CMSウェブキャンバスの動作環境と導入手順 CMSウェブキャンバス 導入説明 V2 1.動作環境 2.サーバ構成 3.機能一覧 4.導入手順 5.機能と専用タグ © Noah, Inc. All rights reserved. 1 CMSウェブキャンバスの動作環境と導入手順 ●動作環境(1) 動作確認サーバー 1. サーバーOS Windows Server 2003 / Linux / Solaris10 2. Webサーバー IIS 5.0 以降 / Apache 1.3 ,2.x系 動作環境(サーバー) <必須> 1. OS および Webサーバが正常に動作すること (必須) 2. CGI が実行可能であること(必須) 3. perl(ver.5.005_03以降) または ActivePerl (Perl 5.005_03以降相当) / Perl標準モジュール (必須) 4. ハードディスクの空き容量は、コンテンツ以外に約 200 MB 以上 (必須) 5. CPU Intel (または互換プロセッサ) 1GHz以上 (必須) 6. 利用可能なメモリ 512MB以上必須 (2GB推奨) <推奨> 1. WebサーバからSMTPサーバへ接続できること ※SMTPサーバへ接続できない場合、承認依頼時等にメール通知を行うことができません。 2. ImageMagick ver.6.1 以降 (推奨) ※ImageMagick が利用できない場合には下記の機能制限がございます。 (1) 画像のサイズ変更機能 (2) 携帯用画像への自動形式変換 3. cron または タスクスケジューラ による wget の起動 (推奨) ※cron またはタスクスケジューラが利用できない場合には予約発行の実行に制約がございます。 CMSサーバと公開サーバを分離した場合の環境 1. CMSサーバーと公開サーバで静的コンテンツの同期が必要となります。 2. 同期処理はウェブキャンバス以外の処理ソフト(FTP,Rsync)を定期実行させることが必要となります。 拡張機能の動作環境 1. サイトマップ生成機能 ウェブキャンバスと同等の動作環境が必要 2. RSS出力機能 ウェブキャンバスと同等の動作環境が必要 3. サイト内検索機能 ウェブキャンバスと同等の動作環境と、コンテンツ量に応じた十分なメモリが必要 4. メール送信機能 ウェブキャンバスと同等の動作環境と、sendmail コマンドが使用可能であることが必要 5. イベントカレンダー ウェブキャンバスと同等の動作環境が必要 6. GoogleMap 登録拡張機能(予定) ウェブキャンバスと同等の動作環境が必要、またブラウザ環境に依存します。(Firefox1.5/ IE7/Opera9/で動作確認) © Noah, Inc. All rights reserved. 2 CMSウェブキャンバスの動作環境と導入手順 ●動作環境(2) 編集対象にできる既存コンテンツ 1. CMSウェブキャンバスで編集可能にできるファイルは静的なHTMLファイルです(拡張子 .htm .html)。動的に生成されるファイルはCMSウェブキャンバスの編集対象とはなりません。(共存は できます。) 2. CMSウェブキャンバスで編集対象とするファイル(およびそれが含まれるディレクトリ)は、設置時にパーミッションの変更が必要です。 3. 自動生成される位置表示リスト(パンくずリスト)は、サイト構造(ディレクトリ構造)に基づきます。 4. CMSウェブキャンバスで編集可能にできるファイルは日本語文字コード Shift_JIS で書かれたHTML,XHTMLファイルです。 ご利用パソコン環境 1. ウェブキャンバスがインストールされたサーバーへ HTTP または HTTPS でアクセス可能であること (必須) 2. 以下のいずれかのブラウザが正常に動作すること (必須) Windows XP : Internet Explorer 6 以降、 Netscape 7.0 以降、 Opera 7 以降、 Mozilla FireFox 1.5 以降 Macintosh OSX Tiger : safari 2.0 以降、 Mozilla Firefox 1.5 以降 3. JavaScript が正常に動作すること (必須) 4. モニター解像度は 1024 × 768 以上 (推奨) © Noah, Inc. All rights reserved. 3 CMSウェブキャンバスの動作環境と導入手順 ●サーバー構成 ①、②どちらの環境でも導入できます。 ②CMSサーバとWebサーバを別々にして2台構成にする ①CMSサーバとWebサーバを共用する サーバが1台でも運用できま す。またASPで運用する場合 にも利用できます。 WWWサーバ内には、原則として静 的コンテンツを配置することでセ キュリティレベルを向上させます。 IPアドレスで外部アクセスを制 限できるので、セキュリティも 十分確保できます。 WWWサーバ 同期 ※ WWWサーバ CMSサーバ CMSサーバ サイト管理者 WWWサーバとは別にCMSサー バを設けてウェブキャンバスを 導入し、コンテンツをWWW サーバと同期させます ページ編集・管理C ページ編集・管理A ページ編集・管理B システム管理者 外部からサイトの運営・更新を行っていくケースに対して、有 効な環境構築方法です。ASP型はこのタイプになります。 管理担当A課 管理担当B課 管理担当C課 組織内部でのみサイトの運営・更新を行っていくケースに 対して、有効な環境構築方法です。 ※同期処理には別途処理ソフトを定期実行させることが必要です。 ●同期処理の方法(参考) 1. Rsyncを定期実行する (Unix) 2. FTPを定期実行する (Windows) ●アプリケーション(参考) 1. Rsyncオープンソース GNU General Public License 2. FTP FTPクライアント+バッチファイル+スケジューラで定期実行 させます。即時同期が必要な場合は、ウェブキャンバスの 拡張機能メニューより、ワンクリックで実行処理も可能。 © Noah, Inc. All rights reserved. ●制限要因(参考) 同期処理の設定間隔によっては、ウェブキャンバスで 発行予約されたコンテンツが指定時刻に外部公開 サーバに反映されない場合があります。 4 CMSウェブキャンバスの動作環境と導入手順 ●機能一覧 区分 機能 説明 ブラウザを使った操作 Javascript対応ブラウザであれば利用可能 直感的なアイコンとウィザード形式による操作体系 ディレクトリ、ファイル、HTMLの概念がなくても操作可能 静的コンテンツ(HTMLファイル)の管理・生成 CMSとHTMLが完全分離、ウェブキャンバスから生成したHTMLを修正することも可能 デザインテンプレートを基本にしたページ作成 絶対位置指定を行うスタイルシートを除き、自由なデザインに導入可能 基本機能(ページ編集・発行・削除) わかりやすい操作体系 発行済ページの複製(「テンプレート化」) テンプレートの複製、編集もユーザー側で可能。これに伴うプログラミングも不要 位置表示リスト(パンくずリスト)の自動生成 「TOP > お知らせ」の表記が自動生成 携帯コンテンツ対応(3キャリア同時生成・画像最適化) 画像の自動最適化には設置先サーバにImage Magick 6.x 以上必須 アルバム画面による画像のアップロード、管理 アップロードのファイル種別、サイズを規定可能 アップロードした画像の自動リサイズ 設置先サーバにImage Magick 6.x 以上必須 ファイル倉庫機能による外部ファイルのアップロード、管理 PDF、FLASH、動画ファイルなどすべてのファイルの扱い可能 リンク編集 画像・テキストにリンク設置可能 ブロック編集(レイアウト・表編集) 各種ブロックの組み合わせにより自在なレイアウトが可能 パーツ更新(部分一括更新) 共通部分(ナビゲーション、共通コンテンツ等)を一度の作業で一括更新可能 予約発行・予約削除 サーバ側にcronまたはスケジューラの設置が必要 公開承認ワークフロー 多段階、複数経路に対応 JIS X 8341-3に準拠したサイトの管理 機種依存文字・画像の代替文字チェック、CSS対応 パスワード変更 パスワード変更・アカウント設定・グループ設定・グループ権限設定・ファイルステータス設定 グループ別機能割り当て グループ毎に利用できる機能を選択可能 外部アクセス制限 本体/付属ツールへのIPアドレスによるアクセス制限 操作ログの記録・閲覧 ログの記録日数を自在に設定でき、テキストファイルのため加工可能 セキュ リティ 外部アクセス制限/SSL 本体/付属ツールへのIPアドレスによるアクセス制限/SSL 対応可能 拡張 機能 拡張機能APIを利用した各種機能 サイトマップ自動生成・サイト内全文検索・RSS出力・Google地図編集 一般 機能 管理 機能 © Noah, Inc. All rights reserved. 5 CMSウェブキャンバスの動作環境と導入手順 ●ウェブキャンバス導入手順 各種マニュアル・サンプルを参考にお客様で設定いただけます。 その際、サポートサービスをお申し込みいただくと技術サポートを受けられます。 ※導入、設置をノアに依頼することもできます。 導入設計 要件定義 1 動作環境 2 ●導入設計● ●対象エリア決定● ●分担管理要件● 現状のウェブサイト管理とウェブキャンバ ス導入後の運用管理方法を検討し、要 件を決めていきます。 現在のサイトマップをもとに現状分析を 行い、ウェブキャンバス導入、リニューア ル後のサイトマップを作成します。 3 要件仕様をもとに自動リンクやパーツ更 新などの実装すべき機能、テンプレート の配置、編集可能領域の設計を行いま す。 5 4 ●専用タグ設置● ●テンプレート作成● 「タグ設置マニュアル」「管理者マニュア ル」を参考に設定いただけます。 (1)HTMLに編集可能領域を指定 (2)HTMLからテンプレート生成 (3)自動リンク、パーツ更新など各種設定 「インストールガイド」「環境設定マニュア ル」を参考に設定いただけます。 (1)WWWサーバ、Perl、ImageMagick (2)ウェブキャンバスはFTPでインストール (3)パーミッション調整等 テスト・セミナー 移行・公開 権限設定 専用タグ設置 ●動作環境設定● ●インストール● 6 ●グループ権限設定● ●データ設定● 「管理者マニュアル」を参考に設定いた だけます。 (1)ユーザ・グループ登録、権限設定 (2)コンテンツ(ファイル)毎に権限割り当て (3)承認グループ、その他設定 © Noah, Inc. All rights reserved. ●動作テスト● ●セミナー● ●データ移行・公開● (1)各種動作テスト実施 (2)セミナーで分担管理、操作練習 (3)公開サーバへ移行 (4)公開 6 CMSウェブキャンバスの動作環境と導入手順 ●ウェブキャンバス機能と専用タグ ●テキスト編集エリア● ●画像編集エリア● タグ設置マニュアル・サンプルを参考にお客様で設定いただけます。 その際、サポートサービスをお申し込みいただくと技術サポートを受けられます。 ※タグ設置をノアに依頼することもできます。 ●自動リンク● ●ブロック編集● ウェブキャンバスの基本タグです。 <!-- WCVTEXT --> <!– WCVIMAGE --> HTMLの内部にコメントとして上記のタ グを追記することにより、「文字編集」可 能領域、「画像編集」可能領域を設ける ことができます。 コンテンツ作成時に自動的にリンクを張 りたいHTMLファイルの内部に <!– WCVLINK --> を記述することで別の自由に定めること ができる書式に基づいて自動リンクが設 定できます。オプションを記述して表示行 数や期間も設定できます。 コンテンツにさまざまな部品ブロックを追 加することができます。 <!– WCVTABLE --> ブロック編集タグを記述すると「ブロック 追加・削除・並替」ボタンが表示され、別 に自由に定めたブロック(部品)を貼り付 けることができます。 ●パーツ更新● ●ナビゲーション自動生成● ヘッダー、フッター、ナビゲーションなど多 くのコンテンツに共通して使用するパー ツ部分を取り出して編集することで、 パーツを使用する全ファイルを一括置き 換えすることができます。 <!– WCVPASTE --> で実現できます。 「TOP>お知らせ」の形式で表示するナ ビゲーションを自動生成します。 <!– WCVCRUMBS --> ※サイト階層構造により、生成結果に制 限が生じる場合があります。 ●テンプレート● ●携帯テンプレート● ●エイリアス● ●拡張機能実行● © Noah, Inc. All rights reserved. 専用タグを組み合わせることで、 さまざまな機能が実現できます。 7
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