栽培試験名 害虫抵抗性並びに除草剤耐性トウモロコシ(スイート種)の展示栽培 実施会社・法人名 シンジェンタジャパン株式会社 実施場所 シンジェンタジャパン株式会社 中央研究所 公表年月日 平成 27 年 3 月 1 日 試験期間 平成 27 年 4 月~12 月を予定 隔離ほ場(茨城県牛久市) 1.試験の概要 目的 すでに日本で安全性確認が行われ、米国等で商業栽培している遺伝子組換えトウモロコシ (スイート種)を栽培し、見学会等でご紹介いたします。 概要 遺伝子組換え作物の栽培国においては、害虫抵抗性や除草剤耐性などの特長をもった遺伝 子組換え作物が栽培されています。近年では、スタックと呼ばれる複数の特長を併せ持っ た品種の栽培が盛んです。今回は弊社中央研究所(茨城県牛久市)における公開イベント に合わせ、隔離ほ場内にて遺伝子組換えトウモロコシ(スイート種)のスタック品種を用 いた展示栽培を行い、その特長についてご説明します。 弊社中央研究所内の隔離ほ場において、以下の品種を栽培します。 Bt11×MIR162×GA21 トウモロコシ(スタック品種、遺伝子組換えのスイート種ト ウモロコシ) 従来品種(遺伝子組換えでないスイート種トウモロコシ) 作物について 今回の栽培に使用する品種は、食品、飼料、環境に対しての安全性が確認されており、一 般ほ場においての栽培も認められた品種です。品種の特長および安全性が確認された年は 別紙をご覧ください。 -1- 2.交雑防止措置及び試験終了後の処理方法 交雑防止措置の内容 開花前に除雄を行い、花粉の飛散を防止します。 試験終了後の処理方法 栽培試験終了後、隔離ほ場内で栽培した遺伝子組換えトウモロコシ及び非遺伝子組換えト ウモロコシは、鋤き込みやオートクレーブ(高温高圧蒸気滅菌器)等、植物体が再生しな いような処理を行います。 3.研究所内での収穫物、実験材料への混入防止措置 遺伝子組換えトウモロコシを隔離ほ場の外に搬出する際には、こぼれ落ちたりしないよう な密閉容器に入れ混入を防ぎます。 隔離ほ場で使用した機械、器具、靴等は作業終了後、隔離ほ場内で洗浄すること等によ り、意図せずに遺伝子組換えトウモロコシが隔離ほ場の外に持ち出されることを防止しま す。 4.栽培に係る情報提供 情報提供 弊社ホームページ(http://www.syngenta.co.jp/)にて情報提供を行います。 遺伝子組換え作物に関するお問い合わせ シンジェンタジャパン(株)バイオテクノロジーレギュラトリー部 電話番号:03-6221-3825 FAX 番号:03-6221-1051 -2-
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