平成15年度厚生労働科学研究費補助金（子ども家庭総合研究事業） 分担研究「出産を可能にする環境整備に関する研究」 文献にみる10代出産女性の実態と支援の動向 村山陵子 鈴木幸子 東京大学大学院医学系研究科 埼玉県立大学保健医療福祉学部 「その他」とし、症例報告、活動報告、 1．はじめに 女性の結婚年齢の上昇や高学歴化、 総説（解説〉、記事、会議録をおおよそ 就業者の増加によって出産年齢は高齢 の分類とした。 化している。一方では性行動の活発化 から10代の妊娠や人工妊娠中絶は常 ＊データベースで検索した文献は 2002年までであるが、2003年の に問題として取り上げられてきたテー 意）ので手に入ったものも含めた。 マである。従来から10代の妊娠を防 支援する方策を検討するにあたり最近 3 結果および考察 1）「調査研究」の文献の傾向 対象文献数は41件。掲載雑誌は の10代女性の妊娠・出産に関する文 「思春期学j l9件、「母性衛生」7 献から実態や対策を把握するとともに 件と多く、その他の雑誌はすべて1 研究や調査の視点のあてかた、10代の 件づつであった。年代別に件数をみ 妊娠のとらえかたについて検討する。 ると1996年4件、1997年3件、1998 年4件、1999年5件、2000年5件、 2． 研究方法 2001年5件、2002年14件と、2002 1）文献検索 年に急激に「若年妊娠」「若年出産」 データベースは医学中央雑誌1996 年∼2002年を使用し、Keywordsは「若 をテーマとした文献が増加している 止する方策は検討されてきた。今回は 増加している10代で出産する女性を （図参照）。 調査内容の時期は妊娠期・分娩期 に焦点があたっているもの18件、産 褥・育児期まで含んで焦点をあてて いるもの11件、思春期に焦点があた 年妊娠」「若年出産」「未成年者妊娠」 を用いて検索した。 2）文献整理方法 （1）調査研究 掲載雑誌の種類、および「原著論文」 「会議録」という掲載方法に依らず、 っているもの12件という内訳とな った。 内容として目的、対象、方法がほぼ明 らかであるものを「調査研究」とした 周産期に焦点が当たっている文 献では、妊娠中の問題点の把握 （2）その他 9）10）13）14）17）20）22）24）38）39）41）、妊娠の結末 上記「調査研究」以外の文献はすべて 1）5）、臨床的検討2）18）19）40）などを、資 一323一 料調査、質問紙調査で比較検討した 動のあり方も含めて思春期教育の方 り、面接調査により具体的な問題点 向性につき検討している。 把握を試みたりする報告が多い。 若年妊婦の心理面に着目した文 献は1996年、1997年の坂井らの文 2〉「その他」の文献の傾向 献がある4）6）7）。適応評価表、S D S、 た文献数は100件。掲載雑誌は「思 TEGなどを用いて心理的特性を把 春期学」20件、「母性衛生」（地方別 握するという目的の研究である．そ も含む）15件、周産期医学10件な の後心理尺度を用いる研究は、2002 年の河野ら32）のGHQ、自尊感情、 どが多く、産科婦人科治療6件、産 婦人科の世界3件、産婦人科の実際 対児感情尺度を用いたもののみであ 3件、などとなっている。どれも特 った。1999年以降は、研究方法に面 集を組んでいたり、シンポジウムの 接調査を用いるものが増え、町浦の テーマとなっている中で解説してい 半構成的面接法による調査11）をは るものが多い。また小児科分野の雑 じめとし、個々の事例を丁寧に分析 誌（「小児内科」「小児看護」「小児保 することで、若年妊婦の体験そのも 健研究」「日本新生児学会」など）に のを浮き彫りにしたり、具体的な支 は合わせて8件の掲載があった。 援方法、援助のあり方に言及してい また、育児期の支援のあり方まで を具体的に調査した研究は少ない。 年代別に件数をみると1996年5 件、1997年7件、1998年12件、 1999年12件、2000年23件、2001 年13件、2002年25件と、2000年 近藤ら23）は育児の実態と希望する に急激に「若年妊娠」「若年出産」を 育児支援の調査をしている。また平 テーマとした文献が増加している る文献が増加してくる22）23）29）41）。 尾ら29）は養育行動とソーシャルサ 「その他」の文献として対象とし （図参照）。 ポートとの関連といった視点から支 学会や専門雑誌などがテ…マと 援のありかたを提言しているが、い するものは、その年の注目を浴びて ずれの文献も2002年のもので、そ いるもの、読者や参加者の関心の高 れまで育児期について焦点をあてた いものであると思われる。そこで特 調査研究の報告がみられなかった。 集やシンポジウムが組まれている年 思春期に焦点があたっているも のでは、若年妊娠の実態数の推移 代と掲載数をみると、やはり2000 年に急に増加している。しかもとり あげる学会が多岐にわたることは、 3）8）34〉、若年妊娠の要因（意識調査含 む〉15）16）25）31）35）36）37）、具体的な対策 注目すべきであろう（表参照）。 のあり方を国際的な比較などにまで 「その他」の対象とした文献は、 言及している文献もある28）30）。また 前述したように総説（解説）が多い 宮城ら33）は施設助産師としての活 （45件）が症例報告も多い（39件）。 一324一 また当然ながら焦点のあたっている 3）文献にみる支援・取り組みの動 時期は特定できないものが多いが、 向 「内容のねらい」としていえるのは、 多くの文献のなかで、10代女性の妊 ①概論として現状、一般的な問題点、 娠・分娩における産科学的特徴や社会 管理のあり方などを解説するもの 的特徴が統計や診療録情報などから見 （35件）、②複数の事例情報を検討 出され、その要因について一般的な緒 して共通する問題点などを明らかに 言を述べたり、また実際の事例からそ しようとするもの（23件）、③1ま れらを裏付ける情報を紹介する、とい たは数事例を深く考察し、実際の看 った内容の展開をしている。したがっ 護援助の評価を行ったり、援助のあ て、そのような内容の文献にみられる りかたを考察するもの（31件）、に 支援や取り組みの実際は、産科学的な 大別できると思われた。年代別にみ 異常に結びつかないように、社会的な ると1996年①3件3）97）98）、②③なし． 側面も含めた問題点に対しどのように 1997年①2件4）5）、②3件6）75）76）、③ 援助すべきか、というものが主流であ 1件7）．1998年①3件H）12）96）、②3 る。 件9）74）77）、③5件8）1・）68）82）87）．1999 いくつかの問題点とその援助につい 年①5件15）・6）17）18）84）、②1件86）、③6 て、内容例をあげる。 件13）14）19）67）81）88）．2000年①8件 A．若生妊婦，は初診時期が遅いケー 25）28）32）63）64）93）99）…）、②8件 2・）26）27）29）31）79）89）94）、③6件2・）22）23）3・） スが多く、そのため望壼ない妊娠を継 65）66）．2001年①5件33）34）38）39）42）、② 続せざるを得ない 1件37）、③6件35）4・）4・）43）83）．2002 この点への支援・援助のあり方とし 年①8件44）45）46）47）49）5・）51）54）、②7件 ては、大きくふたつに分けられ、ひと 53）59）72）8・）85）9・）91）、③7件55〉56）57）58） つは個別にかかわり母性意識の発達を 70）71）92）。特に年代別に内容のねらい 促し、妊娠を受け止め（本人、家族〉 セルフケアできるように援助していく に傾向は見出せなかった。 ことが大切であるというもの。もうひ とつは望まない妊娠を防ぐ必要があり、 件E≡一調査研究講二その他三■ 50 などを提示したりするものである。 40 初診時期を早くするための具体的な 30 支援としては、まずは性教育をしっか 、〆詩 20 10 そのための教育方法や防ぐための対策 ．−” 馨重箋≦士。、．芝 0 りと行い、性交と妊娠、避妊について の知識の普及、そのための学校や家庭 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 図文献掲載数（年代別） 年 との協力、相談窓口の開設、というよ うな教育や組織、行政への提言を含ん 一325一 C。10代女性の妊娠は望まない妊娠 だ文献がみられた．（調査研究文献 34，37，38、その他文献7，37，59，72，84）． であることが多く、したがって．△工妊 妊娠を継続していく際の援助につい 娠中絶に至るケースが多い（しかも繰 ては、以下B．Dにも共通する。 り返立竺一スもあ登1 この問題点には、具体的に人工妊娠 B．妊娠期の異常を起こす確率が高 中絶を選択するまで、また中絶後の医 い。その要因としては知識不足、妊娠 療者の関わり方（自己決定を促す、ま 中の管理ができな塾．（妊婦健診を受け た中絶後の心理面への配慮など）、避妊 ない、母親学級などに参加しない）な 方法の理解を徹底するべき、といった どがあげられる 内容の文献がほとんどである（調査研 この点は、妊娠中の医療者の関わり 究文献25，26，27，31、その他文献29， 方に、支援・援助のあり方を重ねて述 34，51）。 べているものが多い。つまり、受け持 ち制として個別に相談に応じたり、背 D．妊娠した．10代女性は、．学業途 景をよく理解してキーパーソンを早く 中、未婚、夫も学業途中、産まれる子 見出す、地域やケースワーカーなどと どもの養育が困難、不可能、という社 連携をとるなど。また、対応する医療 会堕環境に問題のあるケニスが多い 者（特に医師）が10代妊娠者への偏見 これについても医療者の関わり方と をもっていたり、否定するような対応 して、本人の背景をよく知り、自己決 を慎むべきという心構えをあえて述べ 定を促すための援助をどのようにして る文献もあり、援助のあり方として重 いったか、といった事例紹介が多い。 要と考える。 また、他職種や地域とのネットワーク なぜ、妊婦健診を受けない、母親学 の必要性を結論のなかで述べ、ネット 級などに参加しないといったことが起 ワーク図を示す文献もある（調査研究 こるのか、という点は、事例の報告や 文献19，33、その他文献31，40，53，55， 面接調査などから妊婦の気持ちを掘り 60，68，75，87，90，95）。妊娠したら学業 起こしている文献がいくつかみられ は中断する事実が多い、という日本の （調査研究文献ll，17，24，33、その他 現状に対し海外の状況を紹介する文献 文献62，91）そこから読み取ることが もある。 大切であろう。例として、妊婦同士の 養育の問題については養子縁組の相 サポートネットワークの提供、ピア・ 談を受ける組織からの報告（その他文 カウンセリングの導入、両親学級内容 献26、94）や「養子と里親を考える会」 を個別に指導する（保健指導の充実）、 の報告（その他文献30）などもみられ なども、具体的な援助方法のひとつで る。育児に困難であることに着目した あろう。 文献がそもそも少なかったが、中でも 援助まで言及しているものでは、養育 一326一 に親と同居し援助を受ける、もしくは 性がいかなる困難を抱えているかとい 実家の近くに住むケースが10代分娩 う内容にとどまる文献が大多数である。 には多い（調査研究文献29）。育児参 その中で、上述したAからDの問題 加には親の考え方が影響している（調 点の支援策とも共通するであろうが、 査研究文献13）。妊娠中から親も巻き 10代妊婦が体験している「孤立感」を 込み養育について考えておくべき（調 緩和する援助が重要であることが、い 査研究文献22）．出産を望んだケース くつかの文献より判読できると考える では親がキーパーソンだった（その他 （調査研究文献5，11，17，22，24，33、そ 文献81）。このように、家族のなかで の他文献23，29，41，43，47，53，62，88， も特に育児期は親を巻き込む必要性に 91，94）。また、「積極的に産もうとして ついて述べていた。さらに希望する支 いる10代を支援する」という姿勢で具 援を質問紙で調査したものでは（調査 体的支援・援助に言及した文献は非常 研究文献23）、育児手当増額、有給休 に少ないが、野末は（その他文献31） 業制度、出産費用補助など具体的にあ 「未婚妊婦サポートシステムが公共的 げられた。 サービスとして考えられる」と述べ、 また前川も（その他文献33）「10代の E．妊娠』た10代女性で、出産し 妊娠・出産に対する子育て支援」とい ようとしてΩるム上ひとり親で．も育て う小タイトル中で、「対応するスタッフ よう．とするケースがふえつつある． がせめてポジティブにとらえ、サポー これは問題点ではない。妊娠しよう トしようという心がけをもつこと，1、合 と思い、もしくは妊娠した場合は産も 阪は（その他文献48）「正しい性に対 うと考えていて妊娠するケースがある、 する知識の普及が第一だが、望まずし もしくは増えつつあるという文献であ て母となった患者に対する総合的なケ る（調査研究文献5，36、その他文献 アが最も大切」と具体的な支援のあり 26，43，63，70，94）。これらの事実は、従 方を提案している。厳密に区別できる 来の「問題点を引き起こさないように わけではないが、それらの論調の視点 どのように管理したり教育したりする は「10代の妊娠した女性も20歳以上 か」という視点ではないアプローチが の女性と同様に、妊娠・分娩・産褥・育 必要であると思われる。 児期の支援を受けてしかるべき。しか 文献の整理をしたところ、わが国で は、10代女性の妊娠は「問題である」 しハイリスクであることは事実であり、 特別な配慮、システムが必要ではない 「ハイリスクである」という認識から か」、「むしろ10代の産みたい女性、産 出発しているというのが現状であるよ もうとしている女性ほど支援が必要で うだ。したがって、積極的に産もうと ある」というものではないだろうか。 している10代がいるという事実を報 告する、もしくは産もうとする10代女 一327一一 表．文献にみる若年妊娠・出産の特集テーマ 1． ど 雑誌名 発表形態、タイトルなど 或年 掲載年 1996（1件） 1件） 産婦人科の世界 出産年齢をめぐる話題 特集 出2 1997（3件） 3件） 特集 思辱 小児内科 思春期の医療一基礎と進歩1 思春期学 パネルティスカッション パネルデ の事例から検討され る生と性へ る生と性へのアプローチについて 母親へのエモーショナルサホ㌧ト 特集 母茉 Neon＆talCare 1998（3件） 3件） 思春期学 パネルティスカッション パネルデ 由により人工妊娠中 絶を行えな 絶を行えない10代妊娠への対応について、当院における10代妊 院における10代妊 娠の一症例 娠の一症例一その経過と結末一 シンポジ・ 代 母性衛生 シンポジウム産婦人科医からみた十代 特集 思署 産科婦人科治療 思春期のヘルスケア 1999（2件） 2件） 特集 思昇 の視点から 思春期学 思春期の性を考える：ゲローパルの視点から パネルデ’ っみた思春期 パネルティスカッション 衛生統計からみた思春期 2000（8件） 8件） 治療 特集 総ノ 総合的な女性の健康をめざして c OBIGYN長期診療のヒ。ットフォールーその予防と対策一 その予防と対策一 産婦人科の実際 特集 OB 特集 セ ヘルスカウンセ ヘルスカウンセリ セクシュアリティとかかわるヘルスカウンセ ング リング 思春期学 ワークシ 若年妊娠の支援対策霞 周産期医学 特集 周雇 周産期の母子保健指導母性編 産婦人科の世界 Plll解禁余聞 特集 Pil シンポジ「 交育の現在と性教 STD・A I D Sの教育の現在と性教 教育医学 育の改善 2001（2件） 2件） 産科婦人科治療 特集 思ギ 思春期をめぐる諸問題 周産期医学 芝援 特集 周雇 周産期の社会的リスクとその支援 看護 シンポジー レス／ライツ1そ リプロダクティブヘルス／ライツ の役割を調 の役割を担う看護職 2002（8件） 8件） 産婦人科治療 特集 こオ これからの思春期ケア 特集 こオ これからの周産期医療 周産期医学 特集 周逆 周産期とこころのケア 特集 若壬 若年者のante−pregnalltcare 特集 健禾 母性医療・保健の 健やか親子21と周産期医学母性医療・保健の 立場から 産婦人科の世界 カレントノ カレントインフォメーション 母性衛生 シンポジー 年齢 若年・高齢 Quality Nursin9 特集 若ギ ：おけるネットワ 若者の性を考える：北九州市におけるネットワ ークづく 一328一 ∼霊 ∼探 壕騒 蝦ぐR 蝶渥 蝦ぐR †6 ｝ QP駆ま鯉 oりOD…因7膿 塀三］ 訳δミ為 辺 3躇麗 ∼盟 M 田 似 胸．探 睡霊懸 （Ω 壕鞭極6⊃ 蝦魍似Z囮 騰慧 喩M聴 隻U麺 → 脚（、欄 騒まノ液 丹函卜b ゆ 緩1道 Z萎U閥1旨 冥3騒 ドノ環鍾ヨヨρ 則喩剥 厘弊脚 e簑潔 沸怠理如＃ 湛批＃並9 萎塁UQり槍 Qゆ廻。訳 探鯉e 聖畏聖 辮厘e訳P 臨牽e暇潔 鞍申脳 覇饗 壕辺⑳9・⑩ 蜘謎槍訳IN 細融漣 十留ゆ曝寸M 舗．蝋 犀鯉蕉 麺鯉遡 1灘 蝦モ｝． 閥壕資。 皐蝦翼翼 世．∩∩ ‡粗3侭食 継灘 認惹 遡園 」∪型 旭認 亟e 留M 姻捉 担圃（ゆ 掴 ‡翼型 馨瀧楡 灘雛 酵面岩醤 湘呂閥二園 似 ぐ里 ぐ匪 ”1旧 ‡細 瞳 悩oo・ 躍掛藩 爬 世RO≡云 ODOり製 o で で ロコ、 マー均M 遡→x機 諾馨 降のN 雇●國 でで唄寸 撃ヨ燐ゆ 曇馨灘 e 幽駅 懸細宙 縄釧脚 ぐ灯幽璽 煕櫃潔 担6q 坦K 財oり 廻あ 望に 罧あ 麺守 罧孚 塑6 密α） 田委で 躍あ 遡守 鵬で 照」→梱磐 ｛咀．ヨ． 田逓阻剛 尽 世 種d 採z o σ》 攣吟 興樋9 蔭 魍 M 蝉 ヤーH ‡抑 o ① 窪 9 で N 拠略 ．橿 博 置ロK偲 誰累 もK 田．璋鮒 縣．謡鑓任 瑚序川む鰹 鎌1姻K埠振 ．セ馴 酬坦璽 煮．皿 細韓． ヨ食1 ギ︸○で 燃 卜bb ね輿 似世 △ 樋聖 e曝 蝉e 蝦即 とり 十暇 ．細 捉鵬︵ 暑匪 粁勾 茉槍 田コで ゆ畑 工）驕 穐糎 u昧 咲e 餐壕 ‡翼蝦 ．禦．葦糊o ．鯉贈旧型．罧 避里．塑避津 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