▲ 伊東さんの庭先での写真。昔ながらの手押しポンプの前に小石をひいて素敵な空間に。 わんちゃんは、ここの場所がお気に入りの様で水も飲んだりしています。 移住のきっかけは? 4年前、カビの研究のため国立島根大学大学院医学部入学。 通学中、大朝の風景に心惹かれ、妻と二人でいつか移住したいと思った。 良かったこと・苦労したことは? 田舎の家は大きい家が多く、自分の暮らしにピッタリのものに なかなか出合えなかったですね。妻の一回忌に二人の夢だった田舎暮らしを 実現しようと空き家バンクで探していたところ、 今の家と出会ってタイミングが良かったです。 お仕事は? 週に3日は市内の会社に通い、2日は大学へ。 土・日は休みです。 休日の過ごし方は? 休日は畑のことや家事全般ですね。 庭の草もどんどん伸びてきますからね、草刈も忙しいですよ。 田舎暮らしはのんびりしたイメージですが、 実際は、のんびり出来ないですよ。 ▲「縁側で抹茶」が至福のひととき 北広島町の魅力は? 何といっても星がきれい、空気がきれい。水を張った田んぼの 写し鏡のような情景と新緑の美しさは素晴らしいですね。 もうひとつは、人ですね。 住み心地はどうですか? 冬は寒いし雪も降る。だけど、障子の隙間も目張りしてやると、 ストーブがあれば十分過ごせますよ。 最近のストーブはとても性能が良いですからね。 この冬、こたつも出してないんですよ。 住んでいて困ったことは? ▲ 左から、サクラ。チビマル。 ムカデと対面したことですかね。最初はビックリしましたが、 だんだん慣れて、退治の仕方も上達してますよ。 ご近所とのおつきあいは? ご近所の方々にはほんとに良くしてもらっています。畑に植えている野菜たちの苗や種イモなど 全部ご近所からいただいたものなんですよ。 近所の方は僕の農作業の先生だから、畑を見てアドバイスしてくれます。 こないだ5本植えたナスのうち4本枯れてしまったんですけど、そんなうちの畑事情までご近所 みんな知ってますからね。 僕が風邪で寝込んだ時も、食事を持ってきてくれたり、ゆず湯の元を作ってきてくれたり。 ほんとに気にかけてもらって大事にされてますね。 移住を検討している方へのメッセージ 昔は、肩ひじを張るというか生意気だったと思いますよ。それがいつしか、素のままの自分で 生きたいと思うようになってきました。妻を亡くしてから、ますますそんな思いが強くなってきましたね。 第二の人生を考えるには田舎暮らしはいい。地域にとけこむ覚悟をしてくること。 地域にとけこまないと田舎暮らしは楽しめないかもしれない。 伊東 良晃(いとう 60代 よしあき) 仕事:会社経営 趣味:愛犬との散歩, 自転車,写真など 移住前:広島市 現住所:北広島町大朝 移住年月:平成26年7月
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