検索 HOME > 2015島根大学第1回FDセミナー「地域における大学の役割と課題の明確化」開催のご案内 2015島根大学第1回FDセミナー「地域における大学の役割と課題の明確化」開催の ご案内 2015島根大学 第1回FDセミナー 「地域における大学の役割と課題の明確化」 ~科学政策、大学政策の動向を踏まえて~ 本学は、その理念として「地域に根ざし,地域社会から世界に発信する個性輝く大学」を目指しています。そのた めには、どのように市民と連携して地域課題解決にあたればよいのかを考えます。 そして、大学が置かれた状況を理解した上で、地域連携の必要性と課題を把握するとともに、地域課題解決にあた る力を身につけることを目標とします。 開催場所 島根大学松江キャンパス 大学会館2F 集会室 開催日時 平成27年5月22日(金) 14:00~17:30 レクチャー&ワークショップ 18:00~20:00 意見交換会(ワークショップ結果にもとづくディスカッション) 開催組織 主催 島根大学 教育・学生支援機構 教育開発センター 共催 山陰地域ソーシャルラーニングセンター、山陰地区FD連絡協議会 担当 岩瀬峰代 島根大学 教育開発センター 准教授 miwase@soc.shimane‒u.ac.jp 講師 田原 敬一郎 公益財団法人未来工学研究所 主任研究員 吉澤 剛 大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学教室 准教授 目的 大学を取り巻く外部環境としての政策動向を理解した上で、大学が地域社会において今後どのような役割を果たし ていけばよいか、具体的な取組や評価のあり方を考えていく際の足掛かりとする。 概要と期待される成果 創造的な対話手法を用いたワークショップを行い、大学が目指すべき理想的な状況と問題状況について共有する。 Q方法論と呼ばれる統計分析をあわせて用いることで、具体的な取組や各教員の役割等を考えていくための基礎を 形成する。 ワークショップの結果は、たとえば、国立大学法人の中期目標・中期計画の策定・見直しの際の参照情報として、 また、大学としての実績を証明する際、取組のマネジメントを行っていく際の説得力のある評価指標づくりの基礎 情報として利用可能である。 コーススケジュール 開始時間 トピック 内容 14:00 オープニング 開会の挨拶、講師紹介 14:05‒14:30 レクチャー 科学政策、大学政策の動向 14:30‒17:30 ワークショップ 地域における大学の役割と課題の明確化 17:30 移動 18:00 意見交換会 ワークショップ結果にもとづくディスカッション ワークショップの内容 ワークショップ 詳細 以下のようなプログラムで実施する(予定)。 14:30‒15:30 理想的な状況を考える(グループワークと全体討論) 島根大学憲章を素材に、大学が目指すべき理想な姿を具体化して考える。 (15:30‒15:40 休憩) 15:40‒16:50 問題状況を共有する(グループワークと全体討論) 理想状況を阻害する現状の問題や壁を洗い出し、整理する。 地域における大学の 役割と課題の明確化 (16:50‒17:00 休憩) 17:00‒17:30 「価値観」を明らかにする(解説と個人作業) Q方法論に基づき、理想状況に対して各人が「どのような価値観を持っているのか」を 明らかにする。 18:00‒ 意見交換会 ワークショップの分析結果について発表し、自由に意見交換を行う。最後に、理想状況 を実現するために各人がどのように貢献しうるか、今回の結果をどのように利用できるか について考える。 講師紹介 田原 敬一郎 公益財団法人未来工学研究所 政策調査分析センター 主任研究員 <プロフィール> 早稲田大学大学院創造理工学研究科経営システム工学専攻博士後期課程単位取得退学(2013年)。中央大学大学院総 合政策研究科博士前期課程を修了後、民間非営利シンクタンクにて科学技術が関わる政策問題を対象に実践的な政 策研究を行ってきた。社会人大学院生となった 2010年以降、学部時代から取り組んできた参加型政策分析の方法論 研究をさらに進めるべく、システム論をベースとした組織学習のための方法論やそこで用いる対話方法の研究、実 践も行っている。 東京大学大学院総合文化研究科客員准教授、内閣府総合科学技術会議評価専門調査会検討WG委員、科学技術振興機 構科学コミュニケーションセンターアソシエイトフェロー等を歴任。 ライフワークは、政策科学を日本で普及させること。また、社会問題の解決に向けた活動を行いたいと考えている 研究者や実務家を応援する「つくる、つながる、つかう」プロジェクト(通称三つ部)を立ち上げ、活動している。 <主な業績> 公共政策学,山下晋司編『公共人類学』,東京大学出版会,2014.(単著) 「科学を評価する」を問う─特集にあたって, 科学技術社会論研究, 10, pp.9‒14, 2013.(共著) 科学技術政策の現在─特集にあたって, 科学技術社会論研究, 8, pp.15‒18, 2011.(共著) 吉澤 剛 大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学教室 准教授 <プロフィール> 1996年慶應義塾大学理工学部物理学科卒業後、1999年東京大学大学院総合文化研究科(科学史)修了。民間シン クタンクに2年半勤務した後、2002年よりイギリスサセックス大学にて科学技術政策を研究。2008年にPhD(科学 技術政策)を取得し、東京大学公共政策大学院・科学技術と公共政策研究ユニット(SciTePP)に加わる。2011年 より現職。2007年よりNPO市民科学研究室の理事も務める。 専門はテクノロジーアセスメント、知識政策など。知識を社会的・公共的価値につなげる方法論やマネジメント、 制度の研究と実践に広く携わっている。 <最近の業績> ・科学における不定性の類型論: リスク論からの回帰,科学技術社会論研究 (11), 9‒30, 2015‒03 ・医療情報の利用に関する政策の20年,医学のあゆみ 251(3), 213‒218, 2014‒10‒18 ・日本の未来の担い方,研究技術計画 28(2), 153‒162, 2014‒02‒24 島根大学第1回FDセミナーチラシはこちらから お申し込み・問い合わせ先 参加費 2000円(ワークショップ中の飲食費) 申込締切 5月17日(日)23:00 申し込みフォーム http://www.leaf.shimane‒u.ac.jp/enquete/no/2015‒fd‒1 問い合わせ先 島根大学学務課全学共通教育担当グループ 電話:0852‒32‒6053
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