “楽しむことこそ学び取れ” 紀元前 4-65 セネカの言葉「倫理著作集」からとっています。 言語文化研究 エンブレムデザイン(案):画家 古賀郁氏 (kaoru Koga) IFAA / International Fantastic Art Associatio 講座・勉教会 :言語文化研究(花田義塾)は専門分野の学術知識を専門外の学習者、高校生、一般の方向けに お話し、ミニ演習や質疑応答を通じて共有する講座・勉教会です。 〇第5回 6 月はボッティチェリ展開催中のためフィレンツェルネサンス 表層としての芸術、文化的背景 時代背景とプラトン主義・アレキサンドリア学派・新プラトン主義思想を含む (佐藤和泉) 〇第6回 7 月 5 日担当者:東京都市大学(工学部)濱野君(中高数学) 室崎君 「人工知能とロボット工学の最先端」 〇第 7 回 佐藤祐輔による「ハイデガー「存在と時間」を読んでみ よう」(ドイツ語・翻訳)を 7 月26日(日) 〇第8回 プラトニズムと古典期およびルネサンス思想の特徴基本 (光と美、一と多、線分の比喩) 対話篇 「ラケス」を読んでみよう (佐藤和泉)8 月 23 日予定 〇第9回 英語教育について(仮)神間 9 月 〇第10回 ソシュール入門 (仮) 塾長:佐藤祐輔 10 月 25 日予定 〇第 11 回 11 月 室崎祐君担当予定 〇第 12 回 12 月 賈 曄先生 (中国語入門/経営学 東京国際大学商学部大教授) 〇第 13 回 1 月 島根瞬君 第3回は電気通信大学修士課程の室崎君(中高数学・理科講師)による 「LED を超える照明は可能か」(光学 基礎を含む)に実施しました。 高校生も含めた塾生向け・卒業生・元塾生・大学生・一般・塾生保護者対象。資料準備のため前日までに出席連 絡をお願いします。2 階または 3 階教室。 今回は、慶應義塾塾員で三田会役員活動もされていおられる大川成一氏(草加市)が聴講者として参加されました。 5 月 24 日は慶應義塾塾員(経済学部卒)で SE をされている M 様が参加されました。 第 181 号 第3回「言語文化研究 2015 年5月 16 日発行 講座・勉教会」 <講習を担当して:講評> 室崎祐 (花田義塾 ・電気通信大卒現在、電気通信大学修士課程) 花田義塾、数学理科担当の室崎です。2015 年 4 月 26 日(日)に言語文化研究 講座・勉教会 第3回にて「LED を超える照明は可能か~光学基礎を含む~」というタイトルで発表させていただきました。 =当日の内容= ・光(電磁波)の利用範囲 ・光の性質(人間の目の細胞・加法混色と減法混色) ・光学基礎(光電効果・ブラッグの法則・ヤングの干渉実験・分光法) ・発光材料と物性(半導体・蛍光体・ルミネッセンス) ・照明 ディスプレイの構造(ろうそく・ガス灯・白熱電球・蛍光灯・LED・デ ィスプレイ) ・LED照明の現状の問題点 です。 人間が光を認識できる理由や光の 2 重性として代表される実験であ る光電効果やヤングの干渉実験に触れつつ、光の三原色の説明で は、自作の分光器を用いて蛍光灯の白色に含まれている色を実際に 見てもらいました。 加えて照明というものは昔から現在までに進化し、 町にガスが整備されてからのガス灯から白熱電球へ、そして現在主流 となってきているLEDへと変わってきました。その各照明の構造に触れ つつ、現在注目されているLED照明に使われている材料や、現在の問 題点も扱いました。 光というものは車のヘッドライトやテールライト・室 内外照明・携帯電話やテレビ画面等いたるところに溢れており、私たち の生活に密接に関係しています。今回の発表が身近に溢れている光を 改めて実感するとともに、光の可能性について考えるきっかけとなればうれしいです。 (室崎祐) 第 181 号 2015 年5月 16 日発行 講義内容 1 光(電磁波)の利用 2 光の性質・目の細胞 3 光学基礎・光電効果 ・ブラッグの法則 ・加法混色と減法混色 ・ヤングの干渉実験 ・分光(回折格子) 4 発光材料・物性・半導体 ・ルミネッセンス ・蛍光体とその種類 5 明り・照明・ディスプレイの構造 ・明りの歴史 ・ろうそく ガス灯 ・白熱電球 蛍光灯 ・LED・ディスプレイ 6 現状の照明における問題点 ・LED照明の問題点 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~ 講座後の 課題提出について~ 室崎君からは「レーザーポインター、分光、光の可能性について」の3つが課題として出された。以下は参加者によるコメン トである。なお、課題提出は、任意となっています。参加者は必ずしも提出しなければならないわけではありません。 関心がある方なら、どななたでも参加いただけます。以下は、勉教会後に寄せられた課題と感想の一部です。 ・感想 (課題提出は無し) 「今まで日常生活において、光というものを考えながら生活したことはなく、また光を利用したものは身の回りにたくさ んあり、それを当たり前のように使っていましたが、そこには様々な理論や実験が組み合わさっているのだな、という ことを改めて感じました。科学は、日常生活に活きる(使い方を誤れば脅かすことになりうることもありますが)学問な のだと身をもって感じました。 (神間こみく 東京外語大学 2 年) 問1 〈レーザーポインター〉 について 〇 波長の異なる光を利用すると分光を起こしてしまい強い光が得られない。そこで、波長と位相の揃った光を利用 することによって、減衰、拡散の起こりにくいレザー光を発生させている。(参加者 H 君) 第 181 号 2015 年5月 16 日発行 〇 講義中に光の指向性という言葉が出てきたが、レーザーポインターはこの「指向性」の高さを応用した技術であ ると考えられる。レーザーの光とは、電球等の光源のように周囲に拡散してしまう光ではなく、まっすぐに直進していく ものである。指向性とは、方向によって変化するエネルギーの強弱であり、指向性の高さによって光エネルギーを効 率よく一点に集中させているのがレーザーポインターだと思われる。またレーザーのもう1つの特徴として、どのレー ザーの光源も波長が同じであることがいえる。この一定の波長のために、レーザーは光エネルギーを収束させやすい のである。以上の特性をうまく利用したものがレーザーポインターではないだろうか。 (花田義塾 中高英数講師 島根瞬 (法政大学国際文化学部(専門:フランス)同大学院修士課程修了) 〇 可視レーザー光を利用した機器。今日では広く用いられている。レーザーの原理は、ダイオードの発光を利用した もので、赤が主流であり、緑を用いるのは困難とされている。 正孔模に放出された光(電磁波)が誘導放出を招き、発 光を継続的に継続的に発光現象を生じさせることで、実用化されて用いられている。講座で例として出たレーザー銃 などもこの原理がもとになっていると思われる。(佐藤和泉) 問2 〈分光とは〉 光は波であり、この性質を利用したものが分光である。人間の目に見える 光を可視光線と呼び、可視光線の波長における長さや強さによって目に映 る色が変わってくる。この分光の原理を用いて様々な色を映し出していたも のが、今その姿をほとんど見なくなってしまったブラウン管テレビであ る。 (花田義塾 中高英数講師 島根瞬) 分光、すなわち回析格子)について。原理はヤングの干渉実験と同じであ る。講座で示されたのは Z sinX=λとしてより波長によって回析各が異な る、λ が大きくなれば、x もまた大きくなり、よってこれによって色の変化が起 こる。現象としてはプリズム、虹の原理を講師室崎君は手作りの分光器で、 我々に身近な「蛍光灯」を講師である室崎君が手製の器具を用いて、加者全員で見たのは面い実例だった。 さて、色が変わるとは、また「光」は何色なのか?我々が通常、何の知識もなくイメージしている「光」とは何色なの か? これは感想だが、我々が眼にすることができる例で考えてみよう。フランスの画家オディロン・ルドンの描く黒、 闇は色彩豊かな黒と言われる。これは、今回の講座では加減混色と減法混色の理論で示されたことだが、黒色は多 色(シアン、マゼンタ、イエロー)が混合し減法によって黒が生まれる。白色は、色を足していくことでその重なりあった 部分が白色となるのだが、おそらく黒、あるいは白色といったものも、それ自体であるわけではないことが、重要な点 だと感じた。室崎君の専門も蛍光体をつくる研究が専門とのことで、もう一度応用版も勉教会のテーマにして頂きたい と感じました。付言するならば、また現在来日中であるフェルメールはキャンバス上に、自然光を描くことに長けた画 家である。また古来より、ガラス、透明で光を反射する生物はその光の理論を知った上でなければ描くことができなか った。多くの生物画、あるいは宗教画にも描かれるのはそのためである。もし、光学を専門とせずとも、科学、あるい は現象学、古代からの自然学もまた客観性、主観から距離をおいた態度から導きだされるものである。 光学の基礎を外観しつつも、近代以降の光学応用の例をいくつも想起させる内容だった。できれば、参考文献表と英 語あるいは学術用語の原語をいくつか入れた形で再度、より専門の話を聞いてみたい。(佐藤和泉) 第 181 号 2015 年5月 16 日発行 回折格子によって白色光は様々な色となって確認することができる。この白色光には様々な波長の光が含まれている。波 長ごとに違った回折角をもっているので、各波長がスクリーンなどに映し出される位置が変化し、白色光が多くの色に変化 しているように見える。 (参加者 H 君) 問3 〈光の可能性について〉 光を吸収して発光するものに光の可能性があると考える。具体的には、照明に匹敵する明かりを十分な時間発する ことのできるような物質である。このようなものがあれば、太陽光を吸収し照明として利用することができるようになる かもしれない。 (参加者 H 君) 光エネルギーをそのままの状態で保存し続けることができれば、エネルギーの効率が良くなるのではないだろう か。現在の照明器具のほとんどは、電気エネルギーを光エネルギーに変換することで発光しているが、仮に光エネル ギーを長期的に保存できる技術が確立すれば、この変換の過程を無視できると考える。そしてこれはエネルギー消費 の削減に繋がるかもしれない。光を長時間に渡って溜めておくことができ、なおかつ好きな時に発光させられるような 装置が発明されればとても便利だと思った。 (島根瞬) 光の可能性。この講座ではまず、光とは電磁波の性質をもち本質的には波である、加えて原子論に基づいて光を捉 えようとする光学理論を前提としている。<可視光>は感覚のみでとらえられ、我々が日常「光」と呼んでいるのはこ の可視光の領域のみなのだが、実際にはそれだけが「光」ではない。人間の感覚は我々が思っているより限定的なも のである。ある動物や昆虫にとっては同じ世界にいるはずなのに、まったく異なる認識でとらえているかもしれない。 かつてこの問題については、大学の教養課程で必読とされていたユクスキュル・クリサート著「生物から見た世界」(岩 波文庫)で端的に語られている。忘れがちな点だがあえて光学の立場から説明があってよかったと思う。古代ギリシ ア以降、光は二つの意味でとらえられてきた。一つは太陽からの光。可視光線であり感覚可能なものである。他方知 によってとらえられる真実を同義とする光である。我々は前者の意味を通常用いるが、この講座でも光は波であり、色 彩も我々の感覚器官でとらえられる限りのものである。他方、ブラックライトを用いたインスタレーション、遺伝子操作 によって蚕にサンゴの遺伝子を組み込むような試みがマサチューセッツ工科大やメディアラボで行われてもいる。電 波望遠鏡等も通常可視できないものを捉える。比喩としてではなく、知に繋がる「光」については探究が続けられるだ ろう。 今回の講座では主にエネルギーや、色彩の多様さについての可能性が問われた。そしてもう一つはそうして得た技 術をどのように活かし、現実化する時何が変わるのか、改めて考える機会となった。また、太陽エネルギーは生産可 能エネルギーなため、アジアの諸地域(香港)のように代替エネルギーの利用を進める必要もでてくるであろう。(香港 は地震がないにもかかわらず、その安全性不充分さ原発は一基もない。また太陽光エネルギーのみ(しかもデザイン にも配慮されている)で賄うマンションなどももは主流となりつつある)からまた、光の性質は波(電磁波)であるという 性質はすでに宇宙望遠鏡などに以前から使われてきた。 (HGNEWS ・英語・小論文担当 / 慶應義塾塾員 佐藤和泉) 第 181 号 2015 年5月 16 日発行 「LED を超える照明は可能か」を受講して はじめに 今回の受講は、高校以来、久々に物理学の基礎を勉強した思いです。発表者の熱弁もあり「宿題」を稚拙でも提出 することが受講生としての礼儀でもあり。発表者への「恩返し」と考えました。 まず議論からいうと現理論という点は納得できましたが、現実社会への影響力をも考察する観点も必須ということが 個人的な感想です。 1 光の可能性について 講義の副題「光学理論を含む」とあるとおり、この設問は限定的(自然科学的論拠)のように思われます。ただし、短 文の設問は「拡大解釈」が可能と思い答えます。 それに、門外漢が「つけ焼き刃」で専門的な回答をするのを、「コピペ」と勘繰られてしまいますので、自分の感性で の回答ということをまず付言したいと思います。講義の内容を振り返ると、タイトルの「LED を超える照明」は理論的 観点からは、将来的に発明される可能性があるように感じました。しかし従来の蛍光灯などに比較すれば、機能面で はなく耐久性や省エネなどで経済的であり。優位性は明白と思います。今後、コストカットが見込まれれば普及は加 速するはずです。 設問の直接的(物理的)な答えは「(光を照明の社会的な貢献度合いととらえれば)現実的には LED の普及が(光 の恩恵の)可能性が大」ということです。 現在の照明をすべて LED に変えれば(それに再生エネルギーの拡大により節約を徹底する即効策を併用すれ ば)、原発再稼働は不要ということがありえる、と考えています。 人類と光の歴史的な関わり合いからの視点も、科学史の一環かもしれません。「もっと光を」は人類の悲願だったも のと考えます。つまり、暗黒の世界から、文字通り光輝く世界を希求したのが、配布資料の「明かりの歴史」の解説と 理解しています。暗黒は、「暗澹」の代名詞ですが、光は、前途を照らす、まさに「光明」です。新幹線も「ひかり」の名 がつけられているのは、スピード感だけでなく語感から「明るい」未来を連想するものとも思われます。これからの LE D 研究は一層、省エネとコストダウンも主対象になるべきです。 2 白色がなぜ虹にみえるのか 講義での「魔法のボックス」で、白色の蛍光灯がたしかに虹のように 7 色の帯に見えました。これは、講義の中での 加速混色の(色光の三原光)の真ん中が白色であったようにすべての色を含むのが白色のためで、「魔法のボック ス」を通して分光で波長の回析角が異なる原理で色ごとに分かれますとプリント通りの回答です。 (大川成一 / 慶應義塾塾員) *一部抜粋して掲載しています/全文は第3回講習を特集した特別号に掲載いたします ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ お知らせ お知らせ 漢字検定試験は 8 月 21 日(金)実施 申し込み締切は 7/17(金) 数学検定試験は 8 月 22 日(土)実施 申し込み締切は 7/17(金) ・個別面談をご希望の方は、お申し出ください。なお、中 3 クラス生は、進学希望票をお渡しします。その情報をもとに必要資料を配 布(学校説明会や推薦条件の本年度調査をし、個別に対応していきますので、現時点での進路希望を記入してください。 声の教育者発行、入試ガイド、中高説明会ガイドを塾生分注文いたします、1 学期の終わりまでには出版社より届くはずですので、 ご家庭で進路選択情報として活用下さい。またご質問も受け付けます。(進学担当 佐藤和泉) ・漢字検定、数学検定は本年も 8 月夏休みに実施します。これは受験生他模試対策などの負荷が増えているために集中して学習 できる時期を希望する声が多いためです。しかし秋検定につきましては準会場実施希望者が集まれば実施しますので、ご希望の方 は書面などで秋受験希望の旨をお知らせください。適切な時期を設定し、申し込みいたします。 ・平日の教室開放時間。(中 3 生・高 3 生の受験生だけでなく、ルールを守れば、どなたでも、利用可能です。) 平日 16:30:-塾閉門時間(22:50 土曜日 13:30-塾閉門時間(23:00) ただし時間帯変更の場合あり 第 181 号 2015 年5月 16 日発行 7 月 5 日(日)「人工知能とロボット光学の最先端」東京都市大学工学部 濱野君 / 室崎君 高校生等、専門分野について考えている方には特におすすめします。 保護者の皆様も、現在の大学および大学院研究で行われていることがら を知りたいと思う方は、ぜひお時間がありましたらお気軽に聞きにいらして下さい。 7 月 26 日(日)は塾長佐藤 マルティン・ハイデガー 「存在と時間を読んでみよう」(独語・翻訳) 費用:塾生と塾生保護者、兄弟姉妹。無料。ただし内容として高1以上対象。 プリント代として一般の方は 600 円。塾卒業生の方は 500 円。資料準備のために前日夜までに本塾までお申し込み下さい。 ============================================== bOOKS 「オー・ヘンリー 最後の一葉」横山千晶先生(慶應義塾大学 法学部教授)の新訳と英文法も学べる新しい タイプの学術書がこの夏に出版されます。(2015 年 7 月予定 慶應義塾大学出版会) 文学読解の際の、ギリシア・ローマ神話モチーフおよびバイブルの図像学、ヘシオドス、オウィディウス等と O.ヘンリ ーの英語原文を分析したコラムを花田義塾・言語文化研究 HGNEWS の佐藤和泉が担当執筆しています。発 売になりましたら再度、おしらせします。中高生から原文をもとに読み直してみたい、「英文法の重要なポイントも学 習したい」という方はぜひお手にとってご覧いただければと思います。 なお、大学生の英語テキストとしても使用される本書ですが、高校生クラス、英検準2級合格者の英語講習でも テキストとして使う予定です。(写真は、横山千晶先生訳 「ラスキン」) ============================================== 言語文化研究のロゴ、イメージエンブレムを IFAA 会員で、東京、大阪、フランスなど各展示でも活動している画家・古賀郁さ んに担当して頂いています。完成までお楽しみに。今回掲載しているものは、原案です。 古賀郁氏は、テンペラ画、油彩による混合技法を主として、シルバーポイント、オブジェなど多彩な作品を発表されています。 *作品写真は古賀郁さんご本人の許可をえて撮影しています 無断転載はご遠慮下さい(幻想芸術展 本塾2階教室に猫をモチーフとしたフレーム画を白板横の鉱物標本の隣に設置しています。 2015 東京交通会館) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ *本ニュースのタイトルロゴが新しくなりました。 お気づきになられましたでしょうか。Ak デザイン様(横浜)作成. https://www.facebook.com/hanatagi(花田義塾[Hanata-Gijyuku]fecebook ページ イラスト・写真、ロゴマーク、エンブレム等の転載・無断利用はご遠慮下さい。 ◎HG NEWS NO.181 5.20 発行| 花田義塾|編集 HGWEB HGNEWS(佐藤和泉) 表紙:花田苑・能楽堂 (越谷市花田)
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