施工説明書 - クワザワ

 クワザワ
クワザワ
スーパー水切りシート R 施工説明書
外壁防水システム
スーパー水切りシート R 施工説明書
外壁防水システム
1.使用用途
5.施工手順
①サッシ下端(窓台廻り)の施工
①.サッシ下端(窓台廻り)の水切り・防水。
②.バルコニー腰壁の天端面の防水。
図1
③.その他軒天先張りシート、壁と屋根の取合い部の防水。
伸ばし部分
150㎜程度
2.使用条件
木造住宅向けで通気工法を伴うものとする。
補強・締付層
外壁側
開口部巾
室内側
防水層
3.商品規格
伸ばし部分
150㎜程度
補強・締付層
品 番
厚 × 巾 × 長さ
入数
SR-30
0.8mm × 300mm × 20m巻
6巻
SR-50
0.8mm × 500mm × 20m巻
2巻
SR-100
0.8mm ×1000mm × 20m巻
1巻
SR-40S
0.8mm × 400mm × 10m巻
6巻
1.「スーパー水切りシートR」を開口部巾より300㎜以上
(片側150㎜程度)伸ばしてカットします。
「スーパー水切りシートR」
図2
外壁側
2.上図1で「スーパー水切りシートR」の開口部巾より伸ばした部分に
窓台の室内側までの寸法を取り、開口部枠の隅部より水平にしるし
線をつけ (
) 、しるし線部をカットします。
開口部巾
室内側
4.規格の選択
カットする
しるし線
使用用途によりサッシ下端向けにはSR-30、バルコニー腰壁上端向けにはSR-40S又はSR-50
を選択する。
「スーパー水切りシートR」
窓台の室内面
までの寸法
図3
外壁側
本留め2ヶ所
(垂直に)
室内側
仮留め2ヶ所
(垂直に)
立上り部
3.図3のように「スーパー水切りシートR」を窓台側に折り曲げて、立
上がり部の室内側及び外壁側下部にタッカー針にて仮留めします。
尚、立上り部の外壁側は本留めとします。
次に開口部枠の隅部に「ブチルKテープ」片面用50㎜巾以上が隅
部中央にまたがるように貼り密着させます。このとき室内側に50㎜、
外壁側に70㎜程度伸ばして貼り付けます。
50㎜程度離す。
立上り部
※タッカー針の仮留めについて
・外壁側下部のタッカー針仮留め後は後の工程にて「スーパー水切りシート
R」の下側に透湿防水シートが窓台上部まで張り込むため。
「スーパー水切りシートR」
使用上のご注意
下部に3~4ヵ所程度
仮留め(垂直に)
図4
* 「スーパー水切りシートR」は、両面どちらでも施工が可能です。
* 留め付けるタッカー針は肩幅10mm、足長6mm程度とします。
* タッカー針を留めつける際は「スーパー水切りシートR」を破らないように真っ直ぐに打ち込んで下さい。
また、タッカー針頭が「スーパー水切りシートR」にめり込んだり、浮き上がらない様に留めて下さい。
外壁側
室内側
窓台開口部巾に水返
しバックアップ材を取
付けタッカー針で固定
します。
「ブチルKテー
プ」で隅部中央
に隙間なく
密着させる。
4.防水紙に破損が生じないようにサッシ枠を取り付けます。サッシ枠
取付後に下図のように「スーパー水切りシートR」の室内側窓台に水
返しのためのバックアップ材を取り付け固定し、タッカー針にて本留
めします。
尚、外壁側のタッカー針の本留めは「スーパー水切りシートR」の下
側に透湿防水シートを窓台上部まで張り込んでから行います。
室内側
外壁側
* 施工後「スーパー水切りシートR」の上に乗らないで下さい。すべる危険性があります。
* 施工後、60日以内に外壁工事を終了して下さい。
タッカー針2ヶ所本留め(垂直に)
「スーパー水切りシートR」
* 雨風、直射日光を避け室内で保管して下さい。
* 使用用途以外には、使用しないで下さい。
「スーパー水切りシートR」
立上り部
50㎜程度離す。
サッシ枠
タッカー針本留め(窓台に平行)
タッカー針本留め(垂直に)
(スーパー水切りシートRの下部に3~4ヵ所程度)
「スーパー水切りシートR」
窓台
透湿防水シート
水返しバックアップ材
(厚み5.5㎜合板等)
クワザワ
スーパー水切りシート R 施工説明書
外壁防水システム
②.外壁躯体壁とバルコニー腰壁取合い部の施工
外壁下地が合板張りでない場合、図の様に厚さ
9mm以上の合板下地を取り付ける。
外壁防水システム
スーパー水切りシート R 施工説明書
③.バルコニー出入隅部の施工例
4.防水カバー「スパット」の取り付け
1.下地施工
クワザワ
外壁躯体壁とバルコニー腰壁の取合い部に防水
カバー「スパット」を取り付ける。
1.「スーパー水切りシートR」のくら掛け
「スーパー水切りシートR」をバルコニー笠木下地材にくら掛けして留
め付ける。
3.防水カバー「スパット」の取り付け
二つにカットした防水カバー「スパット」を下図の
ようにバルコニーの各入り隅にセットする。
※ 防水カバー「スパット」規格の選択及び施工手順は、
防水カバー「スパット」施工説明書を参照。
9mm以上の合板
200mm程度
200mm程度
水切りシート位置、カット図
「スーパー水切りシートR」と防水カバー「スパッ
ト」の取合い部は、「ブチルKテープ」で防水処理
をする。
「スーパー水切りシートR」
SR-40S又は、SR-50
左入り隅用
B寸法
防水カバー
「スパット」
「スーパー水切りシートR」
右入り隅用
A寸法=B寸法=C寸法
A寸法
C寸法
2.先張り透湿防水シートの施工
透湿防水シートをバルコニー腰壁上端まで張る。
120㎜
先張り透湿防水
シート
透湿防水シートをバ
ルコニー腰壁 上端
まで張る
入り隅防水カバー巾(120㎜)に
合せてカットする
腰壁内側に合せて
カットする
「ブチルKテープ」
出隅部水切りシートは
左図のようにして
折り込む
5.外壁面透湿防水シート張り
防水カバー「スパット」及び先張り透湿防水シート
が所定の重なりを得られるように外壁面透湿防
水シート覆いかぶせて張り付ける。
3.「スーパー水切りシートR」のくら掛け
「スーパー水切りシートR」をバルコニー腰壁上端
にくら掛けする。水切りシートの下部は、タッカー
針で留め付ける。
防水カバー「スパット」
外壁面透湿防水
シート
※「スーパー水切りシートR」をカットする際、他の防水シート(下側の「スーパー
水切りシートR」、透湿防水シート等)に切りキズをつけないようにカットする。
カットした防水カバー「スパット」を
左右の入り隅にセットする。
4.防水カバー「スパット」と「スーパー水切りシート
R」の重ね合せ部の防水テープ貼り
「ブチルKテープ」(片面) 50mm巾以上を用いて 防水
カバー「スパット」とバルコニー腰壁部の「スーパー水
切りシートR」 の重ね合せ部を スキ間が できないよう
に密着させる。
2.防水カバー「スパット」をカットする。
下図のように防水カバー「スパット」をカットする。
「ブチルKテープ」(片面)巾50mm以上を貼り、密着させ
る。(1から4は、防水テープ貼り順序を示す)
.
先張り透湿防水
シート
バルコニー腰壁
「スーパー水切りシートR」
バルコニー
3
※「スーパー水切りシートR」の下部は、タッカー針で留め 付ける。
「スーパー水切りシートR」は、両面どちらでも施工が可能です。
左入り隅用
東京都千代田区神田紺屋町7番地 神田システムビル
2
右入り隅用
腰壁巾に合せカットする
1
2
3
4
「スーパー水
切りシートR」
センターにて
カットする
お問合せ
〒101-0035
4
開発推進部 電話(03)6820-0900
防水カバー「スパット」
120㎜
防水カバー「スパット」
1
URL http://www.kuwazawa.co.jp
2015年11月改訂