和県医発第427号 平成27年6月26日 郡市医師会長 県 役 員 殿 県 代 議 員 和歌山県医師会長 寺 下 浩 彰 公印 省略 第1回理事会(H27.6.25)報告 訃 和歌山市医師会 角谷 昭一 先生 6月21日ご逝去 享年87歳 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 ◎会長挨拶 ・当選証書 ・事務局職員辞令交付(7 月 1 日付) 係長 新家 康伸、係長 黒田 武郎、主任 門脇 彰子 ・業務分担(別紙) ・各種委員会(別紙) 司 会 上林理事 出 席 者 寺下会長、田村、山田副会長、上林、坂本、横田、平石、榎本、中谷、西口理事、丸笹、 家田監事 (西岡理事は、和歌山県在宅医療連携拠点事業報告会、木下理事は社会保険医療担当者 の個別指導立会いのため欠席) [協議事項] 1.中東呼吸器症候群(MERS)に関する資料の件 日本医師会感染症危機管理対策室長より標記について通知があった。 現在の韓国における中東呼吸器症候群(MERS)の流行状況を踏まえ、今般、リーフレットを 作成した。本資料は電子媒体として、本会ホームページに掲載するので活用ください。 なお、本資料は、今後の流行状況に応じて内容を改編する場合があり、その際はあらためて連絡 申し上げるとともに、同様に本会ホームページに掲載する。 また、MERS患者への医療機関の対応については、厚生労働省ホームページに「中東呼吸器症 候群(MERS)に関するQ&A」として掲載しており、逐次情報を更新しているので、参照いた だきたい。 ・日本医師会 MERSリーフレット掲載URL http://www.med.or.jp/jma/kansen/mers/003687.html ・厚生労働省 中東呼吸器症候群(MERS)に関するQ&A掲載URL http:///www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers_qa.html 本会で本リーフレットを印刷し、郡市医師会を通じて会員に配布いただく。 2.県医師会学校医部会会長、副会長、委員の委嘱の件 和歌山県医師会学校医部会規約により、寺下県医師会長より部会長として、木下理事、副部会長 に西岡理事を委嘱したい旨の説明があり了承された。 1 3.秋の睡眠健康週間「すいみんの日」市民公開講座への後援名義使用依頼の件 9/5(土)14:00 和歌山県立医科大学講堂で開催される。 和歌山県立医科大学精神医学教室 篠崎 和弘教授より、標記市民公開講座開催に伴う後援依頼 があり、了承した。 4.和歌山県在宅医療体制検討委員会委員への就任及び第1回和歌山県在宅医療体制検討委員会開催 の件 7/9(木)16:00 県民文化会館 4 階中会議室で開催される。 寺下会長が出席する。 5.地域医療介護総合確保基金を活用した事業に係る事業提案の件 和歌山県福祉保健部健康局医務課長より標記について通知があった。 医療・介護サービス提供体制改革のための新たな財政支援制度として、 「地域医療介護総合確保 基金」が創設され、本県においても、各関係団体の皆様の意見をいただきながら、当該基金を活用 した事業を平成 26 年度から実施している。 ついては、本基金を活用した平成 28 年度の事業計画に当たり、貴会としての事業提案があれば 提出いただきたい。 (1)対象事業 [1]病床の機能分化・連携のために必要な事業 ①医療提供体制の改革に向けた施設・設備の整備 [2]在宅医療・介護サービスの充実のために必要な事業 ①在宅医療を支える体制整備 ②在宅医療(歯科)を推進するために必要な事業 ③在宅医療(薬剤)を推進するために必要な事業 [3]医療従事者等の確保・養成のための事業 ①医師の地域偏在対策のための事業 ②診療科の偏在対策、医科・歯科連携のための事業 ③女性医療従事者支援のための事業 ④看護職員、薬剤師等の確保のための事業 ⑤医療従事者の勤務環境改善のための事業 ※[1] 、 [2] 、 [3]・・・大区分 ① ~ ⑤ ・・・中区分 (2)実施期間 平成 28 年度から開始する事業で、実施期間は 3 年間。 (平成 28 年度単年度実施、平成 28、29 年 度の 2 ヶ年実施、平成 28、29、30 年度の 3 ヶ年実施のいずれか) (3)負担割合(補助率) 従来どおり、調書提出後のヒアリング等により決定する。 6.和歌山県広域予防接種運営協議会開催の件 8/8(土)16:00 海南保健所で開催することを了承した。 7.平成27年度全国高等学校総合体育大会和歌山県実行委員会第3回安全対策専門委員会開催の件 6/26(金)15:00 県自治会館 3 階会議室 304 で開催される。 西岡理事が出席する。 8.県医報あとがきの件 坂本理事より平成 27 年度・平成 28 年度県医報あとがき担当表(案)の提示があり、原案どおり 2 了承した。 9.8月行事予定の件 本会関連の行事を予定した。 [承認事項] 会員異動 [入会] 有田市医師会 生駒 誠 (B・A2) (7/1 付) 新宮市医師会 橋本 眞侍 (A) (7/1 付) [異動] 西牟婁郡医師会 月元 友厚 (県B→B・B) [退会] 海南医師会 生駒 誠 (6/30 付) (B・A2) 有田市宮崎町 6 番地 有田市立病院 (自・文)有田郡湯浅町湯浅 886 新宮市谷王子町 2-4 橋本クリニック 西牟婁郡上富田町市ノ瀬 2504-8 市ノ瀬診療所 (会員区分変更、日医入会) 海草郡紀美野町小畑 198 国保野上厚生総合病院 [報告事項] 1.社会保険医療担当者の個別指導の件(中谷理事) 6/18(木)13:30 近畿厚生局和歌山事務所で開催された。 出席者 近畿厚生局和歌山事務所:大川保険指導医、小橋医療指導監視監査官 県福祉保健部健康局:湯川医療監査専門医、廣谷主査 立会人:県医師会中谷理事、郡市医師会担当理事 当該 2 医療機関についてレセプトと診療録及び関係書類を突合し、社会保険医療について指導が おこなわれた。 2.和歌山県教職員健康審査会の件(木下理事) 6/18(木)14:30 県民文化会館 404 号室で開催された。 出席者 審査会委員長 松本 政信田辺保健所長、審査会委員:上野 半兵衛国保野上厚生総合 病院副院長、早野 泰造和歌浦病院長、本会より木下理事、県教育委員会健康体育課、 学校人事課担当者 出席者 4 人の委員により、4 名の教職員対象者につき審査を行った。 3.第154回和歌山県医師会定例代議員会の件(寺下会長) 6/20(土)16:15 ホテルアバローム紀の国で開催した。 出席者 代議員 33 名(県医師会)寺下会長、田村、山田副会長、上林、坂本、横田、平石、西 岡、榎本、横手、木下、中谷理事、森本、丸笹監事、西口、一瀬新理事、家田新監事、 仲河、森裁定委員 (1)開会 森県医師会代議員会議長 (2)出席確認 3 定数 33 名、全員出席 (3)議事録署名人 15 番 上畑 清文代議員、32 番 坂野 智洋代議員を議長から指名された。 (4)物故会員への黙祷(平成 26 年 4 月 1 日以降、平成 27 年 3 月 31 日まで) 故 半田 和子先生他 15 柱の先生に黙祷を捧げた。 (5)挨拶 寺下 浩彰県医師会長 安倍政権は高い国会内勢力バランスを背景に、積極的な経済運営を推し進めている。その結果、 景気の動向には明るい兆しが見えているようであるが、その行方には少し不安要素も見えている。 そのような中、経済発展を確実なものとするため、医療を産業活動の一つと捉え、日本の経済発 展のけん引役を務めさせようとする動きが益々活発となってきている。先日開催された経済財政 諮問会議での民間委員の発言を見ると医療担当者としては容認できないものが数多くある。その ような意見が平然と活字になることにも驚かされる。単に時代の流れ、世相の変化と受け流すに はあまりにも承服しがたい事柄が多くある。国民の命と健康を守る我々医師が国民に向かって明 確なメッセージを発するべき時が来ているのではないかと思っている。 我が国には世界に誇れる国民皆保険制度というシステムがある。この素晴らしい制度を経済成 長の為に犠牲にするようなことにならないように、平成 25 年に制定された「医師会綱領」を拠 り所に活動をすすめ、次の世代にこの素晴らしい制度を受け継ぎたいと決意を新たにしている。 その他、日本医学会の独立問題、専門医制度の問題、地域包括ケアシステム、地域医療ビジョ ン等々、今後対応して行かなければならない重要な案件が目白押しである。我々、執行部一同全 力で対応していく所存であるので、先生方の倍旧のご支援、ご鞭撻をお願い申し上げる。 本日は、事業報告と、第 1 号議案 平成 26 年度和歌山県医師会歳入歳出決算の件、第 2 号議 案 平成 28 年度和歌山県医師会会費等賦課徴収に関する件、第 3 号議案 和歌山県医師会役員 及び裁定委員選任の件を上程している。ご審議賜り、ご承認いただけるようお願い申し上げる。 (6)平成 26 年度和歌山県医師会事業報告 田村公之県医師会副会長説明 29 番 水本代議員より「10 月 1 日より実施される医療事故調査制度に向けて県医師会の取り 組みのスケジュールについて」の質問があり、山田 和毅県医師会副会長が答弁した。 医療事故調査制度の喫緊の課題として、2 点ある。1 点は医療関係者にこの制度の概要を周知 することと、2 点目は医療事故調査制度のキーになる「支援団体」とこれを総合的に運営を行う 「医療事故等支援団体連絡協議会」の設立である。 医療関係者への制度の説明会は、日本医師会松原副会長にも加わっていただき 8 月 23 日(日) に和歌山JAビルで、8 月 30 日(日)は上富田文化会館ホールで開催予定である。 もう一つは、医療事故等支援団体連絡協議会を立ち上げる前に、準備会を開催し、骨組みをつ くるということで 6 月 17 日(水)に主な関係団体、関係組織の方々に集っていただき、和医大 で話し合いの機会をもたせていただいた。本会からの試案に対しても大旨賛同いただき、支援団 体のリーダーやAi、解剖実施可能機関についても決定し、大きく前進した。 まだ「医療事故等支援センター」の公表や院内事故調査に係る費用、支援団体の運営費、事故 調査に関する関係書類のフォーマットなど残された問題はあるが、8 月頃までに明らかになるも のと思っている。 (7)議事 第 1 号議案 平成 26 年度和歌山県医師会歳入歳出決算の件 平石 英三県医師会理事 説明 歳入総額 240,794,961 円(前期繰越収支差額含む) 歳出総額 205,230,816 円 次年度への繰越 35,564,145 円 森本 悟一県医師会監事より、平成 27 年 5 月 28 日に平成 26 年度和歌山県医師会歳入歳出決 4 算について監査した結果、適正妥当である旨の報告があった。 18 番西岡代議員より「法人改革の中で監査報告の内容が、歳入歳出決算に対して監査だけでな く、実施している事業に対しての監査が必要ではないのか」の質問があり、平石 英三県医師会 理事が答弁した。 本会においても、県総務学事課の方から歳入歳出決算の監査報告だけでなく、事業に対しての 監査報告が必要であるとの指摘を受け、平成 25 年度は事業ならびに会計監査報告を提出した。 また 26 年度も提出するが、平成 27 年 5 月 28 日に森本、丸笹両監事に事業ならびに会計等の 監査を受けた。 代議員会資料の 48 ページにある監査報告書を本日お配りの別紙資料と差し替えていただきた い旨申し上げた。 採決の結果、挙手多数で可決決定した。 第 2 号議案 平成 28 年度和歌山県医師会会費等賦課徴収に関する件 平石 英三県医師会理事 説明 平成 27 年 5 月 20 日付けで、日本医師会長より各郡市医師会に研修医会費減免(無料化)の実 施についての文書が送付されているが、本会においてもそれに伴って日本医師会が申されている とおり、研修医の先生方が医師会員となり、医師会の活動を知ってもらう中で、医師が果たすべ き社会的役割の広さ・大きさを認識されるようになれば、研修終了後も医師会員として医師会活 動へ参画いただければとの思いで、本会理事会に諮り、その結果、平成 28 年度よりC会員をも うけ、会費を免除することといたしたい。 B会員 A・C会員に該当しない会員 年額 20,000円 C会員 医師法に基づく研修医 年額 6,000円 近畿関西医師会連合負担金 A、B、C会員共 年額 2,000円 但し書き 2.C会員は前項のその他の特別の事由を適用し、会費を免除する。 なお、アンダーラインを引いている部分以外は、平成27年度と変わりがない。 なお、平成 27 年度から日本医師会が実施するが、本会では既に平成 27 年度の和歌山県医師会 会費等賦課徴収の件は決まっている関係上、C会員をもうけることができない。そのため、現在 のB会員になっていただき、但し書きの 1 項のその他特別の事由により会費の減免をさせていた だく形で対応いたしたいと考えている。 採決の結果、挙手多数で可決決定した。 第 3 号議案 和歌山県医師会役員および裁定委員の選任の件 寺下 浩彰県医師会長 説明 定款第 31 条第 1 項および第 47 条第 1 項の規定に基づき、現在の役員および裁定委員は、本代 議員会終結のときをもって任期が終了する。 このため、定款第 32 条、第 33 条および第 46 条の規定に基づき、新たな役員および裁定委員 の選任・選定についてお諮りする。 なお、いずれも任期は本日より平成 29 年 6 月に開催予定の定例代議員会終結の時までとなっ ている。 本会定款第 28 条(理事、監事)同じく定款第 45 条第 2 項(裁定委員)並びに定款第 24 条(4) 理事及び監事の選任、定款第 24 条(5)会長及び副会長の候補者選定および定款第 46 条裁定委 員の選任の定めるところにより会長候補者理事 1 名、副会長候補者理事 2 名の選定と、理事候補 者理事 10 名、監事 2 名、裁定委員 11 名の選任を執行した。候補者はいずれも定数以内であり、 本会定款施行細則第 19 条の定めるところにより、 「投票は行わず」それぞれの役員、委員の候補 者が当選人と決定した。 議長より当選人の紹介があった。 5 会長候補者理事 副会長候補者理事 同じく副会長候補者理事 理事候補者理事 寺下 浩彰 君 田村 公之 君 山田 和毅 君 榎本 多津子君 平石 英三 君 西口 孝 君 坂本 健一 君 上林 雄史郎君 監事 家田 勝幸 君 裁定委員 大峰 教二 君 立石 功 君 小西 紀彦 君 吉村 研 君 待井 隆志 君 仲河 純君 私より一同を代表して、挨拶した。 (8)協議 (9)閉会 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 西岡 昭規 君 横田 栄夫 君 木下 智弘 君 一瀬 雅夫 君 中谷 剛 君 丸笹 雄一郎君 豊田 栄一 君 岡 延哉 君 生馬 千明 君 森 庸亮 君 味八木 保雄君 4.近畿地方社会保険医療協議会の件(平石理事) 6/23(火)14:00 近畿厚生局和歌山事務所で開催された。 出席者 (支払側代表)中村、上野、須磨各委員 (診療側代表)市川、白井、平石各委員 (公益代表) 齋藤、高嶋委員 (事務局) 中松所長、細野医療指導監視監査官、塚本医療事務専門官 (1)保険医療機関等の新規指定に関する諮問について 保険医療機関 医 科 新規 1件、新規(所在地変更)2件 歯 科 新規 2件、新規(開設者変更) 1件 新規(所在地変更)1件、新規(組織変更)1件 薬 局 新規 1件 を了承する旨答申することとした。 (2)保険医療機関等の指定更新に関する諮問について 保険医療機関 医科 9件、歯科 2件 を了承する旨答申することとした。 (3)次回開催予定日 7月28日(火)午後2時~ 5.第3回肝疾患認定審査会の件(田村副会長) 6/24(水)14:00 県民文化会館 401 号室で開催された。 出席者 審査委員 2 名、和歌山県福祉保健部健康推進課 3 剤除くインターフェロン:県 1 件、和歌山市 1 件 インターフェロン 3 剤併用:県 0 件、和歌山市 0 件 核酸アナログ :県 25 件、和歌山市 11 件 インターフェロンフリー :県 10 件、和歌山市 8 件 以上、6 月分の審査を行った。 6.郡市医師会理事会報告の件(山田副会長) 有田市医師会報第 429 号、東牟婁郡医師会報第 98 号 日高医師会報 No.346、田辺市医師会だより第 465 号を受理した。 6
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