生活リハビリ講座

2016 年もやります!
生活リハビリ講座
はじめに
認知症ケアの専門家を養成しようとしています。でもそれは介護職に精神医学の知識を与え対人関
係技術をマスターさせようとするに過ぎません。ほんとうの認知症ケアのプロは、むしろ本来の「介
護」を深めることにあるはずです。日常の介護を、介護の本質である「媒体としての介護」にするこ
と、つまり、私たちが「考える杖」になることで老人が主体として登場することができるからです。
介護に新しい知識や技術を付け加えるのではなく、介護だからこそできることを深めていくという、
ホントの認知症ケアを提案します。
介護 42 年め
生活とリハビリ研究所 三好春樹
● 日程
① 2016 年5月7日(土)
② 2016 年6月4日(土)
③ 2016 年7月9日(土)
④ 2016 年9月3日(土)
⑤ 2016 年 10 月 8 日(土) ⑥ 2016 年 11 月 12 日(土)
● 時間 10:30~15:45
●プログラム
①介護の専門性と認知症ケア
認知症こそ、医療や心理でなく介護が担うべき中心的職種です。化学物質(薬)
や特別な対人関係技術でなく、生活をとおして人生に関わるケアの力で認知症
が落ち着くのです。<個別テキスト>「生活障害論」
②介護による新しい分類と対応法
脳で分類する医学と違って、介護はその人の生活で分類し対応法を考えていき
ます。タイプによって関わり方は大きく違います。画一的に認知症論にサヨナ
ラを。<個別テキスト>「マンガ版②」
●会 場
林野会館
東京都文京区大塚 3-28-7
地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅より
徒歩 10 分)
③行動・心理症状の分析と対応法
BPSDという表現では全てD=認知症に因るものと考えてしまいます。でも
行動・心理症状は①日常生活の中②人間関係の中、そして③人生の中に原因、
誘因があるのです。具体的ケースをとおして分析しケア方針を立てていきます。
<個別テキスト>「マンガ版①」
④認知症ケアの七原則
これまで介護現場が積み上げてきた体験から「七原則」を提案します。これは
認知症老人が落ち着くための原則であると共に、認知症に追い込まないための
原則です。いわば老人介護の基本です。<個別テキスト>「マンガ版③」
● 受講料
全6回受講 24,000 円
前期3回
13,000 円
後期3回
13,000 円
各回
5,000 円
※税込価格です。
⑤生活づくりの認知症ケア
医療や対人関係技術法に最も欠けているのはこの生活づくりという視点です。
食事、排泄、入浴という日常生活をちゃんと作り出せば、薬も特別な関わり方
も不要になるはずです。特に排泄ケアこそが最大のポイント。
<個別テキスト>「認知症介護」
⑥関係づくりの認知症ケア
関係づくりといっても、介護職がやさしく関わりなさいといったことではあり
ません。認知症老人が求めている関係を把握し、仲間や“母”を作り出してい
く創造力のケアです。<個別テキスト>「関係障害論」
●1講座受講で【認知症ケア専門士:3単位】が取得でき
ます。全講座で18ポイント! この機会にぜひ!
● 申し込み
ブリコラージュ編集部
(七七舎)
東京都豊島区池袋 2-26-3
パープルクラウド1階
TEL 0120-861-863
FAX 03-5911-0771
[email protected]