スワエール上水〔防食防水〕システム

■耐酸性試験
試験方法:10%硫酸水溶液へのスワエール塗膜浸漬
試験サンプル:スワエール塗布厚
2mm厚
浸漬期間:1年間
ポリウレア樹脂 スワエールスプレー工法
試験結果
浸漬後の外観にて膨れ、割れ、剥がれ等は認められない。
引張強度保持率及び引張伸び保持率の結果を下記に示す。
上記の結果により、10%硫酸において耐酸性を有する。
スワエール上水〔防食防水〕システム
■耐アルカリ性試験
試験方法:10%水酸化ナトリウム水溶液へのスワエール塗膜浸漬
試験サンプル:スワエール塗布厚
2mm厚
浸漬期間:1年間
試験結果
浸漬後の外観にて膨れ、割れ、剥がれ等は認められない。
引張強度保持率及び引張伸び保持率の結果を下記に示す。
上記の結果により、飽和水酸化カルシウム水溶液において
耐アルカリ性を有する。
■促進耐候性試験
試験方法:JIS A 1415(促進暴露試験による)
試験材料:スワエール
AR-450(ポリウレア樹脂)
測定機:サンシャインウェザーメーター
(63℃、周期:60分中降雨9分)
試験結果及び評価
促進暴露3000hrにても物性の低下は認められない。
従って、促進暴露200hrが1年に相当すると仮定すれば、
10年以上の耐候性を有すると推測される。
責任施工店
建設業の許可票
北海道知事許可(般-22)石第20615号
岡 本 興 産 株 式 会 社
本社工場 〒061-3244 石狩市新港南3丁目701-13
TEL(0133)60-2005 FAX(0133)60-2115
URL:http://www.okamotokousan.jp
E-mail:[email protected]
材料メーカー
三 井 化 学 産 資 株 式 会 社
東京都文京区湯島 3 丁目 39 番 10 号
上野THビル
スワエール上水〔防食防水〕システムとは
■引張強度と伸びの温度依存性
試験方法 1.ポリウレア試験片を所定温度に設定した恒温槽に入れ、その温度において引張強度と
スワエール上水〔防食防水〕システムは
イソシアネートと特殊硬化剤の2成分からなるポリウ
レア樹脂(製品名:スワエール)と、その2成分を完
全混合吐出するスプレー技術をベースとして開発され
た上水用コンクリート構造物等の防食、防水、保護を
施す画期的瞬間硬化コーティングシステムです。
伸びを測定する。
2.試験装置:テンシロン万能試験機 UTM-5T型 ㈱エー・アンド・デイ社製
3.試験体 :JIS K 6301
4.引張速度:200mm/min
結
果
温度
-20℃
25℃
60℃
技 術 の 特 長
1.瞬間硬化性です。
スプレー後ゲルタイムは2~3秒と極めて短く水平面では30秒以内の歩行が可能です。従って
施工後の養生時間も不要です。
3号ダンベル 厚さ2mm
評
価
引張強度(N/mm2)
25.2
18.0
13.5
伸び(%)
292
380
482
60℃においても13.5N/mm2の強度を有し、また-20℃の低温においても292%の伸びを
有し温度による強度、伸び(短期間)は比較的安定した物性を有する。
2.湿度・温度に無関係に硬化します。
湿度による発泡は全く生じず、氷点下(-15℃以上)でも完全に硬化します。
3.機械施工システムで能率アップします。
■耐磨耗性
試験条件 1.JIS K 7204 磨耗論によるプラスチックの磨耗試験方法に準拠
2.試験装置:テーバー磨耗試験機
2成分系高圧定量ポンプによるスプレー吹付施工により、大幅な省力化と飛躍的な施工能率
のアップを可能にしました。また、定量ポンプに計測装置を搭載しているので材料管理も容
易で、均一な品質と膜厚管理が行えます。
3.試験砥石:磨耗論
4.試験荷重:9.8N (1㎏)
4.天井面、壁面の施工性は抜群です。
ゲルタイムが短いことにより、天井面、壁面に対し1mm以上の厚塗りがダレなく連続的にで
きる為、施工が非常に容易で短時間にできます。
H-22
5.回転数 :1.000回転
試験結果及び評価
ポリウレタンの結果より若干劣るが、エポキシ樹脂の約半分の磨耗量で耐摩耗性は優れる。
スワエール(ポリウレア樹脂)の特長
1.厚生省告示45号 / JWWA K 143に適合
2.強度もあり伸びもあります。
20MPa以上の引張強度と200%以上の伸びと非常にバランスの取れた引張特性を有します。
3.耐薬品性、耐候性等に優れる。
樹脂名
スワエール
エポキシ
弾性エポキシ
ポリウレタン
ビニルエステル
磨耗量 (mg)
350
730
700
300
840
密度
引張強さ
伸び
印裂強さ
硬さ
1.0 g/cm3
20 N/mm2 (MPa)
200 %
980 N/cm
62 (ショアーD)
耐酸性、耐アルカリ性、耐塩素性、耐オゾン性、耐候性に優れています。
4.無溶剤タイプ
防水膜材料自体は、固形分100%であり、溶剤による揮発分はないので硬化後の収縮、肉やせ
はありません。従って、溶剤公害もなく密閉空間における作業が可能となりました。
■塗膜物性
※上記表中のデータは代表値であり、保証値ではありません。