無機化学

K:】Server/15030663 薬科大 応用生命/応用生命科学科 2015/11 2年 095‐172
2015.03.23
無 機 化 学
Inorganic Chemisty
中学校教諭(理科)
員 新井
卒 業 要
件 共通専門必修科目
年 次 ・ 学 期 2年次
高等学校教諭(理科)
教科に関する科目(選択必修2単位) 教科に関する科目(選択必修2単位)
!生
担 当 教
前期
食品衛生監視員及び食品衛生管理者
必修2単位
単位数 2単位
フードスペシャリスト
【授業概要】
生命現象には、有機化合物だけではなく、酸素窒素を初めてして、金属、ハロゲンなど無機元素も重大な役割を果たしている。本講義では、こ
れらの無機元素の化学的性質を理解し、生命現象との関わりを理解できるよう解説していく。初めに化学結合のより深い理解のため、波動方程式
や分子軌道法などについて、簡単にに解説する。元素各論では特に生命現象に深く関わる元素をとりあげて詳しく解説する。最後に、生命現象と
無機物資の関わりについて解説する。
【キーワード】
無機化学、量子化学、酸素、窒素、遷移金属、配位化合物、生物無機化学
【一般目標】
波動方程式や分子軌道法などについて理解する。生命現象に関わる元素のうち主要なものについて詳細な性質を理解する。配位化合物について、
原子価結合理論と配位子場理論を理解する。生物無機化学では、酸素や鉄の運搬、ビタミン B1
2の反応などについて理解する。
【到達目標】
量子化学の基礎を簡単に説明できる。生命現象に関わる主要な元素について性質を詳細に説明できる。配位子場理論、結晶場
知識・理解
理論などについても説明できる。酸素の運搬、鉄の運搬と貯蔵、ビタミン B1
2などについて説明できる。
思考・判断
様々な無機化合物と生命現象とを関連づけられる。
関心・意欲・態度 積極的に授業に参加する。
技能・表現
無機化合物について、名称と構造、又その反応を書ける。
その他
【授業計画】
回
授 業 項 目
授
業
内
容
授業外学習(予習・復習)
担当者
授業オリエンテーション シラバスを基に、科目の概要奈一般目標、到達目標を理解する。ボーアモ 予 習:教 科 書 1∼2
4頁、復
1
原子の構造と量子力学" デルとシュレディンガー波動方程式について学ぶ。
習 講義内容
予 習:教 科 書 2
4∼2
7頁、復
2 原子の構造と量子力学# ボーアモデルとシュレディンガー波動方程式について学ぶ。
習 講義内容
予 習:教 科 書 4
6∼6
9頁、復
3 化学結合
共有結合と分子軌道法について学ぶ。
習 講義内容
予 習:教 科 書 7
5∼8
4、8
9∼
4 元素の性質と化合物"
水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属について学ぶ。
9
7頁、復習:講義内容
予 習:教 科 書 1
1
0∼1
2
1頁、
5 元素の性質と化合物#
炭素及び1
4属の元素について学ぶ。
復習:講義内容
予 習:教 科 書 1
2
1∼1
2
7頁、
6 元素の性質と化合物$
窒素及び1
5属の元素について学ぶ。
復習:講義内容
予 習:教 科 書 1
2
7∼1
3
7頁、
7 元素の性質と化合物%
酸素と1
6属元素について学ぶ。
復習:講義内容
予 習:教 科 書 1
3
7∼1
4
3頁、
ハロゲンについて学ぶ。
8 元素の性質と化合物&
復習:講義内容
予 習:教 科 書 1
4
5∼1
6
7頁、
9 元素の性質と化合物'
遷移金属元素について学ぶ。
復習:講義内容
予習:教科書 1
7
3∼1
7
8、2
1
2
1
0 配位化学"
有機金属化合物、配位化合物、配位子、命名法について学ぶ。
∼2
2
1頁、復習:講義内容
予 習:教 科 書 2
2
1∼2
3
7頁、
1
1 配位化学#
原子価結合理論、結晶場理論について学ぶ。
復習:講義内容
予 習:教 科 書 2
3
7∼2
6
5頁、
1
2 配位化学$
配位子場理論、錯体の電子状態、構造、反応性について学ぶ。
復習:講義内容
生命現象と金属元素、金属タンパク質と金属酵素、酸素と鉄の輸送につい 予 習:教 科 書 3
5
3∼3
6
5頁、
1
3 生物無機化学"
て学ぶ。
復習:講義内容
補酵素およびバイオミネラリゼーション、バイオセラミックスについて学 予 習:教 科 書 3
6
7∼3
8
7頁、
1
4 生物無機化学#
ぶ。
復習:講義内容
予 習:教 科 書 3
9
8∼42
1頁、
1
5 環境と無機化学
地球環境における無機物質、光触媒とゼオライトについて学ぶ。
復習:講義内容
【教科書・参考書】
種 別
書
名
教科書
無機化学−その現代的アプローチ−
【成績評価方法】
評価方法
定期試験
(中間・期末)
到達目標
知識・理解
◎
思考・判断
◎
関心・意欲・態度
技能・表現
○
その他
評価割合(%)
9
0
小テスト
著者・編者
平尾一之、中田勝久、中平敦
第2版
レポート
授業態度
授業への参加度
出 版
東京化学同人
社
成果発表
そ の 他
合
0
0
◎
○
0
0
1
0
【連絡先】
新井
!生
月曜午後
計
オフィスアワー
在室のときはその他も可
研究室(場所)
化学研究室(E3
0
1c)
−1
1
2−
E メールアドレス
[email protected]
1
0
0