なくそう 山菜採り の 遭難事故！ ∼ 山菜採り等遭難防止の心得 ∼ ◆遭難者のほとんどは、山菜採りに夢中になって迷ったり、無理をして崖等から転落 しています。楽しい山菜採りも危険と背中合わせということを決して忘れないで下 さい。自分だけは大丈夫と思っている油断が遭難事故の要因の一つです。 ◆毎年、山菜採りで遭難する町民の方が後を絶ちません。遭難は、主に栗駒山で多く 発生しており、残念ながら亡くなっている方も毎年数名います。入山禁止区域（森 林生態系保護地域）になっている場所には絶対に入らないで下さい。 ◆山での遭難は、残された家族の悲しみはもちろんのこと、地元の警察・消防関係者 や地域の方々に大変迷惑をかけることになります。そのうえ、捜索にかかった費用 は、家族の大きな負担となります。 ▼遭難しないため必ず守ってほしいこと ○ 悪天候の日は、晴れた日とは全く違う姿をみせる恐ろしい山、入山は絶対にし ない。（事前に天気予報を確かめ、天気が悪くなりそうな時は中止する） ○ 入山する地点、駐車場所、帰宅時間を家族に知らせておく。 ○ 食糧・防寒具・携帯電話等は必ず持参する。 ○ 単独での入山は止める。お互い声を掛け合い、位置を確認して行動する。 ○ 目先の収穫よりも安全第一。崖や急斜面などの危険な場所は避ける。 ○ 決して油断しない。自分の体力や体調にあわせて無理せず行動し、早めに下山 する。 ▼もし遭難してしまったら ○ むやみに歩き回らず、大木や岩陰で助けを待つ。日没後の行動は危険です。 ○ 捜索のヘリコプターの音が聞こえたら、広い場所で白いタオルなどを振って合 図する。 ▼装備品を万全にする ○ 食糧・防寒具・白や黄色のヘルメット・マッチ・方位磁石・熊よけの鈴やラジオ・ 携帯電話（充電確認）等を携帯する。 スポーツ活動中の熱中症予防５ヶ条 17 ❶暑いとき、無理な 運動は事故のもと 気温だけでなく、湿度や運動強度が高くなるほど、熱中症のリスクは高まります。そもそも、 暑いときに無理な運動をしても効果はあがりません。環境条件に応じて運動強度を調節し、 適宜休息をとりましょう。 ❷急な暑さに要注意 熱中症事故は、夏の初めや合宿の初日、あるいは夏以外でも急に気温が高くなったような場 合に起こりやすくなります。急に暑くなったら軽い運動にとどめ、暑さになれるまでの数日 間は徐々に運動強度や運動量を増やしていくようにしましょう。 ❸失われる水と塩分 を取り戻そう 暑いときには、こまめに水分を補給しましょう。汗からは水分と同時に塩分も失われます。 スポーツドリンクなどを利用して、0.1 ∼ 0.2%程度の塩分も補給するとよいでしょう。水 分補給量の目安として、運動による体重減少が２％を超えないように補給します。 ❹薄着スタイルでさ わやかに 暑いときには軽装にし、素材も吸湿性や通気性のよいものにしましょう。屋外で直射日光が ある場合には、帽子を着用するとよいでしょう。防具をつけるスポーツでは、休憩中に衣服 を緩めるなど、できるだけ熱を逃がすことを心がけましょう。 ❺体調不良は事故の もと 疲労、睡眠不足、発熱、かぜ、下痢など、体調の悪いときの無理な運動は熱中症につながります。 体力の低い人、肥満の人、暑さになれていない人、熱中症を起こしたことがある人などは特 に注意が必要です。 広報 かねやま 2015／6月号
© Copyright 2024 ExpyDoc
