福岡大学筑紫病院の病院指標(平成 25 年度) 5.脳梗塞の ICD-10 別患者数 脳梗塞の DPC にあたる患者さんを ICD-10 コード別に集計しました。 ○ICD-10 コード 国際疾病統計分類-第 10 回修正(ICD-10)に基づいて、様々な傷病名が分類され、コード 化されています。例えば、 「I633(コード) 」といえば「アテローム血栓性脳梗塞(病気)」 といったように、コードによってその病気が表されています。 ICD-10 G45$ G46$ I63$ 傷病名 発症日から 症例数 平均在院日数 平均年齢 転院率 一過性脳虚血発作 3 日以内 18 7.44 67.89 0% および関連症候群 その他 2 4.50 63.50 0% 3 日以内 0 - - - その他 0 - - - 脳血管疾患における脳 の血管(性)症候群 3 日以内 150 21.46 75.01 45.33% その他 34 15.26 69.82 23.53% 3 日以内 6 13.86 76.43 0% 3 日以内 3 16.67 59.00 0% 3 日以内 2 56.00 30.50 0% 3 日以内 0 - - - その他 0 - - - 脳梗塞 脳実質外動脈の閉塞お I65$ よび狭窄、脳梗塞に至ら なかったもの 脳動脈の閉塞および狭 I66$ 窄、脳梗塞に至らなかっ たもの I675 I679 もやもや病<ウイリス動 脈輪閉塞症> 脳血管疾患、詳細不明 脳梗塞の DPC にあたる患者さんの集計なので、ほとんどが脳神経外科に入院された患者 さんになります。とりわけ、I63$(脳梗塞)に分類される症例の割合が高く、特に発症日か ら 3 日以内の急性期脳梗塞が集計対象全体の 7 割近くを占めます。 急性期脳梗塞の患者さんの平均年齢は 75 歳を超え、いわゆる後期高齢者の方となってい ます。平均して 3 週間程度の入院期間で治療とリハビリを行い、自宅もしくは施設に帰られ るか、半数ほどの患者さんが継続リハビリのために後方支援病院に転院されています。 1
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