「おなまえスタンプ おむつポン」の開発に ネットでたのめる射出成形を活用

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シヤチハタ株式会社
「おなまえスタンプ おむつポン」の開発に
ネットでたのめる射出成形を活用
自信と確信をより強く持てる
設計プロセスを実現
同社では、
「おなまえスタンプ おむつポン」のプロジェクトが
実質的に開始されてから、約1年半後に上市しましたが、
この
スピードにProtomoldも貢献しています。
「現在のモノづくりの現場ではスピードが求められています。
課題
■ インキに対する耐溶剤性を持つ材料での試作を短時間で実施
納品スピードの重要性はもちろんですが、その前に見積りの
■ 高い品質を維持しながら開発全体の業務を効率化
スピードも重要なのです」
と太田氏は述べています。
■ 自信と確信をより強く持てる設計プロセスを実現
従来では、射出成形による加工を依頼すると、見積りの確認
まで1週間以上かかることも珍しくはありませんでした。
ところが、
■ 任意の材料が選択でき、
かつ短時間で試作できるProtomoldの活用
解決
■ すぐに成形性が分かる見積りと技術的な回答もすぐ得られるサービス
■ 短納期かつ安価な金型の活用により量産検討をフロントロード
シヤチハタ株式会社
商品企画・開発部 副部長
太田 剛俊 氏
ないでしょう。
しかし、同社が展開するのは今や事務用品の枠を
超え、
今回ご紹介する
「おなまえスタンプ おむつポン」
のように、
私た
ちが日常生活の中で使う製品にまで広がってきています。
その開発
にはインキを使う同社ならではの要件があり、ハードの設計にも
貢献しているのがネットでたのめる射出成形
「Protomold」
です。
三矢 貴幸 氏
User’s Profile
シヤチハタ株式会社
シヤチハタ株式会社は、
スタンプ台をはじめとする捺印具や筆記具
を多数展開し、
その製品群は企業の風景の一部と言っても過言では
シヤチハタ株式会社
商品企画・開発部 開発1課 主任
http://www.shachihata.co.jp/
シヤチハタ株式会社は、スタンプ台、インキ浸透印のXスタ
ンパーをはじめとする多種多様な捺印具、筆記具を開発し
ています。現在は、業務で使用する事務用の製品にとどま
らず、印鑑のパーツの着せ替えが可能な「ネーム9着せ替え
パーツ」など個人が自分用にカスタマイズができる製品、
ケズリキャップをはじめとする学童向けの製品などコン
シューマー層を意識した商品の展開も積極的に行ってい
ます。
プロトラブズの見積りシステムProtoQuoteでは、
ユーザーが3D
CADのデータをアップロードしてから平均3時間で、Web上で
インタラクティブに成形性も確認できる見積りがユーザーの手に
届きます。
「このようなスピードこそ、現在の設計の現場が求める
ものです」
と太田氏は続けます。
「おなまえスタンプ おむつポン」は、水に
滲まない速乾性の油性インキを使用し、
でこぼこした表面への安定した捺印を
実現し、大量のおむつへの名前書きから
の解放を実現している。印面はハガキか
ネットで注文し、イラストも使用できる。
Web上での見積りにとどまらず、
カスタマーサービス担当者と
ダイレクトに技術的な確認ができることもプロトラブズのサービ
量産への準備が開始された段階になって、製造上の問題がわか
スの特長です。
「一般的な金型メーカーさんであれば、
こちらは、
ると、設計変更を余儀なくされます。
「 Protomoldを活用するこ
まず営業さんと話をして、
その営業さんが金型の設計者に確認を
とで、量産を意識した検討を合わせて進めていくことができます。
するという流れですが、
プロトラブズの場合は、技術者と直接やり
そのため、量産の検討に入った段階での手戻りが減りました。
とりできます」
と、商品企画・開発部 開発1課 主任の三矢貴幸氏
その意味でも、Protomoldを活用したプロセスは開発プロセス
は現場ならではのメリットを語ります。
ユーザーは見積り受領後
全体に効果があるものではないかと考えています」
と太田氏は、
にプロトラブズから確認の電話を受けますが、電話越しでも、
その効果を語ります。
Web上で3Dデータを介しての会話なので誤解がありません。
設計部門のみがメリットを享受するのではなく、開発プロセス
インキを扱う製品の要件を考慮しながら
迅速な試作を実現
一つ一つ名前を書いていました。
そのような手間を解消したいと
同社でProtomoldを活用する環境は、
新規製品の開発において、
全体にも効果が認められるプロトラブズのサービスは、
迅速な商品
いう母親たちの声をもとに生まれたのがこの製品です。
その仕様固めをしている現場です。そのため、設計コンセプトの
展開と高品質を両立させなければならないメーカーにとって、
紙おむつの場合、
実際の素材は
「紙」
ではなくPPベースのプラス
検討から適切なものに絞り込むプロセスのスピードは重要です。
活用の意義を高めるメリットと言えるのではないでしょうか。
シヤチハタ株式会社では、
約15年前から3D CADによる設計を
チックです。紙おむつへのスタンプに最適化されたインキを使用
Protomoldは、
このサイクルを迅速に回すことに貢献していると
推進し、
設計業務の効率化をはかっている他、
3Dプリンターの活用
する必要があり、
スタンプ台のパッドに塗布して使用します。
その
言えます。
にも早くから取り組んでいます。
それにも関わらず、
短納期射出成形
スタンプ台にはインキが反応しない耐溶剤性を持つ材料を使う
「設計したものを迅速に確認・検証することができるように
を同社が活用するのには大きなわけがありました。
それがインキ
ことが必要です。
さらにはキャップとスタンプ台にはインキが乾か
なりました。そのため、私たちの設計の現場も従来以上に、
自信
です。
「試作においても、
素材が耐溶剤性を持っている必要がありま
ないような気密性や、長期間使用するための経時保存性も考慮
や確信をもって設計を進めることができるようになりました。
この
すし、
経時変化、
気密性など様々な要件を満たしている必要があり
する必要があります。
ような心理的なメリットも大きなものだと考えています」
と太田
ます。
短納期での試作を実現しながら、
材料選定、
試作評価、
設計
現在の3Dプリンターでは、材料の選択肢が限られ、
このような
氏は、
その利点を述べています。
検証できる、
という要件を満たすことができたのがProtomoldなの
クリティカルなパーツの試作には適用が難しいのが現状です。
です」
と、
商品企画・開発部 副部長の太田剛俊氏は述べています。
その厳しい要求に応えることができるサービスが短納期射出
「おなまえスタンプ おむつポン」
は、
おむつに名前を押すという
成形Protomoldでした。
その利便性を評価したシヤチハタでは、
Protomoldは、
設計業務という一部門の効率化だけではなく、
ニーズに応えて開発されました。保育所に乳幼児を預ける際に
現在、
「おなまえスタンプ おむつポン」
にとどまらず、数多くの製品
開発プロセス全体の効率化にも寄与しています。それは、量産
おむつを持参する場合があり、従来は油性の筆記具を使用して
開発に同サービスを活用しています。
を意識した試作ができるからです。商品としての仕様が固まり、
高い品質を維持しながら開発全体を効率化
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