REPORT 2014 12 月 13 日&14 日(東京) 12 月 27 日(仙台) 3.11 以降、福島県、特に相双地域等における福祉人材の確保が困難な状況が続いていることをご存知でしょうか? ここで暮らす高齢者や障がい者の中には、介護が必要な方が大勢います。 そして、利用者の生活をサポートする介護職員たちは、一所懸命に利用者のケアを行っています。 しかし、この介護職員たちがこれ以上の人材不足が続くと、利用者の生命を脅かす事態に陥る可能性があるのです。 そこで、まず私たちがやるべきなのは、福島の現状を発信し「知らない・分からない」を 「考えてみよう・知ってみたい」に思考をシフトしていくことなのではないかと思います。 このような思いから、国・県・民間団体が連携し、福島の介護福祉施設等で働く若い現場職員たちを招いた ニュータイプの福祉系就職フェアを開催するに至りました。 == 開催概要 == 2014年12月13日(土)&14日(日)@原宿 THE TERMINAL(東京) 2014年12月27日(土)@仙台 TKP ガーデンシティ30階(宮城) CONTENTS / 内容 『就職フェア』と聞くと「リクルートスーツで企業の説明を聞く」というイメージを思い浮かべがち。そんなイメージから一転、「フクシ・マ」では、 『就職フェア』と聞くと「リクルートスーツで企業の説明を聞く」というイメージを思い浮かべがち。 そんなイメージから一転、「フクシ・マ」では、 福島県の福祉施設職員との交流や、福島や福祉に関わる方々のトークだけでなく、ご当地グルメの試食、郷土玩具の絵付けワークショップ、 福島県の福祉施設職員との交流や、福島や福祉に関わる方々のトークだけでなく、ご当地グルメの試食、郷土玩具の絵付けワークショップ、 ライブや DJ など、普段福祉や福島と関わりのないかたにも参加していただくきっかけになる 福祉や福島と関わりのないかたにも参加していただくきっかけになるような内容を取り入れました。 ような内容を取り入れました。 福祉 BAR & 展示 会場内には『福祉 BAR』と名付けられたドリンクブースを設置。ブースでは福島県の福祉施設で働く現場職員が、バーテンダーとしてご来場者様を お迎えします。ドリンクを提供し、そのままカウンター しに 施設の ン れ、ご ー ンをと 者には施設のご 職の とで、 内容 れで福島 福祉のリ お し、 職 らし 場 を え が とが 来ました。 けられました。 ◇参加法人(地域 ◇参加法人(地域) 地域) ・社会福祉法人飛鳥(いわき) ・有限会社そら(いわき) ・医療法人社団ときわ会(いわき) ・医療法人伸裕会(相双) ・株式会社ジャパンケアサービス(相双、いわき、その他) ・社団医療法人呉羽会(いわき) ・社会福祉法人育成会(いわき) ・株式会社相馬の里(相双) ・社会福祉法人五彩会(いわき) ・ケアパートナー株式会社(いわき) 展 ・株式会社山木福寿会(いわき) ・アサヒサンクリーン株式会社(いわき) ・社会福祉法人愛誠会(いわき) 示 ・社会福祉法人いわき福音協会(いわき) ・社会福祉法人福島県福祉事業協会(相双、いわき、田村) ・社団医療法人容雅会(いわき) 『フクシ・マ』には、福島県相双地域にある18法人が参加しました。会場内に参加法人の紹介パネルも ・社団福祉法人南相馬福祉会(南相馬) 展示し、施設情報をはじめ、現場職員の紹介として、介護職についたきっかけ、やりがい、座右の銘など ・社会福祉法人誠心会(いわき) も掲載。「興味があるけど、バーテンダーに話かけるのは、恥ずかしい・・・」という方にも施設や職員の声を お届けしました。中には「パネルの人ですね!」という来場者の方の声も聞こえてきました。 TALK 東京・仙台共に、福祉や福島に関わる分野で活躍されている方をゲストに招いて行われたトーク。福島の現状、福祉の現状を トークや映像、資料などを用いてお話いただき、時には笑いありの和やかな雰囲気で進められました。来場者の方もフード、ドリンクを片手に リラックスした空間でトークに耳を傾け、ネットやメディアからは伝わらないリアルな部分も知っていただくことが出来ました。 ◇トークゲスト ・髙木健(福島県老人福祉施設協議会 復興委員会 事務局長) ・大内敏文(社会福祉法人南相馬福祉会 常務委理事/福寿園 施設長) ・石橋晢(元国会 東京電力福士原子力発電所事故調査委員会 調査統括補佐) ・飯塚裕久(NPO 法人もんじゅ代表理事/ユアハウス弥生所長) ・藤田英明(株式会社日本介護福祉グループ代表取締役会長) ・武内和久(厚生労働省 福祉基盤課 福祉人材確保対策室長) ・三瓶政美(いいたてホーム施設長/福島県老人福祉施設協議会 会長) ・川村博(NPO 法人 JIN 代表理事) ・佐藤孝一(南相馬 夢たびと BASE 広報) 石橋晢さんのトークの際には、東京・仙台でライブに出演 されるミュージシャンの方々が対談で参加しました。 ミュージシャンの方に参加していただくことで、福祉や原発の 専門家ではないからこそできる素朴な疑問が投げられたり、 音楽との共通性などについても語られました。 ◇対談参加者 ・サカノウエヨースケ ・加藤悠貴(UQiYO) ・Shing02 FOOD & WORKSHOP & SHOP 福島の魅力をお伝えするブースとして、FOOD と WORKSHOP では福島のご当地グルメや郷土玩具を体感できる内容をご用意しました。 FOOD では、B-1 グルメグランプリで堂々の 1 位を獲得した『浪江焼そば』や福島のお米や味噌をつかった『おにぎり』の試食、WORKSHOP 位を獲得した『浪江焼そば』や福島のお米や味噌をつかった『おにぎり』の試食、 では、 郷土玩具の『赤べこ』、『起き上がり小法師』にオリジナルで絵付けを体験していただきました。 郷土玩具の『赤べこ』、『起き上がり小法師』にオリジナルで絵付けを体験していただきました。更に、福島の名産を買 買うことのできるショップも登場! フードとワークショップは、無料で試食&参加を していただけたため、街を歩く通行人の方も 興味を示して参加してくださり、 そこからトークや福祉 BAR で現場職員との 交流につながるきっかけにもなりました。 『イベントの雰囲気が堅苦しくなくて楽しかった。 その中でも福島や福祉のこともしっかり伝えていて、 ◇福島物産店 仙台) 日本橋 MIDETTE(東京) / ふくしま元気プラザ(仙台 とても良いイベントだと思いました!(20 代女性)』 LIVE & DJ & PERFORMANCE ミュージシャンによるライブ、DJ、アーティストによるライブペイント、 ライブペイント、そして芸人らによるお笑いやマジックパフォーマンス、 パフォーマンス、と就職フェアとは思えないような 豪華アーティストが会場を盛り上げてくれました。 12.13 TOKYO Day1 UQiYO 12.27 27 SENDAI 12.1 TOKYO Day2 12.14 サカノウエヨースケ Shing02+ SPIN MASTER A-1 ◇その他出演者: All Days みちのくボンガーズ はちまき大道芸ファミリー ◇デコレーション:大島エレク総業 幽 幽体 中川和寿 ライブペイント ライブペイントの作品は、顔はめができるようになっていて、思い出に写真 を を撮ったり、SNS で発信したりと参加者様も楽しめる仕組みが施されて い いました。ここにも起き上がり小法師や赤べこ、鶴ヶ城など、福島をキー DJ KUME ワード ワードにしたイラストが登場! 来場者 12 月 13 日:321 名、12 月 14 日:373 名、12 名、 月 27 日:345 名、計 1039 名にご来場いただきました。( た。(受付での記帳者数より) ◇年齢層 ◇ ◇性別 Q.1 福島に対するイメージが変わりましたか? Q.2 福祉に対するイメージが変わりましたか? ◇職業 ※当日来場者様へのアンケートより フクシ・マ~福島と福祉の今を考え体感できる就職フェア~ 「福島と福祉の今を考え体感する」というテーマで開催 されたニュータイプの福祉系就職フェア。 介護福祉等に関するトーク、福島を体感できる伝統 工芸などのワークショップ、音楽ライブ、福島県内の介 護福祉施設等の展示などを盛り込んだエンターテイン メント性の高いコンテンツ盛りだくさんで開催。 開催概要 <東京会場> 日程: 2014 年 12 月 13 日(土)、14 日(日) 会場: 原宿 THE TERMINAL <仙台会場> 日程: 2014 年 12 月 27 日(土) 会場: 仙台 TKP ガーデンシティ 30 階 ◇主催: 社会福祉法人福島県社会福祉協議会 ◇後援: 福島県 復興庁 ◇企画制作: NPO 法人 Ubdobe
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