高度計および音声ビーコン装置の仕様

高度計および音声ビーコン装置の仕様
2015 年 10 月 1 日公開
2015 年 11 月 18 日改訂
種子島ロケットコンテスト レギュレーション WG
高度計
ロ ケ ッ ト の 最 高 到 達 高 度 の 計 測 に は 、米 jolly logic 社 の モ デ ル ロ ケ ッ ト 用 高 度 計
「AltimeterOne」を使用します。旧モデル(classic version)と新モデルとがあります。
下記リンク先に取扱説明書(英語)があります。
http://www.jollylogic.com/products/altimeterone/
仕様
旧モデル
新モデル
寸法(長さ×幅×厚さ)
49×16.3×12 mm
49×18×14.5 mm
質量[1]
6.7 g
9.9 g
センサ
気圧式(分解能 19 bit)
気圧式(分解能 19 bit)
最大測定レンジ
29,500 ft (9,000 m)
29,500 ft (9,000 m)
最小測定高度[3]
50 ft (15 m)
30 ft (9.1 m)
表示精度[4]
1 ft
1 ft
サンプリングレート
20 Hz
25 Hz
[2]
注 1:付属の取付リングを使う場合、追加 0.85 g(0.49 g+0.36 g)
注 2:旧モデルを使用するときは、公平のため約 3 g のおもりを付加する。
注 3:打上げ以外の運動に反応させないための仕様です。
注 4:本大会では影響ありませんが、4 桁表示のため、10,000 ft 以上では精度 10 ft になります。
搭載方法
ロケットのノーズコーンまたは胴体内に収納します。高度計の写真左側の突起の、裏側根
元に空気穴があるので、塞がないように搭載してください。正確な計測のためには、外気
が入るように機体に空気抜き穴(ベントホール)を設けてください。密封されている場合、
ノーズ分離までは機体内圧が高いままなので、高度が低く計測される可能性があります。
搭載方法の例

高度計に穴がついているので、紐をとおして機体とつなぐ。パラシュートの紐でも
よい。付属のリングを使うと着脱しやすい。

スタイロフォームにこの高度計が収まる空洞をくりぬいて入れてもよい。通気性に
注意すること。外形が少し大きい新モデルでも入る寸法にすること。
AltimeterOne(旧モデル)外形
AltimeterOne(新モデル)外形
音声ビーコン装置
高度部門のロケットには、紛失対策として音声または電波のビーコン搭載を義務付けます。
大会側で用意する物は、ビープ音を発生する防犯ブザーです。仕様は下記のとおり。
なお、独自のビーコン装置の使用も認めますが、重量は 56 g 以上であること。軽い場合は
56 g 以上となるよう、おもりを追加すること。
仕様
寸法:長さ 74×幅 38×厚さ 22mm(突起を含めて 29mm)
質量:56 グラム