菊池寛とフランス文学 『真珠夫人』を中心に

柏木隆雄氏「第15回文芸講演会」
昨年上梓されたバルザック「暗黒事件」、「ソーの舞踏会」(ちくま文庫)も好評を博し、
柏木先生はますます活躍されておられます。毎回好評を博しております文芸講演会も15回目
を迎え、今回も放送大学三重学習センターとの共催で、下記のように開催いたします。
一般公開、入場無料です。多数のご来場をお待ちしております。
日時:4月12日(日)午後2時~4時
会場:三重県総合文化センター内、生涯学習センター棟4階中研修室
演題:「菊池寛とフランス文学─『真珠夫人』を中心に─」
講師:柏木隆雄先生(大手前大学学長、日本フランス語フランス文学会会長)
〈講師のひとこと〉
『真珠夫人』はご承知の通り、当時マスコミを騒がせ、先ごろの朝ドラでも評判になった
柳原白蓮がモデル?とされる小説です。菊池寛のエッセンスが詰まるこの小説を、あまり
注目されてこなかったフランス文学の視点から見てみたいと思います。