展望-リズム現象 - Ushiki Laboratory, Tokyo University of

はじめに-各階層での様々な「リズム現象」-
様々な階層における「リズム現
象」
世界時計を決める原子と電磁
波の相互作用
分子と光や熱との相互作用
化学反応における振動現象
細胞周期運動
器官などの自律運動
生物リズム
生物の生活史
地球の運動
宇宙の運動
などなど
はじめに-各階層での様々な「リズム現象」-
古典力学系における線形・非線形振動について(大
学教養課程での物理学講義)」
古典力学における最も有名な振動は、円運動や振り子運動やバネ
運動などの単振動、調和振動である。
しかし、単振動を行う質点に「何かの力」が影響すると、閾値を伴う
非線形運動方程式になる可能性がある。
古典力学系における減衰振動について(大学教養課
程での物理学講義)」
左辺に速度に比例した「力」が影
響すると、式上、上の3つの範躊
に分類される。
振動が起こるのは、K<ωに限ら
れる。
古典力学系における強制振動とについて(大学教養
課程での物理学講義)」
もし仮に、ある単振動系に、周期
的な摂動をかけた場合、これを強
制振動と言う。
この場合、非線形現象の特有で
ある「引き込み現象」が現れる場
合がある。
これは、一種の「共同運動」の典
型的な例である。
古典力学系におけるカオテックなプロセス
線形・非線形について
電気回路における振動現象について(大学教養課程
での物理学講義)」
交流などにみられるように、電気現象も様々な振動が現れる。一般の発電
器では、電磁誘導を利用して、力学的エネルギ-から電気的エネルギ-を
発生させる。従って、一般の交流は、(6)式の単振動が基礎となってい
る。
従って、古典力学での説明と同じように、このような交流回路に、上記の
非平衡状態(エネルギ-散逸系)に対応する項が(6)式の左辺に加われ
ば、閾値を伴う非線形微分方程式となる場合がある。
従って、電気回路においても、カオティックな現象を創り出すことができ
ることはよく知られている。
振動解を持つ線形微分方程式について(LCR回路)
上式の2元線形微分方程式を満たす現象として、様々な化学反
応系や生態系などの現象がよく知られている。これらの研究は、
1970年代以降、数多く行われた。
振動解を持つ線形微分方程式について
波の伝搬の波動方程式と熱の伝搬のFourierの式
波の伝搬の波動方程式は、時間の方向を逆にとっても不変である。
熱の伝搬のFourierの式は、時間の符号を変えることに不変ではな
い。
不可逆過程であることを熱力学第2法則が主張する。
熱の伝導だけではなくて、物質の拡散、粘性が寄与する流動、不連
続系などにみられる。
リズム現象の分類について(熱力学的視点)
リズム現象の分類について
固体触媒系反応の振動現象の例
興奮性人工膜における振動現象の例
非線形非平衡状態での振動現象の例
複雑系とリズム現象の関係について
「リズム現象」関連の文献について
Image Analysis of Macroscopic Self-Excited Oscillation
Phenomena on the Liquid-Liquid Interface
Tokyo University of Agriculture and Technology
Graduate School of Bio-Applications and Systems Engineering
Nishikawa Yoshikazu And Ushiki Hideharu
Introduction
Perturbation
Several interface structures
How does it discuss about interface oscillation?
+ + I- approach 】
【 Theoretical
】 N(CH 【Experimental
CHapproach
(CH
)
)
3
2 17
3 3
Contact potential measurement
Fluid mechanics
equation
→
CH3(CH2Surface
)17N(CH
3)measurement
3I
tension
Spatial waveform analysis
Temporal waveform analysis
Image analysis method dose not need a
perturbation from the outside.
Mass Transfer Explanation
A
B
DA = DB : Instability oscillation was observed.
DA > DB : Interface oscillation was observed.
DA < DB : Interface was not oscillated.
Experimental Treatment
Temperature : 24 (℃)
Sampling times : 30 (min)
Sampling rate : 30 (Hz)
Aspect ratio : 0.78
Container diameter : 18 (mm)
Solution height : 14 (mm)
Organic / Aqueous volume = 2.0 / 2.0 (ml)
Wave Extract Method
DFT Results of Interface Oscillation
Displacement Data
Phase Diagram
by the FFT Power Spectra Patterns
◎:Sine wave
High Conc.
Sine wave
Cs > Ci
Flat pattern
or White noise
Unstable
1
:
1
Stable
●:Short life
○:Markov
White
o
ineighborhood
c.m.c.
t
noise
a
r
short
life time
n
c.m.c. atio
tr
n
Sine wave
e c.m.c.
Csc<
n
oMarkov
pattern and/or White noise
C
×: Flat or
White noise