平成22年度事業報告（pdf：143KB）

平成 22年度事業報告
１
事業活動方針
暴力団員による不当な行為の防止及びこれによる被害の救済を図るため、関係機関と
の緊密な連携のもとに各種事業を実施した。
２
事業内容
(1) 暴力排除広報啓発事業（寄附行為第４条第１項）
暴力排除運動の普及及び県民の暴力団排除意識の高揚を図るため、次の事業を推進
した。
ア暴力追放県民大会
９月９日、神奈川県立音楽堂に1,100名余の参加を得て、第19回暴力追放県民大
会を開催し、会長あいさつ、暴力追放功労団体（者）表彰、来賓あいさつ、暴力追
放宣言、記念講演等を行い、暴力団排除意識の浸透とその高揚を図った。
(ｱ) 功労団体（６団体）
1 厚木警察署管内暴力団排除推進協議会
会長
山口光正様
2 平塚市暴力追放推進協議会
会長
岩本敏男様
3 南区暴力団等排除活動推進協議会
会長
渡部清晴様
4 藤沢北警察署管内暴力団排除対策推進協議会
会長
川口
勇様
5 松田警察署地区暴力追放推進センター
会長
間宮恒行様
6 山手暴力団排除協議会
会長
岩﨑鉦司様
(ｲ）功労者(６人）
1 關
進
様
川崎暴力団排除対策推進協議会会長
2 岩本敏男
様
平塚市暴力追放推進協議会会長
3 阿部
隆
様
磯子区暴力団排除推進協議会会長
4 長沼
治
様
保土ヶ谷暴力団排除推進協議会会長
5 佐藤忠博
様
麻生区暴力団等排除活動推進協議会会長
6 茨木正男
様
(財)神奈川県暴力追放推進センター前職員
イ広報啓発活動
県民の暴力排除意識高揚のため、次のとおり広報啓発を実施した。
ヤクザゼロ
(ｱ) センター広報誌「８９３０」の発行
・４月25日第61号第18回神奈川県地域暴力団排除組織連絡協議会総会に
おける神奈川県警察本部長あいさつ及び暴力団追放運動
推進都民センター特別講師・松田行政書士事務所長松田
洋氏の講演（「暴力団等反社会的勢力の排除活動につい
て」）の要旨を掲載～配布5,000部
・ 12月１日第62号財団法人神奈川県暴力追放推進センターの事業広報及
び暴力相談窓口の案内について掲載～配布4,000部
(ｲ)
(ｳ)
(ｴ)
(ｵ)
(ｶ)
ウ
パンフレット等の作成
・「行政対象暴力」作成～配布1,000部
・「許さない不当要求ＮＯ!」作成～配布 6,000部
・「企業・地域から暴力団を追放しよう」作成～配布 10,000 部
・「少年を暴力団から守りましょう」作成～配布 21,000 部
・「ＮＯ断る勇気を」作成～配布10,000 部
・「暴排条例案内」作成～配布77,000 部
暴排ステッカーの作成
・暴力追放三ない運動用作成～配布 7,000部
・不当要求防止責任者選任事業所作成～配布 2,500部
・暴力団排除宣言事業所用(赤色）作成～配布 5,000部
暴排ポスター
・不当要求断固拒否 (拳画像）作成～配布 1,000部
・不当要求断固拒否（仁王像）作成～配布 5,000部
暴排ビデオ購入
・民暴委員会30年の歩み（日本弁護士連合会作成）１本
暴排グッズ
・暴排クリアーホルダー作成～配布 5,000部
・条例クリアーホルダー作成～配布 5,000部
・広報用マスク作成～配布 8,000部
分科会定例会の開催
各分科会定例会の開催日
22年度は９分科会合同で、２月８日に横浜市開港記念会館において、定例会を開
催、その際、横浜弁護士会民事介入暴力対策委員会委員長菅友晴弁護士による特別
講演を実施した。
(2) 民間暴力団排除組織支援事業（寄附行為第４条第１項第２号）
民間暴力団排除組織を支援するために、次の事業を推進した。
ア地域暴力団排除組織への交付金支給
地域暴力団排除組織の諸活動を支援するため、県下54地域暴力団排除組織の活動
状況に応じて交付金を交付した。
各地域暴力団排除組織は、上記交付金を使用し、地域の特殊性を生かした各種暴
排活動を推進した。
イ民間暴力団排除組織に対する支援等
(ｱ) ４月22日神奈川県企業防衛対策協議会総会に事務局長・次長出席
(ｲ) ５月26日神奈川流通商福祉防犯協力会総会に事務局長出席
(ｳ) ６月15日神奈川県レンタカー協会創立51周年記念式典に事務局長出席
(ｴ) ６月18日神奈川県遊技場組合通常総会に事務局長・次長出席
(ｵ) ７月14日銀行・警察連絡協議会総会に事務局長出席
(ｶ) ７月30日
（ｷ）８月１日
(ｸ) ８月３日
(ｹ) 10月８日
(ｺ) 10月13日
(ｻ) 10月19日
(ｼ) 10月27日
(ｽ) 11月26日
(ｾ) 11月29日
(ｿ) 12月８日
(ﾀ) 12月16日
(ﾁ) ２月18日
（ﾂ) ２月23日
(ﾃ) ３月４日
(ﾄ) ３月８日
公共料金等暴対協議会幹事会に事務局次長出席
藤沢祭り事務局長出席
県建設業協会暴排研修会に事務局長出席
東日本旅客鉄道株式会社研修会で事務局長講演実施
公共料金等暴対協議会幹事会に事務局次長出席
デリバリー協会暴排協議会に事務局長出席
国土交通省用地取得業務暴排協議会に事務局長出席
警察・ゴルフ場暴力排除協議会総会に事務局次長出席
証券・警察連絡協議会に事務局長出席
公共料金等暴力団対策協議会総会に事務局長出席
神奈川トヨタ販売株式会社研修会で事務局長講演実施
ＵＲ都市機構暴力排除総会に事務局長出席
旭区暴力団排除対策推進協議会総ぐるみ大会に事務局長出席
新横浜中央ビル暴力団等排除連絡会総会に事務局次長出席
株式会社ベンハウス研修会で事務局長講演実施
(3) 暴力相談事業（寄付行為第４条第１項第３号）
暴力団員による不当な行為等に関する相談に応じて、対応と解決を図った。
ア出張相談所の開設
（ｱ）４月４日に開催された相模原市桜祭り（相模原市民会館２階会議室）において
「暴力問題一日出張相談所」を開設、広く県民からの相談を受け付けた。
（ｲ） 10月15日、16日の２日間開催された、「第39回県喫茶・スナック・レストラン
展」（横浜市中区産業貿易センター）において「暴力問題一日出張相談所」を開
設、広く県民からの相談を受け付けた。
（ｳ) ９月９日に開催された暴力追放県民大会（県立音楽堂）において「暴力問題一
日出張相談所」を開設、広く県民からの相談を受け付けた。
イ暴力追放相談委員の委嘱式と研修会の開催
４月21日、横浜市開港記念会館において、暴力団対策課長等の出席を得て、暴力
追放相談委員（弁護士、保護司、少年指導委員及び事務局員等５名）に対する委嘱
式及び研修・意見交換会を開催した。
ウ相談件数
暴力追放相談委員が対応した平成22年度の相談件数は、合計616件であった。
(4) 少年対策事業（寄付行為第４条第１項第４号、第９号）
ア少年援助活動の推進
少年への組加入強要、勧誘、脱退妨害等の排除を図るための相談活動の実施、リ
ーフレット「少年を暴力団から守りましょう」を作成・配布し、青少年に対する暴
力団の影響を排除する活動を推進した。
イ少年指導委員研修会の開催
(ｱ) ６月26日、神奈川県立青少年センターにおいて、新任少年指導委員27名に対し
て、暴対法上の少年指導委員の役割、暴力団の現状と動向と暴力団対策法につい
ての講演を事務局次長が実施
(ｲ) ２月22日警察本部大会議室において、少年指導委員147名に対して、暴力団の
現状と動向・暴力団から少年を守る対策についての講演を事務局次長が実施
(5) 暴力団からの離脱援助事業（寄附行為第４条第１項第５号）
暴力団組織からの離脱者に対し、相談活動を通じた援助のほか、次の事業を実施し
た。
ア６月24日に横浜刑務所を訪問し、受刑者に対して暴力団離脱指導を実施。
イ９月30日に横浜刑務所を訪問し、受刑者に対して暴力団離脱指導を実施。
ウ 12月20日に横浜刑務所を訪問し、受刑者に対して暴力団離脱指導を実施。
エ２月24日、横浜市開港記念会館において、暴力団離脱者社会復帰対策協議会を開
催し、離脱支援の現状と社会復帰支援状況等について検討した他、川崎市内所在の
株式会社マルワ開発代表取締役佐藤和義氏の「暴力団離脱者の過去と現在と未来」
と題した講演を実施。
オ３月４日に横浜刑務所を訪問し、受刑者に対して暴力団離脱指導を実施。
(6) 被害者救援事業（寄付行為第４条第１項第８号）
平成22年度中、暴力団員による不当な行為の被害者に対する救援及び民事訴訟等の
支援はなし。
(7) 受託講習事業（寄附行為第４条第１項第６号）
県公安委員会から不当要求防止責任者講習の委託を受け、次表のとおり25回に分け
て、事業所ごとに選任されている不当要求防止責任者、合計1,740名に対して講習を
実施した。
不当要求防止責任者講習実施状況（平成22年度中）
回数
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
月
日
４月14日
４月23日
５月11日
５月17日
５月27日
６月７日
６月18日
６月30日
７月９日
７月15日
７月23日
場
所
横浜市開港記念会館
藤沢産業センター
横浜市開港記念会館
神奈川県民ホール
横浜市開港記念会館
横浜市開港記念会館
横浜市開港記念会館
神奈川県民ホール
横浜市開港記念会館
横浜市開港記念会館
藤沢産業センター
対象業種
参加人数
建設・製造業関係者 22名
行
政
機
関 34名
金融機関関係 36名
パチンコ・マージャン 109名
建設・不動産関係 59名
行
政
機
関 66名
金融・保険関係 70名
サービス・飲食関係 43名
製造・不動産・建設業 45名
県
職
員
関
係 74名
金融・証券保険関係
81名
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
９月17日
９月28日
10月４日
10月14日
10月26日
11月15日
11月24日
12月３日
12月９日
12月15日
１月14日
１月28日
２月２日
２月17日
神奈川県民ホール
横浜市開港記念会館
横浜市開港記念会館
神奈川県民ホール
藤沢産業センター
神奈川県民ホール
横浜市開港記念会館
横浜市開港記念会館
藤沢産業センター
神奈川県民ホール
横浜市開港記念会館
横浜市開港記念会館
横浜市開港記念会館
横浜市開港記念会館
レンタカー関係
金融業関係者
行政機関関係者
製造・不動産・建設業
行政機関関係者
行政機関関係
小売・建設・不動産
病院・警備業関係
ホテル・旅館・浴場
金融・質屋関係
行政機関関係者
行政機関関係
郵便局・パチンコ等
金融機関関係
117名
62名
80名
120名
82名
132名
41名
54名
61名
111名
87名
42名
66名
46名
３
会議の開催
(1) 理事会、評議員会
月日
５月 10日
５月 11日
～ 18日
会議名
評議員会
臨時理事会
５月 20日
～ 31日
臨時理事会
６月 22日
理事会
６月 22日
評議員会
７月 16日
10月１日
～ 14日
臨時理事会
臨時評議員会
議案及び報告事項
センター役員の補欠選任
(1) センター理事長及び副理事長の選任について
(2) センターにおける最初の評議員選任委員会委員
の選任について
(1) センター評議員の補欠選任について
(2) 公益財団法人神奈川県暴力追放推進センターの
定款について
(3) 公益財団法人神奈川県暴力追放推進センターに
おける最初の評議員の議決について
(4) 平成21年度事業報告及び収支決算報告について
(1) 平成22年度補正収支予算書（案）について
(2) センター顧問・参与の委嘱（案）について
(3) センター退職手当規程の改正（案）について
(4) センター職員給与規程の改正（案）について
(5) センター役員の補欠選任について
(1) 公益財団法人神奈川県暴力追放推進センターに
おける役員選任（案）について
(2) センター退職手当規程の改正（案）について
センター職員給与規程の改正（案）について
公益財団法人神奈川県暴力追放推進センターにお
ける役員補欠選任等（案）について
10月 25日
～翌月５日
２月３日
～ 16日
臨時理事会
３月１日
理事会
３月１日
評議員会
臨時理事会
公益財団法人神奈川県暴力追放推進センターの定
款一部修正（案）について
(1)平成22年度補正収支予算書（案）について
(2)公益財団法人神奈川県暴力追放推進センターの
定款一部修正（案）について
(3)平成23年度事業計画及び同年度収支予算書
（案）ついて
(4)財団法人神奈川県暴力追放推進センター地域暴
力排除組織活動交付金取扱要綱の一部改正（案）
について
(1)公益財団法人神奈川県暴力追放推進センターの
定款一部修正（案）について
(2)平成22年度補正収支予算書（案）について
(3)平成22年度全国センター・関東管区表彰受賞者
について
(4)公益財団法人への移行に伴う理事の辞任承諾に
ついて
(1)平成23年度事業計画及び同年度収支予算（案）
ついて
(2)平成22年度補正収支予算書（案）について
(3)公益財団法人神奈川県暴力追放推進センターの
定款一部修正（案）について
(4)財団法人神奈川県暴力追放推進センター地域暴
力排除組織活動交付金取扱要綱の一部改正（案）
について
(5)平成22年度全国センター・関東管区表彰受賞者
について
(6)公益財団法人への移行に伴う理事の辞任承諾に
てついて
(2) 全国会議等の参加
ア７月13日関東弁護士連合会民事介入暴力対策委員会会議に事務局長出席
イ７月22日全国暴力追放運動推進センター暴力追放相談委員責任者講習担当者研
修会に事務局次長出席
ウ 11月26日民暴埼玉県大会に事務局長及び大野局員出席
エ 12月６日全国暴力追放運動中央大会に事務局長及び大野局員出席
オ１月25日関東弁護士連合会大会に事務局次長出席
カ２月９日平成22年度全国専務理事・事務局長研修会に事務局長出席
４
寄付金品
当センターへの寄付金については、次のとおりである。
(1) ６月１日神奈川県調査業協会
現金
１００,０００円
(2) 12月15日神奈川県企業防衛対策協議会
現金
５００,０００円
(3) 12月16日神奈川トヨタ自動車株式会社
現金
１０,０００円
(4) 12月24日日本中央競馬会
現金
１５０,０００円
５
その他
当該事業報告をもって事業報告付属明細書を省略する。

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