先行事業所の成功事例を活かし、グループ 4 ヵ所目の 看護小規模多

平成 27 年 9 月 4 日
~医療と介護の連携で病院から自宅への復帰を支援~
先行事業所の成功事例を活かし、グループ 4 ヵ所目の
看護小規模多機能型居宅介護※1 拠点を宮城県仙台市に開設
「訪問看護」「訪問介護」「デイサービス」「ショートステイ」を一括提供
24 時間 365 日のサポートで医療ニーズの高い高齢者の在宅療養を担う
セントケア・ホールディング株式会社(本社:
名 称
東京都中央区、代表取締役社長:森猛 / 以
所在地
下、セントケア)の子会社で、宮城エリアで介
アクセス
護サービスを提供するセントケア東北株式会
建物構造
社(本社:仙台市青葉区、代表取締役社長:楠
本大/ 以下、セントケア東北)は、平成 27 年
構 成
10 月 1 日(予定)、看護小規模多機能型居宅
定 員
介護を既存の事業所「セントケア太白山田」内
費 用
で提供開始します。セントケア・グループで当
該サービスを提供する拠点としては 4 ヵ所目となります。
セントケア看護小規模太白山田
宮城県仙台市太白区山田新町72番地
仙台市地下鉄富沢駅から車で約10分
鉄骨造2階建
宿泊室 8部屋
デイサービスとショートステイを同じ施設内に併設
29人(登録制)
要介護度に応じた月単位の定額制(介護保険) ※2
セントケア・グループでは平成 25 年 12 月、初めての看護小規模多機能型居宅介護事業所を和歌山市
に開設、翌年 2 月には愛媛県松山市でもサービスの提供を開始しました。また平成 27 年 3 月には、当社
グループとして首都圏初の事業所を千葉県木更津市に開設しました。いずれの事業所も、
地域の中で病院から自宅への復帰を支援する中間施設としての役割を担い、好調に推移しています。
看護小規模多機能型居宅介護は、平成 24 年度の介護保険制度改正で創設された新しい介護サービ
スで、介護が必要な高齢者などが、住み慣れた地域で安心して生活し続けられることを目的とした「地域
密着型サービス」のひとつです。「訪問」「通い」「泊まり」の介護サービス(小規模多機能型居宅介護)と
「訪問看護」を組み合わせたもので、施設内の介護サービス時にも、医師の指示書に基づき看護職員が
診療の補助(看護ケア)を行うことが可能です。
1 事業所につき 29 人以下の登録制で、4 種類の介護サービスを顔なじみのスタッフから受けられる安心
感があります。また、介護サービスの利用料は要介護度に応じた月単位の定額制で、毎月の介護費用が
膨らみすぎないという利点もあります。24 時間 365 日の切れ間ないサポートで、病院から退院した直後な
ど、医療ニーズの高い高齢者の自宅復帰を支援する新しい介護サービスとして期待されています。
※1 旧称は複合型サービス
※2 医療保険対象サービス費用は別途必要
1
【看護小規模多機能型居宅介護で対応可能な看護ケアの一例】
対象となる方
在宅酸素を使用されている方
点滴が必要な方
経管栄養が必要な方
インスリン注射の必要な方
人工肛門を造設されている方
褥瘡や創傷処置の必要な方
看護ケアの内容(一例)
酸素吸入の管理、呼吸状態を確認しながらの歩行訓練や入浴
末梢血管からの点滴の実施、
高カロリー輸液をしながらの「通い」「泊まり」の利用
胃ろう・腸ろうからの経管栄養の実施
インスリン注射の実施、インスリン自己注射の指導
排泄物の除去、ストマパウチの貼り替え、自己管理の指導
褥瘡の処置、創傷の処置
*これらの看護ケアはすべて医師の指示書に基づいて実施します。
~サービス提供イメージ~
写真提供:セントケア看護小規模城北(和歌山市)
訪問看護を行う際の医師の指示書に基づき、
施設内の介護サービス時に看護職員が
診療の補助を行うことができます
訪問看護
デイサービス
2
■セントケア看護小規模太白山田について
外観
フロア
宿泊室
宿泊室
浴室(機械浴)
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ご参考 : セントケア・グループ 食への取り組み
セントケア・グループでは、日々の食事を通じてお客様の健康管理を行うとともに、クオリティの高い
食事を提供し、食べる喜びをいつまでも感じていただけるよう、さまざまな取り組みを推進しています。
そのひとつが自社調理です。当社グループの介護施設では、「温かい食事を温かいうちに提供する」、
「毎日食べてもあきないおいしさの追求」という考えに基づき、常食、ミキサー食はもちろん、通常より
手間がかかる「ソフト食」も、外部委託せずオリジナルの献立とレシピにより
施設内の厨房で調理し提供しています。
普通食
きざみ食
また昨年 6 月からは株式会社ユーリーズ 代表取締役でフランス料理家の多田鐸介(ただ たくすけ)氏
を顧問に迎え、おいしく安全な食事の提供を目指し献立の見直しと調理法改善に取り組んで来ました。
その結果、昨年 12 月より味や見た目など食材本来の良さを引き出す調理法を導入、
本年 3 月には提供する料理の数を整理し、献立を従来の半分の 45 日分に変更しました。
現在、食事を提供する介護施設(全国 123 ヶ所・平成 27 年 6 月現在)で、
シンプルな家庭料理の良さと栄養バランスに配慮した、新しい試みによる食事の提供を開始しています。
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